Desert Beyond
ひさ



 ガクアジサイ

今日は朝から雷かなんか鳴って
空気がもくもくと不安定な様子。
しばらく雨とかが降ったり止んだり。
少し我慢してると一気に晴れてきました。

僕はガクアジサイが好きだ。
清楚だから。
あの白さとあの淡い青。

今日はなぜか波が高くて
磯に行ったら岩にばちんと高波が当たって
砕けて散って水が煙になって飛んでいった。
メジナでも釣ってしまうか、と釣りをしても
かかったのはふぐだけだった。
おあいにくさま。
城ヶ島にはなぜか猫が多くて
駐車場近くのゴミ捨て場に僕がごみをすてて
ふりかえるとやせたかわいいねこが
僕のことを見上げていた。
階段を3段上がって、洗面所で手をあらって
さて、とふりかえると同じねこが
階段をちょうどのぼってきていて
また僕のことを見上げた。
かわいいやつ。

島に夜の帳はおりて
僕は島から出る坂をぐるぐると上った。

あじさいって枯れるとき哀しいなぁ
とだけ思っていたけれど
今年は新しい事に気がついた。
あじさいというのは枯れてもその色は日本の伝統色で
綺麗ではないかもしれないけど渋い良い色だ。

2004年06月30日(水)



 おつかれ

ビルの側面が裏通りに向けて
一面硝子張りになっていて
中には非常階段が地上階から
ずーっと上の見えなくなるまで
ジャックと豆の木の木みたいに続いてる。
僕はちょっと間をおいたところに建っている
丸っこいビルの6階にいたわけだけど
ずーっと見てると結構面白い。
ひょっこり現れたかと思うと
下の階に移動してフロアに入っていく。
逆に下の階から上の階へ行ったりする人もたまに。
ちょこっと出てきて携帯をするサラリーマンや
ゆーっくり上から下へ階段を降りていく
制服姿の警備のおじさん。
飽きない程度に人が現れて
なんだかアリの巣かなんかを観察してるようだった。

昨日で仕事で受け持った全4回のコースを終えた。
ちょっと最後の方でしくじってしまって
エラー、という評価項目が厳しい内容だった。
生徒は最後に授業を評価するので
厳しい代わりに勉強になるしステップアップできる。
でも少なからず凹む。
上を見ないと、上を。

空気がぼわんとなるくらいの湿気で
遠くの音が虚ろに響くよ。


2004年06月28日(月)



 NYふたたび

今日はお給金は出ないけれど
自分の実力を上げるために仕事へ。
授業見学を5時間してきました。

久しぶりに今日NYに行ってたときの
日本人の友達たちと同窓会in新宿。
僕が着いた時に一次会は終わってしまい二次会へ。
もう9年弱も前に初めてあった仲間達。
土曜日なので空いてる店がなくて
結局ワインバーへ。
一言で行ってしまえば場違いな僕ら状態。
ソムリエは意地悪でした。
仕方ないか。場違いだったし。
すごく楽しかった。
明日仕事なので爆発できないのが残念だったよ。

さて、明日の仕事は初めて受け持ったクラスの
最後の授業なので気合いを入れてやらないと。
ビール一杯とワイン二杯入って
ちょっとボーっとしてるけど手は抜かない。


2004年06月26日(土)



 梅雨、家で

今日の昼間、テレビで熊野古道についてやってた。
前に、歩いてみたいと思って
ネットで検索して調べた事があって
またかきたてられた。
語り部と一緒に歩くみたいな番組だったけど
僕としては一度一人で歩いてみたいなぁ。

そして夜、報道ステーションで
合掌造りの白川郷がから中継があった。
やっぱりあそこは冬がいいけど
夏も蛙の声、囲炉裏、端にささった岩魚。
行ってみたいなと検索したら
一泊1万円もかからないみたい。

