MISTAH
昨日からDさんとGMの20年来の親友、OさんとPさんが来ているらしい。 私たちが引っ越すのと同じくしてGMがアパートを見つけてきたらしく OさんとPさんはその引越しのお手伝いにはるばるLAから来たんだけど、 二人が来ることを聞いたDさんは 「それじゃ俺の残りの引っ越しも手伝ってもらえそうだな」と大喜び。
昨日は思いがけず早起きをする羽目になってしまったので 今日こそはゆっくり朝寝坊をしようとたくらんでいたんだけど 8時を過ぎてDさんが 「そろそろ起きないと間に合わないよ」と言う。 私たちもGMの引っ越しを手伝うつもりでいたんだけど GMとOさん達は朝の7時から引越し作業をするという話だったので 「早くしないともう終わっちゃうかも」と、Dさん。
結局10時過ぎに家を出て、途中でGMに電話をしたら ソーダとコーヒーを買ってきてほしいと言われて SF市内で買い物をしていざGMの新居へ。
案の定粗方の作業は終わってしまっていたけれど、 私たちも参加して最後の作業を手伝って、コンテナはからっぽに。 「ここに1年半、俺の全てが詰まっていたんだよ」 と、空になったコンテナを見てGMは感慨深げだった。 やっと見つけた新居をGM色に染め上げた頃にまた遊びに行こうっと。
GMの引っ越しがひと段落ついたところで、 Dさんの引っ越しのお手伝いをすることに。 木曜日に小さなものは持っていったけれど 机やいすなどの大きな家具は車に入りきらなかったので Oさんのトラックがあってとても助かった。
私はGMとPさんに「Dさんの引っ越しなんてGMのに比べたら小指一つで足りる」 と言ったら、意外に重たいものが多かったのと階段の上り下りが堪えたらしく、 「Shiho、これでもまだ小指だけで足りるのか?」と汗だくのPさん。 …嘘ついたつもりはなかったんですけど。
何とかほとんどの荷物を詰め込み、いざO市へ。 車の中でPさんに「普段Dを何て呼んでる?」と聞かれて 『Mister』と言ったら「マジで!?」と、驚いた様子。 職場でふざけて『Hello, Mister』と呼んでいたのが定着したんだけど、 Dさんも「実際彼女はそう呼んでるんだよ」と笑ってた。 家に着いてから、『M-I-S-T-A-H だよ』とわざとでたらめスペルを言ったら 「Mistah、か」と下を巻かない発音を繰り返すPさん。
Oさんのトラックも到着して、みんなで家具を運び込み、 作業が終わった後はデッキのテーブルセットでみんなそろってビールで乾杯。 こんな風に人が集まる家にあこがれていたから、 新居のデッキを早速有効活用出来てうれしかった。
夕方にはみんなでごはんを食べに行って、 GMとみんなでそのままGMの新居でまったりすることになった。 GMの家は山の中腹にあって、テラスから海が一望出来る。 この景色のためだったら、確かに2500ドルの家賃も納得出来るかな。 …私たちにはさすがに払えないけどね。
2008年05月03日(土)
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