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しもさんの「気になる一言」
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2020年03月31日(火)
「おひとり様、1個」より「2個目以降は1万円」

こんなに感染症の専門家がいるんだぁ・・という驚きと、
どの番組もほぼ同じ内容の報道に疲れ、
最近では、ほとんど「新型コロナウィルス」関連のテレビを見ない。
関連の数字だけなら、ネットで瞬時にわかるし、
芸能人をはじめ、専門家でない人の意見を聞いても、
単なる「井戸端会議」の域を超えていない、と感じるからだ。
その点、インターネットに書き込まれる「視野の広い人たち」の
自由な発想、アイデアは、根拠が必要とされるデータではなく、
こうすればいいのに・・という提案型が多い。
マスメディアの番組出演と違って、大胆な発言ができる分、
あっ、これいいな、と思う面白アイデアが満載の世界だ。
最近メモしたのは、買い占めを阻止するアイデア。
「おひとり様、1個」より「2個目以降は1万円」と表示する。
どうぞ、いくらでもお持ちください・・と書いて欲しい。
その他「マイナンバーカード」で決済できるようにして、
「マイナンバーカード」所持者に電子マネーを支給するなど・・
この機会を活用して進んでいない施策を組み入れてしまう発想は、
非現実的かもしれないが、頭が柔らかいな・・と感心する。
私たち小市民は、こんなことを考えながら、自粛を楽しみたいな。



2020年03月30日(月)
スター・ウォーズのセリフじゃないから、わからんか

映画「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」(ジョン・ワッツ監督)から。
スパイダーマンとして世界を守るか、友達との楽しい時間を優先するか、
たぶん、真剣に悩んだのだと思う。(笑)
そんな彼に、こう、アドバイスをする人がいた。
「冠をいただくものは心休まらず」
上手いなぁ、とメモしていたら、次に発せられたフレーズが面白かった。
「スター・ウォーズのセリフじゃないから、わからんか」
映画の中に、映画の台詞が引用されるケーズはあるが、
ほんの少し前までは、ほとんどが映画「ゴッド・ファーザー」から。
しかし、今回の例えから考えると、若い人たちにとって、
映画「スター・ウォーズ」に出てくる名台詞の方が、分かりやすいようだ。
でも、どんな時代でも映画のワンシーンが、引用されるところが、
洋画らしいなぁ、と思う。
邦画だと、誰もが知っていて、人生の教訓となるような台詞が少ない。
意外と、ジブリ作品とか、新海誠さんの作品などに代表される、
アニメ映画の方が名台詞が残っている気がする。
これも、洋画・邦画の違いかもなぁ。どちらが良いと言うわけではなく。



2020年03月29日(日)
本というのは友達がしないことをしてくれる

映画「最高の人生のはじめ方」(ロブ・ライナー監督)から。
「最高の人生の〜」シリーズか、と思いながら、
ラストは、ハッピィエンドなんだろうな、と予想しての鑑賞。
その部分では、ちょっぴり先入観が入りすぎたな、と反省した。
ただ、書き出したメモを眺めると、ストーリーとは関係ないが、
あっ、これ、わかるわかる・・という台詞が多かった。
それは、弔辞の一説であったり、女性を口説くときの台詞、
コンビニ店員との会話など、バラエティに富んでいた。
その中で、私が一番面白がったのは、
「本というのは友達がしないことをしてくれる。
考えたたいときに黙ってる」だった。(笑)
今や、好むと好まざるにかかわらず、情報や雑音が溢れ、
自分1人、静かな時間を持つことが難しい時代になった。
だからこそ、何もない場所で読書することは、贅沢だと言える。
それだけ夢中にされてくれる本と出会えた時、
人間は、ちょっぴり心が深くなるような気がする。
物語後半に、こんな台詞が待っていた。
「娘たちに人生の喜びは心の探求だと教えてるの」
自分の心だけは、自分で育てるしかないんだよなぁ。



2020年03月28日(土)
今年の「エイプリールフール」は「自粛」を

あと数日で、4月1日がやってくる。
「新型コロナウィルス」で緊迫した雰囲気の中、
新年度(2020年度)がスタートするが、
年に一度、嘘をついても良いという風習として、
エイプリルフール (April Fools' Day) の日でもある。
ネットで調べてみると、例年では「4月1日には、
世界中で新聞が嘘の内容のニュース記事を掲載したり、
報道番組でジョークニュースを報道したりといったことが
広く行われている。インターネットが普及してからは、
実用性のない冗談が公開されたりする」とあった。
世界中の人々が「新型コロナウィルス」対策を練っている
今年だけは「エイプリルフールだから」を理由に、
嘘の情報を流したり、シェアする行為を禁止して欲しい。
SNSなどに投稿する人の中には、今の緊張した空気が読めず、
周りが大騒ぎすることに喜びを感じる愉快犯も存在する。
もちろん、こんなことまで規制しなくても・・と思うが、
どの情報が「正しい」か「嘘」かわからないからだ。
「緊急事態宣言」が4月1日だったら、国民は戸惑うだろう。
こんなこと心配するのは、私だけかもしれないが、
こんな時だからこそ、ジョークでは済まされないことを、
国民に周知して「4/1嘘の投稿自粛」を要請して欲しいな。



