逗子発・おさんぽ日和
  だぴょん 

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 八重山紀行 〜初日〜

○今日の行動○
  5:00 たまプラ発羽田空港行のリムジンバス乗車
  6:25 羽田発石垣行き飛行機搭乗(10:05着)
 11:00 石垣島発竹富島行き高速船乗車(11:10着)
     到着後、レンタサイクルで竹富島内観光
     宿泊は竹富島で

○竹富島案内○
 起伏のないお盆上の平坦な島。島の周囲は10kmに満たないので半日程のレンタサイクルで十分周ることが出来る。赤瓦の屋根,様々な表情を持つシーサー,白砂の道に石垣,咲き誇るブーゲンビリア・ハイビスカス,そしてその間をのんびり歩く水牛車・・・。想像していた風景そのままが広がる静かな南の島。

○まわったところ○
【西桟橋】
 青い海の上に長く突き出した桟橋。何もないところだけれどもうそれだけで絵葉書になっちゃうようなところが凄い。
【安里屋(あさどや)クヤマ】
 有名な民謡♪安里屋ユンタに登場する絶世の美女クヤマは竹富島の出身で、その生家と墓がこの島に存在する。
【御獄(うたき)】
 豊作や航海安全などを司る神様を奉っている神社のようなもの。散策しているとそこここで見かける。その中の世持御獄(よもちうたき)では国の重要無形文化財に指定されている600年の歴史を持つ『種子取祭(たなどぅい)』が行われる。
【なごみの塔】
 集落の真ん中にある丘の上に立つ展望台。高さは24mあり、ここが島の最高地点。赤瓦屋根集落を見下ろすことが出来るので、絶好の撮影ポイント。しかし塔の階段は狭く急なためかなり怖い。高所恐怖症の私はもちろん上では立てなかった。
【カイジ浜】
 別名:星砂の浜と言われ星砂が拾える。といってもすくった砂の中から見つけるのはなかなか大変。でも確かに手に星は入っていた。
【ンブフルの丘】
 その昔、島の人が飼っていた牛が逃げ出し、夜中に角をシャベルにして一晩で築いたという伝説のある丘。島のちょうど真ん中あたりにある。ここにはそこに住む方の私設展望台があり、私達も話のタネにと登ってみた。一面の緑が眼下に広がる。大人100円。
【水牛車観光】
 ご存知竹富島観光名物。集落内を30分ほどかけてのんびりと周遊してくれる。ガイドのおじぃによる解説や三線をひきながらの♪安里屋ユンタ披露もある。
びっくりするのは水牛がちゃんと順路を把握していること。おじぃの手綱さばきがなくても勝手に進み、しかも狭い角などもぶつからないように上手に曲がる。水牛くんあっぱれ! ちなみに私達をひっぱってくれた水牛の名前は“清少納言”だそうで。
私達の時はおじぃを含めて5人の乗車だったが、最大20人位乗車出来る。「それじゃ牛も大変だ」と思ったが、水牛にとっては実際はどちらでも大差がないらしい(本当かっ??)。
新田観光と竹富観光の2社が営業。若干コースが違うようだが、どちらも30分程で料金は1,000円。島の桟橋には船から下りてくる観光客を捕まえるために、両社の若者達が手ぐすね引いて待っている。桟橋迄の送迎もしてくれるので(集落から桟橋迄は徒歩15分程かかる)、利用すると便利。

○お食事処○
【竹乃子】
 昼食で利用。八重山そばの老舗。赤瓦木造の店構えが古臭くて味がある。とても人懐っこい猫ちゃん生息中。私は“八重山そば”(500円)、旦那は“ソーキそば”(700円)を注文し、オリオンビールで乾杯。「おそば美味〜っ!ビール美味〜っ!」で素敵な旅の始まりとなった。
ちなみに八重山そばはそばとは言ってもそば粉を使っている訳ではなく、小麦粉100%で作られている。だからうどんとラーメンの中間のような印象がある。麺が丸いのが八重山そばで、沖縄そばは麺が平たい。
【たかにや】
 島内散策の途中に寄った喫茶店。お土産屋さんも併設されていて、みんさー織などの工芸品も売っている。パラソルの下で飲んだ“マンゴジュース”美味〜っ♪

○お宿○
【新田荘】
 「いかにも民宿〜っ」な民宿(笑)。宿の入口の2対のシーサーと咲き誇るブーゲンビリア・ハイビスカスが印象的。もちろん赤瓦に石垣。そしてドラゴンという名の白と黒の男前な猫が生息中。
部屋にテレビはなくエアコンは有料(これが普通らしい)。当然バス・トイレ・洗面は共同。庭には喫煙所兼のテラスがあり、これがなかなか気持ちいい。夏であれば間違いなくここでビールを飲んでいただろう(さすがにこの時期の夜は冷える)。そう言えば敷地内にある自販機ではビールとジュースが一緒になって売られていて笑った。
夕食はお刺身などの沖縄料理とトンカツなどの洋食のミックス。朝食もしかり。
1泊2食付きで5,000円(税込み)也。ちなみにこちらに宿泊すると、新田観光での水牛車観光及びレンタサイクルが50%offとなる。

○余談○
 フェリー事務所で高速船の切符を購入後トイレを済ませて桟橋に行くと、何と私達の乗る予定の船は出航した直後。「何てこったい!」と近くのおじさんに確認すると、何とおじさんはその船に合図を送り、船を桟橋に戻してくれた。10人程いたお客さんには迷惑をかけてしまったが、感謝感謝。
そしてこの高速船、訳もわからず一番前のお席に座ってしまったからもう大変! 波を受けて船先が浮き上がるのに呼応してバンバン縦揺れが起こり身体が弾むのだ。気持ち悪くなるということではないのだけれど、まるで長いジェットコースターのようで怖いったらない。他の方達が皆後部座席に座っている訳がこれで理解出来た。
あとで聞くところによると、今日は波がかなり高かったそうだ。だから一層こんな事態になってしまったようで。

○ひとこと○
 竹富島はブラボーな場所です。写真で見ていた島の風景そのものが目の前に広がっていました。この素晴らしい風景が守られているのは島の人々の努力の賜物なのですね。次の日の朝に集落を散策して、一生懸命に敷地を白砂の道を掃除する方々の姿を目にしました。機会があったらどうぞこの素敵な島を訪れてみて下さい。

−−−過去の今日のこと−−−

2003年01月11日(土)

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