Desert Beyond
ひさ



 今日から仕事(ずっと)

今日からずーーーーーっと半月くらい仕事。
朝仕事に行って、7コマ授業。
途中1コマ分休みをはさんで。
と思ったら塾の事情で1コマ増えてしまって
全部で8コマになってしまった。
まあそのぶん稼げるけどさぁ....。
だから塾にいるのは全部で9時間45分。

帰り、大宮駅で足が棒のようでふらふら。

でも今日も台風の名残りで
雲がとても綺麗だった。
青空にうすーい雲が高いところにあって
低いところに白い雲や灰色の雲が
すいすいすいと流れて行って。

そういえば2日前に
やっぱり雲がどんどん表情を変えて行って
綺麗な空の日で、ちょうど車に乗ってたら
歩道を歩いていたランドセルをしょった
小学生の男の子が、ちょっと上を向いたら
あんまりにも綺麗な空とすごい雲で
真上を後ろに倒れそうになるくらいぽかーんと
口を開けて空を見ていた。
僕はその小学生の男の子を見ていたかったけど
前の車が進んでしまったので
見ているわけにはいかなかった。

網戸にして静かにしてるよこおろぎが
ころころころと鳴いていて
まだ秋は早いと思いながらも
早過ぎる秋の気配。おかし。


2004年07月30日(金)



 台風が近くを通ると

最後の2連休2日目。
本当は昨日の明け方から釣りでもしてしまうか
などとまたまた思っていたのですが
以前の「斜め上みたらそこに波があった」事件もあるので
天気図をチェックしたうえで自粛しました。

台風が近くにあるときっていうのは
空の雲達がめまぐるしく来ては去って行って
ドロップみたいな雨がばらばらと
空から一気に降ってきたと思えば
雲と雲が突然開けて信じられないような青空が広がったり。
立石の海はやっぱり大荒れで
でも雲からむこーうの海へ後光が差したり
飛沫が金色に輝いて散ったりしてた。
青空に山のもこもこ緑が映えた。

2004年07月29日(木)



 行き先は?

今日は午後から動いて勉強。
マクドナルドの広い二階禁煙席のコーナーで。
昼の白い光からだんだん黄色に。
陽が傾いて橙色になってきた光が
直接僕の目に入ってきた。

行き先がどうなっているのかわからなくて
行き先をどうしたらいいのかよくわからず
何もしないで貝のように黙りこむ生活。
そんな気がする。
わかってるさ、わかってるんだけど。

夜中、家に車で帰るとき
近所の路地に左に入って右に曲がって
ヘッドライトが向こうを照らすと
ずいぶん向こうの街灯の下に
白黒の猫が道の真ん中にべたんとネッコろがっていた。

夏なんです。

2004年07月24日(土)



 釣り天狗in城ヶ島

午前中から夕方まで、釣り天狗。
城ヶ島の磯の良い所行ってきました。
だんだんと上手くなってきて
引いた時の合わせ方とかもわかってきた結果が実って
食べれる魚が釣れるようになりました。
初めて釣れたのは、ニシキベラって魚。
お腹がネオンな青色で、黄色や赤や緑で体を彩ってる。
あとは、ベラ、メジナが二匹、アジが二匹。
刺身に出来るほど大きいのはいなかったので
全員携帯で写真を撮って逃がしてあげた。
メジナって磯にいて、水が澄んでいるときは
警戒して出てこなかったりえさを食べなかったりする魚。
食べたことないけれど刺身がとてもおいしいって。
黒鯛目当てだけど、磯釣りをする人は
だいたい黒鯛かメジナ狙い。
だからメジナ初めてつれて嬉しかった。
逃がすとき、ありがとう、またな、って言った。

城ヶ島はカップルや家族連れがちょこちょこといて
みんな水中眼鏡やらシュノーケルをつけて
磯にふわぁっと浮かんではもぐったり
なにやら採っていたりした。
パパ、ここに大きなさかながいるよ!!
って聴こえてほほえましく思った。
城ヶ島は水が綺麗だから僕ももぐったりしたかった。
来週もぐらなかったらもう今年は諦めだ...。
短い夏。

2004年07月23日(金)



