Desert Beyond
ひさ



 閏年

か....。

1週間も日記を書かなかった。
先週の月曜日から今日まで
何をしたかざっと書いて
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
などとしようとしても
先週の月曜日に何をしたのかよく覚えてないや。

24日はアリゾナ友達に大宮で会って
ホルモン焼きなどしながら一杯。
北海道からようこそ。

25日はオルケスタデラルスのライブを観に
渋谷のO-Eastへ。
Viewsicで生放送。
ビデオを撮っておいたら
ちょこっとだけ映ってた。

26日、前の日の後遺症で
鼓膜がまだチーンとしていた。
スピーカー前って耳に悪いと思いながら
寝るまで過ごしたのです。
塾で授業してても自分の声の反響が
自分の鼓膜を刺激してなんともはや。

土曜日は新宿で焼き鳥を食べた。
今日は夜になってからぶらりと
目的もなしにドライブへ。
月は半月。
車は沢山走っていた。
時間も時間だったので
まだ若者達が日曜の夜だというのに
町中うろうろとしていた。

田舎の民家に一晩の宿を、、
みたいなテレビ東京の番組を観ていたら
和歌山県の小さな港の村が出てきて
山と海ですごく良かった。
山と海の小さめの街に住みたい。


2004年02月29日(日)



 あれは夏の....

午前4時を過ぎて外に出た。
おそろしくなるほど強くぬるい風は
嘘みたいにピタリと止んでしまっていて
代わりに空には星が瞬いていた。
変わらないのは空気の温度だけ。
「屏風浦」好きだな。
昔話系の歌詞。
屏風浦のあの娘は笑う....
こんな歌を聴きながら
生ぬるい未明に起きている僕は
どう考えても不健全だ。でも、
いいんだ。いいんだ。

庭から向こうの方に
川越へ続く大通りが見える。
トラックが大きな周回魚みたいに
ごうごうと進むよ。
日によっては、しーんとしてたり。
日によっては我先にと急いでたり。
今日は我先に、の日みたいだ。

夜明け前、あそこに見えるのは
さそり座か、否か。

***************

小学生、宿題やってきてくれた。
ちょっと嬉しい。
どうかんがえても生徒から観て楽しいって需要をしてみた。


2004年02月23日(月)



 くるりん

最近一気にくるりがテレビに出てて
色んなところでみかけます。

去年の百鬼夜行のくるり
すっごいしびれた。
トップランナーでの東京はあまり来なかったけど
百鬼夜行の東京がガツンと来た。
今ケーブルでSSSっていう番組、
くるりのドキュメントみたいなのがやってて
より素顔な感じでいいなあ。
ちょっと次のアルバム買っちゃおうか。

つたやに行くと
SSTV効果か、くるりは全部貸し出し中だった。
「図鑑」を借りたかったんだけど。
レッドツェッペリンのIIIも借りるかと思ったら
これもまた貸し出し中。
仕方なしにもうひとつのつたやまで。
そしたらあった。
スガシカオのSmileも衝動借り。

夜は薄い雲がものすごい超特急
星が見えたりするくせに
ぱらぱらと雨を降らして
なんだか狐や狢につままれてるような
そんな化かされた夜。

夜中には風が台風のようで
電線がぶうと唸っていた。
あやかしの夜だ。

2004年02月22日(日)



 Groovin'

誕生日だった。
お祝いの言葉のメール、
たとえ2行、3行でも消去できないなぁ。

今日は友達から
先日あげたCDが良かったとのメールで起きて
特に友達が気に入ったのが
アジカンの君という花だったみたい。
11頃起きたので、ちょっとハードオフへ。
楽器を見た後にCDセクションへ。
スピッツのホタル、鈴木あみのBe Together、JamiroquaiのEmergency On Planet Earth、真心ブラザーズの流れ星/遠い夏、Mr.ChildrenのNot Found、平井堅のgaining through losing、そして久保田利伸のGroovin'を見つけて買っちゃった。全部で600円な買い物上手。

そんな中で一番グッときてるのが
今聴いてる久保田のGroovin'。
中学2年の時に仲の良い友達と
2人のOur boomだった久保田。
あいつ何やってんだろうなぁ、と思ったり。
その頃何回も何回もぐるぐる
テープが擦り切れそうになるまで聴いていたのが
Such a funky thingと、
このGroovin'ってアルバムなのです。
すっごく懐かしいけど
びっくりするほど覚えてる。
この次になる音はこんな感じ、とか。
懐かしいとかは抜きにしても
「北風と太陽」って名曲だなぁ。
「永遠の翼」も好きだけどさ。

