もうね、馬鹿かと。アホかと。
キムヨナの優勝は認めるよ。 でもあの点の出方はねーだろ? SPで76点?!男子かっつーの。 そして総合で200点を大きく上回り。
ループも跳べない(最初からプログラムに入れられない)のに?! サルコウも跳べない(1回転になった)のに?! シットスピン(姿勢を低くして回るスピン)もあんなに腰が高いのに?!
・・・男子の上位選手よりも技術(いわゆる演技・構成点と言われてる方)が高いのはなんで? ありえないだろ、男子よりスケート技術が高いって。
よく、「真央のプログラムは男子並み」とか言われるけど、真央が実際に上位の男子と戦って勝てるかって言ったらムリでしょう。男子とは基礎体力も違うし。
それがまー、ジャッジはよく恥ずかしげもなくあんな点を出したもんだ。
あのトリノオリンピックで度肝を抜く演技をした、宇宙人扱いされたプルシェンコさえも凌ぐ技術の高さ。笑っちゃうよね。 プルシェンコは4回転-3回転-2回転の連続ジャンプをしたんだよ。
それが、
ループも跳べない、サルコウも跳べない、女子選手が演技・構成点で上回っちゃったwww
再三、今のフィギュアは、各選手のプログラムの元々の構成点が違う、ということを説明してきた。 A選手が120点満点のプログラムだったり、B選手が100点満点のプログラムだったり。なので、お互いノーミスだったらB選手はA選手には敵わないし、A選手が2回くらいミスしても勝てる。
今までそういう認識でいたけれども、どうやら違うみたい。 B選手は100点満点のプログラムでも、何か奇跡が起こって130点ぐらい得点できるみたいよ。
ジャンプの種類とかスピンの種類とかの難易度の差は素人には難しいから、例え話で。
Bさんはバク転ができる。Aさんはバク転に加えてバク宙もできる。 一般的にはバク宙の方が難しいとされてるよね?仮にバク転の点数を8点、バク宙の点数を10点としよう。
Bさんは、キレイなバク転を2回決めました。それぞれ、基礎点の8点に加え、2点プラスされました。「できばえ点」です。この時点で20点です。すごいですね!そしてちょっと危なかったかな?後ろでんぐり返しっぽかったんじゃないかな?とも取れるバク転を1回しました。でもなぜかミラクルがおこり、バク転と認定され、さらになぜかできばえの面でも加点がもらえ、9点もらえました。結果、合計29点となりました。
Aさんは、2回バク宙を決めたかのように見えました。しかし超スローカメラで執拗にチェックされ、1回はバク宙と認定されず、質の悪いバク転扱いで基礎点の8点からさらに減点で5点しかもらえません。もう1回はバク宙と認定されたものの、できばえではそれほど美しくないということで大きな加点はもらえませんでした。10.5点。そしてあと1回はバク転をしました。これもさほどできばえ点はもらえず。8.5点。合計で24点の結果となりました。
・・・こういうことが起こってるんですよ。 いっくら難しいバク宙に挑戦しても、Bさんが跳んだバク転と大差ない、そんなことしてたら、競技が衰退するよ。だ〜れも危険な大技なんてしなくなるでしょ。
でも、Aさんがいっくらキレイにバク転しても、「何らかの力」が働いて、できばえ点はBさん程はもらえないんだ。そしたら、大技に挑戦するしかなくなるわな。当然、大技には危険がつきもので、練習の段階から怪我や身体への負担とも戦っていかなきゃならない。 その点、Bさんはいいよね。ジュニアの頃からず〜〜〜〜〜っとバク転1本で同じ技を練習してればいいんだから。 そして、試合では転びさえしなければ超ド級の加点がもらえるんだからさ。
今回の真央は精彩を欠いてたから(疲れがピークだったのでしょう、国内大会を欠場するキム選手と違って)優勝できなかったのも仕方ない。でもまあロシェットと比べてあんなに得点差が出たのには疑問だけど。キムヨナとは言わずもがな。 でも、普通にジャッジしててもキムヨナが勝てたんじゃないかと思うよ。なんといってもSPノーミスは大きいし。フリーのサルコウ1回位のミスなんてたいしたことないし。
でも・・・普通にジャッジできなかったんでしょうねえ。 いっくら真央を潰そうとしても真央が勝っちゃうから、キムヨナの得点を大幅な底上げしないと不安だったんでしょうねぇ。
もうね、ジャッジの信用は地の底まで堕ちたよ。
そうそう、「真央のプログラムは高難度。だから難易度を落とせば楽勝」って以前書いたけど、多分、ムリ。仮にキムヨナと全く同じプログラム滑ったとしたら絶対勝てないから。キムヨナが余程のミスしない限り。
日本スケート連盟はモロゾフにも釘を刺されてたけど。 もっと日本選手を守ってくれよ。
そんなわけで、今度こそフィギュアスケートを見限る時が来たかな・・・ バンクーバー五輪を楽しみにしてたんだけどね・・・ まあとりあえず、男女とも3枠獲得おめでとー |