碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「念願の対決!リョーマ対ケビン」


更新遅れて申し訳ありません。
ここ最近の寝不足がたたったのか本格的に体調を崩してしまって…;;
皆さんも体調には十分お気をつけ下さい。


Aパート。
切原は先週の巨乳の看護婦さんに付き添われて何と救急車に運ばれてるっぽいです。
そんなに大怪我だったのか…脱臼でもしたのかな。
向き合って一触即発な雰囲気なのに、何だか嬉しそうなリョーマとケビン。
しかし当の本人が退場した途端切原専用BGMがかかりはじめましたがどういうことなんだろう。(笑)

試合は第六ゲームから開始。

「俺は今越前リョーマと試合している!」とか嬉しそうなケビンが良いですね。
しかしケビンの頭のグラサンは何やっても微動だにしませんね。
髪に接着剤でもくっついてるんでしょうか(^^;

ビリーによればケビンはリョーマの試合を繰り返しビデオで観て研究していた、との事です。
そして技を習得するためにいつも一緒に練習していたんだそうで…。
ツイストがはじめて成功した時、頭にぶつけられたのにケビンの成功を笑って喜んでいるビリーってホントにいい人だなぁと思いました。
ケビンは友達には恵まれてますね。


リチャードのいちゃもんに「うっせーな、勝ちゃ良いんだろ!?」とか言って「子供が偉そうな口を叩くな」と窘められ、「イエスボス」といつものように返事できるケビンは…どっちかってと良い子だよなぁ。
悪役で登場したはずなのに。

忍足がリョーマの事「分かりやすいやっちゃなぁ」とか言ってましたがほんとその通りですね。

ケビンにツイスト、ドライブBと連発されて苛立つリョーマ。
「人の真似すんのはやめて欲しいんだけど!」

言うか!オマエがそれを言うかーー!!

因果応報ってヤツだよ、リョーマくん(違)

ケビンがドライブB破ってましたが…剣太郎も破れるしなぁ…(^^;


CM。
ついにドキッチが…。


Bパート。
ここからいきなり「第9ゲーム!」とか画面いっぱいに文字が出てきて説明があります。
びっくらこきましたが、この作品で「今何ゲーム目をやっている」という説明は始めて出たかも…。

ケビンがドライブAをやってくれて、初めてあれは顔面狙いではなくA軌道を描いたドライブボレーなのだと分かりました。
ありがとうケビン。

そして第10ゲーム。
ケビン、零式ドロップまで出しました。
乾によるとラケットヘッドが30センチ下がってる所まで同じだそうで…、惜しいなぁ、手塚の真似したほうが良かったね。

そんなこんなでケビンのマッチポイント。
しかし天才曰く「後一つだけ技が残っている」そうで…。
その言葉を皮切りにリョーマはサイクロンスマッシュを連発。
…だから、スマッシュはロブ上げないと連発できないんだってば前川さん…。

ケビンはどうやら関東一回戦までのデータしか持ってないようで、サイクロンは知らなかったみたいです。
回想でキッチリ吹っ飛ばされた真田が哀れ(^^;

まあ、コートに竜巻が起こってる絵は面白かったです。
…でも確かあれってニュータイプにしか見えないハズですよね。

焦り始めたリチャード。
当初の思惑では、例えケビンが負けても二人と続けざまに試合したんで同情されこそすれ非難される事はないと踏んでいたみたいですが、非難はされないでしょう…。
ケビン何もしてないじゃないか(^^;

まあリチャードがどんなナイスアイディアを出してもリョーマが主人公である以上勝ちはまず無理ですけどね。

「その調子だ、越前」
珍しく手塚が誉めてくれて嬉しそうなリョーマ。
一方反対側のベンチは…。
「何をしているんです!勝てる試合だったのにここまで追い込まれるなんてしっかりしてください!」
激昂したリチャード、ケビンにビンタ1発おみまい。

殴ったね……親父にもぶたれたことあるのにー!

「…イエス、ボス」
返事してコートに戻るケビンがちょっと可哀想…親に虐待されるわコーチはこれだわで、大変ですね。
しかし、次の不二の言葉に異議ありです。
「不快だな…ああいうコーチは」

存在自体が不快なアナタがそんな事言うなんておかしいですよ、周助さん!


まあ、不二が言うとアレですが言ってる事自体は……そういえば原作に負けたら公衆の面前であれ問答無用で鉄拳制裁かます人がいましたよね。
…や、やっぱり前川さん(略)

それは良いとして。
これ全米にリアルタイム配信だったらリチャード不利だよなぁ。評判ガタ落ちだよ。
カメラは常に意識しようぜ?(誰)

どうでもいいですが、最終的にリチャードにすべてを押し付けてリチャードが全て悪いENDになりそうだな…それはどうかと思うんですが。


ビリーによると、ケビンはオリジナルの技も持ってるらしいので…。

提供。
三コマ漫画になってた(笑)
ビリーもケビンもお箸でカップ麺食べちゃったりして、よほど日本が好きなのね…。

次回。
ボトムズにしようかガサラキにしようか散々考えたあげく何も出来なかった…。
「イリュージョン」なんていかにもネタにしやすそうなタイトルだったのに(笑)
あんなの毎回考えてた高橋監督はやっぱり凄いなぁ…。

しかしイリュージョンて…もぐり回転?(それは新体操)


2004年10月27日(水)


 テニス。「幻のファントムボール」


CM。
ついに菊丸が実写で…(遠い目)


Aパート。
何度見てもポールとネットの間にすっぽり挟まってるのは間抜け…(^^;

切原はやっぱり肩を打って痛めてたみたいです。
周りがファントムコールしてますが、むしろ必殺技をバンバンバンバン出すのはどうかと思います。
フェイク作戦で正解だよなぁ。
しかも仁王によるとファントムは肩に負担のかかる技だそうで…そういや気持ちツイストスピンと似てますしね。
てか、本来ならツイストも背中等にとても負担のかかる技でそのデメリットに比べてメリットが少ないから使う選手があまりいないんですよね、実際は。
作中では言及されてませんが。
そういう設定なのだと言われればそれまでですが、身体に負担のかからないスポーツなんて(趣味以上にしてたら)皆無と言っても過言ではありませんから、皆何かしら自分の身体と相談しつつやってると思うんですよね。

