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2021年04月30日(金)
まちづくりをみんなでやりましょう、は続かないかな

全国、どこでも「地域おこし」「まちおこし」が盛んであるが、
私が長年携わってきた「まちづくり」に関して、
アドバイスをいただきたい、というメールが届いた。(汗)
う〜ん、どうして私?、とも思ったが、
いままでいろいろな仕掛けをしてきたが、なかなかうまくいかない、
一瞬盛り上がるけれど、なかなか長続きしない・・など、
自分たちのしてきた活動の課題と悩みが綴られていた。
確かに、全国各地で「まちづくり」と称する市民活動があり、
ケース・バイ・ケースだから、助言は難しいと思いながら、
「アドバイスにならないかもしれないですが・・」と前置きして、
「まちづくりをみんなでやりましょう、は続かないかな」と書いた。
(ここからは、あくまで私的意見なので、ご理解願います・・)
私の経験から考えると、今でも元気に続いている団体は、
誰かが自分の楽しみとして始めた活動が、自然と広がっていき、
一人増え、二人増え・・気付いたら、団体(組織)になっていた、
そんなパターンの「まちづくり」がいいような気がする。
全国で活躍している、プランナーを否定しているわけではない。
だけど、まちづくりが地域住民の「文化」として残る活動が素敵だ、
と今更ながらに思う。
結果なんていつ出るか、わからないけれど、地域の文化として
まちづくりが根付くといいね。



2021年04月29日(木)
球辞苑は、映像と数字と経験値が語れる番組

あまりテレビを見ない私が、楽しみにしている番組、
それが「球辞苑」という、野球好きにはたまらない、
とてもマニアックというか、オタクというか、
ここまでやるか、というテーマがお気に入りの番組。
野球を知らない、野球に興味がない人にとっては、
どうしてこんな番組が人気があるのか、と思うだろうが、
その番組の魅力について、元千葉ロッテマリーンズの捕手だった
里崎選手がこうコメントした。
「球辞苑は、映像と数字と経験値が語れる番組」
映像と数字・映像と経験値・数字と経験値・・では物足りなく、
この3つの要素が、バランスよく構成されていることが大切。
これってビジネスにも言えることかもしれない、とメモをした。
「生産者」と「商品の質」と「口コミ」が揃った時、
人気商品として評価されることになる。
そしてその評価が継続されることにより、
、ベストセラー商品から、ロングセラー商品になるんだよなぁ。



2021年04月28日(水)
一枚の写真は無眼の宇宙

NHKラジオ「眠れない貴女へ」パーソナリティは、
直木賞作家の村山由佳さん。
小説家という、言葉を使う仕事をしている彼女が、
「写真」について、こんなコメントを残してくれた。
「言葉は意味を限定してしまう道具。
一枚の写真は無眼の宇宙というか、
見る人によって受け取り方が自由じゃないですか」
ほぼ定点観測に近い撮影をしている私にとって、
とても嬉しいコメントだった。
同じ場所なのに、時間・季節などにより、
景色が違うように見えることは、私が一番実感している。
では、その投稿を見る人にとってどうか、と考えていたら、
同じ一枚の写真なのに、感想が違うことに驚いた。
その写真に触れた時の気分だったり、体調の良し悪しで、
撮影した私とは、違うイメージを感じてくれるのも楽しい。
確かに「一枚の写真は無眼の宇宙」なんだよなぁ。



2021年04月27日(火)
僕のフリをする誰かに起きているみたいだ

映画「コントロール」(アントン・コービン監督)から。
「絶望的な歌詞や独創的な曲調で、内面に孤独と苦悩を抱えながら、
わずか23歳の若さで自ら命を絶った伝説のロック・ミュージシャン、
イアン・カーティスの短くも波乱に満ちた人生を描く音楽伝記ドラマ」
この作品の説明で、私はロックシンガー「尾崎豊」さんとダブった。
観終わって、そのイメージはちょっとズレていてホッとしたけれど、
物語中、主人公のイアンが呟くシーンがある。
「すべての出来事が、僕ではなくて」と前置きをして
「僕のフリをする誰かに起きているみたいだ」と。
自分で自分がコントロールできなくなる状態は、誰にだってある。
その気持ちをうまく表現しているな、と感じ、このフレーズをメモした。
傍にいた女性は「あなたといると混乱するの」と戸惑いをみせる。
言い換えれば、自分だけでなく、まわりの人にも影響を与えた。
全編を通して、モノクロ(白黒)映像というのも、
前出の「尾崎豊」さんと、醸し出す雰囲気が似ている理由だろう。
タイトルは「Control」だけど、主人公は「lost contorol」
この違いを、私はどう解釈すればいいのだろうか。
ちょっとした生き方の哲学にもなりうる「自己制御」は、
これからのキーワードになる予感さえする。



