Desert Beyond
		ひさ

		■■■ ■■ ■　E/G# 僕の夏は終わった。 犬のように働いて丸太のように眠った。 昨日東京での仕事で 仕事場のビルの裏の道から帰った。 ビルは渋谷の小高い丘の上に位置するので 帰りは坂を下っていくような格好になる。 ビルの表から下ると直線で坂の下まで着けるので 早いのだけれどまったく面白みもないとおりだ。 それと比べて裏から帰ると道がくねくね 裏通りなのにちょうど丘から見渡すように 坂を下りながら景色が見える。 隠れ家みたいなあやしいカフェや 隠れ家みたいなあやしくないカフェがある。 こぢんまりとしたイタリアンレストランがある。 小さな美容院が２つある。 そして坂の下へ。 厚い雲に覆われた東京の空を見上げると 街の光で雲が間接照明に照らされた天井みたいだった。 その光は目にやさしかった。 Americaの曲を聴きながら詞に目を通した。 なんだかVentura Highwayの詞は心にぐっときた。 スガシカオの何がすきか少しだけ謎が解けた。 ＡからＥ/Ｇ＃ってのが好きだ。 今日は散々寝てやろうか知らん、と思っていたくせに 朝の４時過ぎに寝たにも関わらず 自然に朝の11時前に起きてしまった。 まだ目もしょぼしょぼしているのに ギターケースをあけてちょっと弾いてみた。 そこでE/G#の綺麗さに気付いたわけで 弾いてたら音が一つ一つ耳に入ってきて 気がついたら完全におきていた。 朝ごはんというかブランチだけれども 珈琲牛乳を作ってパンを食べた。 少し「磯魚の生態学」という本を読みすすめた。 カンパチって泳いでる人を見つけると 5匹くらいの群れで人を観察しにくるらしい。 じろじろみながら２，３周まわって どこかへ行っちゃうんだって。 2004年08月30日(月)

		■■■ ■■ ■　休日 今日は休みだったのでゆっくり。 とするつもりがあまりゆっくりできなかった感じ。 母の車のオイル交換に行ったり 妹を仕事先に送ったり。 携帯を変えようと思って大宮の街まで行ったけれど どうもサクッといいのがなくてやめてしまった。 携帯ってちょっと経つと１円とかで売られる。 高いお金出して買うのがばかみたいなので迷うよ。 今日は綺麗な夕日だった。 上層の雲が薄い蜜柑色になっていたのよりも 冬の夕日みたいな夏の終わりの夕日がきれいだったよ。 夕日が落ちて、夕方が夜に切り替わろうとしている時 家の前の駐車場で空をぐるっとみまわしてみた。 なんとも言えず空気がやさしくて 心をきゅっとつかまれたような切ない気分になった。 夜中、つたやにＣＤを返しに行った。 そのついでにＣＤを借りてきた。 アメリカを聴きながら帰って来たら そのまま車でどこかへドライブに行ってしまいたくなった。 もちろんどこかへなど行かず おとなしく家に帰ってきました。 2004年08月24日(火)

		■■■ ■■ ■　夏の終わり 夏休みは木曜で終わってしまった。 海でシュノーケリングしたくて 前に使い捨ての水中カメラも買ったっていうのに 波が高かったりで結局泳げなかった。 少しでも荒れてたりすると 磯の海の中って随分見通しが悪くなって くらげも恐いしなぁ。 ウェットスーツでも買って秋も冬も潜りたいよ。 半分本気だったりする。 夏はもう終わりだねぇ。 塾の帰り、駅のホームで吹く風は 涼しくて秋の風だった。 耳を澄ますと虫の音が聴こえてくるし。 蝉の声もあまり暑さを煽らない。 夏は海に行ったり山に行ったり 活動的だからか、よく理由はわからないけど やっぱり夏の終わりは寂しげ。 最近携帯を変えようとしていて 何にしようか迷っているんだけど auのWinはまだ高い....。 いつか話した幼少の頃の話、 僕が千葉の団地に住んでいたとき 補助アリの自転車で団地前の ちょっとした坂を上ることができなくて いつも途中で止まってしまって 坂なので後ろ向きに進みだす。 バランスがとれなくて毎回自転車ごと倒れて それで、泣く。 なのに懲りずに挑戦してたのはなんでかなぁ。 一度だけ、また失敗したと思って 自転車が後ろに進みだす瞬間に ちかくにいた団地の５階に住むあかねちゃんが 僕の自転車を止めて助けてくれたことがあった。 あかねちゃんは僕より年上で あかねちゃんの弟は僕より年下だけど遊び仲間だった。 僕は同い年の遊び仲間があまりいなくて 遊ぶのはいつも２階のまあちゃんと ５階のあかねちゃんの弟のかっとくんだった。 かっとくんの名前は関一人。 舌ったらずのてけてけ喋りだったかっとくん。 昨日ニュースを見てすごいな、と思った。 ヨット関・轟組が銅メダル。 もう僕のこと覚えてないかもしれないけれど おめでとう、かっとくん。 2004年08月22日(日)

