初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2019年07月29日(月)
フランス語の柿田川案内は楽しかったなぁ

今日は、朝から忙しかったが楽しかった。
6時前に家を出て、いつものように柿田川公園で撮影。
そのあと場所を移して、前職場の生涯学習課が担当している
「町民ラジオ体操」(青少年健全育成会主催)に参加して、
久しぶりに、3月まで一緒に働いた人たちに挨拶。
午前中、テレビ静岡(テレしず)の担当から、
「柿田川の投稿を使わせてもらいます」と携帯に電話あり、
町企画財政課に情報提供し、合わせてSNSで告知。
午後は、フランスの家族(3人)の柿田川公園案内を依頼された。
実は、これが一番面白く楽しかった。
彼らフランス人は、フランス語(母国語)に強い思いがあるので、
英語は失礼だろう・・と勝手に思い込み、フランス語で案内。
・・というのは嘘で、口にしたのは最初の「ボンジュール」だけ。
あとは、スマホ翻訳アプリ「Voice Tra」を駆使して、
ほとんど単語だけ(それも画面を見せたり、音を聴かせるだけ)の
公園案内だったけれど、いい経験をさせてもらった。
こっちが必死に伝えようとしていることが伝わったのかな。
単語と身振り手振りで、なんとかなった。(と思いたい(汗))
しかし最後だげは、単語たげてなくフレーズにしたくて、
「Revenez nous voir encore une fois.」と
スマホの発音を真似てみた。意味は「またいらしてください」
にっこり笑って「ありがとう」「またね」って言われた時、
言葉に表現できないくらい嬉しかったので記録に残したい。
「フランス語の柿田川案内は楽しかったなぁ」
また英語圏以外の外国人、来ないかな。(笑)



2019年07月28日(日)
バスなんて乗ったことないもの

毎年恒例の沼津市の夏祭り(花火大会)、
高校時代からの親友が集まる、私にとっては欠かせない飲み会。
今年は、夕方からディズニーランドのパレード(?)があるため、
例年よりも、交通機関のバスや電車は、大混雑で驚いた。
前日の1日目が荒天を考慮して、順延になったことも重なり、
私が今ままで目にした人出では、間違いなく最高だった。
しかし、ちょっと気になることがあったので、記しておく。
バスが終点、沼津駅に着いた時のこと。
普段なら、混んでいても前の方からどんどん降りる人の流れが、
一向に進まないので、最後方から眺めていたら、
最前列の小学生らしき女の子たちが、運転手さんと話している。
まずは乗る時に「整理券」を取ってないので、運賃がわからない。
その上、大きなお札で支払おうとして、お釣りがない。
そんな会話を耳にしていたら、最後に彼女たちが一言。
「バスなんて乗ったことないもの」(笑)
そうか・・原因は、そこにあったのか・・と苦笑いした。
今の子供たちは、ほとんど親が送り迎えするから、
公共交通機関を使う機会がほとんどなく、
運賃の払い方だけでなく、ルールやマナーも知らず、
高齢者や赤ちゃんを抱いた女性がいても、知らんふり。
「可愛い子には旅をさせよ」って意味がわかった気がする。
「バスの乗り方」が複雑なのも問題だけどなぁ。



2019年07月27日(土)
柿田川ブルーホール

柿田川公園・第2展望台から眺められる「青い輪」。
昔、紡績工場の井戸だった場所であるが、
最近、ここがまた注目を浴びている。
多くの方が写真を撮り、SNSにアップしているが、
呼び名は、勝手気ままにつけている感じがして面白い。
多くは「パワースポット」として取り上げ、
ここには「水の女神が住んでいる」とまで言う人も・・。
私は、この場所というよりも、この「青色」を広めたくて、
「柿田川ブルー」と勝手に名付けて、言葉遊びをしている。
観光客に説明するときは、
「今日お越しの皆さんのために、私が早起きして、
朝一番でクールバスクリンを大量に入れておきました」と
ふざけているが、先日、ある冊子で見かけた呼び名、
「神秘のブルーホール」が、ちょっと気になっている。
確かに「神秘」とか「幻想的」とか「伝説」とか、
そんな言葉が、流行っているかもしれない。
では「柿田川ブルー」と「ブルーホール」を合体させて
「柿田川ブルーホール」はどうだろう。
「柿田川公園・第2展望台の湧き間」よりも、
ちょっぴり、オシャレ感が増した気がするのは、
私の自己満足の世界だろうか。(汗)



