碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「限界への挑戦」


遊戯王。
なかなか良い最終回でしたね。
この時期、最終回ラッシュでなんだか寂しいものです。
暫らくアテムvs遊戯で、主役は声アテ大変だったんじゃないかなぁ、と思いつつ観てました。
杉島監督お疲れ様!
…この時期に暇になってしまうと1スタか9スタ辺りに回されそうな気もしますが(^^;

そして全米公開の劇場版の試写会…行きたいなぁ。
まさか高橋良輔監督なんて。やっぱアメリカ公開だからそれなりの監督をって事なんでしょうか…監督、ぎゃろっぷの社長とは友人ですしね。
どんな作りになってるんだろ。


Aパート。
「ごらん下さい、あの全日本ジュニア選抜経験者の千石君を〜」

えぇえ全日本ー!?ウッソダーン中村さん嘘でしょーー!?

初っ端から失礼しました。
ボビーがいかにすぐれたマルチプレイヤーかって中村さんの売り込み説明が頭から飛びそうな勢いでした。 
てか全日本て嘘でしょ…せいぜい関東レベルでしょ?
ねぇ…じゃないとただでさえおかしいパワーバランスが一気に崩れますよマジで。
清純全然強そうに見えませんでしたし、実際弱かったですしね(遠い目)

誇張はいけねーな、いけねーよ。(決め付け)>中村さん

さて、試合のほう。
清純はボビーのパワーボールに持ち前の動体視力と鍛えた反射神経で対応。
何気にボクシング流のステップ踏んでて作画細かいなぁと感心したり。

パワーで押してくるボビーに対して清純はスライス回転を駆使し始めました。
うわーなんかテニスっぽい事やってるよー。(※テニスアニメです)
卓球なんかでもカットマンて厄介がられますよね…相手のタイミングを外すには分かりやすくて良いのかなぁと思います。

『ほーらね』

上手くボビーの調子を外し、1ゲーム取ってほくそえむ清純。
なんかカッコイイよ…。

アメサイド。
ボビーが熱くなりすぎて火が出そうだから消防車を呼んでくれ、と冗談飛ばすビリー。

ごめんビリー。私日本人だからアメリカンジョークわかんない☆

いや、マジでメリケンのジョークは分かりません。


さてブレイクしたところで清純のサービスゲーム。
サービスに入る前に効果音付きで顔のアップショットが入りました。
ひょ、ひょっとしてニュータイプの系譜…?(笑)
なんかガンダムっぽい演出。

太一が「ボクシングを見ているようです」と言ってましたが、どの辺がボクシングかいまいち分かりませんでした。
ステップはボクシングっぽかったですが。
しかし今日の清純は表情が良いですね。

結局サービスキープした清純。

「敵は他のスポーツの良い所を取り入れてきています。良い仕事してますねぇ」
と言いつつボビーにバナナを渡すリチャード。

ゴリラに餌を与えているようで何とも滑稽。

思わず笑いそうでした。

…・・いや、バナナを食べる事自体は全然アリですが。
ボビーでやるから面白いだけで(笑)
さっきのスライス戦法といい、リアルテニスを取り入れつつアニメ的に変換。
こんな脚本が書けるのはもはやテニスでは時村さんだけだよなぁ…と思ってたら時村さんでした。
何年も付き合ってると特徴って分かるようになるんですね(^^;
コメディやドラマが弱いって欠点がありますが、試合は時村さんが良いよなぁ。

井上さんが「最近チェンジコートの際バナナを食べる選手が多い」と解説してますが、最近限定…?(^^;

体力回復したボビーはパワーショットを連発。
そういう身体作りをしている、と解説する井上さん。
井上さんは上手く使うと設定の説明やなんかに使えるキャラですから大事ですよね。

『パワーだけで俺に勝てると思うなよ…テクニック、そして何よりスタミナには自信がある』

どうしちゃったの清純さん…カッコイイっすよ。
でもこのカッコ良さは元からテクニックはあった事、更に修行を重ねて一回り成長した事が起因ですね。
以前の彼(成長しないまま再登場してたら)だったら、こんな事言っても説得力がありませんでした。

この頃から両者汗の描写が凄いです。
さっきのリチャードじゃないけど、今日は全体的に良い仕事してます皆さん。
ベンチでタオルかぶってる清純も良いですね。
てかシングルス3まで来て、ベンチで休んでる選手って初めて…?(苦笑)

コートのラインが太陽光線で歪んでる描写が、会場の熱気を思わせます。
ホント良い仕事してるなぁ…。

ゲームカウント5-3、ボビーリード。
「グッジョブ」と手を叩くリチャードに「サンクス、ボス」と答えるボビー。
「イエス、ボス」に加えてオモシロ返答追加です。

Bパート。
一進一退の攻防を続ける二人にコメントをする華村先生と榊太郎(43)

「ボビーの運動能力は素晴らしいの一語につきます」
「いや、むしろ注目すべきは千石君の方ですよ」

ホント気が合わないね貴方たちは!

まあ、どっちかというとスミレちゃんタイプの榊と華村先生の気が合っても変ですが。
しかし榊が清純の執念を評価してた辺りが分からない。
不二の技術を評価したり、個々の思惑より強ければいい主義っぽいのに。

ああ、評価してる(素晴らしいと言いたい訳)んじゃなく注目すべきってだけか。
話かみ合ってないじゃん!(笑)>両コーチ

息のあがる清純にドリンクを渡す手塚。
手塚がコーチっぽいことしてる…!
それにも感心しましたが、「大丈夫さ、心配ないよ」と呟く清純がまた…男女共にファン増えそうです。

どっちの体力が続くか勝負だ、と意気込む清純。
意気込みとは裏腹に次のゲーム、勝負には出ません。
ギャラリーが戦法が変わったと疑問に思う中『悪いいけどキミには自滅してもらうよ』と清純。
ラリーでの我慢勝負というか、ミスを誘う作戦。
うわーなんかテニスっぽい事(略)

こう見せてくれると清純のテクニックの高さってのにも説得力あるような感じで良いですね。

試合は5-5になって振り出し。
ボビーはキレかけて審判のジャッジにいちゃもん付け始めました。
そんなボビーを我らがリチャードはちゃんと止めてました。(当然)
今日のリチャードなんかコーチっぽいなぁ…。(※コーチです)

ボビーは気性が荒いというか、アメフトやバスケで活躍していた頃にもさまざまな問題を起こしていたらしいです。
先週の回想で荒れていたのは、それが原因だったようで…。
今回はボビーの回想ですが、前回はリチャードの回想だった辺り、上手いつなげ方だなーと思いました。
リチャードの回想だったら「ああボビーはこんな選手なのね」という事は分かっても、ボビー視点ではないので彼の心情も分からなければ感情移入もできない。

リチャードの誘いに「お上品なテニスの世界にふらつき者の疫病神の居場所なんてあるわけないだろ」と自虐気味なボビー。
俺はどこにも受け入れられる事のない疫病神なんだ、と言うボビーにテニスは自分との戦いだと話すリチャード。
居場所がないのではなく、その居場所は自分で問題を起こして放棄していたんだろうと図星をつくリチャード。
そしてテニスは居場所を見つける必要のない、新しい居場所が必要ならそれはここ(チームリチャード)だと諭すリチャード。

なんかリチャードがまともに勧誘してる…!

思惑はどうであれ、上手い誘い方かも。
てか今日のリチャードまともっぽいよ…どうしちゃったの(笑)

ここで回想終わりですが、グリフィ兄弟みたく「俺に居場所を与えてくれたボスに感謝」とかモノローグが一切入らなかったのもまた良いですね。
雰囲気だけでボビーが多分リチャードに感謝してる事も、スポーツが好きで仕方ないということも分からせるというか。
もう野獣ブルドーザーとかゴリラとか言って笑えないよ…!みたいな(寒)

アメ戦のキャラ立て方でこれまでで一番好きかも。


なかなか決着のつかない試合に「頼む、1ドルやるから誰か早くこの試合を終わらせてくれ。見てるこっちがまいっちまうぜ」とビリー。

だからそのメリケンジョーク分からないってば!

