Desert Beyond
ひさ



 年越し鍋

年越しの夜は友達と二人で鍋をした。
鍋といっても日本のように良い食材が揃わないのと
土鍋がないのとで雰囲気はちょっと違っていたけれど。
鮭と昆布と椎茸で出汁をとって、鳥をメインに食べました。
鳥も地鶏だと思いこんで食べたらまあまあ美味しかったです。
思い込み一番。

ツーソンは言ってみれば大西部です。
ジョン・ウェインとかが出てくる西部劇にも
この砂漠の街は結構出てきて
そんな雰囲気が残ってる訳なんです。
新年になる少し前からこの街には銃声が響きます。
西部劇に出てくる酔いどれのようにみんな銃を撃って
新年の喜びを表現してるという訳で。
本当は違法なのだけれどやっぱり今年も鳴りました。
外に出るとどこかから流れ弾が飛んでくるようで少しこわい。

月はとても綺麗で、思い出したように風が吹く
そんな大晦日の夜です。


2001年12月31日(月)



 時差

普段は日本とアメリカの時差なんて当たり前で過ごしているけれど
今こっちは12月30日。日本は大晦日。
日本ではあと数時間で新年なんだ、と思うとどうしても不思議。
こっちはあと1時間で大晦日。

やっぱりこっちはどうしても年末という感じがしない。
日本の年末のようにある種、終末感のようなものがない。
店は普通の日曜日のように開いているし
明日の大晦日も営業という店がほとんどだから
余計年末のように感じないのだろうなあ。

それでも日本は大晦日だ、と
日本の年末の雰囲気を思い出す事は容易にできる。
やっぱりああいう雰囲気のある日本は好きだ。
年末の空気は冷たくて、澄んだ空に星がきらめく。

僕はキリンジ聴いて、機材の打ち込みをして、
詩を書いて、ギターをポロリンと鳴らす。
そんな30日を送りました。

日本の皆さん、良いお年を!!

2001年12月30日(日)



 生暖かい

今日はちょっと曇っていて空気が生暖かかった。
いつも乾燥してるからそう感じるのかな?
空気がスムースというか過ごし易くて
まるで日本の暖かい曇りの秋の日って感じだった。
朝まで起きていたので起きたら3時頃。
今日はまたリサイクルショップ巡り。
25セントのレコードなんかを探しにグルグルと。

メキシコ料理でカルネアサダ・ブリトーというのがある。
味の付いた牛肉と玉葱とアボカドがトルティーヤ(皮)に巻かれて
それを食べながらサルサ(辛いトマトソース)を付けながら食べる。
これがまた旨いんだ。$3で充分お腹いっぱいになるくらいのサイズ。
僕はこのカルネアサダ・ブリトーが好きなんだけど
いつも食べてる訳にいかないので夏以来食べていなかった。
でも友達も来ているので今日は買ってお持ち帰り。

夜中からまた音楽を作り出した。
そんな事をしていてまた朝になってしまい、朝7時に就寝。



2001年12月29日(土)



 もう幾つ寝ると

早いもので今年ももう年の瀬。
あと何日寝たらお正月なんだろうか。
えっと、4日かな?

ツーソンにばかりいて友達に悪いしと思って
レンタカーを借りてモニュメント・バレーに行こうとしたのだけれど
急遽行かない事になりました。
今回友達がいる間に一緒に曲を作ろうということになって
今晩かなり盛り上がったので仕上げるために。
サンプラーの使い方もだんだんわかってきて
バックトラックの基礎も出来ました。
フィリー・ソウルっぽい曲に仕上げるつもりです。

日本のお正月は今回で三年連続の御無沙汰で
冬の日本が大好きな僕としてはちょっと苦しい所です。
僕は無信教ですが、やっぱり神社に参拝に行くのは
信心というよりイベント色が強く楽しみなのです。
寒い夜中の空気、出店の黄オレンジの灯り。
ああ。
でもいいもん。ここで楽しめるお正月を過ごします。
とは言っても全然お正月らしくないんだけど。

お正月に実家を離れていると
はっぴいえんどの「春よ来い」を思い出します。
寂しくなる歌。


2001年12月28日(金)



 すっぽかし(26日)//レコード狂時代(27日)

惚けていて25日の日記をとばしてしまった...。
なのでこの日記は26日の分。昨日のは25日の分です。
この日記に明日も日記を書きます。

:::::::12月26日::::::::

昼食を日本から来ている友達と、こっちの友達と3人で食べに行く。
まあまあの値段で美味しいベトナム料理。
僕は少し辛いソースをかけて食べる春巻きライスヌードル。
帰りに楽器屋に寄ってシールドを幾つか買った。音楽用。

夕方4:30から5:00の間に友達の車が置いてある所に行って、寄附する為に寄附会社が車を引き取りに来るのを待っていなければならなかった。
夕焼けのなか、パームツリーのシルエットを見ながら
日本からわざわざ来てくれている友達と一緒に待つ。
それでも誰も来ない。待てども待てども来ないのだ。
何か嫌な予感はしていたのだけれど、やっぱりすっぽかし。
大体待ち合わせの時間自体、一番スッポカされそうな時間だよ。
「もう4時過ぎたし、今日はサボって帰るか」みたいな感じかも。
5:30近くまで待って来ないので、帰ってきてしまった。
寄附の会社からは電話もなし....。
こういう事の積み重ねで、アメリカの人と待ち合わせがするのが
どうしても不安で嫌になってきてしまうのです。
日本の「待ち合わせの約束」に対する責任みたいなものが
全く感じらなくて、待ち惚けああ無情みたいな感じ。

またまた朝まで起きていて、寝たと思ったら国際電話がかかって
結局二時間くらいしか寝れなかったので、夜は眠り病。
どうしても眠〜くなってきて早く(といっても午前二時)寝た。


:::::::27日:::::::

ミキサーのアダプターを日本から持ってこなかったので
どこかで買おうと思って随分探している。15VのACアダプター。
楽器屋に行ってないので、買えるだろう場所を聞く。
そしてその買えるだろう場所になくて、また場所を聞く。
その繰り返しを7、8回繰り返して結局まだ見つかっていない。
15VACアダプターよ、いずこに。

Bookmanという古本屋がある。レコードも置いてあるので
友達と一緒に行って、音楽狂いの友達はディグダグ。
僕も一緒になって少し買いました。
スティーリー・ダンにトライ。
キリンジも影響を受けているアーティストなので
ちょっと聴き込んでみようかなあと思ってます。
キリンジの元ネタなんかもあったりして、結構いいですよ。

帰ってきてカルボナーラを作って、
友達と音楽を聴きながら話しまくりました。
ヤング・ラスカルズ、スティーリー・ダン、フィフス・アベニュー・バンド、ディリゲーション、フランク・ザッパ、ギャップ・バンド、セルジオメンデス&77、などなどなどなど。



2001年12月27日(木)



 WinterHeaven

朝9時まで起きていたので、寝て起きたら午後4時だった。
街を流せどクリスマスなので開いている店はコンビニだけ。
この砂漠の街はお正月のように伽藍堂。
しかしこんな時だからこそ働く人達中華系。商売上手。
China Starという中華バフェレストランで朝(?)食をとる。
帰りにWinterHeavenというタウンハウスに寄った。

