Desert Beyond
ひさ



 Guitars gently weep

ビートルズのジョージ・ハリスンが亡くなった。
特にビートルズに強い思い入れがある訳ではなく、
僕はビートルズもメンバーのソロアルバムも持っていない。
でもやっぱり心のどこかでいつもビートルズは流れていて
ジョージが亡くなったというニュースを見て
少なからずショックを受けた。
そのショックは時間とともにジリジリと来るようなもので、
小さな哀しみがチクチクと胸を刺す。
哀しみというよりある種喪失感に似たものかもしれない。

何だか少し飲みたい気分だけれども
学期末に近いのでたぶん一緒に飲める友達もいないのだろう。
今夜は一人で少しだけ飲むかもしれない。

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スーパーに買いものに行った。
売れ残りドーナッツ詰合せ15個で$1.99を衝動買い。
パスタ、ミルク、ビーフ、ねぎ、ソーセージ...
行きには雲に隠れていた月が帰りにはきちんと見えた。
今日は満月なのかな?
月は真ん丸で、とてもとても明るかった。
まぶしいくらいの明るさで、近くにある雲が浮きあがっていた。




2001年11月30日(金)



 レストランバーガー

カールスジュニア(Carles Jr.)という名前の
ファーストフードバーガーショップがある。
そこの新商品で「The Six Doller Burger」というのが出た。
売りはレストランで食べるハンバーガーと一緒!という所。
今日お昼に食べてみたのだけど、いやあ旨い。
確かにレストランなんかで頼むハンバーガーと一緒だよ。
これじゃあレストランの商売あがったりだなくらいまで思った。
肉は本当に焼いてあって分厚い。野菜もタップリ。
それとポテトを食べたら本当にお腹いっぱいになってしまった。
満足満足。


2001年11月29日(木)



 ああ、眠い

只今早朝五時。珈琲屋から帰って参りました。
寒過ぎ。気温は零度です。
砂漠なうえにいつも快晴だから温室効果がないのです。
昼間いくら暑くても夜になるとその温度が全部宇宙に逃げてしまう。
そしてこんなにも冷えるのです。かといって冷えすぎだけど。

珈琲屋からの帰り、西の空のほんと下の方に月が浮かんでました。
すっごく下の方なので、すっごく大きな月。
この寒さとは裏腹に、あったかそうな黄色い月です。
うさぎが餅をついていました。

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10時からクラスなので9:40頃起きようと目覚しをセットしたけど
寝惚けて間違えて8:40に勝手に起きて目覚し解除して
きちんと仕度して出掛けようとしてしまった。
かなり時間経つまでわからなくって、ああぼけたもんだ。
でも早起きしたおかげで昨日買ったオニオンベーグルを二つ
朝食として食べる時間が出来た。
朝もまだ気温は0度。

授業を二つうけて学校で勉強していこうか迷った末に帰ってきた。

アメリカから引きあげる時に余った日本食品を友達がわざわざL.A.から僕の所まで送ってくれたのだけれど、
そのありがたいボックスの中に入っていたラーメンを食べた。
四川風。玉葱とピーマンと人参を炒めて上にのせて食べた。
美味しかったぁ〜〜。
寒い日のラーメンは特においしい。



2001年11月28日(水)



 極寒日。

昨日の夜お腹がすいてどうにもならなくなったので
夕食にインスタントヌードルを作った。
食べてる間にちょっと「デリカテッセン」のさわりでも、
と観始めたら止まらなくって結局最後まで観てしまった。
やっぱりヨーロッパの映画っていいなあ。
なんかハリウッド映画と価値観とか作ってく方向性とか
そんなものが全く違うような気がする。
もっと観たい!ヨーロッパの映画。

しかし昨日観たデリカテッセン。
日本人の感覚を持った僕がフランス映画を英語字幕でラーメンを食べながら観るっていうのは至極複雑だなあ。

今日はメチャクチャ寒い。
今年一番の寒さだというくらい寒い。
日本の乾燥した冬みたいだ。
こんなに寒いと熱いオフロにでも入りたくなってしまう。
でもシャワーで我慢した。
僕はどっちかというと水を浴びるのが好きじゃない。
でも今日のシャワーは冷えきった体をあっためてくれて
すっごくあったかくって幸せな気分になった。




2001年11月27日(火)



 マリマ

さくらはキャットフード以外食べない。
魚を食べない猫なんて珍しいんじゃないのか?

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今日ふとマリマの事を思い出した。
マリマとはコンビニ、マリマートの事だ。
僕が浅草橋で新聞を配っていた時、
寮を出て2分程歩いた所にあるコンビニ。
24時間開いている癖に、見たことのある店員は二人だけ。
一人はたぶんオーナーで、ちょっと幽霊っぽい感じのおじさん。
もう一人はフリーターっぽいお兄さんだった。
前に夢に出てきた隣の部屋に住んでた渡辺とよくマリマに行った。
マリマはなんだか薄汚れていて、あまり掃除してないみたいだった。
でも一番近いコンビニだったので飲みものはマリマで買っていた。
オーナーっぽいその陰気なおじさんの癖は
その外見とは裏腹な、陽気なレジ入力だった。
僕が新聞を一年間配り終えて、しばらくしてから浅草橋に行くと
マリマはなくなっていた....。
いつかはなくなってしまうだろうとは思っていたけれど
実際なくなってしまうと何だか寂しいものだった。

今日も外は良い天気で公園にでも行きたくなった。

公園といえば今は美容師になっている親友の話を思い出す。
僕らは違う高校に通っていたけれどたまに会って遊んだ。
そんな時、登校途中にあんまりにもいい天気なので
その日学校に行くのは止めて大宮公園の芝生で昼寝をしたと言う。
僕はそんな事はしたことがないような気がする。
たぶん本当にそんなふうにしたことはないのだろう。
三年も通ったんだから一回くらいはそんな感じで
近くの荒川の土手で昼寝でもしとけばよかったんだ。
あくびでも一つして、青い空・白い雲の下で昼寝。
さぼって昼寝って気持ちいいんだろうなあ。

今日も寒い。今週は勉強ウィークです。

2001年11月26日(月)