ハラハラするから見てられないってのは分かるんですけどね。


一気に決着をつけようとパワーを上げるボビー。
音楽も盛り上がって結構動いててて、今日は見せ場をホント外してない。

清純がラケット先端にアテてしまいボビーにチャンスボール。
しかも清純は体制崩しててピンチ。
『天は俺に味方した』とスマッシュにかかるボビー。

崩れた清純の横をすり抜け、センターに見事なスマッシュエース。

しかし…。

「タッチザネット!デュース!!」

静まり返る会場に審判の声が…。

ラケットがネットにかかってたんですね。
「NOOOO!」と頭を抱えるボビー。でも今度はいちゃもん付けませんでした。

「…ラッキー」と呟く清純。
やはりラッキー千石は健在のようです。
上手いなぁ…清純のラッキー付きがこの試合上手く織り込まれてる。

「なんてこった。ボビーのウィニングショットが!」とビリー。
ボビーが不利になるとケビンは機嫌悪そうな顔してたし、ショットが決まるとみんな嬉しそうな顔してたし、今度はいいチームメイトに恵まれましたね、ボビー。

さて、一進一退の攻防を繰り返す二人。
もう体力の限界が来てるはずなのにふらつきながらラリーを続ける様がなんともこの二人らしくて良いです。

ボビーがよろけて清純のひょろい球が決まり、ゲームはタイブレイクへ。
ボビーはそのままコートに倒れこみ、なかなか起き上がれません。
清純勝利か…?と思いきや、同じようにコートに倒れ込む清純。

二人ともノックダウンでタイブレイクが行えない為、6-6で試合打ち止め。

燃えたよ…燃え尽きた…、真っ白にな……。

立てっ、立てジョーーーーー!!!!

最後までなんともボクシングな展開…(笑)


「良い試合だった」
手塚と真田に抱えられてコートを去る清純。
「勝てなくて…ゴメン」
いや、カッコ良かったよ。
ストイックになって、理想の清純がここに…!というと誉めすぎな感じですが、カッコ良かったです。

同じくトムとビリーに抱えられてコートを去るボビー。
ビリーの苦しそうな顔がなんとも…(笑)

「フン…詰めが甘い」
敗者には厳しいリチャード(^^;
詰めが甘いのはビリーも清純も二人とも…ですね。


さて次は…不二、か。(脱力)


この試合を見て、思い出したのが氷帝戦シングルス3なんですが。
あの時の試合、先に棄権宣言したのは樺地だからタカさんの勝利だろうと腑に落ちなかった点と原作のスミレちゃん発言であまり印象良くなかったんですが、今回のように両者ダウンしたらそりゃ続行できないよなぁと思いました。
で、最初はリチャードだけがメタキャラかと思いきやアメチームとアメ試合全部がメタなんじゃないかと恐ろしい事を思ってしまいました(震)
「僕がガンダムを一番上手く使えるんだ!」みたいな(大間違い)
水面下の思惑が怖い…。

ともあれ力を出し尽くした感じが気持ちのいい試合でした。
汗の描写も良かったですし、結構動いてて見ごたえもありましたし。


ちょっとテニスの話からそれますが、今一番一週間で楽しみにしているアニメを挙げろといわれたらこれ、というアニメはモンスターという作品なんですが。
この日は深夜に三本観ているアニメがあるので、いつもモンスターだけ観て後は録画して寝るか全部録画するか明日に支障をきたすの覚悟で全部観るかなんですが今週は三時過ぎまで起きて観たんです。
理由は2時すぎからやってるモンキーターンVを観たかったから。
先週のモンキーがいわゆるオヤジ選手の若い頃のトラウマやらレースやら上手いなぁと思っていたら冨岡さんの脚本で(モンキー自体冨岡さんが構成してるから観始めたんですが)珍しく作画も良くて面白くて続きがいつも以上に楽しみだった為寝ずに起きてました。
それとモンスターがこう、胸にくる話ですぐに寝られそうになかったから起きてたというのもあります。
しかし面白い時って続くものなんだな、と思いました。

モンスター…シリアス路線
モンキーターンV…王道少年漫画
機動侍ゴーバイン…パロ系ロボットギャグ

モンスターで沈んで、モンキーがまた今回面白くてテンションあがって寝ようと思いつつ寝付けず起きてたら蒼穹のファ…違った機動侍ゴーバインで違う具合にテンションあがって更に寝付けなかったという(笑)
何ー!聞いた瞬間視聴者をツンドラ地帯へいざなう素敵ポエムがないっ!?とかツッコミを入れつつ、誰かが手直しするだけでここまで変わるとは…シナリオの大事さを改めて実感しました。
しかしあの路線で突っ走ってあの作品的には良いのかなぁという疑問を抱きつつ…。
そういえばアニメで興味持って何気なくモンキーの原作読もうとサンデーを手にとって見たらあまりの展開に驚愕。
いやー!見なければ良かったー…!
アニメもああなるのかと思うと気持ちが沈みました(^^;

ホント、今週は眠ってビデオ撮ってれば良かったなぁ…。

モンスターはお勧めです。
結構長く続く作品みたいですし、忍足もいい作品で主役取ったなぁ(笑)
同じ小島監督作品の花田少年史もお勧めです。
原作が良いというのもあるのかもしれませんが、センス良いなぁと思います。



CM。
またマイナーチェンジしてる(笑)>トレカCM

てか、
出たー!味皇−−−!!
うーまーいーぞー!!
…いかん、味っ子の所為でこの三十分で一番テンションが上がったのがバンダイビジュアルのCMになってしまった(遠い目)
懐かしいなぁ、今川監督の初監督作品で池田監督も参加してたんだよなぁ。
サンライズを代表する富野監督と高橋監督の下の若き二大天才…しかも同い年。
考えただけで熱くなるなぁ(笑)
最近(個人的に)懐かしアニメのDVDラッシュで面白いです、まいっちんぐマチコ先生のCMも観ましたし(笑)
今度はボトムズとかエクスカイザーのCM流して!>バンダイビジュアル

そういえば同じ料理アニメが同じサンライズ(の1スタ)でもうじき始まりますね……。

提供。
ボディビルポーズを決めるボビーと清純。
やっぱりお笑い要素もないとね…(笑)

次回。
また一時間スペシャル…!?

1クールに一回な勢いですね…映画も控えてるのに、監督以下スタッフが身体壊さないと良いんですが。
てか不二アワーになるんですね来週…(遠い目)

「天才VSテニスマシン」…うわぁ。あのロシアンっぽい彼が面白キャラだと良いんですが(無理っぽい)
「1ミリの攻防」…お、これは私好みのサブタイ。


さて、今日は9月29日。ということで。

バネちゃん&宍戸、誕生日おめでとう!!

おめでとうバネちゃん!おめでとう宍戸!
まさか二人の誕生日を覚えるなんて一年前までは思わなかったなぁ…てか、宍戸、昔は「バネちゃんと同じなのか…」とか微妙に思っててホントにごめん。
しかし世間ではバネちゃんの誕生日は忘れられてるような予感が…(^^;
二人とも男前で気が合いそうなタイプで、今では宍戸も凄く好きです。

そういえば宍戸の誕生日は覚えてなかったけど、好物がチーズサンドというのは何となく覚えてました。
桃がご丁寧に宍戸のプロフィールを解説してくれましたし(氷帝戦前)、リョーマが「ふーん、俺タマゴサンドの方が好きだけど」とか言ってたのが印象に残ってたので。

そして一年感想をほぼ書ききったのも初めてです(苦笑)
冨岡さんの構成に感心したところでいきなり前川さんに変わっててショックを受けたのはつい最近な気がしますが…一年て早いですね。
しかしこの一年で印象に残った話、良かった話を挙げろと言われると…;;

単体では「疑われた仲間」だけでしょうか…ダビデ・忍足ペアってのはとても良かったですしダビデには(シングルス選手っぽいけど)一番いい相方ではないかな、と思います。
逆にバネちゃんには誕生日同じよしみって事で宍戸と組んだらどうだろう(笑)
ちょっと弱いかな(^^;
タイプ的には宍戸みたいなプレイヤーが合うと思うんですけどね、バネちゃんみたいな選手には。
と、反れました。
あの話は華村先生の言葉も凄く良かったし、面白かったなぁと思います。
シリーズ全体でもないし、一年で一話というのも非常にアレですが;;