カラオケ行って熱唱したくなった。
あの頃はGroovin'って意味も読み方も知らなかったのになぁ。

仕事は北浦和。
宿題をやってこない生徒を
宿題をやってくる生徒にするには
一体どうしたらいいのか
もう1週間以上悩んでるけど
誰か良いアイディアがあったら
ホントに教えて欲しい。
そんな試行錯誤な毎日。

2004年02月19日(木)



 純豆腐鍋

ゆっくりと起きて
夕方から新宿へ。
友達と新大久保コリアンタウンで会食。
スンドゥブチゲというのは
純豆腐鍋と訳すのか。
適度に辛くて美味しかった。

友達から「ルールズ」という本について聞いた。
僕はどうもそういうのに弱そうです。

新宿に行く時、
空いている上りの埼京線の
東側の窓際に立って
東の空と去り行く街並みをずっと見ていた。
夕暮れる西の空も綺麗だけど
そんな頃の東の空はとても美しい。
東のグラデーションをじっとみていたら
あの地平のすぐ上の色は
東からしのんできている夜の色なんだ、
と思った。

本当に幸せな時間とか
内容の濃い時間とか
そういうものは人によって随分違うんだろうな。
頭ではなんとなくわかっていても
そういうのを実感するのは
それこそ最近のことで、
何もしないで風景だけ見ていたり
西日に照らされていたり
ただ音楽を聴いていたりするのも
実は何にも変えられないような
幸せな時間という場合もあるんだなぁ、と思う。

2004年02月18日(水)



 etc

手違いで、オークションで落札予定の太鼓
落札できませんでした。かなしい。
ここまでうまくいかないということは
今は落札するなという事なのかと。

今日は12時あたりに起きて
ちょっと家の前の道にでると
嗚呼、午前中。
午前中の伽藍とした雰囲気。
わかる人にはわかると思う。
朝の澄んだ空気がまだちょっと残ってる。

昼下がり、髪をつみに。
それから夕方のアルバイトの面接へ。
渋谷はいつものように人だらけで
どこもかしこも歩きづらかった。
面接、まずはうまくいきましたが
3月に2次面接があるのです。
それさえ通ればなんとかなるかもしれない。

面接を受けに行った場所で
昔雑用のバイトをしていたので
そのときお世話になってた人と夕御飯。
沖縄料理などを食べながら
麦酒をちょこっと飲みました。
9時ごろ別れてから新宿へ。
仕事を終えた友達とおやじの集まるような
なんとなく懐かしい昭和な居酒屋へ。
あんなとこにあんな店があるとは。
煙くさくて仕方なかったものの
あの雰囲気はそうそう味わえないなぁ。

そんな一日だった。

梅のつぼみはどんどん開いてくる。
星はきらりと輝いている。
今、風は凪いでいるよ。

2004年02月17日(火)



 やってきてくれー

あれだけ宿題をやってきてね、
と言ったのに何故やってこないの。
でも僕もそんな小学生だった。
だからこそ何とかしたいのです。
僕という人間は
小学生の時、何を言われても
どんな罰を与えられても
懲りずに宿題をやらない小学生だった。
だからそんな宿題をやらない小学生に
何を言っても「あれ、これ昔言われたなぁ」
なんていう感じで
それでも昔僕はやらなかったので
そんな言葉の効果とは?と自問自答。
どうしたらやってきてくれるようになるのか。
怒ったり、諦めたりするのは一番楽だけど
僕は昔の自分を見ているようで
どうしてもなんとかしたくなるのです。
そんな悩める一日。
仕事から帰ってきたら午前様でした。

2004年02月16日(月)



 三郷、河川敷

車で初めて三郷という街へ。
待ち合わせた友達も三郷は初めて。
なぜ三郷かというと
2人が住んでる街のちょうど真ん中らへんで
なおかつ河川敷がある、ということで。
川の土手を越えて河川敷に出ると
サッカーしてたり、
ゲイラカイト(凧)をあげてたり
運動をしていたり、
ちょっと風は強いけれど
穏やかで楽しい日曜日がそこにあった。
僕らはそんな絵に一色足すかのように
あわせて太鼓を叩き出した。
雑談したり、太鼓を叩いたり。
散歩のおじいさんは
僕らのことを見て見ぬふりをしていた。
そんなことも微笑ましいような
ちょっと傾いた日の光に照らされて
ゆるりとした日曜だ。


