I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
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2007年07月31日(火) ■ |
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『FUJI ROCK FESTIVAL '07』1日目 |
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今年はサガラさんと一緒。平日だからかシャトルバスの混雑もそんなになく、11時過ぎには入場出来ました。
■サンボマスター(GREEN STAGE) 初っ端から暑苦しー!(ほめてる)MCがまたいちいちよくて。こういうひとらがトップバッターだとアガりますね。幸先いい!
■渋さ知らズオーケストラ(FIELD OF HEAVEN) 捏造と贋作には間に合いそうになかったので諦めて(泣)手前のFOHで渋さ、激混み。勿論ステージ上もひとが多く、誰がいるんだかよくわからん。勝井さんいなかったような気がする、ヴァイオリンの音がしなかった。4曲くらい聴けました。 ラストはお馴染み「本多工務店のテーマ」。途中浪曲調のヴォーカルが入ってええ!?と思ったら、何と三上寛さんがいる!うおーいっぺんに観れちゃったよ、ラッキー! 白塗り舞踏家さんふたりが両脇のスピーカーてっぺん迄上ってしまいました。盛り上がったー
■the band apart(WHITE STAGE) グリーンに戻る途中チラ見。あーでも格好よかったな、ビリッときた。じっくり観てみたいものでした
■KEMURI(GREEN STAGE) 観れた!最後のフジ、よかったー。フミオくんが笑顔で観客を見渡して「大・満・足・です!」と言っていた。ジーンときた。快晴、綺麗な青空も似合っていた
■JARVIS COCKER(GREEN STAGE) りんごを食べ乍ら出てきたよ!投げようとしてやめて投げようとしてやめて投げたよ!べらべら喋るよ落ち着きないよ、所在なさげな癖にふてぶてしいよ、ひょろ長い腕と脚を振り回しながら踊りまくるよ、わああジャーヴィスだああ! すんませんソロは未聴なんですが、これがええらい骨太で格好よかった。ちなみにPULPの曲はやりませんでした。 先日『グラストンベリー』で観たばかりだったので、うわー髪伸びたなあいい感じの歳のとり方してるなあとじんわり来た。声はすげー出てたなー!あんだけはっちゃけて暴れてるのに歌の背骨が強いと言うか。こういうとこも不思議なバランス。 あまりにもべらべら喋るので殆ど聞き取れませんでしたが、前夜祭のこととかキッズランドのこととかスポンサーのポカリスウェットのスウェットって汗?でもおいしいとか話してた。出番前に会場を歩きまわって楽しんでいたようでした。ご家族でいらしてたそうで、お子さんとキッズランドで遊んだりしたのかな?終盤に「ここはパラダイスだねー」。気に入ってくれたようです。 ラストは何とサバスの「Paranoid」。うを私でも知ってるようなメタルのド名曲を!
■OCEAN COLOUR SCENE(RED MARQUEE) 時間を読み違えた、ごはん買ってレッドの後ろで食べてたら始まってしまった!ぎゃーいきなり「The Riverboat Song」!続けて「You Got It Bad」!!ぎゃー!!ぎゃー!!!すごい勢いでタコライスをかっこみ、食器を隅に置いて(終演後ちゃんと回収しました)前へ駆け込む。 フロアはもう合唱合唱大合唱。久し振り久し振り、もう来てくれないかと思ってた!何枚か日本盤も出なかったし…本当に嬉しい。胸が熱くなった!目頭も熱くなった!急いで食べたタコライスのチリソースがキツくて胃も熱くなった! 新譜からは2曲くらい、あとはベスト選曲。「The Circle」も「Get Blown Away」も「Travellers Tune」も!お〜おお〜おお〜(うたう) そうそうどるさん、私もあのコ(クラドックさん)のシャツは見憶えがあるよ…あのチェックの、だぼっとした……同じものか?だとしたら10数年前のだよ、物持ちいいな!(大笑)ちなみにサイン会では素肌にニットのベストを着ていたそうです。相変わらず素晴らしいファッションセンスです、それでこそあのコ。そしてあのラウドでソリッドなギターもあのコ。そうです普段あのコあのコとかその帽子はどうかととか言ってるけど、最高にどモッズで粋なギタリストだと思ってます、思ってますから!ああ本当に格好いいギターだよ。偏見かも知れないが、こういう音はアメリカからは出ないよなあ。コードじゃなくて単音が太くて強烈なんだよー。 途中やたらハウリングが出るトラブルがあり、サイモンがスタッフに指示を飛ばす。その直後すんごいデカい声で唄い出す。うへーすごい声!そうです素敵なサイモンですが、声は兄貴なのでした。いやもう…嬉しい……嬉しいしか言ってない。 そして観客の「待ってたよ!」と言う歓迎っぷりがすんごいいい雰囲気を作ってて。メンバーが現れる前から盛り上がりまくり、各曲イントロドンで大歓声、曲間も歓声が止まない。ラスト2曲「Hundred Mile High City」「The Day We Caught The Train」では始まった途端に感極まって抱き合ってたり泣き出したりするひとが多数。あー皆待ってたんだなあとしみじみ。個人的には今年のフジベストアクト。 最後に「see you soon」とサイモン。ホントに?ホントに?ホントにすぐ来てね、単独でもね! ちなみに私の隣にいたおにーさんは「『Hundred〜』まだかなあ、やらないよ、どうしよう、MUSE始まっちゃう、聴きたいよ!」と半泣きで友達と相談しており、諦めて出てった2曲後に「Hundred〜」でした(苦笑)ちょっとは聴けたかな?そして後ろの女の子は「『Hundred〜』聴きたいね、やるかな?」と言った途端にあのギターイントロが響いてきゃーっとなっていた。微笑ましい
■PE'Z(ORANGE COART) レッドからオレンジ、隅から隅だよ!延々歩いて辿り着く。皆さん白基調の衣裳を着て何だかかわゆらしかったですよ。そんで落ち着いて聴くと、メロディーと言うよりリフのユニゾンで押しまくる曲が主流。その分ピアノが存分に遊ぶ。派手さはないけどハッピーな気分に。 MCで、文脈からして「ぶちかます」のところを「ぶちまける」と言っていてウケた。ぶちまけられた(笑) うーんそれにしても今年のフジはインストものを聴く機会が多かった。時間が空くとふらふらっと歌のないものに行ってたなあ
