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2019年04月30日(火)
ヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「ブエノスアイレスの四季」

新しい音の世界を体験できる異次元の音楽祭 in mishima
(Mishima Contemporary Music Days) 略して「MCMD」が
2019/4/27〜2019/5/5の期間中、
「最先端クラシック」と呼ばれる、現代の音楽の魅力がつまった
濃厚な全12プログラムを提供している。
私は家族で、オープニングコンサートとして位置づけられている
「まったく異なるアプローチ、斬新な2つの『四季』」を堪能。
ヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「ブエノスアイレスの四季」
2曲を季節ごと交互に演奏していただいたため、
普段では聴くことのできない、北半球と南半球の四季を
ヴァイオリンなど弦楽器の生音が会場内を心地よく響いていた。
素晴らしかっただけに、残念なことは観客の入り。
以前、GWに開催していた「音楽祭」を東京まで観に行ったが、
どのプログラムも超満員で、演奏者と聴衆とが作り上げた音楽祭、
そんな感じがしたが、まだ地方では無理なのだろうか。
観光客をターゲットにした、地域の観光案内だけだなく、
住んでいる人をターゲットにした、地域の素敵なイベントも、
情報発信していきたいなぁ。

PS.
いつの日か、ヴィヴァルディの「四季」と柿田川の「映像」を
組み合わせて、PV(プロモーションビデオ)を作りたい。



2019年04月29日(月)
この青い湧き間は、お天気が悪いと見えないんでしょ?

GW10連休の3日目、あまり天気がよくなく、小雨と寒さで、
やや体調を崩しそうになりながらも、大きなきの下で、
パラパラ程度の雨をしのぎながら、屋外の観光案内を続けた。
こんな天候でも訪れてくれた観光客に、おもてなしすることこそ、
今回の意味があるように感じていたから。
そんなことを考えていた時、中年の夫婦が私に声を掛けてきた。
「この青い湧き間は、お天気が悪いと見えないんでしょ?」
手には、パンフレットに掲載されている第2展望台の湧き間の写真。
「いえいえ、曇り空でも、大丈夫ですよ。ご覧になってください。
午後になると、陽の光で湧いている様子が見えにくいですが・・」
「えっ、本当ですか、嬉しい。諦めて帰ろうと思っていたの」と、
奥さんの方に笑顔が戻った。
そういう間違った情報を、少しずつでも直していくことも、
私に与えられた仕事かもしれないなぁ。



2019年04月28日(日)
この後、忍野八海に行きたいのですが・・

GW10連休、柿田川公園のエントランスで、10時から13時までの3時間、
テーブル1つに乗る程度の「伊豆・富士・箱根地域」の情報発信をしている。
こちらからは、あまりでしゃばらす、でも、訊かれたら的確に応対できる、
そんなスタンス・距離感が、私には心地よく、楽しい。
「すみません、美味しい豆腐を食べたいのですが・・」
「水みくじ、どこで売っているのですか?」
「パワースポットの青い湧き間を観に来たのですが・・」など
柿田川、柿田川公園についての質問も多いが、意外と地域情報も喜ばれる。
「我入道の渡し船を沼津市でやっていますけど・・」
「期間中、三島市のスカイウォークは、毎日、楽しいイベントやってますよ」
「富士市のレンゲまつり、私も知らなかったけれど、きれいでしょうね」
そんな中、山梨県へ行くルートを訊ねられた。
「この後、忍野八海に行きたいのですが、どの道が近いですか?」
この質問には参ったけれど、なんども行っているので、
私なりに一番利用するルートを説明してのだが、後で気付いたことは
GWは、大渋滞だから、違うルート教えればよかったかも・・と反省。(汗)
でも、柿田川公園エントランスに設置した、出張屋外の観光案内所、
思っていたより楽しくて、癖になりそうだ。



2019年04月27日(土)
名前と生まれた日を焼印して。居場所はここにあるぞって

映画「写真甲子園 0.5秒の夏」(菅原浩志監督)から。
この作品の面白いところは、鑑賞する人の見方によって、
いろいろなヒントを与えてもらえるところ。
「まちおこし」の視点で見れば、
「写真文化首都 写真の町 (北海道)東川町」の取り組み。
写真を撮る人にとっては、顧問の先生のアドバイス
「この人の何を撮りたいのかもっと考えて撮らな、あかんねん。
これ、ただ写してるだけやん。なんやこれってのを撮ってきな」が
心に響くはず。
その中で、私が気に入ったのは、東川町の椅子の話。
(この話が事実なのか、今でも続いているのかなど、不明ですが)
写真の題材としても美しい、木製の子供用の椅子についての説明。
「これは、この町で生まれた子供に贈る椅子べ。
ほれ、名前と生まれた日を焼印して。居場所はここにあるぞって、
一脚一脚、手作り」というもの。
生まれてきた赤ちゃんに、1人の人間として居場所を与える、という
その心の広さに、感激してしまった。
その意味が理解できた時、ここで生まれた子供たちにとって、
その椅子は宝物になるに違いない。
北海道東川町・・いいまちづくりをしているなぁ。