 じっと

海水浴、というかシュノーケリングな日。
にしようと思っていたけど
予定の変更で、涼しい部屋でじっとしていた。
9月のはじめの週にでも旅に出ようと思う。
夏お疲れ様旅行というか。
レンタカー付きの安いツアーで沖縄か北海道か
それとも海外の島なんかいい。
でも5万くらいだと海外はギリギリ。
もしくは青春18切符の旅、再び。って手もある。



2004年07月22日(木)



 その10センチちょっとが

寝ないで三浦半島にやってきた。
午前中から一人で海に行って
ビーチパラソルを差して、シートを引いて
日焼け止めを塗って、それで昼寝。
優雅そうだけどものすごく暑かったので
1時間半昼寝するのが精一杯だった。
波がとても穏やかで、海は碧色だった。
ここまで暑いとビーチパラソルでは役不足だな、と思ったよ。
テントみたいな形のサンシェードがないと
この暑さの中で昼寝なんてとてもじゃないけどできない。
買おうと思ったけれど、7月の末からお盆まで
海には一度も行けないというのを考えてやめた。
パラソルの影から足が出ていて
七分丈パンツと靴下との間の10センチちょっとが
赤く焼けてしまった。面白いふうに。

2004年07月21日(水)



 一次関数

中学二年生に一次関数を教えてる。
ちょうど林間学校とかがあったり
夏休みに入るときだったりして
勉強とちょっと離れた心持ちでこの一次関数。
ようは直線のグラフ。
いきなり数学的になるところで
教えてるクラスの生徒に理解出来てる子と
よくわけのわかっていない子とバッチリわかれてしまった。
女の子で一人問題ができなくて
怒っちゃってる子とかいて困った。
そういえば僕もわけわからずに先生に進められて
ただただ怒りしか湧いてこないような事ってあったなぁ。
それでも進められると先生の事を嫌いになって
やってる事もどうでもよくなっちゃって...。
僕みたいになって欲しくないので何とかしなきゃいけない。
一次関数、厄介だよなぁ。


2004年07月20日(火)



 できるかな

海の日、埼玉にいるので海の日といわれても...。
でも仕事もないし、やりたい事しようと思う海の日。

隣の家の人の孫が何人か遊びに来ているらしく
昨日今日ときゃあきゃあ声が目覚まし時計。
水遊びしてるみたい。子供用ゴムプールで。

もう午後2時になっちゃうけど
今日したいことはできるとこまでゆっくりしてみる。
・ホームセンターと生協におつかい
・釣具屋に行く
・村上春樹の読み途中の小説を読む
・ギターを弾いてみる
・気分が乗れば書き物をしてみる
・5時までに大きな街に出れたなら一人昼ビール一杯
・本屋にぶらりと行って見る
・つたやに行ってCD借りる

さてどこまでできるかな。
結果はのちほど。

********************************************

できた事、できなかった事。
○・ホームセンターと生協におつかい
○・釣具屋に行く
×・村上春樹の読み途中の小説を読む
×・ギターを弾いてみる
×・気分が乗れば書き物をしてみる
×・5時までに大きな街に出れたなら一人昼ビール一杯
×・本屋にぶらりと行って見る
○・つたやに行ってCD借りる

と、半分以上できなかった。
余裕がなくて読書と書き物はする気にならず
夜遅くなってきてギターも弾けず
街に出てビールは車じゃいけないので
他の予定も全てできなくなっちゃうからやめた。
本屋は買い物をしなければ駐車場代が生じるので
今回はパスしてしまいました。
そのかわり夕方に庭に植木の手入れをしたり
老犬の世話をしたり、釣り竿を洗ったりしました。
そんなこんなで夜が更けていって日が変わる。

2004年07月19日(月)



 日曜日、夏

世界遺産、って番組、いいなぁ。
派手にやらない淡々としたところが好きだ。
華やかな場所じゃなくて
あくまでも静けさとか自然の厳しさが出てるような。

今日も仕事で渋谷へ。
自転車で橋をわたると隣町。
橋からまーっすぐ向こうを見ると
例の坂が見える訳だ。
お昼過ぎの細めの道路に人は少なくて
電柱と道の南側の家の影が道に落ちていた。
向こうを行くおばさんが麦藁帽子をかぶっていた。
向こうから来る車の中では
婦人が涼しそうに運転していた。