そんな訳で、夏の青春18切符の季節も近づき
旅情がかきたてられてしまっている今日この頃です。

今日は雨に始まって雨に終わるみたいな一日。
途中、ずっと曇りでさ。
あじさいが生き返ったようだったよ。

ニュースでイラクの事がらみの事を沢山やってた。
今度の参議院選挙の後
3年間とか大きな選挙ないみたいね。
昔の人に言わせれば、最近の風潮雰囲気が
世界大戦前の日本とよく似てるみたい。
選挙は大切だな。

0時近くになるとちょっと眠くなる。
ぼーっとしてると時間が過ぎるだけ
昔と違って電気の粒がちりちりといわない。
心が安定している証拠か。



2004年06月25日(金)



 免許センター2

午前3時過ぎに寝たのに
朝7時過ぎに起きて支度して
また行ってきました、免許センターへ。
スピッツ聴きながら国道17号を下る。
9時15分くらいに受付を済まして
11時頃技能試験第二回目を受けました。
今日落ちてしまったら
明日電車バスで来なくてはいけない、と
結構緊張したけど、気合い入れていきまして
なんとか合格。免許を戴きましたよ。
外国免許からの切り替え試験が簡単で
僕にとってはただただラッキーな事だったけど
公平に考えたら筆記はもうちょっと難しく、
技能はとんでもなくうまい人じゃない限り
5回くらい落としてもいいと思う。

ちなみに昨日逆走したイマイ君も受かりました。
日系ブラジル人の人達と少し話したりして
なんだか仲間意識芽生えて
短かったけど、ちょっと楽しかったです。
帰りはツェッペリンを聴きながら
国道17号を上ってきました。
安全運転。

そういえば昨日かな、一昨日かな
タワレコで予約しておいたキリンジベストが届いて
早速聴いてみました。
第一印象はあまり良くなかったですが
風を撃て、はリマスタリングの良さがわかって
雨を見くびるな、が入ってるのはとにかく嬉しく
盛りだくさんの内容だというのは最もなので
これからガンガン聴きこんで行こうと思います。

キリンジネタで悪いのですが
キリンジ兄の高樹さんが藤井隆に書いた
「私の青い空」、試聴したところかなり好きです。
テクノポップだね〜。でもやっぱ高樹さんで良いなぁ。
キリンジの曲ってどっちが作ったのかわかりづらいけど
僕は兄の作った詞を曲のほうが好きです。
というと弟の作った詞と曲は、みたいな感じだけど
弟作は好きで、兄作は大好き、って格好なわけです。

今日はじっとしていても汗がでるようなお昼過ぎでした。
昼が下がってくると少し雲がでてきたけど
もう夏だね。
海に行きたい。

2004年06月24日(木)



 免許センター

今日は海外免許から日本免許への書き換えに
免許センターまで車で行ってきた。
持っている国際免許が明日で切れちゃうのだ。
海外免許からの書き換えのところには
ブラジル人、中国人、韓国人、ヨーロッパのどこか
日系人、そして日本人、みたいな感じだった。
年配の警察官の人がテストの説明や
コースの説明をするのだけれど
彼らの日本語が外国人に合わせようとするので
かくかくとたどたどしくなって
なんだか面白かった。
筆記はあまりにも簡単でパスしたんだけど
実技で落ちてしまった。
目視が....(泣。
僕の相方になったイマイくんはアメリカ帰りで
「じゃ、右折して」って言われて
右折したら対向車線に入っていっちゃって
その瞬間素で走ってっちゃって。逆行!逆行!!
明日の朝また受けにいくんだけど
今日のメンバーほとんど落ちちゃったみたい。
すぃーゆーとぅもろー。

部屋が物置みたいな状態になってるので
夕方からがしがしと片付けました。
僕は懐古癖があるからか
とにかく昔の物をとか捨てなかったので
10年くらい前のものとか、時間が止まったような形で
ぼんぼん出てきました。
どんどん片付けないと。


