調子
「ディナー、どこ行った?」 朝会うなりGMにそう聞かれて、 『昨日教えてもらったお店に・・・』と言ったら 「そうか、よくやった!」と褒められたw
その後で、 「Dに勘定払わせたのか?」と聞かれたので 何となく後ろめたい気持ちで頷いたら「そうか!」って。 横にLちゃんもいたから、変に誤解されたくなくて 『いや、別にそんなつもりじゃなかったんですけど』と、弁解。
だって、教えてもらったお店ってちょっと雰囲気のあるお店だったし、 そこで二人きりでご飯食べて、ましてや奢られたなんて言ったら 本当にデートしてるみたいだもん。。
夕方、Dさんがオフィスにやってきたので 『今日はもう帰るの?』と聞いたら、 「いや、これからアラーム試したいんだよ」とのこと。 でもアラームが正常に働くかどうかを試すためには、 オフィスに誰も居ない時に試さないと。
『あの・・・暗に出てけって言ってる?w』と聞くと、 「いや、まだ。その時になったら言うよww」だって。
それからほんの10分後に「その時」はやってきて、 Dさんがアラームをセットしている間、私は外で待機。
何度か試したけど上手く行かなくて、警備会社に電話して やり方をもう一度確認したら上手く行った。
『これでアラームONにして帰れるね』と私が言うと、 「これからまだ残業するの?」と、Dさん。 『・・・もしかして、出てけって言ってる?ww』と聞くと 「いや、もしまだ仕事するならアラームのセット方法教えないとって思って」だって。
教えてもらって間違えるのが嫌なので、今日は一緒に帰ることにした。 帰り支度をしながら、 『水曜日ってもっとワクワクする日のはずなのになぁ・・・』と、私が言うと 「映画でも見に行く?」と、Dさん。 昨日の今日だからと思って誘うの諦めてたけど、 Dさんがそう言ってくれるんだから問題ないってことだよねww
『何観たい?』 「○○○ってやつ。でもどこでやってるか分かんないな」 『ネットで探しますかww』
近くの映画館で上映されているのが分かったけれど、 時間は8時10分から。まだ1時間半以上もあった。
『じゃ、軽くご飯食べてから行けるかな?』と私が言うと 「全然余裕でしょ。1時間半以上あるよ」と、Dさん。 「俺は腹減ってないから、デザートだけで良いけどね」だって。
車に乗り込んで、とりあえずは映画館方面へ向かうことに。 新しく出来たモールの2階にマティーニバーがあるという噂を聞いて お店に向かってみたものの、どうしてもたどり着けなくて断念。
『映画館の下に、デザート専門店あったよね?』 という私の意見で、結局デザート屋さんに向かった。
デザートのディスプレイを見ていたら、ふいにDさんが 「お腹に先に何か入れなくて良いの?」と聞くので 『うーん?別にどっちでも良いけど・・・』と答えると、 「俺はどっちでも良いよ?先に食べた方がよくないか? そしたら俺も何かつまみながら酒飲めるし」と、Dさん。
お酒飲みたいならそう言えば良いのにw
結局、この前入ったお寿司屋さんにまた行くことにした。 今度はカウンターではなくてテーブルで。
「この前飲んだの何だったっけ?」と、ドリンクメニューを見ながら Dさんが聞いたので、 『これ・・・だったかな?もう忘れちゃった』と、私。 お店の人に教えてもらって、何のお酒だったかは思い出せたけど 結局違うのにしちゃった。
二人で頼んだお酒をかわりばんこに飲んで、 『どっちが好き?』と聞いたら、 「こっち」と、私の選んだ方を指してたw しめしめww
二人でつまめるように、お寿司とお刺身の盛り合わせを頼んで、 美味しいお酒と美味しい酒の肴に舌鼓を打ちつつ 二人で沢山飲んで沢山笑って、楽しい時間を過ごした。
全部食べ終わって、ふとDさんが 「1時間経っちゃったかな?」と聞いたので 『多分映画の時間、とっくに過ぎてると思うよ?w』と、私。 Dさんが携帯を見たら、案の定8時40分だったww
「ま、良いかw」 『うん。映画よりも楽しいもんw』
今日はお勘定は私が持つことにした。 「良いよ、半分で」と言うDさんに、 『いいの。昨日はDさんが払ってくれたから、今日は私の番』 「・・・ありがと」 『どういたしましてw』
その後に、今朝のGMとの会話の話をして、 『「Dに払わせたんだろ?」って聞かれて、ちょっと罪悪感感じたよ』と言うと Dさんが「ははは」って笑った。
GMはどういうつもりでそんなこと言うんだろう? わざわざ変に意識させるようなこと、言わなくても良いのに。
お店で飲んでる時には全然何とも無かったんだけど、 帰りに会社まで車で送ってもらう時に、車の揺れで少し酔いが回った。
『なんか・・・日本酒ってあとで効いて来るね』と私が言うと 「ん?酔った?運転できそう?」と、Dさん。 『いや、ううん、いや、あのっ、あ、でも今のいやはそのいやじゃなくて・・・』 と、質問に答えられずにしどろもどろの私。 「はぁ?ww」 『・・・うん、ごめん、酔ってるよねw 英語喋れてないやww』 と私が言ったら、Dさんがはじけるように笑った。
「家まで送って行こうか?」 『んーーーーーーいや、でもそれは悪いもん』 「でも運転出来ないんでしょ?」 『どうだろう・・・?』 「家のゲストルームに泊まって、明日一緒に出勤する?w」 『そんな事したら今度こそ殺されるよww』 「そうだねww」 『オフィスに居ようかな・・・って、あ、ダメじゃん、アラーム』 「あー、そうか」 『もう・・・なんでこんな日に限ってアラームつけるのww』
結局、車の中でしばらく休憩してから帰ることにした。
Dさんの車が丁度駐車場に滑り込んだ。 Dさんにお礼を言って、ドアを開けたら 「車まで送るよ」と、たった2メートルの距離なのにDさんが出てきてくれた。
『大丈夫だよ、そんなw』と私が苦笑いしたら、 「気が変わったら遠慮なく電話して」と、Dさん。 『何のために?』 「家まで送って欲しいとか、アラーム解除して欲しいとか」 Dさんの言葉を聞いて、ちょっとびっくりした。 『そんなワガママな子じゃないから大丈夫w』と言って、 普通に「おやすみ」のハグをして別れたけど。
なんか・・・。そんなに優しくされたら調子狂っちゃうんですけど。
2007年01月31日(水)
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