初日 最新 目次 MAIL HOME


I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME

2006年10月31日(火)
うおお

イシイくんの新譜、すごくいい!初期の音色に最近のDJの時のアッパーさ、リズム感が一緒にドン!と。うえええ、イシイくん聴き続けてきてよかったよーーー(泣)フロア寄りではあるけれどハードミニマルではない、ハウスでもない。90年代のテクノってどこから来たんだっけ?と遠い目になりますよ…でも懐古ではないし、後ろ向きでもない!
ベッドルームから始まった音。でも踊れます。それって外に出て行ったってことだよね。外で鳴らせばこんな音。そして朝になって、皆家に帰って行く。ひたすら前に進む。一緒に泣いたひと、一緒に笑ったひとたちのことを時々思い出す。
こういう前進のしかたもある!
それにしてもジャケットがいつもオモロいですね…。大マジなんだと思いますがこのひとのヴィジュアルセンスはようわからん…ファッションセンスもわからん…(笑)
でも音は大好きよー!
『SUNRISER』KEN ISHII



2006年10月29日(日)
あっ

TIFFで最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、観客賞を受賞した『リトル・ミス・サンシャイン』の監督ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファレスって……あー!!!

出品していたことを今日知った…すごいショック……み、観たかった……!!!

ふたりはスマパンの「TONIGHT, TONIGHT」「1979」やペッパーズの「BY THE WAY」「CALIFORNICATION」等のミュージックヴィデオディレクションを手掛けたコンビ。実生活でもパートナー。とっても好きなディレクター。「1979」のクリップは何度観ても泣いちゃうぜ!

作品集はこちら→Dayton/Faris fox searchlight (29 items)

あーーー何で気付かなかったんだろう。日本公開は決まっているので、とりあえずは観られるけど…あーでもでも(泣)

****************

■東京ガスのまわしもの
メルマガに登録していたら、火ぐまのパッチョグッズが貰えるクーポンが届いたよー。新宿のショウルームで交換してもらった。パッチョのストラップ〜!かわいい〜!青い〜!おしりがいやらしい〜!
しかし携帯不携帯なのでストラップを着けるところがありません。
今週から始まるガス展では、パッチョキャラ入りのコーヒーや紅茶、まな板シートが当たる抽選会もあるそうです。い、い゛く゛ーーー

■それにしても
最近火ぐまの動向が慌ただしい。ひそかな(?)人気を東京ガスさんが察知して、展開を考えてくれているのかしらん。だとしたら嬉しいよ〜

■ちなみに
パッチョムービーの第3話がアップされましたが、これの「サラリーマンのスガさん」がどうにもメイナに見えてしまいます。メイナはあそこ迄マッチョじゃないけど、なんか…ね……あの不思議な動きが………

■で、ショウルーム
思うツボでウチに導入出来る筈もない床暖房やミストサウナに入り浸り。ガス、いいね!(御されやすい)そして同じビルのコンランショップに行って買える筈もないテーブルや椅子を散々観て帰る

■レズナーさん
いろいろやる気!来年の欧州ツアー日程がアナウンスされました。春に新譜を出す気もあるらしい。新譜はまあ…ちゃんと出たらいいねと思うことにして(いや出たら嬉しいけど!出なくても遅い!とか言わないから!)ツアーの方は日本にも来てほしいよう

■最近聴いてるの
アギレラの前のアルバム。新譜まだ聴いてないけど、どうかなー。シングルは好きだった。アメリカのディーヴァたんは沢山いてようわからんが、このひととジェイローは好きだなあ。
あと捏造と贋作、コンヴァージ、イースタンユース。あ、そだ『キャッチボール屋』のサントラ出てるんだよね!聴く!



2006年10月28日(土)
やっと観れたー+小ネタ

MEGASTAR-II cosmos@日本科学未来館

相変わらず人気のようで、12時過ぎに行ってももう16時の回しかなかったですよ。整理券貰って、お昼食べて、館内探索。お昼は館内レストランのコロケットってのを食べてみた。文字通りロケットの形をしたコロッケですがな。スペースシャトルみたいなずんぐりくんでした。

実は前回来た時、なんつーかすんごいいやなグルーヴが漂っていてですね…インストラクターもやる気がないし、つまらなそうに仕事してるし、その中のひとりなんか「皆見ても解らないくせに、何で見に来るんでしょうね」なんて言うんだもん。大層ムカーと来たんですよね…おまっ、解らないことを知りたいから来るんだろーがあああ!そんでそれを解りやすく伝えるのがあんたらの仕事だろうがあああ!と。この施設大丈夫なのかしらんと思ったんです。

が、今回はいいグルーヴでしたよ!積極的に、でも押し付けがましくなく説明してくれるし、研修員らしかったひとに正解を訊いたら解らなくて、そしたら知ってる上司?に訊いてちゃんと「さっきのはこういうことでしたよ!」とまた教えに来てくれたし。アシモやアイボもデモンストレーションの方法が変わっていて、面白く観られるようになっていました。よかったのう。

メガスターIIは星が見え過ぎでした(笑)ひとの肉眼で見える星は大体6000個のところ、メガスターは500万個の恒星を投影します。もう降るなんてもんじゃない!ドームの天井いっぱいに星がー!ハラカミくんの音楽も、原田さんのナレーションも気持ちがいいー。気持ちが良過ぎてちょっと寝た(笑)いやそれくらいすうーっと染み込みましてねえ。

ショップで宇宙食を買って帰ってきました。ロールケーキとエビグラタン。怖くてまだ食べてない(笑)

****************

■フーファイ@東京厚生年金会館
アコースティックセット。やばい、他の舞台のチケットとってる。舞台は他の日もあるから何とか変更出来ないかな…(汗)

■『せりふの時代』
篠井さんが新連載、感激したこととして『MYTH』でのスズカツさんの演出をする時の姿勢、態度、等について。確かにこの演出術って、すごく勇気のいるやり方ですよね…バレーのセッターみたい。「負けたら全部、自分のせい。勝っても目立たない。でも、それを分かってやるのがこの仕事。楽しいですよ」と言っていたのは以前富士フイルムにいたセッターさん

■『LOOK at STAR!』
アツヒロくんの連載ゲストがにゃきゃやまさん、『MYTH』の話をしてる。またの共演、あればいいな

■『Top Stage』
『トーチソング・トリロジー』篠井さん、さとしさん、長谷川さんの対談

■朝日新聞夕刊
『白野』劇評

■ダイワハウスCM
新井くんが出てる(笑)共演は香川照之さん

■東京ガス『ガス展』CM
ぱ、パッチョが出てる!ふぎゃーかわいい!

■クリス@ASが
事故ったとか。大きなケガはなかったそうですが危ない…気をつけておくれよ!(泣)



2006年10月27日(金)
TIFF『M』の筈が

仕事が終わらずふふふふふん(泣)待ちの間に結局ティーチインの出席者誰になったのんと公式サイトを見ていたら、おーもりくんが決まってた…ちょ、待てえええ!!!

上映時間が110分なので、20:10くらいに着けばティーチインだけでも参加出来るんじゃない?いやいやでも上映後のティーチインてことは、作品内容に触れまくるぞきっと。観てないのにネタバレ全開ってのもどうなの。

とぐるぐる考え乍ら仕事をする。そしたら結局20:10にすら間に合わないことになる(笑)

しかし渡すものとかいろいろあったので、そして呑み会には出たかったので(笑)六本木には行く。おーもりくんは見れなかったが、マネジャーの南場さんは見れた。ラッキーなのか?そして今作品の音楽を手掛けたオオヤくんも見れた。久々にお会い出来たひともいて和む。

そして麻布十番の韓国焼肉屋さんでごはんだよーい。うまー。その場で結局ネタバレを沢山聞く(笑)いやでも面白そうですね…かなりヘヴィーそうですが。ジェンヌが「『ゆれる』よりもいい!」と言っていたので気になるっちゅうねん。でも何でそこで『ゆれる』が出てくるのん。観れば解るかな。おーもりくん曰く「この作品は公開されたらスパークする」そうですよ!期待大ではないですか。しかしその「スパーク」の使い方はどうなのか(笑)

一般公開はいつになるかな。

あーしかし今年のTIFF、1本も観れなかった。ガクリ。



2006年10月22日(日)
あおもり 2日目

古牧温泉→寺山修司記念館→八食センター→八戸駅→東京駅

おせわになりましたー!たのしかった!