■YO LA TENGO(FIELD OF HEAVEN) 移動中チラ見。おわ何か知ってるのと違う!轟音だった!多分フルで観たら流れが見えたんだろうけど…もうちょっと聴いておきたかったなー、しかしグリーンに戻らねば
■THE CURE(GREEN STAGE) スタートが30分弱遅れた。後で聞いたところによると機材が届かなかったMUSEのスタートが遅れてズレ込んだそうです。ありゃーOCS早退したおにーさん、残ってても間に合っただろうに。 そして始まってみれば2時間強!終演0時過ぎ。アンコールも2回、しかも二度目の時なんか「もうノーアイディアだよー」とか言ってるのに狙ったかのような「Boys Don't Cry」でした。 初めて見た生ロバスミは、イメージ通りのルックスだった。巨大になってるのもイメージまんまだった。数曲ギターを持たずに両手でマイクをもってはにかみ乍ら唄うところもイメージまんまだ!にっそり笑ったその唇は真っ赤で目の周りはアイラインで真っ黒だ!ああっ本物のロバート・スミスですよー!やー、もう、アイドル…あの、日本の芸能界で言うところのアイドルじゃなくて。なんかもー本物がー!てのがもービックリなので、何だかぼんやりしてしまったよ。結構前の方にいて実物も肉眼で見れるのについついステージ横のスクリーン見てしまった。で、時々実物見て「わあ、ホントにいる!」って感じ(バカ) 選曲もいいとこつきまくりで。あーあれやんないかーと思ったのもあったけど、「The End Of The World」「Lullaby」はわあっと盛り上がりましたねー。そして来た、皆期待してた「Friday I'm In Love」!金曜日だもんね。そして「Just Like Heaven」!!やー、「The Kiss」も聴けちゃった。感無量。 他にもあ、これ!とかあ、これ!とかあったけど曲名が思い出せません。 「(ずっと来なくて)ゴメンナサイ」「また23年後にねー」だって。そんなあ!(その後で「いや、またすぐにね」と言ったそうですが聞き取れなかった) あー音について何も書いてないじゃないか。もーバリバリ'80年代の音。あの綺麗な音。ドラムが軽やかで、ベースも弦で弾いてるのに何だかシンセベースみたいな音色。なんだろうこの音色だけで時代が判るって、実はすごいことなんじゃなかろうか、'80年代ってやっぱり特殊だ。 23年後と言わず、いつでもまた来てくださいねー
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2007年07月30日(月) ■ |
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かえってきた |
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世にも面白い日灼けをして帰ってきた。どうすんだこれとれるんか……。天候にも恵まれ(あれくらいの雨は何の問題もないー)快適な楽しい3日間でした。流石に疲れたが。
観たの(★はフルで観たの) ■1日目 サンボマスター、渋さ知らズオーケストラ(三上寛もいたで!)、the band apart、KEMURI、ジャーヴィス★(おおおおお)、OCS★(お〜お〜ら〜ら、お〜お〜ら〜ら(感涙))、PE'Z、YO LA TENGO、THE CURE★(また23年後に来るらしいで)
■2日目 KURA SHAKER★、オマー!(ほぼマーズヴォルタ、マニーマーク付)、イギー!★(ぎゃーマイクワットも来るって思ってなかったからビックリしたー!!そしてオモロすぎた、いろいろ……)、ASH、BBS!★(すんげえ気合いでございました。いやあ…感慨深いです……)
■3日目 THE ANSWER、バックホーン★(夜にoasisをうろうろする栄純さんも見た(笑))、JOSS STONE、SALSA SWINGOZA(大儀見さんて喋るとあんななんだー(笑))、J.A.M(社長もいたで)、BATTLES★(ギャース!)、スカパラ(フェイゲンの「Walk Between Raindrops」やってくれたー!)、CYHSY
電池が切れてヘヴンズジャムは行けず。ホントにいきあたりばったりだったなあ。そして帰りの新幹線がスカパラの北原さんと一緒だった。楽器とちっちゃなスーツケースの軽装で流石旅慣れてる感じでした。
詳細はおいおいー。
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2007年07月25日(水) ■ |
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いろいろ |
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■『PARCO Tryout 2007 “Director's Choice”』 続々情報更新されてます。久世さんの日記によるとほんっと急に決まったようですね。あの規模の劇場でこういうゲリラ的な公演が出来るってのはいいですなあ。 ----- 『フォーエバー・ワルツ』約120分 キャスト:萩原聖人、鈴木浩介、小山田サユリ ----- 『サロメ-reading-』約70分 キャスト: ヘロデ=浅野和之 ヘロデヤ=久世星佳 サロメ=藤井美菜 ヨカナーン=横川理彦&鈴木勝秀 ----- おしゃースズカツさん舞台に上がるの決定ですよ(TWO OF US方式だから一筋縄ではいきませんが)。すんごい久し振り!しかもヨカナーンなんだ…ふふ、ふ……。 最新情報はPARCO劇場公式ブログを。スズカツさんのブログも
■『Rhythm & Drums magazine』2007年8月号 うわごめんなさいぴーとさん、微妙にタイトル間違えてた。『Drums & Rhythm magazine』だと思っていた(笑) ジョシュ表紙&特集。こうやって一覧にして見るとホンット超売れっ子ってのを思い知る…ひっぱりだこで腕も伸び放題ですよ……。 ジェロームからNINのドラムを引き継いだ彼ですが、その初日と言うか、いきなり呼び出されてちょっとリハして即本番!だったステージの様子が語られててそれがすごく面白い。ドラム・テックがプロンプターよろしくその場でナビしてたんだそう。 ----- ドラムパートはすべて譜面になっていたんだけど、小さな記号がたくさん書いてある譜面を読みながらライヴでプレイするっていうのはかなり奇妙な経験だったね。ドラム・テックがイーゼルみたいなものをセットして、その上に大きな紙の束を置いて、1枚ずつめくってくるんだ。そして“コーラスが16小節”とか“ヴァースが8小節”とか、大きな声で読み上げてくれるわけ。かなりドキドキものだったね。 ----- シェー、曲は聴いて大体の構成は知っていたとしても、ほぼ初見でしかも演奏の通しは初ってくらいでしょう。しかもジャズみたく即興で動かせない曲ばかりで……すごい。ひっぱりだこにもなりますわね……
