言葉的遊戯
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2003年11月08日(土) |
笑う角には福来たる・・・ |
秋?ってくらいに暖かい日が続きますね・・・。 今日は昼前に起きましたが、実にひどい二日酔い?、身体がびりびりとしびれる感じです。 量としては、別にもの凄い量を飲んでいるというわけではないんですけど、昨日の夜、扇町公園で寝てしまう前に酔ってるくせに、 缶ビールを1本飲んでから寝てしまったってのがきつかったのかな?、とりあえず辛い朝(いや、昼)でした。
今日はまきちゃんとお茶でもしましょうかってことをいってましたので、15時30分頃、まきちゃんが待っている、comffyに向かいました。 おととい、別れがあったってことを最初に知らせたのは彼女で、彼女ならきっととってもストレートに、 僕の目の前で起きていることを理解してくれそうだったんで、最初に知らせたんだけどね。 で、まあその話もまきちゃんとしたわけですけどね。
別れたってことは紛れもない事実ですけど、今までの恋愛は相手が「あなたよりいい人が出来たわ」といって去る、というパターンで、 今回は「今のままではお互いの首をお互いで絞めかねない」っていう状態での解消、みたいなもので、全然パターンが違うんだよね。 掛け違えたボタンを、上手に元に戻すことなく、なるようにまかせてみたんだけど、やっぱり違うものは違ったんだよね、という感じです。 原因はどっちかとかそういうものではないと思います。 今の僕が抱えている考え方であれば、きっと彼女を苦しめるだろうし、その逆も言えるだろうし、 彼女自身の中では、僕に対する気持ちは一区切りついているようであったし・・・。 まあそんな中、僕らは別れるに至ったわけなんですけどね、1ヶ月くらい前から、彼女は僕との関係を「考えさせてほしい」っていってて、 今週になって「話がある」って言い出したわけです。 薄々、彼女が「やっぱり今まで通り付き合いを続けよう」というコトバを口にする確率が、0%にほど近いと感づいていた僕は 週末に逢って話をしようといっていたのを待てず(自分がそれまで平穏にしていられるか自信がなかったのもあり)、 その日のうちに電話でいろいろと話をし、そして別れるという結論に達したわけです。
「のびぃ、それはまずかったわね・・・、ちゃんとあって話さなきゃ・・・」
そう、まきちゃんいもいわれました。 それはそうだと思います。でも、あのときの僕にはそういう形をとるしかなかったし、 週末になるのを待てるだけの精神的なゆとりは何一つ残されていなかったのです。 それまでの間も、何もなかったかのように振る舞って、返事を待っていたんですけど、 彼女が「考えたい」っていってから、いい返事が返ってくるなんていう期待はかけらもしてませんでしたから、 気分としては平穏な顔をして13階段の一番上にいるようなものだった、と勝手に推測します。 でもね、考えてもみれば、1ヶ月、それで過ごせたのだから、あとほんの数日、なんで待てなかったの?って聞かれても不思議じゃないですね。 もう少し僕に心の広さがあれば、彼女に「ありがとう」って自分の言葉で直接言えたのかも知れませんけどね。 少なくとも、彼女にたいして僕は一番ひどいことをしてしまっていたのかも知れませんね。
でも、この恋愛で得るものはたくさんあったのでしょ?ってまきちゃんにいわれました。 うん、それは本当にそうです。得るものは多かったし、自分の不器用さをなじりたいくらいですが、 失ったものは失ったものとして、きちんと認識しなきゃいけないことだし、それにしがみついていてはいけませんし・・・。 まきちゃんがいい言葉をかけてくれました。この言葉を聞いたとき、本当に彼女が僕にとっていい友人であるという運命に感謝してしまいましたね。
「ひとつの恋愛が終わるということは、次が始まるということでもなるのよ」
とかくマイナス思考になりやすい中、彼女の一言はもの凄く僕の背中を押してくれました。 確かに別れたことは辛い、未だにその実感さえなかなか得られない状況ではあるけど、 きっと時間が過ぎればどんどんと見えない傷の大きさに苦しむかも知れない。 でも、そこでそれを苦痛に思うのではなく、次へ進むためのステップとして、いい勉強になったじゃないか、という思いで、 それを捉えてあげないといけないですよ、ということ。 とかく、今回のような場合、辛さの裏には、彼女との恋愛で学んだこと、次に教訓として活かすべきこと、がたくさんあります。 それを糧に次に向けてのスタートはもう始まってるんですよ、と。 そうでなきゃ、自分たちできちんと話し合って、理解して別れたことが無になってしまいますよ、ということです。