 だらけ放題な一日

今日はだらけた一日だった。
みたことあったリーサルウェポン4を観て、少し外に出た。
外は明るい曇り。冬っぽい天気で気持ちがよかった。
この休みでちょっと無理したから体が疲れてて
お腹も変にすいてきたから寝ちゃった。
まだ外は明るいというのに。
結局夜中まで寝ていて、友達からの電話で起きた。
なんて一日なんだ....。ま、ユックリできたような気はするけど。

寝るだけ寝たから幾つか変な夢を見た。
コモエスタ八重樫が選曲した"Good Night Tokyo"というコンピ。
キッチュな日本コロムビア音源からの選曲でかなりいいのだけど
夢に出てきた人がそのうちの一曲が好きだなんて言って
唄っていたのがいやに耳に残った。
夢の中で一緒に僕も唄ったんだけど。
あいさとうと渚ようこが好きだとも言ってたなあ、その人は。


2001年11月25日(日)



 冬だね

この街も冬らしくなってきました。
とはいっても昼間は半袖でも何とか大丈夫な感じだけど。
空は蒼く高い。雲ひとつない。
友達と公園でフリスビーをしてみました。
久し振りにフリスビーをやったけど
頭で考えて投げようとしてたらあんまりうまく投げれなくて
何も考えないで投げるとうまく投げれる。
スナップを利かせてシュッと投げれば上手にふわりと。

そんな事をしていたらビデオを返す期限の時間が過ぎてしまい
延長料金を払う事になってしまった。
でもバグダッドカフェのためだからいいや。
バグダッドカフェのビデオ欲しいくらい好きだな、あれ。

ビデオ屋の後スーパーに行って買い出し。
今日のポットラック(持ち寄り)パーティー用に
得意の鳥南蛮漬けを作ろうと鳥と野菜を買った。
レジにてどう考えても高い値段が出てきて
よく見たらピーマン二つで12ドルちょっともチャージされてた。
カスタマーサービスに行ってお金を返してもらった時
ピーマンひとつ分ただになった。

卓球を聴きながら鳥南蛮漬けを用意した。
あとは鳥に小麦粉を付けて揚げてつゆをかければ出来上がり。

僕は小さな頃、夏休みや冬休みになると長野にキャンプに行った。
伊那谷子供村やアルプス子供会というのがあって
大学生のお兄さんお姉さんが色々指導してくれて
川遊びや山登り、歌を唄ったり、火を炊いたりするのだ。
始めは打ち解けない子供達もみんな仲良くなって
今思えばすごい貴重な経験だった。
いつか指導する側になりたいなあと思っていたのに
そんな歳も過ぎてしまって今僕はアメリカにいる。
ああ、懐かしいなあ、少年時代。

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パーティーまでまだ時間があるので友達とビリヤードに行った。
ビリヤード場にはジュークボックスがあって
誰かがお金を入れて曲を選ぶと音楽が流れてくる。
日本のビリヤード場と違って、アメリカのビリヤード場は
客の年齢幅が広い。おじいさんも結構やっている。
カウボーイみたいな人もいれば、メキシカンもいるし
僕らみたいなアジアンもいるから音楽の幅も広い。
ラップが流れた後にカントリー・ウエスタンが流れたり。
そうかと思うとハードロックが流れたり。

僕は高校の頃かなりFENを聴いていた。
FENというのはFar East Networkの略で
アメリカ軍人の為の極東ラジオ放送なのでやたらアメリカっぽい。
J-waveみたいな洗練されたプログラムじゃないのだ。
まあAM放送だからっていうのはあると思うけど
それにしてはかなり泥臭いというか砂っぽいというか。
大滝詠一だか松本隆だか忘れたけれど
今の時代でFENなんて聴いて育ったなんて若い人はいないんだから
みたいな事を言っていたけどそんな事はない。
僕のまわりにだってFENを聴く友達は結構いた。
まあそれはさておき、今でもやっているのかわからないけれど
FENの日曜午後一時から五時までは
American Country Countdownがやっていた。
僕は何もすることがない日曜はよく寝っころがって
カントリーミュージックを聴いたものだ。
今日、ビリヤード場で、その頃ラジオから流れた
耳に残ったカントリーの曲が流れてきて
何とも言えず懐かしい気持ちになったりした。



2001年11月24日(土)



 幸せ

BAGDAD CAFEを観た。
バグダッド・カフェといえば
僕が仕事をしていた四年前から観たいと思っていた映画だ。
たまにバグダッド・カフェが好きだという人がいたりして
いつか観たいと思っていたけれど、遂に念願叶った。
僕はバグダッド・カフェに幸せを見た。
シーンがあまりにもこの街、この州にそっくりで
とても綺麗な絵だった。

サンクスギビングの翌日は一年で一番大きなセールの日。
朝の六時とかに店は開いて、限定でものを大安売りするのだ。
買いたいものは何もなかったけれど、取り敢えず行ってみた。
風邪を今にもひきそうなくらい体調がすぐれないというのに...。
数店行ってみたけれども、結局何も買わなかった。

朝八時半に帰ってきて、それから寝た。
二時半に起きて、シンクにたまっていた洗いものをした後
いかに早く旨い物をつくれるかというテーマで
ソーセージとトマトのパスタを作ったのだけれど
それがすっごく美味しかった。
こうやって時間かけずに作ったりするものが時間と手間をかけて作ったものより美味しかったりするから皮肉だ。
で、映画を観ながらひとりで赤ワインを飲む、飲む、飲む。
今日は金曜日。まだ休みが二日あるっていうのが嬉しい。

今夜は何をしようか。
そう思っても一緒にいれる友達がいるのだろうか。
少し眠くなってきてしまった。


2001年11月23日(金)



 昨日と今日を綴る。

馳星周の「鎮魂歌」という小説を読んだ。
「不夜城」の続編。僕は不夜城は読んだことはないけれど。
読み始めて少ししたところで読まない方がいいと感じたけれど
何故かひきつけられて3日で全部読んでしまった。
何だか心がすさんでしまった....。
何かでリフレッシュをしないと、重い。

アメリカはサンクスギビングを越えると
どこもクリスマスの雰囲気になる。
飾り付けがどこの家にも始まって、店にクリスマスソングが流れ。
屋根にサンタとトナカイがいたりとかする家もあったりして。
そんな空気が好きだ。