2020年03月27日(金)
東京都民よ、日本国民が注目していることを忘れないで

ちょっと過激的なワンフレーズになってしまったが、
非常事態に近い日本の首都、東京には、
どんな意識を持った人たちが住んでいるのか、
週末の東京都民の動きを、全国の人々が注目している。
いや、全世界の人々と言っても、過言ではない。
3.11の東日本大震災をはじめ、多くの自然災害に対して、
地方都市の人々は、どんな時にも日本人としての誇りを胸に、
辛い、悲しい気持ちを我慢しながら、行動してきた。
例えば、東京都民の利用する電力のために、
地方都市に原発を建設し、その需要を支えてきたとも言える。
そんな彼らのために、計画停電などにも耐えてきた。
今度は、その東京都民が、日本の首都に住む日本人として、
地方に住む私たちが、さすが、東京都民と思えるような、
行動を示して欲しいと願う。
この週末、どんな東京都民の行動が飛び込んでくるのか、
期待と不安が交錯している。
とにかく地方の日本国民をがっかりだけは、させないでね。

P.S
とりあえず「緊急事態宣言」は出ていないけれど、
「緊急事態宣言」で可能となる措置を列挙しておく。
1.住民に不要不急の外出自粛要請
2.学校や福祉施設、映画館などの使用停止要請や指示
3.音楽、スポーツイベントの開催制限要請・指示
4.医薬品やマスク、食品の売り渡し要請、収用
5.臨時医療施設の土地や建物を強制使用



2020年03月26日(木)
アルビン・トフラー、恐るべし。

書籍「第三の波」(アルビン・トフラー著・
日本放送出版協会刊・642頁)から。
40年以上前に書かれたものであるが、今読み直してみると、
未来の予言書だったとも言えるほど、的確な推測がされていて驚く。
彼は、人類が今まで経験してきた二つの文明、
「農業革命」(第一の波)と「産業革命」(第二の波)を分析し、
さらに「情報革命」(第三の波)によって、
今までの生活様式がガラッと変わり、
想像もし得なかったライフスタイルになることを指摘している。
40年前、ちょうど社会人になった頃に読んだ本書は、
本当に、そんな時代が来るのだろうか、と疑いながらも、
なぜか、この書籍だけは「断捨離」の対象にならず、
ずっと私の本棚に居座り続けたことも、不思議であった。
こうして読み直すことになることを知っていたかのようだ。
今でも新しい発見があったし、当時は意味がわからなかったことも、
なぜか、今は少しだけれど理解できるようになっていた。
40年という歳月が、私を少しばかり成長させてくれたようだ。
ただ、第三の波である「情報革命」が、どんなタイミングで訪れ、
どうやって、世界規模で人類の意識改革ができるか、疑問であったが、
今回の「新型コロナウィルス」の感染拡大が、そのタイミングだった、
そんな気がしてならない。
今回のようなことが起き、多くの人が問題視することにより、
今までの働き方にも、テレワークの導入など変化が見られている。
アルビン・トフラー、恐るべし。
是非、一読をお勧めする。(目が疲れるほど長いけど。(汗))



2020年03月25日(水)
この国が滅びの道に進む前に、身代わりとなって大海に沈む船だ

映画「アルキメデスの大戦」(山崎貴監督)から。
太平洋戦争・大東亜戦争・第二次世界大戦に関する映画は、
もう数え切れないほど観てきたが、
数学的観点から「戦艦大和」の建造を止めようとしたという
この着想には、お見事というしかなかった。
しかし、私がもっと感心したのは、建造推進派の設計者が、
日本をどうやったら潔く負けさせることができるか、という
もっと先の将来を考えていたことだ。「追い詰められた時、
戦争しないと言う選択を、国民が許してくれるわけがない。
人々は日露戦争の勝利に未だ酔いしれている。
日本人は負け方を知らない人種だ。
どんな悲惨な状況になろうとも、最後の1人まで
戦い続けるようとするだろう。そうすればこの国は確実に滅びる。
だがその時、日本という国の象徴となるような
巨大戦艦があったらどうだろうか。それが沈められた時、
その絶望感はこの国を目覚めさせてはくれないだろうか」
「私はね、今日本と言う国のよりしろとなる船を作りたいのだよ」
「この国が滅びの道に進む前に、身代わりとなって大海に沈む船だ。
だから私はこの船にふさわしい名前を考えてある。この船の名は大和」
そのために採算を度外視して「巨大戦艦・大和」を作りたい、
という発想が、私を唸らせてしまった。
なぜ戦果を挙げずに沈んだ巨大戦艦の名前が「戦艦大和」なんだろう、
そんな私の疑問に答えてくれたストーリーだったからだ。
でも、建造に反対だった海軍少将・山本五十六が艦長なんだよなぁ。



2020年03月24日(火)
感染しない環境でラジオ体操

もううんざり・・と思いながらもみてしまう、
「新型コロナウィルス」の話題だけど、
知りたいのは、毎日増え続ける感染者の数字よりも、
何県のどこに住む、どんな職業の人が感染という情報よりも、
どうやったら、このモヤモヤを吹き飛ばせるか・・の方が、
知りたいんだよなぁ・・と思っていたら、
テレビ番組に出演していたお医者さんの一人が、
「感染しない環境でラジオ体操」を提案していた。
ラジオ体操自体が、バランスよい筋肉の運動になるし、
気分転換になるという説明に、私は、思わず頷いてしまった。
春から秋に、柿田川公園で楽しんでいた「ラジオ体操」も、
冬に入り、インフルエンザ罹患、右足捻挫など、
アクシデントが続き中断しているが、また暖かくなったら
始めようと思っていた矢先のコメントに喜んだ。
時間的には、朝6時30分から40分までの10分間。
(CDなどを活用すれば、時間は流動的になるし・・)
これから、日の出時間もどんどん早くなることだし、
足の様子を見ながら「一人ラジオ体操」始めようかなぁ。