と言っても、単に肩打っただけなら今すぐ棄権しろというのも酷ですが(^^;

菊丸が「日本チーム」の勝利を意識してた事に高感度アップ(笑)
そうだよなぁ、不自然なんだよな…いままで自国の勝ちをあまり気にしてる選手がいなかったから。
しかし真田、「目の前の勝利に拘る、それが我ら王者立海だ」って…既に王者は青学に奪われたでしょう、とか言っちゃダメですか。
まあ、全国では立海がディフェンディングチャンプですしね。ちゃんと守れると良いんですが…。

『くそ…俺は、俺はそう簡単に負けるわけにはいかねーんだよ!』

切原の回想。
うん、前回は仁王の回想でしたしね。やっぱりこういう入れ方のほうが良いです。
マイコー…(遠い目)

何でも切原は憧れて立海のテニス部に入部したらしいです。

一年の頃の切原…更にガキだ(笑)
うわぁ…更に悪ガキっぽい雰囲気…(笑)

王者立海でナンバー1になってやる!と成り上がり根性で入部したものの、三人の化け物(のうち二人は青学の怪しいメガネと一年ルーキーに負けたんですが)の前にアッサリその野望は打ち砕かれたわけで…(^^;

しかし、これ確か原作の話ですよね…ここで入れる必要があったのかなぁ。
原作が進んだから、軌道修正しろってお達しがあったのか…せっかく悪役的なキャラが良かったのに。
ま…フィルムにない事あまり考えるのは無意味だしイヤなんですが、一年の頃幸村君達にコテンパンにやられる→勝利に執着しすぎるようになる→ラフプレーに走る→改心→振り出しに戻る、って感じかな。
…波乱の一年だったね、切原…。

にしても、真田が微妙に若い!(爆笑)

そして幸村君…キレイな顔してババンバン。

…カッコイイ!!(単純)

好きだなぁ…でも無理やりテニスはして欲しくないなぁ。

立海のカラーは最初赤だったんですけど、こっちは絶対この色は外せないだろうという赤=六角と同時期だったためか黄色に変更されたんですよね。(二色あるって設定なのかもしれませんが、スラダンのユニフォームみたいに)
私は赤のほうが好きだったんですが、幸村君のユニフォーム姿見て黄色で良かったと思いました。
多分彼に赤は似合わない…。

三人にやられて項垂れる切原。
「くっそー…絶対お前ら三人、まとめて倒してやるからな!!ナンバー1は俺だ!」
振り返った切原は…何と目が赤かった。

お目目が真っ赤だーー!!ドラゴンケースに入れてね♪

いや、絶対ドラゴンボール世代は切原の赤目見るたびにあのCMが頭を過ぎってるとふんでるんですが…どうでしょう?(笑)

先週仁王の言ってた「倒したい相手」はやっぱり真田なんですね…でもあの三人とも右利きで(略)
しかも三人以外は無視って事は…下に見られてるのか、他の三年(遠い目)

切原は肩を庇ってか打ち方を両手うちに変更。

珍しいな…こんな小技が入るなんて。
でも志茂さん、何か問題があったら両手打ちってパターンが好きなのかも…ダビデのときもそうでしたし。

「いくぜ、ファントム!」とか宣言してる切原は何なんだろう…、騙すつもりならまだしも、ファントムだってバレてたらケビンの方も対応策が…とか思いきや『フェイクか!?』とか悩んでる(^^;
ケビン、騙されやすいタイプとみた。

ファントムの演出はなかなか面白いです…改良型ナックルって感じでいかにも切原らしい技だと思いますし。

不二によれば、バウンドの角度等がちゃんと分かってないとファントムは返せない、との事。
ケビンは見切ったから次は返せると自信があるようですが…。

どうでもいいですが、これフォアでしか出せない技なんだからケビンが打たせないような場所に返せば良いんじゃ…とか思いましたが、ダイビングかましながらでもバッチリ打てる球でしたね。
無意味か。

切原は(肩が痛いから)フェイントを混ぜながら応戦。
でも肩の状態が良くてもフェイントを混ぜながらやるのはアリだと思います、先週もそうしてましたし…必殺技一辺倒より狡猾なプレイのほうが切原らしいですしね。
狡猾、っていうと切原に失礼かなぁ…クレバーなプレイ、かな。

今日の作画、ファントムのポージングなかなか頑張ってます。
結構決めポーズ系って好きなので楽しい(笑)
肩に負担がかかると知りつつも、打たないと怪しまれるって事でファントムを出す切原。
角度は読めた、とふんでいたケビンですが予想外の方向にバウンドして結局とれず終い。
ナックルよろしくバウンドの方向は切原の意のままのようです…良い技だなぁ、切原らしい。
と思ったけどこれ左専用じゃないか!!
そんな…あの三人は全員右利きだし…手塚(とリョーマ?)の為だけに技を開発したなんて…(苦笑)

もう肩がヤバイ…そう感じた切原の取った戦法。
それはサウスポー。
お前は若人様か!?とか突っ込みたくなりましたが…付け焼刃みたいです。
そう上手くはいきませんよね。

てか、これが跡部辺りだったらそろそろ切原の肩の状態を見抜きそうなんですが…ケビンてかなり真っ直ぐなキャラなんだなーと思いました。
騙されてる騙されてる…、でも、そういうキャラのほうが好き(笑)


Bパート。
「お前なんか左で十分って事さ!」
「何だその球は…バカにするのもいい加減にしろ!!」
…ケビン、まだ切原になめられてると思ってるのね(不憫)
そりゃ先週から挑発してた切原も悪いんですが。
ケビンが単純すぎるのもありますが、つくづく切原って誤解されやすい性格なんですね。

当然慣れない左が通じるわけもなく…逆襲のケビン、始動(間違い)

「リョーマ様の代わりに出たんだから、負けたら承知しないわよ!!」
応援なのか野次なのかよく分からない朋ちゃんの声。
…いや、リョーマのが補欠なんだってば。

『こうなったら肩なんか関係ねー!』
右に握りかえる切原。
シャキーン!(←ファントム前のポーズの効果音)