2021年04月26日(月)
人類のうぬぼれた愚かさを実証するもの

「ペイル・ブルー・ドット」
この言葉に反応できる人は、天文マニアか哲学者かもしれない。
宇宙から撮影された地球は、美しいブルーの惑星であるが、
地球との距離は、さほど遠くない。
それでは、地球が撮影可能な距離は、どれくらいだろうか、
そんな興味がつきないが、約60億キロメートルだという。
1990年にボイジャー1号によって撮影された地球の写真、
それが「ペイル・ブルー・ドット」(Pale Blue Dot)である。
撮影された地球が淡く青い点(a pale blue dot)だったから、
この写真自体が「ペイル・ブルー・ドット」と名付けられた。
「はるか彼方から我々のこの小さな世界を捉えたこの写真ほど、
人類のうぬぼれた愚かさを実証するものはないだろう」と、
カール・セーガンは著書「惑星へ(原題:The Pale Blue Dot)」に
記したとされる記事を読んだ。
地球自体は、氷河期へ向かっているはずなのに、
地峡温暖化が顕著に進んでしまうのは、人類のうぬぼれに他ならないし、
米国VS中国、米国VSロシアをはじめとした、大国同士の対立も、
この写真の意味を理解すれば、愚かさを感じてしまう。
以前は、宇宙から見た、水の惑星・地球の美しさに感動し、
この惑星を守らなければ・・と思ったが、
「ペイル・ブルー・ドット」を知ってからは、口にできない。
宇宙の広さから考えれば、地球は単なる点に過ぎないし、
そんな点の中で争うなんて、意味ない気がする。
一度「ペイル・ブルー・ドット」の写真、観て欲しい。



2021年04月25日(日)
ウグイスは、夕方の方が元気がいい

ほぼ毎朝「柿田川公園の今」を伝えたくて、
風景、生き物、鳥の鳴き声などを、撮影、録音しているが、
最近気づいたことの一つに、
「ウグイスは、夕方の方が元気がいい」がある。
初鳴きは、もう年が明けてからすぐ「ケキョ、ケキョ」と鳴き、
それから、少しずつ上手くなって「ホーホケキョ」と鳴いている。
しかし、他の鳥の囀りにかき消されるように、
GW前の春爛漫の季節になると、
朝の通勤途中に「ホーホケキョ」が耳に入らなくなった。
あれっ、今年はもう鳴かないのかな?と思っていたら、
仕事が終わり、帰路で歩く「柿田川公園」では、
他の鳥たちの声を遮るように、元気よく「ホーホケキョ」が聞こえる。
私はスマホのメモ帳に「ウグイスは、夕方の方が元気がいい」と打った。
こんな発見があるから、自然は楽しい、そして面白い。
そして、こんな発見を次世代に伝えていかなくちゃなぁ、と思う。
そのためにも、もっともっと観察が必要なんだろうなぁ。



2021年04月24日(土)
清水町が作ったマップに、三島の情報満載

清水町が製作した「ゴールデンルートお散歩マップ」の特徴1つは、
「清水町が作ったマップに、三島の情報満載」にある。
駅もない、商店街もない、我が町にとって、隣接していて
多くの観光客が降り立つ「三島駅」は「最寄駅」に間違いないし、
今までの行政にありがちな、自分の地域での囲い込みはせず、
逆に「地域連携」を旗印に、「作成費用はこちら持ちで、
三島の情報、掲載させてもらえませんか?」と相談を持ちかけた。
「えっ、負担金とか発生しないですか?」「はい、こちらの予算で」
「本当にいいんですか?」「はい、出来上がった時に、
三島駅前の観光案内所などに置いていただければ・・」
そんな会話をしたことを思い出す。
今回の狙いは、コロナ禍の中、ウォーキングに目覚めた観光客を
少しでも「柿田川公園」へ誘導すること。
そのために必要であれば、三島市の情報を掲載することは、
目的達成のための「戦略」、いや「戦術」レベルのこと。
清水町の税金を使って、三島市の宣伝をするなんてけしからん、と
大騒ぎする人がいたら「国や県の税金で作りました」といえばいい。
まぁ、そう言う人に限って、本人は何もしないから。