Winter Heavenは家の集まりの一画で
ツーソンで一番クリスマスのデコレーションが綺麗なところ。
撮った写真はホームの写真として貼ってみました。
写真をとろうとしてしゃがんでファインダーを除いていたら
横の車の陰から人が出てきたので、「今は撮れないな」と
そっちに目をやると、大きな袋をかついだサンタだった。
街にサンタ。一瞬どうしてサンタが歩いているのかわからなくて
キョトンとしてしまった。
本物みたいなサンタ。もしかしたら本当にサンタはいるのか。
「良いクリスマスを過ごしてるかい?」
とサンタは通りすがりに僕らに聴いた。
「はい」と言うと、
「フォフォフォフォ、グッド!」と言って隣の家のドアをノックし
中に入っていってしまった。
その家のドアが開いた時、中から子供達の驚きの声が聴こえた。
サンタはその横の家から歩いてきたのだし
家の窓からはその家の主が外を偶然見ていたので
サンタはその家のお父さんではない。
サンタが僕らの前を通り過ぎて、
もう隣の家の中に入ってしまってもまだ
何だか不思議な気分で、ただ佇んだ。

家に帰ってきて、音楽談話アゲイン。
友達はパソコンに入っている音楽ソフトでドラムトラックを作り
僕は本を読んだり、山下達郎の「雨のち晴れ」をギターで弾いたり。

そして27日になって、午前1時30分に友達とユニットを組んだ。
まずは写真撮影、パシャリ。


2001年12月26日(水)



 詩のページ

ジングルベル。
でもそんな感じは全くせず、
朝まで友達と語りあっていたので夕方まで寝ていた。
音楽狂いの友達と音楽について話し込む。
友達が帰るまでに何かやろうという事で
ちょっとコラボレーションなどを。
夜はビリヤード場にビリヤードをしに。
今日は月曜なので、学生はただ。飲みものをたのめば。

詩のページを作りました。
ホームから"Words"をクリックすると入れます。
詩というか、写真と詩のセルフコラボレーションという感じです。
詩だけにこだわらず、色々なものを書いていきたいと思って
Wordsと名付けた訳なのです。
僕は何故かものを書くと癒やされて
昂ぶった気持ち、嫌な気持ち、良い気持ちなどは
書きものをするとおぶらあとで包んだかのように
とがり・粗さはなくなって、とにかく和らぐのです。

Wordsに限らず、僕のHPはNetscapeに合わせて作ってあります。


2001年12月24日(月)



 思い出す事//微熱少年

松本隆の「微熱少年」を一気に半分読んでしまってこの時間。
午前四時です。
面白い小説を読んでいる時、読み終わりたくないと思うもの。
この小説は読み終わりたくない感が何となく
村上春樹の「ノルウェイの森」を読んでいた時と似ている。
小説の中への憧憬。至らない現実。それでこその憧憬。
読んでいる時に何故かある記憶が甦ってきた。
雨の匂いのする暗い曇りの夕方。
新幹線のパンタグラフ、しゅるしゅると音をさせて
パチと青い火花を散らせる。
そんな光景、そんな記憶。

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今日の昼過ぎに松本隆の「微熱少年」を読了した。
読み終わって、とても切ない、甘酸っぱい気持ちになった。
微熱少年はやっぱりどこかの部分で
ノルウェイの森を読んだ時に感じた気持ちと通じるものがあった。
松本隆の文章は村上春樹のように肉厚ではないけれども
ほんの一行や一単語の日本語は確かに僕の心を打った。
ノルウェイの森と同じく、これから何度も読む小説になると思う。
僕の人生の一部分として。
僕の日記を読んでくれている人達にも是非読んでもらいたいです。

今日はリサイクルショップとアンティークショップ巡り。
そして最後はレコード屋へ。
僕はリサイクルショップでむか〜しのKODAKのピンホールカメラとミノルタのピンホールカメラを購入してしまった。
両方合わせて3ドル50セントくらい。ナイス買い物。



2001年12月23日(日)



 砂漠バーベキュー

今日は午後に起きてから準備をして砂漠へ。
炭をおこして牛肉を焼いた。
久しぶりに砂漠で長い時間過ごしたのでなんか新鮮な気分。
まったく雲のない夕焼け、日の入りには形容の言葉がなかった。
太陽が沈むと砂漠は一気に冷え込んでしまう。
まるで火星の夜のようにおそろしく寒くなる。
凍えながらも肉を食べ終わった後の炭を消すのが名残り惜しくて
赤あくちりちりと燃える炭に長い間手をかざしていた。

夜は友達が持ってきてくれたビデオ観賞。
ただひたすら藤井隆「絶望グッドバイ」をやった番組を続けて観る。
堂本兄弟、HEY×3、AX、うたばん、Music Station。
続きは明日にして、ティンパンアレーの昔のライブ映像を観た。
昔の日本はホントに憧れる。昔の雰囲気。
もしタイムマシンがあって、好きな時代に行けるとしたら
まずは江戸。次は間違いなく学生運動の頃に。
その頃の話し方、髪型、服装、街の雰囲気なんかが好きだ。

2001年12月22日(土)



 西の受け月

今日は待ちに待った21日。
友達が遊びに来た。
暇だった日々よ、グッドバイ。
友達が沢山お土産を持ってきてくれた。大謝。
キリンジのニューアルバム「Fine」は嬉しい。
藤井隆「絶望グッドバイ」出演番組のビデオも嬉しい。
友達は音楽狂いなので音楽のお土産満載。
まだ読んだ事のない松本隆の小説「微熱少年」も戴いた。
ありがとうありがとうありがとう。
キリンジのアルバム、擦り切れる程聴きます。

ご飯はメキシカンで、と思ったのだけれど
あまりに込んでいたので急遽タイ料理に変更。
タイ料理のその店のトムヤムクンは本当に美味しい。
半年以上ぶりにその店で働いているタイ人の友達に会った。
レコード屋二軒に行って、僕はそのうち一軒の
古本屋兼レコード屋で日本語のC言語の本を6ドルでみつけ、買う。
ツーソンの夜景、星を観に北の町はずれの高台へ。
寒い空気の中、星を沢山観た。
西をふと見ると何かがオレンジ色に光っているので
ようく見るとまさに沈もうとしている月だった。
杯のようなみかん色した受け月で、地平線のかなたにあるように
目線から水平のところに浮いていた。
あんなに低い所にある月を観たのは生まれて初めてだった。
少しすると月は音もなくスルスルと沈んでいった。

2001年12月21日(金)



 真夜中に起きる//水中サンタ

今日は朝早くに起きなきゃいけないからと思って
する事も特にないし、頭痛もするので午後八時頃寝た。
見た夢のシナリオがやたらとデラックスで
きちんと休めてないような気がする。
喉が渇いて一晩に三度は起きてしまう。軽い頭痛と共に。
夢の中で、「風邪をひいてしまうから...」と
前に友達にもらった風邪薬を探していた。
数種類のカプセル薬。どれが風邪薬でどれが胃の薬だったのだろう。
夢の中でわからなかったように、現実でもよくおぼえていない。

昼間でさえ何もする事がなく、誰も遊べる人がないので
夜中といったらもっとひどい。
とにかくネットの世界へ繋いで救いを求めるしかない。
こうしているととにかく人間臭いものや
リアルタイムなものが欲しい。例えばネットラジオ。
昔は特に問題なく聴く事が出来たのに、最近はプツプツと切れる。
唄でも会話でも途中でプツプツと切れてしまうので
とにかく聴きづらいのだ。でも負けずに聴き続ける。頑固なまでに。
十秒ちょっとでプツっと切れてしまうので忍のひと文字。
今はラウンジ系の気持ちの良い音楽が流れています。

