碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「決着!勝つのはどっちだ」


OP変わるのは来週からですか…?
物語的にキリは良いけど、他の番組からは一週遅れ。
どういう構成の組み方だろう。
だいたい先週で関東が終わるようにすれば良かったのに。

どうでもいいんですけど、GBAの真田の「ありがとう」が前にも増して気持ち悪い…。

Aパート。
今日みたいなタイトルバックの入れ方はカッコイイですね。
確かテニスの王子様史上最悪の回と思われる「合宿でドッキリ」もこういう入れ方だったような(^^;

いきなり真剣を切る描写でボールを打つ真田。
こんな変なコンテ切るのは監督しかいないよなぁ(笑)

サイクロンも先週にも増して動きが面白いです。

にしてもラジオ中継ってのは今さらながらいいアイディアでしたね。
あれは最終的には病院に行った立海のレギュラーのためだったんですね。

リョーマに声援をおくるリョーマに負けた面々。
てか、跡部はいらないから裕太を出しましょうよ…一人だけ忘れられてるし。
ここで跡部が場違いな気がしました。
いくら合宿で引き分けたっていってもなぁ。

「俺に勝っておいて負けんな」

ってのはいい回想の入れ方でしたね。
なだけに、尚更跡部が場違い…。
かつてのリョーマの立場に裕太や剣太郎たちがいるって場面なんですから。

ついに出た。リョーマ英語バージョン。

「You still have lots more to work on.」

皆川さんの発音は…まあ仕方ないとして(^^;
英語の苦手な私でもどうかと思われるこの英文。
話し言葉なら尚更これは…not yetとかじゃダメなのかな。
グラディエーターの最後もこれでしたよね。
先に逝ってしまったマキシマスに、いつか会えるだろうけど今はまだだよ、って言った黒人さんの最後の台詞。
マキシマス自身も「まだ死ねない」というような時によく呟いてました。

…今さらリョーマの英語を入れる必要があったのかまったく不明ですが。
わざわざ避けてきたみたいだし。
相当多方面からのプレッシャーがあったんだろうなぁと想像に難しくありません。

そう思うと前川さんや監督は臨機応変によくやってるんでしょう。
これが池田監督だったらと思うと…悩みまくって頭抱え込むんだろうなぁ。
恐ろしい。

でも来週に南次郎渡米のエピソードを入れるのはいいアイディアですよね。
リョーマが帰国子女ってこと忘れてる人も多いでしょうし。

どうでも良いですけど、この場合は仕方ないんですが黒画面に白抜き文字は某監督を思い出します。

宇宙に浮かぶリョーマは、まるで手塚ゾーンを繰り出す手塚のようでした。
多分、わざと手塚にかけた演出なんでしょうけど。

「Nobody beats me in tennis.」

「テニスでは誰にも負けない…だと?」

この状況であんな小声のあの英語を聞き取ってとっさに訳してみせた真田に拍手。
私ならあの距離であのぼそぼそ声はとても聞き取れまい(^^;
本誌で確か「誰にも負けたくない」とついていて、首をかしげてたんですが真田の訳のほうが正しいですよね。
前川さん、ここだけは偉い。
本編となるべく変えずさりげなくなるべく正しい方向に変える。
ホントはもっと別の訳させたかっただろうなぁ…と想像に難しくない(苦笑)

ラジオを聴く優紀ちゃんは何だろう。

Bパート。
リョーマがスーパーテニス人に進化してしまって急激に真田がヘタレてるのが痛かったです。

幸村君の手術と自分の敗北を重ね合わせるのは怖いから止めて欲しいです真田副部長。

あの格好でバレてないと思っていた南次郎って一体…。

ライバルの面々。
やはり跡部が浮いてる。
剣太郎がライバル心燃やして友情も感じているリョーマに対してああいう表情するのは分ります。
亜久津も。
跡部…手塚に感化されすぎ。

さて、ライバル達の技を披露しはじめたリョーマ。

原作者に「地味でリョーマが使うにはちょっと」といわれていたスポットを最初に持ってくる辺り、やはり何か含みがあるんだろうな、と勘ぐってしまいます。
パクリ技がリョーマのお家芸とはいえ、何とも遺憾ですが最初にスポットを持ってきたのは小気味良かったです。
ちょっとあの発言は伊武がかわいそうだったので。

次いでツイストスピンショット&ディープインパルス。

封印されてる技を何のためらいもなく
繰り出すリョーマに乾杯。


やはり主人公が一番凶悪だと再確認。
神城君でもかなり躊躇ってたのに。

そして演舞テニス。

それは果たしてやる意味があるのかい?