今回の恋愛で、僕自身、自分というものをいかに相手にたいしてさらけ出すのか、ということを学びましたね。 相手のことを思いやってるから、という勝手な理由で自分の中での相手に対する垣根を取り除いてやれないということが、 どれだけ相手にとっての精神的な重荷になるか、ということを。 それが解消しない限り、僕と彼女には明日はなかったわけですよね。 一度は思ったんですよ。「いやだ、別れたいない」っていいまくれば、情にほだされるかしら?とかね。 でもね、現実問題として、破滅的な状況にお互いがあるとすれば、そういう形で引き留めたとしても、それは実に一時的なことでしかないわけですから。 僕が変われないという状況である限り、彼女を幸せにしてあげることは出来ないな、って思ったんですよね。
今こそ思います。「ありがとう」ってちゃんと直接いうべきだった、と・・・。 でも今はもうそれは出来ません。もう逢わないと決めたんですから。
まあ、そんな話を結構な時間をかけてしてました。 自分自身の中で消化しきれないところをまきちゃんは消化するだけの手助けをしてくれたんだと思います。 ありがたいことですね、本当に・・・。
お茶したあとに、海を見よう!ってことで垂水まで行ってみました。 もう外はすっかり暗くなってましたが、海岸沿いを歩いてみました。 草の香り、土の香り、磯の香り、そういったものすべてが僕の中にじんわりとしみこんでいる感じがしました。 何か僕に引っかかってるものを、この自然が引きはがしてくれるような、そんな気分がしましたね・・・。
牛が反芻(はんすう)ってのをやるのはご存じですか?、一度口にして、噛んだものをいったん胃に放り込んだくせにまた戻してくちゃくちゃして、 また胃に戻して、っていうのを続けることですけどね、今の僕はそういう感じです。 自分に起きたことを何度も整理をして、自分に今何が必要かとしっかりと見つめようとする、その繰り返しです。 双六でしばらく進んで、必ず振り出しに戻る、みたいなものです。前には進みませんが、今ある状況には馴染みますし、よく見えるものです。
お散歩のあと、三宮へ戻って食事をしました。 うまい、ピザが食べたいっていう僕のリクエストに、まきちゃんが応えてくれました。 今日行ったお店は三宮駅からすぐ近いところにあるGNOCCHIってお店です。 お店に入るなり、「エエ感じやな〜」って店です。 さらに、入ってすぐのところで、ピザの生地を職人さんが作ってるのがよく見えるし・・・。
では、今日も食べたお食事をここから一気にお披露目といきましょうか!
→生ハムとグリーンサラダのピッツァ →ベーコンと地鶏玉子のピッツァ
生ハムのピザの方は14インチで大きめ、ベーコンと地鶏玉子の方は9インチでやや小さめです。 生ハムの方はね、生地の中にチーズが織り込んであるんだって。めっちゃ風味のいい生地になってるよ。 ベーコンと地鶏玉子の方は食べるときは目玉焼きを崩して、黄身をぐちゃぐちゃにしてそれをソース代わりに食べるみたいで・・・。 口にしても「うまいなぁ〜」の連発みたいなものです・・・。
→秋鮭とたっぷりきのこのパスタ、クリームソース和え
これはね、1人前しか注文してないのに、お店の方が好意で2皿に分けてくれたのです。 めっちゃきのこの食感がいいのと、パスタソースがめっちゃいいかおり、そして旨い!
→仏産野ウサギのガーリックローストとアンデス産のじゃがいも香草風味
実に適当にしか覚えていないので、曖昧だけど、そんな感じです。 ウサギってどんな感じ?って感じだけど、ちょっとクセがあるような感じですよね。 身の柔らかさでいうと、鶏肉みたいな感じもしますね。
→カスタードプリン生クレープ包みキウイソースかけ →マスカルポーネティラミス
最後にはやっぱりデザートでしょう! お味の方は文字では、伝えられませんでしたが、見た目で美味しい気分になって下まし! 僕はクレープ包みの方を食べたんですけど、めっちゃうまかったですね。
→おいしいデザートに、美味しいエスプレッソですよ!
食事をしながら、いろんな話をしました。 まきちゃんと食事をする時間を過ごしたり、まあお茶でもいいんですけど、そういうときは思いっきり笑うし、しゃべれます。 本当に元気になれるんです。笑うってことは本当にいいことです。
笑う角には福来たる
いいスタートを切れるように、自分をきちっと見つめられるようにしていきたいですね・・・。
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
2002年11月08日(金) シーズン先取り業です、はい!
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