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しもさんの「気になる一言」
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2018年02月17日(土)
直接会って「ふるふる」が一番安全ってこと?

60歳直前で「iPhone-5s」から「iPhone-SE」に変えた。
バッテリーの寿命なのか、顕著に膨らんできたので、
完全にダメになってしまう前に・・が第1の理由。
第2の理由は、私にとってピッタリサイズの「SE」にしたくて。
さらに、妻も娘も「iPhone」にすれば、使い方も教えられるし、
充電機器など、すべて兼用できる・・のメリットも考慮して、
家族3人とも「au」から「UQ-mobile」に切り替えた。
そう、今までよりも安く、快適に・・が目的でもある。
ただ、データの移行をしてくれないらしく、
大がかりな引越し作業が強いられた。(汗)
問題は、以前のメールアドレスが使えなくなること。
もちろん想定していたので、携帯番号のショートメールや、
Yahooやgoogleなどのメールなどで対応しようと考えていたが
予想以上に、面倒くさかった。
そこで、今まで封印していた「LINE」に挑戦しようと思い立ち、
ネットで調べたり、知人に聴きながらのスタートとなった。
今更、多くの人たちに教えたくはないけれど、
今までメールで連絡していた人達には教えたい、このモヤモヤから、
いろいろ試していたら、なぜか一気に広まってしまった。(らしい)
「年寄りの冷や水」として、反省の意味をこめて残したいが、
うまい言葉がみつからず、私が知人に尋ねた
「直接会って『ふるふる』が一番安全ってこと?」にしたい。

P.S.
そんな訳で、以前のアドレスで、私にメールしても届きません。
ショートメールか、facebookのメッセージが確実です。
あとは「直接会って『ふるふる』」ですかね。



2018年02月16日(金)
自分の感情を抑えないと

映画「午後8時の訪問者」
(ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督)から。
私の感性が試され、撃沈した感じの作品だった気がする。
作品がサスペンスであれ、有名な兄弟監督の作品であれ、
淡々と進むストーリーや、少ない台詞に対して、
どう評価してよいのか、分からないまま観終わった。
気になったのは、作品冒頭に流れる、
主人公の女医・ジェニーと研修医との会話。
「あなた、研修医よね、一つだけ見直すべき点を言うわ」と
アドバイスを送ったのにも関わらず、
振り向きもせずPC操作する研修医に我慢出来ず
「手を止めて」と語気を強めた後、冷静さを装い、
「診断の下し方よ、患者の痛みに反応しすぎるの」と言う。
なのに研修医は「直りません」の一言で片付けてしまう。
そこで最後に「自分の感情を抑えないと」と、
自分に言い聞かせるようなフレーズを口にするシーン。
そのあとの続く、いろいろな憶測に「反応しすぎ」だと思うし、
「自分の感情を抑えている」とは思えない行動が続いていた。
刑事でもなんでもない若い女医が、大勢の診察などをしながら、
関連情報を集め、事件を解決していく、と言うことなのか。
兄弟監督は、この作品を通して、何を伝えたかったのだろう、
やはり、私の理解度不足かな? (フランス映画は難かしいなぁ)



2018年02月15日(木)
「ボードゲーム選手権」はいかが?

全国、どこの市町村にも「囲碁」「将棋」の愛好者がいて、
「囲碁大会・将棋大会」が開催されている。
しかしながら「チェス」や「オセロ」などを愛好者もいるのに、
「チェス大会」「オセロ大会」などは、あまり耳にしない。
また「囲碁」「将棋」は難しくて出来ないけれど、
碁石を使った「碁並べ」、将棋の駒を使った「挟み将棋」など、
ルールも簡単だし、幼児から高齢者まで、誰でも参加できる
「碁並べ大会」「挟み将棋大会」だって面白そうだ。
私たちが小さい頃に夢中になっていた、
「ダイヤモンドゲーム」や「軍艦将棋」など、
「ボードゲーム」は、いつでも手軽に出来るのだから、
いろんな「ボードゲーム」を集めて、一斉に開催する
「ボードゲーム選手権」はいかが?
世界には、まだまだ楽しいボードゲームも沢山あるからね。



