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しもさんの「気になる一言」
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2021年04月20日(火)
花端会議をはじめよう

日本初の女性樹木医・塚本こなみさんが園長をしている
「はままつフラワーパーク」のチラシで見つけたフレーズで、
「花と緑の交流セッション」と題して、この見出し。
「花端会議をはじめよう」
もちろん「井戸端会議」から発想したキャッチコピーだけれど、
とても響きが良かった。
井戸端会議とは「かつて長屋の女たちが共同井戸に集まり、
水くみや洗濯などをしながら世間話や噂話に興じたさま。
主婦同士などによる世間話のこと」であるが、
今の時代に相応しい「花を囲んで女子会」を文字にすると、
「花端会議」となる。(笑)
我が町も「サントムーン柿田川」という大型ショッピングセンターが
色鮮やかな花を、花壇いっぱいに咲かせてくれているお陰で、
この周りを歩いているだけで、ウキウキとした幸せ気分になる。
さらに、女性が春らしい洋服を身にまとい、おしゃべりしている横を
通り過ぎるだけで、男性は明るい気持ちになるから不思議だ。
(すみません、男女差別ではありませんので、ご理解ください)
だから 「今たけ・ここだけ・あなただけ」の春を演出する
「花端会議をはじめよう」のフレーズ、使ってみようかな・・。



2021年04月19日(月)
人間、カルチャーショックを受けると成長する

以前から何度も「気になる一言」の文中で紹介していたが、
独立したフレーズとして取り上げていなかったのに気付き、
改めて書き出してみた。
「人間、カルチャーショックを受けると成長する」
「カルチャーショック」とは、異文化に接したときに、
慣習や考え方などの違いから受ける精神的な衝撃、のこと。
ちょっとビックリしたという程度の驚きではなく、
こんな世界があったのか・・という発見に近い驚き。
いい話を聴いた、素晴らしい体験をした程度ではない。
今までの自分が考える常識の枠からはみ出した、
想像もできなかった慣習や考え方を知った時に
起きる心の変化こそ、成長に値するということなのだろう。
天邪鬼の私は、こう考えることもできるな、と逆を考える。
「人間、カルチャーショックを受けなければ成長しない」
自分の知らない世界に飛び込むくらいの勇気がなければ、
簡単には、精神的な成長は望めない、と。
だからこそ、一歩踏み出す勇気を持て!、と言いたいなぁ。



2021年04月18日(日)
女子プロゴルフ中継は、年齢の連呼

週末のテレビ観戦は「KKT杯バンデリンレディースオープン」
優勝は、山下美夢有選手。(19歳)
2021年のトーナメントを見ると、
最近の優勝者はたしかに若い選手が多いけれど、
選手名の後に、必ず年齢がついてくる。(笑)
驚くほど「女子プロゴルフ中継は、年齢の連呼」、
これには、違和感というよりも、笑った。
私たち世代が夢中になった女子プロゴルファーと言えば、
今回の出場選手でいえば、熊本県出身の
上田桃子さんや有村智恵さん、笠りつ子さんなど。
今回は熊本地震の復興を意識した大会として、
彼女たちの名前が、頻繁に出たのだが、
特に、最終日まで優勝争いをしていた、笠りつ子選手は、
プレーするたびに「笠りつ子(33歳)」の文字が。
若い世代が活躍していることを強調した表示だろうけれど、
観ている私でさえ、これっていいのかな?と思いながら、
ドキドキしていた。
体重などはNGだけど、年齢はOKなのかな。(汗)
プレーに、年齢は関係ないと思うんだけどなぁ。



2021年04月17日(土)
この場所にいることに幸せを感じる

ふと、水泳・池江璃花子さんの優勝インタビューを思い出していた。
「この場所にいることに幸せを感じる」
池江さんは、こんな舞台に立っていること自体が奇跡・・と言い、
溢れる涙を抑えきれなかったシーンが記憶に残っている。
平凡ではない人生を過ごして、今の地位に戻った時、
他人は、山あり谷ありの人生、波乱万丈の人生など、
いろいろな表現を使うけれど、本人にとっては、
そんな言葉では足りないくらいの経験があったからこそ、
その時の辛さを噛み締め、そして思い出しながら、
「この場所にいることに幸せを感じる」と言うのかもしれない。
先日、マスターズに優勝した、ゴルフの松山英樹さんも、
優勝インタビューで、同じ意味の言葉を残していた。
いろいろな選択をしながら、今、この場所にいること。
それが大事であり、その想いはアスリートに限らず、
私たちでも、同じように考えることはできるはず。
自分の人生を振り返り、そして、今の生活に幸せを感じたら、
「この場所にいることに幸せを感じる」とコメントしてもいい。
その場所とは、自分で選び、自分で歩いてきた道なのだから。



