Just for today !
re-invention
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山梨論文発表会2日目
夜中に何度も目が覚め,結局ゆっくりめの起床。
朝の朝食サービスで同席した黒人の女性が,
きちんと手を合わせてから食事をするのを見て,
何ともいい加減な自分を反省。
日本人の持つ美しさ,感性を失っている。
志水先生の,「教師は生徒の言葉を復唱できない」を
自分も体験。
たしかにキーとなる発言すら,きちんと聞き取れていない。
素直に聞く心は欲しいが,
頭の中では,次の展開に向けてフル回転。
余裕がない自分も感じる。
「出力させると,学習効果が生じる」
何でもないことだが,これも大事なこと。
「復唱でのズレを,並べて価値付ける」
そこまでできたらいいなあ。
昼に飯島先生とお会いし,一緒に昼食。
たくさんお話ができてうれしいが,
時間を間違えてしまい,ずいぶん迷惑を掛け・・反省。
最後はS先生。
心意気が伝わる資料。夢を実現しようという思いがいい。
最初の問いと途中の問い,最後の問い。
これが確かにUPしているのがわかる。
しかし,生徒はどこまで感じているのか。
その価値やよさを,生徒が実感できると,
さらに変わってくるだろうと感じる。
帰りも飯島先生,S先生と。
途中2カ所ほど寄り道をして,時間はかかるが,
GCを作成した創世期の話も聞けて,
ドキドキ感が伝わってくる。
現場との間で研究者の悩みもちょっと聞け,
その中で小さくても,
確実に答えを出そうとしている飯島先生のすごさも。
曇り空の中,
朝霧高原では
富士山が見える。
いつ見ても
美しい山。
明日からも,
やれることを
精一杯
やっていこうと
思う。
2004年10月30日(土) 学ぶことは楽しい
2005年10月30日(日)
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山梨論文発表会1日目
日数教論文発表会。
T先生,S先生と車で山梨へ。
車の中でも,昨日の授業を含めていろいろと話ができる。
今回は発表しない物足りなさもあるが,
でも,それで良かったとも感じる。
岡本先生にお会いし,昨日のことを伺うと,
メールで返事を出すからとのこと。
ウム・・・期待半分,怖さ半分。
あわてて論文集を見て,気になる発表をチェックする。
見る側に立ってみると,
ネームバリューで選んでしまうのは否めない。
「論」を発表しそれを聞いているのだが,
気がつくと,「論」よりも扱っている素材や,
生徒の反応に目がいってしまうのは仕方がないことか。
また自分なりの仮説があって,
その検証に向けて追い込んでいくから,
どうしても科学的でない部分が見える。
それがいいのか悪いのか。
いずれにしても,
だから,こうやって広く発表することが必要なのだろう。
昼食時,柳町中の新井先生が途中で声を掛けてくださり,
感激!さっそく話を伺う。
生徒をどう把握するのかについては,
ワークシートを毎回回収して行っているとのこと。
地道な積み重ねで,次の授業改善につなげている。
蓄積(記録)があるようでいて,実はない自分との差は大きい。
自分のスタイルとは違う面も見え,参考になる。
また,グラフ電卓の画面をどう記録させるのかについては,
自分と同じように悩んでおられた。
自分の論文の校正を,ノートに貼って保存しているのはさすが。
変遷がわかると,次に書く際の参考になるのだろう。
数学を「作る」・「使う」と言う発想もいい。
「できる」「わかる」を今は追いかけている自分。
どちらにしても,とことんいかないといけないことを感じる。
自分は,授業の最後に,何となく感想を書かせているが,
「今日の授業で分ったこと,大事なこと」を書かせるのはいい。
是非やってみたい。
さらに,いい教え方について,生徒から聞く余裕があるといい。
杉山先生の講演は,約2時間。
トウィンビーがなぜ偉いかというと,歴史の中に人間や社会のあり方を展望できる。だから,世界中から重宝される。いつ何が起きたかをしっているだけでなく,いろいろな事実をつなげて,栄枯盛衰はこうやって起こるものだと提案してくれるからえらい。江戸幕府はなぜ300年続いたのか。それは,人間はこういうものだと言うことを歴史書から出して,見抜いてそれをもとに制度を作ったから。
数学教育もそうだ。まず一段階は事実を知ること。そこから,何が言えるのか。昭和18年の関数が取り上げられているが,こういう教材がありますよという精神がわかっているのか。その当時は,統計や関数を知って,問題解決に使いましょう。先の予測をしましょう。戦争に役立つ?時代に役立つ力を関数や統計に求めている。では,現在はどうしているのか。問題解決するために関数や統計を学んでいるのか。グラフを書いて,何がわかりますか?何々がわかりました。事実のみ。そこから,何をするのか。数学を知って,それでおしまいか?そういうことを,昔の先生方は一生懸命やって,作ったのがその当時のものだ。この精神が今生きてないじゃないかと言うことを,教えて欲しい。学んで欲しい。こういう題材を・・いつの間にか忘れられた精神。和算の中に,現代に生きるものは何か。和算の研究で,人間の研究が陥りやすいものを取り出していく。数学教育の実践をする人にとって,数学を覚えればいい,できればいいと言うのではなくて,数学がその子どもにとって,意味のあるもの,生活に関わるようにやって欲しい。解説をして,わかっただろう。だけではなく,こんないいことがあると言う価値がわかるようなことを教えて欲しい。
なるほど。でも,そこまで行く難しさも感じる。
扱って,説明すれば,生徒は理解するものではないから。
