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2006年05月30日(火)
ながいよバトン

どるさんから何かすんごい長いバトンが…。『MYTH』ボケ中なんでリハビリも兼ねて。ここ2週間は『MYTH』の記憶が殆どですねん。

あ、そうだどるさん『ジャケット』のマッキントッシュくんはちょこっとしか出ないよ…まあ誰か判らないって程ではないけど。私もリピートしたいよすごく!でも都内では東銀座と板橋と立川だけなんだよ上映館!平日は無理だー(泣)

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【エンドレスバトン】
☆ルール☆
1)回ってきた質問の最後に[自分の考えた質問を足して]下さい(自分も解答する事)
2)終わったら必ず誰かにバトンタッチして下さい
3)まとまりのないエンドレスバトンなので[どんな質問でもOK]です
4)バトンのタイトルを変えない事!
5)ルールは必ず掲載しておいて下さい

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●最近のマイブームは?
スズカツさんをシマリスと呼ぶ

●最近買った一番高い買い物と安い買い物(値段も)
最近…?値段…?うわー思い出せないよ!どっちも食べもの関連な気が。
高い→呑み屋、安い→おやつ

●今まで買った買い物で一番の失敗は?(値段も)
あー私も靴かなあ。試着した時怪しかったんだけど気合いで履きたいくらい気に入ったんで買っちゃって、家から駅に着く頃にはずるむけになってもう捨てたくなった…¥23,000の…(悲し過ぎて値段もキッカリ憶えている)。
気合いだけではどうにもならないこともある

●最近ショックだった事
やまこさんにスズカツさんのことをシマリスと指摘されたこと

●最後のお酒を飲んだのは「いつ・どこで」ですか?
ちゃんと呑んだのは15年くらい前だ…『ソカ』観た帰りだったと思う。TOPSの近くの呑み屋だったけど店名憶えてない

●最近始めたいな・・と思った勉強は?
InDesign(真面目に答えてみた)

●ボーナスの使い道はどうします?
ボーナスなどない

●年末年始の予定は?
ごろごろだらだら

●大好きな少女漫画を5つどうぞ
今日の気分では。
『天使の声』吉野朔実
『ロングアゴー』三原順
『ALEXANDRITE』成田美名子
『22XX』清水玲子
『西洋骨董洋菓子店』よしながふみ
今スペル確認でWikipedia見てたら、成田美名子さんはウルトラマンのデザイナー・成田享さんの親戚だって書いてあった。知らなかったー!

●お気に入りの歴史年号を覚える為の語呂合わせは?
お気に入りも何も。鳴くようぐいす平安京くらいしか

●今年を表す漢字を一つ


●お国自慢を一つ
星がよく見える全国1位の市がある

●好きな動物
まぬるねこ

●自分の性格
ぼーとしている

●自分の生活に欠かせないもの
想像力と言えば聞こえはいいが要は妄想

●ミーハーってどう思う?
私のことだあねー

●最近知った新しい事
成田美名子さんとウルトラマンのデザイナー・成田享さんが親戚だってこと

●最近出掛けた所
渋谷区なのに青山円形劇場

●最後に食べたお菓子
みやちゃんとこのプリン

●一番最後に見た映画
『ジャケット』

●自分的に割と自信があるモノマネ
ねこか?

●心に残った忘れられないアニメ
『AKIRA』

●心に残った忘れられない映画
『オスカーとルシンダ』

●好きな植物は?
菜の花(食べたいだけ)

●最近気に入ってる曲(音楽)
パールジャムのわーわーすーさーい!
来日の予定もないのに一緒に唄う練習

●今日のお昼何食べた?
職場の近所にサブウェイが出来たよー!と言う訳でそこのサンドウィッチ。具は何かいろいろ入れた

●生まれて初めて行ったコンサート(ライブ)は?
ウィーン少年合唱団かベルリンフィル。
いや、マジで

●あなたのヒーローは誰ですか?(小さい頃でも可)
アンソニー・キーディス

●最近一番笑った事はなんですか?
演助(多分)さんにどーんと突き飛ばされてステージにあげられたスズカツさんがかわい過ぎて腹がよじれた

●友達(恋人等)に目の前で泣かれたらどうしますか?
泣きやむ迄待つ。家だったら茶でも煎れる。外だったら茶でも飲めるとこに連れて行く

●ミニスカとホットパンツならどっち着る?
無茶言うな

●最近一番の萌えは?
シマリス(これ、萌えなのか?)

●人間以外になれるとしたら?
まぬるねこ

●何フェチ?
てざわりかな

●大切にしたい物は?
記憶。まあいずれなくなるからな

●最近一番嬉しかった事は?
『MYTH』が無事千秋楽を迎えられてよかったなー

●月の携帯料金は?
¥0

●今一番やりたい事は?
録画しといたおーもりくん出演のいいともを観る

●明日の予定は?
仕事

●貴方にとって神様は?
存在としてはあるけど実体としてはない

●自分の癖は?
あるんだろうけど何せ癖なので自覚がない

●今の携帯/パソコンの壁紙は?
パソコン→火ぐまのパッチョ
オフィシャルの壁紙じゃなくて、サイトのフラッシュから切り取ったやつ。町に火をつけて回っているパッチョの後ろ姿。このコはおしりがかわいいんだよ!

●自分と誕生日が一緒の有名人は?
デイヴィッド・リンチ、ニッキー・ワイアー、花田勝

●今パソコンをつける直前までしていたこと
コーヒー煎れてた

●外国語ぺらぺらしゃべれるようになったらどうする?
外国に行く

●今放送中の好きなアニメ
今放送中のは1本も観てない…

●もしもタイムスリップ出来るなら何処へ行く?
『ジャケット』のジャックんとこ(1992年)に行ってあの車には乗るな!て言う

●昨日の夕飯なに食べた?
おおいいことを訊いてくれました。『MYTH』通いで外食ばっかだったけど、昨日は久々に作ったぜ!しかも肉じゃがと言う家庭っぽいものをな!

●今好きなお菓子は?
おにぎりせんべい

●恥ずかしい過去をなにかひとつ
凡例をぼんれいと読んだ

●是非生き返らせてほしい人は?
生き返ったことを喜んでくれるひとかなあ。誰だ

●好きな乗り物・または愛車
電車

●平均睡眠時間は?
6時間てとこかな

●好きな銃は?
チーフスペシャルくらいしかわからん

●最近でこれは楽しいと感じたことは?
歩いて通勤

●最近気になるスポットをどうぞ。
職安通り

●最近欲しいと思ったものは?
『MYTH』千秋楽のチケット。有難うございました

●今どんな髪型?
過去最長に伸びている(当社比)ストレート

●自分馬鹿じゃね?と思った事は?
いつも思っている

●得意な手抜き料理を教えてください
全てが手抜きです

●好きなウルトラマンは?
ゾフィー。弱いと言う事実を大人になってから知っても嫌いにはなれないわ…素敵なもんは素敵だ…

●好きな怪獣は?(追加分)
自分で書いといて思い付かないぞ…修行中の身です。
最近観たのではカプセル怪獣のミクラスがかわいかったと思うが、清水さんのものまねも刷り込まれているので実体がよく判らなくなっている

●回す人
こ、こういうのに答えるのが好きなひといませんか…。
ぴ、ぴーとさんとか、ジェンヌとかどですか?余裕ある時でいいんでえ!

結構自分の考えてることがクリアになって面白かったです。て言うかぼーとしてるってことがクリアになりましたな。



2006年05月28日(日)
『MYTH』楽日

『MYTH』@青山円形劇場

はやいー。あっと言う間だったー。いいカンパニーだったな、いい話だったな、いい芝居だったなあ。初日の時点でもう「うわー終わるのさびしー」とか思ってましたが、まあそれも舞台の宿命。記憶にしか残りません。でも非常に音楽的でもあった。集まって、セッションして、また会えたらいいねとさようなら。

Cブロックでした。篠井さんの肩ごしにアツヒロくんが見えたり、にゃきゃやまさんがステージ下をよつあしで移動するのが見えたり(笑)、アングル的にも面白かった。

終盤の緊迫感がすごかった。「お前も誰かに見付けてもらえるといいな」と言っていた父親が、「私を見付けてほしい」、「葬ってほしい」、と言うところ。実体感がない父親。触れようとしても逃げてしまう。追いかけても追いかけても逃げる。掴んだ時には死んでいる。思いは残る。その思いを持って、息子は家を出て行く。

とてもいい千秋楽でした。カーテンコールは3回。スズカツさんを呼び出す?とアツヒロくんが歩み寄ろうとしたら、スズカツさん自分の席のところで挨拶してもういいよう、って逃げ腰で、そしたら隣席のひと(演助の長坂さんかな?)から「ぐずぐずしてないで出らんかい!」みたくどーんと押し出されて(笑)ステージ上に上がってました。この照れ屋め!かわいい!だからシマリスと言われるんだ!(暴言)

あーこんなシマリスみたいなひとが何でこんな素晴らしい舞台を作れるのでしょうかね…たまりませんよ…。auのリスモのシルエットがスズカツさんに見えてきますよ…(壊)

3部作構想もあるとか。『LYNX』『MYTH』と来たので、次は『NY**』かな?気長に楽しみに待つことにします。また10年後かも知れないけど(苦笑)

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■飴屋さんが
『MYTH』をご覧になったとのこと。「こどもをつくりたい」『胎内』と、父親と息子の話『MYTH』。いろいろ考えちゃった。
そういえば『ドナドナ』の照明、倉本さんだったな

■土曜日
朝っぱらからサガラさんと演劇の熱い話。蜷川さんと野田さんと鴻上さんとケラさんと松尾さんと長塚くんのこと、PARCOとコクーンのレパートリー傾向と、某劇場の一貫性のなさ=貸し小屋に徹してる?の長所と短所とか

■『ジャケット』
スティーヴン・マッキントッシュ(『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で大麻栽培してたコ)が出ていたよ。久々に観たー

■ロックストック繋がり
イサムの『トランスポーター』TVでやってて、ついつい観てしまった。イサムステキー。全然プロの運び屋じゃないけどな!ルール厳守と言っておいて自分で破りまくりやん。そんなマヌケなところも面白いのでもはやチャームです。2もきっとヌケ作くんなんだろうよ…でも楽しみだよ!



