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しもさんの「気になる一言」
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2018年02月07日(水)
東京都民って、マスクしないのかねぇ

昨日、本当に久し振りに、仕事の関係で上京した。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、
急ピッチに工事が進んでいる感じがして刺激を受けた。
私たち地方都市は、この東京を相手に「移住・定住を増やそう」と
必死になっているのか、とちょっぴり目眩がした。(汗)
また、電車の中では、当然のようにほぼ全員がスマホの画面を眺め、
わたしの左隣の男性は、スマホで漫画を読んでいたし、
右隣りの女性は、スマホで小説を読んでいた。
私たちが、紙媒体で読んでいたものがスマホになっただけで、
本質は、あまり変わっていない気がした。
一番気になったのは、これだけ「インフルエンザ大流行」が
新聞紙上を賑わせているのに、マスクをしている乗客がほとんどいない。
地方ではよくみかける、予防の意味のマスク着用は皆無に近い感じ。
先日、クラス全員マスクしている中学校の光景を見たばかりだったので、
受験シーズンまっさかりの今、都民のほとんどがマスクをしている、
そんな先入観が、見事に裏切られた。
だから今回は、帰宅後、夕食支度をしている妻に、私が発した一言、
「東京都民って、マスクしないのかねぇ」を記録に残そうと思う。
理由がわかる方、是非、教えてください。



2018年02月06日(火)
私の役目は「プラットフォーム」

「新しいビジネスにチャレンジしたいすべての人々のための、
『想い』を『予定』に変える実践講座」と銘打った、
「わくわくビジネス塾・・スタートアップセミナー」に参加し、
定年退職後のヒントにしたいな、と勉強中である。
キャッチコピーは「一歩踏み出せば夢はかなう!」。
私の考えた「ビジネスプラン」について、講師の先生から
「こういうビジネスを『プラットフォーム』って言います」と、
ヒントをいただいた。
「プラットフォーム」(platform)とは、
「システムの土台となるハードウェアとソフトウェアの環境」
又は「駅などで乗客が乗り降りする一段高くなった場所。
歩廊。ホーム」
言い換えれば「人を集め、それらを繋いでいくビジネス」
なのかな?と拡大解釈をした。
それは現在の仕事でもある「行政の役割」とも言える。
私がこの世に生を受けて今までを振り返っても、
「プラットフォーム」の役目が多かった気がするし、
今後も、私のもとに集まってきてくれた、老若男女の人々を
うまく繋げていくこと、これこそ私の役目、と理解できた。
そうだ・・「Platform Shimo.」の名刺つくろうかな。(笑)



2018年02月05日(月)
『家族』ではなく『家人』と書き

「しもさん、最近の『気になった一言』聞いてください!」で始まり、
「twitterやFacebookとかで自分の家族の話題を出す時に、
『うちの家族が』ではなく『うちの家人が』って呼称する人、
結構見かけませんか」とメッセージをいただいた。
「どうして、わざわざ『家人』なんて使い慣れない言葉を使うんだろう?
『家族』では何か不都合でもあるのかな?」と、
前々から気になっていたようだ。(なるほど・・鋭い観察力)
確かに「家人」と書いている人は、以前から気になったけれど、
私の関心は、もっと単純に「なんと読むんだう?」だった。
たぶん、書いている人も読み方を意識していないような気がする。
辞書で調べても「いえびと」「けにん」「かじん」などあり、
あまり定かではないし、
意味も「家族」「家の人」「家に仕える人」など、いろいろで、
「同じ家で一緒に生活している人」という意味で理解している。
だって夫婦だけでも「妻・家内・連れ合い・うちのかみさん」
「夫・主人・旦那・相方」など、ちょっと文字にすると照れ臭いし
いちいち関係を文字にするのが面倒なのかな、とも考えてみた。
小説には、時々目にするけれど、会話では聴いたことがない。
だから「『家族』ではなく『家人』と呼び」ではなく、
「『家族』ではなく『家人』と書き」なのかもなぁ。

