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しもさんの「気になる一言」
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2018年12月31日(月)
大晦日は、慌ただしくて好きじゃない

あまりマイナス的なことは書かないようにしているけど、
毎年、大晦日になると感じることなので、
今年は敢えて書こう、と思う。
私の周りだけかも知れないけれど、みんなイライラしている。
(それも、私だけがそう感じているのかも知れないけれど・・)
街中では、けっこう乱暴な運転をする人が増える。
無駄なクラクションを鳴らしたり、無理矢理、割り込みしたり。
急ぎたいのは分かるけれど、歩いている側から見るととても怖い。
近くへ灯油を買いに行けば、高齢のおじいさん同士が、
「私が先だ」「いや、俺のが早くから並んでいた」と大喧嘩。
どちらでもいいから、早くしてくれ・・と、こちらもイライラ。
レジでは、84円を全部一円硬貨で支払っているオバさんに、
いい加減にしてくれ・・と後ろに並んでいたお客が声を出した。
普段なら我慢できることが我慢出来ない、そんな慌ただしさがイヤ。
やはり、2日間続けて書いた、年末年始の過ごし方が私は好きだな。
自分の一年(2018年)を振り返るのは、明日になりそうだ。
「大晦日は、慌ただしくて好きじゃない」を残しておこうっと。

P.S. 
私の中では恒例になっている
「大晦日の夕陽に向かって手を合わせ、今年他界した人を偲ぶ」
今年は12人。
親戚、職場の先輩、お世話になった人、一緒に活動した人など、
身近な人が多く亡くなった。
あらためて「ありがとうございました」そして「お疲れ様でした」
(空全体を覆う黒い雲の下、沈む夕陽の場所だけポッカリ赤く染まってた)



2018年12月30日(日)
しくみは変化させ『いま』暮らしやすいように考えていく

昨日紹介した、生活研究家・阿部絢子さんの提案は、
目から鱗の気付きを与えてくれる。
なるほどなぁ・・と思ったのは、
「すべてに全力で取り組むのは無理だから、
自分の年代に応じて『何を大事にするか』の優先順位をつけて
やっていけばいいと思います。
人は年をとるにつれて行動も暮らし方も変わっていきます。
しくみは変化させ『いま』暮らしやすいように考えていくと
いいのではないでしょうか」という考え方。
たしかに、私の小さい頃と同じような正月の過ごし方は
時代にマッチしていない。
それなのに、正月はこうあるべきだ、というイメージ先行で
慌ただしく過ぎていくから、ゆっくり休めない。
彼女の提案のように「お正月にゆっくりと、
夫婦や家族や友人たちと『今年の暮らしぶりはどうしようか』と
語りあってみませんか」を実践してみようかな。



2018年12月29日(土)
大掃除もおせちも年賀状もやめた

ある新聞のコーナー記事。
「くらし彩々 年末年始をどうすごす?」
生活研究家・阿部絢子さんの提案が、私の目を惹いた。
「世間や風習は気にしない」を基本に、
「『すべての汚れを年末に掃除する』という考え方は負担に感じるだけ。
何より、真冬に大掃除をすること自体が不合理です。
油汚れは、気温が高く汚れが落ちやすい夏に掃除するのが最適です」
生活研究家らしい視点が、腑に落ちた。
おせち料理も「無理して手作りしなくていいと思います。
普段食べないような上等のお肉やお寿司を買ってきて、
ちょっと豪華に盛りつける」などの提案も新鮮だった。
年賀状も「相手との関係によって付き合いの形は違うから」と
前置きをして「『この人にはこういう時に』と考えて、
自分の気持ちを素直に表わそうと思っています」と言い、
「自分は落ち着いた頃に寒中見舞いを出す」と書いていた。
私は、年賀状のかわりに、誕生日お祝いメールに切り替えた。
それにしても、心地よい「年末年始」の過ごし方、に大賛成である。
と言いつつ、今年も大掃除はするけれど。(汗)



2018年12月28日(金)
ダメだよ、葉っぱの上は、滑りやすいから

毎日の通勤路となっている、柿田川公園。
落葉樹が多い園内は、今の季節、枯れ葉だらけ。
掃いても掃いても、毎日のように枯れ葉が増え続けるので、
いっそのこと、掃くのをやめて、
枯れ葉だらけの庭園として有名にしちゃいますか?と、
維持管理しているシルバーさんに笑いながら伝えたところ、
けっこう真面目な顔して叱られてしまった。(汗)
「ダメだよ、葉っぱの上は、滑りやすいから」
たしかに、滑りやすさは歩いていてもわかる。
雨が降って濡れると、それもまた滑りやすい。
だから来園者の安全のためにも、枯れ葉掃除は必要ですよ、
そう言われた気がして、頭が下がった。
常緑樹は常緑樹の良さがあるけれど、
季節によって、季節が感じられる落葉樹も悪くない。
枯れ葉を1カ所に集めて、枯れ葉プール作っちゃおうかな。