****************

えーと9時過ぎに起きたかな、MIOさん家にお邪魔です。甥っ子ちゃんには不審がられ(朝起きて知らないひとがいたらそら怪しむだろうよ)姪っ子ちゃんにはにこーっとされ。かわゆい。甥っ子ちゃんは後でおもちゃを見せてくれたので、多少は馴染んでくれたのかしらん。一緒にピーターラビット(こねこのトムとジマイマ)のビデオを観たりする。甥っ子ちゃんのビールはファンタのことらしい。

■古牧温泉
サウナと水風呂の楽しみ方が解った!うえー面白いように汗が出るよー!ああいいな温泉…いやー若い頃の旅行って宿泊環境はどーでもよくてとにかく安いとこ!寝れればいい!て感じだったが歳とると温泉が!とか食事が!てなるねーと話す。ああいいな温泉(復唱)
基地の町なので、外国のひともちらほら。午前中でひと少なめの時間帯だったので、滝が流れてなくてちょっと残念。

■三沢市寺山修司記念館
怪しい外観の建物からしてもー寺山!て感じです。曇天、肌を切るような風、くすんだ光の中にぽつんと建っている。
展示室はふたつでしたが中身は濃い。寺山さんが好んで使ったモチーフである机の引き出しに、数々の展示品が潜んでいる。宣美、劇評、“事件”としての新聞記事。座ると映像が机上に映し出されたり、音声が流れ出したり。そんな机が20…いや、もっとあったかな。ひとつひとつ観て行ったら結構な時間がかかります。博物館にいるってことを忘れかけた。ハマる。
麿パパ朗読の紙芝居もあった。麿さんて、状況劇場にも天井桟敷にも出てるんだっけ?当時のことはよく知らないけど、結構敵対してましたよねこの2劇団…それがまた見せ物になっていたのかも知れないけど。両方に関わってる麿さんって凄いですね…。スタッフには結構いるようですが。飴屋さんも状況劇場の音響がスタートだったんですよね。
関連書籍も沢山ありました。演劇関連が主でしたがいちばん喰い付いたのは『あしたのジョー』(笑)延々読んでしまう。久々に「ねじりん棒」のとこを読んで一気にロウになる。そして!誰か最終巻持ってっただろう!コラーッ!!!返せよ!!!真っ白の灰が読めなかったじゃないか!!!(泣)

■八食センター
八戸食品センターの略?築地みたいなところ。七厘を貸し出してくれる好き勝手広場 七厘村(笑)ってのがあって、買った食材をその場で焼いて食べられるようになっていた。しかし夕方だったのでもう閉まるところだった。土地柄海産物が充実!見てまわるだけでも楽しい。おみやげ買ったりごはんを食べたり。MIOさんのご家族にとてもよくして頂きました、有難うございます!

列車の中でコーヒーのもーと思っていたが、席に着くなり寝る。起きたら大宮。早っ。おつかれさまでしたー。

帰宅したら鈴木志保さんの『END&』が届いていた。そういえば鈴木さんも青森出身なんですよね。



2006年10月21日(土)
あおもり 1日目

羽田空港→青森空港→青森県立美術館『縄文と現代』+常設展→弘前イトーヨーカドー『ならねぷた』→吉井酒造煉瓦倉庫『YOSHITOMO NARA+graf「A to Z」』→弘前Mag-Net『Z-Night 鳴る!』→びっくりドンキー→仮眠2回→三沢

いやあ、事故らなくて本当によかったです。

****************

MIOさんの実家が三沢で「案内出来るよ〜」と言われておりどうしよっかなーと迷っていたところ、ジェイムズ&ニッキーの来日公演が中止になって勢いが付いた。払い戻し金を全部つっこみましたわよ。と言う訳で行って参りました。

空港からレンタカー。当方無免許、運転は全部MIOさんです。すみませんすみません免許も資格も何も持っておりません。近頃のナビは賢いねー。とどうでもいいことに感心しつつぼさーとしていたら(ねおき)ウルトラセブンの標識が。ぎゃーなにあれ!なにあれ!県美まであと何km、の表示の横に成田亨さん画のセブンの顔が描いてあるのー!!!もう一気に目が覚めた。ちょっと!最高じゃないの!と言ってる間に今度はウルトラマンの標識が!!!はわーーー!!!ああ来てよかったよーいいとこだ青森!(評価の基準がそこか)

後で聞いたところによると、遺族の許可がやっと降りたとのことで9月から使われ出したそうです→こちらに記事。ゼットンとかもいたのかー!

■青森県立美術館
青木淳さん設計の建物、すーごい綺麗。冬は絶景だろうな。外観も内装も真っ白!なので手入れは大変そうだなー。
・企画展『縄文と現代〜二つの時代をつなぐ「かたち」と「こころ」』
コーネリアスの『SENSUOUS』から5曲のヴィデオクリップを5.1chサラウンドシステムで視聴出来てラッキー。ヒットは岡本光博さんの作品。全部面白かった…こういうの大好きだ。トラロープでできたトラの前でひゃーひゃー騒いでいたら、見兼ねた係員さんが「これは触ってもいい作品ですよ」と教えてくれた。ここぞとばかりにべたべた触る。そして何度も戻って観ていたら「これはショップの方でストラップが売られていますよ」と迄教えてくれた。有難うございます…。エレベーターの作品も面白くて腹が立った(笑)
あと山口晃さんの『縄文式ドキッ!』がちょうかわいかった。
縄文式土器や当時の装飾品も沢山展示されていました。
ヤノベケンジさんのトらやんが火を吹くイヴェントもあったんだけど、時間が足りず断念。
荒木経惟さんの『青森ノ顔 縄文ノ顔』プロジェクト展示もありました。
・常設展『青森コンプレックス』
ダダの全身デザイン画があったよー格好いい!ああペンと水彩だけなのに何でこんなに格好いいのか。あおもり犬も観れたー。MIOさんに教えてもらった澤田教一さんの作品は迫力ものでした。

いやー濃かった。ガッツリ2時間半くらい観たけど網羅は出来なかった。美術館のカフェでお昼を食べて(津軽鶏とりんごのカレー。うまうまー)ショップで散財。ストラップは作品を再現したものではなかったので買いませんでした…あれがまんま小さくなってるものかと!教えてくれたのにごめんね係のひと。

弘前へ移動。途中ローソンで『ア・ラ・カルト』のチケットをとる。やっととれた…!今年はもうダメかも知れないと思ってた…第2回目からずっと行っている公演。17回目に行ける、嬉しい。

■弘前イトーヨーカドー
西地区ねぷた親交会のならねぷたが展示されていました。かわゆい。そしてここで『A to Z』の前売券を買うと駐車場が無料で使えるとのこと。車を停めて、さあ『A to Z』展だ!

■『YOSHITOMO NARA+graf「A to Z」』@吉井酒造煉瓦倉庫
混んでましたが場内整理が手際良く、落ち着いて観れました。2時間はかかったかな。作品鑑賞も快適に出来たんだけど、とにかく居心地がいい。木材の匂いもするし。日が落ちてくる時間帯で空気もひんやり、並んでる間も気持ちがよかった。
質量ともにすごかった。AからZ迄ある小屋も作品。そしてその空間でしか観られない展示。ああ、これはここでしかやれないな…と言うか、他の場所で観たらそれはまた違う作品だな。来て本当によかった。
grafと組み始めてからの奈良さんって…なんか…すごい……。いやこれ迄もすごかったけど。ずっとひとりで描いてきたひとが、沢山のひとたちと何かをやるって、すごいエネルギーがいると思う。意志伝達だけでもへとへとになるんじゃないかと。それでも描く時は絶対的にひとりな訳で。そのバランスってどうやってとるんだろう。
そして身体丈夫系だよねと話す。ちなみにスズカツさんと同じ歳です、奈良さん(笑)
奈良さんのブログに「見落としがちなところ」が書いてあったので、そこも忘れずチェック。こいぬがかわいかったよー。あらゆるところに作品が潜んでいるので、小屋の裏にまわってうろうろする、とか角度を変えて凝視する、とかかなり挙動不振になってました(笑)穴があると必ず覗くとか。木目もいちいち覗いた(笑)
ゲストアーティストの作品もガッツリ。川内さんの写真よかったなあ。
そしてZの小屋が八角形だったので「スタジオ八角形ー!」と喜ぶブンブンバカ。正式名称はニュー八角堂でした。
外にこねこ(本物)が3匹。たぬきみたいなのが2匹と、しましまが1匹。ぎょへーかわいい。居着いているらしい。すごいひとなつっこい。ひとは皆餌をくれるものと思っている様子。餌を持ってなかったらすぐ見切りをつける(笑)こどもらに捕まってました。おばさまが「誰かひきとってくれないかしら!」と言っていた。明日でここの展示は終了。どうなるのかな。

