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2007年05月27日(日)
『AFRO PUNK NIGHT』

THE ETERNALS JAPAN TOUR 2007『AFRO PUNK NIGHT』@SHIBUYA O-NEST

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-5F-
THE ETERNALS (from CHICAGO)
RYDEEN (from YOKOHAMA/FADE-IN RECORDS)
54-71
FVK (from YOKOSUKA/FADE-IN RECORDS)
-6F-
4CE FINGER (中目黒薬局)
UHNELLYS
DJ KATOMAN
DJ アフリカの女
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こんな割り振りでして。54-71目当てで行きました。ごめんエターナルズ全然知らなくて事前にマイスペで試聴した知識しかなかった…しかしすげいよかった……。

なんだか不思議な組み合わせで、THE ETERNALS、54-71、UHNELLYSチームとFVK、RYDEENチームと言う感じか。4CE FINGERは聴けなかったので不明。

後者チームは結構懐かしめと言うかスタンダードなバンドサウンド。で、前者はトリオだったりデュオだったりで、ギターレスだったりラップトップ使ったり、そんでDrsがスネアがスカーンズタッて感じでモロ好みだった。まずウーネリーズでヤラれる。女の子のDrsと男の子のB、Vo(あ、コルネットも使ってた)。Bはエフェクター多用で、ループを使い乍らVoにもエフェクトかけてて。あーDrsがすげい好みだった…バスとスネアとハイハット、クラッシュめのシンバルと言うシンプルなセット。ああいうズタズタした音大好きだー。

FVK後まーとにかく不調だったので54-71待ちの間6Fでぼんやりしていたら白人のおにーさん(いや歳下かも知れん…)とバベルな会話をすることに。何かいろいろ話したそうだったが上手く答えられなくてすまんかった。そのうち6Fからどんどんひとがいなくなるのでああっ54-71始まった!と思ったんだがどうそれをおにーさんに伝えればいいかまたバベる。とりあえずおら下のフロアに行きたいだと訴える。

54-71はリーダーの左目にガーゼと絆創膏。どうしたんだろう。約1年振りに観た。三畳間のスタイルは変わっておらず、しかしまたヴォーカルが入るようになっていた。佐藤さんがワッフルパーマなんぞかけており、何だかステキングになっていた。最初に観た時はカラテカの矢部みたいだったのに…いや矢部が格好よくないと言う訳ではなく……。しかし佐藤さんがこんな格好すると、これも「普通のひとのコスプレ」なんじゃないかと思ってしまう…メイナと同じ種類のひとか!(笑)

演奏は相変わらず鬼格好よかったです。ちょっと見逃すとすぐスタイルが変わるんでマメに観たくなるところはジャズとかインプロものな感じなんだけど、54-71はそのどちらでもない。道場見学って感じか。

で、エターナルズ。面白かったー!Vo、B、Drsのトリオ。しかし曲によって入れ替わり立ち代わり、全員がKeyやらシーケンサーやらいじってた。Voはラップと言うかスピーキングでリズムがバシバシ決まる。が、うにゃーとした電子音だけでグルーヴを作ったりもしていて面白かったなあ。ああ面白かったしか言ってない。

この手のってとにかくライヴが面白いので、音源入手しようと言う欲がついつい薄れがちだなあ。でもこの日観た3バンドはアルバム聴いてみようかなと思った。あ、54-71は愛聴してますヨー。

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■「モリゾー nin nine inch nails」
の検索でウチに来た方がいる…(笑)あーウチにいるモリゾーのぬいぐるみがトレントに見えてきた

■ブンブン
フジ2日目、ホワイトのヘッドライナー!!!???
(追記:いや今いちばん上にあるだけでまだ何か出るかも知れないです…)



2007年05月26日(土)
『向田邦子 ―果敢なる生涯』とか

『向田邦子 ―果敢なる生涯』@世田谷文学館

亡くなって25年。もうそんなに経つのか、事故の記事を新聞で読んだのは憶えている。リアルタイムで作品に接することが出来たのはエッセイと短編集のみ。なので向田邦子=作家、エッセイストのイメージが強い。

愛用の品々、直筆の原稿、書簡、写真展示。悪筆だとよく言われていましたが、達筆過ぎて読めないって感じかな(笑)原稿はまだ読める、私信とかだと随分読めない…遺言も読めない!どうすりゃいいんだ(苦笑)

遺言を残していたのは、ガンを患ったりパートナーを亡くしたことから思うところがあったからだろう。しかし亡くなる半年前に蔵書を処分していたのは?ジョン・レノンもそうじゃなかったっけ…。何か、何かあるんだろうな。

マミオ(ねこ)の小さい頃、初めて見た。おとなになってからの写真しか見たことなかったので。

「う」の引き出しが再現されていて楽しかった。うーうー。

山口瞳さんの弔辞にしんみり。山口さんの字、好きだなあ。

ウルトラマン展の時ウルトラマンとメトロン星人が会談していた茶の間は、今回寺内貫太郎一家の茶の間になっていました。何ここは茶の間専用展示スペースなのか(笑)

作品解説VTRに爆笑問題の太田さん。熱く語っていました、面白かったです。

展覧会にちなんだおやつが出る喫茶コーナーでは、菊家の水ようかんと抹茶のセットが。売り切れだった…あーゴールデンウィーク終わった頃から水ようかん始めるんだよね菊家。近々買いに行こう。

何故か鷺沢さんの話になる。カレーを火にかけたまま眠ってしまい、おたまが融けてガスが発生、死にそうになったってエッセイに書いてたよね。その時死ななくてよかった。が、あの時死んでよかったとは決して思わない。今でも思わない。

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■それにしても
NIN終わってから絶不調ですがな。トレントは憑き物が落ちたような顔をしていたが、私には何か憑いたんだろうか。おんせんいきたい…

■『ハゲタカ』放送文化基金賞
おめでとう!おーもりくんも個人賞おめでとう!!