2021年04月23日(金)
これじゃ、私が無銭飲食になっちゃいますよ

清水町の地域通貨「ゆうすいポイント」がリニューアル、
ただのポイントカードから、スマホアプリやQRカードに移行し、
とても使いやすくなった。
新しいもの好きの私は、早速、スマホアプリをダウンロードし、
加盟店で利用することにしてみたが、まだ店舗の店員の方が慣れず、
誤操作をするケースが見受けられる。
そう思って、いつもはポイントを貯めるのが趣味だけど、(笑)
今回は、支払いを全部ポイントで支払います、と告げて、
店員は「はい、終わりました」とレジを終えた。
しかし、どうしても気になってスマホアプリを確認したら、
ポイントで支払いされていないことに気付き、
しばらくしてお店に戻り、こう伝えた。
「これじゃ、私が無銭飲食になっちゃいますよ」と。
もちろん、客観的にみれば、お店側の操作ミスなんだろうけれど、
しばらくの間は、加盟してくれたお店が損をしないように、
利用者の私たちが、気遣ってあげるのも必要だな、って感じた。
だって、ゆうすいポイントを利用する私たちの方が、
貯めるし使うし・・と、端末操作の手順を何度も見ているのだから。
加盟店の従業員教育のためにも、意地悪かもしれないけれど、
いろいろなケースを想定して支払いしてみようっと。 (汗)



2021年04月22日(木)
ウォーキングマップ、検証イベント

以前、制作過程を紹介した、
「三島から清水町まで、湧水を巡る、楽しむ
ゴールデンルート お散歩マップ」。
「これ1冊で迷わず歩ける」
「地元のとっておきグルメ」
「お散歩が楽しい小ネタ満載」と銘打ったマップ片手に、
GWを前に、自分でもう一度、休暇をとり歩いてみることにした。
私の性格からして、本当にゴールデンルートなのか、
三島駅に降り立った観光客が迷わず柿田川公園まで辿り着けるのか、
次回の改訂に向けて、もっと掲載したい小ネタはないか、
そんなことを確かめながらの楽しいウォーキングとなった。
ゴールの柿田川公園で、小ネタメモと記録データを整理、
消費カロリーなどもデータにとったし、ここ寄り道すると楽しい、
改訂の時は、これを地図に加えられないか・・など、
小ネタメモは驚くほど溢れた。
極め付けは「1人打ち上げ」を兼ね、ビール付きのランチ。
だが待てよ・・このウォーキング、意外と面白かったし、
「マップ検証イベント」として、活用できるかも、と
ほろ酔い気分ながら、またまたメモをした。
誰か、私の「滑舌が悪いガイド付き、マップ検証イベント」に
参加する人いないかな、打ち上げは、もちろん。(泡)



2021年04月21日(水)
便利屋になるな

歳を重ねると、いろいろな分野で頼られるのは、正直嬉しい。
けれど、それを安請け合いすると、身動きができなくなり、
ついつい、不平不満・愚痴が飛び出すことになる。
だから私は、いつ頃だったかは忘れたけれど、
「便利屋になるな」と心に刻み続けた気がする。
仕事をリタイヤしても、その考えは大切にして、
何事も「広く浅く」より「狭く深く」を良しとしてきた。
「○○と言えば〇〇さんだよね」と言われることを目指し、
「雑学王」のように、なんでも知っている人よりも、
「誰も知らないようなコツ」とかを大切にしてきた。
もちろん、60歳を超えて、こんなことも知らないのかね・・と
言われることも、よくある。(汗)
テレビ番組もほとんど観ないから、エンタメ系とか、
芸能関連、流行りものは、ほとんど知らない。(笑)
それでも、なんとか生きていけることを知っている。
長い人生で考えると「便利屋」って、何も残らないこと、
みんな知っているはずなんだけどなぁ。



2021年04月20日(火)
花端会議をはじめよう

日本初の女性樹木医・塚本こなみさんが園長をしている
「はままつフラワーパーク」のチラシで見つけたフレーズで、
「花と緑の交流セッション」と題して、この見出し。
「花端会議をはじめよう」
もちろん「井戸端会議」から発想したキャッチコピーだけれど、
とても響きが良かった。
井戸端会議とは「かつて長屋の女たちが共同井戸に集まり、
水くみや洗濯などをしながら世間話や噂話に興じたさま。
主婦同士などによる世間話のこと」であるが、
今の時代に相応しい「花を囲んで女子会」を文字にすると、
「花端会議」となる。(笑)
我が町も「サントムーン柿田川」という大型ショッピングセンターが
色鮮やかな花を、花壇いっぱいに咲かせてくれているお陰で、
この周りを歩いているだけで、ウキウキとした幸せ気分になる。
さらに、女性が春らしい洋服を身にまとい、おしゃべりしている横を
通り過ぎるだけで、男性は明るい気持ちになるから不思議だ。
(すみません、男女差別ではありませんので、ご理解ください)
だから 「今たけ・ここだけ・あなただけ」の春を演出する
「花端会議をはじめよう」のフレーズ、使ってみようかな・・。



