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しもさんの「気になる一言」
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2020年03月30日(月)
スター・ウォーズのセリフじゃないから、わからんか

映画「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」(ジョン・ワッツ監督)から。
スパイダーマンとして世界を守るか、友達との楽しい時間を優先するか、
たぶん、真剣に悩んだのだと思う。(笑)
そんな彼に、こう、アドバイスをする人がいた。
「冠をいただくものは心休まらず」
上手いなぁ、とメモしていたら、次に発せられたフレーズが面白かった。
「スター・ウォーズのセリフじゃないから、わからんか」
映画の中に、映画の台詞が引用されるケーズはあるが、
ほんの少し前までは、ほとんどが映画「ゴッド・ファーザー」から。
しかし、今回の例えから考えると、若い人たちにとって、
映画「スター・ウォーズ」に出てくる名台詞の方が、分かりやすいようだ。
でも、どんな時代でも映画のワンシーンが、引用されるところが、
洋画らしいなぁ、と思う。
邦画だと、誰もが知っていて、人生の教訓となるような台詞が少ない。
意外と、ジブリ作品とか、新海誠さんの作品などに代表される、
アニメ映画の方が名台詞が残っている気がする。
これも、洋画・邦画の違いかもなぁ。どちらが良いと言うわけではなく。



2020年03月29日(日)
本というのは友達がしないことをしてくれる

映画「最高の人生のはじめ方」(ロブ・ライナー監督)から。
「最高の人生の〜」シリーズか、と思いながら、
ラストは、ハッピィエンドなんだろうな、と予想しての鑑賞。
その部分では、ちょっぴり先入観が入りすぎたな、と反省した。
ただ、書き出したメモを眺めると、ストーリーとは関係ないが、
あっ、これ、わかるわかる・・という台詞が多かった。
それは、弔辞の一説であったり、女性を口説くときの台詞、
コンビニ店員との会話など、バラエティに富んでいた。
その中で、私が一番面白がったのは、
「本というのは友達がしないことをしてくれる。
考えたたいときに黙ってる」だった。(笑)
今や、好むと好まざるにかかわらず、情報や雑音が溢れ、
自分1人、静かな時間を持つことが難しい時代になった。
だからこそ、何もない場所で読書することは、贅沢だと言える。
それだけ夢中にされてくれる本と出会えた時、
人間は、ちょっぴり心が深くなるような気がする。
物語後半に、こんな台詞が待っていた。
「娘たちに人生の喜びは心の探求だと教えてるの」
自分の心だけは、自分で育てるしかないんだよなぁ。



2020年03月28日(土)
今年の「エイプリールフール」は「自粛」を

あと数日で、4月1日がやってくる。
「新型コロナウィルス」で緊迫した雰囲気の中、
新年度(2020年度)がスタートするが、
年に一度、嘘をついても良いという風習として、
エイプリルフール (April Fools' Day) の日でもある。
ネットで調べてみると、例年では「4月1日には、
世界中で新聞が嘘の内容のニュース記事を掲載したり、
報道番組でジョークニュースを報道したりといったことが
広く行われている。インターネットが普及してからは、
実用性のない冗談が公開されたりする」とあった。
世界中の人々が「新型コロナウィルス」対策を練っている
今年だけは「エイプリルフールだから」を理由に、
嘘の情報を流したり、シェアする行為を禁止して欲しい。
SNSなどに投稿する人の中には、今の緊張した空気が読めず、
周りが大騒ぎすることに喜びを感じる愉快犯も存在する。
もちろん、こんなことまで規制しなくても・・と思うが、
どの情報が「正しい」か「嘘」かわからないからだ。
「緊急事態宣言」が4月1日だったら、国民は戸惑うだろう。
こんなこと心配するのは、私だけかもしれないが、
こんな時だからこそ、ジョークでは済まされないことを、
国民に周知して「4/1嘘の投稿自粛」を要請して欲しいな。



2020年03月27日(金)
東京都民よ、日本国民が注目していることを忘れないで

ちょっと過激的なワンフレーズになってしまったが、
非常事態に近い日本の首都、東京には、
どんな意識を持った人たちが住んでいるのか、
週末の東京都民の動きを、全国の人々が注目している。
いや、全世界の人々と言っても、過言ではない。
3.11の東日本大震災をはじめ、多くの自然災害に対して、
地方都市の人々は、どんな時にも日本人としての誇りを胸に、
辛い、悲しい気持ちを我慢しながら、行動してきた。
例えば、東京都民の利用する電力のために、
地方都市に原発を建設し、その需要を支えてきたとも言える。
そんな彼らのために、計画停電などにも耐えてきた。
今度は、その東京都民が、日本の首都に住む日本人として、
地方に住む私たちが、さすが、東京都民と思えるような、
行動を示して欲しいと願う。
この週末、どんな東京都民の行動が飛び込んでくるのか、
期待と不安が交錯している。
とにかく地方の日本国民をがっかりだけは、させないでね。