2006年05月27日(土)
『ジャケット』

『ジャケット』@東劇

はい、大好きです!リピートしたいです!サントラ出てるか探します!ソフト化されたら買います!以下まるっとネタバレしますので、未見の方はご注意を。

ストーリー的には、えっそこ放置?とか思わせぶりなその振りは結局思わせぶりのままか!とか何であのジャケット着て引き出しに入れば未来に行けるの?とかツッコミどころは多々ありますが、それを深読みに変換すればも〜、妄想し放題です。そういうのを楽しめるひとにはかなり面白い作品だと思います。

実際キーワードが沢山ある…病院の拘束衣はジャケット。登場人物の名前がジャックとジャッキー。ジャックの誕生日は12月25日。ジャックの助言でローレンソン医師は友人の子供の治療に踏み切り、それは成功する。ジャックを撃ったイラクの子供と、ローレンソン医師の友人の子供は同じ役者が演じている。多分母親役も同じ。ルーディは妻が家を出たショックで精神のバランスを崩し、病院へ送られている。ジャッキーには父親が不在。

『ジェイコブス・ラダー』を思い出したな…と思っていたら、プログラムで言及されてました。宗教的な色合いは濃いです。が、それがストーリーを支配している訳ではない。宗教への信仰と言うより、未来を信じるとか信じたい時に何を指針にするか、に重きがある印象を受けました。そして最後にああなれば、その気持ちは決して無駄ではないね、と。ラストシーンはジャックの頭の中でしか起こっていないことかも知れないけど、彼の最後の表情は笑顔だった。

そんでまた映像がすごく良くてですね…色味やフラッシュバック部分のエフェクトも格好よかったのですが、いちばんツボだったのは、引き出しから出されたジャックの、耳のくぼみに涙がたまっていたところ。あーそうそう仰向けで涙流すとそうなるよね!それがとても綺麗に撮ってあった…もうズキューンですよ。ジャックは治療(つうかあれは治療とは言わん…あんな病院には入りたくない…)の経過で何度も涙を流す。恐怖感から流れるその涙は、決して美しいものではない。出来れば流れてほしくない涙です。なのに映像では美しく見える。矛盾していますが、そこにちょっと安堵したな。恐怖や不安が涙と一緒に流れ出てしまえばいいのにね、と思ったり。

エイドリアン・ブロディとキーラ・ナイトレイの目ぢからはもうメドゥーサ級。撮り甲斐のある瞳だよ!ダニエル・クレイグの碧眼もすんごく綺麗だった。あ、あおいー!

役者陣がまたすごく良いのです…微妙な表情の変化とか、物言わぬ時のちょっとした仕草とか。ちょっとしか出なかったブラッド・レンフロ(こいつのせいでジャックが、ジャックがああ!!(泣)と思ったが、これがなかったらジーンは火事で死んじゃって、ジャッキーは罪悪感まみれの飲んだ暮れな生活のままだ…皮肉な話だ…)もインパクト大。ジェニファー・ジェイソン・リーも、1992年と2007年での表情や雰囲気がふんわりと変わっていて、彼女は今納得出来る仕事をしているんだなあと思えて良かったなあ。

音楽ネタも沢山ありました。ジャッキーの部屋にはイギー・ポップのレコードジャケット、その母親ジーンの家にはデヴィッド・ボウイのポスター。エンディング曲は「WE HAVE ALL THE TIME IN THE WORLD」、カヴァーしているのはイギー。サントラはブライアン・イーノ。1992年のシーンで、ラジオから流れてくるのはEMF。た、たまらん。

ジャックはヤコブの梯子を見たのかな。笑顔で上って行けてるといい。



2006年05月26日(金)
音ネタなど

えーピンクフロイドまつりを始めてみました。『ANIMALS』しか持ってないんで(しかし何で『狂気』とか『原子心母』から入らないで『ANIMALS』…)、これを機にちょっとずつ聴いていこうかなと。気の長い話だよ。ちなみに「吹けよ風、呼べよ嵐」は素でブッチャーのオリジナルテーマ曲だと思っていた世代です(爆笑)て言うか今の若いコはブッチャーすら知らないだろう…刷り込みって恐ろしい。

それにしてもこの頃の邦題のパンチ力はすごい。ちなみに「吹けよ風、呼べよ嵐」の原題は「ONE OF THESE DAYS」です。

■『炎 ―あなたがここにいてほしい』PINK FLOYD
原題は『WISH YOU WERE HERE』。はいそうです、プログラムでも紹介されていた、『MYTH』で使われたあの曲収録。
ピンクフロイド=どプログレ、なイメージだったので、こういうアコースティックでハモりの美しい楽曲があるんだーと驚きました…て言うか、むちゃむちゃギター唄うって言うかメロディアスだな!そんでコーラスワークが綺麗だー

■『光 ―PERFECT LIVE!』PINK FLOYD
原題は『DELICATE SOUND OF THUNDER』。これ映像を観た憶えがあるぞ!あのステージ後ろの円形スクリーン知ってるぞ!照明は赤紫だったぞ!やっていた曲は「幻の翼(LEARNING TO FLY)」だったんだー!20年近く経ってやっと曲名が判明した(笑)いやーでもこれ、今聴いても格好いいなあ。20年近く経っても曲を憶えてたくらいだし。1回しか観てないのにね。
1987〜1988年の再復活ツアー音源で、彼等のキャリアからすれば比較的最近の作品。違和感なく聴けるのは、シド・バレットやロジャー・ウォーターズに思い入れがないからかなあ

それにしても、いつ見てもアートワークの強度が劣化しない…。ヒプノシスとフルクサスとクセナキスの区別もついていなかった当時のちびっこにもすごい衝撃でしたよ。聴いたことないのにジャケットアートは知ってるもんなあ。新鮮で普遍で奇妙で美しい。個人的に写真使用のヴィジュアルアートがいちばん好きだと言うのもあるが。

そして、今は何年だってな気分で『PEARL JAM』を聴いております。何の因果でこの並び。

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■久々更新
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[05_24_2006]
If you have a chance, I suggest you check out the film "An Inconvenient Truth".
7:18pm_PST
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これですね→『AN INCONVENIENT TRUTH』
米ツアーがまもなく再開します

■ブンブン料理対決@MTV
やっと観た。面白過ぎました。喋りが苦手なら素が垣間みれるような環境を作ればいいんだ!!この企画考えたひと偉い!(笑)
しかしすんごい初期の頃、NMEかMMで回転寿司握らされてませんでしたっけこのひとら…パスタは昔取った杵柄ですが、寿司はどうなの、寿司は…。プロモーションて大変ですね…

■そういや
強風が吹いた日からM-ON!とVMCが映らなくなってしまったよ。アンテナ動いちゃったんだろなー。しかしアンテナ動かすには、大家さんに屋上の鍵を開けて貰わないといけない。そして大家さんはウチから1時間近くかかるところに住んでいる。呼び出すのも悪いしと言うか面倒だ…しかしここ数年、M-ON!でブンブンツアーの生中継やってるんだよねー今年もやるのなら、それ迄に直しとかないとなあ



2006年05月24日(水)
『MYTH』5回目

『MYTH』@青山円形劇場

おお、当日券あるじゃないの。どうしよっかなと思っているひとはまず動いてみるといいよ!Cブロック。

■いい加減自分の記憶が疑わしいので(それはいつもだ)意識的に数えてみました(何をやってる…)
■使用曲は7〜8曲、効果音は13パート
■1箇所、2曲(?)混ぜて使っているようなところがある
■歌ものは1曲
■20パートは音の入る箇所がある。印象より全然多かった!
■なのにこのシンプルな印象は何なのー!すごいよ!
■音決めのテーマにブレがないからだろうな…

■この日は篠井さんがキーやテンポを変えて喋るところがあって、それがまたすごくよくて
■芝居の体幹がしっかりしているので、ストーリー自体の印象が変わることはないんだけど
■場の温度や空気が変わって、これ迄見えなかった風景に気付くこともある
■こういうのがあるからリピートがやめられんのです…
■我乍らこういう偏執的な観方はどうよと思うが!
■こういう芸風なので生暖かい目でひとつ

■ケンタロウを観ているうちに
■クロノス(時計で測ることの出来る空間化された客観的な)時間とカイロス(人間の主観によって伸び縮みする心理的な)時間とか
■ひとりコール&レスポンスと言えるブルースの構造とか
■「ソリューション(解決)」はないけど「レゾリューション(決断)」はあるとか、って
■今読んでる本のことを思い出した
■あとねえ

Teenage angst has paid off well
Now I'm bored and old
Self-Appointed judges judge
More than they have sold

■ってフレーズを思い出したな…なんとなく
■“徹底した個人主義”だった父親と、その息子の話

■雷の音が劇場内からも聴こえたよ!
■にゃきゃやまさんが雷ネタを仕入れていた。あとロッキングチェアこぎすぎてホントに一瞬ひっくり返りそうになってた(怖!)