■明日から フジ行ってきます。今年は3日間。思えば3日行くのって初めてだ
■観たいの 何が出るか把握してなくて(おい)今ラインナップ見乍ら書き出してみたぞ。 ----- ・金曜日 CURE、JARVIS COCKER、MONEY MARK、the band apart、赤犬、OCS、HIFANA、dj KENTARO、THA BLUE HERB、YO LA TENGO、渋さ、日野皓正クインテット、捏造と贋作、TIM DELUX、大沢さん、悟さん、三上寛 ----- ・土曜日 iggy & the stooges、KULA SHAKER、!!!、BBS、ASH、OMAR RODRIGUEZ LOPEZ GROUP、G. LOVE、THE BIRD AND BEE、SIMIAN MOBILE DISCO、卓球、ファンク船長、オオヤユウスケ、オーサカ=モノレール ----- ・日曜日 スカパラ、HAPPY MONDAYS、ソイル、V∞REDOMS、BATTLES、toe、CYHSY、THE BACK HORN、ROVO、HEAVEN'S JAM、J.A.M、JAKE SHIMABUKURO、SALSA SWINGOZA、上原ひろみ、クボタさん、赤犬 ----- FISHBONEがキャンセルになってかなりガックリきてるが(…)HEAVEN'S JAMが結構なメンバーなので〆はヘヴンにしようかなあ。あとジェイク島袋は環境も相俟って楽しそう。 まあ全部は無理です。いきあたりばったりです。体調と相談しつつ
■あとは ごはんが楽しみですよ。朝霧シチューだいすきーあとヘヴンのピザたべたい
そういや期日前投票行ってきたけど普通に投票日に行くより楽ですな。混んでないし。それでは行ってきますー。
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2007年07月22日(日) ■ |
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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 |
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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』@新宿バルト9 シアター9
レイフ・ファインズが出ることになった前作から観ているもので、そしてそれ迄のシリーズは未見なのでなんともアレな感想です…混ぜるな危険。うっかりネタバレもあるので未見の方はご注意を。
公開前の広告展開が流石人気シリーズだなー!って規模の大きさで、リネさん同様私も「かつてレイフ・ファインズが日本国内においてこれほど大々的に(以下略)」と狼狽しております。だってあちこちにポスターが!デカい看板が!アドバスが!
まあ、でも、悪役なんですけどね…それこそ観客皆が彼を憎らしいと思う程にね……。ファインズさんの(いや、彼が演じる人物(?ひとなのか?)ですけど)せいで皆が酷い目に遭いまくるもんで、なんかもーいたたまれないと言うか「うわー…ご、ごめんなさい……」って感じですよ……。いやっ、もうっ、ホントに酷い!あんた酷い!あんな伸び盛りの素直なこどもたちをあんな、あんな…そりゃねーだろー!!(泣)そしてこれからもっともっと酷いことするだろう!うわーんごめんよハリー!(どげざ)
そして広告にいっぱい出てる割には出番はそんなでもなかった。まあ今後どんどこ出てくるんでしょうね…何せ悪役の大ボスだから。
とは言え校長先生との魔法バトルんとこがすっごい格好よくてですね(ボソッ)。魔法省の建物ばりばりばりーっとね!粉々ですよ!きゃーファインズさんすごい魔法使うのねー!と瞠目しました。いや、CGがすごいのであってファインズさんの魔法がすごい訳ではない。それ以前にファインズさんは魔法は使わない。強いて言うならその美しさが魔法です(誰かつっこんでくれ)。
まあその美貌も特殊メイクで殆ど見れませんがね。友人に「あの顔、前回は復活したてで人間顔になる途中なんだと思ってたけど、あのまんまだったね。あれが地顔なのね」と言われた。しかし目ぢからはすごいで!あのアイスブルー!素敵ー!(いいとこさがし)
その友人はシリウスが死んじゃったので大層ショックを受けていた。ヘレナ・ボナム・カーターがちょっとの出番なのにすんげえ顔芸で印象に残りまくりでした。怖かった…こいつに、こいつにゲイリー・オールドマンが……あっけない……あまりにもあっけなかったのでそれがまたリアルで……(泣)
ああそれにしても校長先生格好よかったな…いい先生だな……。あとハーマイオニーとロンはホントにいい友達だ。あの若さであの献身っぷりは素晴らしい。なんていいコだ!そんないいコたちをファインズさんがあああごめんごめんごめん(ループ)
あとハリーがスネイプ先生の心を垣間見て自分の父親の嫌な部分を見てしまったり(やはり死者は美化されるものだ)、仲間が信じられなくなったりとかほろ苦い部分も。そうやって大人になっていくのね〜(涙)
そんな訳で(?)かなり血なまぐさい感じの今回、友人曰く「最初は魔法学校の様子とか楽しいところもいっぱいあったんだよ!」てな要素は殆どなく(強いて言えば双子ちゃんが試験場をめちゃくちゃにするシーンがスカッとした)、今後の展開も暗く重くなる一方のような気がします。てかこれからのってこどもは観られるんですかね…年齢制限ついちゃうんじゃないのと原作を原書で読んでる知人も言っていた。ハリーには幸せになってほしい。
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2007年07月21日(土) ■ |
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『FACTORY 10th Anniversary 2007 LIVE FACTORY 721』 |
