Desert Beyond
ひさ



 ハロウィン

今日はハロウィンです。
"テロの心配は殆どないのでクラブやバーでのイベントは計画通り"
なんて大学の新聞に書いてありました。
でも僕は夜十時半、コンピューターラボです。
昼寝したからいいけど、眠れません。

キャンパスでは仮装した人達がウロウロウロウロとしていた。
今晩は月がとても綺麗で、ハロウィンにはうってつけ。

やっぱり自宅のパソコン治りそうもない....。
バックアップなんて取ってないので
セーブ出来るものはセーブしたいけど
何だかいまいち遣り方がわからない。
何せマウスのカーソルが現われないから前部マニュアル操作。
慣れていないので困り果てる....。
折角入れたフラッシュも消えてしまうのだろうか。
ああ、面倒くさい。

僕は野球ファンではない。
「友人との約束もキャンセルして部屋でナイターを見よう」
というミスチルの歌の下りは好きなのだが
野球を観る事に楽しさはよくわからない。
何だか熱くなれない。でもたまに観る。

今日は昼寝をして暗くなった部屋で起きて
何か作って食べようかと思ったけれど
ハロウィンなので外では子供達がウロウロと仮装して
アパートをノックして廻っているのだ。
あめもチョコレートもガムも家にない僕は
家にいる事がはばかれて学校のマックで食べる事にした。
子供が来た時に「何もないんだ」は通用しないのだ。
返事をしなければいいのかもしれないけれど、
居留守は嫌いだ。

学校のフードコートは九時で閉まるので
八時をまわったフードコートは比較的すいていた。
ドミノピザやマックやパンダエクスプレスを夕食に食べる人々。
画像の酷い仮設テレビではワールドシリーズがやっていた。
アリゾナダイアモンドバックス V.S. ニューヨークヤンキースだ。
何の気なしに観ていると1-1で7回を終わったところ
ちょうどダイアモンドバックスが点を入れた。
どうでもいいとは思っているものの、少しうれしかった。

アメリカ人というのはスポーツ観賞が得意だ。
観賞が得意というよりも、楽しみ方上手なのだと思う。
点の入った時や、失敗した時の騒ぎ方は尋常じゃない。
嬉しい時の共感で友達になれる。
アメリカ人の良いところ。

2001年10月31日(水)



 牛丼とパソコン

今日は牛丼を作って食べた。
牛丼を作るのは初めてだったが
初めてにしてはうまくできたと思う。
でも何となく今一歩で牛丼王と呼ばれるくらい
牛丼をうまく作れるようになりたいと今日思った。
早速ネットでレシピチェック。料理は基本が大事。

今日予てから読んでいた厚い小説を読了した。
しかし時間がかかった割には内容は今一歩だった。
シリイズの一作目の方が薄いし内容も濃かった様に思う。
好みの問題なのかしらん。

どうもプログラミングが苦手だ。
こう書くとあたかも僕がある程度プログラミンが出来る様であるが
全くそんな事はなく、素人だ。
基本の基本が分かる程度で、ループさえもうまくかけられない。
それなのに四次微分方程式のプログラムを組めなど言われても
にっちもさっちもいかない。
あがくだけあがくが、あがけば出来るという物でもないし。
混乱という名が相応しいこの難しさだったら
物理や数学の問題を解く難しさの方が数倍ましである。
困った困った。

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空はといえば限りなく高い
秋の空は殊のほか蒼いのだ
さあ澄んだ空をすいこめ
ほんの刹那、心が空になり
まるで中空へと羽ばたくかのやうだ
ああ、浮和利

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パソコンが壊れた。なんて非道い....。
Rundllのエラーが出て、マウスさえ効かない。
きっと強制終了させた時かなにかにファイルを傷つけたのだ。
スキャンディスクで直るのか。実行中。
頼むから直ってくれ。

大体パソコンの中身や動きが分かっていないのに
そのパソコン様を使っているというのは滑稽な事実だ。
しかしパソコンがどう動いているのか理解できるまでには
一体どれだけの時間と苦労を費やさなくてはならないのか。
そういった事が分かれば手に職だろう。
複雑過ぎる物を扱うなんて、複雑なココロだ。
痛感。

志賀直哉先生の短篇を読みはじめた。
今まで志賀直哉など意識して読んだ事はなく、新鮮だ。
特別な事は何も起こらない。
日常を切り取ったような話。






2001年10月30日(火)



 月//ジャンクフード再び

午前零時過ぎ。月が白い。
空高く上がった月は実に白いのだ。
青空と同じ要領で、月は白くなる。
僕は基本的な好みにおいて月は好きなのだが
どこかで好きになりきれない心があるのも否めない。
月と云えば太陽の逆。明の逆である暗を指す事も多い。
そんな世間の一般知識が僕の心に刷り込まれたのか。
月の美しさを思う時はいつでも
一抹の表現できない様な不安みたいなものがついてくるのだ。
そんな憂い混じりの月見は一興だ。


ミートボール入りの缶詰スパゲッティなるものを買った。
1ドルちょっとだった。
ソースからして何だか焦げっぽい様な
丁度バーベキューの煙の様な味がする。
缶詰のスパゲッティは勿論のびのびだ。
良くない事など分かっていたのだ。
でも試してみたかったので思わず手が伸びた結果。
買い合わせた黒ライ麦パンも少し焼いて食べた。
僕はパンには何時も何も付けずに食べるのだが
特に全麦やライ麦などのパンは先ず何も付けずに味わいたいと思い
そのまま食したのだけれど、黒ライ麦の味などしなかった。
何故ならば、パンにはフェンネルが沢山入っていたからだった。
折角の黒ライ麦パンだというのに....。
フェンネルは確か消化にいいので良しとするかなあ。

日本では何を買ってもそこまで外れた物は無いけれど
アメリカ人と日本人では基本的に味覚が違うので
ジャンクな物を買うととんでもなく外れたりする。
それがまた面白かったりするのだが。ふふふ。

....................................................

学校から帰ってきてペンネを茹でた。
昨日の夜買った「ガーリックアルフレッド」ソースがあるから
わざわざ自分でソースを作る手間が省けるのだ!
それもまた安いソースで$2くらいで3食分くらいの量の瓶入り。
ジャンクフード再び!、などと思いながら僕はほくそ笑み
茹であがったペンネを温めたソースに混ぜた。

僕は基本的に出された食べ物は残さない。
食べ物は動物でも植物でも生きていた物で、
無駄に残すということは命を無駄にしたということだと思うからだ。
でも残してしまったよ、ペンネ・ガーリックアルフレッド....。
どうしても食べれなかった。
それでも2/3は堪えて食べたのだが、後になるとどうもいけない。
飲み込んだ後味はそうでもないのだけれど、
口に入れて飲み込むまでが戦いだった。
何との戦いだったかは食事中に読んでいる人がいる事を考慮して
敢えて書かずにおこうと思う。

こういう事もあるかと思えば
ジャンクフードへの挑戦はそう甘くはないなあ。
これから軽はずみにジャンクフードを買えなくなりそうな、
そんな昼下がり。







2001年10月29日(月)



 今日は

今パーティーから帰ってきた。1:30am。
僕はパーティーに行くと大体最後までいる。
でも途中で帰ってきてしまった。
何だか溶け込めなくて、いたたまれなくて帰ってきた。
パーティーは色んな人が来てナイスだったけど
どうしてか溶け込めなかったのだ。
もっと酔っていたら溶け込めたのか。それはわからない。
ネガティブに考えてたらどんどんネガティブになって
それで途中で帰る事にしたのだ。
みんな楽しそうに踊っていた。
みんな楽しそうに話していた。
今頃コスチュームコンテストの結果が出ているのだろうか。
僕も楽しみたかった。僕が楽しまなかった。

.........................................

