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2019年10月31日(木)
ラグビーとは、仲間のために体を張るスポーツ

ラグビーって、どんなスポーツなんだろうって、
日本チームが、準決勝戦の南アフリカに負けた時から、
ずっと考えていた。
試合をテレビ観戦したり、新聞などでメモしたフレーズを
振り返ったら、誰かが言った、この一言が輝いていた。
「ラグビー」とは「仲間のために体を張るスポーツ」
試合毎にヒーローが誕生する、野球やサッカーとは違い、
「トライ」1つをあげるために、チーム一丸となって動き、
仲間が最高のパフォーマンスができるように努力する、
だからこそ、トライができた時、自分も微力ながら
そのトライに貢献できた、と胸を張れるのだと思う。
ボールの位置とは全然かけ離れた場所の動きでさえ、
広い視野で観察すると、1つのトライに影響を与えている。
それを一人ひとりが意識するのではなく、
無意識のうちに体が動くようになったからこそ、
今回の日本チーム躍進があるような気がしている。
ラグビーって、こんなに感動するスポーツだったんだね、と
妻が私の隣で、感極まって泣きそうだったのが、
妙に嬉しかった。(汗) 最近、2人とも、涙もろいなぁ。



2019年10月30日(水)
映画が好きだから、映画の現場にいたい

NHK番組「プロフェッショナル・仕事の流儀」
(吉永小百合スペシャル)から。
えっ、なぜ、こんな時にスペシャルなの?と、考えてみたが、
ナレーションは「着実に近づく幕引きの時・・」と語り、
彼女の引退を匂わせるような番組に、
やや、悲しく切ない思いをしながら番組を観続けた。
もちろん、彼女の出演最新作、
映画「最高の人生の見つけた方」のプロモーションとも
言えなくはないが、1945年3月13日生まれの彼女は、
驚くことなかれ、74歳という年月を重ねているのだから、
こんな特集を組まれても、無理のないことだが、
それでも、彼女のファンの1人としては、とても寂しい。
彼女の魅力は、演技が上手い、上手くない、というものではなく、
いつまでたっても、出しゃばらない、その謙虚さだと私は思う。
それでいて、仕事に対する芯は強く、
「疲れてっていることは絶対言わないようにしている。
だって、疲れてるっていうと、疲れちゃうし・・」と言う頑張り屋。
「やがて来る最後・・自分は何を残せるか」
「今日を精一杯生きれば、明日につながる」
どうしても、そんなナレーションが耳についてしまうが、
「映画が好きだから、映画の現場にいたい」と口にした彼女の想いが、
一番心に残った。
「柿田川が好きだから、柿田川の現場にいたい」と願う私とは、
もちろん次元が違うけれど、妙に親近感を感じて嬉しくなった。
仕事って、そんなものじゃないかな・・



2019年10月29日(火)
他人の本棚を見るのが好き

何気なく流れてきたラジオ番組なので、
情報源不明で申し訳ないが、そうそう私も・・とメモをした。
本好きの人って、本が捨てられない。
たぶん、本の断捨離はできないのではないかと思う。
そんな人が、呟いていた台詞が、
「他人の本棚を見るのが好き」
別に意識しているわけではないが、本棚が気になるのである。
何かのインタビュー記事で、主役は本人なのに、
その写真の背後に本棚でも写っていようものなら、
この人、どんな本読んでいるんだろう・・と、気になる。
その人のイメージどおりの本でもいいし、
イメージと全く違う本でもいい。
どうして、こんな本を買ったのだろう・・と思いを馳せる。
たぶん「本と目があった」というかもしれない。
多くの書籍が並ぶ本屋で、その本を選ぶには、
何か自分を納得させるような理由が欲しいのだが、
それは、運命的な出会いのように、「私を読んで」と
こちらを向いているように感じるのに似ている。
必要最低限のものしか置いてない人からみたら、
よくもまぁ、こんなに・・と思うかもしれないが、
そう言われて、貶されているとは思えず、
逆に嬉しいのも、本好きだから、仕方ない。
家のリフォーム、一番の課題は本の置き場かもなぁ。



2019年10月28日(月)
学校側の連携がうまくいってなくて

映画「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」(吉田康弘監督)から。
ストーリーと関係ない箇所で、イラついたので、気になる一言。
最近、小学校でよく見かける、10歳の時の「半成人式」は、
お父さん、お母さんに感謝する「感動イベント」として企画されるが、
単に「20歳が成人式」だから「10歳は成人の半分、程度の発想が多い。
しかし、この物語にもあるように、不幸にして親を亡くした子どもや、
小さい時に、両親が離婚した子どもだっている。
そんな家庭環境が増えてきたというのに、子どもたちに、
無理やり「両親に感謝する」を前提にした企画をするから、
父親、母親に宛てた手紙を、みんなの前で披露する時になって、
子どもが傷ついていたことに気付く。
そして、ことの大きさに気付いて自宅に誤りに来ても、
もう取り返しがつかない・・そんな場面で、私はイラついた。
「すいませんでした。学校側の連携がうまくいってなくて」
「すいません・・」の一言で済むことでもないし、
「学校側の連携なんて」理由になるか・・と感じてしまった。
全てが「幸せな家庭」を前提にした授業、行事が気に掛かる。
学校側にとっては、大したことでなくても、子どもたちにとっては、
大きな傷として、一生残ると言っても過言ではない。
「成人式」の狙いをちゃんと理解した上で「半成人式」を企画し、
親への感謝ではなく、小さいながら、夢や自立に向けた企画なら、
誰もが同じ条件で参加できるのだから。