P.S
とりあえず「緊急事態宣言」は出ていないけれど、
「緊急事態宣言」で可能となる措置を列挙しておく。
1.住民に不要不急の外出自粛要請
2.学校や福祉施設、映画館などの使用停止要請や指示
3.音楽、スポーツイベントの開催制限要請・指示
4.医薬品やマスク、食品の売り渡し要請、収用
5.臨時医療施設の土地や建物を強制使用



2020年03月26日(木)
アルビン・トフラー、恐るべし。

書籍「第三の波」(アルビン・トフラー著・
日本放送出版協会刊・642頁)から。
40年以上前に書かれたものであるが、今読み直してみると、
未来の予言書だったとも言えるほど、的確な推測がされていて驚く。
彼は、人類が今まで経験してきた二つの文明、
「農業革命」(第一の波)と「産業革命」(第二の波)を分析し、
さらに「情報革命」(第三の波)によって、
今までの生活様式がガラッと変わり、
想像もし得なかったライフスタイルになることを指摘している。
40年前、ちょうど社会人になった頃に読んだ本書は、
本当に、そんな時代が来るのだろうか、と疑いながらも、
なぜか、この書籍だけは「断捨離」の対象にならず、
ずっと私の本棚に居座り続けたことも、不思議であった。
こうして読み直すことになることを知っていたかのようだ。
今でも新しい発見があったし、当時は意味がわからなかったことも、
なぜか、今は少しだけれど理解できるようになっていた。
40年という歳月が、私を少しばかり成長させてくれたようだ。
ただ、第三の波である「情報革命」が、どんなタイミングで訪れ、
どうやって、世界規模で人類の意識改革ができるか、疑問であったが、
今回の「新型コロナウィルス」の感染拡大が、そのタイミングだった、
そんな気がしてならない。
今回のようなことが起き、多くの人が問題視することにより、
今までの働き方にも、テレワークの導入など変化が見られている。
アルビン・トフラー、恐るべし。
是非、一読をお勧めする。(目が疲れるほど長いけど。(汗))



2020年03月25日(水)
この国が滅びの道に進む前に、身代わりとなって大海に沈む船だ

映画「アルキメデスの大戦」(山崎貴監督)から。
太平洋戦争・大東亜戦争・第二次世界大戦に関する映画は、
もう数え切れないほど観てきたが、
数学的観点から「戦艦大和」の建造を止めようとしたという
この着想には、お見事というしかなかった。
しかし、私がもっと感心したのは、建造推進派の設計者が、
日本をどうやったら潔く負けさせることができるか、という
もっと先の将来を考えていたことだ。「追い詰められた時、
戦争しないと言う選択を、国民が許してくれるわけがない。
人々は日露戦争の勝利に未だ酔いしれている。
日本人は負け方を知らない人種だ。
どんな悲惨な状況になろうとも、最後の1人まで
戦い続けるようとするだろう。そうすればこの国は確実に滅びる。
だがその時、日本という国の象徴となるような
巨大戦艦があったらどうだろうか。それが沈められた時、
その絶望感はこの国を目覚めさせてはくれないだろうか」
「私はね、今日本と言う国のよりしろとなる船を作りたいのだよ」
「この国が滅びの道に進む前に、身代わりとなって大海に沈む船だ。
だから私はこの船にふさわしい名前を考えてある。この船の名は大和」
そのために採算を度外視して「巨大戦艦・大和」を作りたい、
という発想が、私を唸らせてしまった。
なぜ戦果を挙げずに沈んだ巨大戦艦の名前が「戦艦大和」なんだろう、
そんな私の疑問に答えてくれたストーリーだったからだ。
でも、建造に反対だった海軍少将・山本五十六が艦長なんだよなぁ。