2021年04月19日(月)
人間、カルチャーショックを受けると成長する

以前から何度も「気になる一言」の文中で紹介していたが、
独立したフレーズとして取り上げていなかったのに気付き、
改めて書き出してみた。
「人間、カルチャーショックを受けると成長する」
「カルチャーショック」とは、異文化に接したときに、
慣習や考え方などの違いから受ける精神的な衝撃、のこと。
ちょっとビックリしたという程度の驚きではなく、
こんな世界があったのか・・という発見に近い驚き。
いい話を聴いた、素晴らしい体験をした程度ではない。
今までの自分が考える常識の枠からはみ出した、
想像もできなかった慣習や考え方を知った時に
起きる心の変化こそ、成長に値するということなのだろう。
天邪鬼の私は、こう考えることもできるな、と逆を考える。
「人間、カルチャーショックを受けなければ成長しない」
自分の知らない世界に飛び込むくらいの勇気がなければ、
簡単には、精神的な成長は望めない、と。
だからこそ、一歩踏み出す勇気を持て!、と言いたいなぁ。



2021年04月18日(日)
女子プロゴルフ中継は、年齢の連呼

週末のテレビ観戦は「KKT杯バンデリンレディースオープン」
優勝は、山下美夢有選手。(19歳)
2021年のトーナメントを見ると、
最近の優勝者はたしかに若い選手が多いけれど、
選手名の後に、必ず年齢がついてくる。(笑)
驚くほど「女子プロゴルフ中継は、年齢の連呼」、
これには、違和感というよりも、笑った。
私たち世代が夢中になった女子プロゴルファーと言えば、
今回の出場選手でいえば、熊本県出身の
上田桃子さんや有村智恵さん、笠りつ子さんなど。
今回は熊本地震の復興を意識した大会として、
彼女たちの名前が、頻繁に出たのだが、
特に、最終日まで優勝争いをしていた、笠りつ子選手は、
プレーするたびに「笠りつ子(33歳)」の文字が。
若い世代が活躍していることを強調した表示だろうけれど、
観ている私でさえ、これっていいのかな?と思いながら、
ドキドキしていた。
体重などはNGだけど、年齢はOKなのかな。(汗)
プレーに、年齢は関係ないと思うんだけどなぁ。



2021年04月17日(土)
この場所にいることに幸せを感じる

ふと、水泳・池江璃花子さんの優勝インタビューを思い出していた。
「この場所にいることに幸せを感じる」
池江さんは、こんな舞台に立っていること自体が奇跡・・と言い、
溢れる涙を抑えきれなかったシーンが記憶に残っている。
平凡ではない人生を過ごして、今の地位に戻った時、
他人は、山あり谷ありの人生、波乱万丈の人生など、
いろいろな表現を使うけれど、本人にとっては、
そんな言葉では足りないくらいの経験があったからこそ、
その時の辛さを噛み締め、そして思い出しながら、
「この場所にいることに幸せを感じる」と言うのかもしれない。
先日、マスターズに優勝した、ゴルフの松山英樹さんも、
優勝インタビューで、同じ意味の言葉を残していた。
いろいろな選択をしながら、今、この場所にいること。
それが大事であり、その想いはアスリートに限らず、
私たちでも、同じように考えることはできるはず。
自分の人生を振り返り、そして、今の生活に幸せを感じたら、
「この場所にいることに幸せを感じる」とコメントしてもいい。
その場所とは、自分で選び、自分で歩いてきた道なのだから。



2021年04月16日(金)
なお文化講演会は今回が最終回です。

コロナ禍の中、リアルな講演会が、激減した。
それでも、メモ魔の私は、1時間を越える講演会が聴きたくて、
NHKラジオ第2放送の「文化講演会」を聴。いていた。
リアルでは、ほとんど聴くことがないであろう、
いろんな分野の深い知見を手軽に聴くことができる番組。
各地で行われた講演の録音を放送していた1時間の番組で、
編集はなく、まるまるそのまま放送される。
聴き逃したときは、NHKラジオのスマホアプリ「らじる★らじる」で、
何度でも聴くことが出来て、映画、読書、美術館と並んで、
私の楽しみの一つとなっていたのだが、なんと3月で番組終了となった。
いつものように楽しみに聴いていたら、アナウンサーがこうまとめた。
「なお文化講演会は今回が最終回です。
長い間お聴きいただき、ありがどうございました」
調べてみたら、初回は2014年5月4日、講師は、作家の童門冬二さん、
演題は「山陽路の黒田官兵衛」、NHK大河ドラマの繋がりだろうか。
講演会の醍醐味とも言える「ここだけの話」満載だったに違いない。
こういう時だからこそ、ラジオから流れる講演会は貴重だし、
終了するにはもったいない番組だった。
特に他の番組と比較するわけではないが、トーク番組全盛となり、
1人が自分の思いを淡々と語る「文化講演会」は、
時代にマッチしないということなのだろうか。
それとも、講演内容を録画し、YouTubeなどで流す形に変わったのか。
目から入る画像がなく、耳から入る言葉を丁寧に聞きとる楽しみ、
歩いていても聴けたので、私は好きだったんだけどなぁ。