2020年03月23日(月)
出るな、動くな、集まるな

「新型コロナウィルス」が新たな局面に入った。
自粛要請を受けても、イベントを開催する、
今が一番大切な時・・と専門家が説明しても強行して開催。
もうどんなことをしても、日本国民は止められないな、
そんな気がしながら、ニュースを眺めた。
頭によぎったのは、彼らは「自粛」の意味を知らない?だった。
「自粛」とは「自分から進んで、行いや態度を慎むこと」
類語には「自重」「自戒」などもある。
「自重」とは
「1 自らを重んじること。自分の品性を保ち、卑下しないこと。
 2 言動を慎んで、軽はずみなことをしないこと。
 3 自分の健康に注意し、大切にすること。自愛。」
「自戒」とは「自分の言動を自分でいましめ慎むこと」
「自粛」といえば、みんな分かる・・を前提に、
事を進めているから、起きたトラブルかもしれない。
そんなことを考えていたら、テレビで大声で騒いでいる人がいた。
「日本は、安倍総理は甘すぎる」と激昂した後、
「『出るな、動くな、集まるな』って言えばいいんだ」と。
表現が適当かどうかは別として、短いフレーズが気に入ったから、
メモに残しておきたい。
言葉って「覚えやすく、リズムがあり、短い」に限るな。



2020年03月22日(日)
メキメキ上達してきたらさぁ、楽しくなっちゃって

映画「世界でいちばん長い写真」(草野翔吾監督)から。
360度の撮影が可能な珍しいパノラマカメラを偶然見つけ、
半信半疑で撮影した写真の出来栄えに驚き、主人公は何かを感じ
360度の撮影したい景色を求めて、街を自転車で駆け回るシーン。
「結構難しいですね、360度ぐるっと撮りたい景色って
何か1つは邪魔なものがあるっていうか」と必死にロケハン。
面白い景色が撮れるから手当たり次第試してみるのではなく、
自分で納得のいく360度を探すシーンが好きだった。
そして知らぬ間に、そのカメラを使いこなして感性を磨き、
みんなの思い出となる、大きなイベントへと繋げていく。
その気持ちは、台詞では表現されていないけれど、
代わりに、主人公の従姉・温子さんが、たこ焼き器を使って、
山ほど作るシーンがあるのだが、そこにヒントがあった。
「作り過ぎでしょ、フードファイターじゃないんだから」
の言葉を受けて、それでも作り続けてこう言う。
「メキメキ上達してきたらさぁ、楽しくなっちゃって」
人間誰でも上達する時の感情に「楽しい」があると思う。
主人公も口には出さなかったが、楽しそうに見えたから・・。
それが自分の自信へとつながり、結果を出していくこととなる。
久しぶりに、残したメモの多い作品だったなぁ。



2020年03月21日(土)
「豆腐」より「豆富」がいいな

水のきれいな場所・・イコール「とうふ」と言われる。
確かに、水が命、とまで言われるくらいの食材だけど、
ビジネス的には、どうして「腐る」という単語を使うのだろう、
そんな疑問を持って、調べてみたら、
「一般的には「豆腐」。「豆富」 または 「豆冨」 の当て字」とある。
料理屋など、食べ物を扱うお店では、「腐る」というのは禁句?と
思いきや、意外と「豆腐」が使われている。
もっと調べると「そもそも、豆腐は中国から伝えられたもの。
その時、中国で使われていたのが「豆腐」という文字だったらしい。
さらに「中国での『腐』 という漢字の意味は
「固める」 とか 「柔らかい固体」 を表すから、
豆を固めたものが「豆腐」。中国では違和感がない。
しかし日本では「豆を腐らす。豆が腐る」・・などと言い、
食べ物で「くさる」は、どうもイメージが良くないから違和感がある。
豆で腐っていいのは、納豆だけ。(汗)
豆で健康になり、人生が豊かになるから「豆富」・・
そんなこじつけは、だめかなぁ。



2020年03月20日(金)
格差が小さいほど、その格差が気になるんだよ

最近「格差社会」という単語をよく耳にするが、
ラジオから流れてきた解説に、思わず頷いた。
昔はもっと「格差」が大きかった。
ちょっと前まで、大金持ちと貧乏もはっきりしていたし、
もっと遡れば「士農工商」という身分制度があり、
「格差」なんて言ってる社会ではなかった。
そんな時代の「格差」に比べれば、
今の時代はそんなに「格差」がないよね、
そんな話題で話していたら、こんなフレーズが入ってきた。
「格差が小さいほど、その格差が気になるんだよ」
本当にそうだな、と思いながらメモをした。
例えとしては「五十歩百歩」。
大した差がないのに、大きな差だ・・と大騒ぎしている、
そんな気がしてならない。
「格差」とは、同類のものの間における程度などの差や違い。
(水準・資格・等級・価格・格付け、レベルなど・・)
差が大きい時は、そんなこと考えることもなかったのに、
差が小さいからこそ、どうしてもその「差」が気になる。
昔の方が、他人と比較しなかったってことなのかな。