■ブラウザ
Firefox入れてみた。Safariと併用。いろいろ落とす時(笑)はFirefoxの方が融通利きますね

■最近聴いてるの
NINのもろもろ(笑)、マニックスとシェラックの新譜



2007年05月24日(木)
ふぬけ中

■オフィシャルにこんな画像があがるとは
流石トレント(ロブもか?)オタク文化をよく解っている(大笑)素敵だ!トレント愛されてる!(笑)
それにしてもかわいいな。描いたひとも驚いてることでしょう

■ちなみに
名古屋の様子はこんな感じ

■あああー
名古屋ではThe Becoming、大阪1日目はGet Down Make Loveやってるーーーーー!!!
あと1日、今日の大阪で最後です。皆楽しんできてねーーー

■ちなみに
大阪1日目のMCでは(某所より転載)「前座のSERENA MANEESH気に入ってくれたかい?お前らの為にロックしに来てくれたんだ。 俺のお気に入りのバンドなんだ。奴らのレコードを買って経済的にもサポートしてやってくれよな。 俺のレコードはパクッても構わねーぞ。俺はもう十分だからそんなことには興味ねーんだ」だと。あんた漢だわーッ

■『スマパン復活初ライヴ、そのメンバーは?』
お披露目ですヨー。んあーいいセットリストですねねねー(泣)

■『YMOが「LIVE EARTH」で復活ライブ』
おお、HASじゃなくてYMO名義でやるんだ!うあーうあー

■マニックス
新譜出たよーEMG10周年記念盤も出たよー!

■伊藤さん
憶えてるよ。忘れないよ



2007年05月20日(日)
NINE INCH NAILS PERFORMANCE 2007 東京3日目

うおお19日のop18日のopがYouTubeにあがってる!

うええありがとうありがとうどなたか存じませんが!

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NINE INCH NAILS PERFORMANCE 2007@STUDIO COAST

逆光照明は全般使われていた。格好よかったな。以前あった、ステージとフロアの間に張られたスクリーンといい、こういうところにはトレントの防衛本能みたいなものを感じてしまうことがあります。自分は光の中に隠れて、オーディエンスを見る。それをあからさまではなくて、きちんと演出として機能させているところが見事だと思うのですが。

しかし今回のこれは、“遮る”ものではなく、純粋に効果として楽しめました。うん、格好よかった。

本日もジョーディ側バルコニー最前。ああ全景が見渡せて素晴らしい。距離感も丁度いい。

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セットリスト
01. Hyperpower!
02. The Beginning of the End
03. Survivalism
04. Terrible Lie
05. Heresy
06. March of the Pigs
07. The Frail
08. The Wretched
09. Closer
10. Capital G
11. Burn
12. Help Me I am in Hell
13. Me, I'm Not
14. Even Deeper
15. Wish
16. The Good Soldier
17. The Big Come Down
18. Mr. Self Destruct
19. Down In It
20. The Day the World Went Away
21. Hurt
22. The Hand That Feeds
23. Starfuckers, Inc.
24. Head Like a Hole
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・いんやす・さ・ま・じ・か・っ・た………
・またセットリスト違うし!
・18が…やってくれないかなーと思ってて、いつでも反応するぜ!て心構えだったのに実際始まったらビックリし過ぎて固まった(笑)
・アレッサンドロがギター(!)持って前に出てきて、弾き始めた辺りでやっとぎゃあああああ!となった(笑)
・すごいメタルな並びだった、あれ
・他にもリフをどがががが、と絡ませていく場面を見るとああっメタルが根っこにあるんだなあと思う

・あと20がねー!あああああ(泣)

・05にPinionの音入れてたかな
・つうかHeresy!!Heresy!!
・あとギターかなーと思っていた音が、その場でギター弾いてるひとを全員見ても見付からない時があって(笑)アレッサンドロから出してた音だったんだーと思ったのが数ケ所あった
・09もだけど、複数の曲を混ぜたりするので後になって何やったっけと思い出す時に混乱する
・やーそれにしても。3日目にしてやっと来ましたよCloser!!!
・そしてTerrible Lie!!!
・ Down In Itもキター!
・んあーもう白目になる

・新譜の曲はサウンド、ノイズのコラージュが主立って使われているので、ライヴではどうするのかなと思っていたのですが、アレッサンドロがいろいろ堅実にやっていたように感じられました
・11(これは3日間やったね!もう定番)もいい感じ
・13ではトレント、アレッサンドロ、アーロンの編成でノイズとピアノとギター。こういうNINもありか、と非常に興味深かったです

・あとほんっとにヴォーカルがクリアだ…
・16辺りの美メロ、と言うかコードが下がる部分がグッとくるところも、ヴォーカルの微妙な動きがすぶぁらしく!
・トレントの唄い回しの妙もありますし、それをきちんと拾っていいバランスで出すPAもほんっとよかったと思う

・07〜08の流れは待ってました!て感じ
・しかし昨日のThe Frail〜The Good Soldierの流れもよかったなー

・何げにタンバリンの効果がすごいよいのです
・トレントは無駄なことは一切しませんよ!(笑)タンバリン叩く時はちゃんとマイクで音拾える位置で叩くのね
・それがまたいい具合で〜、裏拍とかブレイクとか決まってて
・思わず河本@次長課長のタンバリン芸を思い出してしまいました……(笑)

・21ではフロアでライターの灯りをかざすひとがいて、それが綺麗でねー
・しかしなかなか着かなくてカチカチ言うてる音もすごく聴こえて(笑)ほらすごい静かだから
・多分酸素が薄いんだと思う…上にいても呼吸苦しいなあと思ったもん
・そうそう、あまりにも静かなのでスモークマシンの音迄聴こえる程だった
・静かだった。本当に静かだった
・いやあもう今日のHurtは…泣いた泣いた