そして終演後またしらふでくだを(以下略)

この日も客席にいろんなひとがいた…円形だから客席見渡せちゃうんだよね(苦笑)細川社長見たの2回目だけど、『メタルマクベス』の方はいいんですか(笑・隣の青山劇場で上演中)…って、あちらは上演時間が3時間50分(休憩含)だそーなので(北村くんのMLより。これでも松本公演よりは短くなったそうですよ)『MYTH』をまるまる観て戻っても全然大丈夫か。



2006年05月23日(火)
『MYTH』4回目+いとうさん

『MYTH』@青山円形劇場

本日はEブロック。動線が見やすい席でした。

■演劇は聴覚のメディア
■日本語だと「観客」、英語だと「audience=聴衆」
■やはり文化の違いによって、意識する部分が違う
■留学した時にそんな印象を持った、と萬斎さんが話していたけど
■スズカツさんの芝居は聴覚に訴えるものが多い
■視覚部分の情報も勿論多いんだけど、こちらは削ぎ落とせるだけ削ぎ落としている感じがする
■色とかね
■今回は完全円形使いでセットもないしね

■しっかっし、ないものをあるように見せることが出来る照明と言うものがあるのだよ!
■具象だけじゃなくて抽象としてもね!
■思いみたいなものを光に出来るのですよ
■op.とen.の照明、対になってるねー
■衣裳はモノトーンにして、彩度は照明で出すのも面白い
■今回色味のある衣裳は陰山さんのみ

■使用曲確認してみたら、最低8曲は使ってました…(自分ダメ過ぎ)
■あと音効と合わせてあるし、シンプルのようでいて構造はかなり複雑だ
■遅いよ!>自分
■フェイドアウトする寸前、コンマ何秒の辺りでサイン波みたいなのが入るところが今回何度もある
■でもノイズにしても何にしても、耳心地いいんだよね…
■何故にこんなにすいっと耳に入るかな
■井上さんの音響は、スズカツさん以外の仕事でも相当聴いているんだけど、いちばん気持ちいいのがやはりこのふたりが組んだ時だなあ

■で、今回歌ものが、極端に少ないんだ!
■その歌ものってのがあれですよ
■ニクい!

■にゃきゃやまさんのことはこれからマミタス@しょこたん☆ぶろぐと呼ぶよ
■ギザカワユス!
■誰か止めてくれ
■そして終演後またしらふでくだをまく(すんません)

■あ、そんで>MIOさんに私信
話したヨコタさんのサイトはこちらです→susumu yokota official site
にゃきゃやまさんと似ていたのは2世代くらい前に使われていたアー写だよー。見付からない!サイトに載っているのは似ていないよ…。
多作な方なんで追いきれてませんが、どれから聴いても大概ハズレがないです!
そしてイハのバンドはこれ→ジェイムス・イハ+仏女性Vo+スウェーデンの新バンド、1stが日本盤化!
何げに結構なメンツなんですよ…日本盤が出るのだよ。
それにしてもどこへ行くのかイハよ

あ、あとこの日は客席が豪華でした(笑)

****************

■今日(書いてるのは24日)
伊藤さん@TSBの命日だねえ。三谷さんの弔辞を思い出す。忘れてないひとは沢山いるよ

■映像が
残っていてよかったなと思ったり。舞台は記録には残らないからね…



2006年05月22日(月)
いろいろ

■今頃
『ラストデイズ』を観逃していたことに気付く。アホだ。前売り買ってたのにー。
『HAZE』もリピ用のチケ持ってたのにいつの間にか終わっていたYo!ライズXのせまーい空間でも観たかったよおう

■『ROCK THE ULTRAMAN』V.A.
もうタイトルまんま、ロックなウルトラマンですよーい。ロックdeウルトラマン?
いやこれがすごく格好いい…元々の曲がいいってのもあるんだろうけど。
BAZRA「ウルトラマン80」、杉本恭一「ウルトラマンレオ」、特撮「マイティジャックの歌」の流れが大好きだ〜。あーこのヴォーカル!鉄平だーーーー!!!ああ平静に聴こうと思ってたのに感情を揺さぶられるぜ!あーこのギター!恭一だーーーー!!!ああ悲しくもないのに涙が出るぜ!あーこのピアノ!三柴だーーーー!!!ああ格好良過ぎて大笑いだぜ!
やー、たまらん。
あとFOEの「ウルトラセブンの歌」がセブンだからか7拍子込みでやってて超笑う…しかもそれが格好ええねん…。
どるさん、怒髪天の「怪獣音頭」が超素敵だよ…。あ、そんでイサムのチッチキチーはいいとも増刊号で観られたよ…(私信)
それにしても、ロックde特撮なこの企画…そしてこのメンツ…と思っていたら、中込智子さんプロデュースでした。納得!
あ、あとこのジャケ、ゾフィーだよね、ゾフィーだよねえ!リンクしているタワーのジャケ画像はポチポチが7つだけど、ゾフィーは6つです。パッケージのはちゃんと6つになってるよ。こんな細かいこだわりも面白いよ…

■リリースラッシュがひと段落したら(いつだ)
『ウクレレ・ウルトラマン』にも手を出すことであろうよ。今年放送開始40周年なんですって。だからいろいろ盛り上がってるのか

■ウルトラ食玩
きたはらさんに教えてもらって狂喜乱舞。通販出来るんだけど、まずはコンビニでちびちび集めてみよー。シークレットのがゼットンじゃないことを祈る

■そうそうそんで
仮面ライダーは35周年で、東京ドームで歴代ライダーが集まる記念イヴェントがあるって。ウドーフェスと同日程(笑)

■そだ、てらてらが
今やってるライダーのサントラがはいしまさんだって言ってたんだ!えーそうなんだ!ぎゃー

■そんで(前の話題と繋がってませんよ)やまこさんが
スズカツさんのことをシマリスちゃんと言うておった。
あー似てる似てる(真顔で)ファインズさんに保護されるがいいよ。
…今私はフクロウの前でアホなダンスを踊るリスのナトキンな気分ですよ。いずれ尻尾を喰いちぎられるに違いないよ

■あ、そんでやまこさんが
千秋楽に、あの穴からスズカツさんがひょこっと顔を出す演出でカーテンコールをしろと(ひとのせいにする)
あー観たい観たい(真顔で)

■あーあー
テイラーがウドーフェスに決まってる…アルバム予想外に(ごめん)よかったので、ライヴでも聴いてみたいよ!アルバムと同じメンツで来るのかな。
でもウドーなのだった(ガックリ)
そしてオーディオスレイヴは結局キャンセル。2年連続ともなると、もう二度と来ないんじゃないかって気もしてくる(泣)

■そうそう
フジのマッドネス、観たかったよー(泣・金曜日だよ…)フィッシュマンズは今度は誰が唄うんだろう

■えーーーーー!!!!!
Alice in Chains begins reunion tour in L.A
ビリーが飛び入り!!!!!ラネガン!!!!!ダフ!!!!!
……………(泣)



2006年05月20日(土)
『魂戯れ』

大駱駝艦・天賦典式『魂戯れ』@前進座劇場

「ひとは生まれた時にすべて与えられている」『MYTH』を観た翌日に天賦典式(「この世に生まれ入ったことこそ大いなる才能とす」と言う大駱駝艦の様式)。偶然ですがいい流れですな。

今回の『魂戯れ』は2003年京都春秋座初演の作品。「阿国」「傾(かぶ)く」をモチーフに、歌舞伎小屋の構造を活かしたものです。前進座劇場は歌舞伎小屋。花道、迫り出し(すっぽん)を有効に使っていました。大駱駝艦でこの形式は初見だったので新鮮。あ、あとスキンヘッドじゃない男優さんが出演したのも初めて観たような。今回、現代人の典型のような、くたびれたスーツ姿で携帯をぼんやりと眺める役がひとり出てくるのです。

構成は、カチッとソロ・群舞と分かれていなくて、ひとつのシーンで何組ものユニゾンやデュオが入り乱れるもの。麿さんもデュオで踊るシーンが多かった。が、ね…あのー、あのですね、そのふたりで踊るとこ、衣裳といい、かすみ草のような小さな花弁をあしらった髪型といい、鏡面で踊る動きといい……どうにもWinkを連想させるもので………。そしたら終演後てらてらが「いやーWinkに見えてさー」と言い出したので「ああ私だけじゃなかったよ!」とホッとした(ホッとするな)。Wink知らない若いコには判りませんね、どうにもむずむずするこのおかしみ…。麿さんはとてもチャーミングでしたよ!ヒゲのWink!

それはともかく。「傾く」発想が逆転したのかどうなのか、普段より西洋的なものを感じました。選曲も既存のクラシック曲をアレンジしたものが多かったし、天秤を運ぶ男優陣が十字架を背負ったキリストのようにも見えた。たまたまかも知れないけど、センターで踊っていた男優さんの左脇腹に、傷のようにも見える小さな布が貼り付けてあったし。あと黒いブラを着けた女優トリオも!おお、大駱駝艦でブラをしている女優を初めて観た!今回そんなカルチャーショックが多々ありました(笑)体感時間も短くスカッと楽しめた。面白かったです。

劇場を出た途端に土砂降り。突風で傘が壊れた…(泣)ぐったりしてPARCOの1階でお茶して、てらてらに仮面ライダーとプロレスの濃い話を教えてもらった。あと2時間ドラマにおけるだんじろうの役回りとか。そしておーもり一家の話で盛り上がっていたら、目の前を峯田くん@銀杏が通り過ぎて行って大層ビックリした。



2006年05月19日(金)
『MYTH』3回目

『MYTH』@青山円形劇場

何の因果か2日連チャン。人生いろいろ。本日はDブロック最前でございました。

鈴木勝秀歴(何それ)15年↑の3人で観たもんで、終演後はもう皆ニヤニヤしちゃって大変だった…10年振りってのも感慨深いし、あの照明!あの音響!スズカツさんだ〜、終わった途端にもう脳内で反芻、このまま寝れば脳に定着するような気がするから今すぐ寝たい、脳をフルに使うから90分以上上演されるとしんどい、どんな言葉も聞き逃せるかい!ああたまらん!て話を延々しながら帰り、全員がニヤニヤし通しでしたよ…不気味ですよ…。

以下おぼえがき。

■思えばタロウは、マサオとケンタロウそれぞれに違う話をしている。1万円の使い道と50万円の小切手の使い道
■基本的にどんどん作り話をしていくんだよね
■ここでどれが本当の話かを選択するのは結局観客なんだけど
■それは自分がどの世界を現実と認識しているか、を示すことにもなる
■マサオの世界にいるひとも勿論いるだろうし、ケンタロウも現実のものと認識出来れば実在する
■タロウのいるところが現実だ、って根拠は別に提示はされないよね…
■まあタロウが現実だ、と言うルールを作っておかないと、この話は破綻するからな
■それはどの話でもそうか

■今日は(も?)にゃきゃやまさんが面白かったですよ
■最前4席が空いているところがあったんだけど(30分以上経って2人来たので、どこかの金券ショップに置かれていたのではないかと邪推)
■その4席分の椅子に敷いてある座布団を1箇所に集めて重ねてその上に座っていたよ
■周囲のひとは対応に困っていた(笑)
■遅れてきたひと、その椅子にはにゃきゃやまさんが座ったんだよ〜(笑)

■で、最前だったもので役者さんの表情の細かいところ迄観られたのですが
■こういう細かいところを追えるのも円形の広さだからだよなー
■贅沢!嬉しい!