2019年04月26日(金)
趣味は・・家族サービスです

ある飲み会で、ただ飲んでるだけではつまらないから・・と
近況報告も兼ねて、自分の趣味をスピーチすることになった。
今更、趣味と言われても、なかなか思いつくこともない。
他の人は、それなりに夢中になっていること、楽しいことを
恥ずかしそうに、でも嬉しそうに私たちに向けて語ってくれた。
以前なら「映画」とか「読書」、はたまた「メモ」など
多くのことを自慢げに話せたのだが、今は趣味と呼べるか疑問。
ただ単に続けているだけかも、と思っていた。
そんな思いが駆け巡り、私の口から発せられたフレーズは、
なんウケを狙ったわけではなく、平日もできるだけ早く帰宅し、
土日も、できるだけ家族と一緒にいる時間を持っているだけ。
たわいもない会話をしたり、気分転換にドライブなど、
特に変わったことをしているわけでもないが、なぜか楽しい。
振り返れば、38年間、家族サービスしてこなかったものなぁ。
「柿田川を世界に発信すること」は、趣味というよりも、
自分が生まれてきたミッションに昇格してしまったから、
もうしばらくは「趣味は家族サービス」と言えそうだ。



2019年04月25日(木)
そういう男は、いずれ主人に愛想尽かします

映画「ミッション:インポッシブル フォールアウト」
(クリストファー・マッカリー監督)から。
この作品を思い出す「フレーズ」なら、間違いなく
「平和は苦しみの後に訪れる、苦しみが先で平和は後だ」。
「IMFはハロウィンよ。いい大人が仮面を被りウロチョロ」も
例えが面白く、気になる一言の候補であったけれど、
今回選んだのは、裏切る人の心理を表現した会話。
「裏切り者は皆同じ。大義を信じていたのに、
その大義が嘘だとすると主人に背くんです。
ハントは何度も政府に裏切られ見捨てられてきた。
そういう男は、いずれ主人に愛想尽かします」
だから、主人公のイーサン・ハントは裏切るという説明。
なんとなく、わかるなぁ、裏切る人の気持ち・・とメモをした。
それにしても、ラストシーンは「ハラハラ・ドキドキ」より、
偶然が続きすぎた上に、残り1秒で破滅を逃れる設定に、
何度観ても、笑うしかなかった。
彼らの本音が、ラストを飾っている。
「やばかった」「いつもだ」「いつも?」「笑わせるな」
やっぱり、笑うしかなかったんだよなぁ。



2019年04月24日(水)
人の行き着くとこは大差ない

映画「終わった人」(中田秀夫監督)から。
書籍「終わった人」(内館牧子著)の映画化とあって楽しみにしていたが、
なかなか忙しくて、映画館に足を運べず、やっとDVDで鑑賞できた。
定年退職した私にとって、今だからこそ、のタイミングであったが、
読書後の感想とは逆に、同級生との会話を取り上げようと思う。
「羅漢、思い出と戦っても勝てないんだぞ。
大事なのはそこからどうやって生きるかだべ。人の行き着くとこは大差ない。
みんなまだ生きとる、終わってねぇべぇ」
この台詞に、主人公はどれだけ救われたかわからない。
東大卒でも高校卒でも、サラリーマンで定年退職を迎えた時、
気が付いてみれば、あまり変わらない人生を送っていたなんてことは、
よくあることなのに、退職後の人生でも差をつけようとするから、
中途半端なプライドが邪魔して身動きができなくなる。
定年後の年収が、200万だろうが、300万だろうが、400万だろうが・・
現役の時より大幅減には変わらないし、この差は大差とは言わない。
それに気付き、プライドを思いっきって捨てた時こそ、
新しい人生のスタートができることを、この作品は教えてくれた。
誰でも感じる定年退職を迎えた時の「焦燥感」がわかりやすいから、
身近に、定年間近の人がいたら、必見。(笑)