喉が究極に渇いている時、ひとは水を求めるという。
僕は1年半くらい前に砂漠で日射病熱射病のダブルパンチをくらい
フラフラになった上に水がもうないなんていう情況に落ちいった。
やっと自動販売機なんかが置いてある砂漠のビジターセンターに辿りついた時はとにかく水が飲みたかった。
ジュースやなんかじゃなくって水が。
人の何パーセントは水でできていますってCMが昔あった。
そんな水が出ていってしまったら、やっぱり補給しなくては。
夜中に喉が渇いて起きてしまう時もやっぱり水が欲しい。
冷蔵庫の中のレモネードじゃ、なんだかしっくりいかないのだ。
僕の体はレモネードでできている訳ではないのだから。

よくドラマや映画なんかで、真夜中に起きた時に
台所まで行って水道をひねり、コップで水を飲むシーンがある。
あれはどうしてか僕の目には魅力的な行為に映る。
実際水道水をそのまま飲むなんてここでは考えられないし
日本でやったとしてもかなりひどい味の水なのだと思う。
それでもあの真夜中のコップ水、魅かれる。

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ちょっと調子が悪くて沢山眠ってしまった。
何だかクシャミと鼻水が出てしまって、定期的に鼻をかむ。

日本のニュースは取り敢えず毎日チェックしている。
一般のニュースは読売のサイト。スポーツは報知。
芸能関係はザクザクエンターテイメントニュースでチェック。
今一番気になるのは為替で、この円安じゃあ換金できない....。
今もう1ドル129円だもん。ちょっと待つしかないかも。

ちょっと毒を吐きます。
それで今日の読売ニュースのサイトで一面に出た写真は
「サンタクロースの水中餌付けショーに子供もびっくり
(20日池袋サンシャイン国際水族館で)」というもので、
いやあ、ちょっとの間考えちゃいました。
あれを見た子供達の夢はどうなるのか....。
それとも意外と子供って疑問も持たずに楽しむのだろうか?
僕が子供でサンタがブクブク水中で餌付けしてるのを見たら
う〜ん。ちょっと引いちゃうと思う。
鯛やひらめと一緒に泳いでいるサンタ。
クリスマスに近いからって何でもサンタにしちゃうのはどうかと。
大人からしてみればかなり笑えるのだけれど....。






2001年12月20日(木)



 麻婆豆腐大盛り

前にL.A.に住む友達から送ってもらったCookdoの麻婆豆腐の素があったので、昨日作ってみた。なかなか美味しい。
残ったので、今日の夜も麻婆豆腐丼。しかも大盛り。
さすがに二日連続だとちょっとキツイものがあるけど。
でも豆腐がちょっと酸っぱいような気がするんだけど....。
気のせい、気のせい。

今日は夕方前に家を出て大学に行った。
図書館で友達から頼まれた本を返して
ビデオが置いてある所に行った。
結局スパイク・リーのShe's gotta have itと
ジャズヒストリーみたいなシリーズものの最終巻
モダンジャズのマイルスやらがフィーチャーされてる物を借りた。
図書館だからお金がかからないのが何とも嬉しい限りだ。

最近ホームページに詩のページを作ろうか悩んでいる。
でも僕の場合詩は不定期で書くのでHP用ではないのかもしれない。
その一方、もっと写真よりに持っていきたくもある。
字をなるべく省いて写真だけでものを伝えるような。
方向性がかけ離れてる二つの創作欲。

ちょっと余談ですが、この前のポットラックパーティーで
初めて会った日本人の子にドリカムの中村さんに似てる、と
そう言われました。これは初です。

今日もキリンジ漬け。
思うのだけど、キリンジっていつでもいける。
朝でも夜でも寂しくても楽しくても落ち込んでいても嬉しくても
こんなアーティスト、他にいない。

よく考えてみると僕の日記の半分は食べ物のネタじゃないのか
と、そう思う程食べ物ネタが多い。
でも懲りずにもうひとつ。

前に友達に「アメリカのサンドイッチ」を教えてもらった。
友達のアメリカのサンドイッチのステレオタイプは
留学時によく食べたピーナッツバターとジャムのサンドらしい。
僕は一度も試した事がなかったし、聞いた事もなかったので
こっちの友達に聞いてみたらやっぱりそれはあるらしい。
少し食べてみたけど、まあまあだった。
ピーナッツバターは甘くないものを使って、ジャムは
ストロベリージャムがやっぱり合うのではないかと思う。
まあまあだとずっと思ってたのだけれど、
この前食べたのはかなり美味しかった。
このサンドにはコツがあったのだ!!!(僕好みだけど)
パンはカリッっと焼く。
ピーナッツバターとジャムはタップリ。
挟んで、いただきます。
以上。
カリッとしていて中に挟まってるものはそうでなくって
何とも不思議な感じがして美味しい。
使うジャムによってもちょっと違うのかな?
試す機会があったら是非どうぞ。






2001年12月19日(水)



 今日は眠い。//琵琶色の空を追う

パソコンのディスクスキャンをしていたせいで今夜も夜更し。
昨夜あまり寝ていないせいでもう目が限界です....。
それでも日記をちょっと書きたくて
ヘッドホンではっぴいえんどを聴きながら。ねむねむ。

ディスクスキャンをすると何時間もかかってしまう。
今日は家にあった友達のビデオを二本観てしまった。
メジャーリーグとデモリションマン。
メジャーリーグは懐かしかった。
デモリションマンはちょっとしょうもないというか、内容が....。
でもウェズリー・スナイプスは好きな映画俳優。
彼のアクションは本物なので迫力があって好きです。
たぶん中国拳法を長い間やってる人だと思います。

デモリションマンを観ていて持て余したので
シリコンバレーに住んでいる友達から送ってもらった良い焼酎を
それも送ってもらったザーサイと秋刀魚蒲焼缶をあてに飲んだ。
そんなふうにボーッと一人でユックリしていたら
今日本に帰っている焼酎を送ってくれた友達から電話があった。
今日は国際電話を二回も受けた。
こうして一人でいる時に電話をしてくれると余計にありがたい。

秋刀魚はずっと好きじゃなかった。
小学校の給食で出た蒲焼きは結構美味しかった思い出があるけど
家で出る秋刀魚と言えば、いつも焼さんま。
それで何だか食べてるうちに飽きてしまって
どうしても好きになれなかった。
でもアリゾナから一回日本に帰ってから魚が好きになった。
理由の一つはアリゾナでずっと魚おあずけをくらっていたから。
アリゾナは内陸だし、川だってないので(あるけど水がない)
スーパーに並ぶのは新鮮じゃない鮭、なまずが主。
たまにひらめの角切り、かじきの角切りがあるけど、高い。

アメリカで生活するようになってから
日本の旬のものを食べられる幸せがしみじみとわかるようになった。
特に秋の味覚。油ののった秋刀魚。秋茄子。椎茸。
どれも炭火で網焼きなんかにして、すだちと醤油をたらし
ほくほくと熱いうちに戴く事の幸せさ。
魚を食べたくなっちゃうのはやっぱり島国日本人だなあと思うのです。

