すず子さんのボヤキ。
モクジカコミライ


2005年02月28日(月) そんなこと言われなくても・・・

ちゃんと、わかってるよ。

自分でも充分に、ね。





近頃のエンピツが、言葉は変われど

中身はいつもおんなじ。

進歩せず、どうどうめぐり。

ぐだぐだあーだこーだと並べ立てて

ちっとも面白くない、と、自分でも思う。




「何よ、そこらへんにあるベタな恋愛日記にするつもりなんかないのに」

って思ってた。





でも。

冴子、前にも同じこと言ってたのね。



ありがと。

アンタがいてくれて良かったよ。




何とかするから。

もうちょっと、時間ちょうだい。

次の作戦、考え中だから。

潰さないように。

結果残すために。

前向きに。


2005年02月27日(日) しっかりしなさい。

素直じゃない、とか、そういう問題じゃない気がするよ、すずちゃん。

要するに、意気地ナシ、なのね。

私に言われなくてもわかってるとは思うけどさ。





もっとちゃんと、気持ちを言わなきゃダメだ、って

一人になると思ってるんでしょ?

でも、その場ではぐっとこらえてしまう。

カオにも出さず。。。




そんなんじゃ、やっぱりダメだよ。

もっと、正直になろうよ。自分のココロに。





今日だってサ。。。

「ちきしょーーーーーーー!!!!」って思ったんでしょ?

「ガックリ。。。。」だったんでしょ?



その「ちきしょーーーーーーーーー!!!!!」を

表に出さなきゃ、伝わんないよ。




「なんだ、すずさん、来て欲しいの?」

ってなったかもしれないのに。





結局さ、このままじゃ、自分で潰しちゃうよ?

何もしないうちに。

またもや。

今回も。




そのパターンからは卒業する、って思ってたはずじゃないの?

それでいいの?




あんまり理由つけて自己満足で終わっちゃってもらいたくないのよね、

今回ばかりは。



すずこの気持ち、知ってるから。



そんなに思ってるんなら、せめて自分で潰すことだけはしちゃダメだよ。




キツイこと言うかも知れないけど、

やることやって、それで潰れるんならしょうがない。





やることもやらずに、その上、裏腹な態度のために潰すなんて、

後悔してもしきれないよ、今回は。





決定的な結果を知ろうとするのをあんまり後回しにするのは

良くないと思うな。



老婆心ながら。




冴子


2005年02月23日(水) 念のため。

そうそう。

このメールね、まるで送信したかのように見えるけど、

出してませんから。



意気地ナシなもんで。ハイ。

エンピツだけのヒミツです。




まるで、このメールを受けて、涼野くんから お誘いの電話

あったみたいにみえるけど、そうじゃないんだよ、な。






・・・ちきしょぉ。

会いたいよ。


2005年02月22日(火) あ・・・また。

思い出した。




「すずさん、ケッコンしたいって、思う?」


こないだの呼び出しかかって飲んでたとき聞かれた。



その前は、

「すずさん、ずっと寄り添っていたい人って、いる?」

だった。

この時は、みごとに的を外し、自らあらぬ方向へ話を持っていって

後々激しく後悔したんだけど。




今回、なんて答えたんだったっけな・・・。


「そりゃ、出来るに越したことないサ。」

・・・その後、別の女の子の名前出して、「彼女はケッコン願望強いよ!」

なんてことを暴露してた。

・・・。

またもや?!




でもさ、

なんでこんなことばっか聞くのさ。

自分は全然ケッコンに興味ないワケでしょ?




自分より年上のオンナのヒトが、何故その歳までケッコンしなかったのか、

その心中を聞きたかったの、か?

(自分で書いててヤになるなぁー。この一文。)