2004年02月15日(日)



 少年たちは

未だ夜が明けない午前3時過ぎ
またどこかへぶらりと行きたくなって
でも埼玉という場所は
関東平野のど真ん中で海も山も
中心部からはほど遠い。
少し山の方へ、国道を使って。
丘陵に作られたニュータウンの中にある
見晴らしのよい公園を目指した。
飯能市の街の灯が見える場所。
ぐるりと迷いながらもたどりついた。
1分くらい見て、ホットレモンジュースを
ほっ、と飲んで引き返してきた。
帰り、空の色が濃紺から濃い目の古代紫。
薄くなってきて、家に着く頃には
青空っぽくなってきた。
薄い雲が混じる。

zzzzz睡ZZZZZZ眠zzzzz

今日は岩井俊二の「Love Letter」がやってた。
でももうちょっと時を置いてからにしようか、と
観るのをやめておいた。
もうちょっと寝かしておきたかった。
それよりも今日返却予定になっている
岩井俊二の「少年たちは花火を横から見たかった」
を観なければならなかったので
「ifもしも〜打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」を思い出しながら観た。
ifを観たのはこの間の夏だっけかなぁ。
1時間が過ぎる頃まで淡々と観ていたのに
過ぎた辺りからずきずきしだした。
淡い夏の思い出。
「ifもしも〜....」はDVDで欲しいなぁ。
そのうち買いたい。


2004年02月14日(土)



 梅、咲いてきたね

だんだん日が長くなってくるね。
今日仕事に行く時は
まだ日が高くて
ちょっとだけ西日オレンジ。

いつもそんな風になるんじゃないけど
ケツメイシの音と詞は
涙腺につながる琴線に触れる時がある。
かといって涙が出る訳じゃないけれど
それでも確かに触れるので
心がずきん、としたりする。
今日はトモダチと言う曲を
仕事までの道のりバスの中で聴いてたら
そんな風になった。

議論したりして
物事を突き詰めると
どうしても自分の意見を守るとかじゃなく
論理的に考え詰めてしまうので
最後には何が正しいのかわからなくなる。
そういう事があればこういう事もあり、
陽があれば陰もある。
これはどっちが正しいとか
そういう事じゃないのか、とか
本当に答えが出た気になっても
それは確かめようもなかったりして
そんな事がむなしい、なんて思ったりする。
じゃあ考え詰めて答えを出すことなんて....
と考える事でまた迷路に迷いこんでる。

「金持ち父さん、貧乏父さん」という本を
妹から借りて読んでいる。
とても面白いけれど
トピックがお金になっているからか、
しらみつぶしに生活を向上させていくとしても
そういう生活が幸せだと思うかどうかは
人によって違ってくるんだろうな、と思った。
税金を払うために、ローンを払いきるために
なんかで一生懸命働きながらおくる生活も
もしかしたらトータルで見たら
幸せだと思うこともあるかもしれない。
陰陽を言うけれど、
人の生活も全部陽にしようとしたら
どこかに負担がかかってくるんじゃないか、
と非論理的に思ったりして
そんなことを思いながら
0時を過ぎた仕事帰り、自転車こいでいた。

今月末、5日間くらい余裕ができたら
旅なんかに出たいなぁ。
鈍行電車でさ。
こんな事も小さな夢でおわるのかなぁ。

別段ブルーになる原因なんて何もないのに
なんとなく青っぽい気持ち。






2004年02月13日(金)



 あかね色

あまりに疲れていたので
夜に昼寝してしまった。
0時が過ぎて起きてきて
いつもの様にパソコンで友達と会話したり
明日の仕事の準備をしたり。

庭に出て見上げると
もうちょっとで半分になる月が
葉のない桃の木のシルエットを作っていた。
綺麗だった。
この寒さが綺麗さを後押しするような。
そんな明け方です。

