碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「ゲームアンドマッチ」+α


これを書いてる時点で来週分を観てしまったので感想をまとめます。
関係ないですが、宇宙でゾイドが駆け回ろうが宇宙で岩が上から降ってこようが気にしないようにしてるんですが9スタの新作に声はシュバルツなトレーズ閣下もどきが出たときは思わず上井草に特攻かけたくなりました。

キぃレちゃうぞー!(カトル様の声で)


Aパート。
「影なんだ!」と天才が解説してますが、キミが雨を降らせた所為でドーム閉じて照明で顕著に影が出るようになったんじゃ…。
ケビンの敗因は天才。

芝さんが久々に仕事してますが、カメラマンてオイシイですよね>動画削減演出の為

必殺技を破られたケビン、「破られても関係ない!」と更に奮起するケビン。
良いですね、こういう子とても好きです。
とか思ってたらリョーマが多重分身を…!(爆笑)

質量を持った分身!?ガンダム越前F91発進!!

サイクロンを打たれたケビン。
「親父のように負けるのか?」とダメ親父を思い返して更に奮起。

何とサイクロンを羆落としで返しました。
続いてファントム、更にサイクロンまで。

これは原作屈指のダメ設定「無我の境地」ってヤツですね。
てっきりアニメでは真田戦で封印されたものだとばかり思ってましたが…使ってくるとは。

一発目の羆落としはなかなか良かったんですが…サイクロンまでやる必要あったのかなぁ。

樺地や将来的にこの無我の境地のアンチテーゼ的な役割になったのが、若人だと思うんですが…彼みたいな方が良いですよね…。
ちゃんと裏づけがあって、技が出来る、という。

関係ないですが、モンキーターンVはゴールデンに放映して欲しい位面白いです。
冨岡さんに感謝。

結局試合はリョーマの勝ち。
ともあれ、努力、友情、勝…いや敗北。を備えたケビンはなかなか良いキャラでした。
父親とは違う道に進むってのもまた良いですね。

そんなことを考えていたら会場からはケビンコール。

そっか…あれだけ変な技を出しまくればそりゃ受けますよね。
せっかくだから便乗しましょう。

ハイ、ご一緒に!

ケビン!ケビン!ケビン!ケビン!ケビン!ケビン!

手塚も「よくやった」って誉めてましたし、良かった良かった。

リョーマがケビンとハイタッチしていたのも、手塚の真似かな(笑)

狼狽するリチャードに中村さんの態度が急変していたのが可笑しかったです。
…最初からそういうキャラならそういう組み立てをしていてほしいもんです。


Bパート。
コート際に降りてきたステファニー。やっぱり可愛い。

この前「リチャードに全て悪を押し付けて終了しそう」と書いた気がしますが、本当にその通りになりました。
ベタで最低な落としどころとしての予想だったのに…(遠い目)
しかし、初っ端のあのド派手な記者会見が金を横領してやったものだという落ちは…(^^;
全米テニス協会役員のスティーブ・マイヤーズなる人まで出てきてリチャードは追放処分。
マイヤーズってだけで悪役な気がするのは24の影響か…。

まあ、金を横領は論外として他は別にリチャードが悪いって言われることもないと思うんですけどね。
中盤結構まともでしたし。アホでもありましたが。

記者会見に落ちがついたのは笑いましたけどね。


久々登場のスミレちゃん。
「試合はテレビで観させてもらってたよ」とのこと。
あちゃー…あれ全米はおろか全日本放映までやっちゃたのかよ…(痛)

切原の怪我も2,3日で済むようなものらしくとりあえず良かったです。


試合後のアメリカチーム。
東京観光に繰り出してました。

東京タワーに雷門…ベタ過ぎる(笑)
しかも秋葉原まで…!
アキバなんかに繰り出して、日本人を誤解されなければいいんですが…。

トムとテリーは追っかけに追い回される始末(笑)
テリー結構好きだったのにお別れかー…、テリー、プラネテスではハジケてましたけど声はテリーの方が好きだなぁ。

しかし観光チームにケビンの姿が見当たらず…。

ケビンは何と再び青学を訪れてました。
青学は例によって荒井様が仕切ってる最中でした(^^;