「すずさんは、なんでケッコンに興味ないの?」

みたいな。




なんでだろーねぇ。。。今更ですが。

ここで議論してもしょうがない気もしますが。

今後、また同じような質問されたときのために、ちょっと真面目に

考えてみましょう。



ケッコンしたくないとは思わないし、将来の自分の像考えて、

ケッコンしてないとは思ってない。

でも・・・実際、ケッコンしたいか、って聞かれても。

遠い存在だな。今のアタシにとって、ケッコンは。

相手もいなくちゃ、出来ないし。




少なくとも、「はじめに結婚ありき」では、ない。

だから、見合いとか、絶対、イヤなのさ。

ケッコンしたいから相手探そうとは思わないし、

「早くケッコンして幸せになりなさい」なんてコトバ、

まったくもって余計なお世話。




やっぱ、めぐりあってないんだろうな、これまでに。

そう思う人に。

だから、無理してケッコンしたいとは、今の歳になっても思わないね。




う〜ん。

久々に。

ちっとは人間らしい日記になったかな。


2005年02月21日(月) なんだろな。

ま、当然のことだな。

会ってる間は、それだけで満足。

信じられないくらい、無欲。

会えないと、自分でも信じられないくらいの

モーソーを抱く。



・・・オイオイ、すずちゃん?

ありえんって、そんなコト。




一人ボケ・ツッコミを繰り返し、

一人ひそかに落ち込んでみる。。。




・・・なんて生産性のない行動なんだ。

人間って、ホント、アホな生き物やね。


2005年02月20日(日) 何から書けばいいのか・・・ 本編

事実として。



向こうからお誘いの電話があった。初めてやね。

そりゃもう、大喜びサ。

サツキ、ゴメン!!今日のディナー、ナシにして。
この埋め合わせは必ずするから・・・!

仕事も強制終了。

・・・さあ、帰るぞ!と思ったら、部長に捕まる。


「やべぇ。。。遅刻だ」

焦りながら頭の中で、前回の反省事項がリストアップされる。



で。
・・・今回も、サシ飲みなワケね。・・・良かった、誰か他にいたら、
あんなに喜んだ自分がミジメになるワ。



そして。

「すずさん、時間だいじょぶ? 電車ある?」
・・・まだ最終には間に合うなぁ。。。

「う〜ん、どうだろ、あったかなぁ。。。」

「じゃ、次々!!ウチで飲もう」


またもや自宅訪問。


そして。

またもや、フツーに枕を並べ、フツーに並んで寝て、
朝を迎える。

今回は私のほうが先に起きたね。

で、駅まで送ってもらって。





すずこ的には。

コレは前進なの・・・か?

少なくとも、今まで向こうから飲みに誘ってくるなんてコトは、なかった。

っていうか、2人の間で電話って、まず、ない。

でもね。今回誘われた理由は・・・

「あ〜。コレか」

って思うふしがあった。

口惜しかったんだね、コレ聞いてもらいたかったんだ、と。

簡単に泊めてもらえる、っつーのは、やっぱ、オトモダチなんすかね。



ま、ナニゴトもなかったにせよ、そばに寝息が聞こえるってのは、

すずこ的には、悪くなかった。。ちょっとシアワセ。

私に何の用事もなかったら、ぐだぐだ夕方まで二人でマッタリ

出来たりしたんだろうか・・・?




と、同時に。

一緒にいる時間が増えると、やっぱりイロイロ見えてくる。

知らない部分は自分の理想で固められてるワケでしょ、大なり小なり。

そこが、ちょっとずつ剥がされて。

やっぱり失望する部分もあったり。

考え方の違いが随分あることにも気づかされ。

でも、そこで、自分を見失いたくないね。

無理に彼の考えを正当化して自分の考えを曲げたくはない。

ちゃんと、対等に議論したい。



ある意味、ちょっと彼に対して冷静になった部分もあるかも知れない。

今までは得体の知れない部分は自分の都合のいいようにしか

考えてなかったわけだから。

これから、オトモダチの関係だろうが何だろうか、

一緒にいる時間が増えてくれば、

自ずと自分がどうしたいのか、ハッキリしてくるんだろうな。



そんな悠長なことでいいのか?!っても思うけど。

どうやら、向こうも今すぐどうこう、という行動に出る様子も

なさそうだし。

ひょっとしたら、今回がその前兆かもしれないけど。



あんまり、ポジティブな思考が出来ないけどさ、

今回は、前回ほど、自分に失望はしてないんだよね。

今んとこ。



それよか、どうも風邪っぽい。

明日もお仕事なワケだし、今日はもう遅いから、コレでおしまい。


2005年02月19日(土) 何から書けばいいのか・・・

・・・駄目だ。

ほとんど書きあがってたのに。

ESCキー押しすぎて。

全部、消えた。

今日はもう、書くのや〜めた!