2019年10月27日(日)
富士山の冠雪確認は「目視」のみ

先日「甲府地方気象台は22日、
富士山の今季の初冠雪を観測したと発表した。
平年より22日、昨年より26日遅いという」
記事を目にした日「やっと」という想いが募った。
今年は、台風や長雨が続き、予想以上に暖かく、
「柿田川には、すでに鮎が遡上してきたのに、
富士山にいまだ雪がない」なんて、と初めてだった。
だから、いつも富士山を見慣れているはずの
静岡県東部に住む私たちも、待ち望んだかのように
写真を撮ってInsta,facebook,twitterなど、
SNS投稿をする人が多く、正直、驚かされた。
しかし、もっと驚いたのは、初冠雪確認の方法。
「山梨側から確認できたら発表」は知っていたが、
まさか「目視」だとは知らなかったから、
ラジオからこの情報を知った時は、正直驚いた。
言い換えると「いくら積雪があっても、
雲が厚く冠雪を隠していれば、目視できないから、
初冠雪の発表はできない」らしい。
山の麓の気象台や測候所から目視できた時点が
「初冠雪」・・全国のルールということだ。
61年間、富士山の麓に住んでいても知らなかった。
これもまた、私らしくていいかもなぁ。



2019年10月26日(土)
なぜ、今ここにいるのか?

町主催の「Woman’s Cafe」の企画運営を任された。
創業・起業、夢を持っている女性を限定にして、
寄り添って助言する形のセミナーが開催されている。
今回の講師は、(有)サンディオス代表の「津賀由布子」さん。
為になる話を聴講するだけの「講演会」とは違い、
その会場にいないと味わえない、独特の雰囲気も含めて、
セミナーが構成されていると考えているので、
細かい内容はあまり紹介しないことにしたい。
ただ、セミナー導入部で、講師の彼女は自己紹介の後、
参加者にも、ある項目を含めた、自己紹介を求めた。
それが「なぜ、今ここにいるのか?」。
自分はこういう人間です、こんなことしています、
という、単なる「自己紹介」だけではなく、
また、こういうことを学びたくて参加しましたという、
一般的な理由でもなく、土曜日の午前中という
体を休めたい時間にもかかわらず、自分の意思で
「なぜ、ここにきたのか?」を、他の参加者に話すこと。
そこには参加者の熱い想いが伝わってきたし、
より参加者同士の距離感が縮まった気がする。
さすが「上司の命令できました」という人はいない。(汗)
だからこそ、あっという間の3時間だったんだな。



2019年10月25日(金)
僕はスパイダーマン、でも1人じゃない、仲間がいる

映画「スパイダーマン スパイダーバース」
(ボブ・ペルシケッティ ピーター・ラムジー ロドニー・ロスマン監督)から。
恥ずかしい話、アニメとは知らずに観てしまった。(笑)
しかし、主人公の少年マイルスがスパイダーマンとして成長していく姿には、
共感する部分が多くあり、またアニメならではの魅力が出ていたと思う。
一番印象出来だったのは、ヒーローならではの「孤独感」。
自分が「スパイダーマン」だったことを誰にも言わず、知られず、
正義感をもって、1人で悪と戦うことの辛さは、なるほどなぁ、と感じた。
それが今回、何者かによって時空が歪めらる事態が発生したことにより、
全く異なる次元で活躍する、さまざまなスパイダーマンたちが集まった。
この場面設定は、とても新鮮だった。
ラスト近く「不可能だと思ってたことが今はできる。
誰でもマスクをかぶれる。君にもかぶれるんだ。
この物語でそれが伝わったらいいな」と言い切った後、
「僕はスパイダーマン。でも1人じゃない、仲間がいる」と主人公。
事件が解決し、それぞれの異なる次元へ帰っていくが、
彼たちの心には、同じ想いが根付いたはずである。
「1人じゃないってわかってよかった」
それが今回の作品のテーマなんだろうな、きっと。



2019年10月24日(木)
プロ野球「リーグ優勝したチーム同士の対決が観たい」

昨晩は、ソフトバンク3連勝で迎えた、プロ野球日本シリーズ第4戦、
勝てば、日本シリーズ3連覇という試合なので、
悔しいけれど、最後までみようと思ったら、途中で・・(涙)
仕方なく、午後9時40分頃までテレビではなく、
インターネットの「スポーツ・ナビ」を開き、
一球ずつ、手動で「更新」して、その結果を最後まで見届けた。
それほど、巷では、野球の日本シリーズに関心がなかったってこと。
テレビでは、サッカー「アジアチャンピオンズカップ2019」で、
浦和レッズの試合を放送し続け「優勝の速報」すら出ない番組も。
もちろん他チャンネルでは「ラグビーW杯」の特集が組まれていたし、
国民の関心ごとは、他のスポーツに移っていることを、
野球関係者は、危機感を持って検討する必要があると思う。
私の提案は、以前にも書いた「クライマックスシリーズ(CS)の廃止」。
一年を通して戦ってきて、ペナントレースを制していないチーム、
クライマックスシリーズを勝ち上がってきたチームが、
日本シリーズで優勝しても、素直に喜べないへそ曲がりの私。
以前にも書いたが、プレイオフは、は敗者復活戦ではない。
だから、リーグ優勝したチーム同士の対決が観たい。
なんでも、仕組みはシンプルな方がいいに決まっている。