起きてからキリンジの「3」を聴いていた。
彼らがよく使う「誘蛾灯」って言葉が好きだ。
終わってしまったので久し振りに山下達郎でもと思い
気に入っている頃のMDを取り出すとMDの色が違う事に気づいた。
その色は僕が持っているMDにはない色で
何なのかチェックするためMDに入れて再生してみると、
え〜、弟のモーニング娘でした....。
夏に帰った時に何かの拍子で入れ違ったままになっていたのだ!
あ〜、僕の山下達郎が....、と思ったけど
他にも山下達郎のMDが15枚近くあるので、
その中から初期の山下達郎でも。
いいね、やっぱり達郎は。どれ聴いてもはずれなし!
これは数あるアーティストでも珍しいと思う。ほんと。
キリンジと山下達郎ははずれなし!!
ひいきにしてるからじゃなくて本当に。

昨日はペキンパレスというレストランのオーナーに招待されて
中華系クリスチャンのサンクスギビングパーティーに出席。
行くのが遅かったのでご飯はかたずけてあったけれど
用意してくれて、春巻なんてわざわざ僕らのために揚げてくれた。
僕はクリスチャンではないけれど、
そこのオーナー一家はクリスチャン。
いつもよくしてくれるので感謝。謝謝。大謝。
再見。という事でレストランを出た。
午前三時くらいから寝てなかったのですごく疲れていたけれど
友達二人は何かしたがっていて、結局深夜砂漠ドライブ。
唯一良かったのは砂漠で見た星空だった。天の川。
帰ってきて午前二時半。やっと床につけた。
起きたら十一時。疲れが抜けてない〜。

今日は友達とThanksgiving BBQなので
赤ワインなどを飲みながら、食べまくってやる!
元気回復祈願!!



2001年11月22日(木)



 Thanksgiving.

明日はサンクスギビング。
日本人であるが故にどうしてもパッとしない休日。
まだ家族がこっちに居れば少しはサンクスギビングっぽいのかも。
だから明日から日曜まで四連休で嬉しいのだけど
来週末にテストが二つあるので遊んでばかりはいられない。

サンクスギビングの週になるとクラスの人数が減る。
遠くに実家がある生徒は帰ってしまって授業にでないのだ。
今日もクラスの人数は少なかった。

日本も今週金曜日休みだよね?

2001年11月21日(水)



 未明の風

友達二人と珈琲屋で午前三時まで勉強した。
外に出ると風が吹いていた。
それは日本の晩秋に吹くなめらかな風と同じだった。
目をつむって少し上を向いてみた。


2001年11月20日(火)



 日曜麦酒//天文学って

何も起きない静かで平和な日曜日の夜だというのに小説を読んでいたら無性にビールを飲みたくなった。
心地良い音楽と温かいベッド。
冷たい麦酒と暖かい心。
以前はかなりの量の酒を飲めたのに
最近はどうも駄目で、麦酒を二本も飲めば気持ち良くなってしまう。
そのまま寝たら寝たで次の日に頭が重くなったりもするのだ。
それでもこの小説は僕に麦酒を飲ませずにはいなかった。
冷凍庫で冷やしたビールを流し込むと
口から喉、喉から胃へと、スルリと流れこんでいくのがわかった。

結局今夜は星を見に行くのは止めた。
行き先があまりにも遠いから。
帰りが恐らく四時過ぎになってしまうのだと思うし。

ああ、何だか眠くなってきてしまったよ。

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天文学の授業だというのに獅子座流星群のは何も出なかった。
今学期の終わりにむけて内容は銀河から宇宙論になった。
僕は将来宇宙論や銀河進化論にはそこまで興味はないけれど
話を聞いているとやっぱり不思議でロマンをかきたてられる。
天文学を勉強していていつも思うんだけど
天文学者って、犯人の残した証拠を探す探偵みたいだ。
星や銀河の色・動き・電波など手に入る情報から
その星や銀河までの距離を何とかして見つけるのが天文学の基本。
距離がわからないと他の重用な情報がわからないのだ。
そこから星のレシピを見つけたり。

天文学をロマンだけで専攻してきた人は大抵止めてしまう。
ロマンで数学と物理はできないから。
でもロマンを糧に数学や物理を勉強する事はできる。
僕はそのくちです。浪漫派なので....。

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このホームページはネットスケープで作ってるので
インターネットエクスプローラーで見ると何だか変だ。
写真やデザインのサイトを作っている人達は
IEでこしらえて、基本的にはIE主体にしている事が多いと思う。
でも僕はどうしてもIEが好きになれないで
いつまでもネットスケープを使っているのだ。

何だか何もやる気が起きない。少し寝てみる。




2001年11月19日(月)



 流れ星を確かに見た

ゆうべは街の東の外れに行った。
外れと言っても本当の外れで、
そこは行き止まりになっていて、そこから東には行けない。
東には山があるし、山を越えたりするような道なんてないから。
トンネルだってない。
だから本当に街の最果て。
去年はそこに車が二台くらいしか止まってなかったのに
今年は路肩に信じられないくらい沢山の車が停まっていた。
あまりに車の行き来が激し過ぎて目にヘッドライトも入るし
まるで条件が悪かったので少し場所を変えた。

ちょっと戻って横道に入るともう誰もいない。
とても静かで辺りはまるで真っ暗だった。
その横道の行き止まりまで行って車を停めて
持っていった毛布や寝袋を敷いて、最後に寝袋をかけて
みんなで寝転がって星を見た。

僕が今まで見に行ったなかで、一番流れ星が見えた夜。
全部で100個以上見た。もしかしたら200個以上かもしれない。
一番のピークだったのは午前2:30頃。
大きい流れ星が3つ4つと連続で流れた。
これが流星雨っていうんだなあ、と思ってため息が出た。
寒い中食べたクッキーと飲んだ珈琲は体をあたためてくれて
いつもよりも何倍もおいしかった。

