Desert Beyond
ひさ



 夕日って空を一層...

仕事に行く時
京浜東北線から眺める街は
傾いた日を浴びて
そんな綺麗な光は
夕方前の空を一層青くしてるみたいだった。

北浦和だとか浦和だとか
道沿いに昔からあるお店があって
刃物を研ぐ、「とぎや」って店とか
鳥・飼料・鳥かご、って店があったり
懐かしい感じがするから
バスに乗ると決まって外を眺めてる。

仕事。
生徒には情熱的に。
職員には事務的に。
けじめのある授業。

帰り、大宮駅で降りた。
楽器屋に行って、CD屋に行って。
電車がくるまであと15分近くもあったので
西口にパフォーマーがいないか見にいった。
5組くらいいた。
こっちの人の唄が聴こえなくなるかなって時に
向こうでやってる人の唄声が聴こえてくる。
そんな間隔で5組。寒いのに頑張ってた。
指かじかまないのかなぁ。

駅から自宅まで
キリンジでも唄いながら
自転車をこいだ。
きこきこきこ.....



2004年01月31日(土)



 夕前風呂

仕事の前にひげをそらなくてはいけないので
夕方前にひとっぷろ入る。
真夜中にしてるようにラジオをつけてみた。
中村雅俊と元投手の槇原の対談。。。。落語。。。。アメリカンポップス。。。。国会中継。。。。株価情報。。。
どれもなんだか活気があって
静かな未明のラジオとは
全く別の何かのスイッチを押したら
聴こえてきた、みたいな感じだった。
なんだかあまり気にいらなくて
ラジオは消して、お湯につかって
考えことなんかをしていた。

2004年01月29日(木)



 だんだんあったかく

ちょっと飲んだりして。
銀河高原ビール、初めて飲んだ。
これは本当に地ビールだなぁ。
ちょっとしかビールが飲めないっていう
女の子とかはいいんじゃないかみたいな
フルーティーな味わい!
弟はベネチアの論文を書いていて
ちょこちょこと酒を、、、、。

真夜中、4チャンネルで
袴田主演のQuartetteって映画をやっていた。
泡盛を飲み始めてから
琉球の音楽に換えてしまって
映画は映像だけだったけど
それでもなんだかいい絵だったなぁ。
今度借りて観たいです。

そんな酔っている午前5時。

********************************

という訳で、せっかくの休みを無駄にした。
起きたら日が沈もうとしていたよ....。
そして日が沈んだ。

夢でギリシャなんかへの
海外出張が多い仕事を
かなりバリバリやっていた。
この前の夢なんて、海釣りの夢で
太平洋のどーんとした広さが際立っていて
ずいぶん気持ちがよかった。





2004年01月28日(水)



 しらさぎ

そういえばおととい
何年ぶりかにメロンソーダを飲んだ。

昨夜家を出て
今朝にあわせて海へ出ようかと思ってたのに
結局出はぐってしまって
朝の5時近くになったので行かないことにした。
千葉の御宿辺りに
特に理由もなく海を見に。
あの辺にある温泉に一番で入って
ゆっくり帰ってこようかなと思ってたから。

いい気分に晴れていたと思ったら
午後も遅くなってくると
雲が出てきて寒空模様だ。

家から向こうを見渡すと
荒地の真ん中あたりにある
葦の生えた小さな水辺に
白鷺が二羽、毛をつくろったり
何かをついばんだりしてるのが見えた。
久しぶりに白鷺を見たよ。

だんだん日が暮れてくる
もったいない気分。


2004年01月27日(火)



 未明筆達者

また未明のおぼえがき。
午前3時を過ぎるとAMラジオでは
おはようございます、と言ったりする。
さっきもゆっくりと湯船に浸かりながら
ラジオを聴いていたら4時の時報。
そして「おはようございます」。
1月最後の週ですね。って言ってた。
日曜日に一人取り残されながら
お湯につかっている僕と
月曜からのスタートと意気揚々としている
ラジオのディスクジョッキーの女の人。
ちょっと聴いていたら
大阪で一人で住んで仕事をしていたときの
寂寥感みたいなものが脳を刺激して
その頃月曜日の未明に
ああ、仕事だ。って思ったことなんかが
鮮明に味みたいなものになって蘇った。