今日の午後。
また光が綺麗だ。
広葉樹を見ると心が和む。
この街で広葉樹を見る事自体そう簡単ではないのだが。
きらきらきらとひかる光。
揺れる黄色。




2001年10月28日(日)



 もうすぐ11月だ....

時が経つのははやい。
こんな事だとすぐにでも時間は経って
年老いていくのではないかと思うと気が重くなる。
しかしそれが人生だ。それが普通なのだ。
ああ。

今日の夕焼けは絵の様に綺麗だった。
雲が沢山出ていて、本当に中世の絵の様だった。
アメリカっぽい夕焼けではなく、ヨーロッパっぽい夕焼け。
誰の絵かは憶えていないが、そんな西欧の絵を見た事がある。
絵としては綺麗過ぎてそういった感心しかしなかったけれど
今になってその絵の記憶が甦ってくるというのは興味深い。

昨日友達に今日のハロウィンパーティーに誘われた。
やはり仮装しなくてはいけないのだ。気が重い。
何になるかが問題だ。
始めはキッチュな格好でいこうかと思ったけど
良い服がない。
中古屋でレトロな水中眼鏡をみつけて「これだ!」
と思ったけれど、それに合う全身タイツなどアメリカにはない。
結局ビレッジピーポー(YMCAを唄った人達)みたいな格好を
することに決めたけどいまいち良くわかんないなあ。
自分でも良くわかんないから人にはもっとよくわかんないだろう。
今さら変える訳にもいかないかなあ。
でもこんなことで悩まなくても良いのだと思うが....。
でも悩んでしまう。そんな性格。

2001年10月27日(土)



 おめでとう//真意//おめでとう

いとこ夫婦に赤ちゃんが生まれました。女の子です。
楓歌(ふうか)ちゃん。とてもかわいく素敵な名前だ。
お知らせのメールを読んでいて
お父さんの感情がメールを伝わってきて震えそうになりました。
本当におめでとう。

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物事の真意は掴み難い。
本より真意を掴むというのは人の真意を掴むより簡単である。
いや、伝える側が字で真意を著わそうとしただけで同じか。
特に日本人の場合、以心伝心などというのが余計難しくさせる。

例えば、
「良かったら教えて」と相手に伝えて相手から連絡がない場合、
伝えた方は、相手が良くないから連絡がない、と思うか。
それともたまたま忘れているか何かで連絡がない、と思うのか。
前者は以心伝心を採った結果。後者はそうでない考え。
前者は消極的に捉えられる場合もあるけれど、相手もまた言わずしてもの事を伝えたい場合に真意を掴んだ事になる。
相手に言わずして伝えようなどの真意がない場合、こちらを前者を採ると相手としては、何と消極的な人か、と思うのだろう。
相手が言わずに伝えたかった場合で伝えられた側が後者を採ると、相手は何と気の付かない人か、と思うだろう。
どちらにしても考えたところで結果は出ない。
相手の気持ちを直接相手から伝えてもらうまで
哀しいことに真意などわからないのだ。

こんな事はあまり考えなくても良い事なのかもしれない。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

miochkaの赤ちゃんが生まれました!
おめでとう!
友達がお母さんになるって不思議な気分です。
赤ちゃんの名前はLiLiya。
可愛い名前だ〜。
メールに添付されてた写真も可愛い〜。

いとこの赤ちゃんの楓歌ちゃんより11日お姉さんのLiLichka。
お誕生日が近い。これもまた不思議な感じ。
僕も何だかおじさんになった気分です。

......................................

プリングルスのサワークリームオニオンを99セントで買ったので
パリパリと食べまくってしまった。1/3も食べた。
おかげで胃の調子が....。気持ち悪い。
胃薬でも飲みたいけどたぶんない。
ううう。

あと4時間半でテストが始まる....。

******************************

夕方暗くなる前に寝た。
ブラインドを半分開けて、網戸にして。
その辺で遊んでる子供達の声が響いて聞こえてくる。
過ごしやすい空気が外から家に入りこんできてるなか
スウ、と寝た。

起きたのは九時前。
外は夜に空気。金曜の夜だ。

日本でもアメリカでも夕方から寝て夜起きた時の感じは同じ。
もったいない事をした様な、そんな感じだ。


みんな体験した事があるだろう話だが
シャワーを浴びていて、始めは熱いシャワーだったのに
時間とともに水が冷たくなってくるなんていう事。
僕のアパートがそうだ。
15分も浴びていようものなら結構冷たくなってしまう。
何処で同じ様な体験をしたのかよく憶えていないが
こんな経験をいままでの人生で五回くらいは体験している。
気持ち的にはやっぱりみじめな感じになるのだ。
せっかく熱いシャワーを浴びたかったのに
最後には水をかけられてしまうのだから当然か。
風邪ひかない様にしなきゃあいけない。


2001年10月26日(金)



 Going to City Court!

今日は訳あって裁判所に出頭。
あと五時間後に裁判が始まるのです。
勝つ!!
(結果は後程この日記で)

...................................................

ま、負けた。敗れた....。
題名にビックリマークなんてつけてやるき満々だったのに
いきなりつらーい人生みたいにへこみまくり。
っていうか、辛い。
ドライアイだから涙も出ないや....。

昨夜は2時間くらいしか寝てないから今から寝ます。
ちょうど日本のみんなも今頃寝るのではないのだろうか。
僕は今朝の出来事を断ち切るが如く眠りに眠る。
ハア。

******************************

四時に起きて、五時前にまた裁判所に行ってきた。
手始めに$20お支払い。チーン。
罰金と言っても日本と比べたらちっぽけなものだと思う。
でも払う事自体嫌なのだ!でも負けは負け。

裁判所の中の支払いルームにいる人達は実に様々だ。
本当にやばそうな人。ボロボロの格好してる人。
ピシッとワイシャツ着てる人。僕の様な学生。老若男女。
男に共通して言える事がある。自分もハマッてたんだけど、
「俺はアウトローだぜ」みたいな感じでみんな構えている。
歩き方なんかもちょっといかつく歩いてる人達が多い。
座り方だってかなりのギャングぶりだ。
葉巻あったら吸ってるところだぜ、みたいに
「俺ぁ悪い事しちゃったもんねー」的なのだ。(宗典風に)
でもずっと見てるとやっぱりみんな普通の人。
走り回ってる子供を見て微笑んだりしてる。
貴重な経験。お金払うんだからそれだけもっと経験して
色んなもの見て聞いて、今回経験を買ったと思い込もっと。
プラス思考。

Amtrak(全米を網羅する鉄道)の駅に車を停めていたので
裁判所の帰りにちょっと寄った。
この街のアムトラックの駅には初めて入った。
小さな待ち合い所。あまりいい臭いがしない。
窓口二つ、駅員一人。窓口の中から聞こえてくる
AMラジオの音が「田舎駅」みたいな雰囲気を醸し出してる。
時刻表とカタログを貰ってきた。
駅から出て、
「ああ、こういう駅で駅員するような人生もいいなあ」
と思った。
時刻表や特別列車の旅プランなどの冊子を貰って
ちょっと現実逃避。