熱い!熱いよ切原!!
悪役一変、今日は主役のようです切原。

しかし渾身の一撃もむなしく、ケビンはライジングで跳ね際を一蹴。

やっぱり無理がたたったのか肩がマズイみたいです、切原。

「そうだったのか…まんまと騙されたぜ」肩を抑えた切原を見てケビンが一言。
騙されすぎ。

「いやぁ…青学の越前の真似してサウスポーやってみたんすけど、やっぱり難しいっすね慣れない事すんのは」
まだ強がる切原。
でも手塚には既にバレバレで…。
審判!と手塚の声に反応する切原の表情が凄く良い!
ホントは鼻持ちならない感じの切原の表情ってのが一番好きなんですけど、切原は何と言うか…ああいう性格なのに面白いくらい表情に出るキャラなのでそういう意味では観ていて面白いです。
『棄権させられる!?』って感じてるのがとてもよく分かるというか…台詞も大事ですけど、表情で見せてくれるのも大事ですよね。

結局医務室に連れて行かれて応急処置。
…物凄い包帯ぐるぐるにされてるんですけど(^^;
えっと…テニスの事は分からないんですが、こういう場合は速攻でコールドスプレーで冷やして病院に連行が一番だと思うんですが。
包帯で肩固定でもしてるのかな?スラダンのゴリもそうしてましたっけ。

「冗談じゃない、俺はまだやれますよ!痛み止め打ってでも出ます!」
棄権させるしかない、と話し合うコーチ陣に抗議する切原。
気持ちは分かるなぁ…実際、骨折してても痛み止め打って大会でてた子とか(テニスじゃないですが)いたしなぁ。
脱臼したのに次の日の競技、ケロッとした顔で出てた子もいたなぁ(痛かったでしょうが)
難しい問題ですね…でもこれは親善試合なので、やっぱり棄権した方が良いんでしょうが。
…でも全米に棄権をお届けってのは…ちょっとイヤかな。

止める手塚に、アンタだって肩壊しても試合してたじゃないか!とくってかかる切原。
…やっぱり僕がガンダムを一番(略)のニオイがするなぁ。
手塚はあの時無言で自分の意地を通したけど、それが正しかったとは思えなし、止める立場になって色々考えてくれると良いんですけど。
と、そんな所に真田乱入。
「止めろ赤也…お前が欠けたら立海大はどうなる?それに試合に出られない辛さは手塚が一番良く知っているハズだ。仲間が戦っている時見ている事しかできない悔しさを知り抜いているからこそお前を止めるんだ…赤也、今は引く事が勇気だ」
真田…良いぞよく言った!正論だ!!
真田…良い副部長になったなぁ…(ホロリ)
そしてまた切原の表情が良いんですよ…、切原は表情付けやすいキャラなんでしょうか。

一方アメリカサイド。
切原が棄権すればケビンの勝ちは確定、契約だと盛り上がるんですが、高山さんは納得せず…。
ショービジネスの世界では観客がいかに満足するかが重要で、今の状態だと観客は次にチケットを買ってくれない。
との事ですが…いやその通りです。その通りですが…ショービジネス?(^^;
テニスやってたんじゃ…、まあ、チケット捌けないとお話にならないってのは一緒ですが。
や、でも…ああ、そうか、アメチームはプロ思考だからか。
関東ジュニア選抜は部活の延長だからなぁ…温度差があるよなぁ(苦笑)

それじゃマズイとリチャードは特別ルールを申請。
さ、流石アメリカ様…何でもありですね…。
まあ、その内容は選手を変えて試合続行という事で…どっちにしろアメリカチームが不利な条件なんですが。
二試合続けてやらされるケビンが一番きつそう。
榊は榊で「いいでしょう、常に勝ちに拘るのが私のスタイルです」と快諾。
榊…(遠い目)

「競技の結果をお知らせします…試合続行です」
場内アナウンス。
その際切原の肩の負傷や特別ルールなどもアナウンスされるんです、が、アメチームにそれは不親切ではないかい?>アナウンス

ほら…全員ぽかんとしてる…。
「特別ルール?」
分かってるのはビリーだけという始末。
まあケビンが分かるんだからそれで良いのか…。

試合はリョーマが引継ぐ事になって、リョーマを呼んできた手塚。
途中で切原達とすれ違うんですが…。
切原の悔しそうな微妙な表情がまた良いなぁ…、私の好きだった切原とはまた違うけどこれはこれで良いかもしれない。

「越前…」

リョーマを呼び止める切原。
「テメーの為にいいところを残しておいてやったぜ…感謝しろよ」
相変わらずだなぁ…(^^;
「アンタは怪我を治す事だけ考えてれば良いよ…俺は絶対勝つから」
「フン…勝てよ、越前」
一瞬ほんの少しだけ頭をリョーマの方に向けて去っていく切原。
この辺のコンテの切り方好きだなぁ…。


さて、因縁(?)の対決です。
単純に喜ぶ朋ちゃんに、微妙な顔してる大石達が非常に対照的でした。
あまり気持ちのいい事ではありませんからね…大石の気持ちがよく分かります。


ED。
森さんてテニスで演出デビューした人ですよね。確か進行上がりだったと思います。
上手くなったよなぁ…斗万さんも見習って下さい。

提供。
ボビー…すっかりバナナキャラにされて…。
そういえば跡部とビリーって対決フラグ立ってたんでしたっけ…とかこの絵見て思い出しました。
しかし何故マイコーと清純が?(^^;
真田じゃないのか…そもそも清純の相手は…バナナに夢中だよ(遠い目)

次回。
さて、ケビンがコピー以上の何を見せてくれるのか楽しみです。


2004年10月20日(水)


 テニス。「出るのはどっちだ!?」


OPが気に入れば、本編も気に入る可能性が高い。
…なんて、新番組の多いこの時期OPチェックは結構楽しいです。
OPというのは番組の顔でもありますし、監督が直接演出する事が多いので(しないでもチェック入れますし)、OPの雰囲気が気に入れば本編も気に入る可能性は高いんですよね。
更に監督の技量というのもある程度掴めますし。
しかし、優秀な監督は優秀な演出家である事が多いですが、優秀な演出家が優秀な監督であるとは限りませんから軽い目安程度にしかなりませんが(^^;