2021年04月15日(木)
ステージに上がりたい若者たちは上がっておいで

あれっ、誰の話だったろうか、すみません、情報源不明。
ただ、このフレーズに妙に引っかかって、メモしていた。
若い人たちにチャンスを与えるには・・・そんな話だった。
夢は持ったほうがいい、しかし、執着する必要はない。
そんなアドバイスを、こんな感じで表現していた。
「夢が叶わなかったら次の夢をみればいい。
ただ、その時に痛みを感じなければ次に向かってもダメ。
一所懸命やったかどうか、それが次につながる」と。
そして、活躍するステージは用意してあげるけれど、
その上で、どのようなパフォーマンスをして、
どのように輝くかは、自分で創意工夫して欲しい、
そんなメッセージ性が、この台詞には含まれている。
「ステージに上がりたい若者たちは上がっておいで」
まずは、ステージに上がる勇気、行動力。
そして、その上で自分を輝いてみせる、表現力。
もっと大切なのは、そんな掛け声があったときに、
すぐに判断できるようにしておく、段取り力かもなぁ。



2021年04月14日(水)
今のうちらに必要なのは、真実じゃなくて矛先だからさ

映画「架空OL日記」(住田崇監督)から。
今ひとつ、映画にして何を伝えたかったのか、よくわからなかった。
ブログから、書籍、ドラマ化までは一連の流れかもしれないが、
私としては、映画となると、ちょっとハードルが高くなる。(汗)
話題を集めたから、バカリズムの原作だから・・だけでは、
何か、消化不良のまま、終わってしまった気がしてならない。
銀行のOLって、こんな感じの生活をしていますよ、って紹介なのか、
女性の人間関係ってこんなものですよ、なのか、
それとも、いつも更衣室やトイレでは、こんな話をしてますよ的な、
井戸端会議を教えていただいたようなものか。
何度も出てくる、更衣室や社員食堂での雑談、
歯を磨きながら話す、トイレでの雑談などなど。
そして極め付けは、誰かをターゲットにしての誹謗中傷。
憶測で犯人探しをし、真犯人が判明しても、
もう、私たちのターゲットは変えないぞって気持ちが入る。
「今のうちらに必要なのは、真実じゃなくて矛先だからさ」
このワンフレーズ、インパクトあったなぁ。



2021年04月13日(火)
男が女性を殴り、自転車奪う

地元で起きた事件が、テレビニュースで流れていたが、
その見出しに、えっ?、っと違和感を覚えた。
それが「男が女性を殴り、自転車奪う」
私の感覚では「男性・女性」の組み合わせか、
「男・女」の組み合わせであり、
「男・女性」「男性・女」という使い方は、
意図的にしない限り、使わない気がしている。
報道として「加害者」は「男・女」を使い、
被害者は「男性・女性」という単語を使う、
そんなルールがあるようにも思える表現だったから。
「男」と「男性」、「女」と「女性」は、
意味が違うのかもしれない、と考え調べてみたが、
こんなサイトを見つけた。
「『男』と『男性』は、ともに性別がオスの人間を
指し示している点は共通しており、
言い換えが可能なケースもある。
ただ、指し示すことができる範囲がおおむね同じだとしても、
それに付与されるイメージは異なる。
『男』よりも『男性』のほうが丁寧な表現で
印象がよいと思う人が多いのではないだろうか」
そうだよなぁ、やっぱり、意図的に使い分けてる。(汗)
履歴書・名簿などで見かける「男・女」のチェック欄も、
「男性・女性」とすべきなのかもなぁ。(笑)



2021年04月12日(月)
客観的な目をもってもらいながら正しい方向に進んでいる

大相撲、照ノ富士関、3度目の優勝から始まり、
水泳、池江璃花子さんのオリンピック出場内定レース、
そして、今日の松山プロのマスターズ優勝と、
スポーツ観戦好きには、感動溢れる2021年春となっている。
今日のSNS投稿は、松山選手のマスターズ優勝の話題で
持ちきりだろう。(誰もが書きたくなるニュースだから)
眠たい目を擦りながらの週末早朝のテレビ観戦、
そして、一番観たい場面で、いや一番痺れるホールを前に、
出勤しなければならなかった月曜日。(汗)
スマホは、ずっとスポーツニュースのゴルフサイトに固定し、
通勤途中、17番ホール、18番ホールの結果を知りたく、
結果更新のボタンを押し続け、プレイホールを意味する欄に
「F」(finish)の文字を見つけて、私は歓喜の声を挙げた。
多くの解説記事から、松山選手が今回優勝した影には、
今年からコーチを付けたことだ、とした記事を選んだ。
自己流でも、それなりの成果を挙げてきてアスリートにとって、
勝てない時期(スランプ)をどう乗り切るかは大切である。
いいところまでいくが、最後競り負ける・・が続いた彼は
「自分ひとりで何がダメだとか、フィーリングだけでやっていた部分を、
自分が正しいと思い過ぎていた」と自己分析し、プライドを捨てて
「今年からコーチを付けて、客観的な目をもってもらいながら
正しい方向に進んでいる」とコメントしている。
トップアスリートだからこそ、客観的な意見を取り入れる勇気、
必要なんだろうなぁ、とメモをとった。
ロボットみたいな正確なプレーに、客観的な目が加わり、
これから、もっと活躍する予感がするなぁ。