この街のダウンタウンは寂びれている。
色んな店やレストランは街全体に散らばっているのだ。
だから俄然どこに行くにしても車がないと不便だ。
ダウンタウンにあるものと言えば、
地元バスの停車場、遠距離バスの停車場、アムトラックの駅、
オフィス街、寂びれ系ギャラリー、カフェ少し。
そんな感じだ。
あ、あと裁判所ね、裁判所。
普通に生活していれば大体ダウンタウンなんかに用はない。
建物とかは線路沿いに古いのが並んでいたりする。
古いペイント、古い煉瓦。いい味出してる。





2001年10月25日(木)



 幼児教室時代

ぽかんと歩いていると突然日記に書きたい事が頭に浮かぶ。
でもいざ家に帰ってくると頭に浮かんだ事は全て忘れている。
書ける時はスラスラ書けるけど、書けない時って書けない。

僕が四歳の時。千葉の団地に住んでいた。
いつも遊んでいた友達のまあちゃんとかっとくんも同じ団地。
僕は補助付の自転車に乗っていたのだが
団地から公道に出るには短い坂をのぼらなくてはならなかった。
僕は自転車をこいでその坂をのぼろうとするんだけど
だいたいは最後までのぼれず力尽きた。
力尽きた僕は坂の下に向けて後ろ向きに走り出す自転車を
うまくコントロールするのもままならず
そのまま無残にも自転車ごと転ぶか、横の壁に激突して
膝をすりむいたり頭を打ったりして、泣いた。
ガーっと自転車で助走をつけて坂をのぼりきれた時は
格別の達成感だったのも憶えている。
ある日曜日の朝、約束の決闘場にあらわれたガンマンの様に
僕は坂の下に自転車と共にあらわれた。
その朝も何を思ったのか坂に挑んだのだ。
まわりには誰もいない。
そして坂に向けて自転車をこぎだした。
ガーっとのぼる!!坂の上に近づくにつれてスピードが落ちる。
もうちょっと!ってところでついに僕は力尽きた。
自転車は一瞬止まったが、次の瞬間から後ろに下がりだす。
「ああ、また転ぶんだ」と思った瞬間
いつ現れたのか、あかねちゃんが自転車を止めてくれた。
僕は転ばずに済んだ。
まあちゃんのお姉ちゃんのあかねちゃん。
あかねちゃんのピアノを弾く音がたまに僕の家にも聴こえた。
今でもその事を思いだしてはあかねちゃんに感謝したりする。
僕は幼稚園の年長の時に千葉から大宮に引っ越して
それ以来まあちゃんともあかねちゃんとも会っていない。

買ったチョコレイトが大分減った。
パクパクと食べてしまった。

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買った鮭のかまを料理。
半分に割って両方オーブンに入れて焼く。
暫く焼いていたが両方同じじゃ面白くないと思い
片方はといだ米とだしと一緒に炊く事にする。
出来あがりはどうなることか。

この水のない街では新鮮な魚がなかなか手に入らない。
川はあるけど水がない。
自然の湖も池も沼もないのだ。
だから時々無性に魚が食べたくなる。日本人。

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かまは......
僕はあまり魚というものを食べ慣れていない。
というか、魚を食べるのが苦手なんだと思う。
家ではご飯を残すのはタブーだったので魚は食べてはいたけど
どうも小さな骨が気にくわなくて苦手なのだ。
それとは関係ないけれど
かまは想像してた様に素晴らしいものではなかった。
油がのっていたけど、かまだけに食べる場所は少ないし
ご飯と一緒に食べようとしていたのに
かまに夢中になっているうちにかまを全部食べ終わってしまった。
ご飯だけが残った。
..............
他におかずがないので、しょうがなく醤油ふりかけご飯にした。
どういうものかというと、醤油を少しかけてふりかけをかける。
時間をかけて作ったにもかかわらず気持ち的に不完全燃焼。

食後にレモネエドを一杯、飲んだ。



2001年10月24日(水)



 

今日はとても光が綺麗な日だった。キラキラとしていた。
光を写真機でつかまえたかったけれど
そんな時に限って写真機を持っていなかったりする。

カメラというのは持って歩かないと駄目だ。
僕の場合撮ろうとしてカメラを持っていって撮る写真より偶然いあわせてどうしても撮りたいって思うった時の写真の方が好きだ。
できるだけカメラは持ち歩くようにしてるんだけど。
この前歩いているとき、おじいさんが家の前に選挙の看板をたてようとしている所を「あー、撮りたいな」と思ったのだけど、その時カメラを持ち合わせていなかったのだ。

写真を撮るのが好きでカメラを持ち歩く三つの理由。
1。どんなカメラでもいつも持って歩けるくらい写真を撮るのがすき。
2。持ち歩くのに不便じゃないカメラを持っている。
3。カメラにいつも一緒にいたいくらいの愛着があるから。

僕の場合、多少機能は劣ってもラブリーな写真機が欲しい。
次に写真機を買えるのがいつになるのかわからないけど
その時は機能はあまり気にする事なく
シャッターを切った時の音が良くて、あったかかいみたいな
相棒の様な写真機を買いたいと思っている。
今のカメラだって嫌いな訳じゃないけれども。

2001年10月23日(火)



 学校の友達

僕は授業を通してできた友達というのが殆どいない。
クラスには沢山人がいるというのに。
協調が足りないのだろうと思う。
おかげで友達とした方が良い様な課題などでは俄然困る。
それでもあまり友達を作ろうとしないのだ。
困ったものだ。

今日は授業を二つ終えて家に帰ってきた。
素蕎麦を食べる。
食後はブラインドを開け、網戸にして本を読んでいた。
するとそこらで二発銃声が聞こえた。
昼間だというのに物騒な事だ。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ここ三日くらいやけに甘い物が食べたい。
今日なんてどうしてもどうしてもどうしても食べたくなった。
でも勿論家には甘いものなどない。
元ルームメイトとラケットボールをしに行くと
特に甘いものは食べたいとは思わなくなった。
それでも帰りにスーパーでチヨコレイトを購入した。
色んな味のチヨコレイトが入っている。
恐らく幾つか食べれば満足してしまうのだろうなあ。
ふむ。この中にサクッとしたのが入っているのが旨いな。

今日もまた特別講義をすっかり忘れて聴きに行けなかった。
今日は土星とタイタン(土星の衛星)探査のカッシーニ計画について。
かなり興味があっただけにまたガッカリだ。
思いを振り切るかのように本を読んでやる。

今日は鮭のかまを買った。
鮭のかまなんてアメリカ人は食べないのだろう。
僕だって自分で料理したことはない。
大きい鮭のかまが300円弱で買えるのだ。
日本ではいくらくらいで買えるのだろうか?
日本で鮭のかまが売ってるのを見た事ないのでよくわからない。
料理法はやはり焼くのが一番なのだろうか?