2019年04月23日(火)
観光も「インフォメーション」から「コンシェルジュ」へ

産業・観光に携わりながら、自分たちの町の役割を考え続けきた。
わが町を訪れる観光客はどんな情報が欲しいのかな、と
時には、柿田川公園で観光客に声を掛けたり、掛けられたりしながら
気付いたことは「情報」ではなく、助言(アドバイス)だった。
言い換えると単なる「観光情報」は、今やインターネット等を駆使すれば、
ほぼ分かるけれど、一緒に行動しているメンバーの体力、興味、
さらには、今日の天気、今日の渋滞状況を考えると、
次はどこへ行ったら楽しいか、近くに面白そうなところはないか、
といったことを、助言(アドバイス)して欲しい人たちが多いことを知った。
それも、町内だけでなく「伊豆・富士・箱根」をエリアとするくらいの
楽しみ方を提案できることが、私たちの町に与えられた役割、
そう実感できた。
今までモヤモヤしてきた「観光」の定義が、すっきりしたことで、
今後の動きに迷いがなくなったといってもいいだろう。
「観光も『インフォメーション』から『コンシェルジュ』へ」
しっかりと胸に刻んでいきたい視点である。



2019年04月22日(月)
ジャンケンは、手だけでするものじゃない

以前、商業施設「サントムーン柿田川」で開催されたイベントに
和歌山県のイメージキャラクター「みきゃん」が登場した時、
なるほどなぁ・・と思ったことがメモに残されていた。
たしか、わが町の「ゆうすいくん」と「みきゃん」がステージに上り、
来場者と、ジャンケンをするゲームが始まった。
「ゆうすいくん、ジャンケンできる?」と訊かれ、
手袋に近い「ゆうすいくん」の手では、チョキができないから
無理だな、と諦めていたら、隣にいた「みきゃん」が、
手ではなく、全身で「グー・チョキ・パー」を表現して、
しっかり、来場者とのコミュニケーションを図っていてた。
そういえば、ジャンケンって、足でもできるし、顔でもできる。
いろいろなジャンケン方法があったのを思い出し、
「ジャンケンは手」と思い込んでいた自分の頭の硬さが情けなかった。
これからは「ゆうすいくん」も、ジャンケンゲームできるから、
もっともっと、子供たちと楽しく遊ぶことができるはず。
絵本作家の宮西さんが、生みの親だから、
もっと、世界に向けて売り出さなきゃなぁ。



2019年04月21日(日)
アドバイスはしたことがない、訊かれたから答えただけ

イチロー選手の引退、菊池雄星投手のマリナーズ入団、
今年のメジャーリーグは、新旧入れ替えの年かもしれない。
そういう私も、38年間の地方公務員生活に終止符を打ち、
定年退職。(自分で決める「引退」とはちょっと違うけれど)
一緒に過ごした、可愛い後輩達にどんなスタンスで臨むか、
基本的な考えを決めておこう、と思案していたところ、
イチロー選手のコメントに、その答えを見つけた。
インタビュアーがこう質問した。
「菊池選手には、どんなアドバイスをしたのですか?」
イチローは、いつもの口調でサラッと答えた。
「アドバイスはしたことがない、訊かれたから答えただけ」
その台詞を聞いて、私はこう解釈した。
「プロ選手に対して、こちらからアドバイス(助言)なんて、
それも、野手が投手に対して・・なんて、おこがましい。
だから一度だって、自分からアドバイスしたことなんてない。
ただ、相手から訊ねられたら、自分なりに得た知識と経験で、
その答えを伝えるだけ」と。
私も、後輩達と向き合うスタンスは、これだと決めた。
どんなに焦れったくても、こちらからはアドバイスしない。
それが、定年退職したちょっと先輩の役割だと理解したから。



2019年04月20日(土)
「ハンコ」を押す時間が減った

4月の20日間を振り返ると、あっという間だった。
まだまだ、やりたいことの半分もできていないけれど、
少しずつ、1日のペースがつかめてきた感じがする。
3月までの時間と比べると、少しゆったりしている。
それはなぜか・・とけっこう真剣に考えてみたら、
「ハンコ」を押す時間が減ったこと、に辿り着いた。
要は、目を通さなければならない文書量の差だとも言える。
所管していた4係の回覧文書から契約、毎日発生する伝票まで、
数多くの書類に「課長」として、押印していた時間だ。
会議で庁舎に行き、自席に戻ってくると、文書の山。
一日休暇の翌日は、その文書の山が大きくなっていた。(汗)
まぁ、それが仕事だったから当然だけど、今考えると、
責任の所在を明確にする意味の文書とそれ以外は、
しっかり分けて、印ではなくチェック程度でよかったな、
そうすれば、少しは時間が節約できたかも・・と思った。
新しい職場で、私は何回ハンコを押したかなぁ。(笑)