2019年07月26日(金)
昭和20年「ポツダム宣言」発表

最近のマイブームとなっている、
朝の柿田川公園ラジオ体操(勝手に「柿ラジ」と名付けていますが)前に、
耳に入ってきたラジオのワンコーナー「今日は何の日?」で、
「昭和20年ポツダム宣言発表」が気になった。
ポツダム宣言受諾は、8月14日だったのは覚えているけど、
発表は、こんなに早かったんだ・・と、ちょっと驚いた。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
「ポツダム宣言」とは、1945年(昭和20年)7月26日に
アメリカ合衆国大統領、イギリス首相、中華民国主席の名において
大日本帝国(日本)に対して発された、全13か条から成る宣言である。
正式には日本への降伏要求の最終宣言、と言われ、
日本は、1945年8月14日にこの宣言を受諾し、1945年9月2日に
調印・即時発効(降伏文書)に至って、第二次世界大戦(太平洋戦争)は
終結した」ようだ。
この20日間の様子は、映画「日本のいちばん長い日」でも表現され、
苦渋の選択を強いられたリーダー達の無念さが伝わってくる。
以前にも書いたが、8月15日、日本は「終戦記念日」として、
いろいろな催しが執り行われるが、世界の歴史的には「9月2日」こそ、
本当の意味の「終戦記念日」だということを忘れてはならない。
「8月15日は終戦記念日ではない、敗戦記念日だ」と叫ぶ人もいる。
とにかく、7月26日の今日は「ポツダム宣言発表」された日である。
覚えておこうっと。



2019年07月25日(木)
愛はまやかしよ。愚かで弱いものをたぶらかすペテンです

映画「スノーホワイト 氷の王国」
(セドリック・ニコラス=トロイヤン監督)から。
場面設定はどうであれ「愛」を信じて裏切られ、
悲しい思いをした主人公が「愛」について語るシーンが
メモとして増えてしまったのは仕方がないが、
そこまで「愛」を目の敵にしなくても・・という印象があり、
あまり作品に入り込めなかったことを前置きしておく。(笑)
当然「愛」についての表現が多かったので、
こんな見方もあるんだ、という意味で残しておこうと思う。
「愛はまやかしよ。愚かで弱いものをたぶらかすペテンです」
「捨て去りなさい。二度と愛に惑わされてはなりません」
「我が王国の掟は1つ。『愛してはならない』、
この掟を破ることは許しません」
「『家族』や『愛』という言葉は禁句です。
バカげた幻想から自分を解放しなさい」
「昔から男と女に恋はつきものだ。だが、長くは続かない。
心変わりするからだ。愛はおとぎ話にすぎない」
「いつも愛は、裏切りで終わるのよ」
これだけ「愛」を信じなければ、冷たい「氷の世界」がお似合いだ、
そんな感想を持って観終わった。
私の読みが浅いんだろうなぁ、きっと。(汗)



2019年07月24日(水)
歩いてどれくらいですか?

清水町観光案内所「わくら柿田川」の窓口に座っていると、
全国から多くの来館者から予想外の質問を受ける。
一番多いのは「ミシマバイカモはどこで見られますか?」。
実は、ミシマバイカモは水中花なので、ここ柿田川公園では、
水上に顔を出している場所はありません、と答えたいところだが、
せっかく遠方より、この花を楽しみに訪れてくれた観光客に
申し訳ないので、三島市の「梅花藻の里」という場所なら、
見ることができますよ、と伝えることが多い。
それを受けて、次の質問が「歩いてどれくらいですか?」。
ほとんどの案内所での説明は、
「ちょっと遠いので、歩く距離ではありませんよ」。
でも今回、私が案内所のカウンターに座っていたので、
「だいたい15分くらいですかね」と答えてしまった。
それを聞いていたスタッフが、慌てて「20分から30分」と
訂正してくれた。
歩き慣れている私の感覚と、いくら健脚とはいえ、
高齢者の感覚では違うから、というのが理由だ。
そうだよなぁ「相手の立場に立って案内する」という基本、
忘れるところだった。(反省)
今度、ゆっくり歩いて計測してみようっと。