17時過ぎに会場を出るともう暗い。流石日が暮れるのが早い。そして寒い!あったかいものが食べたいー!と移動、びっくりドンキーを見掛けて大喜び。入ろうとすると隣にかわいいイタリアンのお店が。せっかくだし、とこっちに入ったら当たりでした。ビバいきあたりばったり、うまー!クラムチャウダーがしみた…前菜もりあわせもサーモンとほうれんそうのパスタもおいしかった〜。ひとりで全部をやっていて大変そうでした。とても感じのいい方でした。バイト募集してた、誰か行ってやって!
ここだった→en cerisier アン セリジェ

■『Z-Night 鳴る!』@弘前Mag-Net
いやー、するする前に行けて最前で観てしまいました。はしっこだとひとも降ってこないですよ。
・M.A.G.O.
初見。ヴォーカル&ギター(スチールだったかな?)とリズムマシーンの女の子ふたりユニット。いやーこれよかったなあ。演奏は時々たどたどしかったけど、構成が面白いし、身軽だし、ナイスキャラ(笑)ふたりともヴォーカルをとるんですが、tomioさんは初期の矢野顕子さんの声に似てるなあと思った。そしてHA*さんがふぁーふぁさんに似てる…ファッションと言い喋りと言い雰囲気と言い。と思っていたらMIOさんが「ふぁーふぁさんに…」。や、やっぱり!?(笑)今度ふぁーふぁさんに会ったら中森明菜のモノマネをやってもらおう。絶対似てる筈(笑)
・eastern youth
やっと観れたー!ああ長かったよ。予想通り、いや予想以上にすごかった。心構えをしてたんだけどすっかり持ってかれました。常々どるさんが言ってたことがよく解りました…素晴らしい!
-----
セットリスト
01. 街はふるさと
02. 踵鳴る
03. 片道切符の歌
04. いずこへ
05. 雨曝しなら濡れるがいいさ
06. 矯正視力〇・六
07. すばらしい世界
08. 裸足で行かざるを得ない
09. 荒野に針路を取れ
en01
10. 夜明けの歌
en02.
11. 夏の日の午後
-----
ホントはアンコール1回だったんだけど、客がねばって引っ張り出しました。吉野さんに「殺す気か!」「イースタンユースってバンド名だけどもう若くないんですよ…」と言われた(笑)何やろうかとちょっと考えて、「冬だけど」と「夏の日の午後」をやってくれました。最後はもうふらふらで、生まれたての仔馬のようになってらした。有難うございました…風邪ひかなかったかなー。
ベースアンプのど真ん前だったので、あの素晴らしい歌詞がちょっと聴き取りづらかったのが残念。いやいやでも二宮さんのベースすごい格好よかったです。そしてタモリさんのドラムがかなり好みだった。トコトコ鳴るのに重いの。
近くにいたスタッフ(バンド側かライヴハウス側か不明)の男のコが、吉野さんのお話に笑ったり一緒に唄ってたのが微笑ましかったなー。唄いながら降ってくるひとをテキパキとさばいてるの(笑)仕事はしっかりやってる、えらい。愛されてるバンドだなあ。
そして隣の女のコが「前から思ってたんだけど、吉野さんってさあ…棟方志功に似てない?」と言っていた。そ、そうなの?
今の私にはスズカツさんに見えます(笑)両方分かるひとには分かる。
・奈良さん
DJ。かなりヨッパ状態で楽しい話をいろいろしてくれた。選曲もナイス!翌日が最終日だったのでしみじみしてました。
ああいいイヴェントだったよ…来てよかったよ…終了1時過ぎ。

■びっくりドンキー
あまりの寒さにちょっとお茶しよう!と入る。ああここも観光さ!入るのが夢だったのさ!近所にないんだもん…やっと入れたよー!ホントにびっくりドンキーて名前なのね…感動した……。「ド」のてんてん部分が「!!」だったよー!びっくりー!

そして三沢へ移動。約3時間。外灯がありません!真っ暗です!対向車がいません!ひとがいません!くまが出そうです。てか妖怪が出そうです。天狗とか。MIOさん曰く「神隠しに遭いそうだよ…」。こーわーいー!と言いつつ喜んだり。しかしふたりとも前日1時間程しか寝てなかったのでいい加減気力がもちません。眠いです。危険です。1回路肩に停めて仮眠。いやホントここ天狗出そうだったよ…でも恐怖より眠さが勝ちましたね……。しかし流石にちょっとビビったので2度目の仮眠はサークルKの駐車場。お邪魔しました。

明け方5時に三沢着。ねるー!



2006年10月20日(金)
SPARKS LIVE IN JAPAN 2006

SPARKS LIVE IN JAPAN 2006@Shibuya O-EAST

個人規模で招聘してしまった岸野雄一さんの実行力!ありがたやありがたや。チケットがポストカードなのもかわいい。ポストカードに書かれている注意書きにも細やかな心配りが!前で観たいひとは開場時間より早めに来てねとか長丁場なので遠くから来たひとは終電の時間に注意してねとか。てづくりな感じがいいー。大変だったろうな、おつかれさまです!

まーそしたらいろいろありまして終了23:45。もうおらつかれただ。ごはんたべるひまなかった。おなかがすいた。でも楽しかったよう!メニューは以下。

-----
DJ:ジム・オルーク+五木田智央=「天使と恍惚」
捏造と贋作
SPANK HAPPY featuring 野宮真貴
SPARKS 第一部「HELLO YOUNG LOVERS SHOW」
SPARKS 第二部「SPARKS PLAYS SPARKS」
-----

えー来週書きます。いやもーかわいーわインチキだわ音楽大好きだわ。たまらん。

****************

それではちょっくら青森に行ってきまっす。今寝たら起きれない気がする(3時間後に出発)。どうしよう。おなかがすいた(復唱)

-----

あおもり行ったらもう忘れてきたんで(おい)サさんと話したこと。

カ●いやー遅刻した
サ●私も
カ●でもかなり開場遅れたみたい。19時過ぎに着いたらまだ外にひと溢れてて。ちょっと段取りも悪くて、整理番号の呼び出しが聞こえなくて
サ●そうそう、一般と先行の入り順とか、ややこしいことになってたみたい
カ●開演も1時間くらい遅れたから、終わるのも遅いだろね
サ●最近EASTに来ると、必ず午前さまだよ(笑)DCPRGといい
カ●入場したら岸野さんがいて、ものっそい恐縮して「本当にお待たせしました、すみません」て言われたよ…ちっちゃーくなってた。なんか泣きそうになってたよ。大丈夫か
サ●社長…(笑)
カ●そういえば京都公演(P-HOUR)にはWATTS TOWERS出るんだよね。岸野さんもだけど、ジョン(犬)も出るよ
サ●え、いいな!ジョン(犬)また観たいよ!
カ●ヒゲの未亡人もまた観たい
サ●あれ面白かったなあ、NESTで体育座りをして観るヒゲの未亡人
カ●今思えばあのイヴェント、何だったんだろう…ジョン(犬)はまだしも、ガスタンクのひとも出てたよね
サ●そして何で行ったんだっけか(笑)
カ●パール兄弟が出てたんじゃなかったっけか

■捏造と贋作
カ●さっき巻上さん見掛けたけど、巻上さんも上野さんも見た目の印象がずっと変わらない
サ●老けないよねー!
カ●ファッションも不変つうか、普遍つうか。スーツじゃない上野さん観たことないかも知れん
サ●増井くんもあんまり変わらないね
カ●ブラボーはちょっと丸くなったかな、顔が(笑)でも久々に聴けて嬉しかったー
サ●しんごも歳はとったけど、あのはっちゃけっぷりは変わらない
カ●しかしこれ、メンツも増えたけど初期はどんな感じだったんだろう?聴きたかったなあ
サ●ホーンは入ってなかったよね
カ●最初は上野さんとしんごさんだけじゃなかったけか

