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しもさんの「気になる一言」
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2018年04月25日(水)
いやいや、こんな日だからこそ歩きでしょ

昨晩から降り続いた雨、朝も引き続き降っていた。
家族は「こんな日は車でしょ?」と問いかけてきたが、
「いやいや、こんな日だからこそ歩きでしょ」と返した。
理由は、柿田川の面白いショットが撮れるから。
青空の広がる快晴や、曇天の天気では、
今頃、どんな景色が撮影できるか、がわかってきたから、
今まで、誰も撮らなかった景色が撮りたくなる。
今日のような雨の日は、インスタ映えはしないけれど、
とても面白いショットが撮れて、私は大満足となった。
いつだったか、富士山を撮らせたらこの人と言われる
写真家・大山行男さんと話していたら、
悪天候の時は、富士山が「俺を撮ってくれ」と言うらしい。
私の場合、まだまだその域には達しないけれど、
なんとなく、変わった様子が撮れそうな予感がしたので、
「革靴」を「長靴」に履き替えて、家を出た。
案の定、誰も撮らないような景色や、
雨傘に雨粒が激しく打ち付ける音が録音された動画、
そのうち、役に立つ、と信じて。(汗)



2018年04月24日(火)
己の欲望のみに生き、他人の心など歯牙にもかけぬ

映画「忍びの国」(中村義洋監督)から。
原作は「のぼうの城」「村上海賊の娘」の著者・和田竜さん。
彼が伝えたかったことは、作品ラストに凝縮されていた。
「最強VS弱小」の戦いが終わり、2年後の会話。
「滅びたな、忍びの国も・・」勝った織田信長軍が呟く。
「いや違う。斯様(かよう)なことで、この者どもの息の根は止められぬ。
虎狼の族(ころうのやから)は、天下に散ったのだ」
「天下に散った?」「虎狼の族の血は、いずれ天下を覆い尽くす。
我らが子、そして孫、さらにその孫のどこかで、
その血は必ず忍び入ってくる。
己の欲望のみに生き、他人の心など歯牙にもかけぬ、
その人でなしの血はいずれこの天下の・・・隅々にまで行きわたる」
それが現代の日本人だと、現代の映像とダブらせて警鐘を鳴らしている。
他人の気持ちなど考えず、自分中心の行き方をする人たちが増え、
日本人の大切な、思いやりや和の心がなくなる時、
日本という国は滅びてしまう、と言いたげだった。
それを防ぐのは、私達大人の役割かもしれないなぁ。



2018年04月23日(月)
「築地」のルビは「つきじ」?「つきぢ」?

先日、知人に誘われて、バス旅行に出かけた。
目的は「靖国神社」参拝、築地で「すし三昧」、
「川崎大社」の参拝であるが、飲みっぱなしだった。(汗)
座った位置が良かったのか、悪かったのか、
朝の午前6時の集合から、帰りの6時解散まで、
ほぼ12時間、アルコール漬けのバス旅行となった。
お昼のお楽しみ、築地で「すし三昧」の頃は、
もう飲めない、と思っていたが、ビールと冷酒を少し。
そんなほろ酔い気分の中で、私がメモしたのは、
大勢の観光客で賑わう「築地」看板表示のルビ。
なぜか「つきじ」もあれば「つきぢ」もある。
こんな有名な観光名所なのに、ルビが違うなんて・・と
これには正直驚いた。
「地」の読みは「ち」だから、本来は「つきぢ」だけど、
昭和61年に内閣告示された「現代仮名遣い」で、
「ぢ」「じ」は「じ」に統一されたらしい。
やっぱり、江戸の名残を残した「つきぢ」の方が、
なんとなく合っている気がするなぁ。