2019年07月23日(火)
教えることで教わることがいっぱいあります

映画「日日是好日」(大森立嗣監督)から。
原作「日日是好日 『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」
(森下典子著・新潮文庫刊・252頁)を9年前に読み、
その後、映画館で本作を鑑賞し、そしてまたDVDで観直した。
これが私流の映画の楽しみ方の1つとも言える。
そして、そのかすかな違いに気付き、自己満足の世界だけど、
心が豊かになった、と1人でほくそ笑むが、この作品には、
そんなちょっとした気付きが散りばめられていた。
「梅雨の雨音だわね」と、樹木希林ささん演じるお茶の先生が
呟いたのを受けて、黒木華さん演じる主人公、典子は心の中で、
「秋雨の音とは違うと思った」と反応する。
また「ある日かすかな違いに気づいた。お湯の音と水の音、違う。
お湯はトロトロって。水はキラキラって聞こえる。
私の中で何かが変わっていった」
この違いを感じることができた自分を褒めてやりたくなるくらい、
嬉しい発見が、お茶の世界にはある。
そして最後に、お茶の先生が主人公たちに、こう助言する。
「雪野さん、典子さん。あなたたちも教えてごらんなさい。
教えることで教わることがいっぱいあります」と。
これが、他界した「樹木希林さん」からのメッセージと心に刻み、
教えることで教わる経験を楽しみたいと思う。
静かで、ゆっくりした映画だったなぁ。



2019年07月22日(月)
生き物たちと一緒に生きている感覚がします

情報源が定かでないが、NHKのBS番組で見つけた
今森光彦さん(写真家)が出演していた特集だったと思う。
彼の庭づくり?の視点が面白く、メモをした。
庭づくりというより、里山づくりと言った方が正しい。
そんな彼が、冒頭に一言。
「生き物たちと一緒に生きている感覚がします」と呟いた。
里山づくり・・そのために「草刈りを均等にしない」
草刈りが目的ではないから、生き物にあった長さや密集度など
「生き物が共存する庭」ならではの工夫が至るところに。
そんな取材を受けている最中にも
嬉しそうに「ほら・・きたきた。クマバチ」と喜び、
「里山の生態系の中に自分も入る」ことが大切だと言った。
それが冒頭の「生き物たちと一緒に生きている感覚」と重なる。
メモした当時は、なんとなくしかわからなかった感覚が、
柿田川と過ごす日々を送っていると、実感として理解できた。
今森さんが言ったのは、こういうことだったのか、
「知識」から「知恵」に変わる「あっ、わかった!」が増え、
また私の楽しみが増えた。
「秋は終わりではなく、春の準備がはじまる季節」
しばらくすると、この意味もわかるようになるのかなぁ。



2019年07月21日(日)
昔は、そういう機能があったってこと

私も60歳を過ぎ、高齢者なのかもしれないが、
もっと歳を重ねた先輩方からは「昔は良かった」という
お決まりのセリフを口にする人は、今でも多く存在する。
そんな人たちには、私も少しばかり抵抗して、
「昔は良かったと言っても、もう元へは戻れないでしょ」と
言い返すと喧嘩になるので、最近では少し言い方を変えている。
それが「昔は、そういう機能があったってこと」
「向こう三軒両隣」に代表される、
親密すぎるほどの地域コミュニティや
上下関係がはっきりしていた異年齢の集団登校など、
その時その時の、時代にあった機能が生まれていたってこと。
もっと前は、学校に通う子どもだって少なかったし、
集団登校などせずに、兄姉が弟妹を当然のように連れて歩いた。
だからこそ、昔は良かった、と声高に叫ぶ人には、
あなたの生きた時代には、
そういう組織、機能があったってことですよ、
とやや意地悪に答えることにしている。
まぁ、そういう人は、こちらの話はほどん聞きませんが・・(汗)



2019年07月20日(土)
人を殺してもらった勲章なんか除隊したら何の意味もない

映画「アメリカン・ソルジャー」(ジェイソン・ホール監督)から。
作品の解説にこう書いてある。
イラク帰還兵のその後を取材したノンフィクション
「帰還兵はなぜ自殺するのか」を題材に描いた戦争ドラマ。
この本のタイトルのように、物語の随所に帰還兵の苦しみが表現され、
鑑賞後、ずしりと重たい気持ちになったことを書いておきたい。
冒頭「壁に書かれたメッセージ」が映し出されるが、
「あと160日」「イラクなんてくそくらえ」「安らかに」「死にたくない」
「人を殺してもらった勲章なんか除隊したら何の意味もない」
どれもが、本音で書かれている様子で、心が痛んだ。
アメリカには「復員軍人医療センター」があり、
フラッシュバックしたりし、睡眠障害に陥る兵士の心のケアにあたるが、
それでも、自殺してしまう人たちも少なくないようだ。
帰還後、一人で抱え無口になる姿に、家族もまた耐えられないようで、
「見くびらないで、私はタフよ、戦場の話を避けなくてもいいわ。
なんでも耐えられる、沈黙以外はね」
「話してくれなきゃ助けてあげられない」
「トラウマに特効薬は無いけど対処法は学べる」などの台詞が飛び交う。
体の傷は時間が経てば治るけれど、心の傷は治りにくいんだよなぁ。