2019年04月19日(金)
「ゆうすいくんサプレ」がいいですよ

今や、世界の絵本作家・宮西達也さんが生みの親である、
わが町のイメージキャラクター「ゆうすいくん」。
「産業・観光」の視点から、何かお土産品を作る人いないかな?と
独り言のように呟いていたら、ある女性から
「『ゆうすいくんサプレ』がいいですよ」との助言をいただいた。
「でも、サブレって『鎌倉の鳩サブレ』に代表されるように、
どこにでもある気がするんだけどな」と聞き直したら、
「だから、いいんじゃないですか」と前置きをして、
「サブレって、当たり外れがないじゃないんです」との返事。
あっ、なるほど・・そういう視点もあるのか、とメモをした。
お土産を買う人は、味よりも、何のサブレなのかが気になるし、
このサブレで有名な場所に行ってきました、となるらしい。
特に、宮西さんファンは全国にいるし、ネットでも売れそうだし、
さらに、私たちが県外などの知人を訪ねる際の手土産にもなる。
「ゆうすいくんサブレ」作ってくれる人、本気で探してみようかな。



2019年04月18日(木)
柿田川公園以外の写真を撮らなくちゃ(汗)

4月から、柿田川公園近くが職場のため、
朝の出勤路、昼休み、夕方の帰宅路、柿田川公園の写真は
毎日、定点観測のように溜まっていくが、
逆に、それ以外の場所での撮影が思うように進まない。(笑)
以前は、土日祝日など休日を活用して、角度を変えて右岸を歩いたり、
小高い本城山に登って、遠景の柿田川を撮影したり、と大忙しだったが、
今は、休日くらい柿田川から離れてみようとしているから、
角度を変えた写真・動画が少なくなっていることも事実。
とはいえ、facebookページの「柿田川evol」のフォロワーは、
1000人を越し、普段見ることのできない「柿田川」の表情を楽しみに、
アクセスしてくれているので、期待に応えたいな、とも思う。
私の呟きとして「柿田川公園以外の写真を撮らなくちゃ(汗)」を、
気になる一言して残しておきたい。
GW10連休の柿田川公園は、たぶん多くの観光客で賑わうだろうから、
久しぶりにのんびりと、柿田川の周りを歩いたり、走ったり、
また違った角度からの表情を撮影したい。
もうすぐ、柿田川が一番輝く「新緑のシーズン」がやってくる。
緑のグラデーションを楽しみながら、世界に柿田川を情報発信したいな。



2019年04月17日(水)
ジャズはジャマしないから

先日紹介した、親友馴染みのお寿司屋さん。
味はボキャブラリが不足のため、文字で表現できないが、
店主との会話で思い出したことがある。
1つ、お寿司屋さんには珍しいジャンルの曲が流れていて、
ずっと気になっていた。それが「ジャズ」。
お寿司屋さんで、音楽が流れているのも珍しいが、
私の経験から考えると、どうしても箏曲など和の曲を連想する。
しかし、このお店は違った。
話が和んできたのを見計らって、思い切って訊いてみた。
「どうして、ジャズか流れているのですか?」
あまりに単刀直入で、申し訳なかったが、返ってきた台詞が
「ジャズはジャマしないから」
思わず、なるほど・・と唸ってしまった。
何も曲が流れていないよりも、リラックスできたし、
かといって、曲に聞き入るほどのストレスも感じない。
もちろん、ボーカルなしのジャズであるが、的を射た回答に
思わず、私の口癖「メモしていいですか?」を発していた。
あまりに静かで、音がほどんどないと、緊張してしまうし、
集中力もなかなか続かないことは、身をもって体験している。
我が職場も、試しに「ジャズ」でも流してみようかな、小さな音で。



2019年04月16日(火)
投票日に気をつけたいこと

ネットで見つけた「#投票日に気をつけたいこと」
統一地方選挙の前半戦が終わり、息をつく暇もなく、
首長・市町村議会の議員選挙に突入しているが、
県知事や県議会議員選挙より、候補者が身近なために、
ついつい、投票日当日にもしてしまうことがある。
候補者本人はいけないことと承知していても、
その支援者まで勉強しているとは限らず、
知らぬ間に、選挙違反の行為をしていることも考えられる。
だから、ネットで見つけた注意事項を紹介したい。
「投票日は、FacebookやTwitter、LINEなど
SNSでの投票の呼びかけ、候補者を応援するコメント、
候補者の過去の応援依頼投稿のシェアやいいね、
リツイートも投票日には行えません。くれぐれもご注意ください」
投票日前日までは許されても、当日は許されない行為らしい。
今や、投稿日や投稿時間なども記録されているから、
言い逃れはできないのかもしれない。
「君子危うきに近寄らず」、まさにこれだな。