**************

ジョバンニ・イダルゴというコンガの達人がいて
その人のコンガが本当にすごくて
あんなふうに太鼓2つで自由自在に叩けたらな
というふうに興奮しながら見てるわけです。
http://www.lpmusic.com/Play_Like_A_Pro/Tips/giovanni.html
レッスンでもこんな感じ。
本気で演奏してるところは
本当に手が分身の術みたいです。
かっこい〜。

**************

仕事から全力で帰ってきた午後11時40分。
オークションで落としたいと思っていた
中古のコンガが落とされていました。
哀しい...。

昨日書き忘れていたんだけれど
昨日国立からの帰り
武蔵野線から見えた夕日は本当に綺麗だった。
薄茜色だった。
あんなに綺麗な太陽はそう見たことがないくらい。

茜といえば
今日仕事に行く前に準備をしながら
MTVなどを見ていたんだけど
リクエストした視聴者からの
個人的なメッセージが
リクエスト曲の初めに出てくる。
「あかね、高校に言ったらあまり会えなくなるけど、いつまでも俺を忘れるなよ」
って書いてあった。
それを読んだ時甘酸っぱさが胸を打った。

駅のプラットフォームに
誰かのフェイスタオルが落ちていた。
駅や街中にハンカチとか小さなタオルとか
毛糸の手袋とかが落ちてるのを見ると
ちょっと胸が痛い。


2004年02月12日(木)



 えんがわ

新宿警察署から、なくした財布が届いてます
との葉書が数日前に来たので
早速昨日取りに行ってきた。
カードなんかは全部そのままで
現金だけ抜かれていたけれど
1円玉が一枚残っていたみたい....。

今日は国立に行ってきた。
国立で電車を降りるのは初めての事で
どんな街かと内心わくわくしていた。
やっぱり昭和がたくさん残っていて
時間があったらもっと散策したかった。
回転寿司で遅い昼飯。
久しぶりにまともな平目の縁側を食べた。
こりっとね。

縁側といえば、将来縁側のある家に住みたい。
なんて思うのは贅沢すぎるなぁ。
でも田舎暮らしだったらなんとかなるのかな。
夏は縁側の下から蚊取り線香が香って
ヒグラシの鳴く声を聞きながら夕闇が。
トントントンと葱を刻む音が聴こえてきたりして。
気持ちに余裕のある生活ができて
ちゃんと仕事があるならば
日本中どこで住んでもいいや。

2004年02月11日(水)



 プリンタイ

今日から小学6年の算数もお願いされてたので
5時には塾に着いた。
速さと時間と道のり。
塾の自転車置き場から見える星は
やけに綺麗できらきらとしていた。

最近はすっかり昼夜逆転のような生活で
元気のピークは夜教えてる時。
うちに帰ってきてちょっと疲れてるんだけど
それでも何故か夜明けまで起きてる。
寝ればいいのに、どうしても寝ない...。

麒麟の淡麗アルファ、
プリン体95%カットって書いてある発泡酒。
これ甘いというか甘酸っぱいというか
ヨーグルトみたいな酸味がある。
プリン体ってなんだかかわいい「体」だな。


2004年02月09日(月)



 名月

上がる月は見事に黄色くて
まるで秋の満月みたいな色だ。
真夜中には月は骨のように白く
音など出さずに世界を照らしていた。
嗚呼、名月....

2004年02月08日(日)



 日が長くなってきてる

今日も朝になってしまった。
実は今日は早く寝ようと思っていたが
履歴書と職務経歴書の手直しに
数時間もかかってしまって
その後夜明けなんかにスーツに着替えて
車で証明写真を撮りに行った。
土日のアルバイトの面接を受けようとしてる。
受かったら辛いだろうけど勉強になるだろうなぁ。
自分に厳しいアルバイト。
帰りにBig-Aで発泡酒を買って
ちょっと眠る前にお疲れ様、と一杯。
もう街は動き出しているよ。

証明写真を撮りに行く時
車では鈴木茂の「バンドワゴン」
というアルバムを聴いていた。
松本隆の詞が一番映えるのはこのアルバムだと
僕は勝手に思っている。
鈴木茂の強がり、陶器のふりしてガラスの声。