僕が初めて幾つもの流れ星を一晩に見たのは中学三年の夏休み。
家族は田舎に行ってしまって家を明けていたので
僕は友達二人を泊まりに来いと誘った。
僕らは缶チューハイなんかを少し飲んだりして
夜中になると「星を見に行こう」っていうことになった。
家のすぐ近くが森なのだけど、将来出来るインターチェンジの為
一部は崩されてちょうどコンクリートの小さな広場があった。
もちろん工事中で立入禁止なんだけど
僕らは小さい頃からそんなの気にしなかったので
平気でそこに入って寝転んで語り合った。
そんな時に星が流れて、それを三人が同時に見たのだ。
朝までにみんなが10個は流れ星を見る事ができたのだが、
朝になってしまうと流れ星を見た事が夢のようにおもえて
そう友達に話すと、友達二人も同じ様に感じていたのだった。

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Photoにatmospheric photographyをアップデイトしました。





2001年11月18日(日)



 流星夜

Meteor Shower Alert!!
流れ星の見れる夜。
北アメリカでは一時間に800個の流星が見えるとの予報。
獅子座の流星群というのは数ある流星群のなかでも
明るく激しい性質を持っているので特に見がいがあるのです。
今夜はあったかい格好をして友達と街外れまで見に行きます。
アリゾナ時間のピークは18日午前1:55。

今日友達とビデオ屋に行った時に
かねてから観たいと思っていた「バグダットカフェ」を借りた。
まだ観ていないけど後でゆっくりとみる予定。
久し振りに自主的に借りたビデオなので楽しみ。

夜はかなり冷えこむというのに昼はとても暑い。
昼間に長袖を着ていると体があったまって
頭がポォ〜ッっとしてくる。
眠〜くなってしまう。

そういえばゆうべ、この街の北の外れに行って街の灯と星をみた。
小さな流れ星がひょろり、と落ちた。

今日の昼間に図書館に本を返しに行ったついでに
日本語本のコレクションに行って2冊借りた。
本当は南方熊楠の伝記が読みたかったのだけれど
どうしても見つからなくてあきらめてしまった。
かわりにみつけた村上春樹の短編集「神の子どもたちはみな踊る」と日本民俗資料集成7「憑きもの」という2冊を借りた。
村上春樹の方の短編集は今までに本屋でみたことがない。

今夜に備えて夕寝でもひとつ。

2001年11月17日(土)



 I scream for the icecream!

余裕で終わるだろうと思っていた宿題が終わらない。
あと二時間で終わらせなくてはならないのだ!

ふにゃっとした一週間だった。
読んでる人はなんだそれと思うかもしれないけれどそれでいいです。
僕だってふにゃってどんなんだかよく分からないで書いたので..。
でも何となくそんな感じだったのです。

日記のカウンターが1000を越えました。
いつも読んでくれている人達ありがとう!

ここ二日、ホームページに写真をアップデイトしようと
コツコツ写真をスキャンしたりとか、どれを載せようかとか
そんなふうにしてるんだけど、どうもパッとしない。
何故かと考えたら、今自分が載せたいなあと思っている写真は
人が写っている写真なんだとおもう。
どうも風景だけではちょっと....という感じになってしまって。
かと言って、パシパシ撮らせてくれる人なんていないし、
カメラ構えると緊張させちゃうし......。
でもとにかく今週末に写真アップします。

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ようやく今週が終わった。
ふうと一息。
恋愛価値鑑定なるものをやってみた。
5686万2294beauでロミオとジュリエット級だった。
何か褒められ過ぎで痒かった。
恋愛価値鑑定

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何度も書いてるけれど、僕は甘いものは特に好きではない。
が、最近のヒットでDreameryというブランドのアイスクリームで
ディープディッシュアップルパイというのがある。
甘過ぎず、確かにアップルパイの味がして
パイクラストとりんごが入ているのだっ!!
口の中でトロリととけてふんわりと広がるアップルフレイバー。
ああ、美味しい。
このアイスのために叫びたいくらい。
Dreameryブランドは前にニューヨークストロベリーチーズケーキ味のアイスクリームを食べて以来一目を置いていたブランドだ。
日本には風変わりな味のアイスクリームはないのだろうか?
日本で自主的にアイスクリームを買って食べた事がないので
いまいち情報不足。





2001年11月16日(金)



 深夜電視狂時代

昨日テレビを見ていたらKASHIFやらRUN D MCやらが
出演していた映画がやっていた。
なかなか濃い〜オールドスクールの内容だったけど
観始めたのがもうエンディングに近くて話もわからぬまま
チョロっと終わってしまった。
ヒップホップ創世期の記録もしくはヒップホップバイブル
なーんてよくいわれる映画「ワイルド・スタイル」は
一度も観た事ないんだけど、果たしてあれがそうだったのかなあ。

他の番組で登場人物が全員ブラックのコメディーがやっていた。
結構楽しんだけれど、それも途中からみたので
すぐに終わってしまった....。
そんなブラックの映画やらドラマやらをみていると
昔NYにいた頃ある友達とブラックの話す英語を真似て話したりしていた事を思い出した。いやあ、懐かしい。
ここアリゾナのブラックの話す英語はあまり癖がない。
ホワイトの話す英語もたまーになまっている人はいるけど
そこまで聞き取りづらいということはない。
そんな癖のない英語圏の中にいて癖のない話し方になっている自分。
それにしてもNYにいた頃はそんな感じで楽しかった。苦笑。

そんなテレビの事なんだけど
僕はテレビがあまり好きじゃない。
上で散々これみたあれみたって言っといて(笑)
でも深夜テレビは大好きだ。
高校生の時なんかは特に深夜テレビにはまってしまって
ひとつの番組の事なんかを話していると
その番組のやる日の深夜テレビ欄が浮かんできたくらいだった。
深夜テレビのどこがいいかっていうと
あのお金をかけずに何とかして面白い事をやろうっていう所。
ホスト、ゲストもそこそこに企画勝負みたいな。
だから観ているこっちも力を抜いて観ていられるし
CMの時に他にチャンネルまわしてそのままになっちゃったり
はしごしたり....。
深夜のゴールデンは1時から3時なので(勝手に決めました)
大体3時を過ぎると眠くなってしまう様な番組が多かったり。
だから高校生の時の僕の消灯時刻は3時半くらいだったのかなあ。
仕事していた時はさすがに深夜テレビはほとんどみなかったけど
やっぱり僕は好きだな、深夜テレビ。