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また無駄な一日を過ごしてしまいそうだった。
少しだけ外に出ようと思ってジャケットを羽織った。
昨日のように外に出て西の空を見ると
既に太陽の沈んで、びわの色をしていた。橙色のベルベット。
そんなのを黙って見ているとふいに太陽の暖かさが恋しくなって
琵琶色の空を追いかけるため、衝動的に車に乗ってしまった。
ただ車を西へ西へと走らせた。
街ではパームツリーのシルエットが、
砂漠ではサボテンのシルエットがただ心に焼き付いていった。
街もはずれて、街の西の山々についた頃には
琵琶色の空は大分に狭まって、
東から音もなく天を覆ってきた鳶色のトバリが降りようとして
ああ、やっぱり追い付けないんだなあ、と思った。
峠から山の西の砂漠がずーっと向こうまで見渡せる。
そこで追いかけるのは止した。
その山の西の砂漠の果てしなく向こうの山の上に広がった
鮮やかな色の帯を冷たい空気の中で一人、じっと見ていた。







2001年12月18日(火)



 眠れない...

もうすぐ朝の六時になるというのに眠れない。
暗くして目をつぶれば眠れると思ったのだけど
今抱えている嫌な事とか将来の不安とかが次々に僕を悩ます。
どうにかして振り切って他の事を考えようとしても
普段のように簡単にそうできないのでつらい....。

アパートの階下の人は多分良いオーディオシステムを持っている。
週末なんかになると決まってすごい音で映画を観ているようで
アクション映画なんて観られるとズシーンと爆発音などが響く。
特に迷惑ではないのだけれど。
夜中にやってくれる分にはこっちも音楽普通の音で聴けるし歓迎。

あ、何で眠れないか分かった!珈琲を三杯も飲んだからだ。
僕は珈琲を飲んでもカフェインなど効かずにぐうぐう寝れた。
それなのに去年か今年くらいからそうはいかなくなってしまった。
珈琲を沢山飲むとカフェインで手が震えてしまうし、
夜だって珈琲のせいで眠れなくなったりするのです。
勉強しなくてはいけない時は逆に眠くならないっていいのだけれど。

昨日から今日にかけて片付けをしながら音楽を聴いて
ひたすらネットサーフィンしていた。
一緒にいれる友達がとにかくいないのです....。
でも片付けの方ははかどったはかどった。
あと二日あればユックリやってもピカピカになりそうです。
片付けをしながら砂原良徳、キリンジ、山下達郎を聴きました。
山下達郎は片付けに向いていると思う。
唄いながら片付けるとかなりはかどるので不思議なものだ。

なんか最近だらだらと日記を書く癖がついてきてしまった。
このままだと最後まで読んでくれる人が少なくなりそうなので
もうちょっとまとめて書くようにします。
いつも僕の一人言を読んでくれている人達本当にありがとう!
では自粛して。


2001年12月17日(月)



 寂し

友達がどんどん帰っていく。
冬休みだけ帰るという友達もいるけれど
帰ったまま戻ってこない友達もいるので寂しい。
それ以上に、もて余している時間を一人で過ごすのは辛い。
今日も数人旅出ち、明日も数人旅出つ。はあ。
夕飯がわりに炭火でBBQをしようとして
明日旅出つ元ルームメイトに電話したけどいないみたいで。
暗い部屋で一人で食事をする事になるのだろうか....。

家で映画を観る時、僕は一人で観るのが好きだ。
何故かわからないけど一人で観ると気が楽で良い。
止めずに観なければならない、という所にこだわらなくても良いからかもしれないけれど、僕は映画を途中で止めてしまうのは嫌な方なのでそうでもないのかとも思う。
もしかしたらあるべき自分という呪縛から解き放たれるからかも。
まあとにかく一人で映画を観ると気楽なのだ。
そんな事を思ってコメディなんか観ると
一緒に笑いを共有できる相手がいないから
やっぱり友達と観ておけば良かったなど思ったりする。
それでも泣ける映画やちょっと重い内容のものなんかは
やっぱり一人でシンミリ観るに限る。
いっその事映画でも借りてきて二本くらい観てしまおうか。

日本は肉が高いからかあまりBBQをしたりしないと思う。
僕は日本でしたBBQと言えばやっぱりイベントみたいになって
肩の力を抜いたBBQは日本でした事がない。
(もちろん気合いの入ったBBQもまた楽し)
元々BBQは日本の食生活と結びつかないからだと思うけど。
ちょくちょくBBQをやると気負わずに何でもユックリ焼いて
椅子にもたれながら友達と話したりして、楽しいのだ。

アメリカに来る前によく聴いていたビリー・ジョエルの曲で
BBQをする全く平凡な日曜の午後...、と唄ってるのがある。
よくそれを聴いてアメリカの日曜の午後に想いを馳せた。
確か3rd Albumの2曲目か3曲目に入ってる。

する事がないからといって日中ずっと寝たり、
起きていても家の中に居続けるのはもっと精神衛生上悪い。
前にもここで書いたけれど、このアパートは日が入らないのだ。
ブラインド越しに外を見てみるともう日は沈んだようで
あまりにも寂しい虚しい一日になってしまうのを避けるため
アパートのポストまで歩いて行ってきた。
(僕にとって日の光を少しでも見るという事は、その日を「あまりにも寂しく虚しい一日」にしない為の手段なのだ。)
外に出るとすぐにパンを焼く匂いが鼻にほんのりと入ってきた。
アパートの隣にあるFamous Sam'sというバーからか
斜向かいにあるArizona Donutsから漂ってくるのか。
そんな匂いをクンクンとかぎながら西の空を眺めた。
夕焼けの時間はもう終わっているのか、
それとも夕焼けはなかったのか、空はとにかく淡かった。
グラデーションも、とにかく淡く空を色どっていて
黄色から青までの「とても淡い色」の色見本を見ているようだった。

そんな夕暮れの淡い空と、手がかじかむ程寒い空気に漂うパンの匂いが、僕をもっと寂しい気分にさせた。






2001年12月16日(日)



 ポットラック//りんごの泪

今日はポットラックパーティがある。
ポットラックとは持ち寄りという意味。
本当は家でじっとしていたいのだけれど
今日で会うのが最後という友達もいるので参加する事にした。
でもポットラックなので何か作っていかなければならないのだ。

昨日のウイングはApplebeesというレストランバーで食べた。
10時から閉店の1時までアペタイザーが半額なので
アペタイザーだけを3っつ頼んだ。
ポテトスキンとナチョスとバッファローウイング。
二人で話しながら平らげて、家に帰ったら油で喉が気持ち悪かった。
よくよく考えれば全部油物だったもんなあ。
そんな時は冷えたレモネエドで喉を潤す。
スキッと爽快、レモネード。

* * * * * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * * * *

パーティから帰ってきました。
今日のポットラックでみんなが持ち寄った料理は特に美味しく
本当に満足満足。特にお好み焼が美味しかった。

久し振りにはっぴいえんどのファーストを聴いている。
やっぱりいいねえ。心に染みる。
はっぴいえんどを聴き初めた頃は特に
大滝詠一と細野晴臣にだけ注目していた。
でも鈴木茂のソロの「バンドワゴン」を聴いてすごいと思い、
聴き込むうちに詩が心に染みるという事がわかって
ああ松本隆ってすごいなあと思い、大滝・細野が色褪せた程だ。
こうして今でも色んな年齢層に聴かれるというのは
いくらリアルタイムでそこそこだったとしても
やっぱり世代を越えて心に響くものを持っているからだろう。
すごいゼ、はっぴいえんど!