2001年10月22日(月)



 読書の秋

昨日は友達と公園に行って芝生の上にタオル等敷いて
の〜んびりとした午後を過ごした。
ずっと芝生の広い公園だ。
まわりからは子供の声、スポーツをしている人達の声
鳥の声、たまに飛行機の音....
光もとても綺麗で夕刻の空の焼け様は素敵だった。

今日。
今朝六時頃に寝たのだが、午後一時に起きた。
もっと眠っていたかったのに。
起きるとご飯も食べずに読み途中の小説を読んだ。
午後三時にその小説を読了する。
その後ハムと玉葱と韮を炒めてラーメンにのせて食べた。
そして新たな小説を読み始めた。
成程、読書の秋だ。
そして今は夕暮れ。
一日外に出ずに暗い部屋に篭るなんて勿体無い。
これから少し家の回りを散歩でもしようか。


2001年10月21日(日)



 妖怪綺譚

今年の夏東北へ鈍行列車での旅をした。
旅のテーマには遠野で妖怪に遇うというのがあったのだけれども
釜石で知り合った前日遠野にいた人に話を聞いて
あまり面白くないと言うので、遠野は通り過ぎてしまった。

高校の時に柳田翁の遠野物語を国語の時間に読んで
そのイメージから遠野にずっと行きたかったのだ
僕は基本的に妖怪の存在に対して否定的ではない
旅に出る前に遠野物語を読んでおきたかったのだが
遠野物語だけの文庫本はどうもみつからなくて
結局読まずに旅に出た。
アメリカに帰ってくるとまったく偶然なのだが
今預かってるアパートに元々住んでる友達が
遠野物語を持っていた。
読み途中だけれど、かなり恐ろしい話だなあ。
妖怪に出会う旅と軽々しく言えないものがある。

僕は幼稚園の頃か小学低学年の頃に
おばあちゃんの家で鬼を見た事がある。
勝手口から北に出ると昔のお勝手になっていたあばらやがある。
井戸があって、かまどもある。物置にもなっている場所。
家の北端なのでそのあばらやの北と西は樫の木などの防風林だ。
夜におばあちゃんがそのあばらやに用があって僕もついていった。
ふと西の林の上を見ると林の黒いシルエットの上に
金棒を持った鬼のシルエットが見えた。
僕は幼ながらに「鬼だ....」と思ったのだが
おばあちゃんには何も言わなかった。
次の日の朝、同じ所から西の林の上を見ても
そこはただの林で、鬼の影が見えた場所は空だった。
幼いのできっと勘違いか何かだろう。
それに鬼が林の上なんて不安定な場所に立つなんて
まるで馬鹿げている。
でももしそれが本当に鬼だとしたらそれはそれで面白い。
だから僕は面白い方を採用して、それが鬼だったと言うのだ。

2001年10月20日(土)



 夕暮れ時は

昨晩はろくに寝てもいなかったので
少しばかり昼寝をした。
起きると夕暮れ時だったのだけれど部屋には西の光は入らない。
天頂の光が少ししか入らないのだ。
夕暮れといえども天頂の明かりといえば青い。
部屋のなかは薄闇で、かすかな青で支配されている。
近くからはまるで音など聞こえずに
どこか遠くの車の走る様な音、空気の音しか聞こえないのだ。
明け方の透明ブルーな部屋の中も似た感じだけど
夕方は特に切ない。
たぶん日が沈んで、一日が終わると本能でわかるからだろう。
夕暮れ時にたまに切なくなったりするのは
僕だけが感じる情ではないと思う。
素敵なものを見て共感するのと同じくして
夕暮れ時に得る様なこういう感情を他人と共感したい。

昼に上げたコロケットの油が堪えたのか
例の如く胃が痛い。
蜂蜜を入れたあったかいミルクを試してみようと思う。
日本は今、寒いのだろうか。
あったかいミルクを飲むとあたたまる季節なのだろうか。
この街はといえば、日中は半袖半ズボンで良い様な気候だ。

2001年10月19日(金)



 分析と耳かき、そして夢

突然だけど、僕は思慮深い人が好きだ。
たぶん考え過ぎちゃう人の気持ちとかわかるからかも。
僕は思慮深いというよりも考え過ぎる。
ひとつの事でひっかかるととことん黙って考え込んでしまう。
だからたまに僕が不機嫌なのかと勘違いする人もいるくらいだ。

僕は何でもロジカルにする癖がついてしまっているので、
論理的ではない考えを聞き流せなかったりするのだ。
論理的思考は科学を能くする人にとって必要不可欠だけれども
ごく普通の生活をするにあたっては結構足枷になったりする。
しかも僕は心で思った事をより正確に言葉に出すのが得意な方で、
それがいきおい事を悪くしたりしてしまうのだ。
口ゲンカなどは特にもっと感情的になって
訳のわからないこと言ってもいいのに
口ゲンカ中に論理的な反論など始めてしまったりした。
よく考えたら結構いやみな人間だなぁ....。
心の中で思った感情も言葉に出してしまうと色が薄れたりする。
本当に感情が高ぶるからこそ心で思った事を
口に出して言ったりするのに。
だから口に出して言いたいのに言わない、みたいな
自分の中でセーブしてしまう人になりつつあるかも。
これが大人になったという事なのか?
そうだとしたら大人って結構つらい事だ。
でも綺麗な事ぐらいは綺麗だと言い続けたい。

と、こうして今日も深々とまた考え過ぎてしまうのだ....。

+++++++++++++++++++++++++++++++++

今日は鳥が賑やかな日だ。
二十歳くらいに気づいた事だけれど
逆に鳥が全く鳴かない日もある。
そんな日は耳をよーく澄ましても「チュン」とも云わない。
ただ鳥が近くにいないだけなのか
近くにいてもジッとしていてまるで鳴かないだけなのか。
鳥の鳴かない日は曇りの日に多いと思うのだけれど。

アメリカで耳かきを見る事はない。
アメリカ人はみんな綿棒で耳を掃除しているのだろう。
そうに違いない。
でも小さい頃から耳かきに慣れてしまった日本人には
綿棒で毎回耳を掃除するのはどうにもソフト過ぎる。
しかも日本の綿棒と違ってアメリカのそれは質が悪くて
棒の部分が柔らかく、掃除している時に
フニャフニャになってしまったりするのだ。
プラス、綿の部分はモファっと締まりがなくて
すぐに解れてしまう.....。
う〜む。
::::::::::::::::::::::::::::::::

さっき夢の中で渡辺に会った。
渡辺は新聞奨学生をしている時に隣の部屋に住んでいた男だ。その時寮にいた仲間の中では特によく話し、それがエキサイトしてよく喧嘩にまでなった。その頃僕も渡辺も浪人していたが、僕は留学に道を変えた。明くる年になると、渡辺はその年どこの大学にも落ちてしまったが、もう一浪して明治の二文か何かに入った。
その後渡辺とは幾度か飲んだりしたけれどもどちらからともなく音信は途絶えてもう何年にもなる。そんな渡辺と夢の中で会ったのだ。
夢の中で僕はどこかの駅前を歩いていた。カメラを持って。腹が空いたので駅前にあった吉野家を見ると何故か客はみんな外国人で店内と外にあるテイブルは混んでいた。僕はそこでの食事を諦め駅を離れ、ショッピングアーケードを進んで行くと左手にまた吉野家があった。その吉野家の入口の扉といったら古くさい引き戸になっていて、下が曇り硝子で顔の高さが透明な硝子になっている。中を覗くと多きな木製の丸テイブルが一つ。そこは堀火燵になっていた。これじゃあまるで路地裏の居酒屋じゃあないか、と思った。客は全くいなかったのだが、よく見ると一人。その客は飯を食べているのではなくて昼寝をしていた。渡辺だった。ガラカラガラと引き戸を開けて僕は中に入っていった。
久しぶりに会ったのでどうしていたのだなどと話をしていると店のおばさんが「御注文は?」とでも言いたげにじっと僕らを見ていた。視線に負けて渡辺は何か無難な物を頼んだ。何を頼んだらいいのかわからなかったので僕は、お勧めをと言うと。「厚焼き卵サンドウイッチ」と強引に決められてしまって、僕はその「旨いんだから」とおばさんも渡辺も言う厚焼き卵のサンドを注文する事になったのだ。注文が聞こえると、暖簾の向こうではおやじが手際よくそのサンドウイッチをほいほいほいとこしらえ始めた。
結局食べ物がはこばれてくる間に渡辺と写真機の話になった。僕が自分のカメラをテイブルに置くと渡辺も自分のカメラを置いた。彼の写真機はオリュンパスのものだった。
実際渡辺は大学に入ってから写真を始めたと言っていた。僕は実際渡辺のカメラを見た事も、渡辺が撮った写真を見た事もない。
そのさびれた居酒屋風もしくは蕎麦屋風の吉野家で何やかやと話していたのだけれども、僕らが新聞を配っていた毎日がなんとなく終わったように、この夢はサンドウイッチも食べぬまま、なんとなく終わった。

..............................................