ごめんちゃい。


2005年02月18日(金) 緊急事態発生

やべぇ…。


とりあえず、遅刻、だ。


2005年02月16日(水) そして。

こんばんは。

またまた恥を忍んでお便りします。




新年会、どうも、やっちゃってるんだよね、私。

後悔の固まりなワケさ。




言いたいことも言えなかったし、聞きたいことも聞けなかったし。

まぁ、イロイロね。



ところがどっこい、自分がやっちゃってることに気がついたのは、

一人で電車に乗って帰る時だったワケさ。



「バクダン」持ってるの知ってて泊めてもらったらさ、

やっぱり、期待するなといわれても、期待しちゃうのサ。


時間がたてばたつほど、やりきれなくなってきたんで、

弁解メールです。




私が今、いちばん一緒にいたいのは涼野くんサ。

これが、正直な気持ち。



でね、涼野くんの気持ちもちゃんと教えてもらいたいんだな。

じゃないと、勝手に自分で都合のいいように想像してはため息、

想像してはため息、っていう、ドツボにはまってしまうので。

自分で自分がミジメに思えてくるので・・・。

吉と出ようが凶と出ようが、それはそれとしてちゃんと受け止めます。




またまた週の半ばでアホなメール送ってスミマセンが、

よろしゅうお願いいたします。


すずこ


2005年02月15日(火) もしあの瞬間に戻れるなら。。。ぱーと2

「すずさん、今、ずっと寄り添っていたい、って人、いる?」



意気地ナシとでも、諦め悪いオンナとでも何とでも言ってちょーだい。

まだまだ新年会、引きずってます。




「すずさん、今、ずっと寄り添っていたい、って人、いる?」


新年会の最中、涼野くんに言われたコトバ。

これに対する答えは・・・



「う〜ん。。。誰か、いたらイイな、っては思うよ。

 でもさ、私、共同生活自体、向いてないと思うんだ。

 ヒトと一緒に暮らせる自信ないなぁ・・・ワガママだから」




・・・やっちゃってるでしょ、コレ。

思い返せば返すほど、口惜しい・・・。




「一生かどうかわかんない、でも、今、いちばん一緒にいたいのは

 涼野くんだよ」

なんで、言えなかったんだろう。。。



涼野くんは、何を期待してこの問いかけをしてきたんだろう。

もし、私がちゃんと言えてたら・・・

どんな態度をとったんだろう。。。



「なんで? どうしてそんな質問するの??」


これだって良かったじゃない。



微妙に論点ズレてたのは、さっぱりアルコール味のない

梅サワーを飲んで酔っ払ってたからだろうか・・・?



・・・?!

それとも・・・!



本当に「割り切って」しまっていたのは、私のほうだったんだろうか?

涼野くんの「フリ」にも、ちっとも核心に触れようとせず、

家に連れて行かれても借りてきた猫のように大人しく、

ちょっかいも出さず、言われるがまま。

跡も残さず、素直に、「ハイ、お邪魔しました。また、明日ね。」




この様子に、ホントにガッカリしたのは涼野くんのほうだったりして。





・・・あ〜。ど〜しよぉ。。。

自分のココロの整理のために書いてたはずなのに、

凹んできた。。。



ちきしょーーーーーーーーー!!!!

ホントに時間、戻してくれーーーーーーーーーっっっ。


また、寝れなくなっちまうよぉ。。。




2005年02月14日(月) 意気地ナシ

この三連休、挽回するチャンスだと思ってた。

これまでのモヤモヤ、はっきりさせようと思ってた。

のに。




「のに。」

このヒトコトが、コトの全てを明かしてるな。




金曜日、涼野くんも会場に来てた。

「すずさ〜ん!頑張ってるねぇ〜。。。」

ニコニコしながら、頭をポンポンされる。



・・・うれしいじゃないか、コノヤロウっ!!!

と思いつつ、私の隣には麻理がいて、

涼野くんの顔がまともに見れない。

結局マトモに会話も出来ず、休憩時間終了。



打上げでゆっくりしゃべろうか、と思ってた。

のに。

涼野くん、打上げ出ずに帰りやがった。

しかも、どうやら、私は帰っていく涼野くんを

目撃していたらしい。。。



「あれ?あの後姿、涼野くんに似てるな〜・・・」

と、思ったのをハッキリ覚えてる。

でも、それが涼野くんだとは夢にも思ってなかった。



「すずさん、打上げのお店、決まったよ」

って麻理に言われたとき、

「あ、そうか、涼野くん、先にお店に行って

 皆を待ってるんだ」

などと、またまた都合のいい解釈をしていた。

のに。




「金曜日、なんで打上げ出ずに帰ったのさ?」

「・・・デート。」

だとぉ〜〜〜!!!!!!!!