ゆうべからすごく寒い。
さすがに半袖+掛け布団一枚じゃ眠れないので
長袖+掛け布団二枚であったかくして眠った。
眠る時はあったかい方がいいけれど
外にいる時なんかは寒い方が気持ち良くて
僕は断然寒いのが好きだ。

今日はこれから久し振りにトマトソースでも拵えます。

2001年11月15日(木)



 冬の日//眠うい午后

珈琲屋から帰って来た。
砂漠の夜は冷え込むのだけれど
今宵は半袖では凍えてしまうくらい寒い。
上に一枚長袖を羽織ったけれど、それでも寒かったくらいだ。
鼻から息をいっぱい吸い込むと、
寂しさと切なさを混ぜ合わせた様な冬の匂いがした。

そういえば小学生の頃、ある夏の夕方
友達と遊んだ帰りに自転車に乗っていて
夕焼けと遠くに見える秩父連山のシルエットがとてもきれいで
確かに夏の匂いがした。
そんな事が妙に嬉しくて「この匂い、絶対忘れない」と
鼻から息を沢山吸い込んだら吸い込み過ぎて
鼻が痛くなったのを思い出した。

昨日の夜、猫が初めて僕を舐めた。
猫というものはもっと人を舐めるものかと思っていたら
今まで全く舐めやしないので
それはそれで、そういうものなのか本当は。と、思っていたのだ。
猫の舌はザラザラとしていて
まるで痒いところを掻いてくれているみたいだった。
猫に舐められたのは小学校の時以来だと思う。新鮮。

もう朝の五時なので寝ます....。

::::::::::::::::::::::::::::::::

眠れない....。もう六時過ぎてしまった。
どうせ眠れても三時間くらいなんだから
もう寝るのは止そうかとも思うけど。
実際眠らないで午後の一時までやるとなると
なかなかキツイかもしれないと思うと
やっぱり寝た方がいいのかな。
優柔不断でいても結局眠れないのだからしようがない。
さて、どうしようか。

::::::::::::::::::::::::::::::::

結局寝ずに授業に行って、帰ってきて今午後三時。
かなり眠くなってきた昼下がり。
今寝たのならば起きるのはいつごろになるのだろう?

写真のサイトでも見ていると
バリバリ写真のみを載せているサイトも多い。
僕のサイトの写真には大体テキストがついているけど
そういうサイトの写真にはテキストがほとんどついていない。
本当は僕のHPもそんな感じにしたかったんだけど
やっぱりHPには人が出るのか
それとも写真への自信のなさが出たのか
このHPでは写真+テキストが定着してしまった。
僕としてはこれでいいのだと思うし、
HP自体が自分の分身みたいだなあと思う。
でも同時に、写真だけでものを伝えたり、何かを表したり、
雰囲気を伝えたりというスタイルに憧れたりもする。

何かひとつのテーマを決めたとして、そのテーマを
写真だけで表現するのが難しい様に、
テキスト(文章)だけで表すのも難しいし、
写真+テキストで表すのも難しいと思う。
表現方法が違うと、それぞれ違った難しさの中で表現するのだ。

僕には写真でものを表現する力なんてまだまだないし
ちょっとした詩や言葉で表現する力もあるとはいえない。
でも想像すると、みんながそれぞれ違った方法で
ひとつの「こと」や「もの」を表現したら
とても面白い結果になるんじゃないのかなあと思う。

例えばテーマを「喜び」として、
誰かが詩を書く。
誰かが花をいける。
誰かが絵を描く。
誰かが盆栽で形作る。
誰かが歌を作る。
誰かがお香を合わせる。
誰かが写真を撮る。
誰かが髪を切る。
誰かが小説を書く。
誰かが数式を作る。
それぞれ出来上がってきたものをひとつずつ観る聴く嗅ぐ。
五感を使って違った人がそれぞれの表現方法で表した
「喜び」を感じとるのだ。
もちろん詩を書く人はそれに長けてないといけないし、
花をいける人はそれに長けていないといけないのが条件だけど、
結果はきっと面白い以上の事になるんだろう。

一人で盛りあがって突っ走ってしまった....。
ただこんな事をたまに思うってだけなんだけど。
寝ていないから余計頭が暴走しやすいのかも。
でも、こんな事が出来たら絶対素敵だと思う。



2001年11月14日(水)



 1日2回日記

最近遅くまで起きているので日記を大きくわけて二回書く。
気が向くとその日の日記を何度もアップデイトするので
ちょこちょことチェックしてみてくれると嬉しい限りです。

と、いうわけで今は午前二時前。
過ぎた日(昨日)、友達が事故にあってしまって
病院まで行ってきたのだけど、結局彼女には会えなかった。
台湾人の彼女は大学で一番のハープ奏者だ。
かなりの酷い事故だったのだと思う。
この前まですごい元気にしてたのに
いきなりこんな事になってしまって本当にかわいそうだ。
早く良くなって欲しい。

今日はバシバシと写真をスキャンしたので
ちかいうちにPhotoにアップデイトします。
随分と放っていた夏の旅の写真のパート1、2
それから、こっちに帰ってきて行ったゴーストタウンの写真。

ここは乾燥した街なのですぐに喉がかわく。
だから家に水やら何やら飲物を用意していないと
ひどく喉がカラカラになってしまって脱水症状になってしまう。
最近2リットルのミニッツメイドレモネードを買い貯めして
ゴクゴク飲んでいたのだけれどとうとうきれてしまった。
レモネードって結構何にでも合わないようで合う。
爽やかレモネエド。
また買いに行かなきゃ。

パソコンを使っている時僕は椅子に普通に座っているよりも
椅子の上にあぐらをかいている時の方が多い。
前に一回猫をあぐらの上にのせてやったら
どうやら気に入ったみたいで、最近椅子であぐらをかいていると
音もなくピョンと僕のあぐらの上にまるまって寝る。
たまにおしりの方が滑べっていって落ちそうになると
必死でもがくので僕はしこたま引っ掻かれるのだけど....。

.............................................