謝りに着たんだ、とこの間のことを謝罪するケビン。
…すっかり良い子になってしまった。

結局全ての学校に謝りに行ったとのこと。仲間からも悪行(?)を窘められてました。
うーん、アメチーム、良いですね。
しかし切原と違って、この子はこの方がいい…、お気に入りキャラの一人になりました。

空港に見送りに来た青学の面々。
キョトンとするアメチームに「見送りだって」と説明するビリーはなかなか良かった。
ちゃんと日本語マスター軍団はケビン、ビリー、リチャードだけというのは最後まで守られてました。

手塚と話すビリーに何故だか既視感あると思ったら…まんま大石と手塚でした。


また勝手にいなくなったケビン…アメリカのお母さんに電話をかけてました。
親父の所為で家庭崩壊の危機の母さんを想ってたみたいです…、そんなオモシロエピソード要素があるならとっとと描写しとけ。
…はっ、脚本のあまりの雑さに頭に血がのぼりかけました。いかんいかん。

また会おう、と再戦を約束するケビンとリョーマの最後はなかなか良かった。

さて、長かったジュニア選抜編も終了。

区切りがいいのでこの辺で感想止めにしようかとも思ってたんですが…。


今週「走れ、桃」
こういう脚本を何故時村さんに書かせるんだろう…適材適所ってのがあるのに。
前川さんは自分がテニス試合書くの向いてないのを自覚して日常モノを担当したほうが良さそうなのに。
コンテは渡部さんでしたが…あまりスレイヤーズシリーズ好きじゃないしなぁ;;
しかしヨネックスのスポンサー番組でプーマ(偽)をCMしていたシュールさには笑いました。


モンスターの後のモンキーを冨岡さんだからという理由で観始めて、その後のファフナーをネタ+続きだからという理由で観てたんですがここ最近面白くなってきて、タイプの違う作品が3作観られるのは嬉しい限りです。


2004年11月10日(水)


 テニス。「イリュージョン」


今期始まったアニメでよさげなのをいくつか。
ファンタジックチルドレン…凄くOP・EDの曲が良い。
ジパング…古橋の新作。やっぱり虹彩感覚というか色彩感覚はずば抜けて才能ある人だと思います。
今のところ古橋節も出てないし良い感じ。
スクールランブル…冷やかしで観てみたんですが結構面白くて毎週観てます。
天満が可愛くて可愛くて…(><)
私の好みはクシャナ殿下みたいな美人なはずなのに…(笑)
焼きたて!ジャぱん…冷やかしで(略)、火曜では一番見逃したくないアニメです。
しかし監督と構成がアレなので今後が心配。


Aパート。
オヤジにもぶたれた事あるのにー!なビンタバンクから始まった今週。

「ヘイ!ケビン!続きはまた明日にしようぜ!」
「まだだ!まだ終わらんよ!!」

…ネタもこの辺にして。


ラリーでケビンがミスって「しまった」とロブをあげリョーマがサイクロンを打ちにいく。
うん、こんな風に見せてもらわないと分かりませんよね。
アニメにするばあい、アクションの芝居の組み立てをちゃんとしないと分からない…って池田監督も言ってましたけどその通り。
しかもサイクロンからケビンのラケットが弾かれるまでのアクションが結構凄い。
先週までとは違って何とかサイクロンを打ち返そうとしているケビンも良いです。