カ●あ、岸野さんが転換の手伝いしてる…
サ●ホントだ(笑)ものっそい働いてる……

■SPANK HAPPY
カ●フィジカル!(大笑)
サ●フィジカルからほど遠いふたりが!
カ●オリビア・ニュートン・ジョン!!!
サ●オリビア☆ニュー☆トン☆ジョン!!!
カ●そりゃホッピーのバンドじゃー!
サ●しっかし格好よかったな〜バックトラック
カ●トゥイギートゥイギーのリアレンジも!うわーこれっきりなのか!
サ●勿体ない!
カ●勿体ない!
サ●音源出せばいいのに!
カ●1回きりなんて!
サ●それにしても菊地さんはいっつもうきうきしてるよね
カ●(笑)台風が来るとテンション上がるタチ
サ●ギャグは言う前に自分で笑っちゃうタチ
カ●そしてヴォーギングと言うものを久々に見た
サ●(爆笑)生ヴォーギング!そういやSPANK HAPPY、前回観たのってヴォーカルが原さんの時だ(笑)
カ●私もだよ(笑)これで終了とはねえ…
サ●これっきりは勿体ないねー

カ●岸野さんが走り回ってる…
サ●社長…観る暇あるのか……

■SPARKS
カ●ロンが〜、嶋田久作さんに見えた〜
サ●M.M.M.の頃でしょ
カ●そそ、マッドプロフェッサー!SKIN!
サ●私はもすけさんに見えたよ…
カ●(爆笑)いや〜かわいかったね、お茶目!
サ●スクリーンと同期で演技するとことか、かわいい!
カ●ボクシングするとことかねー。ロボ動きだし
サ●転換で楽器の位置変える時、隅にぽつんと立って待ってるの
カ●見えた見えた(笑)ちょっと猫背
サ●ラッセルすごいなあの動き。若いよ〜いくつだ?だってスパークスがもう35周年でしょ?
カ●やんちゃだ。てか、1部も2部も疲れが見えませんよ…
サ●すごいね!
カ●声も出てたねーファルセットも綺麗。表情もくるくる変わってかわいいな
サ●ロンが無表情だから尚更ね。でも挨拶する時その顔がちょっと崩れてかわいかったな
カ●そそ、微笑ましい〜
サ●それにしてもなんつうか、この、インチキな感じがまたいいよね…
カ●インチキを全力でやるっつうか。好きだなあ、こういうの。うさんくさくて
サ●映像もいやに凝らないところがいい。いや凝ってるんだけど、やり過ぎない感じで
カ●切り張り紙芝居みたいなね。かわいいなー
サ●キャミが投げ込まれるとこもうさんくさかったな!(笑)
カ●ははははは!そういうリアクションがまたな!ポケットにしまってたね、ラッセル(笑)
サ●しかし遅れに遅れたから、最後迄観られなかったひと結構いたんじゃないかな
カ●だね。2部(グレイテストヒッツめじろおし)を楽しみにしてたひとも多かったろうし
サ●金曜日で、会社勤め人には優しかったけどね
カ●パイナップル〜♪
サ●ナンバーワンインへヴン〜♪
カ●キラッキラしてるなー!ディスコー!
サ●フィジカルと言い、今は何年だ
カ●リアルタイムで聴けてはいないんだけど、今思うとどうやって音作ってたのん?MIDIとか打ち込みとかなかった頃だよね?
サ●ダビングに次ぐダビング?いやでも音色とかどうやって…
カ●すごいな〜
サ●新譜の曲もよかったね!
カ●天使と恍惚の選曲もツボだった!

ああ面白かったよ〜。



2006年10月17日(火)
『白野』楽日

家を出て、駅に着いて、ホームに入ったらMIOさんがいた。ビックリするわ!仕事に行く途中だったらしい。ちなみに沿線は全然違います。何故遭う!(笑)

****************

『白野』@theatre PUPA

初日の緊張感も心地よかったですが、楽日ならではのこなれ具合と観客のレスポンスを楽しむことが出来ました。笑い声も多数。「オガタッ!」の“大向うからの声”も飛びました。

初日の感想に書かなかった具体的なことなど。

ピューパはコクーンの舞台上につくられている劇場です。上手側にほぼ正方形の舞台を45度の角度で配置、下手側に桟敷席、その後ろを囲む形で椅子席。椅子席の上手側(笑・ややこしいな!)奥にはそのままコクーンの観客席が。桟敷席から観るそこは…意外と小さい。キャパ700でそれなりの大きさなのですが、奥行きがあまりないように感じられました。だからどの位置からでも(正面であれば)観やすいんだなあこの劇場。奥行きがない分座席の段差を大きくとってあるんだろうな。そう言えばここ、比較的新しい劇場な割に席間が狭いよね。

小道具は3サイズのネストテーブル(大中小がマトリョーシカのようにひとところに収まるようになっている)、文机と椅子2脚。椅子は3場で白野と千種が会話するシーンにのみ運び込まれます。文机は場ごとの区切りに緒方さんが喉を潤し、台本を開いてナレーションを入れるポイントで使われます。いちばん活躍するのがネストテーブル。オランダ製だそうなのですが、非常に和な趣。シーンによって緒方さん自身がこれをバラバラに配置したり、重ねたりするのですが、これがみるみる姿を変える。呑み屋のテーブルと椅子、来栖が千種のもとへ行く時の踏み台、などなど。

緒方さんが持っている杖もそうでした。血気盛んな殺陣を披露する時は刀、終盤、自分の命の終わりを知りつつ千種のもとへ出向く時は杖。背景には白無地の屏風、そして「月」の垂幕。そこに最低限の効果音(鐘の音、物売りの声)と、手動じゃないかな、繊細に明度を変える照明。潔い迄に削ぎ落とされています。なのにこれだけ風景が変えられる。感動。

杖と言えば、緒方さんが杖をバン!と床に打ったタイミングでチェロの演奏が入ってすごく格好いいシーンがあった。鳥肌たったー!ここらへんのリズム感は演出なんだろうか。『胎内』の時にも、明転した途端シーンの空気ががらっと変わるところがあって印象に残ったんだよなあ。

下手側出入り口に配されたカーテンがまた効果的でした。開閉のスピードや音で、舞台上に見えない人物を招き入れます。激しく鋭く開いた時には朱雀隊士の荒くれ者たちが、静かにゆったり開いた時には千種が。

それにしても緒方さん、かわいかった…(失礼)。髪の色も相俟って、銀狐みたいでした。千種に告白する前うきうきしちゃってる姿がもーうきーかわいー!『復讐するは我にあり』と同じひととは思えん!臨終間際の白野がぽつぽつ話す終盤、劇場外を走る救急車のサイレンがちょっと聴こえてしまったんだけど、「あー白野を助けに来てくれたのかなー、助かればいいのに白野」と思った。ほろり。

余談。客層も老若男女さまざまだったのですが、桟敷席で正座をしているひとがちらほら。知人のお母さま(和装が普段着)が「正座の方が楽なのよ!」とよく言ってるが本当なんだな…。ちなみにこのお母さま、青山円形劇場の椅子席で正座しようとして、娘が慌てて止めてました(笑)

これからツアーです。お近くに来たら是非。



2006年10月16日(月)
だれー!

■『FLIGHT OF THE FLYNNS』KUNEK
これをすすめていたひとは誰ですかー!
誰かのブログで見たか、誰かと話したかなんだよ…ジャケ見て「あ、これあの時のだ」とふらふら買ってしまったが、「あの時」っていつ!それ誰!
思い出せない…。
気のせいかー!夢かー!
まだ聴いてません、つうか聴くのが怖くなってきた(笑)この頁にも説明載ってないし、どんなひとたちだかも分からないよ!怖いよー!