昨日の晩にコカコーラダイエットレモンなるものを見つけた。
元ルームメイトと思わず買ってしまったけれど
僕はあまりコカコーラを飲まない。
小さい頃は親から禁じられていて、ほとんどコカコーラを
飲む事もなく、それが癖の様になりそのまま大人になったので
あまりコカコーラに思い入れもなく、飲みたくなる事もないのだ。
それでもその珍しいコカコオラダイエットレモンを購入した。
早速飲んでみたのだけれど、あまり美味しくなかった。

***********************************

僕はたまにリアルプレイヤーで音楽を聴く。
お気に入りの番組はネットラジオだ。
ジャンル分けされた各番組は、
そのジャンルの音楽をずっと流している。
ネットラジオのいい所は画面にその時流れている音楽のタイトルとアーティスト名が出ている所だ。
そのおかげで良い音楽が流れればそれをノートに書いておくのだ。
今日は久しぶりにネットラジオを聴こうと思って
青いマークのリアルプレイヤーをクリックした。
ネットラジオに合わせると、
「長年ありがとうございました」みたいな事が書いてあり
ネットラジオの配信自体終わってしまったと告げていた。
せっかく気に入っていて、便利なネットラジオ。
すこし寂しい。
新しくネットで聴けて曲名もわかるラジオ番組を探さなきゃ。

..............................................

当たり付きの自動販売機で当てるというのは並大抵の事じゃない。
昨今当たり付き自動販売機自体が少なくなってきたが
ジュースを買う時少しドキドキしたりする。
当たりかどうか確かめるまでその場を去れない。
僕がもう一本ジュースを当てたという記憶はほとんどないが
それでも2、3回はあったと記憶している。
その中でも強烈におぼえているのが
中学生の時分。夏祭りの夜の出来事。
僕はあまり自動販売機でジュースを買う子供じゃなかったけれど
その夜はどうにも喉がかわいて近くのゴルフ練習場まで行った。
そこにはジュースの自動販売機があったのだ。
行ってみると自動販売機のジュースのほとんどは売り切れで
飲みたかったスポーツ飲料とか爽やかソオダ系とは裏腹に
ピーチネクターしかなかった。
近くに他の自動販売機がある訳じゃなかったので
僕は仕方なしにピーチネクターを買うと、当たってしまった。
ではもう一本。と、思ってもチョイスはピーチネクターのみ。
だからピーチネクターをもう一本。ゴトン。
そしたらまた当たってしまったのだ!
結局そのときあまり飲みたくなかったピーチネクターを
三本も手にした中学生は夏祭りの夜
ゴルフ場の前で素直に喜べない複雑な心境で立ち尽くした。








2001年10月18日(木)



 コンタクト

コンタクトレンズって厄介だ。
目に合わない日なんて何をする気も起きなくなる。
そのうち頭まで痛くなったりして最悪なのだ。
そして今日はやはりコンタクトが目に合わない。ううう。
だのにパソコン使っていたら目が悪〜くなる。
と、いうことでちょっと目を休めます。
...................................................

友達を空港に送りに行った。
空港に行く途中に発電所が見えるんだけど
夜の発電所ってなんだか不気味。
黄色いライトで激し過ぎる程ライトアップされてて
煙とか出てて。
A-Mountainの南に刑務所があるんだけど
あそこもかなり不気味。
刑務所だからか、窓がない。
見るだけで恐ろしくなるビル達。

僕はあまり甘い物は食べない。
いつからこうなったのかおぼえてないけれど
子供の頃は甘い物は結構好きだったのに。
でもごくたまーに甘い物を食べたくなる。
それはアイスクリームだったり、ケーキだったり
とにかく固形の甘い物が食べたくなる。
普段食べないせいで家に甘い物といえば砂糖と蜂蜜くらいしかなく
もちろん蜂蜜をそのまま食べる訳にもいかないしで
全くをもって困ってしまうのだ。
甘い物〜

この街は前にも書いたかもしれないけれど
街自体が星を見やすい様にライトを規制している。
だから夜は星がすごい。
オリオン座のベルトの真ん中の星から下に視線を移すと
縦に星が三つならんでいる。
その三つの星の真ん中が赤いオリオン大星雲。
その三つの星さえ見えるくらいここの夜空は綺麗なのです。
夜空を見上げてためいきひとつ。ハァ。






2001年10月17日(水)



 忘れ

11日にSETI(地球外知的生命探査)のディレクターの特別講義があったのすっかり忘れてて、今日大学の新聞に記事が載ってて思い出した。失敗したー。絶対行きたかったのに。
ジョディー・フォスター主演の「コンタクト」と言う映画を知ってますでしょうか?故カール・セーガン博士が「コンタクト」を原作する際に主役はそのディレクターのおばさんをモチーフに書いたらしいです。
何でもあと二十年で地球外生命探査の結果が出るのが濃厚らしい。

今日は風が強い。
風が強い日は砂漠の砂が舞って街が砂っぽくなる。
北のレモン山も砂でくすんでハッキリと見えない。
今日も毎日と同じく晴天なり。

ネットサーフィンが日課の様になっている。
色々なHPを見ていた結果、僕の好みのHPとはユックリ系だ。
ただひたすらにカッコイイページは見てすごいと思うけど
あんまり心に残らなかったりする。

さっき見たHPは結構ダークだった。
「死」についていつも考えている様な人のページで
綺麗なページなんだけど暗くなった....。


2001年10月16日(火)



 銀木犀

今日キャンパスを歩いているとあの香りが。
そういえば去年もモダンランゲージのビルの隣で「ああ、いい香りだ」などとその花をクンクンとかいでいたのを思いだした。
はじめは金木犀かと思っていたんだけどどうも花が白い。
去年は友達と「花が白いからギンモクセイだね」
なんて冗談を言っていたけど本当にあるらしい、ギンモクセイ。
金木犀の母種で、匂いは少し金木犀より劣るという。
でもいい香り。かげて満足。少し幸せだなあ、と思った。
学校のカフェで珈琲を飲んだ後てくてくと物理のビルへ。
そうしたら物理のビルの入口の所にもギンモクセイが。
灯台もと暗し。

帰りにサウスウエストスーパーで買い物をして
帰ろうとしたら並びに赤十字のリサイクルショップがあるのをみつけた。
レコードが50セントだったのでまたあさって、
シックだとかラムゼイ・ルイスだとか数枚購入。
聴いてみたら結構当たりだった。

2001年10月15日(月)



 

僕は夢をよく見るほうだ。
しかも結構おぼえていたりする。
例えば昨夜見た夢はコブラに顔を噛まれた夢。
カゴの中に入っていた2匹の蛇の内の一匹が
スルスルと出てきて僕の顔に噛みついたのだ。
僕はといえば蜂と違って刺なんて残らないのに
刺抜きを持って鏡を見て刺を探していた。
その後キンカンを抜っていた。
おかしな夢だ....。