浜名監督としては初監督作品で単独劇場版までやることになって、キャリアとしては良いのかなぁまだ若いですしね。
にしてもアメリカ戦終わったらどうするんでしょう…。


NARUTO。
この脚本メンツは…隅沢が改悪したようにしか見えない…。


2004年09月29日(水)


 テニス。「野獣ボビー・マックス」


最強チームのCMマイナーチェンジ。
桃ってホントCMでの扱いオイシイよなぁ…。


Aパート。
試合開始かと思いきやランチタイム。
場内アナウンスで「あ、今日(暫らく背景だった)切原が出るのか」と悟ってしまった自分がイヤです。
にしてもこの客の入り…グラントスラム並ですね。

スポンサーサイドは「やっぱ勝ってなんぼ」だとアメリカチームの印象はあまり良くない様子。
ほら、だから負けて盛り上がろうなんてダメだって言ったでしょ!>リチャード

まあ、我らがリチャードはそんなことではめげないお人でした。
豪華(?)ランチを用意して接待接待。
板ばさみっぽい中村さんにちょっと同情。

てかどこからどう見てもリチャード日本語喋ってますよね?

…中村さんが英語喋ってるのか?
うーん、分かりにくい。

ステファニーはやっぱりスポンサーのお嬢さんって事で、ビリーはマジでステフの為だけにテニス始めたんですね…(^^;


一方日本側。
桃は相変わらず食べすぎ。太るぞ〜。
一年トリオがシングルス3の清純の噂をしているところに本人登場。
相変わらずノリが軽いなぁ。
「頑張ってくださいね、千石さん」と清純にエールを送る桃。
良いやつだ。

よく考えれば桃って、清純と対戦しバネちゃんと対戦し、観月(梶本君とのペア)と対戦し…(ついでに全部勝ったことある)私のお気に入りは全て網羅していやがる!
な、なんてヤツだ…!!(笑)

皆には軽いノリで対応、背を向けてから真面目な面をする清純はなかなかカッコ良かったです。

昼食を取りつつ、残りのメンバーについて話す青学レギュラー。
野獣の相手が清純に決まった今、私としては不二に落ちてもらいたいんですがそうは問屋が卸さないでしょうから…切原ピンチ。

バックにかかってるのは久々に聞いた六角専用(?)BGM。

切原はウォームアップ中。
試合に出て生まれ変わった俺を見せたいらしいですが…落ちそうな気がします。

天才も珍しくやる気でウォームアップしてます。珍しい。(二度目)

リョーマもおなじみの一人壁打ちウォームアップ。
跡部とか真田とか菊丸とか忍足とかウォームアップ手伝ってあげればいいのに。

ほら、ビリーはケビンに付き合ってやる気満々なのに。
イイヤツだなぁビリー。さすが大石似で桃似でバネちゃん似で清純似だけあるよ!(混ざりすぎ)

リョーマを見かけたケビンはリョーマに話しかけます。

ホントに日本語上手ですよねケビンって。

そしてビリーも。バイリンガル羨ましいです。
アメリカ人的に日本語が喋れてそこまでメリットがあるのかなぁ、と考えるとちょっと疑問ですが。

パッと見一触即発なこの場面に通りかかった手塚。と不二。
もうウォームアップ終了したんかい!>不二
すぐさま止めようとする不二を制止する手塚。
てか不二が止めに入ろうとするなんて珍しいですね、さっきのことといい、どうしちゃったの?(^^;

この間手塚に裏拳くらった所為か、今日はケビンの挑発に乗らなかったリョーマ。
でもケビンも結構、引きは潔いいですよね。いつもアッサリ帰ってくれるし。

リョーマが思い浮かべたケビンの顔にボールが落ちてくるって見せ方、なかなか面白かったです>演出


さて、試合開始。
野獣ブルドーザーvsラッキー・千石。

K-1vsボクシング。

物騒だなぁ…。

英語で挑発する野獣ことボビーに「英語わかんないんだよね」と返す清純。
が、実は分かってた模様。
チッ…清純の裏切り者!英語なんてできないと思ってたのに!(笑)

菊丸にとってもシンパシー。


Bパート。
何気に清純サーブ。トスは勝った模様。
トス無敗伝説はまだ健在のようです。

しかしあっさりリターンエース。

桃曰く「ぼぼーんと飛んできて、どかーんとぶつかって、ぐーっと回って!」
そんなんだから菊丸に舎弟扱いされるんだよ桃…。>軽井沢合宿参照

いきなりのリターンエースに観客…てか山吹応援サイドもビックリ。
南部長!お久しぶり!!
にしても…こう、白ランがズラッと並ぶと壮観ですね…いろんな意味で。

ボビーの強烈なリターンも清純の目にはコマ送りで見えてるらしいです、が、捕らえたもののあまりの重さにラケットを弾かれてしまいました。
この辺のボールとラケットの動き、イイですね !

そしてベンチコーチは手塚…。リチャードと並んで違和感ないところが怖い。

せっかくのサービスゲーム、あっさりブレイクされてしまいました。

スポンサーサイドは…
「社長!いいじゃないですかあのボビーという選手」
「うん。あの外見、あのパワー。我が社のイメージにピッタリだ」

どういう会社やねん!!


ボビーのサービス。
強烈なサーブらしいですが、サーブの間中お約束とはいえ何人も何人も解説してくれるんであまり速く見えない(^^;

ボビーとのパワーの差を感じる清純。
そこで思い浮かべたのは…。

まっくのうち!まっくのうち!まっくのうち!まっくのうち!

ボクシング戦法で対応。
ボビーの足元に隙があることを見抜きますが、ボビーはそれにも対応。
そしてあっさりサービスキープ。

2ゲーム終わって1ポイントも取られてないボビーを凄いという海堂に敵の応援をしたと食って掛かる桃。
いくら敵でも相手の凄さを認める事も必要です。
熱くなりすぎる性格(乾談)はまだ直ってないみたいです。(直らなくて良いんですが)

ボビーは身体が大きいからその分コート内を短い歩数で移動できる、との乾の解説。
確か城成湘南の桐山もそんな選手だったような…。

ボビーはもともとマルチプレイヤーで色んな競技をやっていたらしいです。
そんなボビーをスカウトしたのがリチャード。

どこにでもスカウトに現れるんですねリチャード。

まあ、スカウトマンてそんなもんかな…観月しかり。

コートチェンジの際、ママの所に帰んな、とお決まりの挑発をするボビー。
…菊丸、さすがにこれは分かろうよ(^^;
でもこんなちゃちな挑発に乗るヤツっているんだろうか…。
てか、英語は例え分かっても実感として分からないんで(方言でも同じですが。感じ方が違うというか)、あまり意味がない気がします>挑発行為

ミスしたボールがネットに当たってボビーのコートに入れちゃった清純。
流石、ラッキー健在です。

しかしボビーはコードボールが気に入らなかった模様。
ポイント取られたから怒ってるのか、テニスのルールを知らないのか(^^;

審判のカタカナ英語がとってもステキ。

そんなボビーを観て何か思いついたらしい清純。
こういう思わせぶりな演出は好きですが…何を思いついたんだろ。


CM。
アイアンリーガーのアクションと「正々堂々と〜」がテニスの後には耳に痛い感じです(^^;
やっぱりセルはイイなぁ。
ガサラキのCMもっと観たかったな。

ED。
坂井さんの脚本はいつもアッサリしてる気がします。
良くもなければ悪くもないというか…。いつもコメントに困るというか;;
動画配分とか演出は良いなと思ったんですけど。

提供。
ボビーのモデルはゴリラか…。
清純、失礼だな(笑)

次回。
憎い、あんちくしょう(野獣)の(略)


2004年09月22日(水)