と、いうことで二回目です。
相変わらずレモネエドを飲んでいます。

ちょっとここらでHPの名前変えようかなあと思ってるんだけど、
内容全然変わらないで名前を変えるなんてなんか変だなあ。
だいたい折角リンクしてもらってる人々に迷惑だと思って....。
でも変えます。チェンジ。
まだだけど。

もうすぐ日がかわる。
でも友達と約束したので珈琲屋に勉強しに行ってきます。
そのCoffee Etc.という珈琲屋は24時間営業。
ウェイターとかマネージャーはなんかソフトで
変な感じがするけどそこしかないので....。
コーヒーはカフェイン入りのレギュラーと
カフェイン抜きのディカフ。それぞれ1ドル39セント。
ウェイターはうろうろしてるのでおかわりは随時。
コーヒーの種類は日替りなので毎日行っても味は違うのです。
かと言って本当に美味しい珈琲だ、なんて思ったことないけど。

それで思いだしたけど、まえにかなり勉強しまくって
朝に大学でマックの珈琲を飲んだらすごい美味しくてビックリした。
「あー、だから朝の珈琲はmorning medicineっていわれるんだ」
そう思った。
だからついこの前の金曜日に徹夜明けでまたマックに行って
珈琲を注文したら何だか酸っぱくってあまりおいしくないどころか
もうすこしで気持ちわるくなってしまうところだった。
体調で味が違く感じるのか、それとも本当に味が違かったのか。

何も食べないで珈琲など朝から飲むとさぞかし胃に悪いんだろうな。
それでもたまにそうして飲んでしまう。

2001年11月13日(火)



 ベテランズ・デイ

今は月曜日の午前六時過ぎ。
まだ寝ていないのです。
今日からまた学校、と思っていたので予習などをしに
つい友達と勉強しに深夜から珈琲屋に行きました。
そこで話していて今日が休日だと気づいたのです。
三連休だったというのに僕はただの週末かと思って
日曜にはどこへも行く事もしないで家にいました。
まあ勉強してバチが当たることはないので良しとします....。

今日の受け月は昨日のよりももっと細くて
硝子で拵えた杯の様です。

HPに来てくれた人からたまにメールがあります。
こんなページを見てメールを書いてもらえるなんて
本当に嬉しいです。
HPをやっていく上でとても大きなエネルギーになります。
ありがとう。ありがとう。

自分にとっての宝物って何だろう?
僕にとっての宝物はもらった「手紙」です。
僕は個人的にもらった手紙や葉書は
読み返す事は少なくても全部とってあります。
何故ならその手紙を書く上で、送ってくれたひとは
僕だけのために時間を割いてくれて
僕だけのために書いてくれて
僕だけのために切手を貼ってくれて
僕だけのために手紙をポストに入れてくれるからです。
だからなのか手紙を手にするとあったかい気持ちになるのです。
そしてそれは僕の宝物になっていつまでも僕の近くにあるのです。
Tender Loving Care

もう六時半。そろそろ寝なくては。
昨日の様に夕暮れ時に起きたりはしたくない....。
ではおやすみなさい。

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2001年11月12日(月)



 星夜空。そして明くる日

10日から11日になって、友達が21歳になった。
アメリカは21歳にならないとアルコールを飲んだりできない。
Applebee'sというレストランバーで日が変わった瞬間に
バハマママというカクテルを注文していた。
今までは21未満ということでクラブやビリヤードには
みんなが行くと決めたら一緒に行く事が出来なかったけど
これからはその友達も含めて行ける。おめでとう。

そのレストランバーの帰りに夜空を見上げると
いつもにまして星がクリアーに見えて、
空はいつもにまして暗い。
午前四時を過ぎると受け月が東の空にのぼってきた。
その杯に日本酒を冷やでついでみたい。
もし夜更しする事があったら東の空を見てみて下さい。

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修学旅行に行っている夢を見た。
大きなスーパーでみんなで買い出ししてる時に
友達にこっそり「酒持ってきた?」とか聞いて。
その友達は「ウイスキーなら持ってきたよ」って。
懐かしいなあ、そういう感覚。
そんな感じで生徒でごったがえしたスーパーの中にいて
パッと目が覚めて時計を見ると午後五時半過ぎだった。
外はもう薄暗くなっていたのだった。
もったいないから外に出て、
西の空が見える駐車場まで歩いていった。
もう日は沈んでいて、西の空はオレンジシャーベットみたいだった。

ああ、一日損したって感じがする....。
12時間以上も寝てしまって、太陽も見る事なく過ぎてしまう一日。
虚し。

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一ヶ月も前に読み終わった小説の中の
「きみはたぬき蕎麦にしたまえ。僕はきつねうどんにするから。」
という下りが印象的でずっと頭に残っている。

この夏に日本をたつ時、空港まで送ってくれた友にもらった
谷崎潤一郎の痴人の愛を読み出した。

前に仕事をしていた時の同僚の橋本さんの話には
おもわず笑わないではいられなかった。
橋本さんといったらプールに水泳にいって泳いでいたはいいが
水に入る前にコンタクトレンズを外すのを忘れてしまったのだ。
気のついた時に目にコンタクトレンズはなく
すでにどこかへいってしまっていた。
僕は時々、ふわりとはずれて水の中を舞う様に揺れる
コンタクトレンズが頭に浮かべて
その後、コンタクトレンズはどうなったのだろう?
今頃そのコンタクトレンズはどこにいるのだろう?
そんなことを思う。

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な〜んにもする事がない。(勉強以外)
これだったら眠り呆けていた方が良かったのかもしれない。
取り敢えず洗い物をして、台所をきれいにした。
何か作ろうとしてきれいにしたのに、
ひとしきりきれいになると今度は本を読みだした。
本を読むのに少し疲れて友達に電話したのだけれども
友達は留守だった。話す相手もなし。
だからネットを彷徨ったのだけど、
おなじみサイト達にアップデイトはなく、
メールをチェックすれどもいつもの様にインボックスは空である。
そこでサンドイッチを作る事に決めた。
ローストポーク、バジルペースト、モッツァレラチーズのサンド。
近頃定版だけどやはり美味しい。
バジルペーストがポイント中のポイント。
粒マスタードも美味しくする秘訣。
少しクリスピーにしたパン。
「サクリ!!」
レモネエドと一緒にいただいてみた。
猫は「にゃ」と云った。