2021年04月11日(日)
医者はそうは言ってない

映画「マイ・バッハ 不屈のピアニスト」(マウロ・リマ監督)から。
作品冒頭に流される「芸術は痛みによってのみ完成される」というフレーズが
最後の最後まで、貫いていて、期待を裏切らなかった。
これだけの才能がありながら、無茶なことをして怪我をするのは、惜しい、
そう思った視聴者も多かったに違いない。
「新しい習慣は細い線に似ている。だが繰り返す度に線は濃くなる。
それが束ねられて太いケーブルになると、
我々の思考や行動にその習慣が深く染み込む」
それをピアニストとして実践し、大きな成果を上げた人生だからこそ、
有名になっても、酒や麻薬に溺れることはなく、
鍵盤を叩く指が大怪我をしても、前向きに捉え、努力を惜しまない。
両手が無理なら、左手だけで・・「左手のためのピアノ協奏曲」に挑戦、
しばらくして左手も使えなくなり、医者に断念を通告され、彼は落ち込む。
しかし、同伴した女性弁護士が、こう励ました。
「二度と音楽ができない」と言われた・・と投げやりな彼に、
「医者はそうは言ってない」とキッパリ。
「じゃあ、何と言った?」と聞き返す彼に、
「ピアノは弾けない、と」(言っただけよ)と、簡潔に答えた。
彼は、音楽を諦めろ、と言ったわけではないことを悟り、
指揮者として、活躍していく・・このストーリーが嬉しかった。
言葉に敏感だった女性弁護士のアドバイスは、彼に光を与えたよなぁ。



2021年04月10日(土)
作戦名は「らしいよ」、コードネームは「S-rashii」

2021年度は「イメージ戦略」に拘りたい。
作戦名は「らしいよ」、コードネームは「S-rashii」
映画「007」「M.I.P」「チャーリーエンジェルス」などで
使われる「作戦名」って、なんとなくかっこいいし、
こうするだけで、ミッションが明確になるから不思議だ。
私たちが与えられたミッションは3つ。
作戦A「柿田川の凄さはこんなもんじゃない(らしいよ)」
作戦B「柿田川公園って、実はもっともっと楽しい(らしいよ)」
作戦C「この町は、女性が活躍している(らしいよ)」
どれも我が町の特徴なのに、みんなに知られていないから。
だからこそ、磨きをかけて、本物に仕上げていく。
こういったこと、ないのにあるような嘘はいけない、
けれど、あるものの埃を払い、磨きをかけることはいい。
だから徹底的に「らしい」という噂レベルの情報を、
「らしい」を取っても不思議ではない、
言い切りの形にまで磨きをかけるイメージ作戦。
どれか興味がある作戦がありましたら、
是非、声をかけてください、お待ちしています。



2021年04月09日(金)
大切なのは今ある関係、触れられる相手

映画「ナンシー」(クリスティーナ・チョー監督)から。
「嘘をつくことでしかコミュニケーションを取ることができない女性」
それが、主人公・ナンシーだというのだろうが、
今やネットの世界では、デマや嘘は驚くほど氾濫しているし、
彼女の嘘が、そんなに社会に影響を与えているとも思えない。
人付き合いが苦手な彼女が、
他人の関心を集めるために嘘ばかりついていた、という設定は、
あまり特別感はないし、そんなに驚かなかった。
この作品を「サイコスリラー」とジャンル分けした方が、
大きな間違い、嘘じゃないのか、と思うほど。(汗)
さて、5歳で行方不明になった娘を30年間捜し続けている夫婦と、
もしかしたら私かも・・と思い込む主人公のナンシーの出会い。
お互いが、やはり人違いだったと気づいていたが、
それでもしばらく一緒に行動すると、親近感が湧いてくる。
さらに暗い表情の中に、彼女の優しい一面を見ることもある。
30年間娘を待ち続けていた女性は、やはり違ったと理解した上で、
ナンシーを抱きしめて、こう耳元で囁く。
「大切なのは今ある関係、触れられる相手。
愛してる、無条件で・・」
特に、人の温もりを感じる「触れられる」関係は、
30年間、忘れていた関係だったのかもしれない。
ハッピーエンドじゃなかったけれど、なぜか温かさを感じたなぁ。