2019年10月23日(水)
一雨一度

ラジオから流れてきた「天気予報士」の一言。
「このところ、雨が続き、急に寒くなってきましたね」と問いかけた
パーソナリティに、こう答えた。
「本当に、一雨一度、という言葉がぴったりですね」と。
辞書によると「一回の降雨ごとに気温が1度下がり、
秋が深まっていく様子を指す言葉。10月になると
日本列島の周辺は秋のからっとした涼しい空気に入れ替わり、
その後、低気圧や高気圧が入れ替わりにやってきて
短いサイクルで天気が変わるようになる」との説明があった。
徒歩通勤の私は、この言葉の意味を体感しているので、
す〜っと、頭に入ってきた。(メモしなくても、記憶に残った)
まぁ、10月特有の秋らしい「涼しさ」を感じる期間は短く、
一気に、冬に近づいた気さえする。
そういう意味では「一雨一度」どころか、体感的には
「一雨二度」とも「一雨三度」とも言えそうだ。
ただ、この言葉って、逆に「春」にも適用できそうだけど
春は「三寒四温」という言葉が相応しい。
この違い、歩いていると何となくだけど、わかるなぁ。



2019年10月22日(火)
「即位」を宣言すると、国として安定する

天皇陛下が即位を国内外に宣言される「即位礼正殿の儀」。
私の愛読書「十二国記」シリーズ(小野不由美著)では、
12の国のどこかで、王が誕生すると、
誕生した国の白雉が「即位」と鳴き、
鳳が他国の王にどこの王が即位したかを伝える、設定だから、
この「即位礼正殿の儀」が終わらないと、小説の中では、
国としては、まだ不十分というか、未完成の状態となる。
だから、自然災害があったり、国民の生活は困窮を極める。
さらに「妖魔」と呼ばれる妖怪・魔物のたぐいが出現し、
国民を襲ったりするのだが、この「即位の礼」が終わると、
国は安定し、平和で豊かな生活を取り戻していく設定。
言い換えると「退位」から「即位」までの間、
国が不安定になることを、彼女は言い当てている。
偶然だと思うが、今回の台風15号、台風19号の被害も、
彼女の設定する「蝕」と呼ばれるものではないか、
そんな思いが交錯して、今日の日を迎えた。(汗)
たかが「即位礼正殿の儀」ではない。
国内外に「私がこの国の王です」と宣言することって、
とても意味があることなんだよなぁ。

P.S
今日、皇居を跨ぐように、大きな「虹」がかかったらしい。
「十二国記」では「王が正式に登極すれば、王旗が揚り、
その新王が王宮へお入りになる時に、
「瑞雲」(ずいうん)というめでたい雲が、
民に知らせるように、綺麗に空に伸びる」設定だ。
まさか・・ここまで。



2019年10月21日(月)
あ、私がやるべきことはこれなんだろうな

以前紹介した「しいたけ占い」、毎週月曜日が楽しみになるほど当たる。
最初に「しいたけがズバリ!今週のあなたを分析」
「自分の行くべき道が少しずつ固まっていく」の青が出ています。(中略)
2019年のあなたは、メインストーリーを少し止めました。
メインの物語を「ただ頑張って進めていくこと」に
意味をあんまり感じられなくなったから。
だから、サブストーリーという寄り道のほうも大切にしました。
そして、今週の「しいたけがアドバイス!今週どう乗り切る?」で
「今のあなたは、もう一度メインの物語のほうに帰ってきています。
何となく「あ、私がやるべきことはこれなんだろうな」と、
自分が進めていくべき道がわかってきたようなところがあるから」。(後略)
どうして、単なる星座占いなのに、こんなにも響くのかわからない。
ただ、毎回、私が悩んでることを、ズバリ言い当て、
さらに、しっかりとアドバイスまでしてくれるので、
私はこの「しいたけ占い」を信じて、ただ行動していくだけ。
そういう意味では、ストレスが激減したというのが本音。
あとは、それを誰のせいにするのではなく、自分の行動判断として、
活用していくことだけ。
自分に都合の悪い、指摘やアドバイスも受け入れることができれば、
プライベートな診療医師として、活躍してくれそうだ。
最後は、その医師を「本気で信じられるかどうか」かな。



2019年10月20日(日)
あれっ、いつ、こんなに土産買ったんだろう

地元の地区協議員、一泊二泊の研修旅行。
2日目は、ちょっぴりゆっくりの8時半、集合。
横須賀新港から「猿島」に渡り、島を一周散策。
さらに、港に戻ってから、鎌倉散策へ。
「お土産は、鳩サブレーだけでいいよ」と言われたのに、
帰り支度をしたら、いろいろな場所のお土産が・・(笑)
両手に持ちきらない袋を抱え、私が思わず呟いたのが、
「あれっ、いつ、こんなに土産買ったんだろう」
静岡県東部の人は、旅行に出ると、
他の地区の人たちより、お土産をたくさん買うらしい。
全国の観光地の人にとって、私たちはとっても嬉しい存在、
という話を聞いたことがある。
まさか、そんなことないだろう・・と思っていたが、
自分で体現してしまった形となった。
まぁ、普段お世話になっている人が多いから、
買い過ぎてしまっても、いいんだけど・・。
同じこと考えて、買い過ぎてしまう人が多いんだろうなぁ。