小学生の時、幼馴染みの野本君の家に泊まった夜、蛇の夢を見た。
茶色い落葉の上に張ったテントの中に僕はいたのだけど
テントの隙間からかなりアグレッシブな形の蛇が入り込んできた
日本にはいないような蛇だった。
蛇は僕の左足の弁慶に噛みついた。
夢の中で僕はそれが毒蛇だとわかっていたので、あせった。
かなりの冷汗をかいて起きた僕は噛みかれた左足を見た。
長ズボンの左足だけが膝の所まで捲れていた。

僕は蛇が苦手だ。

昨日はテクノをやってるクラブに行こうとしたんだけれど
キャンセルになって友達の家で12時半まで話した。
昨日は胃の調子が良くてビールを飲んでも不快ではなかった。
それもあってビールを三本も飲んだ。ちょっと上機嫌。
その後元ルームメイトの家でソフトバレーを聴きながら
もう一本。ウイ〜。

今日は午後二時くらいに起きて、夕方から友達と図書館で勉強。
お腹が空いたので僕が久しぶりに友達のためにパスタを作った。
バジルのパスタ。
友達の作ってくれたサラダはおいしかった。
入れてくれた珈琲も美味しかった。
食べるだけ食べたら眠うくなった。

友達の家でボーっとしてた時「壁」の事を思い出した。
僕の通ってた中学校の前にあった壁の事だ。
その壁は少し斜めで土手みたいな壁だった。
壁の向うはない。というか、壁の上がもう地面なのだ。
そしてそこには林が広がっている。
だから壁を上るとそこは林。
中学校の前にあるだけあって、
中学校の頃、その傾斜のついた壁を走って登ったりした。
今年の夏、選挙の投票所が中学校だったので行ってみると
そこに壁はなかった。その替り住宅街になっていた。
小綺麗な西洋風の似通った家が数軒並んで建っていたのだ。
林もなくなっていた。
あの時は特に何とも思わなかったけれど、
今日ふと「壁はもうないんだ」と思うと寂しい気分になった。

2001年10月14日(日)



 めっきり秋

そういえば「めっきり」って言葉あまり聞かないから
たった今自分で「めっきり秋だなあ」と言ってみて新鮮。
何回か言うと、これって使い方合ってるのか?なんて錯覚。
めっきり秋も深まったって言うよね。
でも普通若い人が話し言葉ではなかなか言わない。
めっきり。

この街にもこの街なりの秋がやってきた。
夜も零時を過ぎるとかなり寒い。
朝も朝で半袖だとちょっと無理がある感じ。

昨夜は友達の家に友達二人の髪を切りに行った。
少数の友達の中で、僕は床屋だ。
チョキチョキチョキと切っていく。
チョキ。

サウスウエストスーパーマーケットっていうスーパーがある。
他のアメリカンスーパーの例にもれず結構大型のスーパー。
サウスウエストの特徴は、とにかく安い。
特の野菜が安い。でもトマトとか見ると何だか奇形だったりする。
見かけが悪いのをサウスウエストが買っているのか?
あと、メキシコ人が沢山買いに来る。
メキシカン系の食材が安い上に充実しているからだ。
昨日サウスウエストの広告が入った。
「日清インスタントヌードル10個で$1」って書いてあった。
今日か明日買いに行ってこよう。
ここ10日くらい牛乳も飲んでないから牛乳も。
でも牛乳はサウスウエストで買いたくないって感じ。

友達と四人とJR車両基地に行って
どれが一番速くて捕まりづらいかなあ、と考えたあげく
止まっている高崎線(東海道線と同じ色)をジャックした。
そんな過激な夢を見たよ。

フライズというスーパーがあるんだけど、
ジムに行った帰りにフライズで牛乳を買った。
1ガロン。イコール3.75リットル?たぶん。$1.40くらいだった。
久しぶりに飲む牛乳は旨い!
いくらアメリカの牛乳の味はうす〜くっても旨い。
あまり飲みすぎてお腹をこわさないようにしなきゃ。




2001年10月13日(土)



 大失敗

昨日は寝たので午前二時から十時のクラスまでずっと天文学の宿題をやっていました。時間かけたのでそれなりに燃えつきたっていうか、出来なかったならできなかったなりの満足はあった。
しかし!!正午からの力学のクラス。
毎週金曜のクイズのために勉強してったら
いつも授業終わり20分前に配られるクイズなのに
授業の始めに配られるじゃないですか。
「今日はいつもと違うなあ。」とのんびりクイズを手にとると
ズッシリ。クイズじゃなくてテストでした。
ヤベー。やべー。ホントやばい。
クイズのために勉強した事が何とか生きて一応全部書けたけど
でもあとテストふたつとファイナルテストがあるから
何とかなるかも。本当にドジを踏んだ。今日は。
つかーん。って感じ。

そして空は青い。
空気は気持ち良くて。

昨夜午前二時過ぎに東の空を見たら
綺麗な受け月だった。
「受け月」っていう言葉はつい三日くらい前におぼえた
あまり見れないらしいんだけど偶然昨夜見る事ができた
「受け月」って杯の様になっていて
月にお酒をついでもこぼれない三日月の事。
美しい物を見た時の日本人の感性。日本人の発想。
そういう言葉を考える日本人の感性を愛している。






2001年10月12日(金)



 Lazy life

なんかレイズィー。
とにかく皿洗いはしたくない。って言ってしてるけど。
でもしたくないのです。とにかく嫌い。
でも食べると洗わなくてはいけない。
凝った物を作れば作る程大体洗い物は多くなる。
たまには凝ったものでも食べたいななんて思っても
このジレンマさ。
面倒臭いと思う事がありすぎるのに気づいたので
面倒臭い事を列挙するのはやめときます。
傾向としては、「家事が嫌い」ですね、僕は。
料理以外。ご所望の料理毎回作ったら家事全部やってくれるって言うんだったら作りますよ、ホント。それくらい家事ぎらい。

月日年の順に書くと10/11/01。
右から読んでも左から読んでも一緒だ。
めでたいな、なんか。

昨夜見た夢で、架空の女の子にめちゃくちゃ好かれてた。
何故かその架空の女の子っていうのは
小学校の時に他のクラスにいた
一度も話した事のない飯田さんっていう子の妹。
飯田さんに妹がいるかどうかなどはもちろん知らない。
今まで一度も話した事もない人のいるかどうかもわからない妹が夢に出てくるっていうのは摩可不思議だ。
でもしばらくの間ずーっと女の子に好かれてないから
夢の中なのに妙に嬉しすぎた。
もちろん夢なので起きた時泡の様に消えた。
残ったのは宿題への不安と寂しさだけだった。

今日は朝の六時に学校に行ったので一番乗りだった。
朝日がのぼる前の空はやけに綺麗で、写真を撮りそうになった。
でも思ったように撮れなそうだったので止めておいた。





2001年10月11日(木)



 目の日

今日は体育の日ではないけど、目の日だ。10月10日。
10
10
首を半時計まわりに90度回してみると眉毛と目に見える。
...........かなり無理があるけど、
それが目の日の理由って小学生の時に教わった。
よく見るとそうとも見えるけど、目が白眼だ。

社会人は辛い。学生とは贅沢な身分だ。
学生の生活は甘過ぎる!!!はずだった。
でも学生もかなり辛いということを最近考えている。
確かに社会人は学生より辛い。
直接自分のためじゃないのに神経と自分の時間をすり減らす事が多々あるって所が決定的に学生より辛い。
それは社会人をしていた時に充分感じた所だ。
でもだなー、社会人には休みがあるけど学生に休みなどない。
休みの日こそ精出して勉強に勤しまなくてはならないのだ!
学生の場合そうやって暇を見つけたら勉強しなくてはAは取れない。
24時間無休で「勉強プレッシャー」にさいなまれるのだ。
遊んだりしても運動しても「あ、勉強しなきゃ」みたいな。
アメリカの大学3、4年生はこんな感じです。
でも時間の自由度とか総合でやっぱり社会人の方が厳しいです。
ただ学生もそれなりの辛さがあるってわかって欲しかっただけ...