2020年03月19日(木)
掃除はね、家具をちゃんと動かしてするものなの

映画「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」(山田洋次監督)から。
シリーズ第三弾も「家族の不協和音」が鳴り響き、(笑)
父母の熟年離婚ばかりか、息子夫婦の熟年離婚も話題の中心に。
今は、専業主婦が少ないばかりか、共働きが当然の時代なので、
仕事と家事の両立をしている妻を見下す男性は少ないが、
「家事」という仕事を、しっかりと評価し、感謝しないと、
物語のように、プチ家出とはいえ、いざ妻がいなくなると、
掃除、洗濯、朝昼晩の食事の準備などしたことがない男性陣は、
大慌てとなる。
それを象徴した朝食の様子が、ご飯もたかず、おかずもなく、
テーブルの上には、黄色いバナナだけ。(笑)
遅く起きてきた祖父に、バナナを差し出して孫が声を掛ける。
「おじいちゃん食べる?」
その様子を見て、祖父は朝から怒りながら、
「俺は動物園の猿じゃない」と言い返すシーン。
なんだかんだ言っても、普段何もしなければ、
調理することは考えず、そのまま食べられる果物で済ます、
あっ、もしかしたら自分も・・と、メモをした。(汗)
掃除も、掃除機で見えるところだけ動かす程度かもしれず、
「掃除はね、家具をちゃんと動かしてするものなの」と
アドバイスされたシーンさえ、メモしてしまった。
それなのに「労働の後のビールは最高だなあ」と、
すぐアルコールに手が伸びるシーンも、苦笑いだった。
だから「お嫁さんのありがたみわかったでしょ」は、
ただただ頷くばかりだった。
さて・・シリーズ第4弾は、何がテーマかな。(笑)



2020年03月18日(水)
切り離すしかなかったんだよ、きっと

映画「家族はつらいよ2」(山田洋次監督)から。
高齢者の事故が目立ってきた頃だろうか。
高齢者の「免許返納」という、タイムリーな話題で、
家族ならではの「不協和音」が、いい音を響かせている。
もちろん「熟年離婚」の話題も燻り続けていた。
蒼井優さん演ずる、次男の嫁の両親も離婚していて、
夫役の妻夫木聡さんが、歩きながらこう尋ねる。
「(君の両親は)もう一度やり直せないかのか?」
それに対して、キッパリとこう答えた。
「無理ね、きちんと結んであった糸がほぐれたなら、
もう一度結び合わせることもできるかもしれないけど、
お父さんとお母さんの場合は複雑に絡み合ってしまって
切り離すしかなかったんだよ、きっと」
離婚って、そういう解釈ができるのか・・と、
妙に納得してしまった自分がいた。
「子どものために」とか「一度は愛し合ったんでしょ?」
そんな台詞を、思いっきり吹き飛ばしてしまうくらい
分かりやすい説明だった。
「夫婦」という糸が、どう結ばれていたか、
中島みゆきさんの「糸」を思い出さずにはいられなかった。
無理やりほぐそうとすると、余計に絡まるんだよなぁ。



2020年03月17日(火)
不協和音は美しい音楽を作るために必要なんだ

映画「家族はつらいよ」(山田洋次監督)から。
タイトル通り「家族ならでは」のドタバタが妙に楽しい。
どこにでもありそうな、家族の人間模様だけど、
意外にも、こんなに干渉し合う家族も少ない気もする。(笑)
そして言い合う前に、息子夫婦と別居、なんてよくある話だ。
今回は、ピアノ調律師役の妻夫木聡さんが呟いた台詞。
「ショパンのピアノ曲の楽譜をよく見るとね、
とんでもない不協和音がたくさん使われているんだよ。
つまり、不協和音は美しい音楽を作るために必要なんだ」
(略)
「僕が言いたいのは、人間関係や家族と言う楽譜にも
時として不協和音は必要だと言うことなんだ」
この台詞こそ、シリーズを通して貫いている考え方かな、
そんな気がして、メモをした。
「不協和音」があっても、美しい曲に聴こえる、
これこそ「家族」という楽譜なんだろうなぁ。



2020年03月16日(月)
世界は「微分」で記述され「積分」で読み解く

なるべく外出を控えて、YouTobe三昧。(汗)
夢中になっているのは、なぜか「数学」。
チャンネルは「予備校のノリで学ぶ『大学の数学・物理』」
今回は、学生時代一番苦手だった「微分積分」(笑)
「中学数学からはじめる微分積分」(講師「たくみ」さん。)
もっと早く、いや、もっともっと早く知りたかった微分積分は、
難しい記号の意味を知るだけでも、面白かったし、
「微分とは何か?」「積分とは何か?」という定義も含め、
「微分積分」を学ぶメリットが明確になった。
「等速」ではないものの運動を考えるとき、
自然と「微分積分」が出てくる、という話に頷いた。
「微分」とは、傾きのこと。「積分「とは、面積のこと。
この表現だけでも、わかりやすい説明だったが、
彼が、何度か口にした
「世界は『微分』で記述され『積分』で読み解く」は、
等速ではない変化を「微分」で記述し、
その変化を「積分」で予測する、と読み替えてみた。
世界に広がった「新型コロナウィルス」の感染拡大も、
等速で感染が拡がるわけではないので「微分」で分析し、
「積分」で今後を予測することができるんだよなぁ。



2020年03月15日(日)
全国のゆるキャラを観客席に・・(笑)