2019年10月19日(土)
高齢者の体力では、ここまでが限界だな

地元の地区協議員、一泊二泊の研修旅行だった。
1日目は、朝7時集合から始まり、東京スカイツリー見学、
そして、浅草で昼食・散策、さらに、アサヒビール茨城工場見学、
そこから横浜へ移動して、夕食は、横浜駅周辺の居酒屋、
その後、近場のショーパブステージ、午後10時から1時間、
ホテルに戻ったのは、午後11時半。
一緒に動いていたメンバーの1人が、私にこう呟いた。
「高齢者の体力では、ここまでが限界だな」
普段の生活では、9時頃には眠たくなってしまう私も、
うんうん、と頷いてしまった。
企画側は、普段経験できないことを・・・と考えてくれたが、
参加する側は、ハードスケジュールでなくていいよ、が本音だった。
私も含め、好奇心はあっても、体力が続かないことはよくある。
さらに、前日までの疲れが溜まり、体調が不調の人もいることを、
少しだけでも意識して欲しいな。
それにしても、こんなにも夜が弱かったかなぁ。(汗)



2019年10月18日(金)
常に自分にプレッシャーをかける

最近、自分でも気づいていなかったことを
何気ない飲み会の会話で口走ってしまった。(汗)
どんな場面での会話だったのかも覚えていないが、
「退職後、気持ちの上で変わったこと、ありますか?」
そんな問いかけだったと思う。
それに対し、私が答えたのは
「常に自分にプレッシャーをかける」だった。(らしい)
(後日、こんなカッコいいこと言ってましたよ、と
教えてもらったので、発覚したのだが・・(笑))
でも冷静になって考えると、当たってる、と嬉しくなった。
再任用か、定年退職か、と悩んだ時に、
自分と何度も何度も対話して、選んだ道だから後悔はないが、
その時感じたのは、これからは誰も叱ってくれないし、
今以上に、自分にプレッシャーをかけなくてはダメ、だった。
体力的には、若いつもりでも、脳の回路は若くない。
新しいことにもついていけないし、物忘れも多くなった。
それでも、もう一踏ん張りするには、若い人以上の努力がいる。
そのためには、やはり「自分にプレッシャーをかける」かな。
潰れない程度に・・の一言が追記されているけれど。(汗)



2019年10月17日(木)
規定や手順で『管理している』と思うだけ

映画「ファースト・マン」(デイミアン・チャゼル監督)から。
私たち世代(60歳代)にとって、宇宙飛行士といえば、アポロ11号で
人類で初めて月面に足跡を残した宇宙飛行士、
ニール・アームストロング船長しか思い浮かばないくらい有名。
その彼の半生を描いた作品とあって、ワクワクドキドキ感が先に立った。
また、月面着陸50年周年を機に、新たに発掘された映像と音声で
アポロ11号の9日間を描いたドキュメンタリー映画
「アポロ11 完全版」の話も耳にしていたので、是非、
その前に観たかった、という私の想いも強かったのかも・・。
しかし私のメモは、地上に残された妻や家族の不安感が文字として
残されていた。
突発的な事故などの情報は、NASAがコントロールし、
一番心配している家族は情報が遮断され、不安を大きくさせる。
物語でも、そんなシーンがあった。
アクシデントに巻き込まれた夫の状態を知りたい妻が、
NASAの職員に、情報開示を求め詰め寄る場面。
「事態は我々の管理下にある」とNASA。
「冗談でしょう」と、苛立ちながら妻が叫ぶ。
そして、やや冷静になって、こう言い放つ。
「規定や手順で『管理している』と思うだけ。
模型が好きな男の子と同じよ。何一つ管理下にない」
何も言い返せないNASAの幹部職員たち・・印象的だった。
事件は現場で起こっているんだ・・の台詞を思い出した。



2019年10月16日(水)
あごひげ・・気になる。(笑)

今、スポーツの秋とばかり、話題満載で
どれを取りあげたらいいのか、わからないくらい楽しい。
しかし最近、気になっていることがある。
16年ぶりのNBA(バスケット)プレシーズンマッチが日本で開催され、
「死神のステップバック」で有名な得点王ハーデン選手をはじめ、
ラグビーW杯・日本代表の田村選手や解説の五郎丸選手など、
なぜか話題のスポーツ選手は「顎髭(あごひげ)」だらけ。
それもまた、みんなカッコいい、ときているから不思議だ。
今まで、そんなに「あごひげ」が目立った感じがないから、
たぶん、今、流行りなのかな?とも思うが、
「プロ野球選手」「バレーボール選手」「水泳選手」など、
今までのメジャーなスポーツには少ないから、
余計に目立つのかもしれない。
男性の私が気になるくらいだから、女性はもっと敏感かも。
さらに、ヒゲの手入れの仕方まで気になる。
口髭もそうだけど、顎髭は手入れが大変そうなのだが、
どうしているのかな。
読者の皆さん、気になりませんか?
私は今、とっても「あごひげ・・気になる。(笑)」
これって、私の好奇心かな。