新番組といえば、1スタの新番組は同じサンライズの料理題材という事でどうしてもかのミスター味っ子と比べられて…池田、今川の二人の天才と比べられる青木監督がちょっと可哀想な気がします。
そんな事気にするような人ではないんですが……。
9スタの新番よりよほど面白かったと思うんですけどね、じゃぱんの一話。



CM。
ケンゾー・テンマfeaturing忍足侑士。

俺様の、歌った歌は、みな売れる。byバショウfeaturing忍足侑士。

…いや流石にバショウは浮かびませんが、テンマがこれをやってると考えたらおかしくて…(遠い目)

勝利だけが、勝利だけが〜♪



Aパート。
二試合も落とした時点でリチャードの目論見は崩れたも同然だと思うんですが、あの根拠のなさそうな自信はどこから沸いてくるのか不思議でたまりません。
日本のチームに負けるようなアメ選手に支援したい企業なんて…いないと思うんですけどね。

まあ、金の有り余ってそうなマイコーとビリーは元々支援はいりませんし、グリフィ兄弟なら何とかなりそうですし(ルックスで)、ケビンはどうでもよさそうだし。
ボビー以外は結構大丈夫な気がします。

しかしあそこまで日本語バッチリで敗者の美学とか日本のわびさびを理解しようとしているリチャードを思うと(曲解)、なんとか頑張ってもらいたい気もするんですが(笑)

とか思ってたら、日本のトランスコーポレーションなる会社の高山さんとかいう女性が契約を持ちかけてきました。
…そんなあなたの一存で決めてもいいんですか?という疑問は抱きつつも、まあいいや。

リチャードは親子二代の対決を看板にしたいようですが、そんな話はあまり関係ないと思うんですけどね…契約するなら活躍する選手のほうが企業としては当然良いですし。
まあ…ひょっとしたらケビンのマイクパフォーマンスは全米に流れてる恐れがあるんで、一応注目されてるかもしれませんが。


リョーマの対戦してきた選手の中に、ちゃんと剣太郎がいて一安心しました。


電光掲示板を見つめる切原。
緊張するよなぁ…、真田が「選ばれようが選ばれまいが、お前にとってこの選抜は精神面を鍛えるいい機会だった」と声をかけてますが、選らばれるのは俺だ、と相変わらずな返事。
良いね、切原はこうでないと!
憎まれ口叩かないようになったらつまらないからその調子でシクヨロ!
…しかし、まあ緊張してるんでしょうが、本音を隠すときの切原の対応が既に読めてるんで(目瞑って顔そらして憎まれ口叩く)、周りにはバレバレだろうな(笑)
そして「はい」は1回でよろしい…実際いたら絶対ムカつくタイプの後輩だコイツ…(笑)

さて、選手、観客の見守る中電光掲示板に表示されたのは…。

ケビン・スミスvs切原赤也。

「やりましたよ、真田副部長!」
ガッツポーズをする切原。
まあ、自分の感情に素直な子だと思えばカワイイ…のかも。

そして掲示板を見た途端「どういうことなんだよ!」とケビン。
キミ漢字も読めるんだ…。
凄い、凄いよケビン…日本語は難しいだろうに…(涙)
ついでにリチャードも…。

「ボス!俺はまだ納得してないぜ!越前リョーマと対戦できるっていうからここまで来たのにこれじゃ…」
「言いたいことがあるなら勝ってから発言したまえ!」
おお、リチャードがまともな事を…(笑)

ま、個々の思惑はどうあれ決まった事は仕方ないですね。
てことで試合です。

シングルス1…最終戦ということでか、演出が派手に(^^;

会場の照明を落として、まず切原にスポットライトを当て、「関東ジュニア選抜チーム、切原赤也!」と場内アナウンスが…。
あれむちゃくちゃ熱いんですよね…周りは見えないし。
よくフィギュアのエキシビジョン等でスケーターに照明当てて滑らせたりしますが、ライトは熱いは見えにくいわでめちゃくちゃ滑りにくいと思います。
ケビンはこんなのに慣れてるでしょうからいいとして、突然のこんな演出に平然としてる切原って…(笑)


Bパート。
「喉かわいたから」とコートを後にするリョーマ。

ギャラリーには「シングルス1なんて切原のヤツ、おいしいじゃん」とブン太をはじめ立海陣が…。

トスは切原が勝ったのか、切原のサービス。
ケビンはまだリョーマとの対戦を諦められないようで試合に集中できてない様子。
当然切原はそれが気に入らないみたいで…そうだよなぁ。
『お前の相手はこの切原赤也だって事を思い知らせてやるぜ…!』
と切原、フォアで強烈な回転。
その球はなんと跳ね際で消えました。

その球の訳は…と仁王の回想シーン。

ってこの入れ方、六角のダブルス2の桃の回想と一緒じゃないか!!

せめて曲を変えようよ…被ってる、被ってるよ演出が…もうちょっとオリジナリティ出そうよ。

まあいいや。
切原は、左利きである仁王に対左の必殺技の特訓に付き合ってくれるよう頼んでいたらしいです。

そ、そういえば切原って対左利きを謳ってたんでしたっけ…。

すっかり忘れてました。てかあれは何年前のことだっただろう…。
そうだ、そうだった…元々対手塚を視野に入れた立海の作戦だったはず。
凄…あの設定死んでなかったんだ…!(笑)
なるほどなぁ…ケビンの左利きには一応切原も視野に入れた設定だったのか…やるね、前川さん。

まあ、それはいいとして。
「ファントムボール」と技の名を口にする切原。
名前まで付けてるのか…ナックルサーブといい、いかにも中学生だなぁ。

しかし仁王って良い先輩ですね。
後輩は左殺しを徹底しようとしてるのに。(※仁王も左利き)
そういや、チームが勝てるなら俺はそれでいいとか言ってましたっけ決勝で……。

跡部の解説によると、ファントムボールは右回転をかけながらクロスに打つことによって左利きの相手がバックに構える事をあらかじめ想定し、跳ね際で左に逃げるので消えたように見える、との事。