2018年04月22日(日)
柿田川が「ただの川」から「ただならぬ川」へ

「柿田川の魅力」を世界に向けて情報発したい、と始めた
Facebookページ「柿田川evol」が「いいね」1,000人を達成した。
スタートは、2014年5月11日。
それから約4年の年月をかけて、毎日毎日、写真や動画を中心に、
コツコツと投稿してきたので、達成感はある。
きっかけは、8年前、富士山世界文化遺産の構成資産をめざし、
国指定天然記念物に向けた作業をした時、
柿田川は町の宝だと言いながらも、自分が柿田川のことを、
あまりにも知らなかったことに気付いたこと。
さらに、柿田川公園の大規模改修に携ったり、
毎月の外来種駆除作業に参加させてもらいながら、
ますます、その魅力に触れて、何かをせずにはいられなかった。
そして思い付いたのが、この情報発信だった。
全国・世界からみれば「ただの川」だった「柿田川」が、
一本の川の風景写真・動画だけで、1,000人のファンを獲得した。
これこそ「ただの川」から「ただならぬ川」になった証だと、
私は思いたい。
しかしながら、まだまだ「柿田川」の知名度は低いから、
まずは1,100人の「いいね」を目標に、頑張っていきたいな。

P.S. スタート時の日記です。
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=40832&pg=20140511



2018年04月21日(土)
女の人は突然右折はできないのよ

酔っぱらっての会話だけど、妙に納得したので、
気になる一言に採り挙げてみた。
近くのカウンターに座っていた女性と、
自動車のナビゲーターについて話していたら、
「ナビの指示が、突然すぎると思わない?」と話し始め、
「もっとずっと前から、次は右です、と教えて欲しいよね」
そんなことを言うので「あまり遠くから、右ですと指示したら、
交差点なんか間違えてしまいませんかね」と答えたら、
「だって・・」と小言で呟いたかと思ったら、
「女の人は突然右折はできないのよ」と言い切った。
同席していた女性も「そうそう」と頷いていて笑うしかなかった。
さらに「どこどこの東側」とか「あの交差点の北側」という
男性では、意外と良く使う「東西南北」もわからないと言う。
だから、どの方向からきたのかもわからないのに、
「そこを右に曲がって」とか「真っすぐきて左」なんて
電話で案内ができちゃうんだろうなぁ。(笑)

P.S
これは、あくまで個人的な意見であり、
全ての女性に該当するわけではありませんので、ご勘弁を。



2018年04月20日(金)
僕たちが憎いから爆死しようが餓死しようが関係ないと?

映画「ヒトラーの忘れもの」
(マーチン・ピータ・サンフリト監督)から。
タイトルの意味は、冒頭にサラッと説明される。
「ドイツによる5年間の占領が終わった。
ナチスが西海岸に埋めた地雷は220万になる」
デンマークの海岸沿いに残された無数の地雷こそ、
「ヒトラーの忘れもの」なんだとよくわかる。
その地雷撤去を、敗戦国ドイツ軍の少年兵に強制していた、
その史実も驚いたが、もっと驚いたことは
作品の製作国が「デンマーク・ドイツ合作」だったこと。
第2次世界大戦直後、それほど憎みあっていた両国が、
どちらかの国を美化するのではなく、しっかりと現実を見つめ、
自分の母国がしたことへの反省と、責任を感じて作った、
そんな気がしてならない。
心に刺さる台詞の中から、いつ地雷に吹き飛ばされるか分からない、
食べ物も満足に与えられず、腐ったものを食べて嘔吐下痢を繰り返す、
そんな極限状態で、ドイツ少年兵が、デンマークの人たちに叫んだ、
言葉を選ぶことにした。
「僕たちが憎いから爆死しようが餓死しようが関係ないと?」
人間って、どこまで冷酷になれるんだ・・と怒りが込みあげたが、
それを救ってくれたのが、ホッとして涙腺が緩んだラストシーン。
ハッピーエンドとは言えないけれど、それでも温かい気持ちになった。
日本もこういった映画を作るべきかもなぁ。



2018年04月19日(木)
AMASABO (甘さ房)