2019年10月15日(火)
子ども達の好奇心、楽しかったなぁ

久しぶりに、私の嬉しい悲鳴を一言にしてみた。
今日、地元小学校の5年生(約100人)に対して、
「柿田川のすごさを伝える授業」をさせていただいた。
依頼された時「柿田川」についてなら、行政の出前講座もあるし、
私より詳しい人は、たくさんいるから・・と断ったのだが、
いやいや、子ども達に「柿田川大好き人間」が
「柿田川のすごいところ」を熱く語って欲しい・・・
そんなお願いをされて、快く受けてしまった。(笑)
結果は、資料を作っている数日間も含め、より詳しくなった分、
私自身が「柿田川」のこと、より好きになってしまった。
パンフレット等に載ってない、地元の人しか知らないこと満載の話は、
子ども達がどう感じたか、それは定かではないが、
授業が終わった後も、質問の嵐で、なかなか帰してもらえなかった。
さらにさらに、夕方、学校が終わってからの時間だろうか、
「下山さん、今日の続き教えてください」の男の子4人グループや
照れ臭そうだけど、真面目に「食について調べてます」の女の子など、
私の職場を、何人も訪ねてきてくれた。
朝から夕方まで、子ども達の好奇心に囲まれた1日、
だから、記憶に残したくて「子ども達の好奇心、楽しかったなぁ」を
気になる一言にしてみた。
「答えを教えず、調べ方を教える授業」っていいかもなぁ。
もちろん「一番いいのは、私と仲良くなることです」を付け加えました。



2019年10月14日(月)
一番いいのは、僕と仲良くなることです

以前紹介した、北海道・植松電機の社長、
植松努さんのプログ(Ameba.Blog)から。
ロケットを作っている会社の代表なのに、講演を続け、
子ども達が好奇心をなくさないように呼びかけている。
そのターゲットは、子供から大人まで幅広い。
学校の先生や両親、祖父母に対しては、子どもたちとの接し方、
そして、一番大切なこども達には、興味関心の持ち方などを講演し、
そのたびに行われる、質疑応答の時間が紹介されていた。
どうしたら、夢が叶うのか・・を、さらっと答えている。
例えば「どうしたらロケットが作れるようになりますか?、
僕も作ってみたいです」という質問に対して、
彼の答えは明確だった。
「一番いいのは、僕と仲良くなることです」
それも、ひとつの方法なんだよ、ということなのだろう。
その台詞を正直に理解し、講演が終わった後に、
なんとか、彼と仲良くなろうと努力した人が、この会社に入り、
ロケットを作る仕事に携われる近道、ということかもしれない。
どうしたら、ロケットを作れるか、という技術の話ではなく、
どうしたら、ロケットを作る機会がもてるのか、という意味で、
僕と仲良くなることが、一番いいよ、と伝えたのだろう。
この方の教育に関するプログ、毎回メモしてしまう私がいる。



2019年10月13日(日)
この道ずっと行けば、最後は笑える日が来るのさ

もう誰もが知っている、ラグビーW杯、日本代表チームが、
試合前など、気持ちを一つにする必要があるとき、
手拍子にあわせいて、全員で歌う「カントリーロード」の替え歌。
「この道 ずっと 行けば 最後は 笑える日が 来るのさ 
ビクトリーロード」・・
スコットランド戦勝利に際して、何か気の利いた一言を・・と思ったが、
やっぱり、この替え歌しか思いつかなかった。(汗)
理由は、原曲の「カントリーロード」(ジョン・デンバー)を、
高校生の頃から口ずさんでいて、今でも時々、カラオケで歌ってしまうし、
なんと言っても、出身国が違う人たちをまとめるためにも、
音楽を使ったことに、感激した。
昔から「スポーツ、音楽、食べ物は、万国共通」を合言葉に、
国際交流の仕事をしてきたから、その効果は絶大だったことを感じた。
さらに「歌のフレーズ」が短くて、簡単でいい。
誰からこの歌を発しても、すぐに他の人が続けるし、音痴でも関係ない。
とにかく、この図体の大きな人たちが、照れずに歌うだけでいい。
「スポーツはラクビー、音楽はビクトリーロード」
あとは、共通の食べ物か・・。まさか「トンカツ」じゃないよね。(笑)



2019年10月12日(土)
投稿はSNS慣れしている人に任せる

12日の早朝から地元の公民館に詰めて、
今回の大型台風で、避難してくる区民の対応をしながら、
時折、Facebookの投稿を眺めて、ウトウトしながら、13日の朝を迎えた。
面白いことに、仕事でしか発信しない人たちが提供する情報よりも、
毎日毎日、少しずつでも発信し続けている友達の情報の方が、
台風の被害がわかりやすかった。(汗)
それはたぶん、投稿に対して、ストレスもなく、目の前の状況を
どんなタイミングで、どんな情報を発信すれば多くの方に見てもらえるか、
読んでもらえるか、知らず知らずのうちに身についたのではないかと思う。
写真の撮り方も、動画の撮り方も、
それに合わせた、コメントなども的確だった気がする。
データの信憑性は、少しばかり低くなるけれど、
それでも、シェアされてきた投稿内容も、役に立つものが多かったし、
なるほどな、と思える大型台風に対する心構えも参考にさせてもらえた。
あまり慣れていない人が発信する情報は、正確なのかもしれないが、
どこか少し、こちらが欲する情報とは違う気がした。
この体験から得た気付きは「投稿はSNS慣れしている人に任せる」だった。
この投稿技能は、台風・地震の被害状況把握で役に立つ、
「市民ボランティア」としてシステム化できないものかなぁ。