P.S
ネット情報なので、この情報が間違っているかもしれません。
くれぐれも、ネット投稿はご注意願います。



2019年04月15日(月)
紳士諸君は一歩前進

恒例となりつつある、男性トイレの小便器で見つけた標語?
「紳士諸君は一歩前進」
もうこうなると、全国各地のトイレを調べたくなるくらい、
それぞれのトイレ管理者が、工夫を凝らしているのがわかる。
それくらい清掃する人たちが困っているようだけど、
以前、書いたように、小便している男性だって意識しているし、
こうして、いろいろ書かれた「貼り紙」しか解決策がないのか、
小惑星にまで辿り着く技術や、体の中まで調べられるMRIなど、
技術の進歩は眼を見張るものがあるのに、
この、小便器の下を汚してしまう問題は、解決する気配がない。
以前、小便器に「的」を書いて、そこを目指して放尿してもらう、
そんなアイデアもあったが、最近ではそれさえ見当たらない。
この問題を解決したら、儲からないかもしれないけれど、
全国の社会問題を解決したとして、表彰されるかも・・。
便器の外へ垂れてしまうのを前提にした方がいいのになぁ。

P.S
「汚さずきれいにつかいましょう」なんてのもあったけど、
わざわざ汚すつもりはありませんから。



2019年04月14日(日)
「同情」が欲しいなら辞書で探せ。「ドジョウ」の近くに載っている

映画「オンリー・ザ・ブレイブ」(ジョセフ・コジンスキー監督)から。
「巨大山火事に命懸けで立ち向かった消防士たちの実話」
そう思うとラストシーンで、胸が痛くなるのを抑えられなかった。
物語の冒頭、この消防隊に入隊してきた新入りたちに向かって、
リーダーが森林を一望できる場所へ連れて行き、こう諭す。
「この景色を胸に刻め、胸の奥深くに。
火災の洗礼を受けたら二度と美しい景色には見えなくなる。
森林火災の恐ろしさを知ったら、目の前に広がるのは、燃料源だ」
時に、森林火災は、誰かがガソリンを撒いているかのように、
もの凄いスピードで彼らを襲う・・そして・・(涙)
しかし、私が選んでしまったのは、
「7月6日月曜日、現場は大変だったろう。
だが『同情』が欲しいなら辞書で探せ。
『ドジョウ』の近くに載っている」
日本語だから「同情」と「ドジョウ」の関連がわかるけれど、
原作は、どんな言い回しだったのだろうか・・と。(笑)
いい話だったのに、こんな一言が選ばれて、誠に申し訳ないが、
気になったら、頭から離れなくなってしまった。
英語の字幕で鑑賞すればよかったなぁ。



2019年04月13日(土)
早い、安い、質はそこそこ

映画「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督)から。
あれ、この構成は以前に観た映画と似ているな、
が第一印象だった。(笑)
(最近、なかなか映画名が出てこないので、申し訳ない)
ただ表面の「30分以上に及ぶ長回し」のために、
いろいろ工夫している裏面を別のカメラで撮影している・・
ように見せているのかもしれない。(汗)
ホラー映画の撮影という設定なので、ドタバタと悲鳴は
覚悟していたが、あまりにもメモが少なかった。
その中で1つ選ぶとしたら、
「何でしたっけ、日暮さんのキャッチフレーズ、あれ」
「早い、安い、質はそこそこ」
これは、他でも使えるな・・と苦笑いしながらメモをした。
一流ではないから・・専門家ではないから・・を言い訳にするより、
「私の仕事のキャッチフレーズは、早い、安い、質はそこそこ、
それでもよければ、請け負いますが・・」と切り出せる。
言われた方がどんな顔をするか、それが楽しみとなる。
ふざけてるなよ・・と怒られそうだけど。
そしたら「映画『カメラを止めるな!』の名台詞ですよ」と
言い返せばいいかもなぁ。



2019年04月12日(金)
僕の「政策自慢」ではなく「町民自慢」に来ました

ある町の首長さんと話していて、さすが・・と思ってメモをした。
いろいろな場面で挨拶をする機会があるようだが、
先日、こんな挨拶をした・・と紹介してもらったことが記憶に残った。
「僕の『政策自慢』ではなく『町民自慢』に来ました」と。
ついつい首長として、こんなことしました、あんなことしました、と
言いたくなる場面で、そこに住む住民の自慢をするなんて素晴らしい。
そして、そんな挨拶を耳にした人が、きっとそこの住民に、
「おたくの首長さんは、自分の政策自慢ではなく、
町民の自慢をしていたよ」と教え、それを聞いた町民がまた、
その首長のために、一所懸命、まちづくりをする光景が目に浮かぶ。
社長が、会社の功績を自慢するのではなく、そこに働く社員を自慢する。
それこそ、組織としての理想の形なんだと思う。
今のリーダーに求められるのは、強力なリーダーシップではなく、
いろいろなアイデアを持っている町民の調整力だと感じていたからこそ、
この首長さんの挨拶は、素敵だと思うなぁ。



