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しもさんの「気になる一言」
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2021年04月30日(金)
まちづくりをみんなでやりましょう、は続かないかな

全国、どこでも「地域おこし」「まちおこし」が盛んであるが、
私が長年携わってきた「まちづくり」に関して、
アドバイスをいただきたい、というメールが届いた。(汗)
う〜ん、どうして私?、とも思ったが、
いままでいろいろな仕掛けをしてきたが、なかなかうまくいかない、
一瞬盛り上がるけれど、なかなか長続きしない・・など、
自分たちのしてきた活動の課題と悩みが綴られていた。
確かに、全国各地で「まちづくり」と称する市民活動があり、
ケース・バイ・ケースだから、助言は難しいと思いながら、
「アドバイスにならないかもしれないですが・・」と前置きして、
「まちづくりをみんなでやりましょう、は続かないかな」と書いた。
(ここからは、あくまで私的意見なので、ご理解願います・・)
私の経験から考えると、今でも元気に続いている団体は、
誰かが自分の楽しみとして始めた活動が、自然と広がっていき、
一人増え、二人増え・・気付いたら、団体(組織)になっていた、
そんなパターンの「まちづくり」がいいような気がする。
全国で活躍している、プランナーを否定しているわけではない。
だけど、まちづくりが地域住民の「文化」として残る活動が素敵だ、
と今更ながらに思う。
結果なんていつ出るか、わからないけれど、地域の文化として
まちづくりが根付くといいね。



2021年04月29日(木)
球辞苑は、映像と数字と経験値が語れる番組

あまりテレビを見ない私が、楽しみにしている番組、
それが「球辞苑」という、野球好きにはたまらない、
とてもマニアックというか、オタクというか、
ここまでやるか、というテーマがお気に入りの番組。
野球を知らない、野球に興味がない人にとっては、
どうしてこんな番組が人気があるのか、と思うだろうが、
その番組の魅力について、元千葉ロッテマリーンズの捕手だった
里崎選手がこうコメントした。
「球辞苑は、映像と数字と経験値が語れる番組」
映像と数字・映像と経験値・数字と経験値・・では物足りなく、
この3つの要素が、バランスよく構成されていることが大切。
これってビジネスにも言えることかもしれない、とメモをした。
「生産者」と「商品の質」と「口コミ」が揃った時、
人気商品として評価されることになる。
そしてその評価が継続されることにより、
、ベストセラー商品から、ロングセラー商品になるんだよなぁ。



2021年04月28日(水)
一枚の写真は無眼の宇宙

NHKラジオ「眠れない貴女へ」パーソナリティは、
直木賞作家の村山由佳さん。
小説家という、言葉を使う仕事をしている彼女が、
「写真」について、こんなコメントを残してくれた。
「言葉は意味を限定してしまう道具。
一枚の写真は無眼の宇宙というか、
見る人によって受け取り方が自由じゃないですか」
ほぼ定点観測に近い撮影をしている私にとって、
とても嬉しいコメントだった。
同じ場所なのに、時間・季節などにより、
景色が違うように見えることは、私が一番実感している。
では、その投稿を見る人にとってどうか、と考えていたら、
同じ一枚の写真なのに、感想が違うことに驚いた。
その写真に触れた時の気分だったり、体調の良し悪しで、
撮影した私とは、違うイメージを感じてくれるのも楽しい。
確かに「一枚の写真は無眼の宇宙」なんだよなぁ。



2021年04月27日(火)
僕のフリをする誰かに起きているみたいだ

映画「コントロール」(アントン・コービン監督)から。
「絶望的な歌詞や独創的な曲調で、内面に孤独と苦悩を抱えながら、
わずか23歳の若さで自ら命を絶った伝説のロック・ミュージシャン、
イアン・カーティスの短くも波乱に満ちた人生を描く音楽伝記ドラマ」
この作品の説明で、私はロックシンガー「尾崎豊」さんとダブった。
観終わって、そのイメージはちょっとズレていてホッとしたけれど、
物語中、主人公のイアンが呟くシーンがある。
「すべての出来事が、僕ではなくて」と前置きをして
「僕のフリをする誰かに起きているみたいだ」と。
自分で自分がコントロールできなくなる状態は、誰にだってある。
その気持ちをうまく表現しているな、と感じ、このフレーズをメモした。
傍にいた女性は「あなたといると混乱するの」と戸惑いをみせる。
言い換えれば、自分だけでなく、まわりの人にも影響を与えた。
全編を通して、モノクロ(白黒)映像というのも、
前出の「尾崎豊」さんと、醸し出す雰囲気が似ている理由だろう。
タイトルは「Control」だけど、主人公は「lost contorol」
この違いを、私はどう解釈すればいいのだろうか。
ちょっとした生き方の哲学にもなりうる「自己制御」は、
これからのキーワードになる予感さえする。