仕事は悪いところもなくうまく行って
終わるとすぐに帰宅。埼京線。
明日は海の日だね。
おやすみ。

2004年07月18日(日)



 隣街の坂

とくに陽射しもきつくないのに
やたらと蒸し暑い日でした。
駅まで自転車で行くのが嫌なのは
子供の頃から、途中に上り坂があるから
というのが理由。
その坂を自転車でかけのぼると
昨日は汗が出てきました。

坂なので下りは楽だろう
などと思うかもしれませんが
ちょうどふもとに交差する道があって
そちらの方が優先なので
ふもとにあわせて止まらなくてはならないという
なんとも辛い坂です。
子供の頃に隣街からの帰り
ブレーキのききづらい自転車に乗っていた僕は
車につっこむよりも、と壁に激突して
体をはって止まったことがある坂。
今もかもしれないけれど
確か夕方その坂の上から秩父山脈の
シルエットが綺麗に見えたと思う。

仕事は代講ということで5時間。
終わったときには喉が痛くなっていて
明日が心配。

冷たいウーロン茶がおいしい。

2004年07月17日(土)



 ケンバンド

横浜、横須賀。
クレイジーケンバンドの音楽と合う。
逆もまたしかり。

ケンさんの歌い方があまり好きじゃなかったけど
なんだかクレイジーケンバンドの聴き方って
そういうんじゃなかったみたいで
ちょっとずつはまりつつあります。
あの昭和っぽくておじさんっぽくて
港のメリケンの匂いの混ざった怪しさというか
それでいてフォンキーでソウルフルでラテンな感じ。

明日は代講ということで
日曜にする授業と同じことを
渋谷でやってまいります。
お金ははいるけど、そのぶん重い。
でもやるのだ。
テンション上げないと。

2004年07月16日(金)



 水中メガネ

海で泳いで参りました。
海の家が出ている海岸から磯の方へずーっと歩き
小磯に挟まれた誰もいないビーチ。
ちょっとプライベートビーチきどりで
シュノーケリング。
そしたら毒魚のゴンズイが何匹か群れでいたので
浜に上がって場所を変えました。
磯だけで岩だらけの場所だけど
水がすっごく綺麗な場所。
前に一度釣りをした場所なんだけど
もぐったら色んな魚がいたよ。
ちっちゃいのがスイミーの群れみたいに泳いでるのとか
大きめのベラがゆーっくり泳いでたり。
水に入らないと見えない岩の小島の周りを
魚みたいにゆーっくり足ヒレだけ動かして見てきた。
一番感動したのは島の向こうの深めの所で
いわしの群れがいて、一緒に泳いだこと。
手をさしのべると手の20センチくらい向こうに
何十匹ものいわしがいて、全員同時に向きを変えて泳ぐ。
ちょっと時間が経ってから
また同じ場所にゆっくり泳いでいってみたら
また彼らが同じように泳いでいた。
一緒に泳ぐとこっちまでいわしになったみたいだ。
また会おう。

そのうち向こうの方がガスっぽくなって
ごろごろ言い出した。夕立ち!
車に帰ってくると、長浜海岸では
なんだか黄色いタイツをはいて、
黄色い服をきて、黄色い帽子をかぶった
あやしい人たちが何人かいてなにやらやっていた。
どうやらテレビ番組の収録をしてるみたいだった。

また行きたいな、海。
来週またいこっと。

2004年07月15日(木)



 八月は仕事

なんだか色んなことを書こうと思っていたのに
ちょっとさぼっていたら全部忘れちゃった。

今年は夏フェスはあきらめたので
7月の30日から約半月休みなしで勤務です。
お盆にちょっと休めるだけで、また連続勤務。
体力的には大丈夫だと思うんだけど
喉だけが心配だなぁ。
声枯らしたらおしまいだから。

今日はおそろしく暑い。夏。
せみの声がうだるように街にひろがるよ。

昨日久しぶりに塾の仕事をしたんだけど
今日も塾の仕事です。
たった数ヶ月なのに
すんごく背が高くなってる子がいた。

あぁ暑い。
この暑さ、どうしてくれようか。



2004年07月13日(火)