		■■■ ■■ ■　残り1日 あぁ、夏休みが終わってしまう....。 20日からまた夏期講習が始まるので 明日が夏休みの最終日。 今日、風がやたらと強かった。 海はざわざわとしていたけれど 思ったよりも波は強くなく 通り矢という所で釣りをしてみた。 ハオコゼ1匹とゴンズイ2匹釣れた。 両方とも毒魚です....。 もっと海で泳いだりしたかったけど くらげのやつらが我がもの顔で ふわりふわりと泳ぎだすこの季節。 目が悪いから恐くて泳げません。 素潜りとシュノーケリングのために ウェットスーツが欲しいくらいだよ。 もぐるのは好きだ。 ぱっと見て底が見えないくらい深いと 少し恐いけど、それでも好きだ。 動くのを途中でやめて 海草みたいにふわふわ漂ったりさ。 三崎の街に夜の帳がおりた。 あの街はかなり昭和な雰囲気で やたらとスナックやらパブやらが多いのに こわいくらいに人気がない。 笑うセールスマンの魔の巣みたいな雰囲気。 うろうろとしてそんな夜の人気のない三崎は楽しい。 2004年08月18日(水)

		■■■ ■■ ■　ドアの隙間から 東京での仕事。 先週はなぜか調子が悪くかみかみだったが 今日はばしっと決めた。 1回目の休み時間辺りから だんだん目が疲れてるからか 目がまわるような気持ち悪さになってきて それでも最後までやりぬいた。 授業後につたやに行ったけれど 借りたいものがうまくみつからなくて 結局時間を無駄にしただけ....。 埼京線。渋谷から座れるかと思ったら ちょうど座れなくてドア際に立った。 ドアに寄りかかるようにしていたら 電車のドアの隙間から少し入ってくる外の空気。 原宿の辺りを通ったとき、 あの辺の雑木林の匂いがした。 2004年08月15日(日)

		■■■ ■■ ■　秋の気配 なんだかちょっとずつ秋になってきたみたい。 車の中にいたらそんな事感じれるわけないのに 何故か夜車を走らせていたら秋を感じた。 秋は一番好きな季節だ。 夏が去った後の季節だからか 寂しい雰囲気、残る陽射しの強さ。 農家が焚き火なんかしていると ほんのりと街中が煙のいいにおいになる。 空気とか冷たくなるともっといいよなぁ。 晩秋が一番好きだよ。 今日は城ヶ島へ。 海は波が結構高くて釣りづらかった。 何よりもお盆休みだから 泳いでる人も釣りしてる人も多くて 安心してユックリ釣りはできなかったよ。 大きめの海タナゴを釣ったけれど 卵を持っていたので逃がしてあげた。 あとはまたコバルトブルーのお腹のニシキベラ。 それだけ....。 隣で釣ってた人はカワハギ狙いで仕掛けもカワハギ仕様。 バンバンつれてた。 零時過ぎに帰って来た。 明日は仕事。もう寝なきゃ。 2004年08月14日(土)

		■■■ ■■ ■　無理をば 昨日は夏期講習３日目で、今日が最終日。 一番辛い日だというのに昨日の夜飲みに行った。 昨日の夜７時半過ぎに塾の仕事を終えて そのまま新宿へ。アリゾナの仲間２人と そのうち１人の女友達１人と、全員で４人。 始めはもちろん終電で帰るつもりだったけれど 終電の頃には酔うていて、オールの方向に....。 友達のうち１人はまだ一時帰国という形なので １年に１度飲めるかどうかの友達。 女の子は終電で帰って、男３人。 何故か盛り上がってカラオケに行きました。 なんだかかなり飲みすぎたみたい。 カラオケではっちゃけた後 親友がやっている歌舞伎町のお店に行った。 朝まで。 結局家に帰って来たのは朝７時過ぎで １時間ちょっと寝て、１０時に間に合うように仕事へ。 きついきつい。 なんで３０前にもなるのにこんな無理を....。 でも１年に１度くらいはいいか。 とにかく午後７時まで授業をやり抜いて 夏期講習中期終了。お疲れ様でしたー。 2004年08月12日(木)

		■■■ ■■ ■　アイス 塾。中学三年生は全部で５クラス。 朝１０時半から夜７時までで ７０分授業を全部で６回。大変だなぁ。 教える方も大変だけどさ、 ずっと座ってるほうがもっと大変だよきっと。 ４時半くらいの休み時間に合わせて 教室の室長が生徒と先生全員に アイスを買ってきてくれていた。 空き教室に色んな種類のアイスがあって 生徒達は順番にうきうきした感じで その教室に入っていく。 アイスを持った生徒はにこにこ顔で 蝉の鳴く外の暑いところでシャリシャリ食べている。 なんか眩しいなぁ、って思った。 あと二日。 2004年08月10日(火)

