Wanderings / 千津
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 2004年11月30日(火) ターミナル 

おひさしぶりです。
大学4年のこの時期に、指導教官に3週間会っていないというとんでもない状況です。
私が風邪やら腰痛やらでゼミに行っていないだけなんですがね。
今日も7時くらいからゼミだろーと思い、家を出る前に念のために友達に「先生はいる?今日のゼミってこれから?」と確認したら「もう終わった」と言われました。
先生、いたりいなかったりムラありすぎだけど、泣いても笑っても提出まであと3週間を切ってます。

さてタイトルなんですが、今CMやってますよね。
昔見た映画「パリ空港の人々」のパクリだろ!って思ったら、インスパイアされたものらしいです。
見た当時、私は中学生になるかならないかくらいだったの年だったと思うのですが、「ココが面白い」ということは言えなくとも、なんか心の琴線に引っかかったんでしょうねえ、何度か見返しました。
子供なりにストーリーを理解して、大人になったらもっと楽しめるのかもなあ、大人になったらまた見よう、と思って、それから10年くらい忘れていたのですが、この度のインスパイアCMで思い出しました。
ハリウッド得意の設定だけパクって、ストーリーはアメリカ万歳な感動モノに焼き直しってやつ?つまらなさそう!
と言うのがCMを見ての第一印象だったわけですが、ちょっと悪意を持ってしまったのも原作になんらかの思い入れがあるからだったんだろうな、と。
「パリ空港の人々」はわかりやすいつくりの映画ではないから子供が見て楽しめるものではないのですが、そのような映画をあえて子供に勧めてくれる大人はありがたい存在です。
こうして何年か経ってまた見ようと思う、当時この映画から得たものと違うものをまた拾える映画って、数少ないのではないでしょうか。

今の私が大人かどうかは別として、これからターミナルを見ようと思う年下の人に「パリ空港の人々」って映画もあるんだよと伝えたいです。

ちなみに元ネタの人はついにシャルル・ド・ゴール空港を去るらしいですね。


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