人間椅子というバンドをご存じだろうか?
イカ天ことイカスバンド天国という番組から出てきたバンドだ。
イカ天はリアルタイムで見ていたのでバンドの事は知っていた。
ボーカルが(今はしてないと思うけど)ねずみ男の格好をしている。
僕が高校生だった頃、夜中やっていたMTVで彼らのPVが流れた。
曲名は「りんごの泪」。
いやあ、かなりのショックを受けました。
何よりもあの純和製の静かな中にある怪奇という感じが。
彼らのバンド名で分かるように江戸川乱歩に影響されていて
コンセプトも英語に頼らない日本語の詩にこだわる。
あの訳のわからないPVの雰囲気は、映画「リング」の静かな時の雰囲気にちょっと似ていると思う。
イカ天事情に詳しい元ルームメイトが
今年日本に帰った際に手に入れてきてくれて
りんごの泪を聴く事が出来るのです。さっき思わず聴いてしまった。
ちなみに人間椅子はまだ活動してます。

話は変わって、お好み焼。
僕はお好み焼が嫌いだった。
12月10日に大宮氷川神社で十日市が開かれる。
十日市は別名大湯祭とも言われてた。
よくわからないけどあれは商売する人が祈願する日なんだと思う。
それでも十日市の日小学校は早く終わったものだ。
だいたい毎年友達と30分以上もかけて自転車で行った。
行ってもする事なんてなく、ただずうーっと続く出店を流す。
みんなで話しながら、時々他の友達と出会ったりして。
時々もらったおこずかいで何か買うか買うまいか
一人で悩んだり、みんなで悩んだり。
ある年の十日市で僕は何を食べるかちょっと悩んで
結局お好み焼にした。
まあいつもの味だ。いつもの出店のお好み焼の味。
それが家に帰ってから気持ち悪くなってどうにもならなくって、
その時からどうもお好み焼は好きではなくなったのだ。
そんな感じで僕は次第に大人になって
友達と一緒に十日市に行く事もなくなってしまった。
しばらくは十日市の存在すらも忘れていた程だ。
それでもお好み焼をあまり好きじゃないというのは変わらず
仕事で関西に行っても少しの間お好み焼を敬遠していた。
そうしてるうちにその時付き合っていた彼女の家のご飯で
お好み焼を食べる機会に出会った。
牛すじやなんかが入っていて、本当に目から鱗が落ちた美味しさ。
それからお好み焼屋なんかで食べたりする事も多くなって
「ああ、やっぱり関西のお好み焼って美味しい!」
とお好み焼がだんだんと好きになってきたのだ。
特に大好物ではないけれど、
そんな訳で僕はお好み焼が嫌いではなくなったのです。

猫は僕の上で丸くなって寝ています。
おかげで足があったかい。
今夜も随分と冷えそうだ....。


2001年12月15日(土)



 氷の世界//Buffalo wings

窓の外ではりんご売り〜声をからしてりんご売り〜
きっと誰かがふざけて〜りんご売りの真似をしてるだけなんだろ〜
と陽水の歌を唄わざるを得ない寒さ。
こんな朝早くに外に出たら凍ってしまいそうだった。
駐車場にある車はみんな凍りついていて
まだ暗い中、電灯の光に反射してキラキラと光った。
お湯を車にかけまわしてから車に乗ったら
もうフロント硝子にかけたお湯が凍っていた。
こんな事言ったら北国の人には笑われるかもしれないけれど
とにかくこの街にしては恐ろしく寒い。
故に僕は氷の世界などを朝から唄ってしまうのだ....。

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今日で今学期が終わった。
今日のテストは持ち込み出来る紙に書いた事が全然出ず
本当に出きなかった。
もう何を言ってもどうにもならないのだけれど....。

家に帰ってきてすぐに寝てしまった。
本当は友達とキャンプに行く予定だったのだけど
とにかく疲れていたので眠らせてもらったのだ。
他の友達の電話で起きるともう外は暗い。
寝たら精神的には幾分やわらいだようだ。
寝るという機能はすごいと思う。

今日はこれからバッファローウイングを食べに行くかもしれない。
キャンプをしようと言っていた友達との電話で
キャンプに行く話題は全く出なかった。
昨日の寒さだったら多分凍え死ぬ。まあそれも良しかもしれない。
ツーソンで凍え死んだらちょっとした記録かも。
こんな暑い街で....。

あまりに日記に暗い事を書くと読んでくれてる人達に悪いと思う。
ので、暗い話はやめよう。どうせそのうち立ち直ると思うので。

ではバッファロー・ウイングの話をしよう。
バッファロー・ウイングとは鳥肉のドラムスティックと
先を除いた手羽をBBQしたものの事をいう。
普通それに酸っぱかったり甘かったりするBBQソースがかかり、
かごにセロリ達と一緒に入ってテーブルに置かれる。
手をベトベトにしながらもランチソースを付けて食べるのだ。
沢山食べると胸焼けがするけど、みんなでレストランや
レストランバーに行った時なんか、アペタイザーにちょうどいい。
わいわい騒ぎながらのバッファロー・ウイング。
よく思い出してみるとこの街には良いバッファロー・ウイングと
悪いバッファロー・ウイングがある。
悪い方は大抵安く食べれるメキシカンレストランとかで出るもの。
とにかくただ酸っぱくって食べ続けると舌が痺れる。
こういうのを出されると、日本の食べ物っていかに味が良いか、
いかに毎回似た味で出てくるかがわかる。
こういう酸っぱウイングの店でもう一度ウイングを頼むと
そうもスッパクなかったりするのだ。
今日食べるのは果たして良いウイングなのだろうか。

2001年12月14日(金)



 また蛇の夢//双子座流星群情報

昨夜は蛇に噛まれた夢を見た。
頭の方は普通サイズなのに体はどんどん太くなっていく大蛇。
随分と広い階段を一段抜かしで僕は逃げるのだが
後ろを見るとスルスルスルと蛇は追いかけてくる。
人間だったら追いかける方といっても必死になる。
でも蛇は必死になんかならない。感情が表に出ないのだ!
そんな恐ろしさと夢の中で感じながら階段のぼって逃げる。
でも振り返る度に蛇は僕との差を縮めて、
遂に僕は右足首を噛まれてしまった!!!
僕は振り払おうと右足で宙を思いきり蹴った。
それで起きてしまった。

今日は勉強の日。
天文学をコツコツと、しかし点が取れる勉強を。
点を取る為の勉強というのはとても嫌いだ。
理解するための勉強こそが真の勉強なのだと思う。
しかしそんな偉そうな事も言ってられない事態なので
信念を曲げちゃってまでも点取り虫になる。

時間がないのでさっとパスタ。
冷凍シーフードをにんにくとEVオリーブオイルで炒めて白ワイン。
アルコールをとばして、お湯を入れたらビーフブイヨン投入。
沸騰したらここにパスタを入れちゃう。
別に茹でるのが面倒だったからこの横着。
黒胡椒を挽いて入れ、塩は入れなかった。
パスタがゆであがって出来上がり。
アッサリ塩味で手間もかからず結構美味しかった。
今日はバーミセリを試してみたが、たまにはいいなと思った。
詳しくないけど、バーミセリってエンジェルヘアより
もっと太くって、ちょうど蕎麦みたいな太さ。