かつて身体を狙うボールを打っていた切原が身体を避けるボールを打つようになったとは…と切原の成長を見守る真田。
つーかボディショットを良くないと思ってたなら注意したらよかったのに。

ケビンもファントムの弱点を見抜いたらしく、フォアに構えて対応…が、フェイントも混ぜていたらしく切原がサービスキープ。

焦る中村さん。
でもブレイクされたわけじゃないし、サービスは相手有利だからそこまで悲観する必要は…(^^;

ケビンは「思っていたより強いじゃないか」と切原の実力を認め始めたんです…が。

「フン…強いって聞いてたから楽しみにしてたのによ。お前の実力ってこの程度のモン?期待して損したぜ」
「なにっ!?」
コートチェンジ際にケビンを挑発する切原。
イエイ!性格悪いのちっとも直ってない!!
やっぱ切原はこうじゃないと…!
ま、切原の気持ちも分かります…ケビンは気持ちの切り替えが全然下手ですね。
リョーマに入れ込みすぎというか…。
「まともな試合ができねーんなら、さっさとアメリカに帰んな」
く…それは言い過ぎだ。相手は日本語バッチリ理解してるんだぞ切原よ。
一ゲーム取ったくらいで調子に乗るなよ…。
まあ、ケビンが日本語出来なかったら切原英語できなさそうだしまず会話できなかったでしょうけど…。良かったね、切原。
『く…あのヤロウ、本気で俺を怒らせたな!』
なまじ両者とも似たタイプだからなぁ…ケビンも挑発に乗りやすいというか(笑)

ケビンのサービス。
控え室のモニターで試合を見守る榊太郎(43)と華村先生。
密室に二人きりというのはいかがなもんかと思いますお二方。
いやあの…別にどうということはありませんが…ねぇ(何だ)

榊が切原を選んだ理由…それは左に強いということと、より高みを目指す志を持っていたから、ということですが。
完全実力主義の榊がそんな理由で選ぶなんて…およそ志から遠い人をシングルス2にエントリーさせていたというのに。

まあ、榊の考えはどうでもいいです。
仁王の話によると、切原は最初からシングルス1狙いだったとの事。
やはり例のファントムボールとやらは対手塚用に考案していた模様。
まだケビンを知らない頃、いずれ完治した手塚に挑む、とか言ってましたしね…、更に仁王を使ってくるなんて、ケビン関連は目の付け所が面白いです。
どうしても一番強い選手…ケビンと対戦したくて早急にファントムボールを完成させた切原。
そしていつか…どうしても勝ちたい選手がいる、らしい、との仁王の談ですが。
そいつは右利きなような…。(笑)

ゲームケビン。1-1。
「この試合…ぜったい勝つ!」
「勝つのは俺だー!」
何だかんだでケビンも乗ってきたらしいです。

しかし本家本元だってのに、切原専用のあの凶悪なBGMが出ない…!(笑)

ケビンの打ったボールがコードボールに…、自分のコートに落ちそうで必死に前へ詰める切原。
なんとダイビングしながらファントムを打ちました…ウッソダーン。
とか言ってる場合じゃありませんでした。
何とケビンが切原の方を見ると…そこにはポールとネットの間に顔を挟んだ切原が…!

………………。

一難さってまた一難、ぶっちゃけありえない♪

赤目になったら赤也はむちゃくちゃタフだしぃ♪

テニキュア!テニキュア!
テニキュア、テニキュア、テニキュア、テニキュア♪
テニスでキュアキュア!二人は、テニキュア〜〜♪


…気味悪いですね。

まあ、ぶっちゃけありえちゃったみたいです。一難さってまた一難。

しかし器用に挟まったなぁ…フォアで右回転かけるからあのまま右に転がったんでしょうけど、なんでまた…(−−;

しかも、顔挟まったまま「スイマセン、大丈夫です」とか審判に向かって笑ってみせてるし…。
この状況でそんな笑いを取ろうとするなんて…赤也、恐ろしい子!(違)

なんか、肩をぶつけてしまったみたいです。

「さあ…こっからだぜ。俺のファントムボールをじゃんじゃんおみまいしてやるのは」
とか言ってますが…。


ED。
斗万さんが六角を忘れてないのは分かりました。
それはありがたいです…けどもうちょっとコンテ頑張って欲しいなぁ。

提供。
(無理やり)師弟画像。
乾の逆光眼鏡が怖いです。
長髪宍戸は実に久しぶりです。
仁王と切原はいきなり感がプンプンします(笑)
しかし宍戸達がありなら桃とタカさんもありだと思うんですけど…忘れられてるのか(遠い目)

次回。
肩は大丈夫なんでしょうか…。


2004年10月13日(水)


 テニス。一時間スペシャル「天才vsテニスマシン」「1ミリの攻防」


モンキーターンのEDが変わっててショックでした。
真っ暗な中に大時計が浮かんでイントロに合わせて黄針が回るって演出はなかなかカッコ良かったのに。
そして新EDはメインヒロイン中心で私の青島ちゃんがリストラ…!(涙)
いやあのヒロインの方がルックスは好みなんで観てる分には良いんですが。
気に入ったOPやEDを撮りそこなうと結構ショックですよね。
そして最終回があるから、と油断して最終回が特別仕様OP等で撮りそこねたことも何度あることか…(遠い目)

24のセカンドシーズンが始まって、五輪シーズンの再来な勢いで寝不足です。
ちょっと身体にガタが…でも観てしまうんですよね。
でも寝不足…ああ。

問題はリアルタイムで増えている。


ネタもこの辺にして、スペシャル感想にいきます。


OP。
…マイナーチェンジ?
ひょっとしたら今日からOPが変わるかと思ったんですが…スペシャル仕様ってわけじゃないですよね?
シャイニングがパラダイスと名を変えて編曲と歌詞を一新してリニューアル、しかし絵柄は同じ。
せっかく延長したというのにまさかこの絵を一年続けたあげく最終回までこれなんて…(苦)
そしてあれでも一応シャイニングに合わせて作ってあるんでなんか変だなぁ。

CM。
なんじゃこりゃああああああ!!