2019年10月11日(金)
興味や関心をさらに伸ばす方法を教える教育

私が毎日楽しみにしている、北海道・植松電機の社長、
植松努さんのプログ(Ameba.Blog)から。
この方は、ロケットなどの部品を作っているし、
考え方が、とても理系でわかりやすい。
だからだろろうか、教育に関する話がとてもわかりやすい。
「子ども達が興味や関心を持ったときに、
調べ方や、確かめ方や、議論の仕方や、計画の立て方などの、
興味や関心をさらに伸ばす方法を教える教育が必要です」
私は文系だけれど、この考え方に共感している。
子ども達には、いろいろな「?」を持って欲しい。
インターネットから得られる情報で満足せずに、
興味・関心の先にある、知りたい・・という欲求を持ち、
その答えを教えるのではなく、調べ方、確かめ方など、
教えてあげられる大人になりたい、といつも思っている。
最近、子ども達の前で「柿田川について」話すことが増えた。
だからこそ、そんな機会をいただいた時は、
「わざと教えない」ことを意識している。
意地悪・・と言われようが、ケチ・・と言われようが、
気になるなら、興味があるなら、調べてみよう、
そのお手伝いなら、いくらでも力を貸すから、が私の方針。
時間もかかるし、テストには出ないかもしれない、
でも、その習慣をつけることが、一番大切だと思っているから。
簡単に答えが分かっちゃ、つまらないもの。



2019年10月10日(木)
四葉のクローバー・・誰かのために残しておくって。

映画「人魚の眠る家」(堤幸彦監督)から。
原作が、東野圭吾さんの同名ベストセラーだったから、
ストーリー的には、ラストまで安心して観ていられたが、
なかなか難しいテーマを、よくここまで表現したな、と感じた。
「(今の日本では)極端な言い方をすれば、脳死と心臓死、
どちらの形で命を終わるか選ぶ権利があると言うことです」という
医師の説明に、妙に、日本らしいな、とメモをした。(汗)
植物人間に刺激を与えて、脳波とは関係ない伝達手段で、
体の一部を動かす行為が、
「人間の技術が関われることを許される範囲」かどうか、
それとも、神の領域なのか、いまだに分からない。
ただ「植物人間状態の人間を殺して、殺人罪に問われるかどうか」
これも「人は二度は死なない」という台詞に、私の心は揺れた。
「臓器提供」の問題についても同じで、自分の意見が定まらない。
そんな中、こんな話がメモに残されていた。
母親が父親に事故にあった娘の性格を伝えるシーン。
「前に公園でね、瑞穂が四葉のクローバー見つけたの。
『それ見つけたら幸せになれるんだよ、持って帰れば?』
って教えたら、なんて言ったと思う?」
「瑞穂は幸せだから大丈夫。誰かのために残しておくって、
そういう子だから・・」と泣き崩れるのだが、私も涙腺が緩んだ。
そしてラストシーン、彼女の臓器は、誰かのために役に立つことに。
重たいテーマだったけど、いい作品だっなぁ。



2019年10月09日(水)
歩いた分だけ学校に寄付できるシステム

何気なく見ていたテレビ番組で、これはいい・・と
メモした、兵庫県豊岡市の取り組み。
「歩いた分だけ学校に寄付できるシステム」
歩いた分だけ、健康マイレージなどが貯まるシステムは、
全国の多くの自治体でよく見かけるが、それはあくまで、
本人のポイントが貯まるシステムだけど、
これは、そのポイントが、自分のためでなく、
子どもや孫が通う、学校備品などに使われるという仕組み。
この視点って、とても面白いと思った。
歳を重ねると、自分の健康のために歩いてポイントを貯めるより、
自分は歩くことで健康になり、その努力が子どもや孫のためになる、
そんな仕組みが、素晴らしい。
長年勤めた会社を退職したので、何か地域のために力になりたい、
けれど、何から始めたらよいのか、わからない、
また、運動不足になりがちな高齢者にとって、一石二鳥だから。
さらに、万年予算不足の学校にとっては、ありがたいのだから、
一石三鳥の効果がある気さえする。
こんなことって、降らないかもしれないけど、やったもん勝ち。(汗)
あとは、本気にやるかどうかなんだよなぁ。