・終盤はスモークなのかひとの汗の水蒸気なのか分からないもので上空が霞んでいたなー

・それにしてもトレントはよくフロアを見ている。水をどんどん投げてくれてたし、タンバリンは6〜7個は投げたよな。あとマイクを観客に渡しちゃったり
・そうそう24!
・皆どんちゅー言い過ぎ!(笑)最後のfuck you言えないままなだれこみ(笑)
・サマソニのリベンジ(あれはあれで、スクリーン大映しになったトレントの笑顔ともども感涙な光景でしたが)かっつう程どんちゅーの大合唱つうか大絶叫つうか
・トレントフロアにマイク渡しちゃったよ!
・もーあの場面は大笑いしながら泣いておりました。いやーもう面白過ぎた
・あーこれはきっとトレントもサマソニのことを憶えてて今日やったに違いない。と、思う(涙)

・そういえば昨日はアレッサンドロがキーボードあげてた(笑)

・その後の25のサビ大合唱もすげいかった
・この2日間25がラスト曲だったので、これのイントロが鳴った時はあああもう終わりだー!と寂しかったなー

OAのSERENA MANEESHもよかったです。むちゃシューゲ(つうかマイブラ)で懐かしい気持ちになったわー。ドラムがちょっともたもたしてて、ヴォーカルのファッションセンスがとても気になったが、音はかなり好きなタイプでした。

いやーもう感謝の言葉しかありません。感謝、感謝、感謝!私はこれでおしまいですが、これから名古屋大阪公演があります。迷ってるひとは絶対に、絶対に行った方がいい。セットリストもまた変わる可能性がある!楽しんできてください!



2007年05月19日(土)
NINE INCH NAILS PERFORMANCE 2007 東京2日目

NINE INCH NAILS PERFORMANCE 2007@STUDIO COAST

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セットリスト
01. Somewhat Damaged
02. You Know What You Are
03. Sin
04. March of the Pigs
05. Something I Can Never Have
06. The Beginning of the End
07. Survivalism
08. Ruiner
09. Burn
10. Gave Up
11. Help Me I am in Hell
12. Me, I'm Not
13. Reptile
14. The Frail
15. The Good Soldier
16. Wish
17. Only
18. Capital G
19. Suck
20. Dead Souls
21. The Hand That Feeds
22. Head Like a Hole
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・本日はジョーディ側バルコニー最前。オーシャンヴュー!
・開演前のSEがなんつうかまー世代な選曲でいろんな意味でウケた
・「トレントのiPodの中身紹介だろう!」「皆もこの選曲で組んでみてね☆」「にしてもトレント42(自称29)にしては微妙にズレてるような…」「住んでるとこが田舎だったから伝わってくるのが遅かったんだよ」と暴言トーク
・で、思わず80年代話で盛り上がる。マーク・アーモンド@パルコ劇場の話聞いて大ウケ

・OA後マリス師とグラインダーマンの話とかしてたところ
・スモークがガンガンたかれだして、「そういやニックのライヴですんごいスモークたいた時があって、誰だったか『ゴリラインザミスト』とか言ったよねー(爆笑)」「愛は静けさの中に!」なんて話してたんですが(いや警部さん大好きよ…いいじゃないゴリラでも…いや私はゴリラなんて思ったことはないわよ……)
・直後ステージ上はグリズリーインザミストに
・客電ついた状態でいきなり現れたトレントが01を唄い出して騒然
・おおう粋な演出だ!スモークでうまいこと見えないようにしてたのね
・ただでさえみっしりだった観客がどどーと前に動いてひいー
・上から見るとすごい光景だった…天気図の雲の動き見てるみたいだった……

・んあーやはりセットリスト変えてきましたね
・05、14辺りのピアノがいい〜
・と言えば05はジョーディもピアノ弾くんだけど、ねこふんじゃった形式の弾き方でちょっとかわいかった(笑)
・同じリフを延々弾くパートを人差し指でぽんぽん弾いててほほえましーの
・ベースレスの曲も多いし、ギター3人とかピアノ3人とか編成がころころ変わるので面白いなー

・そんれにしても04〜05とか、12〜14辺りの、轟音と静寂の切り替えがもー自在で
・で、また観客のレスポンスがいいんだ!こういう時はあー日本で観られてしあわせーとか思う
・どっかの国みたいにHurtの最中「トレント今日終わったらどこ行くのー?」とか叫ぶアホはおりませんよ!(毒)
・こういうとこ、ステージ上のひとはやはりしてやったりと言うか掌握したぞー!て気分になるのかも知れないな
・で、フロアの様子がよく見えてるとその後の対応も変わってくる

・トレントが「初めて日本に来たときはおとなしかったじゃないか〜今日は皆どうしたんだ〜」とか言うてたで
・おまっ憶えてるんかい(笑)
・で、「今日HurtじゃなくてDead Soulsやっていい?」って
・き・たー!
・実は昨日はイアン・カーティスの命日で
・細かいこと言うと、時差を考えると今日になるんじゃないのかな
・それをどこ迄意識したかは判らないけど、やりましたよDead Souls!!!
・一部騒然(泣)

・うーんそれにしてもアーロンはいい仕事をしますね…
・そうそう、ようやっとジョシュの音に慣れてきた。遅いよ自分
・あとあれだなー、トレントて何でも出来るから忘れがちだけど(忘れるなよ)すごい声に力があるひとだよなあ
・切り替えも巧い。唄い回しとか、オクターヴの上げ下げとかの。無理せずその時に出せるキーで唄うんだけど、それが回避策に聴こえないことが多い

「Ruiner」の“you didn't hurt me”を“please don't hurt me”と唄ったように聴こえたのは空耳かな。でもこの時マリス師とわあっとなって、終わった後そう言ったよね?あれこころのさけび!?本心!?とか話してたんだけど…。んあーここはキたなー。勘違いかも知れないけど昨日いろいろ思ったことに繋がって涙出そうになった。