花とアリス、の試写会に申し込んでみた。
岩井俊二の撮る光と影は綺麗だー。

僕は随分と眠いので
そろそろ床につかせて戴こうと思います。
おやすみなさい。

*****************************

大江千里がホストの番組に
観覧希望で出したら当たった。
が、来週仕事があるので行けない。泣き。
ということで、弟に譲渡。

仕事は中学3年生英語。
公立受験まであと2週間。
僕らの頃にはなかった自由英作文というやつが
毎年出るようになってる。
書くために必要な知識はあるはずなのに
どうも書いていけないというのは
やっぱり日本の英語教育というのは
実用的な英語の技術を育てる教育と
ちょっとずれてしまってるのかと思う。

今日はケツメイシ、ケツノポリス2を聴きながら
階段を上がったり下がったり
電車でドアのそばに立ち
商店街を抜けてバスに乗った。
手紙〜未来、とにかくぐっとくる。
心に響くというか勇気付けられるというのか
響くよ。

だんだん日が長くなってるのがよくわかった。
夕方塾に行く時まだすごく明るくて
商店街が夕方のそわそわした雰囲気。
ああいうのはいいなぁ。
商店街のある街。

明日でつたや半額がおしまいなので
つたやに行って借りてきた。
スガシカオ、スーパーバタードッグ、椎名純平、ポラリス、デラソウル。あと岩井俊二の「少年たちは花火を横から見たかった」。

午前4時前からキリンジの武道館ライブの模様
フジテレビで放送される。
だから今それをじっとまってる。

2004年02月07日(土)



 感情表現

夜中の3時を回ってこつこつと
今日の仕事の準備をば。

4時過ぎにまたまた風呂に入る。
ラジオをつけると
森山くんの唄。
聴いたことのない歌だったので、
終わるまでお湯に浸かって聴いてた。
終わった後の女性二人のトークが
せっかくのプレミアムタイムを
この一日で一番静かな時間を
乱してしまうようだったので
ラジオのスイッチを切って
あとはじっとしてた。
しーずかにしてた。

***************

塾はがんばった。
生徒もがんばってくれた。
でも宿題なんかでひねくれた発言されると
怒るとか腹が立つとかっていうんじゃなくて
一生懸命やってるぶん哀しくなる。
今日はひとりの子が
「そんな事やらされても全然意味ない。
やらされても覚えないし。」
という言葉を投げてきて、
そんな鋭い言葉は僕の心に突き刺さって
刺さったらすぐに心から哀しみの血が流れた。
だから僕がどれだけみんなに一生懸命か
気持ちを表現してみた。



2004年02月06日(金)



 こうしてみると長い一日

夜中から朝にかけて
ずっと起きている悪い癖....。
しかも徘徊癖までつきそうだという有様。
道が空いているからか
車でどこかに行きたくなるのだ。
でもそこは関東平野の真ん中埼玉。
行くと言っても夜中に行ってみたところで
感動するような場所などひとつもない訳で...。
そこで隅田川の橋を
なんとなく巡ってみることに。
最後に浅草橋に着いた。
浅草橋で1年間新聞を配っていたのは
もう一昔も前の事だなぁ。
午前4時頃の浅草橋を見てたら
なんだか色んなものが
心によみがえってきて刺激して
胸がぎゅっとなった。
神田川が隅田川に注ぐところにある
小さな橋、柳橋のところで
コンビニで買ったホットレモンティを飲んだ。

僕は大都会という名の海に
音も立てずに浮かぶひとつのごみのようだった。

帰りに地元の近くでファミレスに入って
今日の仕事の準備をした。
隣でおばあさんとおじさんが話してて
ここで売ってる刺身が安い、などと
2人で関心しながら話していた。
おじさん「どこで売ってるんだこれ」
おばあさん「うぅん、そこに書いてある」
おじさん「あぁ、ルミネだよ、ルミネ」
おばあさん「ルミネ.....ルミネ.........あっ!ルミネ!!!!イセタンッ!」
おじさん「伊勢丹じゃねえって、ルミネだよ、大宮にある」
おばあさん「.....」
おばあさんの間が面白くて
思わず噴出してしまった。

帰りに思ったけれど
日の出ちょっと前の東の方を見ると
建物や水銀灯のシルエットが
切れるような薄黒で綺麗だ。

僕はかねがね首都圏ともなると
建物だらけで街と街の境目が
全くなくなってしまってると思っていたが
今日の真夜中のドライブで
ああ、境目はないようであるんだ、と思った。