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『FACTORY 10th Anniversary 2007 LIVE FACTORY 721』@ZEPP TOKYO
7時間の長丁場ー。しかし楽しかったー。
終わった後10周年だったんだねーと話してて何となく思い出したが、もともとこの番組って小室哲哉さんがパーソナリティだったTK MUSIC FACTORYが中居くん司会のMUSIC FACTORYになって、その後FACTORYになったんじゃなかったっけ?なつかしいな、おい。
OAのザ50回転ズは見逃した。生中継が入っていたので時間には厳しかったようで、開演時間ちょい過ぎに入ったらもうザゼンが始まっていた。ぎゃー。
■ZAZEN BOYS あっ、ひょっとして初見?ナンバガ時代から曲はもともと好きなんですがむかいさんの説教がこわくて敬遠気味で(おい) 曲は好きなんだ!曲は好きなんだ!演奏も格好いいしすっごい好みなんだ!ギターの音も大好きなんだ!どうすればいいんだ!(さけぶ)
■クロマニヨンズ そういえばハイロウズがデビューしたてくらいにFACTORY出ませんでしたっけ、ミッシェルとかと一緒に赤坂ブリッツで…み、観てる……ポインターが目当てだった……。 それにしてもいつでもヒロトはフレッシュだなー!素敵な大人だなー! ステージ後ろの「FACTORY」の電飾がCAROLの解散コンサート@野音みたいーとか言ってて、それが通じて笑ってしまった自分の歳も振り返った。いや、生では観てないよ…TVか何かで観たよ……
■KEMURI ひょっとしたら今回で観るの最後かも。フジで観られるか判らないし。このひとらも長いことちらちら観てきたなあ、レピッシュ絡みで随分早くから観ることが出来た。ステージ上で酔っ払ったマグミにぬげー言われて悲しげにぬいだフミオくんの全裸も見た(笑)あれはかわいそうだった…。フジの2回目も観たなー。いろいろ感慨深いもんがありました。 寂しいけれど、バンドがなくなっても音楽は残る。メンバーも他の音楽を続けていくだろう。そう思うと清々しくもありました
■ギターウルフ あ、こちらもフジ2回目で観たわ。二代目ベースウルフさんの演奏がすっかり板についていてビックリした…実際の技術がどうこうじゃなくて、あー何て言えばいいかな、この手の演奏ってモタッたら台なしでしょう、つんのめった方がいいでしょう(私見ですが)。モタらないのは大事だ! こちらもいろいろと胸が熱くなるもんがあった。バンドは続く
■浅井健一 曲は好みなんだ!演奏も格好いいと思うんだ!でも浅井さんの声が苦手なんだ!(ひどい) いやでもやっぱ格好いいですよ…流石の貫禄でしたよ……テンションギチギチだし、聴いてて観てて飽きないし、すごく集中出来る。格好よかったです
■THE BIRTHDAY おっとビックリトリですよ。アンコールもあり、新曲含めて濃い内容でした。時間が短く感じた。安定してきた感じもある。 いた場所もよかったのか全般音がよかった。ZEPPでこんなに音がいいと感じたのは久々。で、その音なんですが、他のバンドのドラムと比べて格段にキュウちゃんのドラムがドッシリ聴こえてですね…セッティングの違いもあるんだろうけど深みのある音。それがすごく格好よくて、このバンドの音にも合ってるんだろうなあと思った。個人的にはスカーンとした音が好きなんだけど、それではこのバンドの音には合わないだろうな。 で、チバくんの声もガラッパチなのに繊細でやっぱいい声だなあと思った
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2007年07月19日(木) ■ |
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でたー!+『THE BEE』ロンドンヴァージョン |
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■『PARCO Tryout 2007 “Director's Choice”』 でたでたでたー。白井さんまでー!ぎゃー! ----- 1st 8/3(金)8/4(土) 白井晃 演出企画 グリン・マクスウェル作「フォーエバー・ワルツ」 出演:萩原聖人 他 パルコ劇場初演出の白井晃が、提示する翻訳劇 ----- 2nd 8/7(火)8/8(水) 鈴木勝秀 演出企画 オスカー・ワイルド作「サロメ」 音楽=横川理彦 出演:浅野和之、久世星佳 他 鈴木勝秀が名作「サロメ」を大胆解釈する ----- 開演時間:19時(全公演) チケット料金:3,000円(全席指定税込) ----- ちょ、発売明後日!(金曜日に書いてます) こちらに詳細 そうか白井さんってPARCO初演出か……。 スズカツさんのはご本人曰く「『TWO OF US vol.82』@PENGUIN HOUSEの方法論を使おうかな、」とのことなので、こりゃー面白そうですよ。どんなふうにやったかと言うと→ネタバレ嫌なひとは読まないでください
『THE BEE』ロンドンヴァージョン行ってきました。あとで書き足します。
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NODA・MAP番外公演『THE BEE』ロンドンヴァージョン@シアタートラム
お、うまいこと繋がった。上記の『TWO OF US vol.82』の感想に書いている「想像力が膨らんで恐怖感が膨らむ」は、「予測の恐怖心から生じる心理的拘束」だ。手にした銃を置く迄のオゴロの妻の表情。言葉を一切発しない一連の動作は、ある意味言葉よりも雄弁だった。
初演はこちらのロンドンヴァージョンだが、日本語ヴァージョンを先に観ておけたのはよかった。舞台両脇の電光掲示板に字幕(野田さん監修とのこと)が出るが、あまり見る暇がない。ストーリーが頭に入っていて助かった。字幕自体もかなり簡略化されており、最低限の情報のみが掲示されていた。以下ネタバレしてます。