2018年02月14日(水)
きっと、あなたも79%の一部ね。子どもを亡くして離婚した夫婦よ。

映画「素晴らしきかな、人生」(デビッド・フランケル監督)から。
賛否両論のある映画として、解釈もいろいろ。そこがまた面白い。
題材となっている「愛」と「時間」と「死」については、
「この3つが地球上のすべての人をつなげる要素だ。
誰もが求めたり、避けたいもの。誰もが買ってしまうもの。
なぜなら、人は常に、愛を渇望し、時間を惜しみ、死を恐れるからだ」
主人公が冒頭に説明するシーンのこの台詞で、理解できる。
この3つに宛てた手紙の内容は、ちょっと理解しにくい。
また商品のキャッチコピーとして引用された
「殻を脱げば、人生は変わる・・それは脳に響く感じ。
殻を脱いで、人生を変えよう・・心に響く」が意味ありげに存在する。
そんな中、私が選んだのは、主人公がある女性に言われた台詞。
「きっと、あなたも79%の一部ね。子どもを亡くして離婚した夫婦よ」
この一言は、鑑賞後に書き出したメモの中で一番光っていた。
ラストシーンは「どんでん返し」という表現で片付けるのではなく、
もう一度、場面設定を確認して観直してみると、新しい発見がある。
「気になる一言」に選んだフレーズも、二人の関係性が変わると、
こんなにも意味が違うのか・・と、脚本に拍手を送りたくなった。
この作品、2回観ないとその面白さがわからないかもなぁ。



2018年02月13日(火)
まわる、まわるよ、お酒がまわる

敏感な読者はお気付きのことと思うが、
中島みゆきさんの曲「時代」を気持ちよく歌っていた女性が
酔っぱらい過ぎたのか、マイク片手にこう歌った様子が
おかしくて、メモしてしまった。
その後、弾け過ぎたのか、フラフラになって自席に辿り着き、
しばらくすると、コテっと寝てしまった。
文字にすると、なかなかうまくその場を表現できないが、
少し酔いが冷めて、ハッと起きた時、
替え歌のことは覚えているのだろうか?と不安になった。
彼女は「まわる、まわるよ、目がまわる」だったな。
誰かに伝えないと、この光景が頭から離れないから、
「気になる一言」に登場させてみた。
今度誰かが「時代」を歌った時に、思い出さずに済むかな?



2018年02月12日(月)
この世界の片隅に、うちを見つけてくれて

映画「この世界の片隅に」(片渕須直監督)から。
学校の歴史では学ばないが、太平洋戦争で被害を受けたのは、
原爆投下された「ヒロシマ」や「ナガサキ」だけでなく、
全国各地で、空襲を受けた海軍・陸軍の拠点は、凄まじいものがあった。
作品舞台の「広島県呉市」は「戦艦大和」を造り上げた海軍の拠点として、
敵国から集中砲火を浴びた場所である。
終戦直前の空襲は、特にはげしく、1日に何十回と繰り返され、
その様子は市民らの「警報、もうあきた」の台詞で表現されている。
そんな中、タイトルの「この世界の片隅に」の意味が知りたくて、
メモ帳片手に、観続けた。
主人公の「すず」に、こう投げ掛けた幼なじみの台詞がある。
「お前だけは、最後まで、この世界で普通で、まともでおってくれ」
戦争で、いままでの生活も人間関係も少しずつ荒んでくるが、
そんなことに負けず、お前らしく生きて欲しい、
それが、みんなの励みになるから・・と、言いたげだった。
しかし、タイトルの「この世界の片隅に」は、作品の最後に現れた。
「この町では、皆誰かを亡くし、探している」
「周作さん、ありがとう。この世界の片隅に、うちを見つけてくれて。
ほんで、もう離れんで、ずうとそばにおってください」
この時代、どの国に産まれ、誰と出会うか、ではなく、
この世界の片隅で、誰かに見つけてもらえて嬉しい、という気持ちが
伝わってきて、ホッとした。
いろいろな大切なものを失ってきた「すず」が呟いた台詞、
私の心にも響いたなぁ。



2018年02月11日(日)
こんないい場所で子育てしているんだよ

以前は、子育て環境の充実で、移住・定住する人たちが増えた。
そんな時代も、全国各地で「子育て支援」を競い合い、
「こども医療費の無料化」がどこまで進むのか気にはなるが、
今では、あまり差がなくなってきたのを実感する。
そこで気になるのは、どんな理由で、移住・定住を決めるか、
考えてみたら、やはり「子育てを終わった」先輩の言葉ではなく、
今現在、子育て真っ最中の、同じ環境の人たちの言葉だろう、と
誰もがわかる。
それは、講演会等の話ではなく、SNSの呟きに近いコメント、
またはリアルにランチをしながらの会話だったりする。
ではでは、その会話の中で、どんなフレーズに反応するのか、
そんなことも気になって調べてみたら、
(私ね)「こんないい場所で子育てしているんだよ」。
その場所で子育てをしたら、こんなに楽しいんだよ、
こんな人たちが支えてくれるんだ、こんなことが得られるの、
だから、子育てで悩んでいるあなたたちも、
この場所で子育てしてみたら?、というメッセージが込められている。
これって応用すれば、どの世代にも使えるフレーズかもしれないな。
「こんないい場所で老後生活を過ごしているよ」
う〜ん、住んでみたいな、確かに・・(汗)。