ハッ、危うくジーパン刑事になりかけました。

な、なんですかこのCM…、見た瞬間鳥肌が立ったんですけど。
これが噂の逆ギャルゲーでしょうか…跡部が「いいからおとなしく抱かれてろ」とかキッショイ事言ってるんですけど。
しかも佐伯が誰か女の子を膝枕してる…。
スミマセン凄く引きました。何でこんなのをゴールデンに流すんだ…。

そして今感想書きながらもう一度観てるんですが、再び鳥肌立てつつ最初に感じた奇妙さに気づきました。
膝枕してる佐伯と女の子のスチル、佐伯がカメラ目線(視聴者目線)なのが違和感の原因。
誰かを膝枕してるのにひたすらカメラ目線で喋ってるという珍妙さが違和感の一因だったみたいです。
気持ち悪さの最大の理由はテニスのキャラとして認識してるキャラがありえないことしてるからなんでしょうが…まあよく考えたら逆ギャルゲーですしね。
同じキャラデザ、同じ名前、同じ声の別設定のキャラだと思えば良いのかな。
しかしこんなの流さないで欲しいなぁ、桃が担当するCMみたいに遊び心を入れてくれたらいいのに。
覚えてる限り以前は青い三角定規やら「やるじゃねーのアーン?二枚組み?」とかのナレーションでまだマシだったはずなんですが。


Aパート。
張り切ってドレッドの彼をスポンサーに売り込む中村さん。
彼も大変だとは思いますが…そろそろ非国民の烙印押すよ…?
冗談です。
しかし日本人が日本人押さえつけてアメリカ人の売り込みやってる図ってのもなかなか奇妙です。

一方日本チーム控え室。
シングルス1はリョーマなのか自分なのかハッキリしてくれ、と榊に詰め寄る切原。
しかしこの大会のルールは直前までオーダーは言わないことになってるから、と榊。

焦燥する切原を真田が「どんな状態でも最高の力でで戦える精神力を試されているのだと思え、お膳立てが出来ていないと勝てないというならその程度の選手だ」と副部長らしい事言って諭してて、なかなかしっかりしてるなぁと感心したんです。
が、よく考えれば選抜メンバーも跡部とのイレギュラー試合ですぐ決まり、試合も既に終わっている人が言ってもイマイチ説得力に欠けます。
切原はどっちもギリギリでしたしね。
テニス選手がどうなのか、というのはよく分かりませんが、あとどれくらいで自分の出番かというのはちゃんと知っておかないと気が気じゃないという気持ちはよく分かります。
やはり切原が言うように出来うる限りベストな状態をそこに持っていきたいですからね。

試合を控えた不二。
なんか一人で精神統一中なのか、神妙な面持ちの不二の元に現れたのは何とリチャード。
「我らは敵同士です、だがテニスに魅入られた仲間でもある」
とか爽やかで胡散臭い笑みを浮かべてます。

やめてリチャード。悪い事は言わないからその人には近寄らないほうが良い。

ああ、何か心理戦ふっかけてきましたよ(^^;
まあ不二にはどうせ無意味どころか+にしかならないんで、何も言いませんが。
姑息だなぁ…、でも、大会の規模が大きくなればなるほど裏での心理戦って結構幅を利かせてるんであながちバカにもできません。

一方アメの控え室。
切原同様同じような理由でケビンもイライラしてる様子。
やっぱケビンは切原系の系譜だよなぁ…。
それにすっかり普通の子になった切原よりもケビンの方が観てて面白い。
真田とは対照的なビリーがケビンをなだめてます。
心配しなくてもリョーマが必ず出てくる、と断言してケビンに詰め寄られたビリーが返した返事は。
「根拠なんかないさ」
………。
「だけどケビン、そのつもりで準備するしかないだろ?」
そ、その通りですね。
「だったら落ち着いて集中力を高める事だ。俺たちテニスプレイヤーは相手が誰であろうとベストの状態でコートに経つべきなんだ。違うか?」
流石大石似だけあって言う事がまとも。
てかさっきの真田よりビリーの方がこの手の相手(切原系)のなだめ方を心得てる気がします。
それに連動するようにマイコー達も「日本チームをなめるな」的発言。

そこに口を挟んだのが今回の主役(?)ことテニスマシン、アーノルド・イグニショフ君。

「そんな弱気だから日本チームに押され気味なんじゃないか」

ハンゾーがでたぁぁああーー!!

あっはっはっは!
てっきりクール系かと思って「ドレッドの彼が面白キャラだったらいいな」とか言いつつ諦めてたんですが口を開いた瞬間に面白キャラに決定☆

しかしこの人の声って破壊力抜群だなぁ…、堀尾的というか。
ウザ声にウザ演技というか…いや、堀尾役の人は実写だと声も演技も全然普通で自然なんですが。
確かに堀尾の声なのに実写だと変じゃないんですよね、うーん…。

「勝たなければ何の意味もないんだ」とかどっかで聞いたことある台詞を吐いて控え室を出るハンゾー。
ルックスと声のギャップが恐ろしい。

廊下を歩くハンゾーのモノローグなんです、が。
『ベルリンの壁が崩れ、豊かな暮らしを求めた両親は幼い俺を連れてヨーロッパからアメリカに移住した』

幼い俺ー!?
ベルリンの壁崩壊って十五年くらい前じゃないですかハンゾーさん!!


キミ、いくつよ?中学生だよね…?
…えっと、4月生まれだったら、とか考えたけど向こうはアメリカで、今現在は2004年8月で、向こうの最長老者は9月生まれの現在15歳と11ヶ月。
…原作の時間軸設定だったら間違いなくアウトだったな(笑)
まあ、ベルリンの壁が崩れ、(数年後)、豊かな暮らしを〜なのかもしれませんが(笑)

しかしつくづくドイツに縁のあるアニメですね。ユニフォームもドイツみたいだし(関係ない)
どうでもいいですが、私の持ってる地球儀はドイツが西と東に分かれてたりででんとソ連があったりしてあまり役に立ちません。