2004年06月23日(水)



 晴天なり

今日は家族と話したりして過ごした。
家の中を片付けながら
犬をたまに撫でたり、眩しい太陽を見上げたり
汗をぬぐったり、わかってるのに「暑いなぁ」と
わざと言ってみたりした。

夕方、家族とラーメンを食べに行った。
埼玉大学の通りにあるラーメン屋。

夜になって、虫が鳴いてるんだけど
夕方に食べ過ぎたのかどうなのか
気持ち悪くなってうなったりしながら
しばらく寝ころがっていた。

そうしながら昔、浅草橋で新聞を配っていたころの
新聞配達の寮にいた仲間の事を思い出した。
毎日が修学旅行みたいで本当に楽しかったなぁ。
その寮は1階がオフィスと仕事場になっていて
2階が所長の家と食堂で、
みんなは3階と4階に住んでいた。
4階の端の部屋から順に
誰が住んでいたか思い出してみた。
色んな出来事を思い出して懐かしくなって
暗い部屋の中で
「みんなもたまに昔の事思い出してくれるのかなぁ」
って言ってみた。



2004年06月22日(火)



 台風、行ってしまった

お笑いの番組が未明にやっていて
見ていたら朝の4時になってしまった。
寝る頃のは鳥が鳴きだしてしまって
ちょっと寝つきづらかった。
世界は動き出して、僕は眠った。

と思ったら朝の8時前におきてしまった。
気圧が低くなっている。
ぶうん、と空気が重苦しくて
外に出ると生暖かい風が強く吹いていた。

曇りの日の夕方前みたいな明るさ。
もうちょっと眠ろうかと思います。

**************

家の老犬がいつもいる場所にいなかったので
庭を探し回ってやっとみつけた。
狭くて細長い家の周りなのに
見つけるまで3往復もかかったよ。
家の西側の狭いところの
家の壁と立てかけられたふるい網戸の間に
うなぎみたいにじっとしていた。

そんなことをしてたら結局のところ
眠ろうと思う、なんて思っていても
パッチリと目が覚めてしまったわけで
朝からクリーニング屋に行ったり
JAFに行ったり、本屋に行ったりしました。

昼の1時過ぎにどうしても眠くなって昼寝。
おやつの時間にむっくり起きて
ウーロン茶を飲みながらギターを弾いた。
キリンジは難しい。
ボサノバとか練習してなかったら
とても手がでないようなコードばっかり。
しばらくやってたら手首が痛くなってきたのでやめた。

台風は向こうの方にいってしまったようで
空から水は降ってこなくなった。
でも風はつよくて雲は全力で駆け抜けてた。
夕方には空が薄い小豆色になって綺麗だったよ。

2004年06月21日(月)



 これが夏だったか

最近「夏だなぁ」なんて思っていて
ちょっと勘違いをしていました。
随分爽やかで夏ってやっぱり気持ちいいもんだ
と思っていたのですが
今日のようなのが日本の夏でもありました。
非常に蒸し暑い。
湿度計は80%近くを指しています。

今日は仕事だったので
5時間走りぬいてきました。
喋りっぱなしなので終わった後は喉が痛い。
でも日曜日の仕事を終わった瞬間が
1週間で一番心地良い時でもあったりして。

今日は帰りに渋谷のツタヤで
何か借りちゃおうかと思って
登川誠仁という沖縄民謡のアルバムを手に取って
レジ前の列に並んだのだけど
来週から半額らしいので1週間我慢することにしました。

東京を歩くとやっぱり空を見る機会が減ってしまう。
見える空は真上ばかりで、とても狭い空だ。
切り取られた空はまるで1枚の写真みたいだ。
もっと広い空が欲しい。

2004年06月20日(日)