2001年11月11日(日)



 

この街には水がない。
雨はずーっと降らないし、
だから川に橋は架かってても水は流れていない。
干上がってしまっているのだ。
勿論内陸なので海もない。
乾燥してるからしばらく何も飲まないと
喉がカラカラになってしまう。
人って水が必要なんだなあと、水の大切さが分かる街。

特に何もしないでゴロゴロしていると
また日が傾いて、日が落ちて。
もう辺りは暗くなってしまった。
日が落ちるまえに勿体ないからアパートの中を散歩した。
ドーナッツと牛乳を食べて飲みながら
ポストに行って手紙を取って、ほんのりした西の空をみた。

誰かと話したくて6人もの友達に電話したけど
みんな留守で誰とも遊ぶ約束するどころか話せもしなかった。
土曜日だからみんな遊びに出てしまってるのだろうか。
そう思ってパソコンを使っていると友達から電話があった。
Applebee'sというレストランバーに10時くらいから行くけど
一緒に行かないかというお誘い。
ありがたくお受けしたけど10時まであと3時間以上もあるから
ちょっと昼寝でもしようかなあ。

2001年11月10日(土)



 成功

というのは大袈裟だけど、やっと物理のテスト成功した。
かなり手応えがあったし、解答を見たら大体合ってた。
ホント良かった。めでたしめでたし。
今まであまり出来なかったからなあ。
そうは言ってもまだAとれるかもしれないので
最後まで気が抜けないのだ!
努力は嘘をつかない。
TGIF!

ということで昨夜は寝ずに勉強した訳ですが、
まだ朝も暗いうちに学校のメイン図書館に行く途中
学校の中央にある広〜い広場(広場はどこも広いのか...)に
テントが二つ、その横に人が二人くらい見えた。
あんなとこにテント張っちゃって。
昼間にそこに行ったら何だか反戦デモの人達みたいだった。
戦争反対ということであそこに居座るのだろう。
昼間には人がどんどん増えて何人かヒッピーみたいな人達もいた。
戦争をしてる国はアメリカだけど、反対してる人だって沢山いるし
何よりも行動に移すっていうのがすごいなあと思った。
予想通りそこにアジアの人は一人もいなかった。
アジア人批判をしてるのではなくて、
やっぱり反対する時の行動にも
文化の違いって出るのかなあ、と思ったという話。



2001年11月09日(金)



 アメリカでの買い物//鮮明な夢

図書館から帰ってくる時スーパーに寄った。
夜中の二時近くなのでレジの人も品出しとかしてる。
スーパー自体広いのでどこにレジの人がいるのか
なかなか見つからなかったり。

食器を洗うスポンジが切れたので買ったのだが
バーコードがついてなくて値段が出てこなかった。
たしか1ドル69セントか1ドル49セントだったのだけど。
レジの人「いくらだったかおぼえてる?」
僕「えーと....1ドル......あー」
レジの人「50セント?」
僕「うーん、....」
レジの人「50セント?」
僕「じゃあ、50セントで」
って事で50セントで買えてしまった。1/3オフ!!

似た様な事だけど、アメリカのコンビニとか売店とかカフェで
1セントや2セントがなくても何とかなったりする。
レジの所の募金みたいにあまったペニーを入れるカップから
ちょっとはみでたその1セントや2セントを
レジの人が取って、それで払ってくれてしまうのだ。
初めてそれを見た時はビックリした。

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はっきりとした夢を見た。
家族が出て来たあったかい夢だった。
キンセンガメの水槽の水をきれいになるまで
一生懸命取り換えていたのだけれども
現実、今はキンセンガメを飼ってはいない。
昔キンセンガメを飼っていて死なせてしまって
自分のせいで死なせてしまったので,夜庭で泣いた事がある。
夢の中で亀の口の所に指を持っていったら
亀がパクッと噛みついて
思ったより痛くて「イテテテ」なんて言っていた。
夢の終わりは夢の中だというのに
本物の高いオーディオコンポーネントで聴いてる様な
スゴクきれいな音で荒井由実の"ルージュの伝言"が聴こえてきた。

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2001年11月08日(木)



 今日気付く

物理のテストが明後日あると今日気付いた。
このまえは莫迦な事に気付かずにクラスに行って
いきなり配られたテストにショックをうけたのだが。
それに比べるとましか....。
今からでも全然何とかなると思うので頑張ってみる。
力学め....。

この前読んだ吉本ばななの「とかげ」っていう短編集
まあまあ良かったです。
僕はそのなかでも「とかげ」という題名の短編が好きでした。

それでも一生懸命自分のために作っていたものの
とうとう自分のために料理するのは面倒で仕方なくなってしまった。
他に食べてくれる人がいれば料理もはやく旨くと思って
ちょっと凝っちゃったりしちゃって作れるけど、
自分で自分のために作り続けるって難しい。
でもずっと作らないなんて訳にいかないし、
今夜は何を作ろうかなあ。

2001年11月07日(水)



 音楽と記憶

CDを買ったりしてそれをよく聴いていると
何年か経った後にそのCDを聴いた時などに
よく聴いた時期の事を思い出す事が多い。
秋によく聴いたCDを聴くと秋を思い出し、
哀しかった時に聴いたCDを聴くとその時の気持ちを思いだす。
僕の場合、思い出自体を思い出すというより
よく聴いていた時の雰囲気その時寒かったとかあったかかったとか
そういう感じが甦える事が多い。
Stevie WonderのIn Square Circleを聴くと
今でもFENを聴いてた頃、アメリカに憧れに似た思いを抱いてた
そんなノンポリ高校生時代を思い出したりする。
因みにその頃僕の中で思い描いていたアメリカというのは
本当にアメリカに来るまで心の中に変わらずあったのだけど
やっぱり1980年代後半の中の映画のような、
思い描いた様なアメリカはすでになく、イメージと少しズレていた。
そうかと言って、そこまで残念だったということもなかったけど
今でも僕にとってのアメリカは
"Better off dead (やぶれかぶれ一発勝負)"とか
"Scramble (恋のスクランブル)"とか
"Ferris Bewler's Day Off (フェリスがある朝突然に)"
などの映画に出てくるアメリカなのです。