■『SONGS ABOUT FUCKING』BIG BLACK
そもそもこれを買いに行って、その隣に置いてあったんだよね……。これさえ買いに行かなければ!(災厄扱いか)
まあ災厄のようなアルバムですわね(笑)いやいやすぐ終わるよ…テープが余って困ったことを思い出したよ…格好いいなー!
最近ヒカシュー版「THE MODEL」をYouTubeで観たばかりだったので、カヴァー観の違いが面白く聴けました、今更ですが



2006年10月15日(日)
THE SHAMPOO HAT『津田沼』

THE SHAMPOO HAT『津田沼』@ザ・スズナリ

今年の赤堀祭りはこれで終了かな、次回の本公演は1年後!ええー!(泣)次は何で観られるのかなー!が、外部の仕事何かやって……。

10周年、20回目の公演でこんな話をしますか…あーイラッとするー!あーおかしいー!ホント腹立つわ…好きだわ……。

野中さんが出オチのようになっていた(笑)30半ばのおっさん達が高校生を演じる訳ですよ、もうそれだけでもオモロいわ。そんでダメなやつばっかりなのなー!台詞にもあったが、精子臭いと言うより靴下臭いよ…ガキばっかだしな…ダメ過ぎる……そんで10年前の設定だけど、その10年前は現在から、ではなくて、赤堀さんの高校生時代を反映したものでは。その短ラン!そのムース!その読んでるマンガ!微妙にズレが!

ダメなひとがたまる部屋。10年後にはその中のひとりが死んでいる。それは事故としか語られない。理由は分からない。ひとりはこどもが生まれそう。ひとりはこどもを産みそう。ひとりは東京に出ている。どうなったか分からないひともいる。丸投げの事柄が山積み。語られないことは沢山ある。観る側は、それに思いを馳せる。無駄なことかも知れないが、案外それはホッとする。勿論その間には、もんのすごく深い悲しみと、そうでもない淡々とした日常が続いている。

それでもあの時ひとを殺せなかったのはダメ人間だったからだし、ふたりのこどもが生まれそうなのはひとりのダメ人間が泣いてネコパンチをしたからだし、まあいいこともあるじゃないの。ただ、それは一触即発で、運もある。多分それは今もそうだ。ちょっとしたことで反対側に転ぶ。あの金属音はただの時計の音だったけれど、幻聴に成り得たかも知れない。

でもこっち側に持って行くのが赤堀さんなんだなと思った。うーん、やっぱりすごいな。

しかしその当人は、ジャスコで¥980で買ったブラをして怒っているひとの役でした。もう、アホです。最高です。

そしてこんないやでいい話なのに、いちばん印象に残ったのは「三田村邦彦」なのでした。最低です。

いや、あのね。照明も音響も美術も役者さんも皆いいのですよ。何か赤堀さんのことばっか書いてますけど。ほんと。いい舞台です。祝・10周年。

****************

■ゲット
エルロイの新刊!いきなり文庫で出ててビックリよ〜。
これ、知ってるだけでも周囲で5人は買ってる(笑)

■帰りの電車で
『白野』のプログラム読んでるひとがいてニヤニヤ。ガン見した



2006年10月14日(土)
緒形拳ひとり舞台『白野』初日+小ネタ

緒形拳ひとり舞台『白野』@theatre PUPA

あぶない、昨日迄これ来月の上演だと思ってた…気付いてよかった……。

シアターコクーン(繭)の中に特設されたシアターピューパ(蛹)。前回上演された『ゴドー〜』は観ていないので、ピューパ初体験です。楽屋入口から入場、コクーンの舞台上のみを使う仕様でした。椅子席はイントレ組んだその上、前方に桟敷席、すぐ近くに舞台。演者の息づかいも手にとるように感じられます。とても贅沢な空間でした。

『シラノ・ド・ベルジュラック』の翻案作品です。初見。上演時間は1時間40分、休憩なし。生演奏でチェロが入ります。音楽だけでなく、効果音もところどころ演奏で表現します。

想像力を駆使した舞台。それは、観る側の想像力を総動員する楽しさもありますが、演じる側の想像力も存分に感じられる理想的なものでした。緒方さんは白野、来栖、千種の3役を演じます。外見上は全く同じです。メイク替えも衣裳替えもありません。それでも、白野の大きな鼻が、来栖の美貌、千種の恋心がハードな程に伝わる。見える、と言ってもいい。そこには間違いなく、その3人がいました。

複数人の会話の場面では、ひとりで両方の台詞を語るのですが、当たり前のように今どちらが語っているかが伝わる。何の違和感もなく。あまりにさりげなく進めているが、これが出来るのはすごいことだ。

そして最後の決め台詞。至極シンプル、そしてまっすぐな言葉で、ペラいひとが口にしたら失笑されてしまいそうなものです。それが実に感動的に響く。静かな静かなラストシーン。観客のすすり泣きが響いていました。

ひたすら“見る”ことが自分の演出、とスズカツさんはことあるごとに話します。彫刻型の演出家ともよく言われます。演出家が場を提供し、その場で演者が存分に自分のやりたいようにやるこのやり方は、「ひとのせいには出来ない」徹底した個人主義の、プロフェッショナルだからこそが出来る贅沢な創造の場です。責任は全部自分に返ってくる。しかし、それがうまく噛み合った時のマジックは、本当にその時その場にしか現れない、舞台にしかない醍醐味だと思います。

圧倒的な舞台です。もう一度観られるのが今から楽しみ。

****************

■ゲット
『トーチソングトリロジー』『哀しい予感』『禿禿祭』の本チラ。『禿禿祭』の裏に『写楽考』の情報も載っています。
『トーチソング〜』『哀しい予感』の宣美いい!

■た、たすかった
TOOL決まった!
-----
2/8(木)Zepp Osaka
2/9(金)Zepp Tokyo
2/12(休)横浜BLITZ
2/14(水)名古屋ダイアモンドホール
-----
ホントに2月だった…そして15日じゃなかった…しかし1日か!確保出来るかな〜。あ、でも横浜でもやるのか!

■パール兄弟のとこに
セットリスト追加しておきました

■『TITLE』2006.11.
きたはらさんよりお知らせ頂きました、有難うございます!
文芸映画特集で『上海の伯爵夫人』がとりあげられており、ファインズさんと真田さんの対談が掲載されています!濃い!面白い!意外と日本映画を結構ご覧になっているようでニヤニヤ。
『ブラック・ダリア』の頁も濃い!滝本さんが言いたい放題です(笑)いいぞいいぞ。『カポーティ』も楽しみだよ…多分ヘコむだろうけどな〜



2006年10月11日(水)
『ROCK OF AGES 2006 ―20/30 Anniversaryにようこそ!』+小ネタ

■あ〜
これ行きたいこれ。でも北海道。
『世界の大フクロウ展2006』

■あ〜!
復習。
『オリビエ・ゴンドリーと歩く浅草の一日』
ショートフィルムとミュージックヴィデオに関しての見解が面白い。確かに何度も観られる…そしてそれはソフト化に繋がりやすい。ショートフィルムって、単館で数回上映された後行方不明になるもの多いもんね。考えさせられました。
お兄さん主演弟監督、の作品楽しみだな

■あ〜ああああ〜ああああ〜
FOUR ENCLOSED WALLS(ひとりウケ)

■その後
北村くんも水野さんも男前。観客はそんな男前ふたりの仕事を観ていくだけですよ!
あーそれに比べてひとの携帯の画像を売買する輩には…ホントに呆れるよ。怖い世の中だよ。
しかし新感線の公演中だったら、北村くんいじられただろうねー(わらいばなしで終わらせたい。いやホントは全然わらえないけど)

****************

『ROCK OF AGES 2006 ―20/30 Anniversaryにようこそ!』@新宿LOFT

-----
セットリスト
01. 明日はたぶん大丈夫
02. 世界は僕を殴りにくる
03. スパム天国
04. ようこそひとりぼっち
05. ダークサイドについてきて(feat. 牧野由依)
06. 往復ビンタ
07. TRON岬
08. 青いキングダム
09. 六本木島
10. メカニックやくざ(feat. 岡田徹)
11. 江戸時代の恋人たち(feat. 岡田徹)
12. 女ともだち(feat. 野宮真貴、岡田徹)
13. トゥイギー・トゥイギー(feat. 野宮真貴)
14. HAPPY SAD(feat. 野宮真貴)
15. 君に崩えホえ
16. ゴム男
17. 世界はGO NEXT
18. 快楽の季節(feat. 岡田徹、野宮真貴、林家彦いち、牧野由依)
encore
19. 焼きソバ老人
20. ○。○○○娘
encore2
21. バカヤロウは愛の言葉
-----

パール兄弟が20周年で、ムーンライダーズが30周年。で、野宮真貴ちゃんが25周年。林家彦いちさんは何周年?

