我が家の中では年末の風物詩となっている舞台『ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン』(青山円形劇場)。今年で通算7回目の訪問。いつもは夜公演に出かけるのだけれど今回は初めての昼公演。併設のこどもの城に遊びに来ている親子連れで館内は大賑わい。その為夜公演なら協賛のキリンが提供してくれるワインサービスも昼公演はなし。寂しい・・・。そうそう、いつもは手作りのメニュー表(プログラム)がきれいな印刷になっていた。お金に余裕があったのかな?今日座った席はオークションで定価即決購入したAブロック。円形劇場でのステージなのでもちろんどの席で見てもそう差異はないし、役者さんもいろいろなところから登場してくれるんだけれど、今日の席は向かいにバイオリンの中西俊博さんをはじめとするミュージシャンがスタンバイしているとても観やすい正面席でラッキー(^^)v今年のゲストはパトリック・ヌジェ氏。舞台ミュージシャンや歌手として活躍していらっしゃるとのことで、アコーディオンやペット、シャンソンにとマルチな才能を披露して下さった。上手いアコーディオンの演奏って本当に格好良い! そして「今回初めて、しかも日本語」の演技もとぼけた味があって楽しかった。そうやって毎回ゲストが変われど基本は全く変わらないのがこの舞台。今回も役者さんの掛け合いに大笑いし、オチがわかっているストーリーなのにやっぱりホロッと温かい気持ちになり、「今年ももうあと少しだな」としみじみしながら劇場を後にした。ちなみに今年一番のヒットは「フランス語をあやつるトレビア〜ン(*^^*)な陰山ギャルソン」。来年もまた是非訪問したい『ア・ラ・カルト』。典子さんと高橋に赤ちゃんは産まれるのか、陰山セルジオはどこまで突き進むのか、少女のカフェの夢は・・・と、楽しみはいっぱい。今年も素敵な舞台をどうもありがとう。