夜は,静岡のメンバーと。
早めの就寝。
2004年10月29日(金) 市教研 秋の授業研究会
2005年10月29日(土)
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スタンドアップの真価を問う
市教育課題研の研究授業当日。
登校時間が気になるところ。今日はそれでもまずまずOKか。
1時間目の授業は,研究授業のクラス。
ようやく方程式の利用に入る。
他のクラスは3時間目で下校なのに,
午後まで授業をすることになり,
「何でうちのクラスなの?」と
何度も言われてきたけれど,
さすがにあきらめてか,
今日は,そんな話題は出ない。
でも緊張感からか,
「偉い人が来るの?」なんて話は出る。
生徒にとって,偉い人ってどんな人なのかな。
スタンドアップは,
今日も快調。
生徒の表れを
見ていくと,
面白いものを
見つける。
生徒一人当たり
3枚ずつ
紙を分ける話を,
大きい○と
小さい○で表し,
説明している。
筆談している感じ。
わかるのに必要なことなら,何だっていいのだ。
研究授業は時間が余ることが予想されるので,
無理せず生徒の人数をχとする解法のみにしておく。
後の2時間は,今日の研究授業と同じ内容。
計算とは違い,スタンドアップですぐに立つ生徒は少ない。
少しずつできていく生徒が増えてきて,困難さがある場面でも,
なかなか使えることを実感する。
生徒を下校させ,
会場の表示掲示を作成したり,やることを指示したり。
生徒にとってはずいぶん長い昼休みも,
自分にとってはなかなか短い。
I先生から,今日の授業の見方や事後研の流れについてFAXが届く。
ありがたい。
以前の検討会でどうビデオを使うのか迷ったが,
結局3人の先生にビデオで生徒の表れを撮影してもらい,
その中から,ここはという2シーンを
コメント付きで紹介していただくことに。
合計6シーンの中から,その後の会の論点を絞る方向に。
これも初の試み。どうなることやら。
常葉大の岡本先生や,
10年以上前に自分クラスの生徒だったMさんが
わざわざ見に来てくれ,うれしい限り。
どんなコメントをいただけるのか。
授業の前の説明も,授業の見方を確認する程度にして,いざ授業。
授業は,いつもと同じく。
復習のところで,参観の先生方に
「分数を含む方程式を通分で指導している方?」と
思わず訊ねてしまう。
なんと2人ぐらいの手が上がった。
後はいつものスタンドアップ。
前時の問題で,
画用紙の数をχとした場合の
解説をしたことで
かえって混乱を招き,
生徒の多くが迷い間違える。
適度な迷いで,それも面白い。
主役は生徒。教師は脇役。
頑張る生徒の様子を
見ていただけたと思う。
関係を等式で表せたとしても,
それが何の意味なのか。
わかっているようでいて,
実はわかっていない。
説明していく中で,
本当の意味が見えてくる
生徒も多い。
ゴールは全員が納得することと
宣言しているが,
実はゴールラインは
生徒によって違う。
わかるということ・
納得するということの意味が
全然違う。
それも,
スタンドアップの
いいところだと思う。
最後に,生徒の数をχとした場合の
解法を説明したけれど,あくまでおまけに過ぎない。
わからないものの一つをχとしたとき,
残りのわからないものをχを使って表すことを
きちんと指導すべきだと感じた。
事後研では,ビデオが面白い。
授業からどのシーンを
どう切り取るのか。
生徒のよさを見いだせる
撮影者かどうかが,一目瞭然。
授業者でありながら,
その授業で起きていた
自分の知らなかった「ドラマ」を
たくさんたくさん見せてもらう。
こんな体験は初めて。
こんなやりとりをしてるのか・・・嬉しさと驚きが交錯する。
「移動教室」でという教科書の言葉を,
「キャンプ」と言い換えて,
一部屋7人ずつとすると4人の部屋が一部屋できるを,
「布団,いやベッドが7つあって,4人入ると,
ベッドはいくつ余る?」という話に置き換えていく。
だから「3を引くんだ」という話に持ち込んでいく。
理解させようという思いから,
相手の頭を整理しようとする発想が見て取れる。
わかりたいという相手,わからせたいという思い。
水が高いところから低いところへ自然に流れるように,
わかりやすい(面白い)説明が広がる。
「ちょっと待って,もう一度言って」
・・・・・・
「それでいいのか!ありがとう」の言葉を残して,
颯爽と教える側に回る生徒。
「やったー」「わかった」があちこちから聞こえ,
その空気が学校らしくていいという言葉ももらう。
前回の事前研に参加された先生方の多くが,
「スタンドアップを自分もやってみた」という発言をされていた。
これはいける!と自信をさらに深める。
多くの先生方に感謝。
無理を言って,
ビデオを取り入れた
事後研の企画に
面白がって
乗ってくれた石川先生。
板書の記録を
買って出てくれた
久保田先生。
ビデオ撮影で,
生徒の変容を
きちんととらえて
見せてくれたU先生,
I先生の生徒を見る眼。
助言者のS先生の
暖かさ。
そして,何と言っても
裏方で
いつも支えてくださる
塩澤先生。
本当にありがたい限り。
片付けを終えた後,集めたノートを見る。
うれしい言葉を見つけ,思わず写真を撮る。
夜の懇親会は,参加した方々と一緒でないのが何とも寂しい。
ここでは,なぜか学校改革の話に。
A校長に11月22日の小牧での会のPRをし,大いに盛り上がる。
明日からの山梨行きを考えて,早めの就寝。
2004年10月28日(木) 涙のステージ部門
2005年10月28日(金)
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