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2017年05月08日(月) ■ |
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教習所では「後ろ向き駐車」を教わったのに・・ |
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毎日、散歩していると目にする「前向き駐車」の文字。 特に、コンビニの駐車場では、今や当然のように、 多くの人が看板の指示どおり「前向き」に駐車している。 しかし、私が免許証を取ったときは「後ろ向き駐車」を習い、 何度も何度も練習を重ねたので、どうしても違和感がある。 排ガス問題など「店舗周辺住民への配慮」として、 出来るだけ「前向き駐車」を推奨しているようだが、 バックで発進する時の「接触事故」は増えていないのだろうか? 自分の経験から考えると、バックから向きを変えて発進は、 死角が多くて不安である。 また、ハンドルを切るタイミングが難しい。 早すぎても、遅すぎても、隣の車と接触する可能性が強い。 さらに「高齢者のアクセルとブレーキを間違えた事故」も、 発進しようとして、後ろを向いてアクセルを踏んだら、 ギアが前進に入っていて・・というケースも少なくない。 それもそのはず、私たちは「駐車はバックで」と習ったから(汗)。 駐車できる台数も「前向き駐車」と「後ろ向き駐車」では、 大きく違うから、面積の割に少ない少ない台数しか停められないし、 デメリットばかりが頭に浮かぶ。 「前向き駐車」がこれからのスタンダードならば、 私たち世代は「前向き駐車からの発進」を習い直す必要があるな。
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2017年05月07日(日) ■ |
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「ねぇ、秒速5センチメートルなんだって」「えっ、何?」 |
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映画「秒速5センチメートル」(新海誠監督)から。 「ねぇ、秒速5センチメートルなんだって」 「えっ、何?」「桜の落ちるスピード、秒速5センチメートル」 このインバクトのある会話が、最後までスピードを意識させる。 普段の生活であまり意識してなかった「速度」や「距離」が、 鮮明に表現できていて、驚かされた。 「たった1分がものすごく長く感じられ、 時間ははっきりとした悪意をもって、僕の上にゆっくりと流れていった」 「僕たちの前には、いまだ巨大すぎる人生が、 茫漠(ぼうばく)とした時間がどうしようもなく、横たわっていた」と 時間に関する表現があったかと思えば、 「一緒に帰らない?」「今帰り? 一緒に帰ろうよ」と、 高校生の2人が一緒に歩くスピード・距離感がたまらなく心地よい。 (時には、バイクで追っかけるスピード・距離感もあり・・) また「今、振りかえれば、きっとあの人も振り返ると強く感じた」という 想いの強さだったりもする。 何気なくそしてどこにもあるような風景だからこそ、親近感があり、 感情移入できてしまう、最近の新海作品に注目していきたい。
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2017年05月06日(土) ■ |
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2017年上期のマイブームは「新海誠監督作品」 |
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2017年上期のマイブームは「新海誠監督作品」。 今年のはじめ、出張の帰りに立ち寄った、松屋銀座の企画、 「新海誠監督作品『君の名は。』展」で、彼の魅力に触れた。 その後、偶然なのか、必然なのか、アニメ映画にハマった私は 映画「言の葉の庭」を教えていただき、一気にマイブームとなった。 そしてなんと「大岡信ことば館」(三島市)で、 「新海誠展−『ほしのこえ』から『君の名は。』まで−』 (2017年6月3日(土)〜8/27(日))の開催が決まり、 さらに、プレイベントとして、GWに新海誠監督作品上映会が・・。 5月5日(金) 「星を追う子ども」 5月6日(土) 「言の葉の庭」 5月7日(日) 「秒速5センチメートル」 5月14日(日) 「雲のむこう、約束の場所」 今まで、アニメ映画にさほど興味関心がなく、 完全に見過ごしてきたジャンルであったにもかかわらず、 1000作品レビューに近づいたところで、魅力に気がついた。 この一連の流れは、何を意味するのか、気になって仕方がない。 もう少し、流れに逆らわず、楽しんでみようかなぁ。
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2017年05月05日(金) ■ |
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このギャラリーから、発信できたらいいなぁ |