街中をぶらぶら歩いていると、ついお店の看板に目がいき、
このお店、何屋さんだろう?と考えながら、
ひとりでニヤニヤしながら歩くことがある。(危ない人?)
先日も「甘味処」と書かれた看板の前で、
もし私が付けるとした「甘味処」のお店の名前は、
どんなネーミングがいいかな?なんて、言葉遊びをしてみた。
考えに考えたすえ、浮かんだのが「AMASABO (甘さ房)」
「おじさま」と呼ばれるような、中年男性が経営する「甘味処」。
「おじさん」ではなく「おじさま」
(映画の小津作品では、原節子さんがよく口にする台詞「おじさま」)
単純に「おばさま(OBASAMA)」を逆に綴ったら、
「AMASABO」になっただけのことだが、響きがいい。
「おじさん」「おばさん」ではなく、
「おじさま」「おばさま」というところが高級感を出している。
たまには、こんな言葉遊びは、いかがだろうか?
ついついお店の看板に、目がいってしまう私だから、
いっそのこと、退職したら開いちゃおうかなぁ、喫茶店。(笑)
名前は、まだない。



2018年04月18日(水)
おじさまランチ

先日知人と訪れた居酒屋で、変わったメニューをみつけた。
「おじさまランチ」
初めて連れていったいただいたお店では、
どうしても、メモ魔の習性か、メニューが気になる。
どこにでもあるようなメニューだと気にならないが、
今回は、インパクトがあった。
当然のように、お店の人に尋ねることになる。
「これって、どんな料理ですか?」
「お子様ランチって、いろいろなものが少しずつ、
お皿の上に、載っているじゃないですか、
それを真似て、おじさんの好きな揚げ物とか、
酒の肴になるようなものを少しずつ盛ってあるんですよ」
その時は、もう飲み過ぎ食べ過ぎでお腹は一杯だったけど、
やはり私の好奇心が勝り、ラストオーダーで
「おじさまランチ」を注文した。
「なるほど・・こりゃいいわ、今度は一番最初に頼みます」と
言いながら、店をあとにした。
やはり、注目に値する変わったメニューには、
そのお店の人のアイデアが詰まっているなぁ。
「柿田川ラーメン」とか「柿田川チャーハン」とかあったら、
「ミシマバイカモ」みたいな鳴門とか、入っているのかな?(汗)



2018年04月17日(火)
その人の人生を変えてしまうが・・

映画「パッセンジャー」(モルテン・ティルドゥム監督)から。
「passenger」とは、豪華宇宙船に乗った乗客を意味する。
その乗客は120年間冬眠するのだが、
そのうち2人だけが装置の故障で、90年早く目が覚めてしまう。
正確には、男性の1人が装置の故障で目覚め、その後、
孤独に耐え切れず、ある女性を起こしてしまう。
そんな場面設定が新鮮で、メモをした。
例えとして、こんな台詞があった。
「君は孤島にいる、島で一緒に暮らす人を1人だけ選べる。
その人の人生を変えてしまうが・・」
自分の我儘(孤独感)から、一人の女性を人生を変えてしまうことになる、
機械操作の瞬間に見せた、心の葛藤が印象に残った。
「他人の人生を、自分の判断で変えてしまった瞬間」である。
その決断は後戻りが出来ず、言い訳も出来ず、120年後を夢見て
この豪華宇宙船を選んだ人間の人生を奪うこととなるのだから。
さて、この物語の結末を「ハッピィエンド」と呼んでいいものか、
ちょっぴり悩んでいる私がいる。



2018年04月16日(月)
死んじゃ困るから、買わない。(笑)

道端で店を拡げていた、愛媛オレンジ。
手書きの看板には「7個300円」と書かれているが、
字が汚くて「7,300円」と読めて、笑ってしまった。
さらに商品の下には「愛媛オレンジ 死ぬほど甘い」の文字。
それを見た観光客のおばさんたちが呟いた。
「甘そうで食べてみたい」と、買うのかな、と思っていたら、
「死んじゃ困るから、買わない」と、大笑い。
これには、露天商のおじさんも参ったのか、
笑うしかなかったようだ。
しかし、用事を済ませて、また同じ場所を通ったら、
「死ぬほど甘い」のキャッチコピーが、黒マジックで消してある。
今度は、一部始終を知っている私が笑う番であった。
この会話のキャッチボールが楽しいんだよな。
「高い〜、もう少し安くならない?」よりも、
面白い会話だったな、とメモをしてみた、それにしても笑えた。