フロントアクトが彦いちさん。遅刻したので15分程しか聴けなかったけど面白かった。8月のクロコダイルでは読経、今回は落語。ライヴハウスで聴ける機会はなかなかないですね(笑)いいもん観た。

彦いちさんはパール兄弟の時もゲストで出てきて、「快楽の季節」の間奏中に小咄を2つ披露してくれました。言葉の乗せ方が流石に巧い。そこらのラッパーより全然格好よかった。この時は和装からジャージに着替えていたのですが、坊主だし、何だかかわなべさんに似てた(笑)面白い話するのに目が笑ってないところもね!

対バン形式かと思っていたらゲストを数曲参加、の進行で、思ったより早くパール兄弟が始まりました。岡田徹さん、野宮さんそれぞれ2〜3曲。野宮さんのデビュー曲「女ともだち」を聴けたのは貴重だったなー。「トゥイギー・トゥイギー」「ハッピー・サッド」もやりました。バカうまのバッキングで聴くとたまらんですよ。

バカうまなのはいつものことなのだが、いた場所のせいか音のバランスが悪くて終始バラッと聴こえたのは残念。それでもバカうまですけどね。今回はサポートにKey.の松本圭司さんが入っており、「TRON岬」等ハモンドぽい音が入ってる曲がうまく再現されていて嬉しかったなー。

そしてやはり「六本木島」がいちばん好きなんだなと思った…自分が。変なタイトルだけど。この曲がいちばん好きだな。詞も曲もアレンジも演奏も。帰れなくなったヤケクソ感がこんなふうにせつない歌になってる。

ある意味「最後の曲」なんだけど。窪田さんが参加する最後のアルバム(当時)に入っていて。今こうやってまた一緒にやれてて、またこの曲が聴けるのは嬉しいな。

そういえば先日手術をしたと言う窪田さんはちょっと具合が悪そうだった。水の入ったボトルを何度も額やこめかみにあてていたので、熱でもあったのかな。しかし立奏だったよ!この前迄すぐ座って演奏するから「くぼたさんもおじいちゃんになって…」なんて言っていたけど、今思うとあれって体調が悪かったからなのかな…と……。これからも身体には気をつけてね。



2006年10月09日(月)
『KEIN TITELWETTKAMPF』+α

■あ〜
家にふくろうがいればいいのに〜

■あ〜
なんであらいぐまのしっぽはしましまなのか〜

■連休中
2回もパッチョ電車に乗れてニヤニヤ

■ソナーのとこに
ブンブンのセットリスト追記しておきました

■北村くんの件
酷いよ…紛失した携帯からの画像を掲載するなんて。これ、犯罪じゃないの?何でそういうこと平気で出来るんだろう。気分悪い。ああ、腹が立つ

****************

『KEIN TITELWETTKAMPF』@O-EAST

腰痛肩こり幸子EXの話をしていて、会場に入ったのは19時くらい。水中、それは苦しいとDCPRGを観ました。水中〜は初見。ヴォーカル、クリアに唄うとバックホーンの山田さんに声が似てるねー。そんで曲がよいのです。でもどこ迄本気かわからんで面白かったです。

さてDCPRG。セットリストは2ちゃんから頂きました。

-----
セットリスト
01. PERFECT DAYS FOR JUNGLE CRUISE(ジャングルクルーズにうってつけの日)
02. 新曲
03. 新曲
04. PLAY MATE AT HANOI
05. 構造1(現代呪術の構造)
06. HEY JOE
07. HOA-KY(花旗)
Encore
08. RATED X/HONKY TONK(マイルス)
09. 構造4(寺院と天国の構造)
-----

んーハノイの前にもう1曲あったような…新曲の区切りがまだ把握出来ていません。19時から120〜150min、とのアナウンスだったのに始まったのは20時、序盤2曲で60min、終わったの23時(笑)いやしかしやはり長い方がいい、このひとらは。ソロももりだくさーん。研太さんと佐々木さんのソロ沢山聴けた!

3曲目、BPMも変わったような…。DCPRGの楽曲は基本同じBPMで(追記:1曲の中で、てことです。それぞれの曲のBPMは違います)、速度が変わったような気がしても実は二分音符のところを四分音符にしただけ、と言うフックがあったりするのですが、今回のはちゃんと速度を変えてたような気がしたなあ。やはり算数で、栗原さんのベースと菊地さんの指揮が頼りです。前回のO-EAST同様、大儀見さんが始まりと終わりの基準。

それにしても今回のHEY JOEはよかったなー!ホーンパート増量で、リズムセクションも結構変わっていたと思います。しかし…前回のテポドンといい今回の核実験といい、DCPRGがライヴをすると北も何かをすると言う嫌な偶然が…菊地さんも言っていたけど。次回は12月にUNITなんだけど、「覚悟してください」と言われましたよ。いやだよ。

で、新譜の話もちょろっとあったのですが、前回同様菊地さんはホラばっかり吹くので信用しねえぞ!5枚組とか!1枚がアルバムであとの4枚はゲームだとか!どれかにはジェイソンの朗読が入ってるとか!前回よりも話が大きくなってるよ。うっかり信じそうになるよ…いかんいかん。そして新しいアー写が…なんか…すごい出来らしく……「俺は4時間笑った。…あのねえ、(おかしすぎて)死ぬよ!」と言っていた。「本当はもう演奏じゃなくてアー写の話をしたいんだけど」と迄言っていた。そんで「アー写をかたどったクッキーを作ってるんで、物販で売る」そうです。あーはいはい。

演奏は大層格好よかったんですが、終わってみると「あ〜おかしかったね〜(菊地さんのしゃべりが)」って感想がまず出てしまいます。いかんよ。でもそれは菊地さんのせいだよ(笑)

どうでもいいがゴセッキーってハチクロのあの何でも似合っちゃうひとに似てるよな…誰だっけ、山崎さん?ファッションセンスが…いや山崎さんは着せられてるんだけどね…ゴセッキーは自分で選んでるんだよね…でも似合うんだよ。そんで髪型も似てきた。時々メガネをかけるんだけど、そうするとますます似る。

ああ全然ライヴの感想にならんかった。



2006年10月08日(日)
伝統芸能+映画+音楽

濃いハシゴだった。

『梅若研能会による紅葉能』@アミューたちかわ 大ホール
-----
能『羽衣 和合之舞』
狂言『痩松』
能『安達原 白頭』
-----
狂言とは別の、能の中に狂言が入る間狂言は初見。言葉遣いや所作のスピードが変わるので、場ががらっとかわって面白い。能はミニマル、狂言はブレイクビーツ(笑)
で、地謡はラテンだな!お囃子とか格好いいよ…鬼女と闘う場面で数珠をじゃらじゃらいわせて追っ払おうとするんだけど、その音がカバサの音に聴こえますよ!
クラシックも第何楽章だけって演奏会やるでしょう、能の派手な地謡だけを集めたライヴあればいいのに(根本的に見方が間違ってる自覚がある)

****************

『パビリオン山椒魚』@シネセゾン渋谷
反則だ、もう。監督もオダジョーも。でもストーリーはきちんとありました。破綻してるけどな!面白い破綻ならええねん。菊地さんのサントラもよかったよー。そんでその音楽の入れ方(タイミングとか)がまたよかった

****************

パンダレストランと言うところで(名前とパンダの絵につられて入った)ごはん食べつつクイーンズライチとスコーピオンズとウィンガーについての話を聞く。マイケル・モンローをはじめ、ここらへんのうっつくしーお兄さんがたは皆歳とるとおっさんではなくおばさんになる、と言う話をする。それもまたよしジェンダーフリーダム。

****************

『sonarsound tokyo 2006』@恵比寿ガーデンホール/ガーデンルーム

着いたらYUKIHIRO TAKAHASHI with Many Friends、2曲のみ聴けました。「CUE」をやった…!(泣)あああ、give me a cue, i think i've nearly found you!(すりこみ)今の編成のは初めて聴いた。やー、このヴァージョンもよかったな…ユーフォニウムが入っていて、暖かみのある音でした。高野さんがいた。ユキヒロさんでデトックスの後、ブンブンです。SONARSOUND EXCLUSIVE SETて言われたら無茶してでも行きますねんて。