得意の深夜テレビで
銀河鉄道物語というのがやっていて
思わず見てしまった。
999の世界の外伝みたいな感じ。
話自体が新しくなくて
あの頃の漫画のストーリーの矛盾さとか
銀河鉄道999の懐かしさのようなものを
話の中から感じることができて嬉しかった。

塾の講師のアルバイト。
内容のあるわかりやすい授業を。
そういう授業を目指すと予習が大変で
自分も色々勉強になるからか
ちょっとこの生活に一生懸命で
前が見えなくなってきてる自分に気づいた。
僕の目的地はここじゃない。
それは上のレベルへとか下のレベルへとか
そういう話じゃなくて、
山手線、僕は上野で落ち着いちゃってたけど
本当はここじゃなくて渋谷に行きたかったんだ
そんなような感じ。
さて内回りで行こうか、外回りで行こうか。

僕がこんなことをぱたぱたぱた、と
キーボードを打ちながら書いてる間にも
みんなはすやすやと眠っている。

おととい(土)、大宮東口にあるロフトへ行った。
駅を東口に階段下りた場所で
飲み屋の店員なんかがサービス券を配っていたり、キャッシングのバイトでティッシュを配ってたり、いかがわしいスーツを着た男が女の子に声をかけていたりするんだけど
そこで胡坐をかいて筆で和紙に文字を書いて
それを売っている若人がいた。
渋谷とかでよく見るああいう風に。
あまり興味がないのでそのまま素通りでロフトへ
帰りも素通り、と思ったけど
ぱっと目に入ってきた「がんばれ、自分。」
なんてことば。
僕はがんばっていないので
まだ自分にそんな言葉をかけてあげられないな
そう思った。

高校生の頃から、夜更かしをしてる時に
たまに不思議で切ない感じになることは
しばしばあって
そんな時には大げさに言うと
この世界がというか人が好きになる。
汚いこととか辛いことが沢山あるこの世界で
無意識に一生懸命生きている人が
いとおしい感じというのかな。
簡単に言うと、上で言ったように
不思議で切ない、というような感情。

もう始発電車が走り出す頃だよ。
寝なくてはいけない。

未明にはよく筆が進むけれど
もうおやすみなさい。

************

2004年01月26日(月)



 日曜日、河川敷

今日のお昼過ぎまでは
あったかくて気持ちいい日だったのに
それから急に曇りだした。
千葉からはるばるやってきた友達を
近所の旨いラーメン屋に連れて行って
それから荒川の河川敷まで
太鼓を叩きに行ってきた。
河川敷から見る空は広くて気持ちいい。
雲たちは空を暗くしながら
急ぎ足で走りまくって
あっちの向こうやこっちの向こうで
雨を降らしているのが見えた。
それでも河川敷では
土手に座ってラジコンを操縦してる人
芝の手入れをしている人
向こうではサッカーをしてる人たち
ウォーキングの中年夫婦とおじいさん
ちっちゃい子供達を遊ばせているヤンママたち
そして太鼓を叩いてた奇妙な僕ら。
そんな風景だった。



2004年01月25日(日)



 マフラー

世の中学三年生は
ちょうど私立高校の受験を終えたところ
少し緊張の糸がほぐれたという雰囲気。
北浦和の教室に行くと
職員の気の使えなさやだらしなさに
毎回いらだってしまう苛立ち虫。
でも英検のリスニング中の教室の前で
職員が大きな声で話すというのは
受験者にとってあまりにも酷な話だ....。
とにかく教えることにだけ集中して
生徒には公立受験シフトで授業。
マイペースマイペース。