2019年04月11日(木)
「わさび巻き」「涙巻き」「芸者巻き」

先日、高校からの同級生と仕事の打ち合わせが終わった後、
軽く行くか・・とばかり、彼の馴染みのお寿司屋へ足を運んだ。
文字には表現しにくいほど、美味しかった。
振り返ってみれば、一度も醤油(むらさき)をつけずに食べたのは、
生まれて初めての経験かもしれない。
さて、お腹も膨らんだし、そろそろ次へ行こうか、と相談していたら、
ご主人が「芸者巻き、食べるかい?」と声をかけてくれた。
ご自慢のわさびのおろし金を見せてくれたかと思ったら、
丁寧に生わさびをおろしてくれ、目の前には「芸者巻き」が・・。
そう、キュウリやイカではなく、わさびの海苔巻き。
これがまた絶品。(ボキャブラリーが足りなく表現できないけど)
気になって、帰宅後に調べたら「芸者巻き」は見つからなかった。
けれど同じような寿司で「わさび巻き」「涙巻き」などを発見した。
だから、この一言を残そうと思う。
「わさび巻き」「涙巻き」「芸者巻き」
私的には、意味がわからないけれど「芸者巻き」がいい。(笑)
江戸前のお寿司屋さんでは、わかるらしいのだが・・
今度、通ぶって「芸者巻き、お願いします」と言ってみようかな。



2019年04月10日(水)
迷ったら戻っておいで。いつもここにいるから。

映画「黒いオルフェ」(マルセル・カミュ監督)から。
物語の背景に、リオのカーニバルがあるので、
サンバのリズム独特の陽気さに騙されそうだが、
50年以上前に製作された作品という事を差し引いても、
正直、監督はじめスタッフは、私たちに何を伝えたかったのか、
判らないまま、鑑賞を終えた。
台詞的に惹かれたのは、主人公・オルフェの上司、
エルメスが、はじめてリオに着いた、ユリディスに掛けた言葉。
「私はエルメスだ」と自己紹介した後、道案内をして
「迷ったら戻っておいで。いつもここにいるから」と。
このフレーズは、応用がきそうだ。
道だけでなく、人生に悩み、自分の進む方向に迷っている若者に
声を掛けてあげたい。
「迷ったら戻っておいで。いつもここにいるから」。
さて、タンバリンが非常にうまい子どもや、
死神の仮面を付けた、理解に苦しむような登場人物に対して、
どう反応して良いのか、迷った作品であった。
本当に、昔の映画って感じのする、意外なフランス作品である。



2019年04月09日(火)
伝家の宝刀は持ってるだけでいい、抜かなくていい

最近、韓国と日本の関係を特集しているテレビ番組が多い。
・・と感じているのは、私だけでだろうか?
中でも、面白い表現だな、と思ったのは、
「今の日本はフランス革命の時のイギリス人の気持ち」と
前置きをして「イギリスと日本は島国」という共通項、
さらに隣国の「フランスと韓国は革命を起こす」共通項を
見出していて、なるほど、そういう見方もあるのか、と
メモをした。
その中で、今後日本はどんな対応するべきか、
が話題の中心になり、いろいろな策が飛び出した。
えっ、そんなことまで・・とやや驚いていたら、
あるコメンテイターの方が、さらっと纏めてくれた。
「伝家の宝刀は持ってるだけでいい、抜かなくていい」
こんな凄いものを持ってるよ、とチラつかせながら、
実際には、実行することはない。
それこそが、伝家の宝刀たる所以であろう。
最後にまとめた「危ないものから距離をおけ」
「過激なものに、引きずられないようにする」
妙に納得してしまったも韓国との距離感である。



2019年04月08日(月)
地道にやって、地元の人に認知されるところから

4月からの新しい職場は「一般社団法人・清水町ゆうすい未来機構」。
わが町の「産業振興・観光振興」を、町の策定した「水ビジョン」
に沿って、確実に実行していくことがミッションとされる。
公務員の再任用ではなく、民間企業の一員としてスタートするが、
60歳になって、生まれて初めての経験する仕事は、
やはり、ワクワク感よりも、不安の方がちょっぴり大きい。
けれど、これも自分で選んだ道だから、言い訳はしないし、
これもまた、私に与えられた道と思って、楽しみながら頑張りたい。
真新しい名刺を渡すと「何の会社ですか?」と訊かれることが多く、
その存在すら知られていないことに愕然とすることもあるが、
逆に、そこにヒントがある気がしている。
私がまず最初にやることは、最初から大きなことは求めず、
「地道にやって、地元の人に認知されるところから」。
そのうち「あっ、あの会社ね。最近、よく名前を耳にするよ」
そう地元の人に言われるようになってからが本番。
まずは「ゆうすい未来機構」の広報戦略立てなくちゃなぁ。