えー、ベスト。私はそう思う。ぼくはそうおもう〜♪(チバ)と言うか、自分はこういうブンブンが好きなんだなあと確信が持てましたね…情が移ってるんで(バカだ…)具合悪い?調子いい?大丈夫かな?と心配が先に立って観ちゃうこともあるんだけど、今回はそれが皆無。40minのセットが80minに思える程濃密。踊り倒したんで視界の記憶があんまりありません…。

-----
セットリスト
01. MOMENT I COUNT
02. GENERATOR
03. DIG THE NEW BLEED
04. KICK IT OUT
05. DRESS LIKE AN ANGEL
-----

とりあえずメモ。

・ま・さ・に!SONARSOUND EXCLUSIVE SET
・全体的にフロア仕様に変えてきてました
・足し算もあったけど換骨奪胎の印象がより強かった
・キックでブレイクビーツをつくっていた
・それがドンベーにならないところがにゃかの節
・ドレス〜で4つうち強め
・手弾きのギターとベースの音を割合引っ込めていた
・よってエッジが丸くなっていた
・で、シーケンサーのベースラインとリズムを前に出していた
・そしたらすごいグルーヴが!
・グルーヴつうか、うねりが!
・音響もいい。耳に優しい
・てのは音が小さかったんではなく、えーとなんて言えばいいんだ、耳なじみがよかったの。そんで低音はきちんと身体に響くの
・あ、でもドレスのイントロはガッツリエッジが効いていた
・このバランスが見事だったな…
・ディグにダブミーのリフを足していた
・ダブミーやるかと思っておわー!と叫んでもうた
・で、このディグもこの前のツアーでやったロッキンなリフが後退していて(なくなってはいない。ちゃんとこのリフも鳴ってる)うねりがー
・川島さんの喉最後迄もったよ!
・やはり…やはりこの構成がいちばんよいのではと思った…
・と言うか、自分が好きなのはこれだなと
・川島さんの喉がもって、エッジではなくグルーヴでアゲて、となると
・最近のワンマン120minセットやフェスの60minで初見のひとももってく構成よりも、40minほどで殆ど曲間空けずにってのが…
・いやまあ、臨機応変ですけどね。どっちも好きにやれるのがいいんでないの…
・常に両方やれる環境があるといいね!
・あーそれにしても音だけで多幸感がぐわっと来たー
・なのにいろいろ考えちゃったな。楽しく考えたけどな

ブンブン終わりで帰ってきました。ALTERN8観たかったけどね…SENOR COCONUT and His Orchestra plays Yellow Magic Orchestraも、細野さんとユキヒロさんがヴォーカルって聞いててぎゃーとなってたけどね…明日DCPRGですねん…体力限界ですねん…。

他に思い出したらおいおい。

それにしてもガーデンホールはフロア以外のスペースがことごとくせまいので、あれだけひと入れて再入場ダメってのはかなりキツいですね…25時の時点で通路は寝てるひと多数で渋滞してました。そういえば今年はエレグラないんだろうね。



2006年10月07日(土)
小ネタ+『CREATIVE TREASURE BOX』

■おわわわわわ!!!!!
【速報】 ロック・ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」上演決定!
えっえっ演出がスズカツさんです!!!!!ぎゃーーーーー!!!!!
山本くんがヘドウィグてのは2日くらい前に知ってあひゃーと思ってはいたが、す、すずかつさんだったのね演出………しかも会場は新宿FACE。
ひー(白目)
狼狽しきってるのでとりあえず主な情報を。これ読んでおちつこう自分。
-----
会場・日程:新宿FACE 2007年2月15日(木)〜3月4日(日)<19公演>
作:ジョン・キャメロン・ミッチェル
作詞・作曲:スティーヴン・トラスク
上演台本・演出:鈴木勝秀
翻訳:北丸雄二
キャスト:山本耕史(ヘドウィグ)、中村中(イツァーク)他
-----
むむ、19公演…激戦になるか?そして翻訳者も変わりますね。イツァーク役に中村さん。これはどう化けるか判らないですが楽しみだ…。
上演台本も(ここポイント)スズカツさんです!三上版はデミセミの面々のバンド参加がありましたが、今回はどうなる!?
とりあえず2月に来るよと言ったTOOLは15日に公演すんのはやめてください(泣)他の来日組も15日は止めて!頼むよ!(エゴ)

■あ、そういえば
ポーグス、ヨタロウさんがいらしてました

■といえば
カースティ・マッコールさんは既に故人だとのこと。そうだったんですか…知らなかった。
2000年12月にボート事故で亡くなったそうです。もうライヴで聴けることはないんだね

■ええー
ブルートーンズも中止になっちゃったのね…

****************

『CREATIVE TREASURE BOX / CREATIVE TALK SESSION』@表参道ヒルズ スペース0

プログラム3。マーク・ロマネックがゲストと言うことでチケットとったのですが、いつの間にか来日が中止になっており(何か多いな中止…自分周辺だけか?(泣))、ゲストがオリヴィエ・ゴンドリーになっておりました。だ、だれだっけ…ゴンドリー…ゴンドリー……ゴンドリー?

はい、ミシェル・ゴンドリーの弟さんでした。「Star Guitar」クリップの共同監督も手掛けています。ヴァインズやOK GOのクリップも。観てみたらああ、ああ、と言う作品が結構ありました。比べるのもなんですが、やはりお兄さんと通じるものがあるなあと思ったり。小道具のアイディアとかが面白いの。あとデジタル一辺倒じゃないところ。

作品を上映しつつ、撮影方法や現場の様子、アイディアの在り処等を訊いていく進行。ミュージックヴィデオとCMを撮る時の違いや、アナログとデジタルの使い分け、バンドでトランペットを吹いていたので、この時のリズム感が編集に役立っているとか、YouTube等のweb上で作品を発表する環境については、面白くとても参考になるけど、コメントでこてんぱんに書かれると自殺したくなるとか(苦笑)アーティストエゴよりも現場の皆で楽しくやれるのが大事、等々興味深い話が聞けました。日本のバンドのクリップも撮ってみたい、日本のエレクトロニカのバンドで面白いのはない?と客席に訊いてましたが反応がなくちょっとかわいそうだった…丁度この3日でソナーやるから観に行ってみればいいよ!ブンブンも出るよ!



2006年10月05日(木)
THE POGUES+小ネタ

THE POGUES@SHIBUYA-AX

-----
セットリスト
01. Streams of Whiskey
02. If I Should Fall from Grace With God
03. The Broad Majestic Shannon
04. Turkish Song of the Damned
05. Young Ned of the Hill
06. A Pair of Brown Eyes
07. Boys from the County Hell
08. White City
09. Tuesday Morning
10. The Old Main Drag
11. Sayonara
12. Repeal of the Licensing Laws
13. The Sunnyside Of The Street
14. The Body Of An American
15. Lullaby of London
16. Thousands Are Sailing
17. Dirty Old Town
18. Bottle of Smoke
19. The Sickbed of Cuchulainn
[Encore 1]
20. Sally MacLennane
21. Rainy Night in Soho
22. The Irish Rover
[Encore 2]
23. Fairytale of New York
24. Fiesta
-----

ええっ、こんなにやったっけ???確かに短い曲が多いけど。でも2時間くらいやったか…体感時間すごく短かった…うえー楽しかったよ〜。

昨年の単独に行ったMIOさんが「下にいたら絶対(酒の匂いで)具合悪くなる」と2階席をとってくれました。ありがとー!客も呑むもんね…会場に入ると物販よりも酒売場に長蛇の列ですよ(笑)ギネスギネス。2階席にあがるとしぇー、1階すごいひと。ぎゅうぎゅう。それでもぎゅうぎゅうの中を縫って酒を買いに出たり入ったり。始まる前からできあがってそうなひと多数。ライヴが始まっても買いに行く(苦笑)ステージを見るとああバンジョーが!ポーグスだああとニヤニヤ。

それはともかく!昨年の単独、フジ共に逃したので、シェインの元気な姿を見るのは初めて。な、なんか思ったよりしゃんとしてる(どんな状態だと思ってたんだ)!全身黒!髪の毛も黒くなってないか?グラサンしててフィーゴみたーい!とまず大ウケ。その後「な、なんかオシムに似てる…」「イビチャ!イビチャ!」と関係ないところで盛り上がる。

酔っ払いの歌から始まって終始ヨッパのおっさん(シェインだけでなくスパイダーもかなり…酒入ってたと……)たちがすんごい格好よくゴキゲンな曲を次々と演奏するのですよ!そんで盛り上がりもすごい…愛されてる……。序盤音のバランスがイマイチで、ただでさえどよんとしたシェインのヴォーカルが聴こえなくて「え、声出てない!?」とオロオロしたり。だんだん聴こえるようになってきた。うわーあの声、あの声だよ〜!