 磯、ふたたび

また釣りの話で恐縮なのですが
やっと食べれる魚がつれました。
アナゴとアジ。
アジといってもフライにするような小さめの。
ウキが一気に沈んでいくような
大きな魚のアタリが4,5回あったけど
初心者なものであわせ方が下手で
大物は全て逃がしてしまいました。
真っ暗になる前にぎりぎりと言う感じで
磯から抜け出してきました。
夜の磯ってこわい感じ。

夏なのでやはり幽霊で
僕は全くみたことがないんですが
それでもなんだか雰囲気的に恐かったりする。
子供の頃なんかと比べると、どこへ行っても
あんまりこわいとか思わないけれど
見たり聞いたりの情報が年の功でかさんだぶん
さまざまな恐いシーンの想像はできちゃうわけで
そうなるとなんだか寂しい場所では
余計にこわかったりするのです。


2004年07月09日(金)



 休日

午後遅くまでだるくて寝たりしていて
それから湧き水を汲みに行きました。

相模湾をはさんでむこーうに
うっすら雲でその上には富士山のシルエット。
ビビットなシルエットではなくて
なんだか優しい感じの富士山。
こんな遠くから見てもあんなに大きいんだなぁ。
しかも上の方には人がたくさんいるんだろうな。

富士山のあの歌を唄ってみた。
あーたまーをーくーもーのー
っていうやつ。
夕暮れ富士山なのでなんだか合わなかったけれど
満足いくまで唄ってみたものです。

2004年07月08日(木)



 七夕

七夕、また三浦半島へやってきました。
午後3時くらいから荒崎という場所へ。
風光明媚な磯が続いて小さな浜も。
駐車場は平日無料なので平日暇な人達が
早くも海水浴やら磯遊びやらしていた。
僕は今日こそ鯛を釣って見せる!と
2時間勝負で釣りを始めたのに...。
結果はやっぱりフグが4匹。
駐車場がしまっちゃう前に
浅瀬が続く運動してる人なんかがいる場所で
せっかくなので残った餌を使って釣り。
またフグが....。
暗くなってきちゃってやめようかと思ったときに
グンと引いたので釣り上げてみると
二つの針にそれぞれ獲物が!
見てびっくりだったんだけど、一つの針にはヒトデが。
もう一つの針にはサメがかかってました。
サメは前に新江ノ島水族館で触ったのと同じ
ドチザメっていうサメ。
逃がしてあげた。

七夕なのにそうやって手がえびくさくなったり
体が潮っぽくなったりして
なんとも色気のない宵です。


2004年07月07日(水)



 したくないときのドライブ

零時をまわってからCDを返しに渋谷へ。
眠くて面倒くさかったのだけど
期限なので仕方なしにシャキッと行って来ました。
雨が少し降ったり止んだり降ったり。
くるりのラジオ番組を聴きながら行く。
山手通りを上ったら工事中だらけで
とても運転しづらかった。
くるりの番組が引き金になったのか
僕の車の中はどうにも昔の日本の匂いがして
見る建物やなんかはどうしてもそんな風に見えた。
昔の匂いっていってもまだ僕が生まれる前みたいな
60年代後半っぽい雰囲気なので
本当の匂いはわからないけれど、
そんな不思議な未明だった。
渋谷に着いたときも雨がぱらぱら降っていて
シグナルがアスファルトに反射していた。
終電もない夜明け待ちの人々は
なんだか行き場のよくわからなくなってしまった
迷った羊たちみたいに
もくもくうろうろしたり、
立ち止まってみたりしていた。
僕はとにかく運転もしたくなければ
夜を明かしたくもなかったのに
家に帰ったときにはもうすっかり朝で
すずめやらからすやらが鳴いていて
少し眠りづらかった。
気がついたらなんとか寝ていたみたい。



2004年07月06日(火)



 もう5日

七月に入って日がたつのが早い。
もう5日だ....。
今日前に仕事してた塾に電話をして
夏期講習に雇ってもらうことになった。
気軽に大丈夫だと言って見たものの
手帳のカレンダーをチェックしてみると
やばいくらいに働きすぎな毎日になることが判明。
下手したら半月とか休みなしで働くことになってしまう。
でもいいか。普段のんびりだし。
夏がりがりっと働いて汗流す。