観客席の室町と阿久津。
ケビンがラフプレーに走るかもしれない、と心配する室町に、阿久津はあれはリョーマを挑発するためのもので本来ケビンはそんな男じゃないとフォロー。
…鳴り物入りの悪役で登場したケビンにてこ入れですか。
そうですよね…もはやただの熱血漢だもんね、ケビン。
敵役を最初悪役と印象付ける事はセオリーではあるんでしょうが、どうも上手くいってないみたいです。
これなら切原のほうがよほど悪役でした。(悪役と言っても小者ですが)


『どうしたケビン…今こそ俺とお前で編み出した必殺技を出す時だぜ!』
この時あれ?っと思ったんですが、さりげなく恩着せがましいです、ビリー(笑)


『俺は越前リョーマを目標にしてきた…そしてビデオが擦り切れるまで研究し練習してカンペキに自分のものにした。俺は越前リョーマになったんだ!そして…』
リョーマを超える!とでも続くかと思ったケビンに異変が…。(実際超えると言ってました)

目がピカーン→全裸ドーン!!→全身からオーラ→振りかぶってフレーム打ちバーン!!

似非今川演出が出たーーー!!

ねえ、絶対今川ファンいるでしょこの中に…つーか監督が今川ファン?
もう今川監督にお願いして一本くらいコンテ切ってもらったらどうですか?
あ、鉄人の劇場版で忙しい、か。

てかこれ浜名監督コンテ修正してるっしょ?
ねえ…映画で忙しいかと思いきや…・・。

とにかくすさまじかったです。
昔よくサンライズがあの手の演出やってました。テニスの演出は全体的に古いんですよね。
それがいいんですが(笑)

ケビンのフレーム打ちが例のイリュージョンって技だそうです。
フレームで打つからブレて分身して見えるんだそうです。


「ふ…それでいいのだケビン・スミス」
たった一発で機嫌が直ってるリチャードが凄い。
しかも私の夢とか語り出しちゃったよ…(^^;

リチャードのショボイ戦略に突っ込むべきか否か大変迷いましたが、まあ小者悪党にありがちなんで放置でいいでしょう。
何かテニスが金儲けの道具になると踏んだらしく何とか儲ける道を詮索してたみたいです。

リチャードが最初にスカウトしたのがマイコー。
今と変わってねぇーー!!
グリフィ兄弟をスカウトする前なら数年は前のはずなのに…。

その次にボビー、その後アーノルドが自分を訪ねてきたとのことですが。
てことはアーノルドって1、2年であのレベルになったって事か…それはかなり凄いんじゃ。
もったいねぇ…!そんな才能ある子をアッサリ捨てたリチャードって一体…。

ビリーとケビンは元からつるんでテニスしてただけでリチャードチームに入ったのは最近みたいです。

まあ、そんなわけで日米親善試合を企画したそうです。
…アホっぽい割にこれだけの試合できる権力と企画力はあるのか…。
よくわからんなぁ、リチャードの位置づけが。


「また三つになりやがった…」by跡部
「え?俺五つに見てたけど」by清純
「俺六個!」by菊丸

…あれ…おかしいな。清純の動体視力はずば抜けて一番のハズなんですが…。
まあどうでもいいか。


しかしピンポイントでフレーム打ちって難しそうなのによくやりますね。
バッティングとか得意なんでしょうか…>ケビン


Bパート。
「ねぇ、ちょっと調子乗りすぎだよ」
ケビンのガシャッた球をサイクロンで打ち返してデュースに。
あのスマッシュを打ち返そうと必死に頑張ってるケビンのほうが何か主役っぽいのは何故…(リョーマの相手ってそんなのばっかり)

ケビンのパフォーマンスを真似るリョーマ。
「忘れたぜ、お前にはそれがあったんだったな」
笑うケビン。
何だかいい感じに努力・友情ですね。

「ケビン!!気を抜くんじゃない、このバカが!!」
そんなケビンにリチャードはご立腹。
…顔が崩れてますよリチャードさん…!(爆笑)
流石のケビンも唖然。
「試合中ですよ、静粛にしてください」
審判にまで注意される始末。
審判の不親切な日本語注意もちゃんと理解できるリチャード・ベイカー。
通訳に転職ってのはどうだい?