2021年04月26日(月)
人類のうぬぼれた愚かさを実証するもの

「ペイル・ブルー・ドット」
この言葉に反応できる人は、天文マニアか哲学者かもしれない。
宇宙から撮影された地球は、美しいブルーの惑星であるが、
地球との距離は、さほど遠くない。
それでは、地球が撮影可能な距離は、どれくらいだろうか、
そんな興味がつきないが、約60億キロメートルだという。
1990年にボイジャー1号によって撮影された地球の写真、
それが「ペイル・ブルー・ドット」(Pale Blue Dot)である。
撮影された地球が淡く青い点(a pale blue dot)だったから、
この写真自体が「ペイル・ブルー・ドット」と名付けられた。
「はるか彼方から我々のこの小さな世界を捉えたこの写真ほど、
人類のうぬぼれた愚かさを実証するものはないだろう」と、
カール・セーガンは著書「惑星へ(原題:The Pale Blue Dot)」に
記したとされる記事を読んだ。
地球自体は、氷河期へ向かっているはずなのに、
地峡温暖化が顕著に進んでしまうのは、人類のうぬぼれに他ならないし、
米国VS中国、米国VSロシアをはじめとした、大国同士の対立も、
この写真の意味を理解すれば、愚かさを感じてしまう。
以前は、宇宙から見た、水の惑星・地球の美しさに感動し、
この惑星を守らなければ・・と思ったが、
「ペイル・ブルー・ドット」を知ってからは、口にできない。
宇宙の広さから考えれば、地球は単なる点に過ぎないし、
そんな点の中で争うなんて、意味ない気がする。
一度「ペイル・ブルー・ドット」の写真、観て欲しい。



2021年04月25日(日)
ウグイスは、夕方の方が元気がいい

ほぼ毎朝「柿田川公園の今」を伝えたくて、
風景、生き物、鳥の鳴き声などを、撮影、録音しているが、
最近気づいたことの一つに、
「ウグイスは、夕方の方が元気がいい」がある。
初鳴きは、もう年が明けてからすぐ「ケキョ、ケキョ」と鳴き、
それから、少しずつ上手くなって「ホーホケキョ」と鳴いている。
しかし、他の鳥の囀りにかき消されるように、
GW前の春爛漫の季節になると、
朝の通勤途中に「ホーホケキョ」が耳に入らなくなった。
あれっ、今年はもう鳴かないのかな?と思っていたら、
仕事が終わり、帰路で歩く「柿田川公園」では、
他の鳥たちの声を遮るように、元気よく「ホーホケキョ」が聞こえる。
私はスマホのメモ帳に「ウグイスは、夕方の方が元気がいい」と打った。
こんな発見があるから、自然は楽しい、そして面白い。
そして、こんな発見を次世代に伝えていかなくちゃなぁ、と思う。
そのためにも、もっともっと観察が必要なんだろうなぁ。



2021年04月24日(土)
清水町が作ったマップに、三島の情報満載

清水町が製作した「ゴールデンルートお散歩マップ」の特徴1つは、
「清水町が作ったマップに、三島の情報満載」にある。
駅もない、商店街もない、我が町にとって、隣接していて
多くの観光客が降り立つ「三島駅」は「最寄駅」に間違いないし、
今までの行政にありがちな、自分の地域での囲い込みはせず、
逆に「地域連携」を旗印に、「作成費用はこちら持ちで、
三島の情報、掲載させてもらえませんか?」と相談を持ちかけた。
「えっ、負担金とか発生しないですか?」「はい、こちらの予算で」
「本当にいいんですか?」「はい、出来上がった時に、
三島駅前の観光案内所などに置いていただければ・・」
そんな会話をしたことを思い出す。
今回の狙いは、コロナ禍の中、ウォーキングに目覚めた観光客を
少しでも「柿田川公園」へ誘導すること。
そのために必要であれば、三島市の情報を掲載することは、
目的達成のための「戦略」、いや「戦術」レベルのこと。
清水町の税金を使って、三島市の宣伝をするなんてけしからん、と
大騒ぎする人がいたら「国や県の税金で作りました」といえばいい。
まぁ、そう言う人に限って、本人は何もしないから。