 テニス。「哀しみのマリオネット」


Aパート。
リチャードとグリフィ兄弟をピンポイントで撮ったカメラマンに乾杯。

「負けろ」というリチャードの指示をケビンに聞かせる為なんでしょうが、カメラマン的にはファンサービスかな?
会場にもテレビ前にもグリフィ兄弟ファン多いでしょうし、日本ベンチは需要なさそうですしね。

ビリー、ステフとどっか消えるかと思ってたんですが真面目に控え室で観戦してるなんてなかなか偉いぞ(笑)

リチャードの指示にイエスと答える二人に「マリオネットめ…」と呟くケビン。
どうでもいいですが、何でこの子達日本語に英単語混ぜて喋るんだろう(^^;
ケビンは態度でかいし、我が強いんで、グリフィ兄弟見てるの歯がゆいんでしょうね。

一方、コートの二人はリチャードに恩があるからマリオネットで構わないと負けを決意したようですが…。

先週のテリーの球避け攻撃は既に見切られたのに(当然だよなぁ)、執拗に繰り返す二人。
乾の解説によれば、あの技はサービス側は一直線かつレシーブ側の前衛が中央でネット傍にいないと効かないとの事(当たり前だよなぁ)
なのに何故菊丸がサービスラインに下がった今も続けるのか、と疑問の様子。
菊丸も同じく疑問に思った模様。
「やる気あんの!?その技もう効かないって分かってるはずなのに何でやめないの!?」
二人に向かって叫ぶんですが…。
「止めや、あいつら日本語わからへんのやで?」
と忍足。

えええマジっすか忍足さん!?

ウッソダーン。
彼ら日本語バッチリなのかとばかり思ってたZE!(寒)

あれ…つーことはケビンはひょっとしてリョーマに因縁吹っかける為に日本語覚えたとかそんな感じなんだろうか(^^;
覚えんでもリョーマも英語喋れるけど。
でもビリーも日本語喋ってたよなぁ…境界線が分かりにくいけど、確か日本人ナンパしてたし。

てことはだ。
やはりあのテリーの女言葉は翻訳ミスってことで!

「キミ!言葉を慎むように」
審判から菊丸に教育的指導。
審判、良い仕事してます。さっきの跡部・真田戦と同じ審判とは思えない。

「菊丸先輩が怒るって珍しいっすね」
とリョーマ。
手塚も控え室から出てきたんですね…。


菊丸に言われたからという訳ではないんでしょうが、トムとテリーも思うところはあるようで。
そりゃそうですよね、スポーツ選手にわざと負けろなんて。
でもリチャードに恩があるからリチャードの言う事には逆らえない、と二人。

ここでテリーの回想。
BGMは幸村君専用のフォルクローレ風のあれです。

先週のお金集めてた人は彼らの叔母。
幼い頃両親を亡くして叔母の家に引き取られた二人ですが、虐待受けたり等ひどい扱いを受けていた模様。
遊び道具も与えてもらえなかった二人は偶然拾ったテニスラケットを唯一の遊び道具としてずっと使っていたらしいです。
才能があったんでしょうねきっと、でも才能があったが為それを先週のように叔母さんに大道芸にされた訳で…。
たまたまそれを見たリチャードが二人を引き取りたいと申し出たんですが(アンタはスカウトマンか)、叔母は二人がいなくなったら生活に困ると却下。

つーか自分で働けよオバさん。

恥ずかしくないのかねぇ、こんな小さい子(しかも血の繋がった)を働かせて楽しようだなんて。

しかしリチャードに金を積まれて速攻で二人を手放しました。
絵に描いたような意地悪がめつい系のオバさんだな。

しかしトムもテリーもそんな胡散臭い人にあっさりついて行っていいのかなぁ(^^;

まあ、結果として今の環境でテニスできてるわけですからリチャードには感謝してるんでしょうね。

『負けなくちゃ…』
そう思いつつスマッシュを決めポイントを取ったテリー。
負けるにしても接戦に持ち込んで負けた方が盛り上がる、と笑うテリーですがやっぱり辛そう。

『負ければいい…最後に負ければ良いんだ』
気合入れて打ち返すトム。
ラリーの応酬で最後菊丸がミスってネット引っ掛けてポイントは30-40、アメリカリード。
…てか久々に見たな…ラリーでの読み合い、ミスでポイント。
いや、テニスとしてはこれが正しい姿ですが。

てか、リチャードベンチにいるのにオペラグラス持参してるよ!
何、目悪いのか?
と思いきや観客見てるのか…。ああもう、アホだ、絶対アホだ…そんな所がす・きv

冗談です。

しかし、負けてる時に盛り上がるのはファンが悲劇のヒーローを望んでるわけではなく純粋に嘆いてるんじゃ?>リチャード
ポイント取られる→「ギャー!ちょっと大丈夫なのー!?」って感じで騒いでるだけでしょう?(^^;
負けたらスポンサーの心象は良くないと思うんですが…リチャードの考えはワカラン。


Bパート。
おお、観戦に来てたのか六角、ルドルフ。
偉いぞ斗万!忘れてなかったんだな!!
原画が勝手に入れたのかもしれませんが。

個人的には最初に六角を担当した斗万さんにはせめて六角のこと覚えていて欲しいなぁと思ってるわけで。
彼のコンテはあまり好きではないんですが…。

たまに六角とルドルフはこうやって対な感じで見せてくれて両校のファンとしては嬉しい限りです。
制服のバネちゃん観て一瞬桃かと思った事は内緒です。
夏服より学ラン姿観たいなぁ(贅沢)

てか観戦に来てるの亮兄と佐伯とダビデとバネちゃんだけですか?

この中でバネちゃんだけが合宿呼ばれてないじゃん…!(涙)
どういう心境で見てるんだろ…。

亮兄と淳、やっぱり似てないよなぁ(^^;
亮兄の方が性格は好きだけど、見た目は淳のがいいかも。
だって今日はハチマキしてなかったし!←最大の理由
佐伯は相変わらず美形ですね…。


日本側は菊丸がポイント決めてサービスキープ。
てかダイビングでコーナーにボレー決めるって凄いなぁ菊丸。

「ファン心理とは皮肉なものです。勝って欲しいと願うと同時に負けて泣きたいと思っている」
ええぇ!?やっぱりリチャードの考えはよくワカラン。
「敗者の美学とでも言うのでしょうか、時に悲劇というのはハッピーエンドよりもドラマティックなのです」

敗者の美学と来たよ…!
アナタトレーズ閣下…いや池田監督ファンか!?
いやでも、敗者の美学はアメ人には通じないんじゃなかろうか…日本好みではあるかもしれませんが。
ハッ…リチャードって日本通!?だからリチャード組って日本語喋れるのかひょっとして?
そういえば記者会見でも同時通訳ついてなかったし。
高感度アップ(笑)

「本当は試合中に怪我でもしたら最高なのですが…」

大事な商品に傷がついたら価値が下がる、と笑うリチャード。
……リチャードはよく分からないけど、すべてメタの為のキャラだと思えば合点がいく。
前川さん……(遠い目)


コートチェンジの際「さっきはゴメン」と怒鳴った事をテリーに謝る菊丸。
「やっぱキミ達本気出せば強いじゃない、でも俺たち絶対負けないからね!」
おお…なんか何とか努力・友情・勝利(ジャンプ王道)をやろうと頑張ってますね菊丸。
「アホか、日本語通じてへん言うたやろ」
いや、分かってるんじゃないか?というツッコミはさておき
「通じなくても分かり合えるの、テニスってやつはね!」
なんてクサい台詞吐く菊丸…良いなぁ!
先週は入場パフォーマンスが痛いと思ったけど、やっぱアニメの菊丸良いなぁ。
間違っても「コイツラ本気出してなくてずっこい。やめやめ」とかって試合投げたりしなさそう。
やっぱり前川さん鬱憤溜ま(略)
まあ、菊丸に関しては時期が重なってるからあり得ないけど、物凄いタイミング…。

「バカみたいあんなにはしゃいで…僕達ワザと負けようとしてるのにね」
テリーとしては負けたくないでしょうし、相手に対する罪悪感てあるよなぁやっぱ。
手抜き試合上等の誰かさんにも見習って欲しいな。