 メロディ

玉置浩二、幸せそうだよなぁ。
ここ1週間くらいよくテレビで見るけど
いつもにこにこで等身大な感じで好感持てる。
奥さんのことすっごい好きでそれを隠さなくてさ。
ああいうのっていいよなぁ。
鳥越さんの番組で最後に唄ってた「メロディ」
聴いてたらジーンときた。

夜はやたら蒸し暑くて
焚いた蚊取り線香の香り漂ってる。
いぶされてちょっと煙くさい。
左足、蚊にさされてしまった。

外からはまばらに蛙の鳴き声が聴こえる。
近くのバイパスの音も聴こえる。
もう寝なきゃ。

2004年06月19日(土)



 青い空、とんび

ちょっと飲みすぎたせいで、午後まで寝ていた。
日曜の仕事の準備をしなきゃ、と少し焦る。
日曜の朝はストレスのピークだ。
ぴりぴりして余裕がなくなってしまう....。
いつか日曜を楽しんでしまうようになりたい。

そういえばおとといの深夜
J-waveを聴いていたら
小説の朗読をしていた。
聴いていてすぐに村上春樹の作品だと思った。
昔読んだからというのもあるけれど
とにかく独特な文からすぐわかる。
読んでるのは糸井重里かなぁ、高橋幸宏かなぁ、
と思ったら長塚圭史だって。あっ、って思った。
長塚京三の息子。
これもまた10年くらい前のことだけど
昨日会ったのと違う親友が
長塚圭史と大学の同級生だった関係で
一度だけ圭史の劇団の公演を見たことがある。
ただそれだけなんだけど
なんだかやけに懐かしいなぁ、と思った。
10年一昔だよ....。


僕が育った街ではとんびは鳴かない。
窓を開けているとレースのカーテンを
揺らす涼しい風とともにとんびの鳴き声。
そんな風な街で生まれ育てば
もうちょっと心豊かだったりするのかな。



2004年06月16日(水)



 三浦半島巡った

三浦半島めぐり。
親友は電車で来たので
ローカルな雰囲気漂うJR横須賀駅待ち合わせ。
さいだぁぶるーすからオンエアインザカー。
お昼に合わせて三浦海岸沿いを南へ。
鮪の港、三崎のくろば亭という飯屋でご飯。
うまい鮪というのはこういうのを言うのか!
と、かなりショッキングな旨さだった。

食後に城ヶ島へ。
磯を散歩して外海を眺めた。
地球は丸かった。

帰りは半島の西側を北へ。
長浜海岸ではだしになって歩いた。
親友は飼ってる亀にお土産に、と
大きめの貝殻を探していた。
あまりみつからないみたいだった。
こんなに夏なのに、海水パンツを持ってれば
ぬるめの青い海へ飛び込んだのにさ。

親友の希望で海岸沿いを江ノ島近くまで流した。
帰りは一本陸側の道で横須賀まで。
焼き鳥屋で一杯やった。

中学の頃からの親友だ。
同じ部活だった。
僕らは海のない県で育ったので
海に過剰な思い抱く。

2004年06月15日(火)



 こんな一日

今日は暑がっだ〜。
今日はゴミの日で、まあいいかと
部屋の掃除で出たゴミ出しをサボろうなどと
ひそかに目論みつつ昨夜床についたのに
ぴったり9時に目が覚めてしまったので
キッチリゴミ出し。

CD焼いたり、聴いたりして
午前中からホームセンターなんかに行ってきた。
わざと屋上の駐車場に車を停めた。
屋上から秩父連山が見たいから。
でも富士山は見えなかったよ。

午後、暑い最中に車を洗った。
日の照る中、車なんて洗うもんじゃないな
なんてぶつぶつ言いながら。
でもやっぱりすっきり。

自分の部屋で少し横になったら寝ていた。
30分くらいかなぁ。風が涼しくなった頃。
トモダチからの電話で起きて
それからちょこっとギターを弾いた。
スティールの弦は指の腹が痛くなるなぁ。