まあ、それは良いとして。
アメリカにやってきたハン…いやアーノルドは喧嘩に明け暮れていたらしいです。
てか、あんなスラム街に…よく生きてましたねアーノルド(^^;
作画が妙に気合入っててキレイです。
喧嘩三昧でゴミ置き場に倒れたアーノルドが目にしたのは一冊の捨ててあったテニス雑誌。
そこにはコーチとして爽やかな笑みを浮かべる我らがリチャードが…!
…リチャード、ちゃんと名の知れたコーチだったのね…(笑)
なんか若い才能を育てて世に送り出していることで有名だったみたいです。うっそーん。
そんなリチャードを見て、テニスをやってみようとアーノルドはリチャードの下に押しかけ。
凄…てか、絶対門前払いなのに受け入れたリチャードも凄い。


同じようにその話をリチャードも不二にしていたようで。

てかホントにリチャード日本語上手いね。

「キミはこれから地獄を見ることになるでしょう」とか言ってますが…いかんせん相手が不二なので(震)

ああ、そしてやっぱり不二怒ってる。(震)

こえーよ。適当に聞き流してよ。
てか日本のしかも平成生まれの中学生にそんな身の上話したって実感沸かないだろうから無駄だって。
結果残るのはリチャードへの嫌悪感だけじゃん…(苦笑)


CM。
「忍足侑士、セカンドシングル"眼鏡を外す夜"〜」

あっはっはっは!何これーー!!

わ、笑わせんといて忍足さん…笑いを堪えて悶絶死しそうでした。
もう画面を直視できない…凄まじいCM作ったもんだ。
てか、これも感想書いていて気づいたんですが、ナレーション、テンマじゃないか(笑)
テンマからいきなり「えらい待たせてもたなぁ、満足させるで」と忍足声になるんだから恐ろしい…恐るべし、木内ボイス。
忍足よりはテンマに近いってだけで、テンマの声とはまた違いますけどね…。
しかも演歌調だし…今までのCDのCMの中でこれが間違いなく(お笑い)トップだ、流石関西人。

とか思ってたら。

「待たせたな、お前たち。榊太郎デビューシングル"勝者のセオリー"〜」

あっはっはっは!何これーー!!

アンタら二人で私を悶絶死させる気ですね?間違いない…!

しかもかすかに聞こえる歌詞に「以上行ってよ〜し♪」とかあるよ…!(爆笑)
編曲はジャズ調…しかも無駄に歌が上手い。

これは強烈でした。本編が霞む勢いでした。恐るべしCMコンボ。


Bパート。
ベンチコーチは華村先生…v

正直不二の試合は非常にツライので唯一の救いです。
序盤は相手の出方を伺おう、とアドバイスする華村先生。
…不二にアドバイスしても、無意味だと思います先生。

リョーマと菊丸は試合前から不二がピリピリしてる事を怪訝に思ってます。
あー…それはほら、あれだ。リチャードにターゲット・ロックオンしてるからだよ。

互いのゲートサイドに現れた両チームメンバーの対比が良いですね。
今日はともかく作画、レイアウトに気合が入っていてその点で観ていて面白かったです。
ビデオ観る機会のある方は面白構図やキャラの表情に注目してみてください。

まあ、↑という結論を言ってしまうとこれ以上感想が書けないんですが…。

今日唯一のお笑いポイント。
アーノルドはショットの正確さもさることながら、本人がマシンであるという意味で「テニスマシン」と呼ばれえていると説明した乾に「え、あいつサイボーグなんすか!?」と返した桃に「これ飲んでみるか?オモシロ」と乾汁を差し出す乾。
ベタベタですけどね(笑)

さて、試合開始。
アーノルドのドライブサーブも見ものですが、効果音やらターミネーターばりの演出がアーノルド関連の見所です。

しかし二つ目のサーブ、審判がアウトと言ったのに「オンザラインです」と進言する不二はいかがなものか。
審判がアウトと言えば例え明らかにインでもアウトなのに。
それだけ際どいコーナーをついているという演出のようですが、それなら昨今流行のCGVTRでも出して、井上さんにでもその点の解説させれば良さそうなものを。
そういや乾も進言してたよなぁ…なんでああも審判に向かって断言するんだろ、この子ら。
しかもカツオが「フェアプレーが大事なんだから」と進言容認するような発言を…(遠い目)
不二はいつでも正しいような雰囲気ですが、やってる事は先々週あたり審判にいちゃもんつけてたボビーと同じですよ。

あっさりアーノルドがサービスキープ。
はしゃぐ中村さんの作画がマジマジスッゲー!(笑)
こういう作画演出の遊びは好きだなぁ。
てか巧妙な非国民疑惑から目を逸らすための演出にも見えますが(笑)>日本人が「これがアメリカの底力ですよ」とはしゃいでるんで違和感

応援席の作画も今日は細かいです。
朋ちゃんに引いてる隣の青学生徒とか、桜乃が可愛かったりとか。
三人組の表情もとても生き生きしてますし。

次のゲーム、開始すぐヒグマ落としを出してもはや華村先生のアドバイスなど忘却の彼方な不二。
今回感心したのがバンクの使い方。
ちょこっと新規作画を混ぜたりしていい感じに見せてるんですね。
このおかげで試合を観る事自体はとても楽しかったです。
だから先ほど言ったように感想は演出が面白かった、となるわけですが…。

「あれは忍足が使った技だ」とトム。
忍足、名前覚えてもらってるよ…!

お次はツバメ返し連発。華村先生の(略)

とか思ってたら雨が降り始めました。

さ、さすが天才…相変わらず天候まで操っていらっしゃる。


Cパート。
凄まじいスピードで閉まっていくドームの屋根。
速い速い速い!てかスタジオ観客で埋まりすぎ!
今やってるジャパンオープンだってここまで満席じゃなかったですよ。

でもドーム閉まってライトオン、って中々面白かったです。
「一ミリの攻防」は特にレイアウトが面白い。

ツバメ返しの対応策にアーノルドが使ったのは、回転無しのボール。
いっちゃんのシンカーと同じですね。

「流石テニスマシン、やつに決め球を打たせなかったぞ」
マイコーは落ち着いてて良いですね、とても数試合前真田とドラゴンボールの空間に旅立った人とは思えません。
「ハッハー!あれを封じられちゃあのジャパニーズもお手上げだぜ!」
ええい黙れこのメリケンのガキャ…!
不二もお手上げだと言え、それなら許す。(矛盾)

