Desert Beyond
ひさ



 鮭と酒を買う

昨夜は幼稚園の同窓生で
両方とも親友の2人と忘年会。

今日は忙しかった。
リビングの片付けをして
新しいスキャナーで写真をスキャンしたり
印刷をしてみたり
古いしめ縄を神社に持っていったり。

大宮氷川神社に行って
一人でてくてくてくと歩いた。
空気が「嗚呼、確かに年末だ」
みたいに厳しく澄んでいて冷たかった。
神社に続くくねくねした道には
沢山屋台があるものの
的屋は準備をしていたり
自分の屋台をほったらかして
どこかへ行っていたり。
屋台は真っ暗な神社の森を
祭りとかわらぬ光で眩しく照らしていたが
人も活気もない。
不思議な空間だった。

帰りに鮭の刺身とするめいかと
剣菱を一升瓶で買って帰って来た。

ゴールデンに格闘技の番組が三つもやっていて
格闘技好きの人たちにはいいかもしれないが
そうじゃない人には迷惑極まりない。
僕は好きなので、まあ良かったけれど
でもしんみりまったり大晦日を、、
って感じじゃなくなってしまった。
その後紅白のトリを見て
衛星第二でイッセイ尾形のライブを見た。
年を越す前に庭に出て耳を済ませると
色んな方向から鐘の音が聴こえてくる。
オリオン座は輝いていた。
犬はいつもの夜とかわらぬふうで
くるりとまるまって寝ていた。
日本の冬は4年ぶりだけれど
こうして年越す時に外に出て
静かに耳を澄ましてみるのが好きだ。


2003年12月31日(水)



 夕ぼらけ

また今日も良い感じの夕暮れだなぁ。
どうしてこうやって柔らかい色なんだろうなぁ。
あさぼらけ、って言葉があるけど
ゆうぼらけなんだよなぁ。
空気は冷たいんだけどぼらけてる。
こういう色はアリゾナでは見れないな。
アリゾナの夕暮れ空の色は
もっと鮮やかなグラデーションだった。
どっちも好きだけど、やっぱり日本はいいなぁ。

引き続き風邪でですね、
鼻かみすぎて鼓膜にきてる。
喉はいたいしさ。
全く年末年始に風邪は嫌だから
なんとかして明日までになおそっと。
はい、無理ですよね。
そんな簡単にはいかないです。

サルサを聴きながら銀行へ。
その足で電気屋へ。
それから帰って来た。

西の空が晩秋の柿みたいな色になってる。

今日も寒いな。
夜空ノムコウ、聴いてる。
スガシカオのやつね。





2003年12月29日(月)



 調子わる

今日でやっと仕事終わったー。
次は1月5日から。
もう風邪ひいちゃって
喉痛くて咳がでるしぼろぼろ。

空気はさすように寒いし。

ホントに調子悪いのでとにかく寝ます。

2003年12月28日(日)



 キラキラ

今、午前2時前。
小田和正のクリスマスの約束
今年もやってたので観た。
涙腺が弱いわけじゃないと思うけど
とにかく歌声に、歌詞にやられて
何度も涙が出て来そうになった。
何年経っても変わらない
透き通ったあの歌声
透き通ったあの歌詞が
心に響いて痛かったほどだった。

2003年12月26日(金)



 冬期講習初日だった

朝から働くっていいなぁ。
っていっても午前11時からだけど
朝の光がまだ白くて
すずめとか鳴いちゃってて
すがすがしかった。
そして夜まで。
6時間喋りっぱなしなので
喉のほうがちょっと....。

明日からすごく寒くなるって。
やっぱり冬は寒いのがいいな。




2003年12月25日(木)



 あと10日で元旦か

陽だまりはあったかい。
でも日陰は冷たい。

昨日NHKのあのドラマ観たのに
今日見忘れてしまった。
ブックオフでいい物理の本がないかと
探しに行ってしまって
結局いいものは全く見つからず
100円で売っていた
鈴木あみのシングルを
懐かしいなと衝動買いしてしまった。
Alone in my room。

今HEYHEYHEYで中島美嘉が唄ってる。
さて夕飯でも食べようかな。

なんだか気分が晴れないというか
ぼんやり雲っているなぁ。

2003年12月22日(月)



 休日

日陰はどこでも寒い日。
すぐに日がくれてしまった。

ケーブルで寺岡呼人の10周年記念。
桜井とゆずが出てた。

新聞をみたらNHKで8時から
「川、いつか海へ」っていうのがやるみたい。
よさそうなので、夕飯でも食べながら
ゆっくり見ようかな。



2003年12月21日(日)