2021年04月08日(木)
柿田川ブルーホールは、パノラマ撮影で

昼休みに、春の日差しを浴びながら柿田川公園を散歩していると、
春休みなのだろうか、学生たちの群れに出会う。
とても楽しそうで、彼らの様子を眺めているだけで、
こちらも、なんだか元気がもらえそうな気になるから不思議だ。
さて、いつものように「第二展望台」へ降りていくと、
「柿田川ブルーホール」と称される「青い湧き間」の近くで、
驚きの声が上がっている。
だけど「惜しいことに、スマホだと全体が撮れない」と不満の声が。
う〜ん、その悔しさ、わかる、わかる・・と横で頷いていたが、
照れながらも声をかけて、私も最近、覚えた裏技を教えてあげた。
普通に「写真」モードで撮影すると、ほんの僅かフレームに入らない。
これが悔しい。私も何度も経験しているから、わかる。
そんな時は、パノラマモードで撮影し、後からトリミング。
これなら、ばっちり撮影できるはずだよ、と。
本当だ、と彼ら、彼女らの喜んだ顔と弾んだ声が、広がった。
撮影方法、撮影場所など、マル秘テクニック、教えちゃおうかなぁ。



2021年04月07日(水)
人間、年齢分の速度で、1年を過ごしている

2021年も、あっという間に3ヶ月が過ぎた。
友達との会話は「1年が速いよねぇ」で会話が始まる。
もちろん、時間は誰でも同じに与えられ、差別もない。
また「お金では買えないし、貯めておくこともできない」
なのに若い頃に比べて「時の流れが速い」と感じるのは、
どうしてだろう・・と考えたことがある。
こう考えると納得できる、というフレーズを、ある本で見つけた。
(すみません、メモだけして書籍名の記録を撮り忘れました。(汗))
「人間、年齢分の速度で、1年を過ごしている」
私は、現在、時速62キロのスピード感で、時間が過ぎていく。
20歳なら、時速20キロ。80歳なら、時速80キロだ。
だから、同じ1年なのに、感覚が違うのだろう。
歳を重ねれば重ねるほど、1年が短いと感じるのも頷ける。
もうすぐ、時速63キロに、スピードが増すのだから、
事故をしたら、大怪我になる可能性も高くなる。
そうか・・時速60キロを超えたら、安全運転に限るなぁ。



2021年04月06日(火)
「楽しいよね」「面白いよね」「ワクワクするよね」

NHKラジオで楽しんでいる「文化講演会」 
今回は「子どもを伸ばす『魔法の言』」(講師・石田勝紀氏)。
テーマは「子ども」だったけれど、講演の最後に、
「ハッピーな毎日を過ごすマジックワード」と称して、
「大人に使っていて欲しい言葉」を紹介していた。
それが「楽しいよね」「面白いよね」「ワクワクするよね」
これは、彼の定義では、21世紀型というらしい。
では、20世紀型は・・「気合・根性・努力」(笑)
このフレーズ、実は私の頭の中には、いつも片隅に置いてある。
「詳しい」より「好き」、「好き」より「楽しい」方が、
そう思って行動することが、何事にも増して上達の秘訣、
そんなことを機会あるごとに伝えてきたが、
「楽しい」の同意語に「面白い」「ワクワクする」だからだ。
やはり、イベントや何かを企画するときの判断基準は、
「それは楽しいか?」「それは面白いか?」
そして「それはワクワクするか?」なんだと確信した。
これからは、頭の片隅ではなく、中心にドンとおいて、
生活していきたいなぁ。



2021年04月05日(月)
吉沢亮さんは「世界を変える」のが好き

映画「青くて痛くて脆い」(狩山俊輔監督)の主役・楓は、
あれっ、どこがで見た顔だけど・・と考えたら、
今年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主役、
渋沢栄一を演じる、俳優・吉沢亮さんだった。
偶然かもしれないが、どちらの役も
「世界を変える」というフレーズを口にする。
主役が生活する時代背景も、人間関係も違うはずなのに、
不思議なことに、現状の制度や環境に疑問を持ち、
誰もやらないのなら、自分がやる、と行動に移す時、
なぜか「世界を変える」となるようだ。
今求められているのは、批判ばかりしている人よりも、
大きな野望を持って、軸をぶらさず、進む人のようだ。
それは、男性、女性は関係ない。
映画「青くて痛くて脆い」も、最初に言い出したのは、
杉咲花さん演じる、秋好寿乃さんという大学生だったし、
今年のキーワードは「世界を変える」かもなぁ。



