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■ 異動。
「異動」という言葉が嫌いです。
いつもいつも この時期が来るたびに いかせんに会えた意味を考えます。
いかせんに会えたことを幸せに思います。
春は 別れと出会いの季節と言うけれど どれだけの人が出会いと別れを繰り返しているんでしょう。
私の大切な人、いかせんは、 毎年のように異動候補に名があがります。
もし異動になってしまったら いかせんとはもう会えなくなってしまう。
だからこの季節がくると 私は毎日のように緊張して いかせん自身より異動発表の日を待ちわびて もうほんとに緊張して
おととしも去年も いかせんは異動の最有力候補に名が上がりながら、 なぜか結局異動はなくて ずっとあたしは彼のそばにいることができた。
あたしは、 そのたびに偉い人に感謝して いかせんをここに残してくれた偉い人たちに感謝して でもこの季節が来るたびに いかせんに異動の話が出るたびに その偉い人たちを恨んでしまう。
ほんとにあたしからいかせんを遠ざけないで。 もう何も望まないから、 今さら何も望まないから、 だからせめて近くにいさせて。
ゆーすけの時もそうだった。 会えなくなるのがいちばん辛かった。
だけど ゆーすけとは比べ物にならないくらい、 いかせんと離れるのだけは嫌だ。
いかせん離れなんて一生できなくていい。
あたしの人生を 根本的にひっくり返した人だから。
あたしの恋愛観を 人生観を、すべての考え方を あたしはあなたから教わった。
2002年01月26日(土)
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