「ヘーイ!」
と菊丸的には一応英語でブイサインを送ってるんですが…一歩間違えればただの挑発行為だな(^^;
今日の菊丸は全然イヤミじゃないのでOKですが。

そんな菊丸を見て一瞬目を輝かせたテリーが良いなぁ。
演出ナイス配慮。こういうの好き。 

「ったく、菊丸のヤツいうたら…エールのつもりか挑発しとんのかどっちやしらんけど…おもろいやっちゃな」
また忍足と意見がシンクロしてしまった…。(脱力)

ってか、何忍足のサービスプレーですか?
あれ……?確かさっき日本のサービスで菊丸がサーバーだったような(汗)
おかしいなぁ…。


『負けなくちゃ…負けなくちゃ、ベイカーさんが僕達を拾ってくれた』
『俺たちが大勢の客の前でテニスが出来るのもベイカーさんのおかげだ!』

スマッシュを羆落としで返されたアメリカチーム。

それを見てケビンはイライラが頂点に達した模様。控え室を出ました。

『負けなくちゃ…』
わざとアウトコースに打って肩を落とすテリー。
その時コート入り口に姿を現したケビンと目があって一瞬気を取られた所為か注意が反れました。
「あぶない!」
菊丸の声に反応して目前まで迫ってたボールをギリギリで交わし回り込んでとっさに打ち返したテリー。

すっご…カッコイイ!

流石昔取ったきねづかと言いますか、あれはこのショットの伏線でもあったのか…。
やっぱテリーすっごい好みだ!ただし女の(略)

何か可愛い、華麗とか可憐って言葉のほうがしっくりくるんですが、男の子にそれを使うのははばかられます…。
でも今のショットはカッコよかったです。

偶然のショット、てわけじゃなく球避けの伏線張ってあったって所が良いなぁ。
身体に染み付いた芸だからとっさにやってのけられたんですしね。
アクロバティック見せつけられてもポジティブな菊丸もいいですね!
向日だったら「俺のほうが跳べる!」とか対抗意識燃やしそうだ(笑)

楽しそうな菊丸を見て辛い生活ながらも兄と楽しくテニスをしていた頃を思い出すテリー。

『負けなくちゃ…』
そう思いながらも続けてポイントを取るテリー。

「分かってる…この試合、負けなくちゃいけないって事。でも、どうしよう…体が言う事をきいてくれないの」
頭の中で幼い頃の光景がよみがえるテリー。
「僕…負けたくない!」
よく言ったテリー!それでこそスポーツ選手!!
決意の瞳ってのは良いですね…もう男でもいいや(笑)

感情のままに行動するのは正しい人間の生き方だ。(ヒイロ@池田監督)

テリーに呼応するように忍足のラケットを弾き飛ばすほどのショットを叩き出すトム。
ブレイクして5-5になってしまいました。

「俺たちの為に、俺たちが良いと思うテニスをしよう」
とトム。
トム、あんま目だってないけど結構良い兄貴じゃん。

「…やるじゃんか」
そんな二人を見て笑うケビン。
キミ、やっぱりひねくれただけで元は良い子だね?

試合はタイブレークに突入。
地味に「菊丸バズーカ」とか言ってるよ菊丸(笑)
テニスに出会った頃の純粋な気持ちを思い出させてくれた日本の二人、だからこそ僕達は勝つ!とテリー。
テリーいいなぁ、こういうのすっごい好き!
ラルに勝ちたいと願ったアムロじゃないけど、こういう流れって好きです。

タイブレークの末、7-6でアメリカチームの勝利。
試合後、握手をしつつ感謝とお互いの健闘を称えあう四人。
さっきのダブルス1(の日本チーム)とは大違い。
やっぱ試合後はこうでないと。

で、指示を無視した二人にリチャードは……盛り上がったからノープログレムだと。

あっはっは!面白い、面白いよリチャード!!やっぱりす・きv

ちょっと本気になってきました。

いや、胡散臭いし訳分からないけど。

「これからは俺たちのテニスをします」
そう宣言されてあっけに取られるリチャード。
…頑張れ。

「悪かった。前言を撤回するよ」
出入り口に来た二人を向かえるケビン。
「お前たちはもうマリオネットじゃない」
謝ってるし、良いヤツだなぁケビン。さっきの事といいちょっとビックリ。
チームメイトには優しいのか、こっち(日本)にはあれだけ対抗意識燃やしてるのに。
ケビンなんてキャプテンの器じゃないと思ってたけど、結構良いかも。
二人を影で思いやってる辺り、ちゃんとキャプテンしてるし。
さっきの「やるじゃんか」は言い方も表情もすっごい好みでした。

そしてあのマリオネットは…拾って帰ったのね(笑)


で、清純の相手は野獣かよ…!

電光掲示板にシングルス3の選手名が静かに表示され、無言でそれを見上げる清純……グーですよ演出!
こういう引きは好き。


ED。
また連名…(−−;
うわ…演出キンゲの人だ。
ああ、そっか……富野監督と一緒に仕事したことある人だから良いと思ったのかも。
私は高橋監督系列ファンですが、富野さんと仕事してもそりゃ演出家としてはプラスになるよなぁ。
監督のコンテを預かったりするわけですからね>演出
……てか微妙にサンライズなニオイがしたので、実はホンの直し前川さんでも斗万さんでもなく今回は演出がしてたりして。

提供。
そうか…トムとジェリーかと思いきやチルチルミチルがモチーフだったのか!>グリフィ兄弟
盲点でした。そういや遅れたサンタのプレゼントとか言ってたしなぁ。
あのマリオネットは青い鳥にかけてたのか…青かったし、やられた(笑)

先週、次回は面白いと良いなぁと言いましたがほとんどダメだろうと覚悟していたので良い意味で裏切られました。
味付け自体がとても私好みでしたし…キャラクターの焦点をテリーに絞った事で拡散した印象がなかったのも良かったです。
もう最後のほうは男とか女とか関係ナシにあのキャラでハマってたと思います。
「負けなくちゃ」の連発があの声と口調だからピッタリだったというか…ちょっと違うけどカトル的なキャラっぽかったなぁ、と。
忍足とトムの印象が薄くなってしまったのは尺の問題から仕方ないですし、もし忍足と組んでたのがダビデだったらと思うとこんな展開にはならなかったでしょうから(淡々と勝ちそう)菊丸で良かったなーと。
最近の菊丸はホントに好印象。
「どうせこの二人は負け要員だな」とか思っていたことが恥ずかしい…久々に気に入った話を観せてくれて嬉しかったです。
ちょこちょこ演出の小技も光ってましたしね。

で、提供絵ですが…宍戸は忍足を見てられないって感じなのかな(^^;


次回。
「野獣ボビー・マックス」
あんな二つ名つけられてこんなサブタイ付けられるなんて…。
ちょっと野獣に同情。

しかし性格悪い設定っぽいなぁ、でも英語の挑発が分からないってのは良いかもしれませんね。
フィギュアスケートの伊藤みどりさんは、英語が喋れないおかげで余計な話(挑発等)が分からずに済んで良かった、とか言ってましたし…。


NARUTO。
ア、アホだ…!(笑)


2004年09月15日(水)


 テニス。「イケメン・ダブルス」


トムとジェリー、仲良く喧嘩しな♪

元ネタは分かりきってますけど、どの辺をモチーフにしたのかサッパリ…。>トムとテリー

Aパート。
このゲームっぽい音楽、アメリカ専用の新作かと思ってたんですが「ゆかいなてにぷり一家」が初出だったみたいですね。

初っ端から騒ぎまくる「ムードメーカー」として選ばれた人、菊丸。
傍から見ればただの騒がしいイタイ人です。
切原にまで絡んでるし…。

リョーマによれば「サインプレー」をかなり煮詰めてきた模様。(ジミーズみたい)
何だ、最初から自分らがダブルス要員だと分かってたのか(^^;
ダブルス2ペアよりマシですね、何か対策練ってきてる分。

