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しもさんの「気になる一言」
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2018年12月13日(木)
獲らないってば・・撮るけど。(録るけど)

先日まで、アユの大群を狙って、ダイサギ・アオサギ・カワウなどが
食べ放題・入れ食い状態で、岸近くまで押し寄せていた。
私は、その様子を撮ろうと、そ〜っと近づくのだが、バタバタと逃げられる。
さすがに、鳥は音とか人の気配に敏感だな、と気付かされる。
(アオサギは鈍感なのか、近付いても反応が遅いけれど・・(汗))
こんな市街地で、鉄砲で撃つことはないけれど、
やはり、人の気配などにも敏感で、警戒心が強いことには違いない。
私のカメラが、望遠レンズ付きの一眼カメラなら、
遠くから撮影出来るのかもしれないが、変なこだわりがあり、
スマホ撮影(私の場合「iPhone-SE)に挑戦している。
だから、どうしても泥棒のように「抜き足、差し足、忍び足」、
あと少しのところで、大群に逃げられると、
「獲らないってば・・撮るけど。(録るけど)」と叫びたくなる。
鳥たちには、漢字変換機能が備わってないから、わからないな。
いやいや、その前に、日本語通じないから・・(酔)



2018年12月12日(水)
飲み放題「焼酎割・ワイン」、どれがワイン?

最近、宴会と言っても、飲み放題付きが多く、
飲み物は「飲み放題メニュー」から選ぶことが多い。
忘年会の回数が多いと、ついつい比較してしまう私。
その中でも一番笑ったのが、今回の「気になる一言」。
「サワー」「生ビール」「ハイボール」「果実酒」
「紹興酒」「梅酒」「日本酒」「焼酎割・ワイン」
「ソフトドリンク」「ノンアルコールビール」・・
おぉ〜、凄い種類が豊富だな、と驚いていたのもつかの間、
気になる項目を見つけた。
それが「焼酎割・ワイン」のメニュー。
「黒霧島」「いいちこ」「あしたか割り(緑茶ハイ)」
「ウーロンハイ」(各グラス450)、「魔王」(800)。
あれっワインがないぞ、と他を探したけれど、やはりない。
でも「ワイン」と書いてあるけどなぁ、と頭をひねった。
普通なら「グラスワイン(赤・白)」なんて書いてあるんだけど。
もしかしたら「黒霧島」の他に「赤霧島」「白霧島」?
たしかに「赤・白」だからなぁ。



2018年12月11日(火)
自殺対策の基本は「日記」(業務報告)

数年前から始めた、課員全員が全員に宛てた「業務報告」。
以前配属された課で実施して、その成果を実感したので、
新しい課(生涯学習課)でも続けている。
狙いは「誰がどんなことをしたか」という情報共有ばかりではなく、
個人の心の内を、課員全員に吐き出すことで、
溜めがちなストレスなどを軽くする効果も期待している。
それを「単なる業務報告」と勘違いして、そこまでしなくても、と
勝手に決めつけてしまっては、もったいない。(汗)
先日開催された「自殺防止対策」(認知行動療法)を紹介する
「こころの健康づくり講演会」でも、
表現は違えど、同じことを訴えていた気がする。
演題は「こころの不安・モヤモヤを解消する方法」
(〜重たいこころが軽くなるコツ〜)
そのコツは「思考記録表」と呼ばれる「振り返り」にあり、
自分の行動や思考を文字にすることで、いろいろな効果が得られる。
それを講師は「こころを元気にする4つのステップ」として
「(1) 変化に気付く (2) ひと息入れる (3) 考えを整理する
(4) 期待する現実に近づく」と、その効果を解説してくれた。
それは「職場」でも同じことが言えて「業務報告」というよりも
「個人の日記」に近い「書き方自由」が功を奏していると思える。
スタッフの「今日は失敗してしまった」という報告を読みながらも、
最後に「明日は頑張ります」なんて文字を見つけると、
「その調子、その調子。頑張れよ」と頷いてしまう私がいる。
公務員最後の年に、職員管理のコツを掴んだのかもしれないな。