イドの妻の得意料理はグラタンから鶏のてりやきに、電卓のメーカーはアイワからカシオに。スティーヴ・マックイーンをモチーフにした粗野な刑事は頭を割られ、野球帽を被ると6歳の誕生日を迎えたこどもになる。蜂は映像にすら現れず、効果音(本物の蜂の羽ばたきではなく、ひとが擬音を発したもの)と舞台上の役者の声で表現される。使用曲は同じ。小道具は長いゴムが効果的に使われ、イドの家の前を封鎖するロープから報道陣が無遠慮に突き出すマイクのコード、食事(麺類)へと姿を変える。装置はマジックミラーで、“家”の外が透けて見える。指を配達するドドヤマの行動がループする。イドを女優、オゴロの妻を男優が演じ、そのセックスは二度目から体位が騎乗位になる。幕切れは自分の指を切ろうと包丁を高々と掲げたイドのポーズ後暗転。虚しい、虚しい、虚しい。そしてひたすら悲しい。
日本ヴァージョンとの違いのキモはここかな。最近の野田さんの原動力は怒りだと感じることが多いのだが、このロンドンヴァージョンにはその怒りの中に悲しみが感じられた。まだ涙が出る余地があった(それが恐怖や歯痒さから来るものだとしても、決して浄化にならないものだとしても)。人間をまだ信じたいと思っているのではないかと感じた。そう思い続けることは、とてもとても虚しく、そして悲しいことだ。人間はすぐ諦めるし、すぐ慣れる。幾度目かのループの後に、オゴロのこどもがイドを見つめて、自らの指を差し出したように。そして飽きて、忘れる。ひとびとは新しい事件を見付けて、そちらに夢中になる。イドが自分の指を切り始めようとしていることに気付いているひとはまだ少ない。
それでも?それでも信じないと。諦めてはいけないと。そして気付かなければ。
情報量が多い。消耗する。70分ですらしんどい。でも、観てよかった。
プロフィールに「英国が誇る怪物女優」と書かれていたキャサリン・ハンター。怪物でした。立てこもった家で朝を迎え、身支度を整え、その家の主として食卓に構えたイドの威圧感。冒頭の小声で喋る猫背のビジネスマンがこう迄変貌するとは。加害者の立場を自ら選んだと宣言したイドには、状況を見極め自分を分析する冷静さと、それでも少しだけ残る躊躇と人間味(こどもの指が入った封筒が郵便受けに落ちる度に浮かべる表情にそれは現れる)、それを凌駕する強靭な狂気があった。カーテンコールで出て来た時、とても小柄なので驚いた。野田さんよりも小さい。身体つきさえ違ってみえた。
野田さんの女装がちゃんとエロかったのはすごいな…あれ、エロくないと意味を成さないもんな……こどもの身体をひたすらさする姿が印象的。手当てと言うだけあって、身体を触られると何だか癒されるような気がするんだよね。それでもこどもは動かなくなってしまうのだが。言葉を失くし“抜け殻”と化したオゴロの妻の姿は、冒頭に書いたように、恐ろしい程に雄弁だった。野田さんの身体はすごい。久し振りにバリバリ役者な姿を観られたのも嬉しかった。
グリン・プリチャード、トニー・ベルも素晴らしかった。
野田さんの声が若干嗄れていました。流石にキツいスケジュールだったかな。おつかれさまです。
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2007年07月17日(火) ■ |
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小ネタ |
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■大竹伸朗に すっごい怒られる夢を見た…なんで……。 大竹さんが出てきたのは、AERAの表紙になってるのを見たのが印象に残ってたからだと思うのね。でもなんで怒られたかが判らん……。これから大竹さん(の作品)見る度ビクビクしそうだ。 それにしてもなんで寝てる時迄しょんぼりせなならんのか
■今頃気付く(遅) SISカンパニー『ダム・ウェイター』Bヴァージョンの最後に使われた曲はボウイの「Subterraneans」ですね。何で気付かないよ自分!『LOW』聴いてるのに!いや…中学の時聴いた以来で……(いいわけ)しかもこの曲『シープス』でも使われてるのにその時も気付いてないし。バカー! 悔しいのでこれを機会に買おう……
■で、スズカツさん関連いろいろ ----- ・10月31日(水)〜11月4日(日)『白野 ―シラノ』再演@Bunkamura ザ・ミュージアム内特設小劇場【青蛙堂 ―SeiaDou】 ・2008年は現時点で9本決まってる ・2009年は現時点で3本決まってる ・「8月頭にちょっとしたことをやります。」が何かそろそろ教えてくれ…せめて日程だけでも……他の予定が入れられん……(泣) ----- 『白野』、今度はザ・ミュージアム内なんですね。面白そう
■『ユリイカ』2007年7月臨時増刊号 総特集・大友良英 おわー面白いー!濃いー!まだ読み切ってませんが〜あまりに面白いのでもう書いちゃう。そうじゃないと売り切れちゃうー!ええい早く売り切れてしまえ。話題騒然になればいい。 最近またギタリストとしての活動が増えてきましたが、その時は「成ちゃん(菊地成孔)が背中を押してくれたから」と言っていて。ではギター〜ターンテーブルへの移行時期はどういう感じだったのかなーってのをちょっと掴むことが出来たのが嬉しかったです。自分はまずターンテーブリストとして知ったので。 それにしても大友さんと野本さん@ex. ヒカシューと上田現がバイト仲間だったとは知らなかった(笑)そんなトリビア?も満載です。タツと百々くん@モーサム、中村達也さんと新バンドも始める(追記:昨年のRSRF以降もう何度かライヴやってるそうです)とのこと。こ、これ、どんなんだ。知った時にはもうピットインのチケット売り切れてたよー(泣)
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2007年07月14日(土) ■ |
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ガンズだじょー |
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GUNS N' ROSES@幕張メッセ9・10・11ホール
知らない間にムックというOAが決まっており、それが30分。謙虚なコらでがんばっておりました。それから1時間待って本編みっしり2時間強でした。皆心得たもんで、ムックが終わった時点で「今アクセルはホテルを出たな」「今頃首都高だな」、始まると「1時間待ちで済んだなー、意外と早かったな!」とか言ってる(笑)
ライヴはよかったですよー。台風来てる中行ってよかった。
いろいろ。
・待ち時間長くても大丈夫なように屋台とか出てたで ・男子トイレの長蛇の列なんて初めて見た(笑)平均身長も高い訳ですよ…スタンディングは身長順にしてほしいですな…… ・開演前のBGMにQOTSAとかかかってた