まあ、色々盛り上がってますが、いっちゃんも出来る技なので一瞬で見破った事は評価に値しますが技術的にはそこまで高度ではないんじゃ…?
しかしいっちゃんが出来たからこそ今後の展開が読めてツライ。
いくら前川さんでも自分で書いたあの脚本を忘れてるとは思えないから、これをあらかじめ構成に組み込んでたと推察。
あの試合の中で不二はシンカーを破るための技を見つけてしまった。
あれを伏線にして今回もこれを出せば相手はお手上げって訳です。
何故かしりませんが、不二は一つの事に無駄に拘るのでツバメ返し一辺倒になることも目に見えてますし。
前回は佐伯がヘタレすぎてボレーで逆サイつけばいいのにスルーしてたことが最大の敗因だと思いますが、今回の彼はどうするんだか…。

リョーマと菊丸の思わせぶりな台詞から六角戦を伏線にしてる事がほぼ確定。
いや、あの試合自体を伏線にしたこと自体は面白いんですが…うーん。

面白いといえばアメリカチームの視点になる時など、一瞬彼らの目線から見えている画面(アメ選手の背景からカメラを回したカット)を入れてるのが面白いというか、分かりやすいですよね。

あ、更に六角戦の回想まで入っちゃった…伏線にするのは良いけど、プラスアルファがないとそれを使った意味がない。

ネットギリギリでラリーを打ち合う二人。
「惜しい、五センチ引き寄せた!」「今度は二センチ引き戻した!」などと会話するリョーマ、菊丸、清純。

動体視力トリオにしか分からない世界で会話しないでください。

周りはきっとチンプンカンプンだよ(笑)
ここに割って入れるとしたら後は剣太郎と、辛うじて佐伯くらいか。

風がないから白鯨が使えない、と乾が解説してますが、別にトリプルカウンター出さなくてもいいじゃん…。


Dパート。
リチャードの英才(?)教育を受けた事を思い出すアーノルド。
どんな過酷な練習にも必死に耐え抜いた事を思い出してます、が、自分で望んだことでしょ?
耐えて当然というか、だれも強制してはいないんですが…。
リチャードはひょっとしたら華村先生と気が合うタイプなんじゃないだろうか…。
コーチプランニングとしては観月や華村先生系ですよね。

「キミには多彩なサーブもあれば強烈なスマッシュもあります。キミの良さをもっと活かすテニスをしなさい」
その通りだよなぁリチャード。
何でロブあげたりとかしないんだろ、アーノルド。
別にシンカー打ち続ける必要ないじゃないか。

「何だかツバメ返しに拘ってるようだけど…」
不二にドリンクを差し出す華村先生。
ええ、拘ってるんです…ほっといた方が良いと思います。
「頑張って、そして勝ちなさい」
「…それだけ?」
一言そういった華村先生にきょとんとする不二。
いや、アドバイスしても無駄だしね…言う事聞かないし。

まあ、良いや。
試合は更にツバメ返し一辺倒。

どうでもいいですが、マイコーに続いてアーノルドのキャラ設定は失敗してるようにしか見えない。
見た目どおり冷徹なテニスマシンにすれば良かったのに、ドイツ移民とかスラム街で野垂れ死に寸前とか必要だったんだろうか…。
そしてどの辺が鋼鉄のサソリなのか教えて頂きたい。

そして何故だかリチャードを睨みつける不二。
『ベイカーさん、まだ分かりませんか。彼を地獄に縛り付けているのはベイカーさん、アナタなんだ!!』

またお得意の自分正義を振りかざしはじめましたよこの人。

勘弁して不二さん…観月を晒し者にしてジローに逆恨みしていっちゃんを叩き潰して切原を公開処刑してまだ足りませんか。
誰かへの(無駄な)怒りエネルギーでしか試合できないんですか。
テニスを憎しみの道具にしてるのはキミではないんですか。

てか、リチャードは確かに胡散臭いです。
でも彼は慈善活動してるわけでもなんでもないんですよね。
手抜いたり趣味の片手間程度にテニスやってるキミには到底分からないんでしょうが。
そもそもおそらく無一文でいきなり乗り込んできたアーノルドの面倒を見なきゃいけない義務はリチャードにはないのに、それでもおそらく無償で育ててるリチャードは十分お人よしの管轄です。

そして最後はヒグマ落としでゲーム&マッチ。いつの間にか6-4。

まあ、唯一の救いは不二の怒りがリチャードにいってたおかげでアーノルドはロックオンされなかったって所ですね。


負けたアーノルドはもうチームに必要ない、とリチャード。
ここまで育てた選手をアッサリ捨てられるってのも凄いです、勿体なくないのかなぁ。
また誰かを1からこのレベルにするのって大変なんじゃ。

そんなアーノルドを励ますアメリカチーム。
アメリカチームのほうが明らかに雰囲気が良いなぁ…。
マイコーが「くだらない生活に戻るかどうかはお前次第だ」と言ってましたが、その通りだよなぁ。
喧嘩に明け暮れてたのって自分の責任だもんなぁ。
どの辺りがリチャードが彼を地獄に縛り付けてたのか、是非不二にご説明願いたいです。

しかし、ホントにアメチーム良いよなぁ…何だかんだで結構好き。
でもなぁ、同じリチャードからの呪縛解放ストーリーにしてもダブルス1はあんなに気持ちのいいラストだったのに。
アーノルドにとって不二と試合してそういった意味で得るものはあったんだろうか……。
や、でもロックオンされるよりは何倍も良いですが。

にしても、次に備えてケビンと切原はアップしてるってのに…リョーマは…。


映画情報。
BGMが亜久津専用の曲ってのがなかなか粋です(笑)
てか浜名監督…なんかやつれてませんか…、倒れないで下さいね。

「応援団として短編のスタッフロールにキミの名が出るチャンスが…!」

そんな公開羞恥プレイ、頼まれてもゴメンです。


提供。
すっかりボビーがバナナキャラに…(涙)
あ、ここでサソリが…(笑)


次回。
立海レギュラー久しぶり。


プラネテス。
左舷弾幕薄いぞ、何やってんの!

フィーが切れた時、カトル様がご乱心めされたのかと思いました…。


2004年10月06日(水)
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