記憶と音楽が違った形で結びついたものに
Sade(シャーデー)とニューヨークがある。
Sadeの曲を聴くとNYにいた頃聴いた訳もないのに
NYを思い描く。雨の冷たいニューヨークを。
冬のニューヨークはいつもと変わらず人間臭いくせに
夏とはうってかわって寂しくて切ない。
寒さがそうさせるのかもしれないけれど
日本の冬とも少し違った感覚をうける。
もしかしたらそれは数年前に僕が何の目的もなしに
冬のマンハッタンをうろうろと足が棒になるまで
毎日の様に歩き続けたときの感情とリンクしているのかもしれない。
ちょっと寂しくて切ないけれどSadeを聴くのは大好きだ。

今日は日中曇ってた癖に夜は星がきちんと見える。
キラキラと輝いている。
下弦の月は深夜にのぼってくるのだ。
今夜の月は黄色かった。
あったかい感じのする月だったなあ。




2001年11月06日(火)



 月を求めて

今夜は月を見たいと決めていた。
昨日の朝から吹いている風の中で
綺麗な月と月影を見たかったのだ。
午前三時郵便箱を見に行きながら月を見ようと思って外に出る。
でも月や星が輝いているかわりに
空には汚れた雪のようなもわっとした雲が垂れ込めていた。
風に乗って雨の匂いがしてきて、鼻から息をいっぱい吸い込んでみた。
アリゾナの雨の匂いは日本のそれとちょっと違うのだけど
今夜の雨の匂いは日本と一緒だった。
そんな事をしていたらポツリと雨が二滴、体に当たった。
郵便物はサンクスギビングに向けたスーパーの広告だけ。
その広告をごみ箱に捨てる事なく部屋に持って帰ってきた。
雨は二滴と匂いだけで降らないのか、と思い
部屋で広告を見ているとさらさらさらと雨が降り出した。

僕のパソコンが漸くなおった。
知らずにいじったりしたのが悪かったのかもしれないし
変なウイルスを貰ってきたのかもしれなかった。
取り敢えずウイルスは困るので
McAFeeの90日間の無料体験版をダウンロードしてみた。

今日から新しい週が始まる。
夜更しなどして、もう宵の喉だ。
もうすぐ寝ます。

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今日は雨が降ったり雷が鳴ったりして
薄暗い肌寒い一日だった。
でも雨は久し振りだから新鮮な気持ち。

もうすぐ今日が終わる。
さっき東の空を見たら、かけた月が浮かんでいた。
その隣にキラリと星が輝いていた。
金星かな?それともただの星なのかな。

今月の半ば過ぎにまた獅子座流星群がやってきます。
当たり年説が今年も出てきて、
日本では19日に沢山見れるそうです。
僕も時間を作って、観に行ける夜は全夜行きたいと思います。



2001年11月05日(月)



 何とない日

今日は何とない日。
風がとても強くて砂っぽい。
そのうち曇ってしまって、
夕焼けもなしになーんとなく日が落ちて
このまま何となく日が過ぎるのだろう。
ユックリとして、本でも読んで
夜が少し更けはじめたら勉強でもしようと思う。

小さな頃、ファミリー牧場チックな所に家族で行った。
僕はひとりで牛の乳絞りの実演を見ていたのだけど、
実演が終わるとお兄さんは、
「じゃあ今度はみんなに手伝ってもらおう!やりたい人ー?」
とよく響く声で言った。
その場にいた多くの子供は勢いよく手を挙げたのだけど
僕はどうしてよいのかわからなくて手を挙げられないでいた。
お兄さんは「じゃあきみ!」と手を挙げている子供じゃなく
手を挙げられないでいる僕を指差したのだ。
自分が初めに選ばれた事によって
僕は何だか申し訳ないような気分になってしまった。
でも嫌だった訳じゃなく、初めての牛の乳搾りを
みんなの見ている前で照れながらした事を憶えている。

じゃんけんで勝った人が何かもらえたりする時だって
実際僕は心の中で「負けてしまいたい」と思ったりする。
もし勝ってしまった時、何だか申し訳ない気がするのだ。
そういうのが今の僕の中にもある。
僕の一面。

今日は月が出るのか。
いつも快晴なこの街で星空が見えない事は滅多にない。
今まで特に気にする事がなかった月影を今日見たい。






2001年11月04日(日)



 本日の出来事

今日はワールドシリーズを観ながらご飯を食べるため
台湾人の友達のところに行ってきた。
僕もかじきを買って持っていって一品作ってみた。
久し振りにかじきを食べた。
醤油とみりんとしょうがとねぎと砂糖で
コーンスターチをまぶして揚げたかじきを
あまじょっぱく煮てみた。ちょっとだけ煮た。
こういうのって煮たっていわないのかも。
思ったより美味しくできて、ちょっと自己満足。
野球も野球でヤンキースにぼろ勝ちして皆満足。
ビールをすすめられて三本も飲んでしまった。
最近はビール三本で酔ってしまった気分になってしまう。
ちょっと安上がり。



2001年11月03日(土)



 

今日は金曜日。
今日も光がとても綺麗な日だ。
夕焼けは屋内にいたので見れなかったけれど
きっと夕焼けも綺麗だったに違いない。

パソコンはやっぱり駄目だった。
ディスクスキャンをしてもエラーなどないというのに
パソコンを立ち上げるとエラーメッセージが出る。
MeはWindowsでもエラーに弱いというし、
もしかしたらウイルスにやられたのかもしれないし
セキュリティが甘いからクラックされたのかもしれない。
原因がどうだとしてもとりあえずリセット。
振り出しに戻ろう。

今日は金曜日なので少しリラックスしようと思う。
麦酒などいただきたいものだけど。

2001年11月02日(金)



 (無題)

夜中の二時になるのにまだ学校にいます。
さっきヒタヒタと歩いてトイレとジュースを買いに行ったけど
やっぱり夜の学校は恐い。
まだこのビルにも残っている人がいるのか、
実験の機械が動いているのか、
どこからか音が聞こえたりして。

今日の月はとても綺麗だ。
僕は黄色っぽい月も好きだけど
真白い月も好きだ。
今日は白い月だった。

2001年11月01日(木)
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