■やっぱミヤモトの話がいちばんクる…
■ミヤモトが今、そういう話をするようになる迄にはいろいろあった訳で

■ついでに言うと免許証の話は痛い(笑)
■ええ、持ってませんとも!
■やーでも何か、苦手なんだよ免許証とか携帯とか、身分証明とか…出来る限り持ちたくない
■後ろめたいことがあるに違いないよ

■あ、それそれ!
■後ろめたいことがあるからミヤモトの話に泣いちゃったりするんだよ!
■うわあごめんなさいー(叫ぶ)

■オーラスの暗転の仕方がすーごおくいい…あの閉じるような照明は円形じゃないと出来ない
■て言うか、あれを真下から観られるってのが円形ならではだ!
■観客にも降ってくるような照明
■あと選曲、いい具合に絞り込んであるなあと…3〜4曲で展開してないか?スズカツさんにしては少ないなと思ったり
■それがまたよかったり

ひとは生まれた時にすべて与えられている。ローンで返していく。一生かかる、全部は返せないかも知れない。誰に返すかもおぼつかない。でも、返していかないと。どこかに、誰かに。



2006年05月18日(木)
『MYTH』2回目+α

『MYTH』@青山円形劇場

人間は、生まれてきたからには、孤独ではない。

スズカツさんがよく使うこのモチーフを最初に見たのは『TWELVE VIEWS』だったと思う。それ以前からあったんだと思うが、自分は知らない。じてキン『ソープオペラ』公演時にプログラムとして販売されていた『TWELVE VIEWS』は、インタヴュアーのスズカツさんが各役者に課題テキストを提示し、それについてどう思うかを訊く、と言う形式だった。

柳橋りんさんへの課題テキストはP.K.ディックの『ヴァリス』。「人を助けることは、ファットが以前あきらめろと言われたふたつのことの内のひとつだった。人を助けることと、マリファナをやること。マリファナはやめたが、精力と熱意のすべてがいまや人を助けることに向けられていた。マリファナをやりつづけていたほうがまだましだった。」

そのインタヴューの中で、柳橋さんは「物理的なことで孤独はありえない」と言った。孤独は集団の中にいて初めて感じること、孤独は関係があって成立するもの。そして絶対的な他人の理解、と言うものはない。

理解と言うものがない、と言う意味では孤独じゃないの?と返したスズカツさんに、柳橋さんは「私の存在理由って、親だ、友達だって愛してくれる人たちがいるからこそでしょ。だから、そう簡単にはいかないんですよ」と応えた。そして「生まれた時から、親と子の関係があるんですよね、どうしたって」と言った。

ひとが、何もないところからぽん、と存在を始めることは不可能だ。

本日はGブロック。今回チケット販売がぴあ独占だったので、普段やってる「いろんなプレイガイドでチケットを買って、いろんな角度(ブロック)から観る」手法(笑)が出来なかったんでうむーと思ったんだけど、結構バラけてとれました。視点によって印象が変わる部分もあるので、円形は面白い。

moguさんにお会いしました!話せて嬉しかったでっす。陰山さんは本当に素敵だ!

そして終わっていろいろ話しているうちに沈没したのでNINナイトには行けず。無念。

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■@ぴあ『MYTH』観劇レポート
鳥瞰だと床面がすごく綺麗!4Fの音響照明ブースからも観てみたいよ!

■読売新聞『MYTH』劇評
掲載された17日夕刊には写真も載っていました

■BOOM BOOM SATELLITES「ブンブンサテライツUSライブ‘06」
Macで観られないんじゃー!(泣)
M3での様子は、今出ているTVBros.やBRUTUSにもレポートが載ってますね

■SAPPORO LIFE『BOOM BOOM SATELLITES Interview』
中島雅之…?なかじま……?(泣)



2006年05月17日(水)
『ON』+音ネタ+延期+降板

俊太郎のソロは、ハイラインレコーズで買うと何かいいことがあるみたいなんで、シモキタに行った時に買おう。でもタワーでも「特典:応募葉書」て書いてあったなあ。インストアライヴでもやるのかな、気になる。ウルトラポップ時代のあの曲や!あの曲も!入ってるんだよねー!聴くの楽しみ。

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■『ON』BOOM BOOM SATELLITES

わははははは、すーごいアゲアゲで来ましたなあー。これはライヴ盛り上がると思う!えー、とりあえず5周してのおぼえがきです。まだまだ聴き込みますよー。シャッフルもしてみよう。

ライヴありきなのかな、これ。アルバムそのものとしてはまだちょっと判りません。アゲアゲなのはよく判った。

予想以上にブレイクビーツ主体の曲はあります、と言うかより足し算化してます。その反面、反復でグルーヴを出す曲も明らかに増えてます。で、その反復ものはまだ試行錯誤中なのかなと…どうも展開パターンが似て聴こえる。まあこれは、予想していたものとは違ってこっちが勝手に戸惑ってるだけかも知れない。

ブンブンて要は平井さんのドラムの音がキモなんだなと今更乍ら…そんでそのエディット=中野くんのリズム感が。音質はすっかり固まってます、前回録ったのをエディットしなおしたんじゃ?と思える程均質。なんでやっぱちょっと音圧低い…と思ってしまうんですが、そこはライヴで解消されたからなあ。あと低音(弦じゃなくて多分シーケンサーの方)の使い方が面白い。手弾きもあるみたいだけどかなりいじってるかな。ライヴではどうすんだ、どうやって生ベース載せていくのかな。上ものも初めて聴くようなパターンが多いな。にゃかの印の音も満載ですが。

えーとそれからそれから、ヴォーカルは高音主体。これも中野くんが、今は川島さんの声の高い部分を主に使いたいってことなのかなあ。以前は低音もよく使ってたよね、リーディング部分とか。川島さんはツアーで喉潰さないといいですね…。

やー、今度のツアーはきっと客も体力勝負になる…休む暇等きっとない……。

と、ライヴのことばかりが連想されます。

と言いつつ、ライヴでやらなそうな「PORCUPINE」を結構気に入っていたりする(笑)インターミッション扱いされそうな「ID」も好きです。

「LOADED」はプライマルのカヴァーではありませんでしたー。ちょっとホッとしたははははは。

あ、あとアートディレクターが変わりましたね…。

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■『わすれもの』レイ・ハラカミ
未発表、アナログ発表分の音源集。全ての楽曲が初CD化だそうです。複数年に渡って制作しているものもあります。寝かせっぱなしだった断片を、今年一気に仕上げたのもあるみたい。
上ものやリズムトラックにはハラカミくんの中で流行りもあったのかな、1999年作の「おかし」は、当時っぽいドンベー&ブレイクビーツを聴けます。これは逆に新鮮だー。
いちばん古い1989年作「さようなら」では、これ多分弾いてるよな…サンプル音じゃないと思われる弦の音が!このひとには時系列とかあんま関係ないよねえと思っていたけど、今の形になる迄にはいろいろあったんだなあ。その過程を聴けたのが嬉しかったです

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■ハシゴ出来るか
『NINファンナイト vol.2』
なんでこう被るのか…オールだそーなので行けたら…行けたら……(泣)
本編プログラムも気になるんですが、いちばんなんだそりゃってのは「NINにちなんだスペシャルDRINK、FOODメニューもご用意!」てとこですよ…。NINにちなんだスペシャルDRINK、FOOD!?NINにちなんだスペシャルDRINK、FOOD!?(復唱)
……なに、それ
連想されるのは人肉ミンチくらいですよ…あ、あとパーフェクトドラッグか!!
口に入れるのに勇気のいるものばかりです
それ以前に法に触れるものばかりです
や、どのみち面白いイヴェントだろうから、行けるひとは行くといい!

■なんつってたら
KROQのBreakfast showにNINが出演するそうで
トークとライヴを観覧出来て、朝ごはんも付くらしいんですけど。
朝からNIN!朝からNIN!(復唱)ごはん付き!
よくわからないけど面白そうですね…

■あ、そんで
今日誕生日だそうですレズナーさん。41歳おめでとう!

■え!
蜷川幸雄演出、坂手洋二脚本『エレンディラ』が公演延期
残念…中止ではないのが救いかな

■ええ!
小林賢太郎より
ムラジュン、『サムワン』に続きまた降板だ…。大丈夫なのかな……。



2006年05月16日(火)
バトン+小ネタ

『五重の塔』のキィさんよりもいっぽんバトンが。以前まわってきたバトンより微妙に質問が増えてますね。ウルトラマンはまだまだ修行中なので語れませんよ!て言うかキィさんも詳しいよね特撮…今度会ったらいろいろ教えてくださいよ(笑)

■「俳(女)優」バトン

Q1,今妄想している「俳(女)優」
岸田森さん(当時)が団時朗さん(現在)と携帯のCMに出るといい

Q2,最初に出会った「俳(女)優」
親、じゃないでしょか。いや職業が俳優だった訳ではないよー。
この世はすべてひとつの舞台、人間は男も女も役者にすぎない。てことで

Q3,特別な思い入れのある「俳(女)優」
役に思い入れは出来るけど、演じるひとにはなあ…どうだろ、思い付かないです。
あ、でもやっぱ大森南朋さんは避けては通れないな(笑)

Q4,「俳(女)優」の秘密の使い方
何だそれ。妄想してニヤニヤすることか?