2021年04月16日(金)
なお文化講演会は今回が最終回です。

コロナ禍の中、リアルな講演会が、激減した。
それでも、メモ魔の私は、1時間を越える講演会が聴きたくて、
NHKラジオ第2放送の「文化講演会」を聴。いていた。
リアルでは、ほとんど聴くことがないであろう、
いろんな分野の深い知見を手軽に聴くことができる番組。
各地で行われた講演の録音を放送していた1時間の番組で、
編集はなく、まるまるそのまま放送される。
聴き逃したときは、NHKラジオのスマホアプリ「らじる★らじる」で、
何度でも聴くことが出来て、映画、読書、美術館と並んで、
私の楽しみの一つとなっていたのだが、なんと3月で番組終了となった。
いつものように楽しみに聴いていたら、アナウンサーがこうまとめた。
「なお文化講演会は今回が最終回です。
長い間お聴きいただき、ありがどうございました」
調べてみたら、初回は2014年5月4日、講師は、作家の童門冬二さん、
演題は「山陽路の黒田官兵衛」、NHK大河ドラマの繋がりだろうか。
講演会の醍醐味とも言える「ここだけの話」満載だったに違いない。
こういう時だからこそ、ラジオから流れる講演会は貴重だし、
終了するにはもったいない番組だった。
特に他の番組と比較するわけではないが、トーク番組全盛となり、
1人が自分の思いを淡々と語る「文化講演会」は、
時代にマッチしないということなのだろうか。
それとも、講演内容を録画し、YouTubeなどで流す形に変わったのか。
目から入る画像がなく、耳から入る言葉を丁寧に聞きとる楽しみ、
歩いていても聴けたので、私は好きだったんだけどなぁ。



2021年04月15日(木)
ステージに上がりたい若者たちは上がっておいで

あれっ、誰の話だったろうか、すみません、情報源不明。
ただ、このフレーズに妙に引っかかって、メモしていた。
若い人たちにチャンスを与えるには・・・そんな話だった。
夢は持ったほうがいい、しかし、執着する必要はない。
そんなアドバイスを、こんな感じで表現していた。
「夢が叶わなかったら次の夢をみればいい。
ただ、その時に痛みを感じなければ次に向かってもダメ。
一所懸命やったかどうか、それが次につながる」と。
そして、活躍するステージは用意してあげるけれど、
その上で、どのようなパフォーマンスをして、
どのように輝くかは、自分で創意工夫して欲しい、
そんなメッセージ性が、この台詞には含まれている。
「ステージに上がりたい若者たちは上がっておいで」
まずは、ステージに上がる勇気、行動力。
そして、その上で自分を輝いてみせる、表現力。
もっと大切なのは、そんな掛け声があったときに、
すぐに判断できるようにしておく、段取り力かもなぁ。



2021年04月14日(水)
今のうちらに必要なのは、真実じゃなくて矛先だからさ

映画「架空OL日記」(住田崇監督)から。
今ひとつ、映画にして何を伝えたかったのか、よくわからなかった。
ブログから、書籍、ドラマ化までは一連の流れかもしれないが、
私としては、映画となると、ちょっとハードルが高くなる。(汗)
話題を集めたから、バカリズムの原作だから・・だけでは、
何か、消化不良のまま、終わってしまった気がしてならない。
銀行のOLって、こんな感じの生活をしていますよ、って紹介なのか、
女性の人間関係ってこんなものですよ、なのか、
それとも、いつも更衣室やトイレでは、こんな話をしてますよ的な、
井戸端会議を教えていただいたようなものか。
何度も出てくる、更衣室や社員食堂での雑談、
歯を磨きながら話す、トイレでの雑談などなど。
そして極め付けは、誰かをターゲットにしての誹謗中傷。
憶測で犯人探しをし、真犯人が判明しても、
もう、私たちのターゲットは変えないぞって気持ちが入る。
「今のうちらに必要なのは、真実じゃなくて矛先だからさ」
このワンフレーズ、インパクトあったなぁ。