 初雪

朝9時前....。
家の前の空き地に金属の柵を立てていて
カンカンカンと朝から五月蝿くて
とうとう起き上がってきた。

朝ごはん。
白菜とたまねぎの味噌汁、作った。
半熟目玉焼き。

そして朝10時前。
まだカンカンやっている。
熱い緑茶を淹れた。
寒い冬の朝に熱いお茶っていうのはいい。
吐く息もお茶の湯気も、白い。

**************************

塾で、授業をはじめようとしてるとき
遅れてきた生徒が「雪だ!」。
生意気な生徒たちも
窓から初雪を見て
無邪気によろこんでたのがかわいかった。
帰るときにはもう止んでいたけど
駅から家まで
星がきらきらしてるのに
みぞれに降られた風に吹かれた。
家に着く頃には
手がうまく動かせないくらい寒かった。

2003年12月20日(土)



 のんびりと犬のように

昨夜夜更かししてしまったので
午後にあったかくて起きた。

日が暮れるまで
犬が夜寒くないように工夫したり
お茶を飲んで過ごした。

やっぱり来年の2月まで
コマ数を増やしてバイトしようと思う。
たいした能力もないのに
贅沢を言うのは駄目な証拠だ。

そんなことを考えながら
太鼓を叩いた。


2003年12月18日(木)



 今日の夕暮れ

■■■■■  長春色
■■■■■  鴇色
■■■■■  石竹色

日が沈んでしばらくたった
今日の西の空の色はこんな風だった。

2003年12月17日(水)



 足がつめたい

師走も半ば。
今日は一日雲もなくて眩しくて
でも風があって
小学生なんかの時体育の時間の前に
嫌だなぁ体育、って感じの日だなぁ。

こうしてパソコン使っている僕の足は
冬のうんていみたいに冷たい。

これから予習をして
それからバイト。

********************

バイト、社員にならないかどうか
誘われた。
でも丁重にお断りした。。。
やっぱり大学の先生になりたい。

努力しないといけない。

2003年12月16日(火)



 師走未明 / 竹箒

午前4時40分。
日曜日の未明。
耳を澄ますとバイパスの音が聴こえる。
オリオン座はちょうど沈んだ頃か。
外に出ると息は真っ白なんだろうな。
本当に寒いとその白い息は
行き場をなくしたように
しばらくふわりふわりと漂うんだろうな。

東の空が明るくなる前の静かな時間は
ちょっと寂しいからといって
キリンジの「エイリアンズ」を聴く。
もっと寂しくなったりして。

そういえばさ
昨日塾でほとんどの生徒が帰った頃
一度家に帰って忘れ物か何かを取って来た
ちょっとやんちゃな生徒が
息を切らせながら言ったのが
「オリオン座、きれいだよ」だった。
僕に言ったんじゃないけれど、
僕は微笑んだ。

こんな未明は疲れているのに
車でどこかへ行きたくなる。
この前のでちょっと遠出癖というか
遠出したい癖が....。
でも下道で車っていうのは
ちょっと限界あるんだよなぁ。

学生の頃から思うんだけど
これも癖で、夜更かし癖のある僕は
なんだか誰もが寝静まった
こういう未明になると
人のあったかさというか
街の喧騒とかそういうのが
どうしても恋しくなったりする。
ずいぶん見ていないけど
テレビ局の終わりの映像、
あれが結構気持ちにズシンと来る。
哀しくなったりする。

そんな事を思ったり思い出したりする
夜明け前。

****************

ちょっと家を掃除した。
竹ぼうきがダメになってきてるので
ホームセンターまで買いに行った。
この前行ったのと同じホームセンター。
竹箒152円だった。
卓上七輪と備長炭と網が欲しくなったけど
なんとかこらえた。
年末年始に備えて
何か部屋でちりちり焼きながら
日本酒をちびちびってのも
なんだか雰囲気がいいな、と思ったから。
でも贅沢か....。贅沢は敵か。
また屋上駐車場に停めたんだけど
ちょうど日も沈んで
富士山と秩父連山が
やわらかいシルエットになっていた。

道が混んでいたせいで
家に帰ったときは庭掃除なんて
できないくらい暗くなっていたので
また今度にした。
今日もなんだか寒いので
熱いお茶を淹れて、飲んだ。


2003年12月14日(日)



 見えた限界

スペ中でスネオヘアーが演ってた。
何が好きかって歌詞が好きだ。

スガシカオ、かなり好きで
好きなミュージシャンの一人なんだけど
僕が好きになるのには珍しく
歌詞に毒があったりするので
たまに苦笑いしながら聴いたりしてる。
Sugarlessってアルバムしか持ってなくて
そればっかりぐるぐる聴いてるんだけど
今日いつもいいなと思ってなかった曲が
いきなりすっごく良くなった。
歌詞が寂しいんだけどいい。
ココニイルコト。