この2、3日ものすごく寒くて
街が本当に冬という感じがする。
マフラーっていいな、と思う。
僕は普段マフラーはしないので
ちょっと欲しくなった。

2004年01月24日(土)



 ビールが急に

また未明。午前4時半を過ぎたところ。
3時過ぎに寝ようとしていたんだけど
砂漠にいたときはよくビールなんて
ちょこっと飲みながらパソコンいじってたな
なんて思い出したら
ちょっとビールなんて飲みたくなってしまって
隣の街のコンビニまで麦酒を買うため
車に乗り込んだ。
すぐに着くのにキリンジの「カウガール」が
どうしても聴きたくなって
CDプレイヤーに入れた。
......カウガール、が始まる。
真夜中のカウガールはいい。

美味楽膳、という発泡酒の500ml缶と
350のエビスの黒ビールを買った。
500mlでサッパリスッキリと飲んで、
350mlの黒でまったりと、なーんていう戦法。
レジで会計の時にどうしてもひっかかって
「ちょっと待ってください」と
さっきチラリと目に入った雑誌をとりに。
「東京がなくても生きていける」
「東京なんて捨てられる」
そんな大胆な発言を過去に勇んでした僕に
あまりにもアンチテーゼな雑誌「都会に住む」。
.......。
でも500円という安さの割りに
なかなかいい写真が散りばめられていて
東京の生活、を垣間見れて
麦酒をちょっと戴く間に見る雑誌としては
ちょうど良いトーンだと思うなぁ。
住んでいる部屋の窓から
まるで額に入った絵のように
東京タワーがキラリと向こうに見える。か...。
そんなこんなで
そろそろエビスの黒ビールも飲み終えそうだ。

もうすぐ朝の5時。
みんなはすやすやと寝ているんだろうな。
おやすみ。


******************

塾で、保護者からもっと宿題を出してくれという要望があるのでもっと宿題を出すように、と言われたのでもっと宿題を出した。複雑な気分だった。

なんだか最近教えることに迷いがあって
一言で簡単に言ってしまえば
スランプというやつなのでしょうか。
教えるほうが迷っていたら
教えられるほうも迷ってしまうのは必至。
いかん。

ここ最近は本を買ったということもあり
ちょっとずつFireworksの使い方というのを
実際パソコンをいじりながら学んでいます。


2004年01月23日(金)



 今日が大寒なんじゃ?

今日は火星の北極のように寒い。
夕方には突風が吹いていて
雲がオレンジだったりムラサキだったり
グレイだったりすすけていたりして
空を駆けては消えていった。

そんな中、自転車で駅まで。
人も車もあまりに寒すぎるので
一心不乱に目的地へ直進する。
駅の改札を抜けて
向こう側のプラットホームに行こうと
階段を昇っていくと
そこには冬の木のうろに隠れてる
天道虫たちみたいに
沢山の人たちがじっとしていた。
電車がくるまでまだ少しあったので
プラットホームに降り立つと
そこは伽藍としていて風だけが強く吹いてた。

乾燥注意報、と消防車が鐘を鳴らして
街の中を走っていた。

2004年01月22日(木)



 青鬼の 

また午前様で半身浴をやってみた。
半身浴をする若い男という設定は
なんだか奇妙で苦く笑えてくる。
でも色々調べたらやはり体に良いみたい。

そんな未明、体半分お湯に浸かりながら
坂口安吾の「青鬼の褌を洗う女」を読んだ。
何故読んだかというと
安藤裕子の「ドラマチックレコード」
いいなぁ、と思って調べたら
彼女のよく読む本といえば村上春樹だというので
それと一緒に書いてあった
坂口安吾のこの短編に興味がでたのだ。
早速買って読んでみている。
白痴、の入ってる短編集。
あいにく僕は読むのが速くないので
短編なのに読み終えることができずに
風呂上り。



2004年01月21日(水)