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絵本作家・宮西達也さんが、在住している三島市の商店街に 「TATSU'S GALLERY」をオープンした。 宮西先輩の言葉を借りれば 「三島の商店街に、ちいさなちいさなギャラリーをつくりました。 このギャラリーから、すこしでもなにか楽しいこと、 ステキなことを発信できたらいいなぁとおもっています。 どうぞ、みなさんのお力をおかしください」 ここで大切なのは、三島市のことだから、という考えを捨てること。 宮西先輩は、そんなちっぽけなことを考えていない。(たぶん(笑)) たまたまギャラリーの場所が三島市の商店街であって、 三島市のためにだけ・・という考えはないのに、周りが騒ぎ立てる、 「三島市に作ったのだから、わざわざ他市町が・・」と。 そういう視点こそ、まちの活性化を失わせる、と警鐘を鳴らしたい。 今まで充分過ぎるほど、お世話になったのだから、その恩返しに、 この「タツズ・ギャラリー」がいつも賑わうようなお手伝いをしたい、 その気持ちだけでいいような気がする。 「できる人が、できることを、出来るだけ」が、ボランティアの基本。 さて、私に出来ることは・・
P.S. 宮西先輩へ。さっき言い忘れましたけど・・ 「タツズ・ギャラリー」って、言いにくいです。(笑)
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2017年05月04日(木) ■ |
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公園の芝生広場は「ワンタッチ組立テント」がお似合い |
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特にシリーズ化しているわけではないが、私の興味・関心は、 「柿田川公園の芝生広場」がどのように使われているか、である。 以前「『バドミントン』がお似合い」と書いたが、 最近、木陰に設置してあるテーブルやベンチではなく、 わざわざ芝生に寝っころがり、本を読んだりしている人、 時には、お気に入りの音楽をかけて横になっている人までいる。 共通しているのは「ワンタッチ組立テント」を利用していたこと。 まるで、海岸で拡げるパラソルの下で「日焼けしている」、 そんなイメージに似ている。(プチ・キャンプって感じもするが) 初めてみた時は、ちょっぴり違和感があったが、 何度も目にすると、それはそれで、風景に溶け込んでいるし、 私もいつか、芝生の上に「大の字」に寝っころがりたい。 そのためには「ワンタッチ組立テント」が必要だな。 今回は、真夏よりも紫外線が強い、と言われている5月。 「公園の芝生広場は『ワンタッチ組立テント』がお似合い」を 気になる一言に残しておこうっと。
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2017年05月03日(水) ■ |
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映画レビュー1000作品目、是非、ご推薦を |
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若い頃から映画を観ていたけど、感想を書き始めたのは、 地元にシネコンが出来てから。 と言うことは、10年前から映画レビューを書いている。 現在、982作品。あと少しで1000作品なんだけど、 こればかりは、単なる通過点だから、とは思えない。 一日に4映画館をはしごしたこともあるし、 20回以上、貸切状態も経験している。(汗) 勿論、暗闇の中で、台詞をメモする技術も習得した。(笑) DVD鑑賞に変えてからは、巻き戻して台詞をメモするので、 上映時間の約1.5倍の時間をかけて観ることも少なくない。 だから、記念すべき1000作品目を楽しみにしながらも、 何を観ようか、ワクワクドキドキ感が増しているのも事実。 これぞ・・という作品がありましたら、是非、ご推薦を。 たぶん、あと3ケ月くらいで、達成しそうだから。
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2017年05月02日(火) ■ |
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本物とかニセモノって、何か意味あんの? |
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映画「嫌な女」(黒木瞳監督)から。 友達のいない真面目一徹な弁護士・石田徹子と、 派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子。 どちらが「嫌な女」か分からないけれど、 タイトルの「嫌な女」のフレーズが会話に出てくる。 「あんたと一緒にいると、私、どんどん嫌な女になる」 「何言ってんの、あんた昔から嫌な女だよ」 これには、けっこう反応してメモしてしまった。(笑) さらに、作品中に登場する「太陽」と「ひまわり」の例えが、 この2人の関係をうまく表現している気がした。 「ひまわりは太陽のお陰で、きれいに咲き誇るでしょ? 人は太陽をみて頑張ってると思わないけど、 太陽に向かって必死に顔を上げるひまわりをみてると、 頑張ってるなぁって思えるものよ」 同じく「ブリン」と「カラメルソース」との関係も面白い。 「プリンってね、カラメルソースが苦いから、 その甘みが引き立つのね」「おいしい・・」 「ねっ。人はね、プリンを食べながら怒れないものですよ」 こんな視点で「プリン」を食べたことがなかったのでメモ。 ドキッとしたのは、明らかにニセモノの絵画「ひまわり」を、 200万円で売って、サギだって問いつめられた時、こう言い返す。 「本物とかニセモノって、何か意味あんの?、だってさ、 それを200万円で買う人間がいる限り、ホンモンだろうが、 ニセモンだろうが、200万円の価値があるってことでしょ?」と 言い返すことができなかったシーン。 価値は、需要と供給のバランスで決まるんだねぇ、やっぱり。