今日は藤の枝の伸びまくってるのを
何とか剪定しようと決めていたので
日が落ちる頃になって剪定ばさみと
のこぎりと高枝切りばさみを持って
ぱちり、ぱちん、と藤を切っていった。
剪定の時期は1、2月なんだけど
その時期にしなかったからこんな事に....。

と、暗くなってきたまではこんな一日でした。

明日は海釣りにでも行っちゃおうかと思ってますが
仕事の準備もしなくてはいけないという
足枷みたいなものもいつもついている感じの毎日。
でも楽しむ時は楽しまないと。
仕事は仕事。遊びは遊び。
ってうまく区切れたらいいんだけどなぁ。

家の中で南部風鈴を見つけたので
軒先に付けて見た。さすがに良い音。
冷たいウーロン茶でも飲んでいます。



2004年06月14日(月)



 夜を越えて /

僕は世間様に逆行するような生活をしている。
月曜から金曜までがお休みで
土曜と日曜に仕事が入っている。

金曜から土曜に移り変わった。
夢の世界から現実へ。

未明、横須賀を出た。
夜に物凄い勢いで降っていた雨は止んでいて
道路だけが雨の名残り。
シグナルを反射しつづける。
オリジナルラブを聴きながら高速を走って
曽我部くんを聴きながら環八を走った。
「瞬間と永遠」最近車に乗るときお気に入り。
未明の暗い曇天が、4時になる頃に
一面きれいな漂色になった。
車のスピーカーからは曽我部くんの声
「夜を越えて...夜を越えて...」
家に着く頃、ちょうどアルバムを聴き終えた。
朝、一日が始まる。

******************************



2004年06月12日(土)



 今日もはっきりしない天気

写真を更新しました。
全部デジカメで撮ったので
思ったようにできなかったりしましたが
デジカメ初心者ということで....。
10枚程度に絞ろうと思ってたのですが
全く絞れず、順番も考えてもよくわからなくなって
結局頭から白い煙が出てしまう寸前に
撮った順番に忠実に載せてみました。

昨日は面白い空気の中で台湾料理を食べました。
何をやっているのかわからないような
でも薬局みたいな明るさの酒屋兼料理屋みたいな。
奥さんが台湾人で旦那さんが日本人。
酒屋なのに酒があまり置いてなくて
料理屋なのに使っていなさそうなカウンターが。
布がたらしてあって隠れている中には
三畳くらいの座敷があって、そこにはテーブル。
その座敷に上がりました。
虎のぬいぐるみとか、蒟蒻ラーメンの箱とか
オレンジページとか、ギターとかが置いてある
ちょっと雑多な感じの小部屋。
その家の奥から娘がひたすら
クラリネットの音階練習をする音が聴こえて
それが開け放した入り口から入ってくる
雨の音と時折走り去る車の音と合わさって
なんだか不思議な気分がしたよ。
雨が換気扇の屋根をコン、コン、とノックする中
美味しい角煮、卵、台湾豆腐、から始まって
飲茶に出てくるようなのとか、ビーフンとか
そしてメインに餃子。
奥さんが作った料理を旦那さんが運んでくるんだけど
その旦那さんが雑談するなかで突然
「わたしは笛道楽なんですよ」
ではこの笛で2曲ご披露、と吹いてくれた。
笛を一杯持っていて、それを無造作に袋に入れて
座敷の壁にかけてある。
師匠からもらったという短めの尺八を
ちょっと吹いてみるか?といわれたので吹いてみた。
そんなこんなで不思議で愉快な空間で
昨日はご飯を食べた訳なんです。

2004年06月10日(木)



 コッペパン1つ下さいな

6月6日に雨ざあざあ降ってきて...
5日の天気からは予想すらできない雨模様。
絵描き唄にある日付なので
子供の頃からこの日の天気、意識してるけど
確かに雨が多い。
加えて言うなら「コッペパン」
良い響きだなぁ。食べたくなる。