 真夜中のチューニング

午前4時半ちょっと前。
生まれて初めて半身浴というのをしてみた。
最近肩こりがやけにひどいので
ちょっと試してみたものだ。
噂には聞いていたもののすごい効果だね。
体はポカポカいつまでもあったかい。
血液が体をくるりくるりと巡っているよ。

半身浴をしている間
防水ラジオをAMに合わせて
ゆっくりチューニングしてみた。
真夜中のチューニングって好きだ。

白色雑音
静かに話す声
雑音
真夜中に不釣合いなポップス
フェイドアウト
雑音
宛先を告げる女の人の明るい声
白色雑音
演歌
雑音
   ・
   ・
   ・
   ・

演歌の流れてた番組にしていたら
スピッツのスターゲイザーが流れた。
静かな未明に小さな音でお風呂場に響く。
湯気が音もたてずにゆっくりのぼる。
少し聴いていると
その局から変えづらくなる。
そういうのって深夜ラジオの持つ力みたいだ。

今日はぽかぽかでおやすみなさい。

*********************************

太陽がしずんでからしばらくたって
近くのホームセンターに行った。
掃除用品などを買いたかった。
3階の駐車場は随分空いていたのに
屋上からの景色をみたいというだけで
その上の屋上まで行った。
屋上に車は一台も停まっていなかった。
西の空はすっかり祭りの後の寂しさで
濃い薄紫だった。

2004年01月20日(火)



 life goes on

午前2時半。
今日塾で教える数学の予習が終わった。

テレビからはColdplayが流れてる。
深夜のColdplayは
夜をまるで深い海の水のように
限りなくクリアで冷たくするようだ。
心の中に弦があるとしたら
彼らの音は一番細い弦に響くよ。

yeah, life goes on....

***************

数学、ちゃんと教えることができました。
休み時間、休もうかなと思っていると
生徒にいきなり入試問題を持ってこられ
その場ですぐに解けなかった。
情けない。
ちょっと時間をもらって解きました。
解けなかったらと思うと冷や汗ものだよ。
授業が終わったあと
毎月恒例の月例テストがそのクラスであって
いつもより長くはたらいた。
まるつけをして、日報を書いてとしてたら
結局駅までのバスがなくなってしまって
寒空の下、駅までとぼとぼと歩いて帰った。
星がきらきらとしていて
息は白かった。

2004年01月19日(月)



 日曜日の憂鬱

クロスワードパズルに傾倒しだした。
でもクロスワードパズルって
知識を磨くものじゃなくて
知識を試すようなものだよなぁ。
でもいいんだ。

ウェブデザインの本を買ってみたものの
ちょっと斬新過ぎて基本が....。
Fireworksの基本がよくわからない。
このパソコンにはIllustratorも入ってないし。
ううむ。

街に写真を撮りにいきたいけど
すこし寒すぎる。
それでも外出するエナジーが欲しい。
ハイエナジー。

雪でも降ればいいのに。



2004年01月18日(日)



 極楽

おとといは久しぶりに上京した。
渋谷へ。
楽器屋に入ったり。
渋谷も寒くて、人は沢山いて
みんな寒そうに
右にそわそわ左にそわそわしていた。
わざと交差点を通ってセンター街へ。
HMVに行って少し試聴してた。
外に出ると夕日が落ちて少しだけ暗くなっていた。
TOKYO FMのスペイン坂スタジオ、
オンエアされてても女性のDJが一人
スタジオ前の通りには誰もいなくて
スタジオの光が夕方の通りから見ると
昼間のような明るさで、あったかそうだった。
パルコにあるカフェアプレミディの店へ。
パルコの地下の雑貨屋で
何かいい帳面はないかと探してみたけど
しっくりくるのがなくて
カフェアプレミディの店でも
全く試聴することもなく
そのまま外に出た。
もう夜のはじまりだった。
タワーレコードで
シングル「真冬物語」を買った。
夜は都庁前で太鼓を叩いてみた。
寒かった。
夜は珈琲を飲んだあと、焼酎を飲みに行った。
終電もなかったのでそのまま居酒。
カラオケ屋に行って朝まで
歌って太鼓を叩いた。