2019年04月07日(日)
サクラは「神様がいて座るところ」

サクラ満開の季節になり、思い出す話は、
昨年度、わが町のイメージを漢字一字「湧」で揮毫していただいた、
京都「清水寺」の「森清範貫主」のお話。
同じ「清水」の繋がりで・・と話し始めたかと思えば、
「しみず」は「澄水(すみみず)」「きよみず」は「浄水(きよみず)」と
その違いを説明してくれた。
その時になぜか「サクラ」の話題となった。 
「サ」は「神様がいるところ・農耕の神様」の意味があり、
「さつき・さみだれ・さなえ・さおとめ」なども、その一例。
「クラ」は「座」の意味があるという。
だから、サクラは「神様がいて座るところ」のようだ。
なるほど、だからあんなに日本人の心を引きつけるのか、と
メモしたのを覚えている。
この週末の突風で、数多くの花びらが散ってしまったけれど、
まだまだ、満開のサクラは、包むように私たちを癒してくれる。
さらに散った花びらまで、ピンク色の絨毯のようになり、
道端や池、川の水面でも楽しませてくれる「サクラ」。
やはり、多くの日本人に愛されているだけあるなぁ。



2019年04月06日(土)
カワセミは保護色なので、川底から見ると見えない

以前、どうして「カワセミ(翡翠)」は、他の鳥と違って
あんなキレイな色をしているのか、を話題にしたことがある。
なるほど・・と思った答えは2つ。(正解かは定かではないが・・)
1つは、外敵に「私は美味しくないですよ」とアピールしている、
だから、美味しそうな鳥を狙ってね、と主張しているというもの。
もう1つは、餌となる小魚が、川底からカワセミを見ると、
なぜか保護色なので、見つけにくい、というもの。
餌となる小魚だって、襲ってくる鳥たちから必死に逃げようとし、
川の中から、様子を窺うけれど、なかなか見つけにくいらしい。
そんな「保護色」って、本当にあるのかな?と思いつつ、
もしそうだとしたら、カワセミの進化は素晴らしい、の一言。
世の中には、想像もつかないような自然界の不思議が溢れている。
だからこそ自然は面白い、そして自然はそんなに柔(やわ)じゃない。
これからは、そんな自然の話が増えるかもしれないけれど、
きっと面白い気付きを紹介できるに違いない。乞うご期待!!



2019年04月05日(金)
今、とてもひとりです。

映画「ヤーチャイカ」(覚和歌子・谷川俊太郎監督)から。
約70分間、映画なのに動画は一切なく、
写真と文字が、BGMに支えながら、輝きを増していく、
そんな感じの「写真映画」だった。
「ヤーチャイカ」とは、旧ソ連の女性宇宙飛行士、
テレシコワさんが宇宙で発した最初の言葉。
彼女のコールサインが「チャイカ」(カモメ)だったので、
事務的に「こちら、チャイカ」(ヤー・チャイカ)と応答したのが、
「私はカモメ」となったようだ。
暗闇の中でのメモなので、メモは少なかったが、
「宇宙はとても静かです。ここはとてもいいところです。
恋人はいません。今、とてもひとりです。」が引っ掛かった。
特に「今、とてもひとりです。」は、今でも気になっている。
詩だからこそ、こういう表現が出てくるのだろうか。
「違和感」というよりも「新鮮」な感覚が沸きあがった。
「太陽のエネルギー、それは生き物を生かそうとする力でした」
「夜明けと日没が同時に見えます」
「同じ誕生日というのは、ささやかな奇跡です」
「夕焼けは星空のはじまり」
(星を眺めれば)「遠い昔と繋がることが出来る」
言葉の力を感じ続けた70分、とてもいい気持ちで観終えた。
他の人は、どんな感じで受け止めただろうか、それも気になる。

P.S.
何気なく目に飛び込んだ1枚の写真「馬頭観世音」、
宇宙繋がりで「馬頭星雲」と関連があったのかなぁ。(汗)