2018年12月27日(木)
月が綺麗ですね

映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」
(李闘士男監督)から。
鑑賞後のメモを振り返ると、予想以上に多くのフレーズが
私の「気になる一言」として残された。
主人公の榮倉奈々さん扮する「加賀美ちえ」の実家が三島市。
「実家って近いんですか? 」「いや静岡だから近くも遠くも」
「微妙な距離っすよね」の表現が面白かった。
「静岡と東京で中距離恋愛だったんですよね」
「なんか中途半端な距離ですみません」という会話にも、
若かりし頃の自分が思い出されて、メモを増えた。
そんな中、やはり選んだのは、彼女が何度も口にした
やはり「月が綺麗ですね」という台詞。
きっと、何か意味があるんだろうな、とメモしておいたら、
その意味が明かされて嬉しくなった。
彼女の愛読書なのだろうか。書籍「日本文学便覧」(第一文学社刊)
そこには、多くの文豪が訳した外国語が記されている感じだった。
だから、彼女が何度も口にした「月が綺麗ですね」は、
文豪・夏目漱石が「I love you」を、日本語に訳したフレーズだった。
疲れて帰ってくる夫を元気づけようと、何度も死んだフリをした妻は、
いろいろな場面で「月が綺麗ですね」と言いながら
「私はあなたのことを愛しています」と想い続けた。
「I love you」は照れ臭くて言えなくても「月が綺麗ですね」は言える。
そんなことに気付かせてもらった作品である。



2018年12月26日(水)
当事者の「本気度」が試されている「改革」

いま、教員の世界を中心に「働き方改革」が叫ばれている。
巷にも「行政改革」「公務員制度改革」「年金制度改革」・・
「改革」という言葉が、新聞紙上を賑わせていますが、
本来の「改革」という言葉の意味は、
従来の制度などを改めて、より良いものにすること。
それに対して「改善」は、悪いところを改めてよくすること。
今までの事務の流れを変えただけでは「改善」の域を超えず、
悪い状態に陥った「仕組み」を変えなければ「改革」とは言えない。
いわゆる「パラダイム・シフト」(構造の枠組みを変える)
もう1つ付け加えるとすれば「改革には痛みが伴う」ということ。
誰も傷つかない「改革」なんてあり得ないのだから。
そんなことを感じた、昨今の「改革ブーム」である。
「当事者の『本気度』が試されている『改革』とも言えるかな。



2018年12月25日(火)
質が収益を高める

映画「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
(スティーブン・スピルバーグ監督)から。
題材は「ベトナム戦争」だけど、テーマは「報道の自由」だ。
そして、報道の使命とは何か?を強く考えさせられた。
「権力を見張らなくてはならない、
我々がその任を負わなければ誰がやる?
報道の自由を守るのは報道しかない」と言い切るシーン。
また「趣意書にはこうもある」と前置きして
「新聞の使命はすなわち『優れた取材と記事』と。
「それに」とさらに付け加えるように
「新聞は国民の繁栄と報道の自由のために尽くすべきである」と。
ではどうするか?と考えた時、冒頭シーンにヒントがあった。
「10万の兵力を追加して改善せず、それは悪化と同じだ。
うちの読者はエリート層で教養があり要求も高い。
だから腕のいい記者に投資する。質が収益を高める」
そう、読者の要求に応えられるような記事を書ける記者こそ、
大切にしなければならない、と言っている。
最後に、裁判所の判事が、ダメ押しのように意見を述べた。
「建国の父たちは報道の自由に保護を与えた。
民主主義における基本的役割を果たすためだ。
報道が伝えるべきは、国民だ、統治者ではない」
質の良い記者の記事は誰もが読みたがるから、新聞が売れる。
そういうことなんだろうなぁ。



2018年12月24日(月)
「いつもの曲で、いつものようにフィナーレ」に感謝

毎年恒例の「クリスマス・イベント」と言えば、
地元、沼津商業高校吹奏楽部の定期演奏会。(今年は第58回)。
沼津文化センター大ホールを2日間埋めつくす彼らの演奏会は、
私だけでなく、多くの観客の心を温かくしてくれているようだ。
懐かしんだり、元気づけられたり、ワクワクさせられたり、
毎年、感謝感謝の演奏会である。
定番ソングの「情熱大陸」「あの鐘を鳴らすのはあなた」で
なぜか涙腺が緩むのは、毎年のことだし、
会場が真っ暗の中、ボキッと折って発光するあの棒で
演奏する高校生と観客の私たちでつくるイルミネーションも、
もう照れなくなった。
いつもの曲で、いつものようにフィナーレを迎えた時、
あぁ、また一年、無事に過ごせてよかったなぁ、と
心から思ったので、今年は記憶として残したい。
「スピード」と「変化」か求められるこの時代、
「恒例」「定番」で、こんなに癒されるんだ、と実感したから。
「ベストセラーよりロングセラーが好き」。
私の嗜好にピッタリの「クリスマス・イベント」だからこそ、
来年の演奏会を楽しみに、毎日を大切に生きていきたいな。