シェイン見てると『聖なる酔っぱらいの伝説』って映画を思い出す…。苦しい時もあったよね。今は楽しく呑めてる…んじゃないかな……。でもほどほどにね……。酒灼けしたようなあの声はとても魅力的。酒があったからこその声とも言える。でもそれで身体が壊れちゃったらやっぱり悲しいよ。

あーそして今聴くと、マーティン・マクドナーのことをちょっと思い出した。あのアイルランドの曇天の風景。あの土地からこういう音楽が生まれるってのも不思議だな。

そして何がビックリしたかって、「Fairytale of New York」をやったことですよ…しかも紙吹雪の演出付き!女性ヴォーカルはどなただったんでしょう…紹介されたけど分からなかった。オリジナルのカースティ・マッコールではないよね…わ、若かったもんね(汗)(追記:ジェムのお嬢さんElla Finerとのこと。こんなかわいい娘さんがおったのかい! カースティは2000年に事故で亡くなったそうです。知らなかった……。)ドットのワンピースがかわいらしい。シェインとダンスも!シェインよれよれ!この時の盛り上がりはすごかったです。てか、終始盛り上がってたんだけど、彼女が出てきた時、前奏が始まった時、ヴォーカルが入った時の怒濤のような歓声はすごかった。それまでゲラゲラ笑って観ていたのに涙がどうと出ましたよ。ライヴでデトックス。続いて「Fiesta」!ああもうお別れだよー。

こういうことがずっと続けばいいなあと思う。でもそれはない。なら、この時この場にいられたことを感謝するのみだ。

雨の帰り道、MIOさんが「シェインが去年より元気そうだった…そういえば去年も雨だったよ」。嵐を呼ぶバンドだね!これからも元気でいてくれよ!口を開けばよかったしか出ない。よかったよかった。

どうでもいいが2階席でメンバーの全身がよく見えたのですが皆さん脚が長い…格好いいおっさんたちでした。ジェイムズのアコーディオン、ひくーい位置なのがまた格好いい。やっぱりパンクは低さで!(笑)

****************

■忘れてた。と言うか忘れることにしていた
NIN the-spiralの入会キットが届きました…入会したのっていつだっけ…1年前くらいだっけ……。
この手の情報と言えば某2ちゃんなのですが、昨日今日で届いたひとが私以外にもぽつぽつ。いやーよかったよ、届いて。てか、問い合わせなさいよ自分。
いや、なんかさ…家内制手工業な気がして忙しいのかもな〜と思って…。今のツアーがひと段落してから問い合わせようと思いつつ、アメリカ広いからツアーも長いもんでそのまま忘れていた。
いや正直に言えば単に問い合わせが面倒でした!英文作成出来ません!(投げだす)
それこそ2ちゃんに書かれてたように「会員証届かない。テリブルライ」だけでもいいかと思ったが、そんなん送ったら日本のファンってアホなんだと思われる…他の会員さんは皆賢いと思うのね……その印象を自分のせいでパーにしてはいかんと!
考え過ぎです。
でもキットが来ないまま更新てことになったらいい加減訊こうと思っていた。期限ギリギリに来た(笑)

■が、
いやーん待った甲斐がありましたよ。会員証はまあ普通にプラ板、Tシャツはいちばん小さいSでもアメリカ人サイズなので即行寝る時用だ!ポスターですよポスター…!うっ、うつくしいーーー!!!デカいーーー!!!
線数かなり細かい…てか、ひょっとしてドットじゃない?あとでルーペで見てみよう(笑)そして量産じゃないと思う……紙質からして。
その紙質がまたいいのです。薄いですが。薄くてサイズはデカいので、そのまま張れば紙の薄さが引力と紙自体の重さに負けて破れると見た(笑)その危うさがまたいいね!
パネルに入れたいがB1よりもデカくそして変形なのです。どうしてくれよう。でも飾らな意味がないで!
現在張らずにてざわり楽しみ中。撫でて愛でてます

■それにしても
海外への送料やら梱包用の筒(このデカいポスターを折らずに送るってその拘りがまた…損してると思う……(笑)そこが好きだけどな!)代やら考えると結構な額になるよね…。太っ腹



2006年10月04日(水)
よかった+小ネタ

■『胎内』DVD
特典映像に、スズカツさんのインタヴューが30分。だそうです。
長塚くん演出の『アジアの女』、奥菜さん出演の『ペテン師と詐欺師』各上演劇場で直販もされているようです。
はーもう1年になるのねー

■てな訳で(?)
生まれたそうです、コドモちゃん。おめでとうございます!
おとうさんにも数回しか会ったことないけど、おかあさんには1度しか会ったことないけど。
あの時の表情、声、今でもよく憶えている。
本当によかった。と思える。
それにしても、あんなにオロオロしたおとうさん初めて見た(読んだ)…クール(しかしハードコア)な作品を創る方なのにね…微笑ましかったと言うと失礼かな

■『トーチソングトリロジー』
PARCO劇場公式ブログにどんどん情報があがっています。コメントムービーも全キャスト回ってますね。今後も増えるそうです。
登場人物の誰かに必ず自分がいる。思い当たるところがある



2006年10月01日(日)
小ネタ

■『50 years with miffy ―ミッフィー展』@そごう美術館
もう51なんですけど(笑)2005年で50歳になったうさ公の記念展覧会。巡回してるうちに1年経ってしまったよ。内容もほぼ同じなんだけど、やってるとついつい行ってしまう。うーはーかわいいなー!
で、グッズをじんねり見てしまう訳です。ハラビにあった「うさぎ」ってぬいぐるみは見当たらなかった。ブルーナさん作なんだけど、ミッフィーじゃないの、うさぎなの!灰色なの!よつあしなの!うえーすごく気になる…あれ、誰だったんだ……。
思えばうさ公もうさぎなのにいぬ飼ったり(?餌おあずけーとか遊んでる絵とかあったような)してるよね…おまえ、誰なんだ……ただのうさぎだったら喰い殺されてるぞ、いぬに。ミッキーマウスがいぬ飼ってる(プルートだっけか)のと同じ衝撃があります

■サマソニ@テレ朝
なじゃの衣裳が999の車掌みたいって言われてた意味がやっとわかったよ!(爆笑)ホンマや、あれは車掌や……。そうだドラッグはやっちゃいかん!Gいいこと言う!

■SISカンパニー『写楽考』@シアターコクーン
2007年4月
作:矢代静一
演出:鈴木勝秀
出演:堤真一、高橋克実、長塚圭史、キムラ緑子、七瀬なつみ、西岡徳馬
-----
っしゃ!堤さんとだ!!!チケとり厳しそう。早く細かい日程発表してくれー!
役者長塚くんってのがまた楽しみです

■『胎内』DVD発売
っしゃー!!詳細はおいおい

■『TWO NUNS AND A PACK MULE』RAPEMAN
テープでしか持ってなかったので。しかしテープで聴くのとあんま変わらん…音質とか(笑)最高!
「2枚買うとステッカーとバッジがつきますよ!」とすすめられて、そうだBIG BLACKもテープしかないんで、と思ったが、その前に予想外の出費をしており所持金が¥3,000、1枚¥2,100(笑)と言う訳で1枚で退散。な、なさけない

■『REVELATIONS』AUDIOSLAVE
あれ、下手するとこれ迄のASの中でいちばん好きかも知れん……。
「WIDE AWAKE」のような歌詞をクリスが書いたってのにも少なからず驚いた。しかしクリスが詞に書く程、ってことだったんだろうな、あの出来事は…

■『SCARS』
カラックスの新作(!)が動いているようです。しかもStarring Juliette Binoche!!!
いやこれは……いい方向にとってます、自分は。
公開される迄気長に、でも期待して待とう