昨日の早朝に帰って来た訳だけど
この年になってですね、
財布を失くしました。
実害は少なくて
現金はほとんどはいってなかったし
キャッシュカードとつたやのカードだけ。
あとは各種ポイントカード。
でもバスを乗り越して田舎の終点で
はっと起きて財布を失くしたときのショック。
後味も悪いことこのうえなく
何やってんだよ、と自分を責めるばかり。
財布の中にはいってたもの全部の値段より
アイスバーグの財布の方が全然高かった。
もうかれこれ6,7年。
日本にいるときは使っていた財布。

今日は塾へ。
小学生も中1も、だんだん慣れてきて
授業中に喋りだす子を注意することが
増えてまいりました。
集中しようね、と。
月例テストというのがありまして
それがあると授業後にテスト、
生徒を見送った後にテストの採点
そして報告、とかなり帰りが遅いのです。
今日は結局帰ってきたのが0時過ぎ....。

お風呂があったかくて気持ちよくて
風呂嫌いの僕が、風呂好きになってきました。
なんていうのかなぁ、
極楽、か。

2004年01月16日(金)



 落ち葉焚き

今日も昼間はあったかくていい光だった。
夜はまた底冷えのような冷え方だ。

夕方に庭を竹箒で掃いて
その落ち葉を集めて焚いた。
煙がふわふわと街を満たしていくようだった。

2004年01月12日(月)



 家の中はぽかぽかと

そんな訳でひとりで麦酒を。
少し風のある丑三つ時に
庭に出てみると夜の世界は
薄い月光に照らされてた。
月を見上げると、庭の桃と柿の木の
枝に月に光が反射して
一層澄んだ格好で僕の瞳に入ってきた。
息は白い。
今午前4時40分。
呆けた操縦士か、時刻外れのセスナ機が
ぶうんと近くの空を低くゆっくり飛んでいった。
体は少しずつ冷えてくる未明。
朝露が体に降りる前に眠らないと....。

****************

今日もまた良いお日和だ。
少し風があるけど。
家の中で西にかしげた太陽をあびると
光の中でぽかぽか、と優しい気分だ。
スペースシャワーTVつけっぱなし。
べたかもしれないけれど
Kick the can crewのあの
どっかでなんかしたーい、って曲いいな。
控えめに、どっか行っちゃおうかな
みたいなトラックが好きだ。
あと安藤裕子がすごくいいとおもう。
1月28日にミニアルバム発売か。
他の曲もよさそうだったら欲しいなぁ。

エクレアを買ってお見舞い。
西日を浴びてさ。

2004年01月11日(日)



 明日から4連休

何もしないでも月日は流れていく。
そんな事、誰もが知っているけれど
知らないうちに時は流れる。

ツタヤで久しぶりにCDを借りた。
オリジナルラブとスクービードゥーと
アジアンカンフージェネレーション。

鞠花ビールというやつ
まだ飲んでないので
買ってみた。
さて、どんな味がするのやら。
保険にスーパードライも買った。
昨日の気持ちの引きずりか、
今日も何やら飲みたい気分。
テレビでも見ながら炬燵にはいって
冷えた麦酒でもいただこうかな。



2004年01月10日(土)



 ほら月明かりの

夕方の商店街には、
「さくら」がながれていた。
学校帰りの女子高生と買い物主婦が
ゆっくり自転車をこいでいる。
駅のホームに降りると
電車待ちの子供達は楽しそうにはしゃいでいて
大人達は寒そうに肩を竦めていたよ。
風の子と火の子か。
空から落ちていきそうな夕日は薄い橙の光を
雑草の刈られた広い空地に静かに投げていた。
だから空地は余計寒そうに見えた。
電車は「しゅう」という音を立てて
3分遅れて到着した。