双子座流星群情報です。
双子座流星群自体は12/6から12/19まで観れますが、
ピークは12/14で日本時間13:00と19:00です。
ピークと言っても予想ピークなのでズレる事もありますよ。
双子座は夜ずっと出てると思うので(オリオン座の左上)
時間がある人はちょっと観てみて下さい。
ちなみにアリゾナ時間では13日の21:00と14日の3:00です。

調べてみたら他の小さな流星群とも結構カブッてます。
オリオン座流星群とかヒドラ座?流星群とか....。






2001年12月13日(木)



 釜茹で

今日はまた一段と冷え込む。
白い息なんかも無理しないでも全然出る。
あまりにもショックな事があったせいで落ち込む。
というよりも、ショックで電池が一瞬切れかけた。
思考能力とか運動機能とかを自動強制終了してしまうのではと
そんなくらいショックな出来事だった。
でもショックでいても金曜には今学期最後の期末テストがあるので
ショックで1週間くらい寝込みたくても寝込めないのだ。
なんとか気分を入れかえて(これは困難な事だったが)
前を向いて一歩踏み出さなくてはならなかった。

そんな訳で、悩んでいてももう済んじゃった事だから
まあ諦める事にした。なるようになってしまえ....。


ところで、今日は何の日でしょうか?
何を隠そう石川五右衛門が釜茹での刑になった日です。
小学生の頃風邪をひいて家にいると、大抵ずっと布団の中。
起きたくても怒られるのであまり起きてる訳にもいかず
大体暇でもラジオを聴いてじっとしていたのです。
何年前か忘れたけれど、とにかくそんな小学生だったある12/12
僕はそうして風邪のせいで布団にくるまっていたのですが
AMラジオの司会の人がその釜茹での日だという事を言ってました。
何故か印象的で今でもおぼえてるのです。


2001年12月12日(水)



 真夜中のせんべい/小池さん//雪

夜中だというのに日本から持ってきた玄米抹茶を飲んだ。
小さな煎餅を半分食べたらもっとせんべいが食べたくなった。
美味しいお茶に旨い煎餅。なんて素敵な組み合わせなんだ!
何を隠そう僕はかなりの日本茶好きなのだ。
もうちょっとお茶を飲みながら煎餅を食べたいと思ったのだけど
肝心のせんべいがもうないのだ....。
せんべいなくしてお茶だけ飲むのもまた良いのだけど
どうしてもせんべいが食べたいので、自分で作る事にしました。
今ジックリオーブンで焼いている所。
うまくいくのだろうか。

昨日の夜、ファーストフード中華のチェンズカフェに行った。
そこに行ったのは実に3年以上振りだ。
僕はセサミチキンを食べたかったのだけど、なかったので
渋々似た感じの鳥肉を食べてみた。まあまあ良かった。
友達は以前はメニューになかったヌードルを食べた。
まさにラーメンというかんじで友達の頼んだラーメンは美味しかった。ああ何で僕はラーメンにしなかったのだ、何て考えながら黙々と自分の頼んだその鳥とクンパオビーフを平らげた。
殆んど人のいないそのチェンズカフェに友達のすするラーメンの音とテレビのクイズ番組の音が響いた。
後から入ってきた中国人風のおじさんもどうやらラーメンを頼んだらしく、そのおじさんもしばらくするとズルズルとやりだした。
僕と友達はしばらく黙っていたのだけれど、
ついに日本語で一言二言交すと、それと同時に斜め後ろのラーメンおじさん(これから僕はこの人を小池さんと呼ぶ)が振り向いて、
「日本人の方ですか!こんな所で日本人に会えるとは!!」
と言ったのだ。
あまりにも突拍子もなかったので僕と友達は一瞬引いてしまった。
第一この街で日本人と出会う確率はそこまで低い訳じゃないので
それが余計小池さんの発言をおかしいものだと感じさせたのだ。
僕は「あ、ああ。どうも。」なんか言っちゃって
向こうもそれ以上何も言わないだから気不味い雰囲気が流れた。
ただテレビのクイズ番組の音だけがチェンズカフェに流れていた。
結局友達がラーメンを食べ終えると、そのままカフェを出てしまった。
最後にあいさつでもとは思ったのだけれど、
向こうも下を向いて食べ続けていたので何だかあいさつをしづらくて、そのまま出てきてしまったのだ。
後で友達と話したのだけれど、小池さんは研究員か何かで
日本から派遣されてきたばかりだったのかもしれない。
それで日本のラーメンに近いあのチェンズカフェのチャイニーズヌードルを誰かに紹介されて一人寂しく食べに来たのかもしれない。
そうだとしたら、僕らは何て冷たかったのだろうと思う。
そうでなくとも外は寒いし、見知らぬ街に一人なのだ。
僕は誓う。今度小池さんに出会ったら、きちんとあいさつすると。
もし小池さんが一人ぼっちだとしたら、
この街でも数少ないラーメンもどきを食べれるあのチェンズカフェにまた来る事だろうと思う。
僕もあの美味しいラーメンもどきを食べにたまに行けば
また小池さんに会えるかもしれない。
僕は一人で知らない街に行った時の孤独感を知っている。
それなのにあれはなかったと自分でも後悔している。
小池さんストーリーは会え次第アップデートします。

さてそろそろ煎餅にタレなどを....。
.............................................

今日は一日雨だった。
午後にはもうすぐ帰国してしまう友達と会食。
お互い忙しかったのであまり遊べなかったけど
きっとまた日本で遊びましょう。

家に帰る途中、北の山脈の上の方に雪が沢山見えた。
都会の少し汚れた雪のような雲がたなびく山に
正月に浮かぶ真白の雲のような雪が降っていて
とても美しかった。

家に帰って音楽もかけずにこうしてパソコンをしていると
雨樋をつたって流れていく雨の音が聞こえてくる。

静かで寒く、暗いのに美しい日。


2001年12月11日(火)



 たくあん

この前学校の図書館で妹尾河童の「河童のタクアンかじり歩き」という本を借りてきたのでちょこちょこと読んでいる。
河童さんの本は彼の味のあるイラストと共にとても楽しめる。
色んな場所で食べ歩いてる文章を読んでいると
秋田のいぶりがっこが出てきた。
がっことは秋田弁でたくあんという意味。
僕の父の田舎が秋田なので僕も何度か食べた事があるのだ!
特に僕のここ何年かの渋いもの好みのせいか、
今年の夏に秋田で食べたいぶりがっこはスゴク美味しかった。
あのスモークされたたくあんをがりがりがりと食べるのだ。
今度秋田に行った時は是非ためしてみて下さい。
もしかしたら最寄りのスーパーで買えるかも!