2019年10月08日(火)
パン、ぶどう、チーズはキスの味

2019年度日大国際関係学部主催(下期市民公開講座)
統一テーマ「世界の国々から・・暮らしに息づく文化」
講師「角田哲康」氏(日大国際関係学部教授)
演題「パン、ぶどう、チーズはキスの味」
(スペインを象る(かたどる)食文化)から。
スペインは、東西南北から入ってくる文化の十字路に位置し、
ここで表現したかった「キスの味」とは、
「組み合わせで得られる、多様性の思いもよらぬ素晴らしさ」
そんな説明に、わが町もそんな位置付けだな、と苦笑いした。
彼の講義は、ちょっとウィットに富んだ話題と聴きやすい声で、
私を含め、多くの聴講者たちを魅了していた。
今回も、スペインの食について説明してくれたが、
自分たちの生活時間帯と同じ、を前提に理解しようとすると、
異国の地の食について「?」が増えるばかりだから、
少なくとも「スペインの独特な生活時間帯を知ることから
スペインの食と文化の理解が始まる」と話を始めた。
8:00 朝食 家族バラバラの非常に軽い食事 (家・bar)
9:00 学校も会社も全て スタートの時間
11:30 おやつ・カフェ (学校・bar)
14:00 午前終了
15:00 家族で食事   昼寝? (家)
17:00 午後スタート
18:30 おやつ ピンチ(串に刺した料理)・タバス(小皿料理) (家・bar)
21:00 午後終了
22:00 夕食 (家)
こんな生活時間帯で過ごすから、途中「おやつ」と称する時間があり、
スペインは3食ではなく5食、なんて表現をされることも知った。
では、なぜ、そのような生活時間帯になったのか、を探ると、
これは、スペイン全盛の古い歴史から理解する必要がある。
「歴史は文化を象り、文化は食を育て、国民性を創る」
なるほどなぁ・・

P.S.
この「歴史は文化を象り、文化は食を育て、国民性を創る」のフレーズ、
2013年10月02日(水) に書いていた。(笑)



2019年10月07日(月)
お主(おぬし)に任せた

行政職員だった頃の先輩が、65歳という若さで他界した。
何年間か一緒に机を並べて仕事をしたためか、
出来事だけでなく、声まで思い出されて、辛かった。
彼は、私以上に(?)仕事熱心で、朝早くから夜遅くまで
さらに、土・日も職場で仕事をしているような人だった。
祭壇に飾られている遺影を見ながら思い出したのは、
私と話をしている時、私のことを「お主(おぬし)・・」
と呼ぶことだった。(初めは違和感があったけれど)
「お主がやらなきゃ誰がやるんだよ」
「お主しか、言える奴はいないんだから」
「お主に期待している」
「お主・・」「お主・・」「お主・・」
今でも、なぜかはわからない。(武士の時代じゃないのに)
しかし、遺影の彼が「お主に任せた」と言ったようで
不思議な気持ちになった。
彼の生前の思い出として、子ども達のために
柿田川に関する本を作った、というナレーションを耳にし、
できれば原本を見つけ出し、その続きを引き受けたい、
本気でそう思った。
先輩から後輩へ、そして次の世代の職員へと、
引き継がれていく仕事があってもいいものなぁ。



2019年10月06日(日)
そばにいるためにお金なんて必要ないわ

映画「運び屋」(クリント・イーストウッド監督)から。
ストーリー的には、メキシコ麻薬カルテルの「運び屋」で、
やや面白みに欠けたが、90歳に近い老人が
どうしてこのような仕事に足を踏み入れたのか、
大変興味があった。
その答えは、奥さんとの会話で理解できた。
「あなたはいつも外に生きてた。
各地での品評会や人付き合い、注目の的でいたいのね。
みんなを楽しませ、素晴らしい人と言われる。
家にいてもあなたは早く外へ戻りたがる」
「その通り、外で認められる方がずっと大事だと思った。
家での俺は役立たずだから・・」
そう、働いている男にとって、家の外と内では、
どうしても評価される「外」を選択したくなる。
だから麻薬の運び屋でも、評価される仕事を選び、
危険をおかして得た報酬で家族を喜ばせようとした。
ちょっと極端だけど、わからなくない。(汗)
それを知っている妻は、そっと囁く。
「そばにいるためにお金なんて必要ないわ」
外で評価されることが家族のため、と勘違いしていた。
しかし定年退職し、家族といる時間が増えたこともあり、
この台詞は、なぜか私の腑に落ちた。
今頃?と思うかもしれないが、今でも気付いてよかったな。
これから、やり直せるから。



2019年10月05日(土)
誰もが撮れる景色を、誰もが持ってるカメラで

早朝の柿田川公園ラジオ体操の前に、
本来の目的である「柿田川公園」のその日を撮影し、
「『柿田川公園』最新情報お届け隊」と称して、
SNSに投稿しているが、そのフォロワーの方だろうか、
第二展望台の「柿田川ブルーホール」を撮影していたら、
年配の女性に「もしかしたら・・」と前置きをされて、
「いつも『柿田川』の様子を投稿されてる方ですか?」と訊かれた。
私以外にも多くの方が投稿されているかもしれないので、
「たぶん・・・」とだけ答えたら、妙に嬉しそうに、
「撮影している現場でご一緒できるなんて・・」と言われ、
あの写真、どこから撮ったのですか?、何時頃の時間ですか?」と
矢継ぎ早に、質問が飛んできた。
聞けば、その写真を観て、一度、本物を見てみたい、と
わざわざ、東京から自動車でやってきたらしい。
「どんなカメラをお使いですか?」というので、
「このスマホ、iPhone-SEですよ」と正直に答えたら、
「えっ?」と絶句しながらも「それで充分ですね」と理解してくれた。
私の撮影の基本は「誰もが撮れる景色を、誰もが持ってるカメラで」
これって、手軽に撮影して欲しい、が前提なんだよなぁ。



