恒例の狂言の舞台で国立能楽堂に出かけました。
狂言や能のプログラムはその季節に合わせたものを上演することが多いです。今日最初の「松囃子」もお正月が舞台の狂言。装束の文様も松竹梅に鶴とおめでたいもので、この時期に似つかわしい内容でした。今日興味深く思ったのは、野村萬さんの4人のお孫さんが各人1曲舞った小舞。最初は今年6歳の野村眞之介くん、そして10歳の拳之介くん、更に13歳の虎之介くん(ここまで現野村万蔵さんのお子さん)、最後に19歳の野村太一郎さん(万蔵さんのお兄さんで2004年に急逝した野村万之丞さんのご長男)。年齢を経るに応じて声の張りや所作がどんどん狂言師として成長していく様子が見てとれて面白かったです。太一郎さんは若い頃の万之丞さん(私は映像でしか見たことないけど)に声もお顔立ちもとてもよく似ていらっしゃる!彼が万之丞、万蔵を襲名する時まで私は狂言を見続けているかなぁ。終演後はいつもの4人で新年会兼の宴会。最近仕事でお世話になっている友人はこの狂言仲間です。今日はいつものモンテローザ系居酒屋ではなく代々木駅前のアジアン料理店で4時間半しゃべり倒しました。愉快愉快。−今日の番組−「松囃子」(万歳太郎)野村万蔵 (弟)小笠原匡 (兄)野村万禄 (鞨鼓打)吉住講小舞「見物左衛門」(見物左衛門)野村萬「釣針」(太郎冠者)野村扇丞 (主)野村太一郎 他 −−−過去の今日のこと−−− 2007年01月11日(木) 家のこといろいろ2005年01月11日(火) 今年初の当選品2003年01月11日(土) 八重山紀行 〜初日〜