「・・・ゴメン、うそついた」

だとぉ〜〜〜!!!!!!!!

ふざけんなぁ〜〜〜っっっ!!!



でも、まぁ、日曜日も会えるからいっか、

とのほほん街道突っ走ってた。



土曜日。

お友達のチョコ買いに付き合って、自分用には買わず。



「バカだね、すずこ。チョコ渡せばいいのに。」

ほっといてくれ。

お菓子メーカーの思惑に乗るつもりは、ナイ。

2粒で1500円もするゴDバのチョコ見て、

固く誓う。



でもな。

万が一、期待してたりしたら・・・。

友人と別れ、晩御飯のお惣菜を選びながら、

1個100円の「スニッカーズ」をカゴに入れる・・・。



「これ、こないだお世話になったから。」

そう言って、「ポン」と投げ渡しできたら。

それで充分。




日曜の朝、バッグの底にスニッカーズを忍ばせて

家を出た。




のに。




夜10時。

バッグに入ったままのスニッカーズを見つめて

一人、ため息。

渡せなかった。。。

状況的に、確かに今日の状況じゃ、

想定どおりに渡すのは難しかったかもしれない。

けど。




それから丸1日たって。

テーブルに無造作に置かれたスニッカーズ。

なんじゃこりゃ。

わたしゃ、自分じゃ甘いもんは食べんよ。

こんなモン、ウチにあっても、ゴミ箱行きだよ。

・・・。



ちょっとだけ、スニッカーズが可哀想になって、

袋を開けてかじってみる。




・・・。

やっぱ、私にはチョコは甘すぎるや。




あ〜あ。

昼間は昼間で仕事が手につかないしなぁ。。。

あーだこーだと、自分勝手に想像しても

このままじゃ、どうにもならんよ、本当に。

次の行動に出んかったら、

自分で自分を潰してしまうよ。



やらなきゃイカンことは明白なんだけどなぁ・・・。

いつまでたっても意気地ナシだなぁ。。。


2005年02月08日(火) もしあの瞬間に戻れるなら


あのさぁ、つかぬ事をお伺いしますが・・・

「バクダン」メール、見てるんだよねぇ・・・?

あれ見ておいてさぁ、終電過ぎまで飲んで、

家に連れて来てくれるワケ?




そりゃぁさ、飲んでるときに

「今、彼女作る気はない」って言うのは聞いたけどさ、

そりゃ、私から聞いた話じゃないし、そっちが話の流れで

言った訳じゃん?




この状況、私としては期待しちゃっていいワケ?

っつーか、期待するな、と言われてないから、

期待しちゃって、つらいんですけど・・・。






「オレの性格わかってんでしょぉ〜?
 だったら、わかるじゃん!!」

だなんて・・・わかるか、っつーの!!!



そんなこと言ってたらねぇ、アタシに都合のいいようにしか、

妄想できないんだってば!!!




あぁ〜っっ!!!!もう!!!!!

首絞めて、「どーなんだ、コノヤロぉ〜〜っっっ!!!!」

って尋問してやりてぇ・・・。


2005年02月03日(木) ちょ〜ヤバイよ。

今までより、ヤバイ。

いちばん、ヤバイ。



・・・。

会いたくて、メールが欲しくて、仕事もろくに手につかない。

一人でもんもんとしてても、何の解決にもならないんだ、って。

そう気づくと、ため息が出る。




何もなかったのは、やっぱり、オトモダチだから?

でも、私の気持ちを知ってて泊めてくれるわけ?

私がキミを襲ったら、どうなったわけ?

私がキミを襲えばよかったわけ?