かえって打ちにくいだけだと思うんですが。
亜久津の変なジャンプも。

ひょっとしてリアクション無しのチェンジオーバーですか?

視覚的には面白かったですけど。

ついでに破滅へのロンドもやってくれたら更に面白かったんですけどね(笑)
てか剣太郎の技だけパクってない(^^;
喜ぶべきか、悲しむべきか。

てか勝っちゃったよリョーマ。

まあ、途中から何となくそう思ってましたけど。
どうせなら剣太郎式ダイビングボレーで試合決めてくれたらよかったのに。

5ゲームからとまったままの真田って一体。
六角D2の悪夢再びですか。

途中までは試合の行方分からなくて面白かったんですけどね。
いざリョーマが勝つと…やっぱりアレな感じです。

病院の立海レギュラー。
立海の敗北を告げるジャッカルは、辛かっただろうな。

激昂して嗚咽を漏らす切原は、ルックスの所為もですが一瞬観月と被って見えました。

やっぱり私は切原は立海では好きなキャラのようです。
こういうシーンを挟んでくれてよかった。
誰より負けたくないと思っていたはずですから。

でもこういう場面を入れるなら、不二VS切原のときに(あのときも言いましたけど)もうすこし彼の心理描写を入れてキャラクターを掘り下げるべきだったんですよね。
そうすれば切原は魅力的なキャラクターになったかもしれませんし。勿体ない。

周りはいい先輩たちですね。

にしても。
一人で表彰式にのぞむ真田から哀愁が…。
かわいそうに…。

ていうか六角は…。

メダル授与があるなら、銅だろう六角も出してくださいよ!
おそらく不動峰は棄権でしょうから、三位は六角のはず。

ていうかその後のライバルコメントでも六角忘れられてるし。
まあ良いですけど。
下手に出てきてくれるよりはこのまま永遠に忘れられてたほうが。

試合後の真田の態度は実に大人でした。
しかし、全国までに手塚や幸村が復活するのは実に不自然です。
特に手術後の幸村。
結局何の病気か分らずじまいでしたね。

ドイツ@手塚。
わ、笑ってる…(^^;
ドクターの声はもろ不二で気持ちが悪(略)

幸村君の手術の成功はスミレちゃんの口頭で伝えられて終了でした。
…主役は青学ってのは重々分ってますが、ねえ。
こう制約があるのかもしれまんせんけど、こうやってどうでもいい寿司屋描写入れて(てか河村寿司の経営状態は大丈夫なんでしょうか)茶化すから、人間ドラマがどんどん薄くなっていくような気がします。
ちゃんと立海のその後を入れるべきだったと思います。

同じような展開だった山吹戦ラストのほうがよほど良かったなぁ…。

決勝、終わってみるとD1が一番良い試合だったように思います。
黄金ペアは試合に恵まれてるな、と。
いっそのこと時村さんを試合専門のライターにして他を前川さん他がフォローするという体制をとれば良いかもしれません。

ED。
あまりの声優の多さにビビりました。凄。
今回はIGが動画に入り、監督がコンテだったんですがどっちも投げやり感が漂っていたのは気のせいでしょうか(^^;
やっぱあんまやる気ないのかなぁ。
提供の大石は一体。

次回。
南次郎の話、楽しみです。
思えば2クール、ちゃんと感想を書き続けたのは初めてかも。
でも今後も感想を続けるかどうかはちょっと…考えます。

NARUTOは今日から字幕付きになってましたね。
先日「SASUKE」で「NARUTO」の曲がかかっていて、思わず笑ってしまいました。
多分わざわざNARUTOを選曲したのはシャレもあるんだろうな、と。

話は変わりますが。
今日から裏で不思議の海のナディアの再放送が始まりました。
ビデオ予約入れるのすっかり忘れていて見逃してしまいましたが(^^;
一度観たことあるんですけど、昔の事なのでもう一度観たいなぁと思って。
火の鳥の一話目も見逃してしまって、今期のNHKとは相性が悪いのかな(涙)
いずれにせよ視聴率に響きそうですよね。ナディアが始まって。
今期は鉄人も始まって、富野監督系列の人たちは絶好調の様子。
羨ましい旧第一スタジオファンの私(^^;
ああ、火の鳥…(涙)

今日4/7でガンダムWは放映九周年を迎えました。
改めて振り返ってみると、池田監督って変わらないなぁ…。
でも要領悪くて不器用で生真面目な監督が大好きなので、今後もあのままでいて欲しいです。
いい環境に恵まれて、また監督の新作を観られる日が来ると良いんですが。


2004年04月07日(水)
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