P.S.
こういうメッセージ、大歓迎です。お待ちしています。



2018年02月04日(日)
撤退による勝利はない。だが、この救出劇は1つの勝利だ。

映画「ダンケルク」(クリストファー・ノーラン監督)から。
作品冒頭に「ダンケルクで兵士たちは運命を待った。
救出に望みを託し、奇跡を信じて」と書かれたテロップが流れ、
(フランス北部の)「ダンケルク」という場所で繰り広げられる
救出作戦が奇跡的に成功したストーリーだと想像できてしまい、
なんとなく物足りなさを感じた。
台詞も少なく、メモに残したいフレーズが多いとは言えないが、
逆に、実際の戦争は、それほど喋らないのかも・・と、
よりリアルに、戦争の場にいる錯覚を感じたほどだ。
戦争における「撤退」は、ほぼ負けに等しく、
人・モノ・金を失い、大きな犠牲を払うこととなる。
にも拘らず、作品のラスト近くに、こんなフレーズを見つけた。
「撤退による勝利はない。だが、この救出劇は1つの勝利だ。
奇跡の脱出に感謝する」
作品の説明を、わざわざ文字で説明しなくてもいいよ、と
感じながら、鑑賞を終えた。
実話に基づいた戦争の奇蹟的な救出劇という視点でみれば、
私は、映画「ハクソー・リッジ」の方が好きかもしれないなぁ。



2018年02月03日(土)
私だったら、こんなまちづくり

最近考えていることは、35年以上関わってきた、
まちづくりのアイデアを、1年かけてじっくり放出していこう。
地方行政の最前線で、まちづくりに携わっていると、
発想・アイデアが、自分のまち中心に偏りがちであるが、
酒呑みながら、酔っぱらって思いついたことには、
わが町より、全国のある市町村で開催したら楽しいだろうな、
そんなことも沢山ある、いや、そんなことの方が多い。(笑)
この日記も、単なる一個人の呟きだから、
これからは、自分の住む、働くまちのことばかりではなく、
私だったら、こんなまちづくりをするかな、という呟きも
少しずつ書いていきたいな、とふと思った。
私のまちづくりの根底に「数打ちゃ当たる」があるので、
いくら立派な構想を拡げても、実行しなければ意味がない、
百発百中のアイデアなんてあり得ないから、とにかく試してみる。
小さくてもいいから始めて、試行錯誤しながら直していく。
それが、私にあった「まちづくり」の戦術なんだよなぁ。



2018年02月02日(金)
だからキューピッドは盲目に描かれている

映画「美女と野獣」(ビル・コンドン監督)から。
名作ディズニーアニメのこの作品は、
映画に留まらず、ミュージカルなどでも表現されたストーリー、
ご承知のとおり「真実の愛」がテーマに掲げられ、
冒頭、老婆の姿で現れた魔女が、王子にこう忠告するシーンで始まる。
「外見に騙されるな」「美は内面に宿るのだから」
それを無視した王子は、呪いで野獣の姿に変えられてしまうのだが、
呪いが解ける条件は、王子が「愛し愛されること」を学ぶこと。
この「愛し愛されること」が「真実の愛」なんだ、と私は理解した。
また、こんな例えをメモしてみた。
「恋は醜いものを美しく変える、恋は目でなく心で見るもの」と言い、
「だからキューピッドは盲目に描かれている」。
そんな視点で、キューピッドを観察したことがなかったので、
ちょっと嬉しい発見だった。
2人にとって「最高の瞬間が来たら・・」と、その告白のタイミングを
王子の周りの人たちがアドバイスしようとしたら、
本当の恋をしたことがない王子は、その会話をさえぎり、
「(その瞬間を)どうやって知る?」と聞き返す場面があるのだが、
部下たちは彼にこうアドバイスをした。「胸が苦しくなる」。
さすが「恋愛」をテーマした名作だけに、台詞も抜群だと思う。
最近、アニメの奥深さに、ようやく気付いた気がする。
ミュージカルも観たくなったなぁ。



2018年02月01日(木)
月から見ると『金環日食」ですね

奇跡的な天候に恵まれ約3時間の「皆既月食」を満喫できた。
この機会に何かフレーズとして残しておこうと思いたち、
1時間20分ほどの「皆既食」の間を利用して、
テレビ、インターネットのSNS、YouTubeなどの解説を、
赤銅色の月を眺めながら聴いていた。
「月食って変化があるからずっと見てられますよね」
「これを機会に、今後も空を楽しんでいきましょう」など、
なかなか面白いコメントがメモされた。
しかし、今回の私の一押しは、YouTubeの【LiVE解説】
「皆既月食2018 Total lunar eclipse ウェザーニューズ」で、
約3時間、解説をしてくれていた、
平塚市博物館の学芸員、塚田健さんのフレーズだった。
「月から見ると『金環日食』ですね」
日本全国で「皆既月食」の話題で盛り上がっていたし、
月食の仕組みを説明していた彼が、ボソッと呟いた。
私は「お見事」と頷き、この視点・発想に、拍手を送った。
妻も「今、飛行機に乗っている人はラッキーだったね」と、
下から見上げるだけの私たちより面白い発言だったが、
さすがに「月から見ると・・」という視点には及ばなかった。
「視点を変えてみる」ことで、大きな発見があるなぁ。