まあそんなことを言いつつも、帰りに呑み屋でトレントはオーラの泉に出るといいとか中野ブロードウェイの上のマンションに住めばいいとか話してました。あと「タンバリン持ってカモーン言われるとこっちが狼狽するよね」「皆楽しんでる…?が、皆楽しんでる!に移行する様が見えるようだ」「俺、愛されてる…?が、俺、愛されてる!になってよかったなあおい」「マイペースのようでいて自分が他人からどう見られているか気になって仕方がない」「きっとA型」(そうなのか?笑)とか。あんまり暴言吐くと式を飛ばされるぞ。トレントあなた愛されてるから!(微笑)



2007年05月18日(金)
NINE INCH NAILS PERFORMANCE 2007 東京1日目

NINE INCH NAILS PERFORMANCE 2007@STUDIO COAST

こんなんでしたー。あーそういえばロブ・シェリダンらしきひとが写真バシバシ撮ってたな。

真ん中はこんなことになってたのかー…端っこ(ジョーディー側)だったけど最後迄最前で観られた。スパイラル会員はサウンドチェック見学+サイン会があったんだけど、それには間に合わなかった……(泣)まあ仕方がない。以下おぼえがき。

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セットリスト
01. Hyperpower!
02. The Beginning of the End
03. Last
04. Survivalism
05. March of the Pigs
06. Piggy
07. Capital G
08. Burn
09. Gave up
10. Help Me I am in Hell
11. Me, I'm Not
12. The Eraser
13. La Mer
14. Into the void
15. The Good Soldier
16. Wish
17. No You Don't
18. Only
19. Suck
20. Hurt
21. The Hand That Feeds
22. Head Like a Hole
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・セットや仕掛けはなく、演奏と照明で勝負と言うシンプルで潔いステージでした
・02でガッと照明ついて現れたトレントに大歓声!と
・ざわっ
・く、くま!!!
・ひげー!!!
・この流れはかなり面白かった……
・どよめきが何割か入ってて(笑)
・てか、01はちゃんと演奏してたなーちょっとビックリした。SE扱いかと思っていたので

・上の画像は多分06の時の
・これのアウトロでトレントが弾いてたのは親指ピアノ?あれ何だったんだろう、ちゃんと見えなかったよー
(追記:カリンバだそうです。ご指摘有難うございます!)
・ここらへん迄はとにかく最前キープするのがやっとと言う状態。すごい圧力だったー
・引き抜かれて立てなくなった(腰をやられたらしく)お嬢さんが這って退場していた…大丈夫だったのかな……

・アーロンがあの暴れっぷりなのにちゃんと弾くとこは弾けてて感動した(笑)何で弾けるねん、あの暴れっぷりで
・トレントが日本は僕の大好きな国でーす言うて感動した

・13〜14の流れは素晴らしかったなー酸欠で暑くて半ば朦朧としていたのに鳥肌たった

・20の前にHappy Birthday♪の合唱が!
・それに対してちょっと照れた感じでトレントが「昨日誕生日だったんだ、29歳になりました」と
・アメリカンジョーク!
・とととトレントがステージ上でジョークを言いましたよ!!
・笑うところ、笑うところです!!!
・その後「ちょっとキャラクターに戻らせて」とか言ってHurtを弾き始めた
・雰囲気を壊さないまま曲に入れた…よかった
・タイミングうかがってたんだろうなあ、唄い出したひと(笑)GJ!
・しかしあんなあたたかいHurt…ううううう(涙)

あー他にもいろいろあるけどぼんやりしていて思い出せない。22ではジョーディーイヤーモニター外したまま演奏してたなあとか、自分の前に設置してあったスモークが壊れてずっとスタッフが群がってて、復旧したらしたでスモークが出過ぎでステージ上が見えませーん!になったとか(笑)

いんやそれにしてもすごく音がよかった…やっぱ音いいわスタジオコースト。NINのサウンドクルーの力も大きいんだと思う…サマソニのスタジアムでも相当音よかったもんな。

トレントがこっち向いてる時に照明がパンと当たって、瞳の色がハッキリ判るくらい近くで見られたのも感動でした。本当に綺麗なグリーンだったなあ。

どるさんが「(トレントが)とても人として状態が良くなってた。すごいほっとした」とか言うてて涙ぐみそうですよ。ヤクも酒も抜けて本当によかったね……。常に怒りは根底にあるひとなんだろうけど、それを暴力としてひとに向けることも、自分を傷付けることもせずに、何かを生み出すことが出来るんじゃないかなあ、いろいろなことがクリアになった今のこのひとはそれが出来るんじゃないかな、と思ったりした。ひとつ解決してもまた問題は出てくる。でもこのひとはそこで諦めずに、ずっと前に進み続けて行くのではないかな、と思った。



2007年05月17日(木)
明日ですよとか

■NIN日本公演初日前日です
どこそこの掲示板が遠足の前日みたいなテンションで面白い…

■さっきマリス師に教えられて知った
レズナーさんといのっち@V6って同じ誕生日なんだ。
おふたりともおめでとうございます。レズナーさんは大厄だからお祓いに行くといいよ!いのっちも身体弱いみたいだから気を付けてね…

■と言う訳で
日本にきてますよ
まだトップ変わってないけど、滞在中は画像がいろいろ変わる筈。
無事着いてるようでよかった。全日程いいライヴで終えられますようにー。シドニーみたいに東京公演3日間中2日延期とかナシでお願いします…

■早速
この3人はAIRSに来てる。はえー!(笑)アーロンいいコやね

■それにしても
誕生日に合わせて来日て(笑)沖縄梅雨入りしたそうですが、梅雨を連れてきたみたいだ(笑)