Q5,「俳(女)優」を一言で例えて言うなら?
アスリート

Q6,「今晩のおかずは俳(女)優よ」と母親が言ったら?
無茶言うなよ

Q7,「俳(女)優」は何味ですか?
想像+創造の宝石箱やぁ〜☆
(キィさんの真似してみた)

Q8,「俳(女)優」は暖めますか?
暖められるといいですねえ

Q9,バトンを回したい5人とお題
うーむー。haruhiさんにザズウ(事務所の方)、鈍牛倶楽部でどうだ。よろしければ宜しくです。

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■おおすげえー
ANIKIの『Turntable Lanborghini#1』、初回納品分は完売とのこと!
先週末再入荷されたそうです、気になってる方は是非ー。シスコテクノ店だと、レジ横にレヴュー付で置いてあります

■わ!
ロビン、ガンズに復帰したそうで!

■どうなのよ
オーディオスレイヴ@ウドーフェスが公式から消えています!kaollyさんによると「現在バンドのマネージメントに確認中」とのこと。2年連続でキャンセルになるの…かな……。
いっそのことアリスと一緒にフジかサマソニにおいでよ(エゴ)



2006年05月15日(月)
いろいろ

■反射で書くっておそろしい
と2日経って我にかえる。あんな風に書いてますけど
T O O L は ど シ リ ア ス な バ ン ド で す 
と言いつつお菓子の家なんですがね。
四股を踏んで唄ったり、靴下(否裸足)で演奏したりするひとたちです。
でもそれがスットコドッコイかと言うと、とんでもない!んですよ…。
暗黒ヴィジュアルですが、すごい「ポジティヴなものをクリエイトする」ひとたちだと思います。
真っ暗な場所からだと光の明るさ暖かさがより判るってなもので。
轟音なのに静謐、修羅の中にも安息を得られるような。で、その安息は決して諦念から来るものではない。
…あれ、フォローのつもりで書いたのに、言ってることはあんまり変わってないぞ(笑)

■『ニュー・ワールド』@新宿東急
『ナイロビの蜂』を観に行く筈が。
やー、諸行無常。クリスチャン・ベール(の役)がいいひと過ぎた。せつない。こんないいひとのベール初めて観た(笑)
誰も悪くないし、きれいごとばっかり描いているように見える部分もあったけど、「神の声が聞こえない」場所でもきれいごとがあるのなら、人間捨てたもんじゃないと思いますよ…。
まあ人間の力ではどうにもならんこともありますが。
あのコはロンドンで神に会えたかな。
音楽じゃなくて(いや音楽もいいが)音効がとてもいいので、映画館で観る+聴くといい!風、水、鳥、虫の音

■イタリアみやげ
もらったー有難う!バチカンの画像も見せてもらったーうはー綺麗!
今は携帯でこんなに綺麗に撮れるのねー。確かにプリントアウトするとちょっと画素少ない感じはするけど、こんだけ撮れればデジカメいらずだ。
撮り放題のバチカンも太っ腹だね

■がーん
勇(イサム)=ジェイスン・ステイサムが今来日してるらしい。さっきいいともに出て「チッチキチー」やったらしい…何!何それ!何でチッチキチー!あんたいいひとだ!
み、観たかった…。
『トランスポーター2』のプロモーションだな。昨日予告も観たよー素敵ー!楽しみだー!



2006年05月13日(土)
『10,000 DAYS』

■『10,000 DAYS』TOOL

あ〜このパッケージ分解したい…何か裏地にメッセージとか入ってそうだよこのひとたちならそういうことしそうだよ…。ちなみにショップで平積みになっていると、メガネ部分の厚みで傾いてグラグラしてて、バサーと山を崩して慌てているひとをもう3人見ました(笑)

とまたパッケージの話をしてますが。いやもうそのパッケージにつられてつい買っちゃったひと(いるのか)が聴いてビックリしてのろいにかかればいいんじゃないの…いや、でもあのひと目見たらギョ、のアートワークに惹かれてジャケ買いしちゃうようなひとは、聴いたらその世界観があまりにもジャストでビックリしてどっちみちハマるんじゃないですかね…ビックリするのは変わらないですが。

そんで皆サマソニに行けばいい!これをライヴで聴けるんですよ!うっそお!(嘘じゃないから)

最近よく考えてるのが「ゲラゲラ泣く」についてで。アマンダちゃん@ドレスデンドールズが言っていた「本当に素晴らしいアートは、触れた瞬間、最上級の喜びと最上級の悲しみを同時に感じることが出来る」。まさにそれ。

あんまり長く感じないのにビックリだ…11分台が2曲あるのに全然長くない…トータル76分弱と言う詰めっぷりなのに…気付けば4周して朝になってたよ…。展開が面白くて、どんどん景色が変わって、どこ行くんだどこ行くんだと音を追ってって気付いたら目の前にお菓子の家が!勿論そのお菓子の家はアダムの手作りだ!わーいお菓子だよーいと手にとったらあれ、このお菓子蛇とか蛙で出来てる!ちょっと妖精も入ってる!おえー!でも旨いじゃん!こんな新しい味教えてくれて有難う(初めてタコとかうなぎ食べたひと有難うと同じ意で)!ともりもり食べて、気付いたら最後の曲になってて、魔法使い(メイナがコスプレ)が出てくる訳ですよ。目印に撒いてたパンくずは小鳥に食べられちゃって帰り道も判りません!どうするよ!そしてメイナの歌声につられてこどもたちはどっかへ行ってしまうのでした。

何言ってるか判らない。

でもこんなに濃いのに聴きやすいよ…『LATERALUS』より耳馴染みは早い。リフの繰り返しで聴かせるところも多いのに飽きない。メロディラインもポップだし…けどね、耳に入ってからがかなり……。

や〜ば〜い〜な〜(喜色満面)

サマソニ、ソニックステージで観られるってのはかなり…いい、のでは…。

しかしそこで問題が出てくる訳ですよ!マッシヴとどのくらい被るのか!メッセ内のステージは入場規制あるから、途中入場出来るか怪しい訳ですよ!それが心配です…どうすればいいんだ……(泣)



2006年05月12日(金)
favorite musician baton

おえーい難しいバトンがどるさんから届いたーい。洋邦とかUKUSとか分けちゃダメですか!…えーと今日の気分では、の回答です。一応全員現役にしてみた。

【Q1】あなたの中でNo.1ヴォーカリストは?
初っ端から分けていいですか…
・低音ではエディ・ヴェダー
・高音ではジェイムズ・ディーン・ブラッドフィールド
もーとっにっかっくっ声が好きなので、何を唄っても気に入るでしょうよ…はとぽっぽでもいぬのおまわりさんでももりのくまさんでも、このふたりが唄えば私は涙を流すことでしょうよ

【Q2】あなたの中でNo.1ギタリストは?
・窪田晴男
カッティングと言えば。刷り込みでもうこれが基準

【Q3】あなたの中でNo.1ベーシストは?
・フリー
いやもうねえ…あんた最高だ!

【Q4】あなたの中でNo.1ドラマーは?
・デイヴ・グロール
いやもうねえ…あんた最高だ!

【Q5】あなたの中でNo.1キーボーディストは?
・矢野顕子
「いもむしごろごろ」は唄い回しを笑う前にピアノを聴いてくれと

【Q6】その他の楽器でこの人は最高だ!と云うミュージシャンは?
・リッチー・ジェイムズ・エドワーズ
…ほら、ギタリストではないし(あわわ)
万が一の可能性でも、生きてるかも知れないので現役だ!てことにしといて…
・トレント・レズナー
“楽器”で分けられませんからね…
あと今なら
・アダム・ジョーンズ
ものつくり学校@世田谷とか言いたくもなるが、彼はギタリストですから

【Q7】あなたを音楽好きを決定的にしたミュージシャンは?
あ、これ私もYMOだわ。親に「悪魔の音楽」と言われたのも今となってはいい思い出です(…)

【Q8】あなたが初めてライブに出掛けたミュージシャンは?
誰だったっけなあ…厳密に言うとウィーン少年合唱団かベルリンフィルだったと(わざわざあんな辺鄙なウチの田舎迄来てくれたんだよ!有難う!)
アイドルは松田聖子ちゃんでした(笑)
ポピュラーなのは…バービーボーイズだったかな?

【Q9】今までで一番最高だったライブは?
……これは選べないよ!無茶言うなよ!(泣)今パッと浮かんだのは
・FOO FIGHTERS@CLUB CITTA'(1995)/初来日初日。あの祝福に満ちた光景は忘れられん
・RED HOT CHILI PEPPERS@FUJI ROCK FESTIVAL(2002)/クリントン翁が出てきて超気合い入ったアントワンが観られた。「翁俺がんばります!」「えっ翁が使ったマイクを俺が使っていいんですか!」てな感じで微笑ましかったな
・PEARL JAM@仙台イズミティ21(2003)/客がまたよくてねえ…
って、3本も挙げてますが(笑)あっあと『闘魂'99』@野音(1999)も忘れがたい

【Q10】このバトンを回してみたい人は?
I've never been youのpunchさん!ブログオープン記念に(?)どうでしょ?よろしければー

いやこれ、その時聴いてるCDとかによってころころ変わりそうですよ…。



2006年05月11日(木)
『MYTH』初日+ジェイムズ

『MYTH』@青山円形劇場

うー。うー。よかった。よかったよ。

とまあ地蔵のようになっていますが、何から書けばいいかしらん。客席に見知った顔がかなりいて、終演後会ったひとからも「スズカツさんだったねー」「スズカツさんいた?」とやたら言われたよ、いや私に言われましても(笑)と言いつついましたよ、客席に。すぐ見付ける自分もどうかと思う。妖怪アンテナ。

さて内容ですが。

えー、め ち ゃ め ち ゃ ス ズ カ ツ さ ん で し た。

ああそうだったな、このひとが構成(脚本)して演出するとこうなるんだった。倉本さんが照明で、井上さんが音響で。円形と言う場所も相俟って、めちゃめちゃ居心地がいい。緊張感を楽しめる環境が準備されていて、そこにいるのは楽しい。あとは自分の想像力で遊ぶだけだ。その想像力は、全ての観客が違うものを持っている。どうやって遊ぶかは自分次第。