受付に桃達が来てたんですが、ああも受付に人がいないのってどうなんでしょう…。
日本はともかく、アメリカは熱狂的ファンが付いてるみたいだからガード甘いと不味いんじゃ。

リチャードの胡散臭さは相変わらずですが、どうもこのチーム判明してるキャラだけ挙げても

ビリー→スポンサー云々はどうでもいい(主目的はステフ)
マイコー→スポンサー云々はどうでもいい(金は有り余ってる)
ケビン→スポンサー云々はどうでもいい(リョーマと対戦できればいい)

リチャードの目論見は失敗する可能性大。

どうでもいいですがやっぱりこのユニフォームアメリカってよりドイツです。
アメリカの今年のナショナルユニっぽくすれば良かったのに…と思ったけどケビンに似合いそうにないからダメか。
赤は日本が使ってますしね。

菊丸に混じってると忍足がかなりいい男に見え…と思ったけど芝さんのカメラを前にちゃっかりポーズ取ってる忍足を見て前言撤回。

控え室に来た大石の口から「イケメン」なんて言葉が出るとは…!(大笑い)
似合わないなぁ…。
グリフィ兄弟はテリーの方が人気あるんですね。
優男が人気ってのは分かるんですが、あの子は優男を通り越して本当に女の子みたいだから微妙だなぁ(^^;

「テリーがラケットを一振りすれば、女の子が感動の涙を流すって噂だよ」
怖っ!
「ホンマかいな…」
心底嫌そうな顔する忍足に共感。
…いつも思うんですが、不本意ながら忍足とはリアクション的に気が合います。


アメリカチーム。
すっかりケビンに愛着沸きました。
視聴者にこれだけ愛着持たれてる時点で悪役を貫くのは無理そう。
トムと言い合いしてましたがケビンの言葉を受け流せず挑発してるトムに対して「おいおい大人気ないなこんな小さい子相手に」と思いましたがそういえば二人とも中学生でしたね。
下手すれば同い年…。
トム老けすぎ!!
と思いましたが、日本チームのほうが老けてる人いるんであんま強く言えません。


またしても煙幕と共に選手登場。
菊丸のリアクションはいかがなものかと思いましたが、このくらい自己アピールはしといたほうが良いかもしれません。
隣で心底頭を抱えてる忍足でしたがさっきのキミんとこの部長に比べれば百倍はマシだから!

テリーは、女の子みたいな顔して脱いだら凄いんですタイプのようで。
てことはパワータイプか。

日本チームはいつの間にかベンチコーチが榊太郎(43)に変わってました。
日本チームの胡散臭さアップ。
ある意味リチャードより胡散臭いよ榊…。
しかも
「アメリカチームはこのゲーム必ず取りに来る。二連続敗退は避けたいはずだ。それだけだ」

ってそれだけかよ!!

ベンチにいる意味あるのかなぁ…この調子だとシングルスになったら手塚が出てくるのか。


試合開始。
テリー君、口調がなぁ…これで口調が男の子っぽかったら良かったんですけど。
不敵に笑うテリーに対して菊丸はおちゃらけ顔でお返し。
ある意味、羨ましい性格してますね菊丸って。

テリーの球が重くて打ち損じる菊丸。
やっぱりパワーのある選手なんですね。

優男系が実はパワー選手というのはかなり良いです。
もちろん普通に桃やバネちゃんみたいなパワータイプも好きですが。
要するにパワータイプが好きなんですが、逆に野獣みたいなタイプは…。
ああいういかにもなタイプは逆に俊敏でカウンター系を得意とするタイプだと面白いんですけど。

1ゲーム目をアッサリキープされてしまった日本チーム。
ベンチの榊はお怒りの模様。
「言ったはずだぞ、相手に乗せられるなと」

嘘はいけねーな、いけねーよ。

言ってなかったじゃんそんな事。


なんか応援サイドに流川親衛隊みたいなのいますね。

菊丸のアクロバティックが出た途端、なんとテリーもアクロバティックで応戦。

空中に逆さ吊りといえばいいのか…なんだか凄いアングルでCM入り。


Bパート。
何だ何だ…空中で回転して股抜きショット!?

凄…てかテリー、声といい喋り方といいルックスといい表情の付け方といいめちゃめちゃ好みなんですけど。

ただし女の子だった場合ですが。(血涙) 

パワーもあってアクロバット系とはまた好みドンピシャだし…女キャラだったらなぁ。

もうちょっと顔が男っぽくて喋り方が男らしかったら凄く好みだと思うんですが。
男は男らしく、女は女らしくないとイヤです。

ちなみに私の好きなタイプの女キャラは風の谷のナウシカ漫画版のクシャナです。
彼女に付き従い命をかけた兵士達の中に混ざりたいと何度思ったことか…(苦笑)

しかし、コートにいる四人が等しくどうでもいいというか…ある意味ある程度アメリカチームを応援していたダブルス2よりツライなぁ。

うーん…、あ、そうか。何か足りないと思っていたら。

この親善試合、こう試合にかかる必死なものがないんですよね。
公式戦と違って負ければどうという事はありませんし。
しかし親善試合とは言え本来は全米選抜vs日本選抜という言わば国の代表として試合をするわけで。
こう、日本選手からそういうのが感じられないんですよ。
自分のため、チームのため、そして日本のため…のしかかるプレッシャー、日の丸を背負っているという自覚、日本選手としての誇り…そういうのが国際試合のミソなんじゃないですか!
それを付け加えればこの試合ももっと臨場感が出ると思うんですけどね…奇しくもこの試合とほぼ同時に五輪シーズンに入ったので選手の生温さが浮きまくり。

国の代表として出てる以上、楽しめばいいという感情を丸出しにされても。
いっそケビンくらいみんなトゲトゲしてくれると良いんですが(笑)

テリーが転んだだけで大騒ぎのギャラリー。
何だかなぁ。テニスの試合自体はどうでもいいんだろうなぁこのファン達って。
……ひょっとしてこれも前川さんのメタだったりして(怖) 

とか思ってたらテリーの回想。
ダブルス2の金持ち二人と違ってこの兄弟、大道芸やって生計立ててたっぽいです。
何か…複雑な家庭の事情とかあるんでしょうか。
そうだよなぁ、貧乏訳アリな選手もいないとリチャードがいる意味ないもんなぁ。

トムは大芸道技を活かしてテリーをブラインドに球を打って撹乱する作戦のようですが、横にズレれば軌道読めるんじゃない?>菊丸、忍足
あんなの四人が縦に並んでる状態でしか通じないと思うんですが。
ショートな球ならまだしもテリーが止まってる状態でめちゃくちゃベースライン付近から打ってますし。

とか思ってたら日本チームはサインプレイ。

菊丸が影分身の術使いになってしまった…!

いや肢曲?残像拳?

いくら反復横とびの学園新記録持ってるからって速過ぎ!

何か、相手を翻弄する作戦でもあるようですが、それって先々週辺りネタで考えた破滅へのプリエ(寒)と同レベルじゃないですか(脱力)

まだ理にかなったテニスしようとしてた冨岡時代が懐かしい。
それにあのフォーメーション、大石と考えた新フォーメーションらしいですがそんなの考えてたなんて一切映像ではありませんでした。
突然出されてもなぁ…そういう練習場面とかちょこちょこ入れてた冨岡時代が(略)

日本チームが押し始めて悲鳴を上げる応援サイド。
だからそこでUSAコールしてのアメリカなのに!
「あたしのテリーが」とか言ってるよみんな。

一度でいいからUSAコール聞かせて…いつも鬱陶しいと思うんですが逆に出ないと気味が悪いです。

観客の盛り上がり具合にリチャードは「このまま負けろ」と指示変更。
同情を誘う作戦ですか。

グリフィ兄弟がどう出るかが見ものです。


ED。
脚本・高橋ナツコ、前川淳。
シナリオは上から発注後、ライターが書いてそれがシナリオ会議という叩き台にかけられるんですが、それで通ってもコンテマンやら何やらに手直しされて原型を留めてないことも珍しくありません。
製作会社の方針とか監督の意向にもよりますけどね。
浜名監督はあんまシナリオに手入れるタイプじゃないっぽいんで、シナリオ面の管理は構成が主となるんですがあまりに手を入れすぎた場合、今回のように連名とすることがあります。(監督やコンテが手を入れた場合も同じく)
…ナツコさんの脚本があまりにアレで前川さんが手を入れたのかな、やっぱり。
この前の「アメリカから来た少年」もあんまりでしたし。
最初から分担してたって事はなさそうですし。

にしてもやっぱり作画スケジュールはかなりヤバそうですね。

提供。
先週に引き続きリアル等身絵柄。
こっちはテリーVS菊丸、忍足VSトムか。
何かタイマンばっかりだなぁ(^^;

次回。
「哀しみのマリオネット」

これを聞いて「陰謀の糸とマリオネット」が頭で鳴り出したアナタ…GWファンですね?
「想いは踊る、パペットに似て…」って句が浮かんだアナタはガサラキファンですね?