2018年12月10日(月)
髪の毛を洗うのではなく、毛穴を洗うのです

何気なく眺めていたテレビに、天皇陛下の髪を洗う方が出演していた。
あれっ、そんなゆっくり?と思うほど、丁寧に指を動かし、
地肌マッサージをしている様子だった。
少しずつ、泡立ち始め、柔らかなクリーミーな泡が髪に溢れた。
彼の説明は端的で説得力があった。
「髪の毛を洗うのではなく、毛穴を洗うのです」
何度も耳にしたテクニックだけど、なかなか実行しなかったのも事実。
そこで今晩、お風呂に入った時に、試してみた。
なるほど・・おしゃる通り。(汗)
ということは、髪の毛に限らず、
体を洗うということは、体毛の毛穴を洗うってこと、と気付いた。
そうか・・耳も、鼻も、もしかしたらお尻も(汗)、
体臭や汗が出るのも、脂や埃が溜まるのも、全て「穴」ってこと。
今更ながら、面白い発見が出来たなぁ。



2018年12月09日(日)
私の気持ちが書かれているから読んで

書籍「脳が壊れた」(鈴木大介著・新潮新書刊・233頁)から。
若くして脳梗塞になったライターが、自分の文章力を活かして、
本当に切実な想いを文字にした、言わばドキュメンタリー。
この本を渡されたのは、私の妻。
伝えたいことが上手く伝えられない、頭の中のモヤッとした感覚、
そんな「コミュニケーション能力」が、チョッピリだけ壊され、
見た目だけでは、脳梗塞になったことすらわからないことが、
どれほど、多くの方の誤解を招いているか、など、
彼女がいつも抱えている不安を、見事に表現しているようだ。
「私の気持ちが書かれているから読んで」
読後の感想は、もう少し早く読むことが出来れば、
もっと妻の気持ちを理解してやれたのになぁ、という後悔と、
それでも、この時点で読むことができたので、
少しだけでも、その辛さに寄り添えることが出来ると安堵した。
今回は、メモした内容ではなく、それを渡してくれた妻の一言。
夫婦である2人にとって、大切な本だったかもしれないな。



2018年12月08日(土)
「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」のは高齢者の特権

以前紹介した書籍「定年前後の『やってはいけない』
(郡山史郎著・青春出版社刊・189頁)から。
多くの「やってはいけない」ことを列記してくれて、
定年前後の私にとって、ピッタリの内容であったが、
その中で、逆に「やってみましょう」とまでは言わないが、
お薦めの行動が書かれていた。(汗)
現役時代より収入が少なくなる分、支出も減らす、
その当たり前のことが意外と出来ないことを挙げながら、
こう考えてみたらどうだろうか?と提案されていたのが、
「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」こと。
言い換えると、たぶんこういうことだろう。
仕事上のお付き合いだった「冠婚葬祭」や「年賀状」、
「お中元・お歳暮」などは、断捨離しましょう、ということ。
なるほど、うまいこと言うなぁ、とメモをした。
「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」のは高齢者の特権。
覚えておこうっと。(笑)



2018年12月07日(金)
値段を見極めるために人は苦労するんだ

映画「ゲティ家の身代金」(リドリー・スコット監督)から。
冒頭「実話に基づく物語」と表示されて、ドキュメントに近いのかと
思っていたら、けっこう脚色されている気がした。
(まぁ、それは映画だから、それはそれで良しとして・・)
まだ事件が起きるだいぶ前、アメリカの大富豪ジャン・ポール・ゲティと、
その孫が、初めて出会うシーン。
さりげなく、そしていて事件のキーワードどもいえる、
「モノの価値」について、語る台詞があった。
「どんな物にも値がある。値段を見極めるために人は苦労するんだ」
このフレーズは、孫の命の価値ともいえる、誘拐犯の身代金でも同じ。
それが「高いのか、安いのか」の判断は、その人の考え方次第だ。
特に「人の命」(それも孫)となると、その見極めは難しい。
だからこそ、この2人のはじめての会話が、のちに輝いてくる。
冒頭のナレーションで、誘拐された本人(孫)がこう呟く。
「ゲティ家の者は一般人とは違う、祖父が僕にそう言ってた」と。
だから僕が誘拐され身代金を要求しても、祖父は応じないかも知れない、
そんな思いがあったのかもしれない。
人の命だけでなく、絵画などの美術品、彫刻等の芸術作品でも同じこと。
「本当にそれ相当の価値があるのか」は、常に念頭に置いているはずだ。
言い換えれば「値段を見極めなければ、人は苦労しない」とも言える。
さて、どんな生き方がいいものやら・・。