以下おぼえがき。ある程度ネタバレしてます、未見の方はご注意を!ちょっとトリッキーな展開もありますので、まっさらな状態で観たいと言う方は読まないでくださいな。上演時間は90分です。この90分、てのもスズカツさんですなあ。


■Fブロックで観ました
■完全円形使い、セットは椅子2脚
■床に仕掛けがありますが、ほぼまっさらの舞台
■にゃきゃやまさんと篠井さんは舞台降りてうろうろしますよ

■フリー部分あります
■好きにやればいい!
■ここらへんは日が進むにつれこなれていくと思います
■にゃきゃやまさん、にゃきゃやまだけにニャー!(大ウケ)
■MIOさんが「にゃきゃやまニャーの着ごえほしい!」と悶絶してました
■売れると思うよ(笑)

■そのにゃきゃやまさんの役が、ね…
■ケンタロウみたいなひとをひとり知ってる
■今でも親殺しの報道を聞くと、あのひとがやったんじゃないかと冷や汗が出ることがある
■あのひとにこの芝居を見せたいとは思わないけど、タロウのような心持ちになる時が来ればいいなと思う
■無理かな?無理なひともいるかな
■でも怨むって感情をキープするのって、すごくエネルギーのいることで
■努力とか鍛練って言葉を連想する程で
■そう迄して怨み続けるってことにはある種感心もしたんだけど
■そこらへん人間は緩和出来る仕組みになってるのかもなと思ったりした
■脳=身体の仕組みがって意味で
■その緩和ってのは、諦めとはまた違って、忘れるように出来ているとかそういうの
■まあ忘れると言うより、どういう感情だったかってのを取り出しづらくなっていく感じかな

■思えば『レインマン』、兄弟の話だったけど、不在の父親の話でもあったな
■なかったことには出来ない、自分の父親と母親の話

■あ、偶然の音楽だ
■ここで使っている言葉は既にどこかで使われていて、それをまた誰かがカット&ペーストして意味合いがどんどん変わって行く
■ここにこんなものが、と気付く作業も楽しい

■そんで、たまたまなんだろうけどすんごいビックリしたことが
■いや、今わたくし、石ノ森章太郎さんの『人造人間キカイダー』を借りて読んでる最中なのですよ
■『キカイダー』ってね、『ピノキオ』がモチーフなんだよ!!!!!
■もうめちゃめちゃビックリした…顎が落ちそうになった…
■やーもう有難うございますー!!!>特撮師匠

■作り話と嘘
■言葉としては違うけど意味は同じ
■受け手の思いも入ってくるし

■役者陣はねえ、もう、うーうーうー!(泣)
■皆素晴らしいですが、いちばん感情移入したのは陰山さんの役だった…
■息子たちの話が「作り話」ではなかったことが最後に判るんだけど、そこにいちばんグラッと来た
■『ヴァージニア・ウルフなんてこわくない?』ではなかった
■ああっ『ヴァージニア・ウルフなんてこわくない?』とれてないよ!
■観れますようにー!

■基本的にアツヒロくんは出っぱなしです
■100%会話…いや対話と言った方がいいかな
■唯一、他のキャスト全員との対話を持つのがアツヒロくん
■喋らない間も聞いている
■聞く、には体力を使う
■これ結構ハードだと思う
■でもそれを楽しんでいるようにも見えました

■篠井さんは多分初、の父親役
■これが…いいのですよ
■この父親にこういうこと言われちゃあかないませんよ…
■だからこそ葬らなければ次に行けないと言うか
■で、本人もそれを望んでいる訳で


ばばっと浮かんだのはこんなこと。プログラムでも言われている「そういう小難しいことを言う人」「全く分かっていないかも知れないのに、なぜか喋れる人」も出てきますので、台詞を確認=反芻する作業が多いです。で、反芻してる間に次のシーンに行っちゃう(笑)かなり“試合”を観ている感覚がありました。

スズカツさんの作品は、単純に舞台を観に行くと言うだけでなく、自分が今何に興味を持っているかを確認する機会にもなる。格好よく言うと自分と向き合わざるを得ない。それによって受け取り方が変わってくる。

いやーもうズバズバ斬られたね!刺さる刺さる。うわあすんませんと言いたくなる場面もしばしばでした(苦笑)

さて、あと何度か観に行きます。次はどうなっているかな。

■私信
しらふでくだまいて(特技)すみませんでした…>MIOさん

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■JAMES DEAN BRADFIELDのオフィシャルサイト
COMING SOON!おおう、いよいよソロデビューって実感湧いてきた!



2006年05月10日(水)
ぶつぶつ

ぼそぼそ。

■3分の3
ついまたフラフラと『THE LONG SEASON REVUE』を観に行って、映画館を出たらまた雨だった。いい加減怖くもなるってなもんですが、まあこういうのは意識しだしたら止まるんだろう

■『10,000 DAYS』
視力はいいが乱視入ってるので、3Dメガネが上手く使えません!立体になる時とならない時があるよ…疲れてる時は全然ダメだー(泣)とまずパッケージの話かい。
音の話はまた後で。って、実はまだ通しで聴けてないのだ

■アリス@ウドーフェス
お、オーディオスレイヴと同じ日になった模様!よかったねーとひとごとのように言わないと自分の首を締める。
ひょっとしてスピードウェイよりフェニックスの方が行きやすいんじゃないのとちょっと考えてしまうのはまずい!やめれ!>自分

■あとなんかね
15日にバンドから何らかの重大発表があるそうです…えー、それはいい知らせなの悪い知らせなの。
レインが実は生きてましたーとかそういうのがいいな!

な い よ

■近所のくろねこが
最近めっきり茶色くなってきたのですが、日灼けでしょうか

■と書いているのは11日で
『MYTH』の初日な訳です。もーいー加減胃が痛いよ(何故私が)10年振りなんてね。
『セカンド・ハンド』なんてついこの前のことのように憶えてますよ。古田さんにシャツを脱げって言われた哲司さんが「すみません、お、おれ胸毛があるんです」と嫌がってましたねー。哲司さん奥ゆかしいな。別にいいじゃないか胸毛!
……憶えてるのがそこってのはどうなのか自分。
さてそんなフリーな部分は今回あるのでしょうか



2006年05月09日(火)
『STADIUM ARCADIUM』

■『STADIUM ARCADIUM』RED HOT CHILI PEPPERS

この限定盤にもすーごく惹かれたんだけど、コマとかビー玉とかいらんし…いつか中古で探そう(てことは結局は買うんかい)と通常盤を。

ペッパーズはリアルタイムで体験出来ている、私の愛するロックバンド。いろいろあったな〜。刹那的なこと、破滅的なこと。でもこうして新譜を聴くことが出来る。とても嬉しい!

おぼえがきなんぞ。

・ジョン、ツェッペリン度が上がってる!?
・ギターの音がデカいよ!(笑)
・リズム隊最強
・アンソニーすっげ歌上手くなってる…
・ライヴでは大丈夫だろうな!(愛故の辛口)
・あーアンソニーが好きでよかったなー!!!(泣)
・で、また詞が良いのですよ。今回は訳詞もイケてます!(あわわわわ)
・まあ訳詞に関してのより深い解釈や追求はmine-Dさんとこがまたやってくれるでしょう(他力本願)
・やっぱRHCPて、フリー、なんだなあ
・いやあの、アンソニーのRHCP、ジョンのRHCP、チャドのRHCP、なんだけど
・ここ迄バンドがやってこれたのは、フリーがいたからだろう
・アンソニーが死ななかったのも、ジョンが死ななかったのも、運かも知れないけど
・で、ヒレルが死んじゃったのも、ナヴァロが数年しかバンドにいられなかったのも、たまたま、かも知れないけど
・それでもバンドが崩壊しないで(いや実際かなり危ない時期も相当、何度もあったけど)やってこれたのは、運だけじゃなくて、フリーによるところが大きいだろう
・で、今の状態がこのアルバム

フリーのベースはバリバリだけど、『MOTHER'S MILK』の頃のようなハチャメチャ疾走ベースとは違う。当時だから出来たのがあれ、今だから出来るのがこれ。あの頃のようなベースプレイは今は生まれない。だけど、今しか出来ないプレイをフリーはしてる。それは他の3人もそう。ジョンはヒレルを意識することもなく、アンソニーは歌を手に入れ、チャドは空間を掴むような音を叩き出す。

全体像は、『MOTHER'S MILK』のハチャメチャ度、『BLOOD SUGAR SEX MAGIK』時のようなパーカッション使いやブレイクに宿る殺気、『ONE HOT MINUTE』のような分厚いギター(これには驚いた!)、『CALIFORNICATION』『BY THE WAY』の枯れた音が全部ブチ込まれているような、正に集大成と言えるもの。バラエティっぷりは過去最高だと思います。これはBSSMからずっとプロデューサーを務め、バンドの状態を見て来ているリック・ルービンの貢献度も大だと思う。

それが散漫に聴こえるか、過去作品を通った上での総決算と受け取るかは、聴き手によって全く変わるだろう。

「HUMP DE BUMP」「TELL ME BABY」「SO MUCH I」ではハネるフリーのベースも存分に堪能出来ます。これこれ、これを聴きたかった!