何もなかったのは、彼はちゃんと割り切ってる、っていう証拠だよ、
っていう思いと、

ひょっとしたら、私が何かするのを待ってたの?っていう
微妙な期待と、

なぜ、もっと、必死に状況把握しようとしなかったんかい!っていう
自分へのふがいなさと、

どうしてこんなに会いたいんだろう。。。っていう
急激な気持ちの変化に、


自分でも、ココロの中をうまくコントロールできず。



どうってことない映画を見ただけで、泣けてきた・・・。


ヤバイよ。


暮れに開けた飲み残しのワインをちびちびやってたら・・・

頭痛くなってきた。


ちょ〜ヤバイよ。


2005年02月01日(火) 恋する乙女

この際、すずこさんが乙女と言われる歳なのかどうか、
ってのは抜きにして。

お久しぶりです、冴子です。


去年の暮れから、涼野くんを取り巻く状況がいろいろとバタバタした
事もあって、すずこさん、涼野くんとは「いいオトモダチ」ってことで
割り切りはじめてた。

お互い、ガーガー言い合って、楽しければそれでいいや、と。

で、その流れのまま、新年の決意表明やら何やら語り合おう!と、
すずさん、涼野くんにお誘いのメールを出したの。
これまでは、そんなことさえも出来なかったのにね。
すずこさんの「割り切り」って、いったい・・・?


で、メールですずこさんが提案した日は涼野くんに
あっさりダメ出しされて。
そのうちやろうよ、って返事が来たんだけど。

その「そのうち」が、ついこの前だったのね。

で、すずこさん、あんな日記を書いた、と。




新年会は2人だけで決行されました。
初めて、2人だけのサシ飲み。

はじめる時間が遅くなりそうだったから、
「ま、朝まででもいいよ」なんて、本気か冗談か
涼野くん、メールで言ってたんだけど。

あーだこーだとおしゃべりしながら、終電間際に、
一度、すずさん涼野くんの時計覗き込んで、
「あ〜、もうこんな時間なんだ」
と言ってみた。

でも、涼野くん、帰るのを促すでもなく、そのまま会話を続ける。
すずこさんも、「ま、いっか。」と、メニューを追加注文。

追加注文しながら、すずこさん、心の中で
「朝までかぁ・・・。先が長いなぁ・・・」と思いつつ。
それでも涼野くんと一緒なんだし、楽しいから
いいか、みたいな。


で、2時を過ぎる頃。そろそろ会話のネタも尽きて、マッタリモードになり。


「ふぁ〜〜・・・。」
大あくびの涼野くん。

そして。
「さ、帰りますか」と、涼野くん、席を立つ。

「はいはい」
すずこさんも席を立つ。




この時点で。
すずこさん、考えなくちゃならないことは
山ほどあったはず。


まず、
「電車ナイのよ?
 ど〜やって帰るの?」とかさ。



・・・でも、こっから先、すずこさん、ほとんど自分の置かれた状況に対して
何も考えてないのね。

どーやって帰るのか、すずこさんの思考回路は全く機能してなかった。


だから、涼野くんがタクシー止めてそのまま乗るように促した時も、
フツーに乗ったの。


で、涼野くんも乗って。
涼野くんは自分の家の最寄り駅を告げる。

駅について、涼野くんがお金を払って降りる。
すずこさんは、お釣りを受け取って、降りる。

で、すずこさん、涼野くんの家にご招待された。

涼野くんがシャワー浴びてる間、すずこさんはボーっとテレビを見て
シャワーから出てきた涼野くんは布団を並べて2つ敷いて、
すずさんはおっきなスウェットとトレーナーを借りて、
歯磨きして顔を洗って、
二人並んで寝た。

そう、ただ、寝た。
そのまま朝、涼野くんに
「すずさ〜ん!起きなさ〜い!!!」
と起こされる。

で、帰り支度をして涼野くんと一緒に家を出て、
電車に乗り、途中でお互い、別れた。



自分の家についてから、すずこの思考回路が働き始める。

・・・何、コレ?
何が起こったんだ??
涼野くんち、泊まってるじゃん??
ってか、何も起こらなかったじゃん???
何よ〜???


こんな事態になったもんだから、「割り切って」たはずのすずこさん、
やっぱり涼野くんのこと、諦めきれなくなっちゃったわけです。


そして。やっかいな疑問がすずこさんの頭をよぎる。

すずこは涼野くんと一緒にタクシー降りちゃって良かったのか?
ホントは、涼野くん、自分だけ降りて、すずこはそのまま家まで
タクるもんと思ってたんじゃ??

・・・マヌケじゃ。



ま、頑張れや、すずちゃん。


どるふぃん |MAIL

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