■『Nine Inch Nails:真のファンが搾取されるのでは「人々が音楽を盗むのも不思議はない」とUniversalを批判』
内田さん(だだだいじょうぶですか…お大事に!)とこで教えて頂きました。例のコメントの日本語訳も掲載されています。
アーティスト側がこういう意思表示→販売展開をしなければならない状況を生み出している昨今のレコード会社って…と思うなあ。
それにしても即実行、即アナウンス。男前

■しかも
今回のパッケージ制作のコストも把握してらっしゃる
すげい。もともと全部自分でやりたいひとではあるだろうしね。で、やるからには徹底している、と

■ところで
ガンズの延期分日程が出たのですが…その日『THE BEE』のチケットとっちゃってるよ!
うーわー16:00開演の三軒茶屋から17:00開演の幕張…まあガンズの開演は1時間は遅れると見込んでいるが、それでも厳しい……どうしようー(泣)『THE BEE』の上演時間ってどのくらいなんだろう



2007年05月15日(火)
いろいろ

■実際に見るとビックリする
さっき職場最寄りの駅前でNIN-Tシャツを着たひとを見た。しかもスパイラル特典の

■『300』CM
いきなりTVからNINの曲が流れてくるとビビる。わかってるのに二度見とかしちゃう。あの中にレズナーさんまじってんじゃないのとか(間違い)
でも本編では使われてないんだっけ?

■「あんた漢だわーッ」と言われる所以
レズナーさんご立腹。
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Posted on [05_13_2007]

As the climate grows more and more desperate for record labels, their answer to their mostly self-inflicted wounds seems to be to screw the consumer over even more. A couple of examples that quickly come to mind:

* The ABSURD retail pricing of Year Zero in Australia. Shame on you, UMG. Year Zero is selling for $34.99 Australian dollars ($29.10 US). No wonder people steal music. Avril Lavigne's record in the same store was $21.99 ($18.21 US).
By the way, when I asked a label rep about this his response was: "It's because we know you have a real core audience that will pay whatever it costs when you put something out - you know, true fans. It's the pop stuff we have to discount to get people to buy."
So... I guess as a reward for being a "true fan" you get ripped off.

* The dreaded EURO Maxi-single. Nothing but a consumer rip-off that I've been talked into my whole career. No more.

The point is, I am trying my best to make sure the music and items NIN puts in the marketplace have value, substance and are worth you considering purchasing. I am not allowing Capital G to be repackaged into several configurations that result in you getting ripped off.

We are planning a full-length remix collection of substance that will be announced soon.
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「Shame on you」ってキョーレツな言葉だよなーとつくづく。
このひとくらいのおーものだと「ま、いっか」で済ませちゃうようなことではある。そこを見逃さないでガツッと言及するところがすごいですね…

■で
シドニー2公演がキャンセルになった理由は書かないのね(笑)日本…だ、大丈夫かな……

■福本伸行ボックス
売ってません。『天』18巻、『アカギ』19巻入り段ボールが届いたよーありがとー。
しょっぱなからもう名台詞続出だ…「僕にはそのパイが透けて見えるようでした………」とか「人は希望によってあらゆるものを手にしていく………でもギャンブルは逆だっ!むしろ希望によって全てを失う」とかー!
ひいい重い…さらっとどん底を描いてる……おっかねえなー!

■カローラのCM
細野さんが出てる

■凄味(生)のCM
りゅうへいが出てる

■『大森南朋 さっぽろシネマフェスティバル』
濃いー!レポも沢山あがってて有違い!
しかしこうやって見ると『殺し屋1』の時と随分ツラ構えが変わりましたね…あの役はあの時にしか出来なかったな。そういう「今しか出来ない役」を掴まえると言うのはすごいことだと思います。役の振り幅の大きいひとだけど、いつ何をやるってのを意識的にしろ無意識にしろ逃さないってところも強味だと思う

■『ご報告 2』
北村くんが読んだ弔文。ひとには皆、間違いなく千秋楽は来る



2007年05月11日(金)
小ネタ

■のー!
『カリギュラ』絶版でやんのー!
図書館で探すか…

■『カリギュラ』と言えば
ロマンチカがやりましたよね…ドキッ!女だらけの残虐皇帝☆
行き損ねてる訳ですが。ああ、観たかった

■飴屋さん12年振り演出
春の芸術祭2007@SPACでチラシが撒かれているとのこと。
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新作予定(秋)
『夜叉ヶ池』演出:宮城聰
『転校生』作:平田オリザ 演出:飴屋法水
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今春から宮城さんが芸術監督に就任されたそうです。
『転校生』は金土日曜公演。静岡だし、行きたいな…何かと被りませんように

■『ドブの輝き』
昨日の初日どうだったんだろう……そして私は行けるのか(泣)

■戦々兢々
NINシドニー公演キャンセル。もう来週なんですけど、日本公演。
自分は自分でまたヘルペスが出そうな気配でいやだー今出てくれるなーでも来週出られるのはもっとこまるー



2007年05月09日(水)
いろいろ

■城島@マリナーズって
ザネリ@銀河鉄道の夜に似てるよね…

■数珠つなぎYouTube
スーパーカーの曲名にありそうな語感だなあ。
ATPにGRINDERMANが出た時の動画がごそっと上がっていたので延々観る。うへー激烈にかっこええで…ライヴ……ライヴ観たいよおおお

■そんで
ボビたん@プライマルが何故か飛び入り?で参加しています。相変わらずくにゃくにゃしています

■それにしてもYouTube
「Babe, I'm On Fire」は普通に観れるのに、「No Pussy Blues」がR18なのは解せない(笑)

■長塚くんコクーン初演出
Bunkamuraメルマガより。これもう解禁されてますよね?
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速報!長塚圭史が豪華キャストを迎えシアターコクーンに初登場!!
『ドラクル GOD FEARING DRACUL』
2007年9月1日(土)〜9月26日(水)
作・演出:長塚圭史
出演:市川海老蔵、宮沢りえ、永作博美、渡辺 哲、山崎 一、手塚とおる、山本 亨、市川しんぺー、明星真由美、中山祐一朗、勝村政信
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うひーとうとうコクーンですよ。やまこさん(いろいろおめでとう!とここにも書く)が「ケイシーがパルコで初演出した時は感慨深かったー」と言ってましたが、篠井さんが「すずかっちゃんがパルコで初演出した時は感慨深かったー」と言ってましたが、そして私も「すずかっちゃんがコクーンで初演出した時は感慨深かったーと言いつつ実は内心ヒヤヒヤしてたー(失礼)」と言いましたが(だんだん話が逸れてますよ)
しかし来るべくして来た、と言う感じもします。
それにしてもいいキャストですなあ。とおるさんも出るよ!