今日はあまり晴れない癖に
やたらと朝から蒸し暑くて困った。
でもちゃんと運動はした。
運動したせいでやけどしたところが
ちょっと悪化したので
薬局に行って抗生物質を買ってきた。
トリートメント。

なんかやたらと眠い。
まだ夜11時を越したばかりなのに。

昼間暑いときに沖縄民謡を聴いてたら
余計に蒸し暑くなった。
それなりにいいんだけど。
沖縄民謡っていうか民謡ってテクノだよなぁ。
変なアルファ派とかでてそう。




2004年07月05日(月)



 スカ

今日は仕事。のはずだった。
新しく始まる全4回の第一回目。
初回なのでスーツで出勤。
そしたら今日は授業ないって。
来週からなんだって....。
早めに起きて予習してシャワー浴びて
スーツ、ワイシャツ、ネクタイ選んで
自転車、電車、歩き、暑い。
交通費も出ないんだろうなぁ。
今日は仕事なしとの連絡もなしで、
ちょっとあんまりな結果だよ。
近そうで遠いんだ、渋谷って。
そのおかげで友達と会えたわけだけど。
渋谷のつたやにも行った。
フージーズ借りた。懐かしい。

Fugees、聴くとヒップホップ時代を思い出す。
10年とか前かなぁ。ううん。
暑かったなぁ、蒸し暑かった。
Fugeesってヒップホップでも憂いがある。
湿った部分というかそういうの。
トラックの泥臭さというか影がすきだ。

2004年07月04日(日)



 やけど

麻婆豆腐を作るときに
びしゃっと熱したごま油が足の甲にかかって
大やけどをしてしまった。
波のようにごま油が....。
高波に注意。
アロエでなんとか治します。

今日生協に買い物に行ったら
カワハギが一匹520円くらいしてた。
高ッ!
そんなもんなのかな。
次に海に行く時はカワハギ釣りしてみようかな。
だって真鯛をみっつに切ったのより高かった。
カワハギの刺身を肝醤油で。
だなんて食べたことない。
美味しいんだろうなぁ。

今テレビで全国ダムTop10なんてやってる。
なかなか面白い。


2004年07月03日(土)



 海はこわいもんだ

午後から城ヶ島へ行って
島の南側全域に広がる磯へ。
と、行ったらすごく波が高かった。
高かったというか荒れていたよ。
満月だからかな。
「今日こそは」と黒鯛かメジナのやつを
威勢良く釣り上げて、さばいてくれようか
なんて思っていたのに。
とにかく海を近くでみようかと
磯のすぐしたから8〜20メートル水深がある
「ひなだん」って呼ばれてるとこに行ったら
やっぱり波はうねってて、岩に当たってくだけて
そう思ってた矢先に僕の斜め上に波があった。
いやぁ、危なかった。
全身たらいの水を頭からかけられたみたいになって
あれこそ濡れ鼠。ほうほうの体で逃げ出しました。
財布まで濡れちゃったよ。

結局島の北側の防波堤で釣りをしました。
夕方から夜へ。
釣れたのはゴンズイと食べられるけど小さな魚。
ゴンズイはヒレにとげがあって毒を持ってるので
かなりおどおどと針をはずした。
島の北側は三崎港に向かい合っていて
夜でも作業してたり、光は沢山あってつりやすい。
一人だけの小さめの堤防で釣っていたら
すうすうと後で何か聞こえるので
振り返ってみたらすぐ後で猫が丸まって座っていた。
魚待ち。
しばらく待っていたんだけど
僕があまりにも連れないから
途中で諦めて帰ったみたいで
気がついたらもういなかったよ。

昔小学生の頃「大冒険海入門」という本を持っていて
その本には海の楽しさと恐さと不思議が
かなりリアルな絵つきで語られていた。
その津波のページの絵があまりにもリアルで
たいまつを持って漁村の人達が
波に目をむいて走って逃げる、みたいな。
あまりにも過大してそうだけど
磯に行って海の恐さがわかったよ。

2004年07月02日(金)
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