今日は良い日和だ。
空気が涼しい。空は限りなく青い。雲は真っ白い。
キャンパスの芝生の上で昼寝でもしたいくらい良い天気。
僕は昼寝をしてから勉強ループ地獄。
負けん!!




2001年10月10日(水)



 毎回題名を考えるのはつらい。

日記とかBBSとかって題名の欄があるけど
あれって結構辛かったりする。
頼むから無題で行かせてくれ!と思う時が多々ある。
ま、無題でもいいんだけど....。
ってこんな事でつっかえるから終いには胃が痛くなるんだ、きっと。

毎週火曜・木曜は朝八時から授業。
学校に行く途中にふと小学生の頃にいた並木さんの事を思いだした。
並木さんは足が悪くて車椅子に乗っていた。
原因はわからないけど(確か入院していたのだと思った)
彼女が学校に来る事はあまりなかった。
僕は並木さんと話した記憶はほとんどない。
並木さんは普段おとなしくてあまり大きな声を出す事はなかったけど
たまに親しい友達とはしゃいだりしていたのを覚えている。
その頃の僕は「おとなしい子でちょっと溶け込みにくいな」
と思ってたけれど、今思うとそれは全く逆だ。
並木さんの方がクラスに溶け込みづらいと思っていたに違いない。
僕は何もすることができなかった。
今日の朝思い出したのは並木さんじゃなくて
何というか、彼女の心の影の様なものだったと思う。
正確に言うと、心の影の様なものの事を考えていたら
小学生の時同じクラスだった彼女の事を思いだしたのだ。
並木さんは僕の事など覚えていないだろう。

今日も2クラス。
学校はストレスの原因だ。
色んなプレッシャーが渦巻く。
押し潰されないように。
じっと耐える。
クラスが11時に終わって誰かとご飯でも食べたいと思ったけれど
みんな忙しいのだなあ。
だから日の入らない家に帰る。

何度聴いても鈴木茂の「バンドワゴン」はいい。
カッコイイ。昔の事なのに今聴いてもかっこいいのだ。
少し凝ったパスタを自分一人のために作ります。
ごきげんな音楽を聴きながら。
作ったパスタ。松の実・オリーブ・ポテト・ガーリック。
スィンポー。ただの塩味なんだけど。
Lovebeatを聴きながら食べてたら
友達に「カヤマーになろうぜ」って言ったのを思いだした。
もちろん加山ーである。
パスタを食べながら「君のためにうたうよー」って雄三風に言ってみた。
に、似てねー。これじゃ駄目だ。

2001年10月09日(火)



 息抜き。

埼京線は赤羽から大宮までの間、高い所を走る。
地上4階か5階くらいの高さ。
夏にバイトした帰り。大宮に近くなって空席ちらほら
東の空をふと見ると、濃紺の夜空に黄色の綺麗な月が浮かんでいた。
そんな時ちょうどヘッドフォンから
キリンジの「サイレンの歌」が流れてきた
沢山の疲れた心と体を運ぶコトコトと揺れる電車の中
月と音が心地良くてもっとこの時間が続けばなあ、と思った

最近「癒し」について考える。
どうしたら効果的に癒えるのか。それがテーマ。
音楽、温泉の素入りお風呂、星空....
逆にはしゃいだり遊びに行くのも一種の癒やしだと思う。
帰ってきてモヤモヤが消えてればだけど。
人によると思うけど、僕の場合
心が重くなると音楽じゃ癒えないという結論。
だから風呂+音楽みたいにストレスにダブルパンチする。
それで駄目なら友達と出かける。

ここ数日胃が痛くなったりする。
結構痛い。いままでこういう痛みを胃に感じた事はないから戸惑う。
生活が不規則なのと、珈琲を前に飲み過ぎたのが原因なのか。
もしかしたらストレスかもしれない。しらない内にたまるストレス。
目に見えないプレッシャー。
自分ではそこまでストレスを感じてると思わないけど
周りの人からは考えすぎとか「take it easy」って言われるのだ。
確かに人より一つの事についてしばらくの間深く考える癖がある。
胃は無事であって欲しい。

小学生の時、同級生の友達が
「家のおじいちゃん胃がないんだよ」って言ってた。
なんでも胃癌で手術をして胃を取ってしまったらしい。
しかも「胃はてんぷらになっておじいちゃんの家に飾ってある」って。
たまにその飾られた「胃天」の事を考える。

高校一年の数学で「虚数」を習う。
iってやつ。iとiをかけると-1になる不思議な数。
物理で物の動きなどを計算すると答えが二つでてきて、
一つは普通の数。もう一つは虚数だったりする。
虚数は普通無視して答えは普通の数にするんだけど、
最近虚数の答えってもしかして
いままで世界で認められてない力なんじゃないかって思ったりする。
超能力とか、気とかそういうもの。
そういう力は世界でよく認められてないし、
そんな力を計るための物差しは現存しないから無視されているだけ。
なんてたまに考える。
もしこれが証明されたりしたらほめて下さい。







2001年10月08日(月)



 日曜日

昨日はジムに行って帰ってきてから登別の湯に入った。
Niagara Fall of Sound Orchestralを聴きながら。極楽。
勉強に行って遅く帰ってきて、遅く寝た。
だのに午前中に起きてしまった。まだ十時代だよ。とほほ。
夢でキリンジの泰行くんと一緒に登校してた。
今日はベトナム人の友達に誘われてるBBQパーティーに
夕方六時から行ってくる予定。公園でのBBQ。
彼等の作る春巻はスッゴイ美味しい。春巻あるかなあ?

パーティーだし久しぶりに綺麗にひげを剃ろうとおもって
シックのダイヤモンドブレードというカミソリを買った。
「ダイヤモンドブレードだと当社の通常刃より全然長持ちします」
って書いてあったし値段も通常のものとほぼ一緒。
もちろんダイヤモンドブレードでしょ!!
でも帰ってきたら持ってるカートリッジ(持つ所)と合わなかった!
そりゃないよ、シック....。
同じブランドだったら刃の規格は一緒にしてよ、ホント。

スポーツニュースを見ていると
「8日の大会では....」とかって書いてあるけど
8日って日本は休日なんだろうか?

オルガンバーのミックスCDを日本にいるときMDにダビングした
こっちに来て結構聴いてるけどなかなか小洒落ててよろしいです。


2001年10月07日(日)



 weekend's begun.