■もう1本コクーン
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『カリギュラ』
2007年11月
作:アルベール・カミュ
演出:蜷川幸雄
出演:小栗 旬、勝地 涼、長谷川博己 他
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り、リネさんまた小栗くんが蜷川さんと!!!

■今頃気付いたが
『欲望という名の電車』、いちばん最初の段階の仮チラでは青山円形劇場ってなってたよ。いつの間に劇場がグローブ座に?

■北村くん
しっかりされてる。秋のスタンリー、楽しみにしています



2007年05月07日(月)
近頃の知命はおそろしい

気付けば結構なリリースラッシュです。その中でのヘヴィロテなど。

NINの新譜を聴いてると何故か『MAYONNAISE』が聴きたくなるのでこのふたつを交互にぐるんと。

そしてこれだ。近頃のワルぶってるへなちょこ若いもんはこれを聴いて観て腰を抜かせばいいじゃない。

■『GRINDERMAN』GRINDERMAN
NICK CAVE & THE BAD SEEDSからの4人で結成。こりゃすげえ!昨年MySpaceで聴いた時は「ばばばBIRTHDAY PARTYですか!!!???」てなくらいおったまげましたが(いやそれくらいのキチガイっぷり(褒)だったもんで…)アルバム全曲そんな感じであった。最高じゃないの……。
しかしTHE BIRTHDAY PARTYを回顧するってなもんじゃない。面白いのは、警部が(THE BOYS NEXT DOOR時代も含めると)20歳そこそこの頃やってたTHE BIRTHDAY PARTYのようなリミッター振り切った狂気(ああこのひとには何のてらいもなくこの言葉が使える)と、50歳のおじさまでなければ書けない歌詞が同居しているところ。そう、警部今年50歳ですよ。齢50にしてこんな…タチ悪ー。「No Pussy Blues」の歌詞なんて、ねえ(笑)チワワのラインなんて爆笑しながら戦慄しましたよ。
そしてこれだけネガティヴモチーフ満載なのに、聴いてるうちにハイになってくるから不思議。現代を生き抜くにはこれくらいの心意気でいた方がいいってことか?でも多分警部さんは心意気も何も、きっと天然だな…。
TBSではピアノが主の警部がこちらではギターを弾いており、これがまたすさまじーキチガイガレージ。もうガキャンガキャン言ってます。いぬに聴かせたら発狂するんじゃないの。可哀相だからやめて。人間だったら楽しめますので大音量で聴いてくだされ!

もうねー今呼ばずしてどうする、イヴェンター各位!TBSも個々の活動もある多忙なひとたちだからこのタイミングを逃したら当分チャンスはないぞ!(泣)SMASHとはもう絶縁状態なんだろうか…なんだろうな……それならクリマンさんどうでしょう、ガンズを招聘するくらいギャンブラーだから、ここはひとつ呼んでみませんか。楽屋壊されちゃうかも知れないけど、50になるから丸くなってるかもよ(上にあんなこと書いといてよく言う)。

■『ABATTOIR BLUES TOUR』NICK CAVE & THE BAD SEEDS
日本盤出ないかなーと様子を見ていたんですが、GRINDERMANで一気に警部熱が上がり待ってられなくなり(笑)US盤を購入。CD、DVDともに単体で出ていますが、このCD×2、DVD×2パックがおトクだと思います。ちなみにショップによってかなり価格に差があります、Amazonがいちばん安価で入手出来るようです。
タイトル通りABATTOIR BLUES TOURのライヴ盤。ブリクストンアカデミーとハマースミスアポロでの公演で構成。全曲格好いいですが、「Supernaturally」「Carry Me」辺りが音ヴィジュアル共に相当シビれます。『NOCTURAMA』以前の曲をやるとブリクサがいないーとしょんぼりするけどなー。
DVD-2にはヴィデオクリップ集とメイキングも収録。ドキュメント、インタヴュー部分は日本語字幕が選択出来るプログラムになっています。ありがたやー。
「Babe, I'm On Fire」のクリップ初めて観た。約15分と言う長さに加え、多分フツーにはオンエア出来ない内容だからだろう…きゃーきーちーがーいー。歌詞に忠実にやってます。歌詞知ってるひとは解りますねー、これがどういうことか。そしてここ迄やっといて「Scene Missing」もないよなあ(笑)ニクい!
YouTubeにもあがってます、長いからファイルがふたつに分けてある(Part 1Part 2)。自称繊細なひととシャレ(まあシャレでもないけどなー)が通じないひとは観ないでください、責任持てません。
「Bring It On」クリップも最高っすよ!ボンキュッボンのエロエロダンスのおねえさま方に囲まれて皆さんさぞ楽しかっただろう。私も観ていて楽しかった…眼福じゃー。これ、ブリクサがいた最後になるのかな?楽しいクリップで終えられてよかったなブリクサ!(笑)
「Babe, I'm On Fire」ともにクリップのディレクションはジョン・ヒルコート。このひともずっとキチガイです(褒)あーキチガイってのはこういうふうに才能を使えばいいんだよ!弱者に危害を与えるんじゃなくてな!持ってるものは有効に使おうよ!