いや、単に私が浮かんだやつ挙げただけですが(^^;

珍しく個人的に好きなタイトルなので、面白いと良いなぁ。
池田監督や高橋監督みたいに硬くてストイックな内容だとなお良いんですけど。


2004年09月08日(水)


 テニス。「破滅へのタンゴ」


今秋には終わると思ってたんですがまだまだ終わる気配なしですね。
親善試合編終わったら何をやるんでしょうか…今さら全国ってのもなぁ、という気がしないでもないですし。


Aパート。
タンホイザーサーブは手塚との試合に取っておいた技らしいですが…先日真田との試合で披露していたような(^^;

ツバメ返しのように地面スレスレに逃げていく球を見て驚くビリー。
そしてマイコーは…。

「考えるな、感じるんだ」


ほわちゃああーー!


流石炎のレッドドラゴン。今さらですがモチーフが分かり易すぎ。


勝者は跡部コールにご満悦気味の跡部。もうすっかり機嫌は直ったご様子。
単純王。

タンホイザーはオペラの主人公の名前。
不二と忍足が、跡部は知ってて付けてるとか解説してるんですが、そんな一行くらいでタンホイザーを語られても…。
跡部がほんとにその理由でつけたかどうかは全く不明。
破滅へのロンドとかいうネーミングを見るに、あんま意味はないとみたほうが正解だと思います。

跡部のタンホイザーサーブを迎え撃つビリー。
すこぶる作画が美しい。こりゃ石井さんの絵っぽい。

どうもタンホイザーサーブは打つごとに体力が削られる技らしいです。
とてもゲームっぽい技ですね。
天才が回転かけるのに腕に負担がかかるから、とか言ってますがどうも違う気がします。
不二自身六角戦で自ら回転かけてましたけどピンピンしてましたし、サーブなら投げ上げながら回転かければいいんですし。
……サーブだから余計力使うとかなんだろうか。

何とかタンホイザーでサービスキープ。
しかし今度はビリーのサービス。
コートの四人の中で跡部だけが息上がってます。
例えタンホイザーをやらなかったとしても、跡部は体力ない気がするなぁ、他の三人に比べて。
他の三人、体力バカのニオイがしますし。

今度はあっさりアメリカチームがサービスキープ。

何かスタンドプレーしてる跡部に金田の渇が欲しいです。

「あほ部コノヤロウ!敵はダブルスで来てるんだっ!今はシングルスじゃないんだコノヤロウ!」

…ばか澤と違ってもし言ってしまえば「何だとコラ金田ウルァ〜!」くらいじゃ許されそうもありませんが。

カバーに入った真田に文句言う跡部。
「俺のボールだぞ!」
「今は勝つのが先だ、文句は勝った後で聞いてやる」

睨み合う二人の間に何だかラテン音楽がフェードイン。

ええええ何これタンゴー!?(ガビーン)

ハッ…危うくピヨ彦になるところでした。危ない危ない。

「フッ…どこで会ってもそのスカした態度は変わらねぇな」
「それはこっちの台詞だ」
と跡部と真田。

えっと…さっき背景にタンゴ演奏会みたいなポスターが貼ってあった気がしますが、演奏会でばったり会ったって事ですか?
でも、彼ら制服着てましたよね?
おーい、演奏会に制服着ていくのか。つーかそもそも中学生が一人で鑑賞しに行ったりするんだろうか。
何学校行事か何か?
いや、お互い一人だったっぽいし。ああでも跡部は私服着ていくと恥ずかしいから制服の方がいいかも。
それに都心に出向くならまだしも「青春台文化ホール」とか書いてあったような…ローカルな演奏会なのか。
でも真田は神奈川県民だよなぁ…あ、お互い県境に住んでるのか。

ハッ…どうでもいい疑問が沸いて来てここでなぜタンゴなのかという疑問を追及するのを忘れかける所でした。

…何故なんでしょうか。

訳のわからないままCM突入。


Bパート。
急に何故か息の合いだした日本チーム。
ビリーは「好きな女の前でカッコ悪いとこ見せられるか」と益々やる気。

あれ…どっちが主役チームだっけ…。(遠い目)

どうでもいいですけど、今日動き悪いですね…というか見せ方がかなり…こういう時のコンテって大体斗万さんなんですけど、やっぱり斗万さんでした。

リチャードが「スポンサーのご機嫌を損ねてしまうじゃないですか」とお怒りですが、マイコーはスポンサーにバックアップしてもらう必要ない大金持ちですし、ビリーもステフに認めてもらえればそれでいいだけっぽいんで、スポンサー云々はどうでもよさそう(笑)

先々週も言いましたけど、ステフの目線っていっつもビリー向いてますよね。
必ずステフのアップ→ビリーって演出。

再びサービスキープして、ゲームカウント6-5。

「こうして縦に並んでると、あの日の事思い出すな」
いきなり真田に話しかける跡部。

そしてまた例のタンゴのカットが…。

…真田帽子脱いで行ったのだけは良かった。

「フン…確かにな」
それに答える真田。

また新たなカットが…周りは当然私服のお客さんだらけなのに一人制服で鑑賞しに来た中学男子が二人。
不気味すぎて笑うのすら忘れました。

U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!

今回ばっかりは本気でUSAコールします。

方やタンゴ演奏会を思い浮かべてる二人、方や「俺は勝つ、必ず勝つ」と繰り返し呟いてるビリー。(マイコーは微妙)
訳のワカラン二人よりビリー側応援するのはさもありなん、て感じです。

どうでもいいですけど、あの演奏会のステージ……ホントにタンゴの演奏会なんでしょうか。
何かおかしいんですけど、それに聞こえてくる音とステージ上にある楽器の矛盾が(略)

マイコーのサーブ。
リターンした真田のボールがコードボールに。
ネットに詰め寄るマイコーと真田。

「またハイスピードの打ち合いだ」

天才のその言葉を皮切りに二人はドラゴンボールの世界に突入。

そして真田が消えたー!

ヤードラット星人に瞬間移動まで習ってたんですか、真田さん。
流石未来人ニュータイプ、強化人間やオールドタイプとは一味違うね☆

「絶対諦めねーんだよ!!」

マイコーの取りこぼしたボールを必死にダイビングでカバーに入るビリー。

熱いねぇ…だからどっちが主役で(略)

体制を崩したんですが、跡部のスマッシュにショットガンボレーで応戦しようと飛び上がります。

ステフがビリーを見つめてるカットがところどころ入るのが印象的ですね。

しかし跡部のそれはフェイントで、跡部をブラインドにして真田がスマッシュ。
アドバンテージを取りました。
これ、バレーなんかでよくある技ですよね。
以前菊丸もやってましたっけ?

「おい、真田。さっきから俺の頭ん中であの曲が鳴ってんだがなぁ」
アドレナリンの音聞いたり、色々大変な人ですね。
「ああ、俺も同じだ」
とか思ってたらお前もかよ!