***************

そういえば、昨日のドライブ
夜明け前には月は西の空に
ひたすら白く輝いていた。
ケツメイシの夜の天使のトラックが
そんな月によく似合っていた。

今日は塾。
一番やりがいがあるのが授業中。
一番困ってしまうのが
社員に報告した後の
社員からのアドバイスもどき。
お願いだから簡潔に一度で済ましてくれ〜。
毎度まわりくどく同じ事を何度も言われるので
今日も乗りたいバスを逃してしまい
寒い中バス停で10分以上も待つよりも
駅までのてくてく歩きを選んだ。
バスには最後に追い抜かれて
150メートルくらい負けた....。

くるり、NHK教育で。
なんだかあんな感じだけど
首に近いあたりの肩がシビレタ。
バンド紹介のナレーションが
あまりにも的を得ていて感心した。
go back to Chinaが見たかったけど。
歌詞はどうやって、の質問で
岸田くんが答えてた
あの大学ノート、一枚目はほかす。
かっこいいぜー。

2004年02月05日(木)



 夕空見

朝まで起きていたせいで
ものすごく良いお天気の日を
台無しにしてしまった。
そういえば午前4時くらいに
ちょっとした地震があったね。
震度2くらいなのでしょうか。

夕暮れ時の空がまたなんとも言えず日本で
誰かと共有したいと思いつつも
家にいるのはおばあちゃんと犬のみ。
ひとりでじっとしながら空の色が
だんだん移り変わって暗くなるのを堪能。

お茶は茎茶。
熱湯で淹れたら駄目です。
おばあちゃんが居間に来たので
世間話をしながらお茶を飲んだ。


2004年02月04日(水)



 あっ、豆...

今日の未明
弟とスパイク・リーの
「モ・ベター・ブルース」を観た。
何回も観ているお気に入りの映画。
大阪で仕事をしているとき
つまらない平日の生活を何とかしようと
映画を借りてきて平日の夜中に観た映画。
相変わらずデンゼルワシントンはカッコよく、
ウェズリースナイプスもカッコよかった。

**************

休みだけど雨がぱらぱらしたり。
夕方、レコード屋に行ってみて
久しぶりにレコードを一枚だけ買った。

0時までやっている大きな本屋に
GREというテストの本を買いに行った。
そのせいでうっかり豆をまくのを忘れてしまった。

弟がバイト先の人たちと
屋形船で飲み会だって。
長兄は屋形船経験なしだというのに
花のお江戸、隅田川にて舟遊びとは...。
けしからん。
でも3時間で飲み放題プラスコース料理で
8500円くらいって言ってたなぁ。
安いと思うか高いと思うかは
価値観の違いだと思うけど
一度屋形船で飲んでみたい。


2004年02月03日(火)



 さらさら、ちりちり

こうやって明け方まで起きているのが
癖になってしまっているのです。

4時頃に入浴剤を入れてひとっぷろ。
こんな時間でお湯につかってじっとしていると
草木の寝息まで聴こえてきそうだ。
日本にいるほとんどの人たちが眠っていて
僕とコンビニの店員と
長距離トラック運転手だけが起きているんだ。

****************

朝、浅い眠り
さらさらと雨の音が聴こえた...

深い眠り...

昼、浅い眠り
さらさらと雨の音が聴こえた...



三時過ぎ、起きた。
吐く息が白い、寒い冬の日だ。
塾の自転車置き場で
雨にぬれた地面を歩くと
革靴の裏と地面の小さな石ころが
ゆっくり踏みしめる度にちりちりという。
あの音が好きだ。

2004年02月02日(月)



 まぼろし

2月だ。
明け方。
太鼓を持ってドライブに行ってきた。
ハナレグミの「レター」に合わせて
とんとこ太鼓を叩く赤信号。
もうすぐ夜が明けるよ....。

***********

安藤裕子のマキシシングル。
大宮のWaveになくて
聞いたら取り寄せになるって。
シングルのランキングで24位だったのに
取り寄せって....。

弟と盛り上がって
まぼろし軒というラーメン屋に行ってきた。
島田洋七と作った店で
ビートたけしが名付け親だって。
ううむ。

朝方になるとカラスが鳴いたりする。
夕方のカラスの鳴き声を聞いたときと
ちょっと違った気分になる。


2004年02月01日(日)
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