P.S.エンドロールで見つけ、妙に嬉しかった。 「ウェディングデザイナー 神田うの」・・頑張ってるなぁ。
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2017年05月01日(月) ■ |
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メールをみせてしまう人に、メールを送る人 |
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私の周りには、時々驚くような人がいる。 「ほら、こんなメールが来てるから、 俺は奴を代弁して、文句を言っているんだ」と、 わざわざ、そのメールを他人に見せて回る人がいる。 それも、自分の行為を正当化するネタとして。(汗) 私としては、それ自体、言語道断の行為であるが、 そういう人に、不平不満のメールを送ってしまう人の方が、 信じられない気がする。 そのメールが元で大騒ぎになっていることも知らず、 相変わらず、誹謗中傷に近い発言をしているらしい。 プライベートで送ったつもりのメールが、 多く人に見せられているなんて、知らないのかもしれないが、 そういう人物と、メールで繋がっていることが、 自分の評価を下げていることに気付くべきなんだろうな。 「メールをみせてしまう人に、メールを送る人」だけには なりたくないよなぁ。
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2017年04月30日(日) ■ |
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名札は「子ども」から「大人」へ |
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私の記憶では「名札」は、子どもが付けていた。 大人は名刺、子どもは名札が定番だった気がする。 しかし、今は大人が職場で「ネームタグ」を付けている。 これも時代の流れだな、とメモをした。 子どもの名前を知らせるのは、犯罪に繋がったり、 プライバシー保護の関係から、名札は付けない。 大人は逆に、今はどんな人間がわからないから、 「苗字」だけの簡易的なネームプレートから、 課名・役職・フルネームまで記載された名札を、 なぜか、皆が首から下げている。 スーツでも制服でも、色のバランスに関係なく、 これでもか、と派手な紐を何の疑問もなく、身につける。 逆に言うと、これを付けている間は仕事だから・・と、 割り切れるのかもしれない。 ちょっと気になったことだけど、世相として残しておきたい。 「名札は『子ども』から『大人』へ」でわかるかな。
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2017年04月29日(土) ■ |
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君は数学と無限に踊る |
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映画「奇蹟がくれた数式」(マシュー・ブラウン監督)から。 「アインシュタインと並ぶ無限の天才」とも称された インドの数学者「ラマヌジャン」と、 彼を見出したイギリス人数学者ハーディの実話を映画化した作品。 文系のはずの私が、こんな解説に惹かれ、観始めた。 学生時代、数学の数式ほど頭を悩めたものはない。 それなのにここに登場する人々は、 「正しくみれば、数学は真理だけでなく、究極の美を併せ持つ」 数式を眺めて美しいと表現しているし、 「これ(公式)は何なの?」と訊かれれば 「絵のようなものだよ。見えない色で描かれていると想像して」と サラッと答える。 「モーツァルトが脳内で全交響楽を聴いたように」と前置きをして 「君は数学と無限に踊る」とも・・。 「どこから着想を得るか?」の問いには「女神です」と返答し驚かす。 「眠る時や、祈る時、舌の上に、数式を置いていく」らしい。 「公式は創るものではなく、既に存在し・・ラマヌジャンのような 類い稀な知性が、発見し、証明するのを待っている」など、 一つひとつの表現が数学(公式)の話なのに、文学的で興味を惹いた。 でもやっぱり、記号がいっぱい書き込まれている「公式」を眺めて、 「(一緒に)踊る」という表現は、私には無理だなぁ。
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