昨日15日、ソワレ公演。3列目上手にて観劇。世田谷ボロ市で遊んだあとは三軒茶屋のシアタートラムでロックミュージカル『GODSPELL』観劇をしました。6日に続いて二度目です。山本耕史さんがTeam YAMAMOTOとして初めて演出を手がけた今回。私は2001年に山本さんが出演した時も他のメンバーでの公演も観ていないし、CDも聴いていないし、内容もほとんど知らないまま観劇をしました。その結果、正直なところ一度目の観劇では自分が期待をしていた感じよりも、作品全体よりは笑えるやりとりやアドリブなど(あるシーンで山本さんが派手に台詞間違って等)が印象に残りました。けれども今日の二度目の観劇では「これはいい!是非また観てみたいし、CDも買いたい」と、ずいぶんと印象が好印象に変わりました。劇団四季のジーザスもそうですが、このゴッドスペルも私にとってはなじみのないキリストを題材としたものなので、構え過ぎちゃったのかもしれません。初めての観劇ゆえに山本さんの演出がこれまでの同作品の演出とどう違うのかは全くわかりません。テンポよく進んでいく流れの中で12名の出演者のキャラクターが個性をうまく出していて、そして皆が生き生きしていて、それがとても心地良い印象です。舞台上での動きも楽曲に良く合っていてきれいで見応えがあります。そして曲が本当にすてき!思わず帰宅後にアマゾンでCDを注文してしまいました。更に台詞の端々に格言的な重みがあってそれも面白いです。当たり前のことだけれど、聖書ってやはりすごい本なんですね。作品の元となっているマタイ伝福音書を読んでみたくなりました。残念ながら今回はもう観ることは出来ませんが、いつかゴッドスペルが上演される時には是非また観てみたいです。とりあえず二度見ておいて良かった。一度だったらそうは思わなかったと思うから(笑)−−−−−今日の前嶋さん。Team YAMAMOTOのメンバーとして音楽監督とキーボード演奏を担当。チケットにも「音楽監督 前嶋康明」ってお名前が載っています。山本さんと前嶋さんが出会ったのは2001年上演のゴッドスペルが最初だし、今回の出演者でもある中山眞美さんのブログに以前「前嶋さんは稽古前の指ならしでゴッドスペルの曲を使う」って書いてあったから、前嶋さんにとってこの作品は特別なんだろうなって思っていました。だから前嶋さん好きとしては是非観てみたかったのです。バンド演奏は舞台裏なのでその様子を観ることは出来ません。カーテンコールの挨拶には登場します。その後最後にもう一曲演奏。音楽監督としてプログラムで少し語っているのですが、それを読むと山本さんのことが本当に好きなんだなとよくわかります。そして山本さんもまた。「あなたにとっての神とは?」という質問に、山本さんは「敢えて1人だけあげるとすれば、前嶋さんかな(笑) 前嶋さんから出てくるものひとつひとつに凄えなと思います」と答えています。いいよね、この信頼関係。今年も前嶋さんが演奏に参加した舞台をいろいろ観ることが出来ました。4月『ラスト・ファイヴ・イヤーズ』,7月『DRAMATICA/ROMANTICA』,9月『ビリーバー』(作曲も担当),10月『ソング&ダンス 55ステップス』,そして『GODSPELL』。来年は何やるのかな? −−−過去の今日のこと−−− 2008年12月16日(火) 朝は歩く2007年12月16日(日) 【葉山 日影茶屋】のおもちつき2005年12月16日(金) 世田谷のボロ市2004年12月16日(木) 冬の風物詩 -世田谷ボロ市-2003年12月16日(火) 徒歩通勤2002年12月16日(月) 年末短期バイト初日2001年12月16日(日) 夜の歩け歩け大会