2021年04月13日(火)
男が女性を殴り、自転車奪う

地元で起きた事件が、テレビニュースで流れていたが、
その見出しに、えっ?、っと違和感を覚えた。
それが「男が女性を殴り、自転車奪う」
私の感覚では「男性・女性」の組み合わせか、
「男・女」の組み合わせであり、
「男・女性」「男性・女」という使い方は、
意図的にしない限り、使わない気がしている。
報道として「加害者」は「男・女」を使い、
被害者は「男性・女性」という単語を使う、
そんなルールがあるようにも思える表現だったから。
「男」と「男性」、「女」と「女性」は、
意味が違うのかもしれない、と考え調べてみたが、
こんなサイトを見つけた。
「『男』と『男性』は、ともに性別がオスの人間を
指し示している点は共通しており、
言い換えが可能なケースもある。
ただ、指し示すことができる範囲がおおむね同じだとしても、
それに付与されるイメージは異なる。
『男』よりも『男性』のほうが丁寧な表現で
印象がよいと思う人が多いのではないだろうか」
そうだよなぁ、やっぱり、意図的に使い分けてる。(汗)
履歴書・名簿などで見かける「男・女」のチェック欄も、
「男性・女性」とすべきなのかもなぁ。(笑)



2021年04月12日(月)
客観的な目をもってもらいながら正しい方向に進んでいる

大相撲、照ノ富士関、3度目の優勝から始まり、
水泳、池江璃花子さんのオリンピック出場内定レース、
そして、今日の松山プロのマスターズ優勝と、
スポーツ観戦好きには、感動溢れる2021年春となっている。
今日のSNS投稿は、松山選手のマスターズ優勝の話題で
持ちきりだろう。(誰もが書きたくなるニュースだから)
眠たい目を擦りながらの週末早朝のテレビ観戦、
そして、一番観たい場面で、いや一番痺れるホールを前に、
出勤しなければならなかった月曜日。(汗)
スマホは、ずっとスポーツニュースのゴルフサイトに固定し、
通勤途中、17番ホール、18番ホールの結果を知りたく、
結果更新のボタンを押し続け、プレイホールを意味する欄に
「F」(finish)の文字を見つけて、私は歓喜の声を挙げた。
多くの解説記事から、松山選手が今回優勝した影には、
今年からコーチを付けたことだ、とした記事を選んだ。
自己流でも、それなりの成果を挙げてきてアスリートにとって、
勝てない時期(スランプ)をどう乗り切るかは大切である。
いいところまでいくが、最後競り負ける・・が続いた彼は
「自分ひとりで何がダメだとか、フィーリングだけでやっていた部分を、
自分が正しいと思い過ぎていた」と自己分析し、プライドを捨てて
「今年からコーチを付けて、客観的な目をもってもらいながら
正しい方向に進んでいる」とコメントしている。
トップアスリートだからこそ、客観的な意見を取り入れる勇気、
必要なんだろうなぁ、とメモをとった。
ロボットみたいな正確なプレーに、客観的な目が加わり、
これから、もっと活躍する予感がするなぁ。



2021年04月11日(日)
医者はそうは言ってない

映画「マイ・バッハ 不屈のピアニスト」(マウロ・リマ監督)から。
作品冒頭に流される「芸術は痛みによってのみ完成される」というフレーズが
最後の最後まで、貫いていて、期待を裏切らなかった。
これだけの才能がありながら、無茶なことをして怪我をするのは、惜しい、
そう思った視聴者も多かったに違いない。
「新しい習慣は細い線に似ている。だが繰り返す度に線は濃くなる。
それが束ねられて太いケーブルになると、
我々の思考や行動にその習慣が深く染み込む」
それをピアニストとして実践し、大きな成果を上げた人生だからこそ、
有名になっても、酒や麻薬に溺れることはなく、
鍵盤を叩く指が大怪我をしても、前向きに捉え、努力を惜しまない。
両手が無理なら、左手だけで・・「左手のためのピアノ協奏曲」に挑戦、
しばらくして左手も使えなくなり、医者に断念を通告され、彼は落ち込む。
しかし、同伴した女性弁護士が、こう励ました。
「二度と音楽ができない」と言われた・・と投げやりな彼に、
「医者はそうは言ってない」とキッパリ。
「じゃあ、何と言った?」と聞き返す彼に、
「ピアノは弾けない、と」(言っただけよ)と、簡潔に答えた。
彼は、音楽を諦めろ、と言ったわけではないことを悟り、
指揮者として、活躍していく・・このストーリーが嬉しかった。
言葉に敏感だった女性弁護士のアドバイスは、彼に光を与えたよなぁ。