Bパート後半に入って、タンゴ鑑賞会ネタが必要だったかどうか意味が見出せない。

「タンゴのリズムは四分の四拍子。二対二の打ち合いとはリズムが似てやがる」

また適当な事を…タンゴのリズムって言ったら、挙げるなら四分の二拍子でしょう。
タンゴワルツとか三拍子系もありますけど。
ラテン音楽会とか忍足が言ってたから、ひょっとしてルンバとかチャチャチャと間違えてるのか。
いや、あれも基本は二拍子系だよなぁ。
あ……跡部的タンゴイメージ=だんご3兄弟(4/4拍子)なのかも。
にしてもあの難しいタンゴのステップをダブルスに置き換えるとは…怖いものしらずめ。

……いくつかタンゴの曲でイメージしてみましたけど、ダブルスで合うとは思えないなぁ。

まあいいです。
そんな感じで、跡部がもう一度スマッシュを打ちにかかるとまたビリーが応戦。
打ち返したところで真田が拾って返球、着地したビリーの握るグリップに当てて弾き、それを受けて跡部が更にスマッシュ。

タイトルと、さっきのタンゴ云々で大体予想できたんですが、破滅へのロンド@ダブルス版。

「俺様たちの美技に酔いな…。さしずめ破滅へのタンゴって所だろ」

は、恥ずかしい…もしこれが全米に放映され(略)

というわけで日本チームの勝利。
「ナイスゲーム!」とか相手を称えてるビリーが良いなぁ。
やっぱバネちゃんタイプだ。
反対に日本チームときたら…(遠い目)
何か言えや。
握手の最中に余所見とは何事だ…ああ、もしこれが全米に(略)
日の丸背負ってる事自覚してください。恥ずかしいから。

ビリーが来賓席を見やると…ステフはいませんでした。
かわいそう…。

「まだまだ修行が足りなかったな」
「ああ」
控え室に引き上げるマイコーとビリー。

控え室前にいたのは…。

あれステフじゃん、こっち見てるじゃん♪

笑って感動したとか言ってるじゃん♪


控え室の前にはステファニーがいました。
いやー、ステフ、おすまし系のお嬢さんなんでてっきりホントに去ってったのかと思いました(酷)

「あなたの試合見て感動したのは始めてだわ」
ビリーに笑いかけるステフ。
可愛い…こりゃ一目ぼれするのも分かるってもんです。
「私もテニスを始めたくなったの。コーチしていただけるかしら?」
だって。
ビリーもビックリ。

「ワーオ!ホントかステファニー!俺でよければ毎日コーチするぜっ!ィヤッホー!」
満面の笑みでステフを抱きかかえるビリー。

アンラッキーが大ハッピー、考え天然ラテン系♪
ナンパしてても本当は、純情ビーム出しまくり♪


わー、こいつら人前で…流石アメリカン、こんなことしても絵になるなぁ。
日本選抜メンツを思い浮かべると…ありえねぇ…。
ビリーもステフも嬉しそうで良いなぁ。
後ろでちょっと笑ってるマイコーも良い人っぽいですね。

ビリー、本気でステフをものにする気ならテニスより勉強のほうに力入れたほうが良いぞ。
帝王学とか、やることたんまりありそうです。

てか、アメリカチームは美少女とカップルエンド。(主役ありがちパターン)
日本チームは野郎同士でタンゴのリズムで勝利。(限りなく虚しい)

負けてる…圧倒的に負けてるよ日本チーム!


さて第二試合。
アメリカチームはグリフィ兄弟。
…だからテリーは女の子に見えるって。
日本チーム。
菊丸、忍足。
コールされてビックリしてた菊丸は何なんだろう…この二人はダブルス以外ありえないってのに。
シングルスでコールされるほうがビックリです。


結局終わってみてもタンゴが必要だったか分かりませんでした。
あまりに唐突すぎましたしね、演奏会なんて。
合宿の跡部vs真田とも全く繋がってなくて(タンホイザーはやってましたけど)、あの試合も何だったのか分からなくなりました。
手塚もいることだし、もうちょっと合宿編を伏線にした試合展開にすれば良かったのに…何故タンゴ鑑賞会なんかに…。

それともう一つ、先週も言いましたけどリー君のキャラ立てはなぁ。
井上さんのキャラ設定解説が物凄く鬱陶しかったってのが印象として強く残ってるんで、何だかなぁと。
設定をベラベラ解説してキャラ立てなんて、あんまりです。
以前ランバ・ラルの話をしたときに言いましたけど、映像で見せて初めてキャラクターになるんですから。
リー君の場合弱肉強食がモットーの父とかどうでもいいような設定省いたほうが良かったなぁ…。

いかに解説だけじゃダメかってのを例に挙げますと、例えば佐伯。
散々キャラ薄いとか顔だけ男とかヘタレとか言ってきましたが、彼に関して全く前情報がなくいきなり六角戦ダブルス1に持っていったとします。
いきなり不二の動きを読んだり菊丸を抑えたりする佐伯。
カチロー辺りが「す、すごい!まるで先の動きが分かってるみたいだ」とか声をあげたらすかさず井上さんが解説。

「六角中の佐伯君…彼は以前から不二君と知り合いで、お互い相手の動きを良くしっている。更に不二君に負けたことのある佐伯君は妥当不二を掲げていたに違いない。それにあの動体視力…相手の動きを読むために剣道まで習っていたという。今の動きはそれによって培われたものだろう」

そんななっがい解説のバックに佐伯のイメージ映像。

まあ、おなじ事です。
井上さんの口だけで説明するか、事前に青学と六角を会わせ、不二と佐伯を親しく会話させることで「古い知り合い」を強調し、スミレちゃん、剣太郎など様々な人から佐伯を語らせる事で佐伯ってキャラが何をしてきたか、ってのを演出する。
方法の違いであって、同じキャラであることには変わりないんです。
が、印象がガラッと変わってくると思います。
井上解説のみだったら更に佐伯って存在感のないキャラになっただろうなぁ、と思います。

目線の分散ってのも大事です。
ビリーの場合、井上さんの解説だけでなくビリー本人が主張していたのでまだマシでした。
ケビンに関しては伏線もあったので、今のところ当然ながらケビンが一番キャラクターが確立してると思います。

六角と青学を会わせた一番の目的はやっぱり剣太郎だったんでしょうけど(vsリョーマのフラグ立て)、各キャラクターの素顔をチラッと見せるって意味では正解だったと思います。
剣太郎の例を見ても分かるように不必要なキャラ設定っていらないんですよね。
ブルース・リーがモチーフならとことんそれでいけば良かったのに…>リー君
記号だけ羅列しても、キャラを立てた事にはなりませんよね。
城成湘南の若人に関してはホント巧みなキャラ演出だったよなぁ…。

冨岡さーん、助けてーー!

思えばテニスもラブコメもまともに書けるのって冨岡さんだけだったような…ステフとビリーに関しても冨岡さんに書いてもらったほうが良かったなぁ。
志茂さんてギャグは結構上手いのに…。
このタンゴは前川さんの所為なのか志茂さんの所為なのか。
グリフィ兄弟はどうなるんだろ。

というか、各人がそれほど力不足とは思えないんで、どうも「どうせオリキャラだから適当にやっとけ」感が漂ってる気がするんですよね。
原作ファンにはあんまりオリジナルのキャラクターって受け入れられない傾向にありますし。
色々、原作つきのしがらみに加えオリキャラに割く時間あるなら既存のキャラ出せ、とか抗議も来たりするんだろうなぁと思うと彼らのモチベーションが下がるのも想像に難しくないんですが……ちゃんと頑張ってほしいです。


CM。
この立海ダブルス、ホントにおいしい役どころもらってるよなぁ(笑)


ED。
作画監督補が四人…こりゃ、相当スケジュールやばいとみた(^^;
原画陣なかなか錚々たるメンバー。凄。
石井さん作監補に入ってたんだ、通りで石井さんっぽい絵がチラホラあったわけだ。
しかしこのメンツであの動き…やはりスケジュールが(略)

提供。
どうでもいい二人ですが、無駄に作画が美しい。
目の辺りが飯塚さんっぽいけど今日は原画に入ってなかったはず、誰かの原画を石井さんが
直したのかな。

次回。
イケメンダブルス。
また投げやりなタイトルを…。

「あいつ引っ付いてきよるから気色悪いんや」by忍足
ごもっとも。


2004年09月01日(水)
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