・ロビンが魔法使いみたいになっておった。そのままハリポタとかに出ても違和感ないだろう ・しっかっしっアクセルがロビンを紹介してソロを始めたらそらまーすごいブーイングが(私の近くにいたひとが特にそうだっただけかも知れないけど)。バケットヘッドも抜けてファーストギター(?なんてんだ、いちばんリードとるひと?)になったんで、スラッシュファンの格好の標的になってたよーでロビンも大変だなあと思った ・でも好きにやってたようでよござんした。ここでは突き飛ばされたりマイクスタンド投げられたりする危険はないからな!(笑) ・あっでも「November Rain」のギターソロの後でアクセルが上手く入れなくて「again!」とか言われてやり直しさせられてた(苦笑)がんばれロビン、幸せになれー
・あ、そういえばNIN-Tシャツ着たひとちらほら見掛けました
・ロビンとリチャードのギターソロのコーナーでアギレラの「Beatiful」(ほぼフル)、X-JAPANの「Endless Rain」(1〜2フレーズ)をやったのにはビックリした ・ディジーのソロも何かのカヴァーだったんだよなー何だったっけなあ(追記:ストーンズの「Angie」だそーです)
・来日延期になった原因はベースのひとの怪我ってことになってたが、皆そんなことは忘れていたようだった ・あとドラムのひとが知らないひとだったようなーもうメンバーがどうなってるのかよくわからん
・アクセルは大層ゴキゲンで、ファンを気遣って通訳を通して「あんまり押さないで、皆もうちょっと後ろに下がって、楽しみましょう」とか言ったり、スタッフに「何か飲むもの投げてやってー」とか言っていた ・前は結構大変なことになっていた様子。ロビンも水入りペットボトル投げてやってた ・声は良く出てたけど、会場が会場なので音がよくなくてヴォーカルが通らん!これは残念だった
・やはり特効がすごかった。花火とか紙吹雪とかパイロとか。火柱火柱。もうボンボン ・この規模、武道館で出来るんかな…そういう意味では幕張で観れてよかったなと思った。スタンディングと言うのもよかったし
・アンコールは3回。元々やる予定だったろうものと、その後全員で出てきて挨拶(演奏なし)、盛り上がった客が帰らなかったらもう一度出てきてくれて、ロンとアクセル(途中からドラムも入ったかな)で「Don't cry」。何だか感極まってたようで、「君らまったくアメージングだ!」とか言ってた。何度も何度も手を振って感謝の言葉を述べていました
・終演後迷子の親御さん呼び出しアナウンスとかあって、バンドの歴史を感じた
なんかやさしい顔になってましたよアクセルさん。新譜、ちゃんと出るといいですね…てか、このツアーチャイニーズデモクラシーツアーなんだよね……新譜のタイトルやん!ああ出るといい出るといい、是非出してくださいよ。
「Don't cry」を聴いたTATiさんは感極まっておった。よかった、よかったねえ。
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2007年07月12日(木) ■ |
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『グラストンベリー』 |
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14日の『THE BEE』、行ってくれる方が見付かりましたー。有難うございます、楽しんできてください!いや楽しい内容ではないが……。
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『グラストンベリー』@Q-AXシネマ1
1970年から続いているイギリスの代表的な野外フェスティヴァル、グラストンベリー・フェスのドキュメント。
出演しているバンドの演奏をじっくり観たいひとには物足りないかも。でも、ドキュメントとしてはとても面白かったです。主催者であるマイケル・イーヴィスがどのようにしてフェスを始めたか、倍々に観客が増えるに伴いどのような問題が生じてきたか、そしてそれを改善する為にどのような方法をとっているか、等々。政治や警察方面、観客からの証言も盛り沢山。TV中継に使われたものから観客が撮ったプライヴェートなもの迄、さまざまな映像が使われています。
お国柄と言うか土地柄が色濃く反映されており、トラヴェラーズ(定住地を持たないヒッピーさんですな)を招き入れたことで生じた問題が大きく取り上げられていました。あとヤク問題がやはりなー。ヒッピーのライフスタイルを否定はしないが、それとLOVE & PEACEを笠に着てクサぷっぷか吸ったりヤクやったりして無気力にダラダラすんのとは別もんだろーが。ハッパだけじゃ済まないしなあ。あと自由って言葉を盾にチケットなしで会場に侵入したり暴動起こしたり。
それとゴミ。トイレも。あれだけ沢山のひとが集まって好き放題やるとどれだけのゴミが出るのか、どれだけの糞尿が出るのか、見ておいて損はない。祭りの後に、それを掃除するひとがいるってことも。
音楽を楽しむ、が大前提。ひとを信じたいのはやまやまだが、結局柵を強化したり警備を入れたりしなければならなくなる。会場に監視カメラが設置されたことに怒り、「Straight to Hell」を唄い乍ら中継カメラを破壊したジョー・ストラマー(そして後になって反省してるの。ひとがいい)のシークエンスはせつなかった。
本編に流れる曲は膨大ですが、フルでかかったのはパルプの「Common People」とボウイの「Heroes」のみ。しっかっしっこれが効果的でした。「痩せでのっぽの僕だってここ迄来れたんだ、皆だってやれるよ」と言ったジャーヴィス、「初めて出演したのは30年前」と言ったボウイ。うう〜ん、ここは感動的だったなー。
バサバサ編集で切られてますが、90年代の映像も沢山あってこれは嬉しかった。ブラーが若いヨー!ニック・ケイヴはベスト出した頃だなー!トム・ヨークが金髪だヨー!プロディジーファイアスターター出したばっかりの頃だヨー!モリッシーやプライマル、ステレオMC'Sもよかったー。
そして例の「マニックス専用トイレ」が見れて大ウケです。当時話題になったよねー。で、マニックス自体の映像はなかった(大笑)トイレの前で「マニックス専用だから俺は入れないんだヨー」とうろうろしてるジョー・ストラマーがかわいかった。そしてこの時のマニックスと言えばレヴェラーズ(苦笑)彼らのライヴ、格好よかった!