2021年04月23日(金)
これじゃ、私が無銭飲食になっちゃいますよ

清水町の地域通貨「ゆうすいポイント」がリニューアル、
ただのポイントカードから、スマホアプリやQRカードに移行し、
とても使いやすくなった。
新しいもの好きの私は、早速、スマホアプリをダウンロードし、
加盟店で利用することにしてみたが、まだ店舗の店員の方が慣れず、
誤操作をするケースが見受けられる。
そう思って、いつもはポイントを貯めるのが趣味だけど、(笑)
今回は、支払いを全部ポイントで支払います、と告げて、
店員は「はい、終わりました」とレジを終えた。
しかし、どうしても気になってスマホアプリを確認したら、
ポイントで支払いされていないことに気付き、
しばらくしてお店に戻り、こう伝えた。
「これじゃ、私が無銭飲食になっちゃいますよ」と。
もちろん、客観的にみれば、お店側の操作ミスなんだろうけれど、
しばらくの間は、加盟してくれたお店が損をしないように、
利用者の私たちが、気遣ってあげるのも必要だな、って感じた。
だって、ゆうすいポイントを利用する私たちの方が、
貯めるし使うし・・と、端末操作の手順を何度も見ているのだから。
加盟店の従業員教育のためにも、意地悪かもしれないけれど、
いろいろなケースを想定して支払いしてみようっと。 (汗)



2021年04月22日(木)
ウォーキングマップ、検証イベント

以前、制作過程を紹介した、
「三島から清水町まで、湧水を巡る、楽しむ
ゴールデンルート お散歩マップ」。
「これ1冊で迷わず歩ける」
「地元のとっておきグルメ」
「お散歩が楽しい小ネタ満載」と銘打ったマップ片手に、
GWを前に、自分でもう一度、休暇をとり歩いてみることにした。
私の性格からして、本当にゴールデンルートなのか、
三島駅に降り立った観光客が迷わず柿田川公園まで辿り着けるのか、
次回の改訂に向けて、もっと掲載したい小ネタはないか、
そんなことを確かめながらの楽しいウォーキングとなった。
ゴールの柿田川公園で、小ネタメモと記録データを整理、
消費カロリーなどもデータにとったし、ここ寄り道すると楽しい、
改訂の時は、これを地図に加えられないか・・など、
小ネタメモは驚くほど溢れた。
極め付けは「1人打ち上げ」を兼ね、ビール付きのランチ。
だが待てよ・・このウォーキング、意外と面白かったし、
「マップ検証イベント」として、活用できるかも、と
ほろ酔い気分ながら、またまたメモをした。
誰か、私の「滑舌が悪いガイド付き、マップ検証イベント」に
参加する人いないかな、打ち上げは、もちろん。(泡)



2021年04月21日(水)
便利屋になるな

歳を重ねると、いろいろな分野で頼られるのは、正直嬉しい。
けれど、それを安請け合いすると、身動きができなくなり、
ついつい、不平不満・愚痴が飛び出すことになる。
だから私は、いつ頃だったかは忘れたけれど、
「便利屋になるな」と心に刻み続けた気がする。
仕事をリタイヤしても、その考えは大切にして、
何事も「広く浅く」より「狭く深く」を良しとしてきた。
「○○と言えば〇〇さんだよね」と言われることを目指し、
「雑学王」のように、なんでも知っている人よりも、
「誰も知らないようなコツ」とかを大切にしてきた。
もちろん、60歳を超えて、こんなことも知らないのかね・・と
言われることも、よくある。(汗)
テレビ番組もほとんど観ないから、エンタメ系とか、
芸能関連、流行りものは、ほとんど知らない。(笑)
それでも、なんとか生きていけることを知っている。
長い人生で考えると「便利屋」って、何も残らないこと、
みんな知っているはずなんだけどなぁ。