「ボス、必死だね」byテリー
「俺たちはベイカーさんに世話になった…それは感謝してる」byトム
「正直言って、ベイカーさんのやり方にはもうついていけない」byテリー

ついに部下に見放され始めたリチャード。実に分かりやすい。


「もうサイクロンは打たせねぇ・・!」
決意を新たにイリュージョンを繰り出すケビン。
アドバンテージを取りました。
今ゲームカウント5−6でリョーマがこのまま勝つんじゃないかと思っていた私はちょっとドキドキ。
ケビン頑張って…!

手塚いわく、イリュージョンは着弾して激しくスピンするので跳ね際を叩くことが出来ず、ダイレクトに打ち返すしか攻略法がない、とのこと。

ケビンは低い球を打ってサイクロンを出させない戦法。
ロブ気味じゃないとサイクロンは打てませんからね。
…なんだ分かってるじゃないですか…コンテで修正したのか前川さんが分かってたのか疑問ですが。

イリュージョンを打ち返そうとするリョーマですが、実体が分からないまま打ったんで弾かれてしまいました。
してやったり、って顔のケビンがいいですね。
このままケビンがゲームとって6−6、タイブレイクに。

ボールを突きながら何か考えるリョーマ。
そのボールには影が出来ていて…。

一方ちょっと余裕が出てきたらしきケビン。
『リョーマ、カモン』とか言ってます。

そしてリョーマのツイストを物凄い反応で打ち返しました。
す、すげぇ…!マトリックスもビックリな超高速エビゾリリターンでしたよ!
何かちょっとカッコイイ…(笑)

ケビン再びイリュージョンの構え。
さっき何かを思いついたらしきリョーマは帽子を深々と被りました。

帽子を被ったままイリュージョンを打ち返したリョーマ。
ビビるケビン。とリチャードとアメチームの皆さん。
…たかが打ち返されただけだから、ビビらず自分も打ち返しましょう。
と理屈はこねられますが、ショックだよね。

「これはまぐれだ…」
拳を握り締めるビリー。
「ヘーイ!俺たちが必死になって編み出したイリュージョンなんだぜ!そう簡単に打ち返されてたまるかよ!」
やっぱりビリー恩着せがまし(略)
しかし良いやつですねビリー…ただの面倒見のいいあんちゃんかと思いきやケビンとは親友なんですね。
こうやって自分の事みたいに本気で心配して応援してくれる人って貴重だと思います。
ケビン、友達には恵まれたんだから大事にしましょう。

まぐれだ、そう思ってイリュージョンを繰り出すケビン。
しかしまぐれではなくて…。
さっき、ボールをつきながらボールに出来た影を見つめていたリョーマは影を見て打ち返すことを思いついてしまったんですね。
実体以外には影はできない、という理屈みたいです。(だからイリュージョン、なのか/笑)

そういや今回、やけにコロシアム外観と雨が強調されてるなーと思ったらこのためだったのか。
つまり、イリュージョンを攻略されたのはドームが閉じていたからだと。

天才か!
天才が天候を操って雨を降らせた所為かーー!!


ああ、ホントに天災ですね彼。
ケビン、不憫。勝ててたかもしれないのに。

「まだまだだね」
決まり文句とともに来週へ…。


さて、会場はリョーマの応援一色みたいだし(高山さん談)、ウサコールも出そうにないんで自らやりましょうかね。

U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!
 
はい、ケビン派の皆さんご一緒に!

U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!


リョーマ派は……あえて日本コールしなくても勝つでしょう。


次回。
あの飲んだくれ親父がまた出るんですか…。
映画宣伝の聞き慣れないナレーションはひょっとしてリョーガとかいうキャラの声?


2004年11月03日(水)
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