運営が大変でも、怖いことに遭っても、やはり感動的な音楽を体験出来るからこそ、フェスティヴァルは続いていくんだろう。ただ、それがいつ迄も続くと呑気に思ってはいけないな。
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帰りにモスで「やっぱイギリス人て自分大好きだよね…」「だからこそマイペースなんだろね…」「あ、だからオーヴァードーズで死ぬひと少ないのかな?アメリカと比べて」「あー、ありうる」「なんかギリギリのとこで、あっやっぱ俺自分大好きだから死んじゃイカン!とか思えるんじゃないのー」「(ODで死んだアメリカ人をいろいろ思い返して絶句)」「…ボビー(・ギレスピー)はすごいねえ……」「ねえ……」と偏見のかたまりのよーな会話をする。よくもわるくもですな。
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2007年07月11日(水) ■ |
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小ネタ |
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■『ZEITGEIST』SMASHING PUMPKINS 限定盤どうしよっかなーと思いつつ、結局待ち切れず通常盤。試聴機で冒頭のジミーのドラム聴いた途端涙ぐみそーになったんで、慌ててCD掴んでレジに向かったさ!スマパンに関しては異常に涙もろい。 そう、ジミーのあのドラム、ビリーのあのギター。す、すまぱんだああ…(涙)スマパンのメタルな部分をぎゅっと濃縮!て言うか…これが今のスマパンだ。 しかし叙情的な部分も残ってる。 ヴォーカルがえっらいクリアに聴こえますね、声が近い。ビリーは言いたいこと、やりたいことが沢山あるようだ。しかし「i wanna fight! i wanna fight! / do you wanna watch me die!???」なんて言われた日にゃあ…(泣)反面「I don't want to fight」って唄ってる曲もあるけど。 来日公演、決まってほしいなあ。ライヴ観たいよ。復活してからのライヴの衣裳はどうかと思うが(笑) クレジットにもちょっと涙ぐんだ。ここらへん、ビリーの諸刃の剣だとは思うのですがね…… ----- And to our fans: you know who you are, you know where you are, and you know why we are... we love you very much, one and all. -----
■『inu cafe』inuko inuyama 犬山イヌコさんのアルバム。『少女とガソリン』楽日が発売日で、劇場で販売されていたので買ってきました。おまけでサイン入りポストカードがついてきた。いぬのイラスト入り、かわいい。 ポップスディスクとバカ歌(失礼)ディスクの2枚組。ボーナストラックとして「ニャースのうた」三線ヴァージョンも収録されています。よいですよなごみますよ〜、いい声だにゃーイヌコさん、素が見えないなーイヌコさん。ザ・女優
■『犬山イヌコ 語る』 インタヴュー
■どうでもいいが 先週真夜中に、このアルバムのバカ歌ディスクを聴き乍ら『THE BEE』の感想を書いてたんだが何だか気が狂いそうになった
■『THE BEE』といえば 本人がブログに書いてるから書いちゃうが、私が観に行った同じ日に松尾さんがいらしてました。観劇に来られるくらいには元気になってきてるんですね、よかった
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2007年07月10日(火) ■ |
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いろいろ |
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■LIVE EARTH web中継と地上波とYouTubeでところどころ。ジェネシスよかったにゃー。「Invisible Touch」を聴くとどうしてもノエビア化粧品を思い出してしまう。これのCMで知った洋楽曲って沢山あるよなー。未だにティアーズフォーフィアーズの「Everybody Wants To Rule The World」聴くとあの森の空撮映像が浮かぶよ……
■と、思い立って調べてみたら ノエビア化粧品のサイトでCM使用曲一覧頁があった。あーあったあったあんな曲こんな曲!フーファイが使われた時は驚いたもんだった
■で、LIVE EARTH マドさまが漢だった。「Don't stop jumping!」のMCは意訳すると「アンタたちサボッてんじゃないわよーッ」だなあ。マドさま観ると背筋が伸びますわ
■おおお 北村くんの出るあのドラマ、音楽大友さんだ! 『鬼太郎が見た玉砕』
■NHKのドラマと言えば 『ハゲタカ』。地上波再放送の日程出てますが、あんないー時間帯を6日連続でおさえるとは!手応えあったんでしょうねえ
■『大森の、鷲津とは全然違う素の佇まいに驚愕必至』 『ハゲタカ』DVDリリース特集頁、特典映像について。二宮くん表紙のTVnaviです。もう次の号出ちゃったかな? おーもりくんは周囲からどう思われているのか。 プロデューサーのコメント盛り沢山で面白いです。おーもりくんベタ褒めですわよおほほほほ
■『NARROW WAYS“TURNED PAGES”』NAHT 1st再発。オリジナルは1999年リリース。格好いい! 当時のライヴ映像@シェルターが約20分ついてます。これも格好いい
■他にも ダムドとかキャプテン・センシブルとか、再発ものをぽろぽろと。あ、あとジョニ・ミッチェルトリビュートがよかった!→『A TRIBUTE to JONI MITCHELL』V.A.
■そして いよいよスマパンが出ますよ……
■StageGate『欲望という名の電車』 詳細、スチールアップ。スズカツさんと篠井さんの新シリーズを始めるそう。今後『欲望〜』以外の作品もいろいろ観られると言うことですね。うひひー楽しみです
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2007年07月06日(金) ■ |
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『THE BEE』日本ヴァージョン |
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NODA・MAP番外公演『THE BEE』日本ヴァージョン@シアタートラム
ネタバレしてます、未見の方はご注意を。
二度と観たくない、と言うくらいヘヴィーな作品だった。70分で疲労困憊、絶望的な気分で涙も出ない。しかし、観てよかった。野田さんがここ数作書き続けている、「報復の応酬」「暴力の連鎖」が恐ろしいレヴェルで作品として成立している。アート・イズ・レジスタンスってこういうことなんじゃないか。
普遍と現在と。原作は筒井康隆の『毟りあい』。書かれたのは1976年。30年以上前に発表された作品には、変わることのない人間の暴力性と、今の時代にジャストな、予測の恐怖心から生じる心理的拘束が描かれている。人間は冷静に狂気を操れる生き物だ。そして、それに慣れる。女は服にアイロンをかけ、食事を作り、夜になると股を開き、男は食事の後にまな板の上でこどもの指を切り、封筒に入れて外の人間に手渡す。これが日常になる。やがてこどもは動かなくなるが、まだ女の指があるし、男の指も残っている。女は殺されないが為に一連の動作を繰り返しているように見えるが、その生活が続くうちに、生きている理由すらも解らなくなっている。そして、その家は文字通り紙くずになって姿を消す。今頃あちらの家も、同じようになっているだろう。