そういえば昨日の夜、午前二時近くになって外に出て
細い砂利道をじゃりじゃりと歩いていると
天から西に白い流れ星がストーン!と落ちた。
音もなく、ずっと向こうの山のまた向こうに。
綺麗な流れ星を見ると、素直に嬉しい気分になる。

そろそろ双子座流星群。
もう始まってるけれど、ピークは13日、14日あたりです。
時間がある人は夜空を見上げてみて下さい。

アメリカのレストランバーでドラフトビールを頼むと
長くって底が厚いガラスのグラスで出てくる。
それが4つで9ドルだったので買ってしまった。
15時間限定セールだったので衝動買いをしてしまったのだ。
その矢先の二日酔い苦だったので結局グラスは使わず。
ちょっと使ってみたかったからレモネエドを入れて飲む。
うーん。まあまあ。
やっぱり冷えたビールじゃなきゃ感じが出ないのか。
でもビールなんてしばらくの間飲みたくないのだ!!





2001年12月10日(月)



 まとめ書きその3

そして今日は一日だめだった。
あまりにもひどい二日酔いだ。
もうあんなに飲んだりいたしません、神様ぁ。
と、そんな感じの二日酔い。
つらいよう。

今日は天文学の期末試験に向けて勉強と思っていたけど
いやあ、それどころじゃないですよ。この宿酔いで。

僕の寝室の窓の外には木が植わっている。
部屋は二階なので、結構大きな木だ。
その木の技と葉が僕の寝室の窓についている。
風の強い日などはその木が揺れて
枝葉が窓に静かにこすれて
その音はまるで砂浜で聴く波の音のようだ。


2001年12月09日(日)



 まとめ書きその2

昼間は友達とモールに行きました。
クリスマスのプレゼント様に沢山の人が沢山の物を買っていた。
モールの真ん中にはサンタさんと写真が撮れる場所があって
親子連れが列を作っていた。
僕は列を作るのは大嫌いだけど、将来子供ができたら
ああして一緒に並んであげたいなあと思って、何かほのぼの。

夜は台湾人の友達、チョンイーの家に呼ばれてパーティー。
パーティーといってもただテレビがついているなか
みんなでビールを飲みながらお話という感じ。
それでも結構色んな人が集まった。
人が半分以上帰ってから(僕もその時帰れば良かったのだが)
ゲームをして、負けた人が飲むというような事をした。
沢山飲む訳じゃないけどルール的にみんなが飲むようなかんじ。
だってポーカーでチップ替りにビールをコップに足してって
おりたらその時のコップのなかの半分のビールを飲む。
最後までやって負けたら負けた人はその時のコップのビールを
全部飲まなくてはならないのだ。
だから勝った人以外は全員飲んでたんだ!!!
何ていう悪魔的なゲームなんだ!
結局そこにいた5人全員かなり酔っぱらったのだった。
フラフラ。


2001年12月08日(土)



 まとめ書きその1

随分日記をサボってしまって....。
3日分のまとめ書きをします。

物理の力学のクラスの期末試験がやっと終わった。
なんか最後はもう燃え尽きましたって感じで
たぶん僕は灰色になっていたのだろう。
ものすごく疲れてたんだけど、夕方に天文学の期末試験のヘルプセッションがあったので、頑張って行ってきた。
夜は約束をしていたのでOld Pueblo Grillへ。
ジャズギターとボーカルのみの演奏だったけど
ギターの音はメロウで、たまにボサノヴァやったりして。
そこで旨いビールを飲みました。
あ〜、本当は今かなりひどい二日酔いだから
ビールの事なんて書きたくないんだけど、旨かったので。
ビールの名前は"Fat Tire"です。
赤っぽい色で、コクがあって、一本、二本のビールを
時間をかけてユックリ飲むなら最適かもしれません。
もし機会があったら飲んでみてね。

2001年12月07日(金)



 図書館

真剣に集中して勉強しようとなるとやっぱり図書館に行く。
大学には幾つか図書館があるのだけれど
メディカルライブラリーは4階まであって明るく清潔、静か。
椅子も座り心地が良くて一番勉強しやすい。
大学のメインライブラリーはボソボソとうるさかったりする。
数学の本で前に読んだ事があるのだけれど
周りの環境が静かになればなるほど、
音が気になるようになるという。
ちょっと考えれば当たり前の話なんだけど
それを微分を使って表す事ができるらしい。
ちょっと面白い。

大学のサイエンスライブラリーに日本の本のコーナーがある。
コーナーと言ってもまあまあの広さ大きさで
色々と置いてあるのだ。
昨日フラフラとそこを歩き見ていたら江戸川乱歩を見つけた。
近くの椅子に座って、初めて江戸川乱歩の「人間椅子」を読んだ。
読み終わった頃に思い出したんだけれど
僕が小学校三年生だった時、江戸川乱歩ブームが起きていた。
とにかく皆江戸川乱歩の小説を読んでいるのだ。
あれは僕のいたクラスの中だけだったのか、
それとも学年全部あんな感じのブームだったのか
それはわからないけれど、小学生が江戸川乱歩って
今思うと不釣合いなようで面白い。

そしてそんな事を大学の図書館の古い本の匂いに囲まれて思い出していると、小学校の新しい本の匂いのする図書館を思いだした。
図書館を思い出したのではなくて、匂いを思い出したのだ。
母校の図書館の匂いはまだあんな匂いがするのだろうか。

2001年12月06日(木)



 冬服

最近というもの夜から朝にかけて冷え込みが激しい。
去年はルームメイト三人と大きな家に住んでいたのだけれど
大きくて古い家だったのでヒーターも古くなかなか家が暖まらなかったどころかガス代が通常の4、5倍にまではねあがって
結局暖房禁止にしたおかげで、寒過ぎる冬を送った。

あんなに寒いアリゾナを去年味わったというのに
やっぱりここのイメージはスゴク暑いので
今年の夏、日本から戻ってくる時に冬服を殆ど持ってこなかった。
去年はあれほど冬服を持ってこなかった自分を恨んだのに。
特にパタゴニアのストームコートをどうして持ってこなかったのか
6年くらい前に買った機能性抜群のお気に入りアウターなのに。

最近猫に少し噛まれても大丈夫になってきた。
猫が怒るとすごく恐いと思っていたけど
本当に怒ってる時と、そうでもない時なんかが分かってきて。

僕はいつか羊を飼いたいと思っている。
これは実現するかはわからないけど、
放し飼いに出来るような所に住まないと無理だろうなあ。
別に沢山飼いたい訳じゃないけど少なくとも3匹はいてほしい。
多くて5匹くらい。少なっ(笑)。
で、僕がその小さな街に出て歩くと
「あ、羊飼いだ。」って言われるのだ。
羊飼いって呼ばれるのってどんな感じなんだろうか....。


2001年12月05日(水)



 冷たい雨の日

昨日の日中は26度くらいになって暑かった。
今日も暑いんだろうなあと思ってサングラスを手に外に出ると
雨の匂いが鼻に入り込んでくると同時に雨の音がして
ああ、今日は雨の日なんだな、と思った。
周りを見るとステレオタイプ的なしとしと雨で
ただひたすらしとしとしとしとと降っている。
北の山脈は雨雲で上の方が見えない。
歌詞の内容とはズレてるかもしれないけれど
「雨乞いの季節だ 憂う事なんかないさ
北風と太陽 連れて旅に出ようカウボーイ....」
とキリンジの「くよくよするなよ」が浮かんできて
ぐるぐるとずっと唄っていた。