今宵は月が明るく輝いております。

どうしたものか、仕事帰り
一人でもいいからどこかで飲みたくなった。
人はいつでもひとりなんだ、
なんて斜な考えを頭によぎらせる。
そんなことないさ。





2004年01月09日(金)



 クロレラ入り麺

今日はおじさんが来たので
学校から帰ってきた弟とおじさんと
一緒に中華蕎麦を食べに行ってきました。
博多旅情ラーメンというのを食べた。
クロレラ入りの麺らしく
少しだけ緑っぽい。
餃子も食べたかったけど
今日は仕事なので自粛。

今日は風が強くておそろしく寒い。
家の廊下を裸足で歩いたら
冬の剣道を思い出した。
中学生の時の冬休みの朝練、
体育館の床は氷のごとく冷たくて
足が麻痺したからなぁ。

ラーメン屋からそのまま病院へ。
おばあちゃんのお見舞いに行ってきました。
病院って独特の雰囲気だよなぁ。
でも夜中の病院と違って
昼の病院は光がいっぱい入って
明るい感じでした。

さて、これから仕事な訳で
シャワーに入ってひげを剃らなきゃ。
ひげをそってもそらなくても
教える内容は一緒。
スーツを着ても着なくても
教える内容は一緒。
でも両方しなくてはいけないのです。
雇われてるので当たり前の話だね。

病院から帰ってくるとき
おじさんはB'zが好きで
車の中ではうるさくもなく
小さすぎもしない音で
それがかかっていて
公園の横を通った。
葉っぱもない木立が
シルエットになって
キャンバスは綺麗なオレンジ色だった。
そんな景色を絵に描いてるところを
頭の中で想像しているうちに
家についた。
おつかれさま。


2004年01月08日(木)



 若大将

今日はへとへとに疲れた。
でもバイトが一区切りついたので
達成感。

そういえば昨日「海の若大将」を観た。
若大将シリーズは恥ずかしながら
観たのはこれが初めて。
いやぁ、いいなぁ若大将。
そして青大将。
あと、あの頃使ってた日本語って
やっぱり変わってきてるんだなぁって思った。
ああいう少し昔の日本語って好きだな。


2004年01月07日(水)



 正月呆け

お正月は3つの神社に詣でた。
剣菱一升は軽いと思っていたけれど
結局一升瓶に半分も残ってるよ。
お正月はのんびり過ごした。

そして始まった仕事。
冬期講習後半。
辛いのとは違うけれど
体がだるい....。
1日6コマだけど、明日は他の講師の都合で
中学2年の国語も教えることになった。
古文おしえられるかなぁ....。
明日が最終日。

毎日疲れてるので
パソコンを使うのもなんだか辛い。
という言い訳。

朝10時過ぎの出勤は
ラッシュもおわっているので
空気がのんびりとしている感じ。
せわしくなくて心地よい光。
午後9時過ぎの帰宅は
飲むのを早めに切り上げた人たちと
遅めに仕事を終わらせた人たちのミックス。
ちょっとけだるいブルー。


2004年01月06日(火)



 謹賀新年

あけまして、
おめでとうございます。

未明に起きている年始、
生放送のテレビ番組を見ると
寂しさがまぎれる気がするけど
実はその番組のせいで
余計寂しくなったりするかもしれない。
またその寂しさが良かったりする。

こうしてる時にも
神社に詣でる人たちがいて
3百円を手にたこやきを待ってる人がいて。
新年は来たわけだけど
どうにもそんな気がしないのは
これどういうわけかな。

それでも前向きに
これまで以上にポジティブに
努力して歩んでいきたい。

***************

改めまして、今年もよろしくおねがいします。
今日は結構ゆっくりしました。
そして今、NHKFMで松本隆の特集を聴いています。
明日の晩もやるので明日も聴こうかな。
やっぱり松本隆の詞はそこはかとなく良い。
年始に耳に入るにふさわしいです。
ありがとう、と言いたい。


2004年01月01日(木)
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