■そうそう
「Bring It On」のメイキングで、曲を倍速でかけて撮影しているところがあったんだけどそれがすうごく格好よくて。倍速ヴァージョンをフルで聴いてみたいなーとすら思った

■それにしても
こんな警部とハイスクールからずっと一緒にバンドやってるミック・ハーヴェイって裏番並に怖い。パッと見いいひとそうだけに尚更。いや本当にいいひとではあるんだろうけど。お父さまは牧師です。そんな彼も「Babe, I'm On Fire」ではあんなことやこんなことを……(笑)

■と言うか
メンバー全員あんなことやこんなことを嬉々としてやってるってのがもう最高

■ニック警部と言えば
と言う訳ではないが、ロッキング・オンで鈴木喜之さんの連載が始まりました。わーい



2007年05月06日(日)
SOIL &“PIMP”SESSIONS TOUR 2007

SOIL &“PIMP”SESSIONS TOUR 2007@日比谷野外大音楽堂

連日快晴だったのに、何故この日になって雨なのか…。野音でここ迄降られたのは初めてでした。しかし楽しかったー。

初単独野音、雨、と燃える要素も十二分。皆さん気合いが入っていた!強風で照明が倒れたり(ヒー)マイクや拡声器がオシャカになったりとトラブルも多く、スタッフがステージを走り回っていたし、音も結構イカレてたけどすごくいいステージでした。あと環境的に野外ってのはタブくんにとってもいいかも知れないと思った…酸素が沢山あるから(苦笑)この日は途中で吹けなくなることもなかったし、ソロも格好よかったよ。

途中社長が「皆深呼吸してみて〜うう〜んいいにおいいいにおい」と保父さんのようなことを言うので(このひとイケイケカッコつけと気配りさんなMCが同居しててオモロいよね…ひとのよさが窺えます・笑)クールダウンと深呼吸。雨に濡れた新緑の香りがすうっと胸に入って来ました。あーやっぱ野音はいいな!気持ちよかったです。

開演前のDJでBBLが「HYPERPOWER!」かけた。野音でNINを聴くとはーしかし雨って状況に何だか合ってて面白かったです。

DCPRGリスナー3人揃っていたのでこないだのライヴのことをゲラゲラ笑いつつしんみり話したり、スティーリーダンにまんさんぜんえんだよ!ヒー!とかフジは金土に行こう〜でも日曜にフィッシュボーンがあああ(泣)とか(あ、ソイルもこの日のMCで「フジでお会い出来るかも」つってた。何曜日だろう)グラ●パパとディ●ニーランドの徹底っぷりは反動で鬱になりそうとか(いややり通せるひとは本当にすごいと思います…)キャーキュアーッ!とかイギーじいさんすげいねえとか言う話をしておひらき。

北村和夫さんのご冥福をお祈りします。北村くんのスタンリーを観ることは叶わなかったのか……。



2007年05月05日(土)
『藤城清治 光と影の世界展』

『藤城清治 光と影の世界展』@そごう美術館

いやーこれは観応えありました。すごくよかった!3年前の都写真美術館での展覧会も充実していましたが、今回も質量ともに圧倒的な濃さ、ボリュームでした。160点展示。初期の油絵も。

リトグラフになってギャラリー展示されていることも多いけれど、原画である影絵を透過光で観ないとその美しさは伝わらないと思う。印刷物でも勿論素晴らしいけれど、あの光を通した影絵の美しさは是非実物を観てほしい。かなり長い時間うろうろしてました。何度も戻って観たりして。

展示の仕方も面白く、墨汁を混ぜた水面や鏡に映し込んで観るものも。メイキングビデオも面白かった。ライトテーブルの上があったかいので、ねこがごろごろ乗ってて邪魔そう(笑)助手さんにどかされるんだけど、何度も戻ってくるのーかわいいー。

「いろいろ試してみたけど、やっぱりこれがいちばん」と言っていたカミソリの刃一枚を剥き身のまま持ち、どんどん紙を切っていく。手や指には沢山の切り傷がある。ひたすら根気を必要とする作業だと思うが、「10日で出来た」と言うかなり大きなサイズのものもあって驚愕。どんだけの集中力だ!しかも昨年の作品。タフ!

「命懸けで描いたと言うことも、こんなの落描きだよと言うこともある。どちらも本当」とのコメントが印象的でした。あと、昨年亡くなった奥さまの肖像画もあってじんわり来た。

偶然サイン会の日だったようで、ご本人を拝顔出来ました。入場時も退場時もいた。サイン会が始まった時間から考えると、3時間くらい書き続けていたようです。やはりタフ!!今年83歳だそうです。すごい。

天気よくて爽やかな横浜でしたー。



2007年05月04日(金)
『モーゴの人々』

シティボーイズミックス PRESENTS『モーゴの人々』@天王洲 銀河劇場

GW恒例シティボーイズです。いとしのまことに会いに行くわよ!敬称略が敬称です。

天王洲に戻ってきました。昨年のお寺も楽しかったけどやはり運営が大変だったんだろうか。昨年の公演時期は寒かったしねえ。今日くらいの天気と気温だったら全然平気だったのに。それにしても銀河劇場…何でこんな名前にしたのホ●プロ……。

で、やはりぐだぐだでした。昨年のせいこうさんの力は大きかった。しかしぐだぐだでも楽しいのがシティボーイズですけどね…本人らもそれでいいと思ってるだろう、それでいいのか、いいんだ(笑)

それにしても時々ドキッとすること言うから泣きそうになったじゃないか!「僕はやれる!」とか「斉木さんが今の状態を保てればまたお会いしたい!」とか!ぎゃーシャレにならんからやめてくれー(泣)しげるはとりあえずジーンズ履いたまま体育座りが出来るようになるくらいには痩せた方がいいと思います。しかしネタにもしてたけど昭和のプロレスラーみたいな体型ですわね…お腹はチャンピオンベルトで隠してたけど(笑)いやきたろうが58歳ネタがあったのでああもうそういう年齢ねとかいろいろ考えちゃったわよー。まこともあまり怒ると(演技上ね)血圧上がるよ……。まあそれが面白かったりするのだが。鬼観客。

ネタは北朝鮮ネタが面白かったです(おい)まことモテモテ。あーまことはホントに格好いいなー素敵だー!