バイトの塾講、今日は気が重かったけど
行ったらなんとか乗り切った。
教える楽しみ。
でも働けても一日二コマ(50分4回)。
え〜、普通に食べていけませーん。
なんとか食べれてもでかけたりとか
貯金とかそんなことできませーん。
ため息。
今頃気づくなと言われそうだけどさ....。
責任を持って2月までは教えて
それから考えよう。
なのに来年からもっと入ってくれと
今日行った教室の室長に言われてたじたじ。
う〜ん。

夜11時近く。仕事の帰り。
電車はなんだか酒と脂のにおいで
そういう車内にはいった瞬間
なんだか虚しくなる。

ところで今日の夕暮れ空
ものすごく綺麗だった。




2003年12月13日(土)



 デパ屋

今日は早起きして、スーツなんか着込んじゃって
父親の代理で銀行に行ってきた。
右も左もわからないような若造が
海千山千みたいな人たちとたどたどしく会話。
隠しカメラがあったら
その映像は面白いものだったと思う。

今日は霧雨が続いている。
さらさらと。
有料駐車場に車を停めたので
高島屋の入り口まで行ったとき
ノルウェイの森みたいに地下の食堂でごはんか
屋上に行ってみようかなと思ったけど
時は金なりなのでやめた。
そごうでキリンジの弾き語りの楽譜を買った。
代官山エレジーをどうしてもやりたいから。
名曲。
そごうでも屋上に行きたい欲にかられたけれど
やっぱり止めておいた。
雨の日の平日、デパートの屋上に行くと
きっと心に寒い北風が吹いてしまう。
でも見てみたい。
デパートの屋上なんて
もう何年も何年も行っていない。



2003年12月12日(金)



 のど自慢

スーツのポッケに320円入っていた。
駅の駐輪場代で120円。
浦和駅までの電車代190円だからばっちり。

塾は中学一年生に現在進行形の
否定文と疑問文を教えて
月例テストというのをやった。
月例テストの丸付けなどをやって
塾を出たのが結局夜11時ちょっと前。

バスが来るまであと10分だったけど
あまりにも寒かったので
立ってられずに歩くことにした。
バスが来そうな時に
ちょうどいいバス停から乗ればいいか
なんて思ってテクテク歩いていくと
結局駅に着く直前でバスに追い抜かれた。
バスに100メートルくらい負けた。

そこでやっと気づいたんだけど
今日、財布持ってくるの忘れた。
うっかりさん。
いやいや、「さん」とかじゃなくて。
下手したら帰れないではないか!
運良く弟が迎えに来てくれることに。
ありがとう弟よ。

自転車に手袋なしで乗って
本当に寒かった。
本当に。
氷のようだった。

父が良い紹興酒というのを飲ませてくれた。
ううむ。やっぱり嫌いな紹興酒。
好きな人もいるんだろうなという味だけど
どうしても好きになれないんだよなぁ。
何回試してみても結果は一緒....。

夜中、映画「のど自慢」を観た。
日本のやさしさっていうか
ほんわかした感じとか
なごやかな雰囲気とかそういうのが良くて
しかも有名な人いっぱい出てる。
なかなかいいなぁ、なんて思っていたら
それだけでなく、不覚にも泣いてしまった。
良かった〜。
次の日曜日、NHKのど自慢観よっと。


2003年12月09日(火)



 屋上駐車場

おばあちゃんが買い物に行きたいと言うので
近くのホームセンターまで一緒に行く。
屋上駐車場。
買い物が終わってまた屋上に行くと
大きな窓ばかりのエレベーターホールは
西日で薄いみかん色で満たされていた。
地元の中学生の女の子が
ベンチでしゃべってた。
それを見て中学生とかの頃の
忘れ去っていた記憶がよみがえってきた。
特定の記憶じゃないんだけど
その光と、低いビルの屋上駐車場、中学生
あの頃とかってああいう低いところにのぼって
夕方に向こうに見える秩父の山とか
富士山のシルエットとか
そういうの見ながら友達とはしゃぐだけで
お金とかないし自転車だけど
それでも十分楽しかったんだよなぁ。

2003年12月08日(月)



 引き続き

トレイシーチャップマンの
「Fast Car」良い曲だなぁ。
車を運転しながら聴いた。

父親と一緒に隣街の旨いラーメン屋に行った。
こんなところにって思うけど
ここのラーメンは旨い。
こんなにチャーシュー厚切りで
何枚も入っていて。

今晩もすごく寒いよ。
ボッサを今晩も爪弾いた。
ヒーターつけたけど
それでも指がかじかんで
しばらくうまくいかなかった。



2003年12月07日(日)