スーパーで焼きたて三つで1ドルベーグルを買って
$1.99のHoagie Sandwichというのを買った。
しとしとしとと静かで冷たい雨だ。
駐車場からアパートに帰ってくるまでで
スーパーの袋を持つ僕の手は凍るくらいに冷たくなってしまった。
一人暮らしさ、貯まっていた洗い物を済ませた。
そして久し振りに珈琲を入れてみた。ああ、いい匂いだ。
サンドイッチはサラミとスモークドハムとアメリカンチーズ
そしてサニーレタスのような葉っぱがはさまっている。
スモークドハムが熱い珈琲とあまりにも合って
はやく食べてしまうのが勿体ないくらいだった。
音楽を聴きながら、ポストに入っていた広告を見ながら
ユックリとはみはみとサンドイッチを食べ、珈琲を飲んだ。

好きな作詞家の松本隆氏のHP、風街茶房は僕のお気に入りだ。
松本隆氏ははっぴいえんどではドラマーだった。
作詞といえば、数々の松田聖子の歌、KinkiKidsの「硝子の少年」、
斉藤由貴の「情熱」、飯島真理「リンゴの森の仔猫たち」....
と数えたらきりがない。
今日、風街茶房のチャットで一人言を言っていると
魔☆こと松本隆氏がチャットに入ってきてしばらくお話しをした。
好きで、あんなに有名な松本隆氏と1対1で話すなんて
夢のようで緊張した。でも楽しいひとときでした。ありがとう。

僕の街にはほとんど雨なんて降らない。
だから雨の降る日はとても貴重で
とうとうあんなに嫌いだった雨を好きになってきてしまった。
仕事をしてた時、上司の藤原さんが、
「雨の日は落ち着くから雨は好きやで」と言っていたけれど
僕もそんな風に雨を好きになってきた。
いくら冷たい雨だとしても、雨の音でなんか癒える気がする。
読書をしたり、何かを書いたりしたくなるのだ。

今日椎名誠の「あやしい探検隊不思議島に行く」の
スリランカその2の祭りの所を読んでいて
この夏に初めて観た青森のねぶたを思い出した。
あの大きなだんじりがドーンとこっちにつきでた時の
人々の目の輝き。
僕はどうしても人というのはとっさに撮れなくて
そんな夏の日の綺麗な目は心のフィルムに焼きついている。



2001年12月04日(火)



 Hotmailめ....

僕のメインメールアカウントはHotmailだ。
MSNのアカウントはどうも好きになれなくって
前から慣れているホットメールのアカウントを使い続けているのだ。
ずっと前からやけに気になるんだけど
Hotmailって無駄なレイアウトの変更が多過ぎると思う。
そのせいで使いづらくなったり。
しかも最近だなー(説教口調で)、いきなりインボックスに入ってる
開封済メールが一気に消えてなくなったりする事があるのだ!
Hotmailめ....。

今日の物理のテスト、やられました。
振り子のおもりからまた振り子がついていて
その二番目の振り子のおもりの動きの公式を導いたりするんだけど
問題は意表をついて、一番目の振り子がばねになってた。
え〜、混乱致しました〜。ビヨ〜〜ン。


2001年12月03日(月)



 そろそろ学期末

今日は昼間っからメディカル・ライブラリーに行った。
でもあんまり気分が乗らなくて、しばらく勉強できなかった。
できなかったんじゃなくって、しなかったのか....。
.............
今、小学生だった時の担任が言ってた事を思い出した。
「宿題は家に置いてあるじゃなくって、家に置いてきただろ!」
児童が宿題忘れをした時の報告に対しての科白。..........
結局病院のカフェで安くなったサラダとスープを食べて
珈琲などを飲んでユックリしてから
やっと勉強する気になって物理に励んだ。ラグランジュの方程式。
でも7時過ぎに帰ってきた。
9時過ぎから昼寝して、寝過ぎて今は午前3時。
もうやらなきゃ、今日テストだから。

今日メディカル・ライブラリーで時間の流れとともに
だんだん変わっていく外の景色を見ていた。
メディカル・ライブラリーの4階は普通の5階かそれ以上の高さで
窓は全面ガラス張りだからおそろしく景色が良いのだ。
座っていた所からは、ちょうど真っ直に北に伸びる道が見えて
道沿いに高くのびたパーム・ツリーと泊まった車。
ずっと北の方の高い山脈と麓の家々。
あまり人が見えなくって、時々病院の裏口から入ったり
出たりする人が歩いていた。
クリーム色と煉瓦色の病棟。限りなく青い空。
たまに空の高い所に薄い絹のような雲が流れていたりした。
パームツリーの影が短かったのに、だんだん長くなって
世界を照らす白い光も次第にオレンジ色に変わっていった。
しまいには街は闇におおわれて、少しだけの街灯を除けいたら
ガラスに映る図書館の中しか見えなくなった。
神経質な白色蛍光灯と白黒の僕。

帰りには東の空にぽっかりと大きな黄色い月が静かに浮かんでいた。








2001年12月02日(日)



 Energy Conservation

昨日はする事がなくて夜の9時半頃に寝てしまったので
今朝は9時頃になると自然に目が覚めてしまった。
もうすぐお昼。
この前singoに送ってもらった辻仁成「ニュートンの林檎(下)」を読んでいて、こんな文が出てきた。
「俺が知りたいのは、死んだ後、この思考している俺という存在の全てがどこへ消え失せてしまうのか、或いはどこへ蓄積されてしまうのかという事だ。」

この世界には「エネルギー保存の法則」というのがある。
あるエネルギーが他の形に変換されたとしても、
変換前と変換後のエネルギー量は同じなのだ。
例えば、スピードを出してる時の車のエネルギーは
その車が壁に衝突した時の壊した力と音と熱などのエネルギーを
足したものと一緒だということ。

僕たちが生きていて何かを考えたりするっていうのも
一種のエネルギーなんだろうか?
エネルギーがないところに何かが起こるという事はない訳で、
そうすると生きているものが死んだ時に
僕らの生きていた時の思考するエネルギーなんかは
一体どこにいくのだろうか???

僕は基本的にUFOも幽霊も信じている。
というか、火のない所に煙はたたないと思うので
何か原因があってのそういったUFOや幽霊の報告だと思うのです。
大体世の中の科学現象を全部わかってもいないのだから
今の科学で全て解明できないとおかしいって言う事自体がおかしい。
そういう霊魂みたいに言われてるものは
何かのエネルギーが蓄積された結果じゃないのかとも思ったりする。

ただふと思った事を書いてみました。
モーニング娘を聴きながら...。テヘ。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

待つというのは暇なものだ。
あまりにも暇でずっと本を読んでいたのだけれど
今のアパートは日中も電気をつけていないと
読書などできないくらい部屋が暗いので
とうとう気が滅入ってしまった。
電気はついてるし、部屋にずっといると夜と勘違いしてしまう。
動かなきゃと思って、熱いシャワーを浴びて、ひげを剃った。
新しい服に着替えて、久し振りにショッピング・モールに行く。
昼下がりのモールは家族連れでものすごく混雑していた。
僕はただでさえ混んでいる所が苦手なのに
どうしてわざわざ日曜のこんな時間にモールに来てしまったのかと後悔した。一人でモールに来ても楽しくないなんてわかっていたのに。
結局店には一件だけ入って、その後J・Crewをのぞいて
カタログでももらってすぐに帰ってきてしまった。
一日中メールをチェックしてたって誰からもメールはない。
そんな訳でまた読書に戻って、もう午後六時半。
日も暮れて、外は暗くなってしまった。


2001年12月01日(土)
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