大森さんの生演奏(T.sax)迄聴けました。そういえば大森さんは自由劇場出身だった、楽器出来ますわね。「ド新劇が!」「小劇場へ帰れ!」とかいじめられてましたよ…次の出演作品は『リチャード三世』ですよ……振り幅大き過ぎです。着ぐるみ迄着てくれて有難う(笑)若手のムロさんもいっぱいいっぱいな様子で馴染もうとしていた。「僕が生まれた時にはもう舞台やってたひとたちと共演するなんて!(立ち位置が)シティボーイズシティボーイズ俺シティボーイズですよ!」とハイになって挨拶してました。微笑ましい。

ああそういえば銀粉蝶さんを『CLEANSKINS / きれいな肌』の前に観たのって『マンドラゴラの降る沼』だったんだよね…素晴らしい振り幅です、こちらも(笑)

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銀河劇場でも松尾ちゃんの病状を心配する声を結構聞きました。早く復帰出来ればいいね。でも無理はしないで!『キャバレー』の本チラ(豪華仮チラかな?)貰ったけど格好いいデザインだった。

天王洲迄来たんでとモノレールで羽田空港に行って飛行機見物とかしてきた。天気よくて気持ちよかったです。



2007年05月03日(木)
おやすみですよ

おでかけだよー。

■『ミッフィーのたのしいお花畑 ―ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展』@玉川高島屋S・C西館 アレーナホール
会場前で見知らぬおばさまから「これ余ったから使って」と招待券を手渡されました…おわわわわわらしべ!(間違い)
そんな訳でタダで入れしかもおまけのぬりえ迄貰った。うさ公はいろんなテーマで頻繁に展覧会がありますなあ。今回はちょっと珍しい視点で(と言うかあまりにも頻繁に企画展やってるからテーマを探すのに苦労している感じもする(苦笑))、ブルーナおじさんの絵本に出てくる植物をメインにとりあげていました。しかしこれがよくてですね!そういえば花キューピットのキャラクターにも起用されてますもんね。花やら野菜やら(おひゃくしょうやんが育ててるやつな)沢山観れた。
テキストに関しての言及もあって面白かった。テキストもブルーナおじさんが書いてるんですが、原語だと韻が踏んであるんだなー。1頁4行のテキストだけど深い!シンプルだけに訳も難しそうです。
最新作はちょっとおっかないうさ公であった。いやっそんな達観したうさ公!しかしこのコは時々妙に老成している。

あとハゲタカときくちなるぴよの話をごろっと喋れて楽しかった…いやはやアランについて熱く語ってしまったが私そんなにアランが好きだったのか。いや原作のアランはちょっとアホのコなのにまっすぐで可哀相な感じなんですよ……。棒読みわしづの「ふざけるなー」の真似もしてみた。あれ、どうして棒読みに聞こえるんだろうなあ、おーもりくんよおお(笑)
そしてそんなに外歩いてないのに灼けた。



2007年05月01日(火)
DCPRG関連やら芝居ネタやら

■DCPRGラストライヴでの
グルーヴがどういう風にすごかったかってのは、こちらを読むといいですよ…。
『DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN @Shibuya O-EAST』Bweebida Bobbida
菊地さんも「最初の約束ごとだけを決めていれば、プレイヤーがいくらでもいつ迄でも続けられちゃうようになった」とコメントされてましたね。『構造と力』〜『アメリカ』の変化からしても、「ああ、やっぱり」と言う思いはありました…が、いや、まだ上があるんじゃ?と思わせられるところもありましたよねー(涙)

■プレイヤー側からのコメントいろいろ
先日の坪口さんに続き。
青木さん
ホントはポジション戻して大団円の予定だったのか!あああ〜何で出来ちゃうんだよ!うわははは、はあ、はああ〜……。
うまいことリズムセクションはリズムセクション同士でコンバートして、演奏が崩壊しないようになってたと言えばなってたな…いやあああ一生忘れられない「HEY JOE」が聴けました(笑)
ゴセッキー
そうだー、フロアとステージ上、両方経験したプレイヤーなんだよねゴセッキー…(涙)
そして主幹・菊地さん
解散ではなく活動終了。うん、そうですね。またフロアで会いたいです。

おつかれさまでした、いい景色を見せてくれて有難う。

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■松尾さん…
大丈夫か…ボロボロがデフォのひとではあるが、降板は珍しいな。演出の方は出来る状態なのかな…どちらにしろおだいじに……。
って、代役、成志!!頼んだぞー!!
と言ってもチケットとれてないんだけどね…当日券狙いです

■『CLEANSKINS / きれいな肌』ポストパフォーマンストーク
どんな内容だったか教えて頂いたのですが。
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Q:暗転に流れる曲には意味が?
A:(栗山氏)全くありません。シャン氏が好んで聞く音楽を流した。
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そうなのかヨー!弟が暴れ出した時にデスメタル調の曲がかかって、これがどうにも引っかかってたんだけど…あまりにベタ過ぎて笑えると言う意味で。しかし北欧メタルって言葉もあるし、土地柄宗教が深く絡んでたりするから何か由来があるのかも、だからこそこんなベタな選曲?と迄思い悩んでいたのに!深読みし過ぎた(笑)栗山さんてジャンボリーだね……