土・日曜日、早い時間から、大相撲をテレビで観ていた。
インターネットで「相撲ネタ」を検索しながらだったが、
誰かに伝えないと忘れられない面白いコメントを見つけ、
記しておくことにする。
単なるウケ狙いなのか、思いつきのアイデアなのか、
その真意はわからないが、私には、なるほど・・だった。
相撲に限らず、野球やサッカーなど、無観客の試合が続いたが、
この方のコメントは、こうだ。
全国では、屋外で行うイベントも中止や延長の判断され、
「ゆるキャラ」も出番なし、まさしく仕事を失った形だ。
そんな「ゆるキャラ」(もちろん中には誰も入らずに)を
観客席に並べればいいのに・・という、奇想天外なアイデア。
伝統ある相撲を侮辱するな、そういう意見もあるかもしれないが、
私は、この発想がとても新鮮だった。
地域のプロモーションにはなるし、普段、相撲を観ない人たちも、
「相撲」を知ってもらう機会になるかもしれない・・と思った。
何でもかんでも、新型コロナの感染の関係でダメダメ・・ではなく、
人間ではないもの(人形など)を観客席に並べてみる、という発想、
現実的ではないかもしれないが、大切なんだよなぁ。



2020年03月14日(土)
樹木希林の「き」だよ

自分の名前を「音」(会話)で紹介する時に、
漢字を何か、誰かに例えるのは、日本人だけなのかもしれない。
そういえば、洋画では自己紹介する時に、
スペルを聞き直すことはあっても、読み方を説明するシーンは、
皆無と言っていい。(よく、一度で忘れないな・・と関心するけど)
日本人の場合は、名刺交換以外、名前を名乗る時、
なぜか、相手にわかるように説明することが多い。
私も「下山」は「した」に「やま」、「義夫」は「ぎり」の「おっと」、
ここで気が付く人は「義理の夫ですか?」と笑いながら、
「義理の母」とか「義理の兄」は言うけれど、
「義理の夫」は聞いたことがありませんね、と突っ込むけれど。
そうやって、頭の中で、漢字を想像していくのであるが、
先日、面白い話を耳にしたので、紹介したい。
基本的には、誰もが想像できる「熟語」を引用するが、
歴史上の人物、地名なども、よく使われる。
「家康のいえ」とか「義経のよし」「駿河のする?」「沼津のづ」
などが多用されるが、時折、本人の知ってる著名人、芸能人が、
例に出されることもある。
「安倍首相のあべです」なら、まだわかるけれど、
知らない芸能人などを出されると、困ってしまう。
その中でも、一番面白かったのは「樹木希林の『き』だよ」。
名前はわかるけれど「き」が3つもあって、どの「き」かわからない。
でも私のアンテナには、しっかり引っかかったなぁ。(笑)



2020年03月13日(金)
文字だけのWEB日記で「300,000アクセス」(約19年かけて)

私にとって「継続」することは別に自慢することではないが、
この記録だけは、待ちに待ったカウント数とも言える。
「しもさんの『気になる一言』」の出発点と言えるWEB日記は、
スタートは、何か思いついたことを記録に残しておく程度の
「メモがわり」で使い始めたサイトだった。
だから、記念すべき一言は、
「2001年01月18日(木) 昔はトイレとお風呂が外にあったから
文化財の先生の話。
平均寿命が延びたのは、家の中にトイレと
お風呂が出来たから・・・。
昔は、トイレ(便所)やお風呂は外にあった。
冬は本当につらかったらしい。」
たったこれだけの一言。その後も、しばらくはこんな感じ。
あれから、パソコン通信、メルマガ、そしてSNSなどに
ネットの主役の座は確実に奪われたけれど、
やはり、私の文字好きは、ここから始まったと断言できる。
「画像アップロード」なんてボタンもあるので、
たぶん、写真と一緒に投稿できるのかもしれないが、
なぜか、文字だけに拘って「約19年」が過ぎた。
同じ内容を、メルマガやFacebookなどにコピべしたから、
直接、このサイトにアクセスする人は、ごく僅かなはず。
それでも、確実にカウントが増え続けていたから、
私以外にも、このサイトを覗いてくれる読者がいたようだ。
そんな人たちに、感謝をしながら、このサイトだけは、
システムが終了しない限り続けていこうと思う。
本当に、単なるメモだったんだよなぁ。
13日の金曜日だけど(汗)、一人で「乾杯」しようっと。

http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/plural?id=40832&num=7&rev=true



2020年03月12日(木)
彼を応援しているが、我々の応援は甘過ぎる

映画「ベン・イズ・バック」(ピーター・ヘッジズ監督)から。
「薬物依存症の息子を全力で守ろうとする母」が主役だが、
私には、彼のためというよりも、自分のため・・という印象が強い。
施設に入り、一所懸命治療しようとしている息子に、
「クリスマス・プレゼント」として、1日だけの帰宅を促すなんて、
まさしく、自分のため、としか言いようのない対応だから。
さらに、突然帰ってきた彼を責める継父や妹に対して、
「私はあなたたちに怒りを感じる。嫌ってるでしょ?」と言い捨てる。
そんな妻を見て、夫が諭す。
「彼を応援しているが、我々の応援は甘過ぎる」と。
親子だとどうしても甘くなってしまう・・だから施設に入れたんだと、
説得するが、「まったくもう、うんざり」とばかり聞く耳を持たない。
物語は、そんな場面からスタートするのだが、
その「母の甘い応援」が、大きな事件に発展していくのだから、
最初に、夫の忠告を聞いておけば・・と嘆いても仕方がない。
この作品は、私たちに何を伝えたかったのだろうか?
そればかり考えているが、あまり上手い表現が見つからない。
「母の愛」と「家族の絆」・・・まさかなぁ。