2021年04月04日(日)
心が完全に女になったら手術すべきよ

映画「ハイヒールの男」(チャン・ジン監督)から。
「あいつこそ男の中の男だ」と、
敵対する相手からも褒め称えられている刑事が、
実は「女になりたい」と言う欲望があり、その葛藤に苦しむ。
この設定には無理があるけど、韓国映画らしくていい。(汗)
性転換手術をするために、刑事を辞めるのだが、
先輩の女性(?)が、こうアドバイスする。
「手術するだけじゃ女にはなれない。
心が完全に女になったら手術すべきよ」と。
また、既に性転換した女性もこんなアドバイスを送る。
「変な目で見られるわ。それを感じて、
感じきって何も思わなくなったら、女になってるわ」
2人の指摘は、なるほど・・と思った。
「LGBT」と呼ばれる人たちは、まだまだマイノリティで、
世間から白い目で見られがち。
それに耐える覚悟がなければならないし、
その白い目に対して、何も感じなくなった時、
心が、女になったと言うことなのかもしれない。
主人公が、どうして女になりたいのか、理解できなかった。
女になって、何をしたいのか、それさえも・・。
ちょっと、消化不良気味の作品になってしまったなぁ。

PS.
4/4は、3/3と5/5の間だから、LGBTの日。(笑)
静岡県沼津市の大瀬まつりも、4/4で女装する。(汗)



2021年04月03日(土)
外国人との朝の挨拶は、なぜか「爽やか」

少しずつだけど、暖かくなってきたからか、
柿田川公園の朝を散策する人たちが増えてきた。
私は、誰彼となく、すれ違った時に、
「おはようございます」とちっちゃな(汗)、声を掛ける。
自分がしたいからしているので、
相手から返事がなくても、全然気にならない。
何度も顔を合わしていると、相手の方から
「おはようございます」と声を掛けられ、嬉しくなる。
そんな朝の楽しみをしながら、公園を撮影・散策。
先日、前方から外国人の女性が階段を上ってきた。
「Good Morning」と声を掛けようかな、
そんなくだらないことで迷っていたら、
彼女から「おはようございます」と大きな声で、
それも爽やかなトーンで挨拶されて、
それだけで、一気にテンションが上がったことを記したい。
「Good Morning」「Have a nice day」「Me too」と繋げ、
手を振って別れる・・が、私の妄想だったんだけどなぁ。



2021年04月02日(金)
聴こえくる添水(そうず)の音もゆるやかに

最近、柿田川・柿田川公園の「音」に興味を持って
意識的に録音をしている。
きっかけは、NHKラジオ番組「音の風景」。
「音を楽しむ先人の感性の豊かさに思いを馳せ、
そこにある空間に身を委ねてみませんか。」という説明を読み、
さらには、ししおどし(そうず)の聴きながら、
私の耳に飛び込んできたのは、5・7・5の俳句。
「聴こえくる添水(そうず)の音もゆるやかに」
その声ものんびりしていて、音だけで癒された。
「添水」とは、元は、田畑を荒らす鳥獣を音で脅す仕掛け。
流水を竹筒に導き、水がたまるとその重みで筒が傾いて水が流れ出し、
軽くなって跳ね返るときに石を打って音を出すようにしたもの。
のちに庭園などに設けられ、その音を楽しむようになった、とされる。
ついつい、自然の風景も、写真や動画の視覚が優先され、
音は、その次・・という感覚が強かったが、
最近は、まず耳を澄ませ「音」を探している私がいる。
こんなに、季節によって「音」が違うのか・・と驚きながら、
「ウグイス」の鳴き声を探している。
水琴窟の調べだったり、枯山水熊手で白砂に砂紋を描く音、
その音だけで、水のないところに水を感じる感性って、
今からでも、磨けられるものなのかなぁ。



2021年04月01日(木)
花見は、家の近くの一本の桜ではダメなのか

コロナ禍が続く中、緊急事態宣言が解除され、
コロナのニュースに続いて、花見で密になっている桜の名所が
テレビ画面いっぱいに、映し出されて違和感を感じた。
今年は自粛をお願いしているにもかかわらず、
桜の名所に、ここぞとばかりどっと繰り出す、その理由が知りたい。
私の口癖となっている「狙いは何か?」が頭をよぎった。
まさか、桜の写真を撮影し、SNSにアップするためではあるまい。
普通の人がスマホなどで撮影する「桜」なんて、ありきたり過ぎて
誰も見向きはしないのが現実だし、高いカメラで撮影したり、
ドローンなど俯瞰写真や動画には敵わないのだから・・と私は思う。
自宅の近くの公園には、桜が一本だけ咲いているが、
撮影するだけなら、それでも十分、楽しめるのに・・とも思う。
久しぶりに、嘆きにも似た、私の呟きだけど、
「花見は、家の近くの一本の桜ではダメなのか」を残したい。
それとも・・私の気付かない「花見の狙い」があるのかなぁ。
誰か教えて・・(汗)