Desert Beyond
ひさ



 大晦日らしい大晦日

今日は快晴。
大晦日の夕暮れを写真に撮りました。
西陽に暮れる街。暮れかけの青い空。
なんとテレビなしで通してた僕ですが
とうとうテレビを買ってしまいました。
大晦日らしい大晦日を過ごしています。

格闘技鑑賞して蕎麦をゆでてたべ日本酒を飲む。
シャワー浴びてゆく年くる年ちょっと見て
0時前に外に出て除夜の鐘を聴きます。
その後は自転車で伊佐爾波神社へ参拝。

みなさん今年は色々とお世話になりました。
来年もよろしくお願いします!

2006年12月31日(日)



 冬は寂寥

今日は快晴の良い天気だった。
空の青が千と千尋のあの空の青みたいだった。
僕はテーブルについて東向きに外の冬を見ていた。
山を見ると竹林になっているところと
そうじゃないところがよくわかる。
木々の紅葉は枯れて落ち着いた赤茶。

ちょっと部屋を片付けてみた。ちょっと。
珈琲飲んだりパソコン使ったりしていると
知らないうちに太陽は西にするすると動いていくのです。

去年の冬は堀込高樹の『Home Ground』と
玉置浩二の『今日という日を歩いていこう(2枚組みライブ)』
を聴いていたので、それらは冬の音になっています。

東の山とマンションは薄く夕陽に照らされて
だんだん照らされる光が弱くなってくる。
世界の色が薄くなってきて
薄い霞がかかったようなモノクロームに近づく。
山のほうはほんとにぼんやりしていた。
部屋の中は寒いので外はもっと寒いだろうと思った。
夕刻あたりの世界は音も抑え気味にまわる。
道路には宅急便の車のハザードランプが
まぶしい黄色で点滅しているのが見えた。

とにかく寂しくて人恋しくなる夕暮れだった。



2006年12月23日(土)



 Room201

目覚ましなしで寝たのにも関わらず
午前8時前に起きてしまった。
こういうもんですよね。
しかし意地でも二度寝。10:30まで寝てから諦めて起床。
カーテンを開ける。

不均質な曇天模様が城下町に広がる。
雨はぱらぱらと降り出したかと思うと止む。
薄明るい部屋は月の裏側よろしく底はかとなく寒いのです。

自分のスイッチを入れて
パソコンのスイッチを入れて
珈琲を淹れた。
垂れ込める雲の広がりをぼーっと眺めてたら
スガシカオの"Room201"を聴きたくなった。
この曲はよく不意に聴きたくなるのです。
部屋にイントロのギターが響く。
熱い珈琲を飲む。

珈琲はキャンプ用のマグに。

だらだらと書いていたらすごい光景を見ました。
濃灰色の空をキャンバスに
真っ白な雹が一気に降ってきてすごく綺麗だった。
携帯で写真を撮ったけどわからないだろうな。
撮った後に何故に一眼で撮らなかったんだろう、と。
一眼持ち出して撮ろうとしたときには
雹の波は山の方に駆け足で去っていくところでした。

青空が見えたり
日が射したり
雲は東へ流れる
雨が降る
晴れる
曇る
そしてまた晴れる。

2006年12月17日(日)



 学会デビュー

日本地質学会デビューしてきました。
ポスター発表での参加だったけど
あまり骨のある質問も辛辣な意見もなくつつがなく終了。
研究内容を5回くらい説明するとさすがに慣れてきます。
賞は取れなかったけど。
ポスター賞は今年学生をとらなかった先生研の院生と
高知大学の学生がとりました。
松山から徳島まで片道5時間ですよ。下道で。
高速代が出ないため、帰りも下道。
昨晩の睡眠時間は2時間半だったから
運転しきれるか心配だったけど
幸い同じ研究室の人が話し相手でいたのでだいじょぶでした。
帰りに見たローソン。
遠めじゃローソンって気づきませんでした!
何せ看板からなにから朱色なんだから。
なにがプラスかと言うと
生花とか野菜も売ってるとこがみたい。

あーホント疲れた。でもすっきり。
あとは22日の合同ゼミでプレゼンして今年は終了だなぁ。
とりあえず発泡酒を冷凍庫で冷やしてるので
ひとり打ち上げして目覚ましかけずに寝ます。
I'll wake up when I wake up.


2006年12月16日(土)



 ギリギリ終了

今日はいい天気だったけど朝一番から午後4時前まで
ずっと室内で飲まず食べずの作業が続きました。
やっと終わって先生が「お疲れ様の一杯」と
こぶ茶を入れてくれたのでした。
明日が本番だけどもうホッとしちゃったよ。

帰りは橙の西日が山の紅葉をさらに赤くしていた。

久しぶりにケツメイシのオフィシャルHP見たら
かなりデザインが変わっていてびっくりした。
最近あまりケツメ聴いてないなぁ。。。

2006年12月15日(金)



 Sugarless

スガシカオのアルバム。
これよく聴いてたのは3年前の冬かなぁ。
なんだか気分が退廃してきてついついシカオってしまった。

3年前の冬の夜中、
埼玉からあてもなく日本海の方向に車を走らせた。
バイパスを大型トラックと並走し
ぐねぐねとくねる峠を越えて
国道沿いに細長くかろうじてへばりつくような集落を抜けて
夜明けに遥か遠くに富士山のシルエットを見た。
あまりにも寒く、あまりにも透き通った空気が鋭くて
一体このままどこまで行ってしまうんだろうと思った。
チェーン脱着場と古い看板の立つ
川と国道に挟まれた駐車場で
エンジンを切ってニット帽を深くかぶって
ダウンジャケットに包まれたままじっとしていた。
スガシカオのSugarlessとオリジナルラブのベストが
そんな二日がかりの迷走ドライブのテーマアルバムだった。
あんなドライブで気が晴れたのかどうかもわからない。
幸せと不幸せが共存していた冬だったからかな。


2006年12月14日(木)
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