2020年03月24日(火)
感染しない環境でラジオ体操

もううんざり・・と思いながらもみてしまう、
「新型コロナウィルス」の話題だけど、
知りたいのは、毎日増え続ける感染者の数字よりも、
何県のどこに住む、どんな職業の人が感染という情報よりも、
どうやったら、このモヤモヤを吹き飛ばせるか・・の方が、
知りたいんだよなぁ・・と思っていたら、
テレビ番組に出演していたお医者さんの一人が、
「感染しない環境でラジオ体操」を提案していた。
ラジオ体操自体が、バランスよい筋肉の運動になるし、
気分転換になるという説明に、私は、思わず頷いてしまった。
春から秋に、柿田川公園で楽しんでいた「ラジオ体操」も、
冬に入り、インフルエンザ罹患、右足捻挫など、
アクシデントが続き中断しているが、また暖かくなったら
始めようと思っていた矢先のコメントに喜んだ。
時間的には、朝6時30分から40分までの10分間。
(CDなどを活用すれば、時間は流動的になるし・・)
これから、日の出時間もどんどん早くなることだし、
足の様子を見ながら「一人ラジオ体操」始めようかなぁ。



2020年03月23日(月)
出るな、動くな、集まるな

「新型コロナウィルス」が新たな局面に入った。
自粛要請を受けても、イベントを開催する、
今が一番大切な時・・と専門家が説明しても強行して開催。
もうどんなことをしても、日本国民は止められないな、
そんな気がしながら、ニュースを眺めた。
頭によぎったのは、彼らは「自粛」の意味を知らない?だった。
「自粛」とは「自分から進んで、行いや態度を慎むこと」
類語には「自重」「自戒」などもある。
「自重」とは
「1 自らを重んじること。自分の品性を保ち、卑下しないこと。
 2 言動を慎んで、軽はずみなことをしないこと。
 3 自分の健康に注意し、大切にすること。自愛。」
「自戒」とは「自分の言動を自分でいましめ慎むこと」
「自粛」といえば、みんな分かる・・を前提に、
事を進めているから、起きたトラブルかもしれない。
そんなことを考えていたら、テレビで大声で騒いでいる人がいた。
「日本は、安倍総理は甘すぎる」と激昂した後、
「『出るな、動くな、集まるな』って言えばいいんだ」と。
表現が適当かどうかは別として、短いフレーズが気に入ったから、
メモに残しておきたい。
言葉って「覚えやすく、リズムがあり、短い」に限るな。



2020年03月22日(日)
メキメキ上達してきたらさぁ、楽しくなっちゃって

映画「世界でいちばん長い写真」(草野翔吾監督)から。
360度の撮影が可能な珍しいパノラマカメラを偶然見つけ、
半信半疑で撮影した写真の出来栄えに驚き、主人公は何かを感じ
360度の撮影したい景色を求めて、街を自転車で駆け回るシーン。
「結構難しいですね、360度ぐるっと撮りたい景色って
何か1つは邪魔なものがあるっていうか」と必死にロケハン。
面白い景色が撮れるから手当たり次第試してみるのではなく、
自分で納得のいく360度を探すシーンが好きだった。
そして知らぬ間に、そのカメラを使いこなして感性を磨き、
みんなの思い出となる、大きなイベントへと繋げていく。
その気持ちは、台詞では表現されていないけれど、
代わりに、主人公の従姉・温子さんが、たこ焼き器を使って、
山ほど作るシーンがあるのだが、そこにヒントがあった。
「作り過ぎでしょ、フードファイターじゃないんだから」
の言葉を受けて、それでも作り続けてこう言う。
「メキメキ上達してきたらさぁ、楽しくなっちゃって」
人間誰でも上達する時の感情に「楽しい」があると思う。
主人公も口には出さなかったが、楽しそうに見えたから・・。
それが自分の自信へとつながり、結果を出していくこととなる。
久しぶりに、残したメモの多い作品だったなぁ。



2020年03月21日(土)
「豆腐」より「豆富」がいいな

水のきれいな場所・・イコール「とうふ」と言われる。
確かに、水が命、とまで言われるくらいの食材だけど、
ビジネス的には、どうして「腐る」という単語を使うのだろう、
そんな疑問を持って、調べてみたら、
「一般的には「豆腐」。「豆富」 または 「豆冨」 の当て字」とある。
料理屋など、食べ物を扱うお店では、「腐る」というのは禁句?と
思いきや、意外と「豆腐」が使われている。
もっと調べると「そもそも、豆腐は中国から伝えられたもの。
その時、中国で使われていたのが「豆腐」という文字だったらしい。
さらに「中国での『腐』 という漢字の意味は
「固める」 とか 「柔らかい固体」 を表すから、
豆を固めたものが「豆腐」。中国では違和感がない。
しかし日本では「豆を腐らす。豆が腐る」・・などと言い、
食べ物で「くさる」は、どうもイメージが良くないから違和感がある。
豆で腐っていいのは、納豆だけ。(汗)
豆で健康になり、人生が豊かになるから「豆富」・・
そんなこじつけは、だめかなぁ。