P.S.
「月食」って、月の光の中を地球が通過するのではなく、
地球の影の中を月が通過するんだよね、きっと。



2018年01月31日(水)
輪がふたつ赤銅色の月を待つ

今朝の柿田川公園は、寒さで震えた。
もちろん、寒いからこそ目に出来る「毛嵐」は、
「どうだ!!、写真や動画、いくらでも撮ってくれ」とばかり、
私に囁いてきて、仕方なく「手袋」を外し、スマホを取り出し、
急速に耗るバッテリーを気にしながら、シャッターを押す。
「舟付場」と呼ばれる湧き間でも、白い水蒸気が立ちこめ、
思わず、温泉の湯気?と勘違いするほどの勢いがあった。
ファインダーの中は、大小のふたつの湧き間がレイアウトされ、
「あれ、地球と月みたいな関係だな」と感じた途端、
頭の中に、(俳句らしき)一句が浮かんだ。
それが「輪がふたつ赤銅色の月を待つ」
ちょうど今晩、楽しみにしていた「皆既月食」が起きるので、
この、丸い輪の中に「赤銅色の月」が写っていたら、
どんなに幻想的だろう・・と、素直に思ったからだ。
結局、季語が浮かばず、俳句はできなかったけれど、
こんな感覚で、柿田川と自然を、17文字にしていければ幸せ、
そしていつの日か、写真と俳句をセットにした作品を作り、
額にいれて、じっと眺めていたいな。

P.S.
管理しているFacebookページ「柿田川evol.」に投稿しました。
https://www.facebook.com/kakitagawa.evol/



2018年01月30日(火)
「赤銅色」(しゃくどういろ)の月

明日、2018年1月31日は、楽しみな「皆既月食」。
「皆既月食」とは、太陽からの光によってできた地球の影の中を
月が通過するときに見られる現象。
言い方を変えると「太陽、地球、月が一直線に並んだとき、
月が地球の影に完全に入り込み、普段見ることのない現象」が起きる。
時間帯も、月の位置も、さらに日本全国で観られるなど、
申し分のない、絶好の観測条件であり、今からワクワク。
これからも、何度も皆既月食を見る機会はあるけれど、
「部分食の始めから終わりまで見ることができる皆既月食」は、
また何年も待たなくてはならないくらい珍しいのだから、
明日の夜だけは、テレビもパソコンも電源を切って、
ネットで配信されるリアル動画ではなく、寒さに震えながらも、
本物の「皆既月食」を自分の目で確かめて欲しい。
普段、パソコン、スマホなどで下ばかり向いている私達にとって、
夜空を見上げるという行為こそ、人間性回復に繋がると信じている。
1人でもじっと眺めるもよし、親しい仲間と飲みながら観るもよし、
とにかく「『赤銅色』(しゃくどういろ)の月」(赤黒い色の月)と、
自分たちの住んでいる「地球の影」を、脳裏に焼き付けて欲しい。
あとは天気を祈るのみ。
私は、いろいろなことを考えながら、じっくり眺めたいな。



2018年01月29日(月)
行政視察は、全員タブレット持参の時代

最近、わが課が所管している事業「ゆうすいポイント」で、
行政視察を受けることが増えてきた。
(先進事例でもなんでもないのだが・・(汗))
概要説明・質疑応答、という視察の流れは変わらないが、
以前の視察と大きく変わったのは、インターネットの活用。
今回などは、議員の視察ということもあるだろうが、
来町の10人全員ともに、タブレットを持参し、
テーブルの上で操作し、質問をしてくるのには驚いた。
事前に、わが町のこともインターネットで調べているし、
こちらの情報たっぷり、で勉強してくるケースも多い。
そうなると、視察を受けるこちらの対応も変えなければなぁ、
というのが、本音である。
いつまでも、パワーポイントを駆使して、町の紹介をするのも、
限られた時間の中では、勿体ないのかな、
それよりも、インターネットでは得られない情報を、
現地に出向いた視察でしか得られない情報として提供する方が、
今後の役に立つのかな、と説明内容を変えてみた。
高齢者でも、タブレットを使いこなす時代なのだから、
当然と言えば当然なんだよなぁ。