「SHE LOOKS TO ME」みたいなギター、ペッパーズでは新鮮だな。

あと個人的には「GONG LI」テイストのリズム隊が光る「HARD TO CONCENTRATE」がお気に入りです。

今しか出来ないことをやる。過去の反省は活かす。ひとのせいにしない。音楽を愛している。そのバンドが、カリフォルニアへのレクイエムを奏でている。

これが私の愛するバンド、RED HOT CHILI PEPPERSの最新型。やーこのバンドには躊躇なく愛してるって言えるなー。

あーもうホントに音楽で愛で世界が平和になればいいのになと思うよ!なればいいのに!無理だ!悲しい!だから音楽は鳴り止まないんだろう。



2006年05月08日(月)
バトン2本+α

ためてました。

■芝居(演劇)バトン

Sス子マスターに回したバトンが返ってきた。芝居(演劇)=スズカツさんみたいなところがあるんで(微笑)被る回答もありますがご容赦を。

◆パソコンまたは本棚に入っている『芝居(演劇)』に関するものは?
パソコンはweb上のレポート、インタヴュー、画像等
本棚はパンフ、戯曲、上演台本、原作、関連テキスト等

◆今妄想している『芝居(演劇)』に関する事は?
『MYTH』の千秋楽、スズカツさんがステージ上に引っ張りだされてキャスト全員から胴上げされないかなー(復唱してみた。もう殆どのろいです)

◆最初に出会った『芝居(演劇)』は?
うわこれぜんっぜん憶えてない!
きちんとした演劇を観たって印象に残ってるのは中学校に来た青年座『ブンナよ、木からおりてこい』かな

◆特別な思い入れのある『芝居(演劇)』に関するものは?
もの、ねえ…なんだろ…記憶かなあ(ものじゃないやん)

◆最後にバトンを渡したい人5人とそれぞれのお題は?
(上記の『』の中に今回バトンを回す5人のお題を決めて回します)
わーんもう思い付かないよー!やってみたい!て方は持ってってくだされ!テーマは自分で好きに決めるといいよ!(丸投げ)

****************

■漢字バトン

五重の塔のキィさんから受け取りました。む、難しい!私のイメージは「縞」だそうです。ボーダー部?ちなみにボーダーシャツは2枚しか持ってません(笑)
私がキィさんに持つイメージは「躍」でございます。

【前の人が答えた漢字に対して自分が持つイメージは?】
「陽」→前向き
「歩」→前向き
「偽」→後ろ向き

【次の人に回す漢字を三つ】
むむむ、
「未」
「不」
「異」
でどうでしょう

【大切にしたい漢字を三つ】
「綺」
「邪」
「粋」

【漢字の事をどう思う?】
美しい

【最後に貴方の好きな四文字熟語を三つ教えて下さい】
「五里霧中」
「孤立無援」
「明鏡止水」
好きと言うのか、これ

【バトンを回す七人とその人をイメージする漢字を】
す、すまん思い付きません…どなたかいらっしゃいましたら是非にー

****************

■BOOM BOOM SATELLITESアルバム『ON』発売記念インタビュー
簡潔にまとまってて解りやすい。本当は「きょねん…の〜……ろく……がつ、から〜………」て喋っているに違いない。
こんなこと言ってますが中野くんは本当にすごいひとだなあと思ってますよ!新譜楽しみですよ!
フェスにも出るってことで期待。フジ土日かサマソニで頼んます(エゴ)

■『太陽の中の生活』THE BACK HORN
旧譜集め中のところ新譜が出ました。まず音が綺麗なのにビックリした…もっとザラザラしてるもんかと。シャキーンとした音なんでヴォーカルが耳にぶっささって痛い痛い!
まだ数枚しか聴いてない旧譜からは「天井低そうなとこでライヴを観てみたい」と感じさせる曲が多かったのですが、これは野外で聴きたいな!丁度6月に野音でやるんですね。行けないですよ…残念

さていよいよ明日から怒濤のリリースラッシュに参戦します。



2006年05月07日(日)
『Turntable Lanborghini#1』

■MIX-CD『Turntable Lanborghini#1』
 Total 74min/32title Dj Mixed By ANIKI

MIX CDなるべく買わないようにしてるんだけど(いい加減部屋の床が落ちるから)彼女の作品なら話は別。久々のライヴレコーディングだそうです。「私がだいたい今どういう芸風で、どういうDJなのかという事を知らない方にも知って頂きたく、今回は店舗でも取り扱って頂くことにしました」とのこと。これは嬉しい!

現在の取り扱い店は
CISCO TECHNO店
西新宿spoonerizm
の2店舗、店頭発売のみ。INDEX冊子、ステッカー付の¥500。冊子付きは限定120枚。早いもん勝ちですぜ。

本人に直接言うの照れくさいんでここに書いちゃおう。泣いちゃいました、部屋で踊りながら(不気味)。

ロック好きリスナーとデトロイトからのテクノ好きクラバー。そう思いたくはないけど、両者の間には暗くて深い河があると感じることがある。ゴリゴリのクラバーがDJを聴くポイントは繋ぎ、グルーヴを積み重ねた上にやってくる高揚感。ロック好きは曲の最大風速、瞬発力を伴った高揚感。意外と違う。でもどちらも好きなひともいる。

ロックが主流のパーティで、「繋がってねえよ!」「ベタベタな選曲ばっかしやがって!」とDJを嘲笑するクラバーを何度も見た。悲しくなると同時に「てことは、自分はロック寄りのリスナーなのかな?」と思うこともあった。

ANIKIのスピンには両方ある。

下が4つ打ち、上は16ビート。声ネタで生み出されるゴリゴリどファンキーなグルーヴ。こういうのを聴くと、'90年代にクラブでいろんな音楽を聴けて本当によかったと思う。パンク、ニューウェイヴからレイヴシーン、テクノをごちゃ混ぜで浴びた現場。

懐古じゃなくてね。それは多分、どの世代にもあることだ。自分がここだったと言うだけだ。でも、上の世代に憧れるだけでなく、下の世代を羨ましく思うだけじゃなく、進行形。この世代の音楽がどうなっていくのか、これからも楽しみなんだ。

Free at last, Free at last, We are Free at last!

音楽はどこにでもある。どこでも聴ける、どこでも踊れる、どこでも叫べる。そこがフロアでなくても。

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SET LIST

1 The Jimi Hendrix Experience/E.x.p
2 Blues Explosion/Hot Gossip - TMJ(!!!) Remix
3 Narcotic Syntax / The Drumpads Of Jericho
4 Phuture/We Are Phuture remix Ep
5 Mu/Paris Hilton
6 ?/Daft Velvet(White)
7 Cajmere Presents Walter Phillipe/Sometime IDo
8 Raul Rincon Feat.Brok Landers/Happy Station
9 Plus Two/Sod / Shades Of Dank One Sided
〜Mint Royale/Blue Song Beginerz Remix(※ここ2曲繋がってます)
10 Simon/Free At Last Vocal
11 the rapture/House Of Jealous Lovers
12 Chocolate Puma/4 Letter Word
13 Paradox 3000 Vs Kasabian/Processed Breaks
14 Move-Yai & Steve Lavers/Rock Me
15 Christopher & Raphael Just/Popper
16 Jesse Garcia/Lanzarote
17 Vladimir Flatnoski/Xxx-Side
18 DJ Rush/Motherfucking Bass Christopher Just Remix
19 Co-Fusion/Tokio Funky Beat!!
20 Christopher Just/I'm A Disco Dancer Dave Clarke Remix
21 Ignition Technician/California Love
22 Green Velvet/Answering Machine Main Frame Mix
23 Antoine Clamaran/Trachade
24 Unkhown/Killa Bite2
25 Daz Saund & Ben Tisdall/Juggernaut
26 Jeff Mills/The Dancer
27 Valentino Kanzyani/Nueva York
28 Dave Clarke/Way Of Life Technasia Epic Mix 8
29 GrooveYard/Watch Me Now Original Mix
30 Joris Voorn/Incident
(31) Simon/Free At Last (Speach)

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2006年05月06日(土)
あらしの

前の静けさよ〜。いや、もう出だしてるんだけど、努めて静かにしてる。いろいろと心の準備が。

■Sound & Recording Magazine 2006.5.
『海外トップ・エンジニアが語る音楽制作の過去、現在、未来』にアラン・モウルダーのインタヴュー。NINの『THE FRAGILE』が最も気に入っている作品だそうです。「制作は思いっ切り楽しめた。めちゃくちゃ実験をした割には、比較的成功した楽曲が多かった」。SACDやDVD-Aに関しての見解も興味深い。
それにしても代表作として挙げられている8作品のうち7作品聴いていた…『FREE ALL ANGELS』も彼だったのか!やー、知らない間に耳を仕込まれてる気がする…(苦笑)

■音楽と人 2006.6.
ブンブン、中野くんのインタヴューと川島さん×イマイさん対談。
中野くんのパーソナルな部分を知るには興味深い内容です。『FULL OF〜』から聴き出したひとにはいいガイドになるのでは。対談はのんべえ話から小学生の頃聴いてた音楽の話から。お、面白い…。
写真も、珍しく川島さんが69んでなくて、体調良さそうでよかったねって感じ。中野くんは山から下りてきましたよって感じ(笑)ふたりともグッドルッキングなので、変にいじるよりこういう風に真正面から撮っている写真は好感持てます。
……や、でもいいツラ構えになりましたね…(しみじみ)
ヴィデオクリップ付で先行公開されている2曲を聴く限り、ブレイクビーツはあまり望めない様子。ミニマルな方向を強く感じますが、まだわからん…これは全曲聴いてみないことには何とも言えない…不安でもあるけど楽しみでもあります

■ショップに行くと
外盤は軒並み出ている訳ですよ。試聴したりパッケージを見つめてじんねりしています。
トゥールのパッケージを見て「へ、ヘッド博士(パーフリ)!」と思ったひと結構いるんじゃないか、特定の世代に(笑)ビックリしたよあの形態をまた見るとは!しかもトゥールで!