2020年03月11日(水)
「東北」というイメージを払拭するような計画

毎年恒例のように、3.11の日記、8年間分を読み直して、
今年、9年目の日記を書こうとしている。
さらに、2011年の日記を読み直すと、震災の話題ばかり。
どれだけ、私にとって影響が強い災害だったかわかる。
中でも毎年のように、新聞、テレビで特集を組み、
なかなか復興が進まない・・というコメントを読むたびに、
思い出す日記がある。
「2011年11月10日(木) ■未来が見えない社会に震災が襲った」
震災前に状態に戻せばよかった、阪神淡路大震災と違うのは、
震災前の状態に戻したら、震災当時に抱えていた過疎化が進み、
街がさびれるという懸案が解決できないことになる。
言い換えると、防災拠点や働く場所を、津波が届かない高台に
移したからといって、未来が見えてくるわけではない。
だから、東日本大震災の復興は、難しいのだと思う。
トヨタが裾野市に計画している「未来都市」のような発想で、
今までの「東北」というイメージを払拭するような計画を
首都圏に住む若者たちに作ってもらったらどうだろうか。
こんな都市が出来たら、移住してもいい・・と思わせる、
そんな、ワクワクするような「未来都市」が増えたら、
「東北」は、素敵な場所になるのになぁ、と呟いてみた。
いっそのこと「東北」という名称も変えてみたら?
そんな「概念崩し」が、私たち国民にも必要な気がする。
(今時「地方」に分けることもどうかと思うけれど・・)
先日他界した「野村克也」さんの考え方の根底に、
「固定観念は悪、先入観は罪」があったよなぁ。



2020年03月10日(火)
次郎長さんだったら・・

巷では、新型コロナウィルスに対する不安が先行して、
特に政府をターゲットに、不平、不満が噴出しているようだが、
私だったら、こうする・・と言う前向きな発言は少ない気がする。
「まだ収束の見込みはない」とか「オリンピックは無理」とか、
そんな誰でも考えそうな推測は、私は求めていない。
もし、テレビやラジオ、新聞などが、特集を組むのなら、
「歴史に名を残した人たちだったら、こう判断し、こう動く」という
企画をお願いしたい。
もちろん、歴史上の人物を身近に感じるし、その人の性格とか、
それまで経験した苦難に対して、どう対処してきたから、という
歴史の勉強にもなる。
さらに、本当に、今回の問題解決のヒントになるかもしれない。
そこで私は、清水次郎長に詳しい人にメールを送ってみた。
「こんな時世、次郎長だったらどう判断し、どう動きますかね」と。
間髪入れず届いた返信は
「次郎長さんは経済重視の人だから、病気なんか怖くない!
重症化させないで笑顔(免疫力アップ)で元気を乗り切ろう、と
音頭をとったはず。たたかれてもやったと思う。
今の日本は言い出しっぺがいないから・・ね」と、
言い出しっぺの役割だった、清水次郎長さんのことが、
ちょっぴり身近に感じたコメントだった。
正解を求めているわけではなく、いろいろなアイデア募集として、
単なる小市民の私たちの意見ではなく、大局観のある
歴史情の人物の考え方を取り入れてみたら、どうだろうか、
そんな提案である。
今年の大河ドラマ主人公「明智光秀」だったら・・と考えるだけで、
面白い情報が集まる気がするなぁ。



2020年03月09日(月)
「改革」なのだから、仕組みから変えないと

先日「テレワーク」の話題で書いてみたが、
もちろん「テレワーク」に向きでない職業、職種もある。
だから、もう少し整理してみたい。
ネットによると「テレワークが適しているのは以下のような人たち」。
「妊娠・育児・介護などの理由、身体障害、あるいはケガなどにより、
恒常的または一時的に通勤が困難な人」(今回の私の場合)
さらに職種で言えば、ほぼ毎日在宅勤務出来そうなのは、
「企画・総務・人事・経理などの管理部門、研究・開発部門の人」。
「営業やSE、サポートサービスなどの顧客対応業務の人」なども、
毎日は無理でも、週に数日は可能、と想定されている。
テレワークが可能な人たちが、移行することにより、
テレワーク向きでない人たちの働き方も変わる気がしている。
満員電車や交通渋滞が緩和されるだけでも、負担が少なくなるはず。
時間外を減らすとか、ノー残業デー、そんな小手先の「改善」ではなく、
「改革」なのだから、仕組みから変えないと・・と思う。
これこそ「地方自治体」がお手本を示すチャンスとも言える。
どこかの自治体が始めれば、きっと追随する自治体が出るはず。
あとは、トップの考え方次第なのかな。

P.S
そういった自治体の試みに対して、住民が決して
「公務員はいいよなぁ」と言わない約束が欲しいな。(汗)