ストーリーは本当にヘヴィーで、もう観たくないのだが、カンパニーの素晴らしい仕事っぷりはまた観たい…。装置は吊るされた大きな紙1枚。小道具は鉛筆や箸、紙筒等。紙を切ったり破ったりして、その場に合わせた状況をみるみる造り上げる。それは舞台上の役者(野田さん以外は皆複数の役を演じる)が全て行う。前半のスピード、リズム感は圧倒的。紙筒に野球帽を被せたものをこどもと設定して演技を始めた時には笑いが起こったが、あるタイミングで近藤さんと入れ替わる。ここが絶妙。あちこちから感嘆のため息が漏れていた。
こう書くと、所謂“仕掛け”こそが全てになりそうだが、そこは野田さんを筆頭に、全員身体が切れる少数精鋭。段取りも多い進行だが、全員の存在感が恐ろしい程に舞台上に立ち上がっている。こどもをいたわる秋山さん、こども、の近藤さん(あのイカツい近藤さんが見事に6歳になる!)、加害者と被害者の逆転に次ぐ逆転に翻弄される警部の浅野さん(この浅野さんがラスト、あの家を紙で包んでしまう役割を担当していると言うのも考えるだにシニカルで恐ろしい)、冷徹なビジネスマンとして、指を送りつける取引を提案する野田さん。最初に送られて来たこどもの指を大事そうに鞄に入れる井戸の背中。その後の“紙くずの家”を想像すると今でも手が震える。
少人数のプロダクション、観客の想像力を信用している抽象の装置、美術と演技プラン。野田さんの“巨大”さを再認識。テアトル・ド・コンプリシテからの影響と思われるが、ある時期を境に映像を使った演出を多用するようになった。この効果も抜群。
ロンドンヴァージョンはキャストも演出も全く違うとのこと。こちらでは女(小古呂の妻)を野田さん、男(井戸)をキャサリン・ハンターが演じる。観るのが怖い、でも楽しみ。
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■それにしても 劇中使われていた日本語ヴァージョンの「剣の舞」が頭から離れません(尾藤イサオさんの歌だそうで)。たすけて
■それにしても 先月の『NO MAN'S LAND』と言い、一昨日観た『少女とガソリン』と言い、こういう作品が立て続けに上演されている今の時代と言うものを考えるにつけ(以下略) 「話せばわかる、か?」を改めて噛み締めている
■それにしても 野田さんどっちのヴァージョンにも出ずっぱり…しかも1日2公演。70分の作品だけど、消耗度は相当な筈。た、タフ……
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2007年07月04日(水) ■ |
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阿佐スパ+ヒカシュー |
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ハシゴ。
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阿佐ヶ谷スパイダース『少女とガソリン』@ザ・スズナリ
結局楽日しか行けまへんでした、無念。ネタバレありますので大阪公演観る方はご注意を。
テーマはデリケートなものですが(ある意味『LAST SHOW』『悪魔の唄』でとりあげたことよりも扱いが難しい)、そこを知らないでは済まさない、書かずにはいられない、ひとに提示せずにはいられずあなたはどう思うかと訊かずにはいられないんだろうなあと思った。知りたい、見たいと言う欲求に素直でまっすぐだ。今やる意味もあると思った。劇場のサイズに合っていた。集団の力と言うのは本当に怖い。自然に身に付いている差別、偏見、コミューン幻想、内ゲバ、理想はひとりのものでしかないと言うこと。
で、丸投げにしないんですよね。そこも潔い。それは『はたらくおとこ』の「許す!」と言う台詞にも通じるところだ。だからこそ賛否を呼ぶのですが、決して逃げ道を作らない。それが甘いと言われようとも。のらりくらりとしているようで、若い乍らの柔軟さを持ちつつ、長塚くんは芯の強い劇作家さんだなあと思う。このひとの芝居を観て無傷で帰れるなんて甘い考えは持っておられんです。
「ぶんなぐるぞ!」「…出た!(本性が)」辺りとか、本当に巧い。『はたらくおとこ』以降、女性に優しくなったような気がします(笑)と言うか、ひとに優しくなったのか?未見の『日本の女』『イヌの日』初演の内容を聞くにつけつくづく…なんでしょうね、この変化。ちょっと興味深い。これから何を書いていくのかとても楽しみでもあります。
と、まあここ迄ストーリーに入り込んでいろいろ考えることが出来たのも、役者陣が素晴らしかったからで。10人の出演者、誰がどうよかったかとか語り出すと切りがないのでやめておこうかな……いや、でも、ちょっとだけ!
まことさん=あてがきか!と思ってしまうよ!(号泣)長塚くんは本当にまことさんに惚れ込んでるねえ…それも解る…… 松村さん=もうマジでこのひとおっかねえ。でも今回は理由付けがせつなすぎた イケテツさん=おっみっごっとっ!やっぱりすごい、いつかスズカツさん演出作品に出てください(エゴ) 中山さん=またうんまいバランスとる役で…で、どっちにも行けない。せつない…… 伊達くん=リーゼント似合い過ぎ(笑)腕を失くして得たもんは幻想か!それも一瞬か!このひとの背景は気になったなあ 長塚くん=こちらもバランス担当。おいしいところも持ってってた とみくろくん=もう最低〜(ほめてる)巧いよねえこういう役 大林さん=いや〜、イヤなヤツだったわ〜(ほめてる) リポリン=フレッシュ現役17歳!ありがとうありがとう、歌もキュート! イヌコさん=実はすんごい巧い女優さんで、こういう大人の女を演じたら天下一品です。『Looking For』でグッと来た者にはああ!と思うところがありまくりでもうツボでツボで
ヨタロウさんの音楽もよかった。装置もよかったなあ、スズナリの舞台にうまいことはめこんでて。入口階段からの美術といい、徹底していた。
スタッフさんが役者さんにエールを送りたいと言うことで、千秋楽サプライズとして客席にライトスティックが用意されていました。休みなしの過酷なスケジュールだったのはスタッフも同じだろうに、泣かせることをする。カーテンコールでとみくろが泣きそうになっててかわいかった。あとのひとは疲労困憊だったか笑顔で呆然としていました(笑)大楽迄無事演じきってください!
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ヒカシュー『Digital Frankenstein Party』@STAR PINE'S CAFE
巻上さん曰く「あれ聴けるかなこれ聴けるかなとか思って久し振りにヒカシュー観に来たひとは訳わかんないでしょう、でも大丈夫、皆わからないから(笑)」。ヴォーカル入る数小節前迄何の曲か判らないと言う闇鍋即興3時間(休憩込み)。吉祥寺には闇太郎と言う呑み屋があるぜ!いんや面白い…基本誰から仕掛けてもいいようになってるのかな?時々お互い「何か始めそうですよ」「やるの?」てな感じで牽制しあってるところも面白い。どう出ようか様子を窺ってるのかな〜とか、こっちがいろいろ考えるのも面白い。
ダンストラックに化けたのが1曲あったな!あれは格好よかったー。
「人間の顔」聴けて嬉しかった。
いんやそれにしても巻上さん老けない…変わらない……。その美肌維持の秘訣を教えてくれよ!声も相変わらずデカいしなー(声量が素晴らしいと書きなさいよ)自在の歌声。もう妖精の域だな!人魚の肉を食べたんだな!と言いそうになったが、熱心なファンの方にドン引きされそうなので黙っていた。ここにこっそり書く。
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