2018年02月10日(土)
月明かりを浴びて走り回ってると、黒人の子供が青く見える

映画「ムーンライト」(バリー・ジェンキンス監督)から。
う〜ん、評価が分かれるだろうなぁ、という感想で観終わった。
アメリカが抱える、人種差別や貧困、児童虐待、麻薬売買、
更には、LGBTなどの性的マイノリティなど、詰め込み過ぎという評価と、
何度か登場する「ムーンライト」(月明り)の場面に、黒人の主人公が、
暗闇、静けさの中で、きれいに浮かび上がってくる映像評価。
実は、作品の中で、こんな台詞がある。
「老女は俺をつかまえてこう言った。
「月明かりを浴びて走り回ってると、黒人の子供が青く見える、
ブルーだよ。お前をこう呼ぶ、ブルー。」
何気ないたとえ話かもしれないが、タイトルの「ムーンライト」を連想させる
言葉は、この「月明かり」しか出てこない。
またこの台詞の後「自分の道は自分で決めろ。周りに決めさせるな」と続く。
そのことを作品の軸に据えて、自分の行動を決めていったようにも見える。
構成を、1.リトル(少年期)、2.シャロン(思春期)、3.ブラック(青年期)と、
わざわざ3章に分けた理由を知りたい、とも思った。
アカデミー賞(2017年)、ゴールデングローブ賞(2017年)など、
輝やかしい賞を受賞した作品なのだけれど、平々凡々と暮らす、
日本人の私にとっては、なかなか難しい作品だったなぁ。



2018年02月09日(金)
顔が痒いので頭を動かしてもいいですか?

定年退職1年前にしておこうと思った「脳ドック」を受けた。
私にとっては2度目の体験で、前回から6年ぶりとなる。
毎年のように受診してきた人間ドックとは違い、
なぜか緊張していた自分が可笑しかった。
狭いトンネルの中のような中で検査する「MRI」だけど、
準備の際に「頭は動かさないで下さい」と指示を受けたので、
目をつぶってじっとしていたけれど、なんと10分ほど過ぎた頃、
急に顔が痒くなってきて困った。(笑)。
何かあったら、このボタンを押してください、と言われたが、
まさか「顔が痒いので頭を動かしてもいいですか?」と訊けないし、
頬を動かして、なんとか痒いのを我慢しようとしたが効果なし。
結局は、そうこうしているうちに、検査終了し事なきを得たが、
もし脳以外にも顔全体を写されていたら、
とても面白い私の表情が写っているに違いない。(笑)
しかしながら、一番緊張したのは「MMSE」の検査。
認知症の早期発見を目的とする検査であり、
今振り返れば、笑ってしまうような問題でも、
その時はこれを間違えると「認知症」と診断されるかも・・と
必死に答えた、30点満点のテストは焦った。
突然訊かれると、詰まったりするものだなぁ、ふう〜。(汗)
24点以上が合格ラインらしいけれど、さて何点取れたかな。



2018年02月08日(木)
小娘みたいな泣き言はよして

映画「ショコラ 君がいて、僕がいる」(ロシュディ・ゼム監督)から。
人種差別が当然の時代、白人と黒人で芸人コンビを組み、
「小麦粉とチョコレートはうまく混ざらない」と言いつつも、
「黒人が白人に思いきり蹴られる」ネタで、大衆の人気を得る。
しかし「真の芸術とは、風穴を開けることだ、人々の範となる」と、
人種差別的なネタからの脱却を図り、奴隷に近い黒人たちにとって、
希望の星となり、独り演劇の道へ進もうとする。
演じるのは「シャイクスピア」の中から、黒人主役の「オセロー」で、
「俺以上にリアルに、演じられるものはいるか?」と豪語して、
スタートするのだが、結果は散々で自信喪失。
そんな状況下、ギャンブルやアルコールに溺れていく彼に、
「演劇とは、リスクの伴う芸術」となだめながらも、
「『俺こそ真のオセローだ』と自分で言い出したのよ。
小娘みたいな泣き言はよして」と、突き放すシーンが印象に残った。
プライドを傷つけられた彼が「失礼だぞ」と大きな声で言い返しても、
「じゃあ、しっかりして」と切り返す場面は、
何気ない会話なのかもしれないが、こういう彼女がいたからこそ、
立ち直っていけたのではないか、とメモをした。
「中途半端なプライド」ってジャマなんだよなぁ。