P.S
テレワーク導入にあたっては、労務管理方法、
情報通信システム・機器、テレワーカーの執務環境の
3つの側面から必要事項を検討することが大切とのこと。



2020年03月08日(日)
上からの指示が降りてこなくて戸惑っていました

NHKスペシャル「40人の死は問いかける」から。
東日本大震災の3.11が近づき、多くのテレビや新聞で
特集が組まれているが、私が一番気になっていた番組は、
「大槌町・役場被災の真実」だった。
町全体で1286人が犠牲になった大槌町の役場職員、
100人ほど勤務していた役場職員の約2割(40人)が亡くなり
9年目にして、やっと重い口を開いてくれた感じがした。
私たちの「その間に何があったの?」に答えるべく、
辛いけれど丁寧に当時を思い出す姿に、心が大きく揺れた。
生き残った職員の心の葛藤が伝わり、胸が締め付けられた、
「どうして逃げなかったの?」という遺族の思い、
「なんで来ないの?」と高台で同僚たちを待った職員など、
それぞれの立場で、何がベストの判断で、
自分たちはどう動けばよかったのか、9年間問い続けてきた、
そんな特集番組だった。
その中で私が気になったのは、当時、若い職員だった人の
「上からの指示が降りてこなくて戸惑っていました」
「どうしていいか誰も決断ができなかった」
「情報集めのために、みんな右往左往している状態でしたね」
「みんな上からの指示を待っていた」という振り返り。
公僕と言われる公務員に限らず、時には上下関係なく、
「一人ひとりが声を出せる組織」を目指すべきだ、という
彼らの貴重な気付きを、我々がどう生かしていくか、
明日からの行動にかかっている気がしてならないけれど、
まずは、彼らと同じ立場の地方公務員の人たちで、
何人の人がこの番組を観たかなぁ、と気になってしまった。
後輩たちに、連絡すればよかったかなぁ。(汗)



2020年03月07日(土)
言葉を「字」じゃなくて「音」で聞きたいとか

映画「天国の本屋 恋火」(篠原哲雄監督)から。
主人公を演じる竹内結子さんが二役を演じているが、
彼女の美しさが、二人の違い、天国と現世の違いを
わからなくさせてしまっているのは残念であった。
作品内に何度か「朗読」するシーンが出てくる。
そして、こんな会話が私を「なるほど・・」とへ思わせた。
「本屋さんではね、よく店長に本を読んでもらっているの」
「なんでみんな本を読んでもらいに来るんですか?」
「どうしても他人に読んでもらいたい時ってない?
思い出が強くて1人では読みたくないとか、
言葉を『字』じゃなくて『音』で聞きたいとか」
子供たち対象の絵本の読み聞かせとは違い、
字だけが書かれている本を、目ではなく耳から入れる、
違った五感で感じることができる喜びや悲しみは、
なんとなくわかる気がする。
そう言えば昔から「詩集」は、声を出して読んでいた。
あれって、どうしてだったんだろうなぁ。



2020年03月06日(金)
チケット売り「成人ですね」・2人「えぇ、聖人なんです」

映画「聖☆おにいさん(2013)」(高雄統子監督)から。
普段、あまり漫画を読まないので、知らなかったけれど、
この作品を推薦してくれたのは、私が敬愛する70歳の女性だったし、
「聖人イエスとブッダが東京・立川で過ごす日常を描いた
中村光の人気ギャグ漫画をアニメーション映画化」との解説に、
もしかしたら、ギャグ満載?と期待して観たら、期待以上で笑い転げた。
私のアンテナに引っかかったフレーズをメモし始めたら、
「イエスとブッダ」の会話を全部メモすることになるほど面白かった。
今回ばかりは一つに選べないほど、私にはストレートに響いた。(笑)
しかし、あえて選ぶとすれば・・2つ。
一つは、2人でディズニーランド風の遊園地で、入場券を買うシーン。
チケット売り「成人ですね?」
プッダ「聖人料金があるんですか。聖人料金が設定してあるなんてさすがだね。
イエス「まったくだよ、他の神様もお忍びで来るのかな?」
チケット売り「成人ですね」
2人「えぇ、聖人なんです」(文字にして楽しさが伝わるか疑問だけど)
もう一つは、年初めの初詣・おみくじのシーン。
「おみくじ引いちゃおうか?」
(凶 はしゃぎすぎで我を忘れぬよう) (凶 年相応の落ち着きを)
「ものすごいメッセージ性を感じるね」
「うん、これは完全にばれてるよ。ここの神様に」
「とりあえず、謝って、結んで帰ろうか」
この、なんとも言えない会話が、疲れた頭を吹き飛ばしてくれる。
もっともっと好みのギャグが溢れていたアニメ版だけど、
実写版を観ようかどうか、迷っている私がいる。(汗)



2020年03月05日(木)
「痛さに鈍感」と「痛さに強い」

先週の金曜日の夜、捻挫して、土曜日痛さに耐えられず病院へ。
それから毎日の通院と、自宅での冷却、湿布、足首固定など、
先生の指示どおりに治療を続けていたら、一週間を待たず、
松葉杖2本(両方)から、1本(右足のみ)へと、移行したため、
最初の腫れを診ている先生も、驚異的な回復に驚いていた。
「ここは?」「これはどうですか?」と触診しながら、
私が「特に・・」とか「大丈夫です」と答えるものだから、
首を傾げながら「これくらい熱があったり、鬱血していると、
痛いはずなんですがね・・」というので、
「痛さに鈍感なんですかね?」と半分冗談、半分本気で
訊ねてみたら、「いやいや、痛さに強いんですね」と返された。
そうか・・とそういう表現もあるな・・と一人で笑った。
これが逆だったら、喧嘩になったちゃうな。
「私、痛さに強いんですかね?」
「いやいや、痛さに鈍感なだけでしょ・・」
こちらが「謙虚」になると、相手が嬉しい言葉を返してくれるし、
こちらが「傲慢」になると、相手は皮肉を言いたくなる。
面白いものだよなぁ、言葉って。
でも、これってコミュニケーションのコツなんだよなぁ。