		■■■ ■■ ■　半袖 そして夏期講習の中期が始まった。 ７０分授業が全部で６回。中学三年生。 若いっていいことだなぁ、なんておじさん。 頑張りが純粋な頑張りというか。 今日は半袖ワイシャツでの出勤だったので 一日中ずいぶん涼しかった。 終わる頃にはやっぱり足は棒で かくかくとバス停まで歩いていった。 中期の夏期講習は全４日。 休みまであと３日。 オリンピック、もうすぐ始まるんだね。 あと４日だって。 2004年08月09日(月)

		■■■ ■■ ■　おじさん嬉しそうに 東京での仕事が終わるとすぐに駅に向かう。 寄り道なんてしないで直接家にかえるのです。 電車はいつもより少し空いていて すぐに座れたのはいいけれど 新宿で隣に座ってきたのは初老のおじさんと 品が良いけれど元気な喋り方をするおばさんで 僕の隣にはおじさんが座った。おじさんの隣はおばさん。 デートだったみたいでおじさんは嬉しそうに 身振り手振りで、ホテルオークラのロビーでは 昔は珈琲よりビールの方が安かったんですよねぇ、とか 時々座りなおしては手を上げたり上げなかったりして 僕は眠るどころじゃなくなってしまったけれど それでもなんだかこの二人良い感じだな、と眠るの諦めて 前を向きながら二人の話を聴いていた。 おばさんは昔よく元町やら中華街やらへ行ったんだって。 で、今は横浜の中華街駅ができたらしくて 私はそれで一度中華街へ行って見たいのよ、って言ってた。 電車内が空いてると思ったら 乗っていた電車は大宮行きの各駅停車だった。 終点大宮で二人は一緒に降りて行った。 自転車は空気があまいと走りもあまい。うん。 2004年08月08日(日)

		■■■ ■■ ■　棒足 ふぅ〜。 今日で夏期講習の前期が終わりましたー。 明日は渋谷の仕事で あさってから夏期講習の中期。 ......休みないじゃん。いーんですっ！！ 頑張るんですッ！ というわけで仕事三昧です。 いっつもさぼってたから。 毎日８時間くらい立ちっぱなしだと 足の裏と足首とふくらはぎと膝にくる。 あー、足が棒のようだ、ってこういうときに言うんだ。 というような感じです。 昨日、今日、と隣街の駅前商店街のとおりでは 七夕祭りがやっていて、笹の葉さらさら。だったはず。 僕が駅から出た時間は出店も閉まった後で 祭りというか夢のあと。 今日は一度夕立ちが来るかのような空模様で 雷がごろごろごろと鳴ったのに ちょっと雨が降っただけで終わってしまった。 帰り道、自転車で 街灯に照らされて湿気が見えた。たくさん。 疲れ果てて駅を降りて電車が去っていくと 電車の音がごとんことんことん、、、、。 遠ざかっていくにつれて虫の音がフェイドイン。 ホームの下にこおろぎたちがいるんだろうなぁ。 秋だよ、もうすぐ。 2004年08月07日(土)

		■■■ ■■ ■　携帯みつかった みつかりました。 今日のお昼から開通です。 2004年08月05日(木)

		■■■ ■■ ■　携帯なくした 今朝すごく急いでいてよくおぼえていない。 でも結果的に携帯をなくしてしまった。 おぼえていないような無意識さなので もしかしたら家のどこかに置いたのかも。 皆様ご迷惑おかけします。 朝から晩まで立ちっぱなしで喋り続ける仕事のせいで 足は毎日二本の棒みたいになって 座っているのすらちょっと辛い感じ。 なるべく足を高くする癖がついてしまった。 スガシカオの持ってなかったアルバムを 先週借りに行って、今日が期限だったので 先程返しにいってきた。 アルバム「Sweet」。夕立ち、って曲が好きだ。 つたやのあるさいたま新都心は 12時を過ぎると「けやき広場」が閉まるせいで あまり人がいなくなる。 そんな少ない人の中、 けんか中のカップルを二組見た。 車からつたやへの行きに見たカップルは 女の子が段にすわったままうつむいてしまっていて 男の子はしゃがんでのぞきこむように説得していた。 つたやから車への帰りに見たカップルは 女の子がいきなり車から出てきて、荷物を車に投げ込んで 勝手にすたすたと歩いて行った。 ちょうど僕が歩く方向とスピードがかぶったので すぐ近くにその女の子が同じペースで歩くような格好で 怒りの空気がとげとげしていた。 男の子は車を行き先に回して車から降りてきて 大きな声で何か言ったけれど 近かったにもかかわらず その男の子が女の子に何を言ったのかよくわからなかった。 そうしたら女の子が大きな声で男の子に何かを言って 男の子につっかかるような格好で突進して そこで口げんかが始まった。 半分地下のような場所だから声が響く。 僕が歩を進めるにしたがってその声は遠のいていった。 僕はあいかわらず「夕立ち」を口ずさんで車に乗った。 No fight. No fight. さて明日も仕事。つかれて目もしょぼしょぼ。 こおろぎの鳴き声が心地よい晩だね。 2004年08月04日(水)

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