2018年12月06日(木)
いつまで続くんだろうね、アユの産卵。(汗)

11月1日に確認した、アユの産卵シーンは、
誰もが予想できなかった大量の数とともに、この産卵シーンを
目の前で見られる期間にも驚かされている。
例年なら、11月下旬から目にする光景が、
なんと今年は11月上旬から12月上旬まで、衰えることなく、
いや、かえって、増え続けている気さえする。
始まりが1ケ月ほど早かったから、終息も1ヶ月ほど早い?と
予想したが、見事に裏切ってくれた。
お陰で、毎日の定点観測の写真や動画も増え続け、
PCの容量オーバーにならないか、そんなことが気にかかるほど。
ほんの短い間だけしか見られないんですよ、と説明していたのに、
今年は、1ヶ月を超える期間で目にすることが出来ている。
気温が15度以下になり、水面には「毛嵐(けあらし)」と呼ばれる
川霧も発生し始めた。
毎日、柿田川から目が離せなくなってきたから、
私の嬉しい悲鳴を、気になる一言に残すことにした。
「いつまで続くんだろうね、アユの産卵。(汗)」



2018年12月05日(水)
みんな、手を挙げなくちゃダメですよ

もう一つ、先日の地域防災訓練の1コマから。
地震を知らせるサイレンの後、ご近所で集まり、
指定された避難所へ集まる訓練だったろうか。
小さい子から高齢者まで、老若男女が一緒に歩く様子を
久しぶりに見て、微笑ましい光景だな、と思っていたら、
幼い子どもの声が響き渡った。
「みんな、手を挙げなくちゃダメですよ」
それは、信号機のない横断歩道を渡ろうとしているシーン。
一番小さな女の子に言われて、その場に居たメンバーは
照れくさそうに、手を挙げて道路を渡った。
「そうだよね。ごめん、ごめん」と謝る若い夫婦、
「手を挙げて横断歩道を渡るなんて、何十年ぶりだろう」と
ちょっぴり戸惑いながらも、みんな嬉しそうだった。
一番、交通ルールは知っているのは、幼い子どもたちかもなぁ。
ここに、交通安全のヒントが隠されているかも・・。



2018年12月04日(火)
でかい声を出す人がいないとまとまらない

12月の最初の日曜日は、地域防災訓練だった。
基本的には、突発型の地震を想定しての訓練だが、
訓練方法も、地域によって工夫を凝らしていて興味深い。
行政の災害対策本部の運営訓練も、以前とだいぶ変わってきた。
災害情報を逐次判断し、支援の優先順位を決めたり、
的確な判断をし、他の係に速やかに指示を出す訓練など、
緊張した雰囲気の中で行なわれている。
最近では、避難所や災害現地からの状況報告を無線だけでなく、
LINE電話を活用して、現地の様子を映像で知ることもできる。
近い将来、南海トラフをはじめ、大地震が想定される中、
「防災訓練」で一番大切なことはなにかな?と考えていたら、
ある方が、こう呟いた。
「防災訓練は、でかい声を出す人がいないとまとまらない」。
もちろん、最新技術を駆使するのも大切だけれど、
パニックになっている住民を落ち着かせるには、
「でかい声を出す人」の存在が必要のようだ。
まちづくりでは「でかい声を出す人」は煙たがられるけれど、
こういう時は「でかい声を出す人」、必要だな。