そんな雨に出勤。
赤羽〜大崎の間が池袋での工事のために
始発から終電まで埼京線運休だった。
大宮から渋谷まで行きたい人にとっては
かなりの大打撃、遠回り。
上野、秋葉原、新宿を経由して
山手線で渋谷までやっとこさっとこたどり着いたよ。

仕事の帰りに渋谷駅の改札で
ピーター・フランクルを見た。数学者の。
多分普通の人だと思うんだけど
通りすがりの女性とにこにこ話していた。
革でできているようなアタッシュケースの横側に
カラフルに自分の名前がカタカナで大きく
書いてあって、なんだかそれもかわいかった。
「今数学を教えてきたところなんです」
って話かけたかったけど、やめた。

大宮までまた遠回りで帰ってきたら
終バスがなかった....。なんとも辛い。
だから似た方向に行くバスに乗って
近めのバス停からとぼとぼと歩いて帰りました。
メールしながら帰ってきたから
あまり苦じゃなかったよ。

夜中、CDを借りにつたやへ。
半額セールでもないのに借りちゃう。
よく考えたんだけど、
僕の場合これが精神的に
新しい音楽を聴くことがごほうびになってると思う。
そのつたやでは、アルバム4枚借りると
全部100円引きになってお代は816円になるので
聴きたいのを4枚。
ばらばらだけど、
スピッツの「隼」(持ってないので)
レッドツェッペリンを一枚
Outkastのベスト
くるりの「ファンデリア」

ツェッペリン、懐かしい〜。

2004年06月06日(日)



 負けない

2日の水曜日は新しい仕事のトレーニングで
自分が崩壊してしまうくらいに落ち込んだ。
悔しくて情けなくて駄目人間だと思った。
帰りに高架上を走っていく電車の中から
西の茜色の染まった空が見えた。
精神的なものと珈琲しか飲んでいないのとで
電車の中で本当に気持ち悪くなった。
その日はただひたすら寝た。

とにかく生活をしていて自然にかかるような
ほんの小さなプレッシャーからすらも逃げたくて
外の世界から自分を閉ざしたくなった。

3日か4日かもう覚えていないけど
とにかく月の綺麗な宵で
月は白く輝き世界を照らしていた。

仕事をやめてしまうことを
今日の午後一番まで考え続けていたけれど
やはりやってみることにした。
正直胃が痛い。
でも逃げない。

僕には色んな支えがあって
支えてくれる人達には本当に感謝しないといけない。
ありがとう。

今日は本当に夏のようで
帰りは西に少し傾いた日が目に射しこんで来た。
道路に反射して下からも照り返す。
風は涼しかった。
駅から自転車で、ゆっくり帰って来た。


2004年06月05日(土)



 六月、始まる

水無月。
雨かと思っていたら曇りだった。
今日も片付けをしていた。
いっそのこと部屋の壁紙なんかも変えてしまおうか。

天気としては少ししか日も射さず
憂鬱な月のはじまりという格好だった。

防虫剤をホームセンターまで買いに行った時
一階にあるペットコーナーに
魚を眺めに行った。
そうしたらニモの魚がいた。
メジャーなものから外れたがる天邪鬼なので
この間水族館に行った時
あ、と思ったくらいでほとんど目もくれなかった魚。
でも間近でよくみるとすごくかわいい魚だった。
泳ぎ方がとても不思議でしばらく見ていた。
あとミドリフグというフグがいる水槽があって
フグといっても小指の爪くらいの大きさで、
また泳ぎ方がヘリコプターみたいでかわいかった。
このフグ飼ってみたいな、と思った。
水槽を買って自分だけの海をつくってみたい。
実際海から砂とか海草とか持ってきたりして。
でも世話が大変そうなので思い留まっている。

ふぅ。ちょっと熱いコーヒーでも濃い目に淹れようか。





2004年06月01日(火)
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