■パールジャム
通しで全曲聴く迄何も言うまい!ので見た目の話でも(笑)
エディとマイクがシュッとしてるとバンドの状態がいいんだろうなあと言う気持ちになりますね…

■Top Stage 2006.6.
篠井さんとアツヒロくんの『MYTH』対談。た、楽しみ過ぎる。
創刊3周年記念として掲載されている蜷川さんのロングインタヴューがとても面白い!カウンターとしてやってくのもいいけど、それは主流にこういうひとがいるから出来ることなんじゃないかな。つっても蜷川さんて主流にいながらにしてパンクなひとだからなあ…

■LOOK at STAR! vol.20
アツヒロくんとスズカツさんインタヴュー。気付けば来週初日だよ!おえー(こっちが緊張←バカ)
『ウィー・トーマス』頁に長塚くん×高岡くん対談。高岡くんがしていた『ベント』の話にじんわり。またスズカツさんと何かやることがあればいいな



2006年05月05日(金)
『ぐりとぐらのともだちあつまれ!』+α

『ぐりとぐらのともだちあつまれ! ―福音館書店「こどものとも」絵本の世界展』@玉川高島屋S・C館1Fアレーナホール

『こどものとも』創刊50周年記念展示。高校入る迄定期購読してました…ずっと配達をして頂いていた本屋さんに解約の連絡を入れたら、「いやあ、実はいつ迄とるんだと思ってました…」と言われました…。ウチ、マンガには厳しいのに本には甘かったよなあ。

月刊ペーパーバックで、毎号ひとつの物語にひとりの画家が挿画を描くスタイル。毎月毎月これだけのクオリティの本をよく出してるなあ、すごいなあと思います。評判がよかった号は上製本に生まれ変わって再版されますが、再版されていない号にも名作は沢山ありますよ!タイトル憶えてないんだけど、おじーさんが飼ってるねこが石臼で粉挽いておだんご作る話があったんだけど、これ好きだったんだよなあ…何て本だったかなあ…。

『こどものとも』のあゆみ、『こどものとも』の世界、『こどものとも』原画展示、絵本のひろば、オフィシャルショップの5セクション。展覧会のタイトルにもなっている『ぐりとぐら』の他、『だるまちゃん』『ばばばあちゃん』シリーズ、『はじめてのおつかい』等を描いた林明子さんの作品がパネルや立体になって展示されています。撮影禁止の場所でも皆撮りまくってたぞ、いいのか(苦笑)流石に原画展示の場所は、作品保護の為照明が落としてあり、撮影をしているひともいませんでしたが。

3年前に亡くなった、『しょうぼうじどうしゃじぷた』の絵を描いた山本忠敬さんのアトリエが再現されていたのが嬉しかったー。この絵本大好きなんだ…。乗り物絵本を沢山描いた方なんですが、その資料用の図鑑やら何やらが無造作に置かれた机、その後ろには蔵書が詰まった本棚、壁には仕事の時着てたんでしょう、甚平が掛けられていました。

自分が読んでいた'70〜'80年代の本にやはり目が行くのですが、2002年初版の『トイレとっきゅう』てのがあまりにもすごくて買ってしまった。いやもう何がすごいって…話がアヴァンギャルドっつうか何っつうか……トイレが遠足に行くっつって家から出て行ってしまって、家のコとねこが追っかける話で…もうこれだけでも驚愕なんだけど、絵がすごいのよまた!便器が嬉しそうにおやつを詰め込んで満面の笑みで出かけて行くのよ!洋式と和式がいるんだけど、その表情がまたものすごい。色使いも最高です。2000年世代はこんな絵本を読んでいるのか…あなどれん…。

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二子玉川の高島屋と言えば〜、男前豆腐の直営店があるのだよ!展覧会帰り食品売り場へ行ってみました。うはははは、CDも売ってるよ!グッズもあるよ!厚揚番長と新ヴァージョンのジョニーを買いました。新しいジョニーは内容量は一緒だけど2分割パックになっているので保存に便利です。

買ったものを入れてくれる袋も面白かった…。訳が判らない…しかしおいしいんで何をやろうがいい…。

帰りはバスでのんびりと。たまにバス乗ると楽しい。

厚揚番長ふわふわ!軽く炙って食べましたが、何もつけなくてもおいしい!番長…素敵だ!



2006年05月04日(木)
『ゲルマニウムの夜』3回目

『ゲルマニウムの夜』@一角座

いい天気で連休中で、何ともまー晴れやか爽やかで、悶々と考えるのはまたの機会にしようと言う気分。そんな頭で観たら、

これは朧がモテモテでよかったな!て話だな!

と言う感想になりました。ははははは。しかしそっから考えると(こじつけか?)、

誰からの愛も受け取る、自分は誰も愛さない。誰か特定のひとを愛すと言うことは誰かを愛さないと言うことで、それが出来ない朧は、やはり「宗教にいちばん近い」。それは、全てを愛せる神などいるものか、と言う朧からのメッセージとも受け取れます。しかしそれは決してメッセージの体裁をしていない。朧は意図してはやっていないんじゃないかな。

やー、モテ部は罪ですなあ。神って残酷だな。

そこで、じゃあ奉仕ってのは愛なのか?って問題が出てきます。えーと、それは次観た時に考えます。また観るのか。上映、8月迄延長になったらしいので行ける機会はあるな。

上映後ゲルマシンガン・トークと題して、大森監督、新井くん、おーもりくんのトークショウがありました。マシンガントークとは程遠いゆる〜いトークでしたよ…それがまたいい感じでしたが。インターネット上に書くなとおーもりくんが言ったので書けません(笑)おーもりファミリーの話が主でした。それにしてもトークの進行をいちばん歳下の新井くんがやっているのはどうなのか…話に詰まると「どうする?」みたく兄弟揃って新井くんを見つめるのが面白過ぎました。



2006年05月03日(水)
ハシゴ

『タイタス・アンドロニカス』@彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

再演。若干のキャスト変更と、若干の演出変更があり、非常に燃費がいい舞台になっています。怒涛の展開が恐ろしくサクサク進むので、観るのに体力使いますが体感時間は短い。シェイクスピアの何でもあり感が満載!アホかと!(暴言)いやもう凄く面白い…。

落ち着いて観るとあれだよ、元はと言えばタイタスがブイブイ言わせてタモーラの息子を生け贄にしちゃったり(いやしきたりとしては必要なことと判断してのことでしょうが)、ラヴィニアをサターナイナスの嫁に!て提言したりと結構うっかりさんですよ。息子を戦争で失って…と嘆いた直後に、怒りにまかせて生き残った息子を殺しちゃったりするしな!勢いがあり過ぎます。

突っ込みどころをあげれば切りがないのですが、まあ戦争や政治が絡むと誰も止められなかったりするよね…と嫌な教訓を得ますね…。あとひとの復讐心は底知らずってことか。最後の殺し合いは展開早くて失笑しそうになる程です。人生てそんなもんだ!ひとって結構簡単に死んじゃうね!うらみつらみは連鎖するけど決していい方向には行かないね!

虚しい…人間て本当にアホだ…。しかしふと気付けば、観客はローマ市民の役回りと神の視点を与えられている。全てを目撃することは出来る。が、何も出来ない。ひとのことアホだとか言ってる場合じゃあない。

滑稽にすら見える陰惨な復讐劇。しかしそこでむき出しになる感情にひとは動かされる。それが芝居であっても。体現出来る役者がいれば、その光景は本物だ。鋼太郎さんのタイタスは素晴らしかったです。再演組の小栗くんは、意気込みが伝わる色悪エアロンでした。そしてシェイクスピア作品の最後に出てくる生き残り、起こったことを伝えていく役回りのマーカス役・壤さんがすごく良かったです。

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『予感』@ユーロスペース2

ohanaのヴィデオクリップを、せっかくなので(?)映画にしましょうとなったものと言えばいいのか…廣木監督作品として上映されました。脚本も廣木さん。

これは…当て書きなのか?(笑)楽しく切なくほんのりモテモテ。問題は全く解決しないまま終わるけど、ほっこり笑顔で観られます。やあータイタスの後に観るとホッとするわ〜。

冬の光景と、きれいで素敵なおんなのコ。廣木監督は不機嫌なおんなのコの顔を魅力的に撮りますね。

オオヤさんとおーもりくんのトークショウ付でした。バンド組んでフジロック出たいって言ってました、マジすか!出るなら土曜か日曜に出てください!(笑)



2006年05月02日(火)
小ネタ

■考えている場合ではなかった
フジ、宿がなくて焦る。何とか確保は出来た…危なー。
数年前は1ヶ月前でも余裕で見付かったものですが。
と言う訳で迷う暇もなく土日に行くことに。どうなる日曜のヘッドライナー。
ま、でもBROKEN SOCIAL SCENE出るし、大江さんやゆらゆらも出るし、楽しいだろう

■行かないと言いつつ
気になるウドーフェス。
AIC、オーディオスレイヴと別の日みたいだよ…基準がわからんよ…。
と言いつつ、思えばレインが復帰した時のステージって、KISSとのツアーだったよなあと遠い目。
結果的にはこれが最後のツアーになったんだっけ…?(遠い目)

■『決断』
警察小説アンソロジー。逢坂剛、佐々木譲、柴田よしき、戸梶圭太、貫井徳郎、横山秀夫の短編が各1編。え〜、ピンキリ

■ふたりのすずきさん
お互いを知らない筈なのに、レヴューで取り上げるアルバムが被っていたりする。新譜ならまだしも、昔のやつなんだよねこれが…。
両方見ているひとって何人いるんだろう?不思議だけど面白い

■まあそんなことを言ってたら
みやちゃんがバックホーンにハマっているらしいのでいろいろ教えてもらおう(笑)すおーさんともその話したかったんだよ〜@シモキタ

■基本的に
CDは国内盤を買うようにしてるんですが(いややっぱ国内盤のセールスって来日に関係するんじゃないかと)パールジャムのリリース日離れ過ぎ!外盤はもう今日出るのに国内盤は24日て何それ!
1軍ベンチはリーク音源を一切聴かないようにしてるので(心意気)、もういい加減待ちくたびれました。あーどうしよう外盤買っちゃおうかいやしかしうーうー

■あと今月は(自分用メモ)
トゥール、ペッパーズ、ドレスデンドールズ、ブンブン、ハラカミくん、俊太郎のソロ、ロックザウルトラマン…出過ぎじゃー。5月10日なんて何枚出るんじゃー。
何か…何か忘れてる気がする…まだある気がする……

■と言えば
shokoさんとこのドレスデン映画祭日記が素敵なのですよ。トラバ受け付けてないのでリンクはまずいかな、探せるひとは探してみてください。
『ロストガール』の一般公開楽しみにしてます!

■そうそう(私信)
MIOさん、ペッパーズ表紙のDAZED誌観た!あの写真撮ってるのエレナさんだよ!ほら、スマパンの!ビリーの!!