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re-invention



 生徒の問いで進む授業の楽しさ

今日の授業も楽しい。
まずは,サッカーゴールの2時間目のクラス。

自分の迷いもあって,
それぞれの見方や問いを
紹介した後,
自由に探求させてみる。

問いを集約しないと,
試行錯誤できる楽しさと
引き替えに,
時間の割に,
できることは,
限られてくる。











それでも,何人かは深く確かな追究。
この後のクラスは追究テーマを絞ることに。

自分のクラスは,問いが盛りだくさん。

円に内接する四角形の話で,
「○○レンジャー?」の声に教室は大爆笑。
話の楽しさを,生徒にはすべて伝えられないだろうが,
でも,身近なところに数学が見えてくるのはいい。

問いの紹介で,残り時間は20分程度。
平行四辺形を対角線で折って,
さらにもう一回折ると重なること。

合同な一般の三角形を,
線対称的に合わせるとたこ形,
点対称的に合わせると平行四辺形
それが二等辺三角形ならひし形,
直角三角形なら長方形,
それを合わせた直角二等辺三角形なら正方形という
統合的な見方。
正方形の美しさが,ここでも見えてくる。
等積変形を扱える時間は,ほんのわずか。

音声カードで基本的な部分を補っているからできること。
宿題提出率をさらに上げたいもの。




2005年12月04日(日) 遅めの起床
2004年12月04日(土) 山あり谷あり
2003年12月04日(木) ダウン


2007年12月04日(火)



 サッカーゴールの見える角度

朝のわずかな時間の練習でも勝負がある。
発声一つを取っても,本気さが持続しない。
1人1人の心をどう揺さぶり,
モチベーションをどう高めるのか。

準備は大変なのだが,授業は今日も楽しい。
等積変形を復習した後,いよいよ「円」に入る。
タイトルは懐かしい「サッカーゴールの見える角度」

センタリングや,角度のないシュートという言葉から,
サッカーでシュートの決め易さの要因には,
ゴールまでの距離だけでないことをイメージさせ,
サッカーゴールが見える角度がちょうど30度の位置を
Voyage上で操作して見つける。
Voyageには画面サイズのOHPシートをセロテープで貼っておき,
油性ペンでマークさせていく。
















操作させたのはわずか7分程度。
中心も半径もわからないのに
円が浮かび上がってくるのは感動がある。
個人作業ながら,生徒の集中度は一段と違う。
振り返りカードに,どんな言葉が書かれているのか?
どんな問いが出されているのか,楽しみ。

残りのクラスは等積変形。


授業の後半はスクリーンをはずして。
写真にすると,
コントラストが揃うので,板書が見やすい。

生徒の問いや発想は多様。
対称軸の問題は,
まだまだ面白い。

・平行四辺形は台形である
・台形は平行四辺形である
どちらが正しいのか,
混乱しやすい問題。

たこ形を含めた四角形の
包含図を示す生徒が出る。
時間がないので,
自分がまとめてしまうが,
こういうチャレンジはうれしい。





水曜日のM小での拡大研に参加することに。
久しぶりのW先生の授業が楽しみ。

2005年12月03日(土) 危機感だけでは
2004年12月03日(金) 生徒のおかげで
2003年12月03日(水) 挑戦することは楽しい


2007年12月03日(月)



 自分を磨く時間を

早朝,母を駅へ送る。
元気でいてくれるだけでもありがたい。
親孝行らしいことがほとんど
できていないのが気になるところ。

雪の便りもちらほら。
そろそろタイヤも交換したいところ。
午前中は,振り返りカードにチェックを入れる。
数々の問いやとらえが見え,楽しい時間。
いくつかのメールを出して散髪。

明日からの授業の準備。
「サッカーゴールの見える角度」のための
Voyage用ファイルをいくつか作る。

西岡棟梁直弟子の小川棟梁の本「不揃いの木を組む」を
すこしづつ読み始めている。
今の教育が目指している方向とは大きく違う世界。
こんな指導ができる人ばかりではないが,
見かけの器用さに振り回されていては,
人は育たないことが良く伝わってくる。
自分を磨く時間をもっと持ちたい。

2005年12月02日(金) 元には戻れない
2004年12月02日(木) 第二回学力調査
2003年12月02日(火) いいこと,気になること


2007年12月02日(日)
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