2020年03月04日(水)
「家族葬」って意味を勘違いしていたかも・・

先日、公私に渡り、お世話になっている方の息子さんが亡くなり、
「家族葬」とは聞いていたけれど、知ったからには・・と、
葬祭会館へ足を運び、お通夜に参列した。
そこで知った「家族葬」の選択に、私は胸が締め付けられた。
本来なら、いろいろな役職をこなしてきた方なので、
多くの人が駆けつける普通の葬儀も検討したようたが、
大切な息子さんを亡くした奥さんの憔悴しきった様子を見て、
これは、参列してくれた大勢の前に立てる状態ではないな、
そう判断しての選択だと聴かされた。
よく耳にする「家族葬」って、故人の意思により・・など、
事前に決めているケースが多いが、実は、以前にも書いたが、
残された親族にとって、一番悲しい時に、思い出に浸りたい時に、
そして、思いっきり泣きたい時に、葬儀日程が示され、
落ち着く暇もなく、慌ただしく過ぎていくのが今の葬儀であり、
今回の経験で「『家族葬』って意味を勘違いしていたかも・・と、
深く反省させられた。
変な意味ではなく、「家族葬です」と言われたら、
申し訳ないけど、そっとしておいて欲しい・・そう解釈して、
遠くから、手を合わせるだけでもいいのかもなぁ。



2020年03月03日(火)
今の状態でしか出来ない目線

やや重い捻挫・・という、松葉杖を使う怪我をしたので、
しばらくFacebookページの投稿ができないかも、書き込んだら、
「今の状態でしか出来ない目線で、
施設の使い勝手を確認してみてはいかがでしょう?」という
コメントをもらって、なるほど・・と思った。
やっと、松葉杖にも慣れてきたので、少し外を歩いてみた。
ほんの少しの距離だけど、気付くことは多かったのでメモに残したい。
・後ろから車が来ても簡単に端に寄れないので怖い
・狭い道は、前から車が来るだけで怖い
・今まで気がつかなかった、ちょっとした段差でも怖い
・歩道イコール側溝の蓋の道路が一番怖い
・信号は青でも、赤に変わるまでに渡り切れるか心配
・歩車分離でないと、車の運転手の視線が怖い(汗)
自宅近くの平らな道だけでこんなにあるのだから、
階段がある施設では、どんなに怖いのだろう・・とメモをした。
これからまた少しずつ、最新の柿田川公園を撮影するけれど、
やはり、階段の多い展望台などは、使い勝手をチェックしてみたい。
足を怪我して松葉杖って、高齢者や車椅子の方と同じ目線になれる。
健常者が生活弱者を想定して検証するのとはだいぶ違う気がする。
そう考えると「今の状態でしか出来ない目線」って大切だな。

P.S (おまけの気付き(笑))
こちらが「松葉杖」ってわかると、ドライバーもなぜか優しい・・



2020年03月02日(月)
在宅勤務だけが「テレワーク」ではない

いくら「捻挫の治療」だからといって、
一日中、心臓より足を上にあげていることは難しく、
ベットから起き上がっては、ネットで「テレワーク」について
調べ始めた自分が可笑しかった。
「テレワークとは、情報通信技術(ICT)を活用した、
場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと」
「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語らしい。
詳しく説明すると、レポートが書けるくらい長くなってしまうので、
今回は、私なりの視点で気付いたことをまとめたい。
「テレワークは働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、
モバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など)
の3つに分けられる」
だから、私が体験している「在宅勤務」は、テレワークの一つであり、
喫茶店でも、公園でも、車の中でも、テレワークは可能ということ。
それも、毎日でなくても、2日は今までと同じように出社して仕事、
残りの3日をテレワークで出社せず仕事というケースもOK。
研修や打ち合わせ場所へ「直行」し、終わったら「直帰」する、
いわゆる「直行直帰」も「テレワーク」といえるかもしれない。
そう考えたら、ちょっとの工夫次第で「テレワーク」は実現可能。
全ての環境が整ってからでなくても、少しずつ試してみるといい。
世界に感染が広がる「COVID-19」は「働き方改革」のチャンス。
それは日本だけでなく、世界共通のチャンスでもある。



2020年03月01日(日)
「インフルエンザ」と「捻挫」のおかげで「テレワーク」体験

今年の2月初め、人生初のインフルエンザを罹患して、
たぶん、新婚旅行以来の長い休暇を取得させてもらった。
熱が下がると動きたくなったが、ここは我慢・・とばかり、
映画を観たり、読書で時間を潰していたが、それだけでなく
実は「Dropbox」を活用して、自宅で仕事の書類を作っていた。
(柿田川の撮影も、ポケモンGO!!もやらずに・・(笑))
その後、完治してからも、自宅で簡単な準備をする癖がつき、
出社後は、仕事の能率が上がり、ほぼ毎日、定時に帰宅できた。
(夕食前に、疲れを癒すお風呂・・なんて夢のような経験も・・)
そして今回は「やや重症の捻挫」(松葉杖使用)をしてしまい、
またまた、布団に入ったまんまの生活を余儀なくされている。
しかし、今回もテレビを見ることはほとんどなく、
明日からしばらくの間、少なくとも松葉杖が不要になるまで、
「テレワーク」の実験をすることになりそうだ。
言い訳になってしまうけれど、これはこれで「働き方改革」として
1日の過ごし方さえ意識すれば、けっこう自由な働き方が可能だ。
朝寝坊して、午後から夜遅くまで仕事してもいいし、
逆に、早朝に仕事を済ませてしまい、午後はのんびりもできる。
自分の体力やライフスタイルに合わせて、働き方を設計するのは、
とてもいい経験をさせてもらっている。
この機会にもう少し「テレワーク」について調べてみようかなぁ。