2019年10月04日(金)
久しぶりに見た「じゃんけんグリコ」

柿田川公園には、長い直線の階段が3箇所ある。
足腰の弱い高齢者には、きついかもなぁ、と思いながら、
60段を越すこの階段で、足腰を鍛えている私には、
ちょうどいい、フィトネスジム感覚なのである。
しかし、寄る年波には勝てず、一段飛ばしとか、
走って登るにはきついのも事実。
そんなことを思っていたら、若い女の子たちが、
「グリコ」「パイナツプル」「チヨコレイト」と叫び、
いわゆる「ジャンケン」をしながら、元気よく
階段を上ってくる光景に出会って、嬉しくなった。
そういえば、この辺りでは、
そうした遊びができる場所がないものなぁ、と思った。
こんな柿田川公園の使い方があるのか、とメモし、
私の思いつかないような遊び方で、
もっともっと工夫して楽しんでくれたら、嬉しいなぁ。
それこそ「柿田川大楽」の目指すところだから。

P.S.
Wikipediaでは「グリコ(遊び)」となっていました。



2019年10月03日(木)
俺なら、ハリケーンが消えるまで、目の中で移動し続ける

映画「ワイルド・ストーム」(ロブ・コーエン監督)から。
猛烈な風が吹き荒れる巨大ハリケーンの中で、
6億ドルの強盗を企てる悪党たちとの頭脳合戦であるが、
どうしても、巨大ハリケーンの必要性があったか、と問われれば、
巨大ハリケーンならではの凄さ・恐怖は、あまり感じなかった。
悪党たちが強盗には成功したけれど、巨大ハリケーンから逃げられず、
自滅していき、ハリケーンのことに詳しい主人公たちは、
あまり被害を受けずに、事件が解決していくのかと思った。
作品中、こんなセリフがある。
「奴らは目を使って逃げる気だ」と慌てて追いかけようとすれば、
「俺なら、ハリケーンが消えるまで、目の中で移動し続ける」と
サラッと言い返す。
そして、そのハリケーンの目に入った瞬間、
「ハリケーンの目だ。約60キロに渡って、嵐の真ん中に晴天が広がる」
そして勢力が弱まるのを待って、それからゆっくり逃げる、という訳だ。
この発想は、私にはなかったので、とても新鮮だった。
相手(敵)の懐に飛び込むことは、勇気がいるけれど、
それが成功すれば、一番安全な場所なんだよなぁ。
石田三成が、身の危険を感じて徳川家康に助けを求めたのと同じかな・・
やっぱり、ちょっと違うか。(汗)



2019年10月02日(水)
イギリスは、4チームも出場しているの?

「ラグビーW杯」を観ながら、ビールで盛り上がっている日本だけど、
あるところで「イギリスは、4チームも出場しているの?」と訊かれ、
そうだ、これを機会に、子供たちにこれを教えて欲しいな、と思った。
それは私たちが、普段口にする「イギリス」の正式な国名は
「グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国」ということ。
「グレートブリテン」とは
「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」の
3つの国で成り立っていて、それに「北アイルランド」が加わり
この4カ国を「イギリス(UK)」と呼んでいることを教えるには
とてもいい機会だと思っている。
また、今回、日本と戦った「アイルランド」チームは、
「アイルランド」と「北アイルランド」の合同チームだと教えることで、
イギリスの複雑な成り立ちを理解させられるのでは?と感じた。
ラグビーのルールやノーサイドの意味を教えるだけでなく、
そんなことにも興味を持つ子供たちもいるはずだから。
ほら、ちゃんと国旗も違うでしょ?と、示してあげればいい。
そこから「日本の地形」に目を移し、
「北海道」「本州」「四国」「九州・沖縄」が一つずつの国だったら?
と、道州制の話ができれば最高だな。(笑)



2019年10月01日(火)
もう一回、日本に来てみたいと思うきっかけに

今や、ラグビーW杯は、日本国民の心を捕まえて離さず、
この後も、にわかファンが、本物のファンになっていき、
ブームから、文化に変わっていくのではないか、と感じる。
しかし、なぜこんなにも夢中になるのだろうか、と考えたら、
解説者も含めて、選手の一人ひとりがとても「謙虚」という
単語にたどり着いた。
名前を忘れてしまって申し訳ないが、インタビュアーが
「このラグビーW杯を、来年のオリンピックにどう繋げていきますか?」
みたいな質問に対して、私はてっきり、
「国内のスポーツを盛り上げていきたい」と答えると思ったら、
「もう一回、日本に来てみたいと思う、きっかけになってくれればいい」
と答えたのを聴いて、さすがラガーマン・・とメモをした。
ラクビー関係者にとって、胸を張れる結果を残していながら、
日本の各地で盛り上げてくれている国民に感謝したうえ、
ラグビーを観に来た外国人が、日本のおもてなしを受けたら、
必ず、来年も日本に来てみたい、来年は友達を誘ってまた来よう、と
思うはずだから、ラグビーW杯はそのきっかけになればいい、
そんな気持ちが伝わってきて嬉しかった。
なかなか、こうは思えないものだよなぁ。