昨日はダウンタウンでMusic Festivalがあった。
$5でチケットを買えばどのバーにもクラブにもフリーパス。
そしてかなりの数のバンドが色々な所で演っている。
友達二人と三人でとにかく入れる所は入った。
おかげで何も知らずにゲイクラブにも入ってしまった。
奥〜の方に入っていったら "なんかおかしいぞ、これ。"
そう思ってまわりを見まわすとお兄さん方ばかり。甘〜い雰囲気。
やべー。いそいそと出口へ向かった。
あまり凄いバンドとかはいなかったけど
色んな所に入れてかなりオトクだった。
僕的にはコストパフォーマンスはプラマイゼロって感じ。

帰って友達の家で三人で午前二時からBBQ。
テクノを聴きながらかなりディープな雰囲気だぜ。
四時半に御開き。

今日はもっと寝てたかったけど午前中に起きてしまった。
そして浅草の写真をアップロード。
初めての時は読み込みに時間がかかると思いますが、観て下さい。






2001年10月06日(土)



 昼夜逆転

昨日の午後三時から十時まで寝てしまった。
もう本当に生活が逆転。
おまけに起きたとき頭が痛くて熱っぽかった。
風邪ひきそうな感じがして薬を飲んでみた。

零時過ぎから朝の五時半まで珈琲屋で勉強。
ピーチティーを飲んでいたので今日は胃痛にはならないのだ。
もう今日は授業まで寝ないと心に決めた。

2001年10月05日(金)



 まどろっこしいカレーと日記書き過ぎ

ジムに行って帰ってきたら零時半。
帰りに鳥肉を買ってきたので、さてカレーを作ろうと思った。
あまり凝らないイーズィーなカレー。
でも玉葱はスライスして長い時間炒める。
鳥肉を塊ごと三つ入れてしばらく炒め、水を足した。
次のステップでカレールーを入れる。
「カレーは大好物だし、冷凍庫に入れておけばちょっと保存きくし
多めに作っちゃえ、ふふ」と欲張りカレー。
しかし!!!カレールーの箱を開けたらそれは
ただのレトルトカレーだった!!ルーじゃない。
どうしてくれるんだこの鳥玉葱スープは!?
パッケージとか似てるから間違えたのに気づかなかった....。
取り敢えず今夜はレトルトで、明日カレールーを買いに行こう。

「ねこのいる生活」と「Atmospheric Photography」を
Photoページに更新予定でしたが、
「Summer Asakusa 2001」を緊急アップロードします。
おたのしみに。

また日記書き過ぎ。午後12時過ぎです。
カレーを買ってもうすぐ出来る。今日はカレー曜日です。
結局未明にレトルトカレーを食べたんだけど
辛口カレーって駄目だなあ。辛口カレー批判だ、もう。
辛口っていうか、結構ホント辛くてはハアハアしながら食べた。
しかも御飯は熱いんだし、辛くて熱かったら味なんてあまり感じない。
だから本当に美味しいカレーって辛いのは駄目だな。
大好きなカレーなのに今になってハッキリ辛口カレー批判するのもおかしな話だけど、お店でカレー頼んで辛かった時、食後に感じてたあのモヤモヤはこれだったんだ。あの大好物な筈のカレーを食べたのになーんか不完全燃焼っていうか、あの感じは。




2001年10月04日(木)



 立ち直る。+アルファ

午前1:30
元ルームメイトとラケットボールを激しくしてスッキリ。
かなり立ち直った。前を見てまた勉強。

梅ガムを日本から買ってきた。
梅ガムが嫌いなひとなんていない。みんなの梅ガム。
すぐ味はなくなるけど確かに梅だ。
僕はガムやアメはあまり食べないんだけど
たま〜に食べたくなるのです。
で、今日はそのたまに。だから梅ガム。

午前4:30
洗濯していたらもうこんな時間になってしまった。
人々がみんな眠っている時にごそごそと起きている生活。
こんな事してるといつか体こわすな、きっと。

僕の住んでる街ツーソンでは紅葉は見れない。
まず昼は暑過ぎて、夜は寒涼しい気候が違う。
だからか広葉樹は皆無なのです。
北のMt.Lemmonという山はかなり高いから、
上の方に行くと気候が違う。
サボテンが無くなって、木が沢山生えた森。
山の上まで車で一時間くらいかかるけど
どうしても行きたい。
「しゃりしゃりしゃり」と落葉を踏みたい。
落葉の上に寝っころがりたい。冷たい空気を感じたい。

夜中に一人でこんな事を考えている。


午後2:45
一日に何回も日記を書きたくなってもう時記みたいな感じだ

朝の五時くらいまで起きてたけど
授業のためにしっかりと九時起き。
イヤな夢を見た。
コンタクトつけるのを友達に無理矢理手伝われて
コンタクトを割られちゃう夢。
夢の中で大袈裟に泣き崩れてた。(笑)

目が疲れてるからか頭が痛くて重くて
天文学の授業が身に入らなかった
っていうか、あの先生説明するのも書くのも速過ぎ。
力学の授業は身になった。

帰りに古本屋に寄って25セントレコードを物色した。
ソウルを三枚、ホール&オーツ、ラテンドラムのレコード
ドーナツ盤のソウルを一枚購入。計1ドル50セント也。
その上ついこの前出来た楽器屋を覗いた。かなり凄い。
ツーソンナンバーワン楽器屋だな、あれ。
スリップマットを購入。
で、家に帰ってきてサンドイッチを作りながらレコードを聴く。
外は風。秋の雰囲気。

2001年10月03日(水)



 1)こっちは十五夜だった 2)絶望

1)
はぁ(ため息)
あと四時間半でテストがはじまる
昨日の夜は友達二人と珈琲屋へ勉強しに行った
今回は僕には珍しくミルクをコーヒーに入れた
おかげで前みたいに胃がきりきりしない
でもプレッシャーのせいか少し胃の調子が悪い....

珈琲屋に行く途中、空には綺麗な満月が
友達が「今日は十五夜」だという
シンガポールでも月餅を食べて祝うらしい
数年前はルームメイト達と
ちょっとした十五夜パーティーなんてしてた
あの余裕がある頃が懐かしい。
あと少し。勉強!!!!

2)
駄目だった。テスト大失敗。もう駄目だ。
このクラス1学期に3回しかテストがないから
もうどうにも取り戻しようがない。致命傷。
どうしよう。マジで泣きたい。でもドライアイで涙も出ないよ。
泣くだけで済めばいいけど、これって本当は自殺ものの大失敗。
あまりにショック過ぎて沈むに沈めない。ああぁ

2001年10月02日(火)



 また午前様→眠れない病

昼間勉強するっていう習慣がないから
しっかり勉強するといっつも夜が更ける
下手すると夜は明ける
アリゾナ大学病院図書館は24時間開いていて
大学のメインライブラリーより明るくて静かだ
でも零時を過ぎると殆んど人気がなくなる
病院図書館は病院とくっついていて
カフェテリアに行くには病院の中に入らなくてはいけない
カフェは10時に閉まるんだけど
自動販売機で飲み物を買う為カフェテリアへ
ひたひたひた.....と歩いていった
やっぱり病院、明るいけど人気がなくて恐かった
"patient building"って通路に通じるドアがあって
ああ、病棟か。と思った。「病棟」って響き恐い。
角から医者が出てきてビクッとした。小心。


う〜.....眠れない。今7:00am。
あと二時間眠れるから頑張ろうかなあ。
風がやたら強くて松の木が壁にこすれる音が気になる。
どうしてるかと思って日本に電話したけど
ダメダメテレカのせいで日本まで届かなかった。
やっぱり安いテレカはそれなりだ....。
眠ろうとすると色んな事が頭に浮かんでどうにもならない。
もう外明るいし。

2001年10月01日(月)
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