 ちょっと鬱る

同じ塾の行ったことのない教室で
中学三年生に英語を教えた。
教室が違うと室長も違うので
教室によってかなり空気が違うんだな、と
ちょっと好きになれなかった。
教えた子達じゃないんだけど
他の中3の男の子たちに
何故かしつこくバカにされて
まあものごとには限界ってもんがあるので
こういう礼儀とか言葉使いってのは
塾で教えることじゃないのかな、とか
色々考えてあまり良い気分はしなかった。
教えるっていうのは大変だな、と
改めて思った。



2003年12月06日(土)



 今日も寒い日だ

今日は仕事だった。
小学英検と中1英語の2こま。

今日も寒かった〜。
でもこのくらいの寒さなら
寒さ好きなところでなんとかなる。

スガシカオを聴いていたら
どうでもいいから曲をつくって
それを弾いて唄いたくなった。

スーツ着ていく仕事だから
雨にぬれちゃいけないと思って
行きに駅の近くのコンビニで
透明の傘を買った。
塾に行って帰ってくるまで
雨がぱらついたのは
コンビニに着く前だけだった....。

2003年12月05日(金)



 プチ家出

午前2時過ぎに家出しました。
そして午後9時半に帰ってきました。
立場的に本格的な家出ができないので
プチ家出と相成りました。

1時過ぎに家出を決めて
やはり、海だろう。
そう思って何で日本海をめざしちゃったのか。
お金もないのに。
川越、八王子、高尾、相模湖、大月、石和を越して夜が明けてきた。そして眠くなった。
タイヤチェーン脱着所って所があって
そこに車を停めた。
気温は0度近かった。
夜がほんのりと明けてくる東を見ると
富士山が柔らかいシルエットになって見えた。
吐く息は白かった。
車の中で寒くならないように眠った。
朝。
外に出ると南アルプスの方の高い峰に
白くきらめく雪が見えた。
綺麗だった。
相模湖まで行って
なんでかわからないけどスケッチして
日本海は諦めた。海は見ずに。
道のり的には日本海までやっと半分。
帰り、富士のシルエットを見たのと同じ場所で
せっかくもってきたギターを陽だまりで弾いて
西日の冷たい空気の中、じっとしてた。
それから家に帰ってきて
どうにもならないプチ家出おしまい。

その夜明けと朝の光景と
昼間の薄く青い空に映える
黄色い柿がまぶたに焼きついた
そんな短い旅だった。

2003年12月04日(木)



 

昨日急に頼まれて
今日塾に国語を教えに行って来た。
故事成語をやったんだけど
すっごい予習して
わかりやすくおぼえやすく授業したつもりが
5人中2人に寝られた。
ショックだった。
寝られるような授業はまずい。
だけに、結構へこむ。

今晩はおそろしく寒い。
キリキリと。
この冷たい空気は何を着ても
体の芯まで最短距離で染み入る。
15分やそこら外に出ていたらきっと
氷のように透き通ってしまうだろう。



2003年12月03日(水)



 西日

昨日の夜、
銀杏並木のある通りを車で走ったら
金色の葉が雨で沢山落とされていた。
あぁ、晴れていればなぁ、と思ったが
道路の雨水が通りのネオン灯に照らされて
たまに落ちた銀杏の葉にさえぎられて
雨の夜に銀杏を見るのも
悪い気はしないもんだな、と思った。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * *

ハナレグミの「さらら」いいなぁ。
ジーンとくる。
ハナレグミのサイトもいい。
ジーンとくる。

連日の冷たい雨が嘘のような快晴。
もう西日だ。
西から少しだけ黄色くなった光が
パソコンのところまでさしこんできて
キーボードを打つと
指と手の影が太陽の光の中で
ぱたぱたと動くよ。

きーぃきーぃって鳴く鳥
あれオナガかと思ってたら
ただのムクドリかも。
「ただの」って。
いや、オナガ鳥って藤色で綺麗だから。
でも3匹いるとカラス追いかけるほど強い。



2003年12月02日(火)



 まだ雨は続く

Mr.Childrenがテレビに出てきて
Tomorrow Never Knowsを唄ってた。
懐かしい曲だなぁ、と思いながら
また熱いお茶を飲んでいた。

最近毎日ギターの練習をしているせいか
指がするすると動くようになってきた。
きっとまたしばらく弾かなくなって
それで指が動かなくなるんだろうな
と思うとちょっと虚しいので
なるべく続けたいな、と月並みな事を思う。

ここ最近胃の調子がどうも優れない。
小学生だった時担任が
胃と肝臓の大切さをクラスで語ってた。
両方わるくなると「いかんぞう」だって。
、、、、、、いや、ホントにホントに。

実家のお菓子がはいってる扉を開けて
何かないかなと物色しようとしたら
イカジョッキ、ってのあった。
イカで作ったジョッキ。
そのままだ.....。
微妙な商品だなぁ。

今日も雨、と。


2003年12月01日(月)
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