2019年04月04日(木)
これからの「本番」のための38年間

新しい職場で、仕事をし始めてまだ数日だけど、
自分の中で、とても不思議に思うことがあるので、
これを機会に、記録しておきたい。
公務員生活38年間で溜め込んだ、資料と人間関係、
その他、捨てられずにいたモノを「断捨離」しようと、
片付けているのだが、なかなか思うように進まない。
それもそのはず、不思議とこれからの仕事と繋がって、
驚きの展開を見せることがあるから。
捨てられたのは、公務員つながりの名刺だけ。(汗)
そういう意味では巷でよく言われる「第2の人生」ではなく、
これからが「本番」って感じ。
その「本番」のための「修業時代」「下積み生活」が
この「公務員生活38年」だったのかもしれない。
もしかしたら、生まれてから60年余も、
この「本番」のために、経験してきたのかもしれないなぁ。



2019年04月03日(水)
毎日が日曜日みたい

「どう新しい生活慣れた?」
最近、訊かれる質問のナンバーワンだけれど、
私の答えは「毎日が日曜日みたい」
「えっ、そんなに暇なの?」と訊き返されるが、
答えは「NO!」だ。
定年退職するまでの日曜日の過ごし方に似ている、
そういう意味である。(汗)
朝の柿田川公園散策と写真撮影から始まり、
柿田川を核として、どうやって情報発信をしていこうか、
ここを活用してなにか面白いことできないかな?
そんなことばかり考えていた日曜日の過ごし方が、
仕事となって、一日常考えていられるなんて夢のようだ。
とはいえ、趣味の対象だった「柿田川」が、
仕事の対象として向き合うことになったので、
成果、結果が求められることも認識しなくてはならない。
それでも・・やはり嬉しい。
困ったことは、新しい日曜日の過ごし方を考えなくちゃ。(笑)。



2019年04月02日(火)
経過とか候補なんて、どうでもいいんじゃないの

新元号発表に対する反応は、さまざまで面白かった。
特に、新聞記者のしつこさには、呆れるばかり。
選考委員の一人だった、山中教授への
誘導尋問まがいの質問のあびせ方は、正直イラついた。
選考の経緯経過は答えない、と方針を伝えているのに、
いくつくらい残ったのですか、どんな案があったのですかなど、
野次馬根性丸出しの質問は、せっかくの発表に水を差した。
それを知ってどうするの?と言う疑問とともに、
知った情報をどう処理するのだろうか、という疑問。
まさか、こっちの方が良かった、悪かったとか、
そのレベルの話題に使うのなら、ご勘弁願いたい。
国民が知りたがっているから・・という台詞を耳にするが、
私も国民だけど、知りたくない。
選ばれた「令和」がベストなんだから、
今更、ベターの元号を知ったからって、意味など何もない。
さらに「M/T/S/H」に続く、ローマ字の一字が
「L」か「R」で騒いでいたけれど、それも同レベルの話題。
「R」は、巻き舌になるから「L」でしょ、とコメントした人、
残念ながら「Reiwa」と表記されるようだ。(笑)
珍しく、ニュースを見ていた私の呟きを一言に選んだ。
「経過とか候補なんて、どうでもいいんじゃないの」
「令和」という元号、大切にしていきたいな。



2019年04月01日(月)
「もっと柿田川に関わる仕事がしたい」と思ったから

「定年退職後、どうするの?」
60歳、最後の年、一番訊かれた質問と言ってもいいだろう。
長い間、地方公務員を続けてきて気づいたことは、
「公務員でなければ出来ないこと」もあるし、
「公務員だから出来ないこと」もあるということ、
だからこそ、この狭間で悩んでいた、というのが本音かな。
「残された人生をどう過ごしたいか?」と自問したら、
パッと頭に浮かんだのは、たった1つ。
「もっと柿田川に関わる仕事がしたい」だった。
いろいろな角度からの関わり方が出来るけれど、
それが「公務員でなければ出来ないこと」なのか、
「公務員だから出来ないこと」なのか・・。
生涯学習課長の時、国天然記念物の指定作業に関わり、
都市計画課長の時、柿田川公園大規模改修に携わった。
産業観光課長の時、観光案内所を設置したり、
幻の「柿田川ビジターセンター」基本構想を策定した。(汗)
そして、2度目の生涯学習課長の時、柿田川にこだわった
展示会や講演会を開催し、文化の面にスポットを当ててみた。
こうして振り返ってみると、公務員としては充分すぎるくらい
柿田川に関わってこれたな、と実感している。
ボランティアとして参加している「柿田川外来種駆除活動」も、
ほぼ毎日投稿の「柿田川の写真や映像」も愛おしくなっている。
「公務員だったから出来ないこと」をやってみたい、
それが「再任用」を選択しなかった理由の1つだったから。