2018年12月23日(日)
マイナス100からカウントアップ

昨日、「カウントダウン」の話を書いた。
それも残り少ない「公務員生活」を惜しむような表現で・・。(汗)
そうしたら、職場の先輩から、アドバイスのコメントをいただいた。
そんなに焦るのなら、という意味の「じゃあ」と前置きをして、
「例えばマイナス100からカウントアップしてはどうでしょうか?」と。
私にはその発想がなかったので、素敵だなと思ってメモをした。
よく考えてみると、私だけでなく、そしてイベトン屋さんだけでなく
世の中全体が「カウントダウン」好きである。
ロケットの打ち上げなどは、当然のように「カウントダウン」。
私達の生活、一番近いところでは「新年までのカウントダウン」
「東京オリンピック、パラリンビック」までのカウントダウン。
街中を見渡すと「○○まで、あと〜日」のカウンドタウンボードは、
いたるところで見かける。
だから、何も気にせず「カウンドダウン」という単語を使うが、
プラス思考、マイナス思考の観点から言えば、
「カウントアップ」の方が、何か理にかなっている気がする。
目標に向かって、少しずつ努力てして「0」目指してを浮上する、
さらに「0」を通過して、どんどん上に向かっているイメージができる。
「カウントアップ」・・これからは、この単語、流行らせたいな。



2018年12月22日(土)
新しい門出(4/1)まで、あと「100」日

以前、カウントダウン好きの私が、
「あと・・日」の表をエクセルで作った話を書いた。
そしてその表で、昨晩(12/21時点)、あと100日だと知った。
4/1の時は、まだまだ・・(あと365日)と思っていたが、
さすがに、この数字を目にするとちょっぴり焦ってきた。(汗)
今日(12/22)の時点で、もう2桁の「99日」となる。
土日・祝日、年末年始の休暇なども引くと、わずか「61日」ほど。
私にとっての難関は、31年度の新年度予算を審議する3月議会よりも、
この期間に、溜めに溜めた名刺の整理や、書類の断捨離をすること、
さらに、新しい課長への「引継書」も時間が掛かりそうだ。
書類やパンフレット、さらには、下手くそな字で書き殴ったメモ帳も、
もう必要がなくなるかと思うと、気持ちが落ち着かない。
しかし、いつか使うかも知れない・・なんて考える必要はなく、
一度、思いきって「公務員生活の断捨離」をしなくては・・と思う。
暖かくなったら・・なんて言っていられないな。
今年の年末年始は、忙しくなりそうだ。



2018年12月21日(金)
裏山C

Facebookの投稿記事を眺めていると、
元の投稿よりも、その記事に対するコメントの方が面白い。
今回見つけたのは「裏山C」
正直、どう読むのかわからなかったけれど、
前後のコメントを読んだら「うらやまし〜い」と判明。
確か「ポケモンGO!」の記事だったかなぁ。
元の投稿は「こんな珍しいポケモンをゲットしました」
「レベル40に達しました」など、ほぼ自慢ネタだけど、
不思議なことに、炎上することなく、
「おめでとう」とか「素晴らしい」など歓喜の渦。
ネットに慣れている人たちだからだろうか、
どんな投稿・コメントをすると、バッシングを浴びるか、
承知しているかのような感じさえする。
それでも「裏山C」は、私の笑いのツボにはまった。
このレベルになると「誤字・脱字」ではなく、
笑いのセンスがある人だなぁ、と思う。
今度、使ってみようかな、「裏山C」



2018年12月20日(木)
ねぇ、10億円当たったらどうする?

通勤経路になっている宝くじ売り場、
一日に何度も通る場所だけに、いろいろな声が耳に入る。
今は「年末ジャンボ」の売り出し期間だから、
休日ともなると、ラーメンの人気店のように列が出来る。
その横をすり抜けようとしたら、当然のように
「ねぇ、10億円当たったらどうする?」の会話が交わされている。
男性の多くは「当たってから考えるさ」と言うらしいが、
それもつまらないフレーズだな、と思う。
たしかに手垢のついた諺「捕らぬ狸の皮算用」だけれど、
それを考えることが楽しい、というものだ。
ちなみに意味は、
「(まだ捕えないうちから狸の皮の売買を考えることから)
不確実な事柄に期待をかけて、それをもとにした計画を
あれこれ考えること」
「まだ手に入れていないうちから当てにして、
儲けを計算したり、あれこれ計画を立てたりすること」
それがなければ、宝くじなんて買わないと思うのだが(笑)。



2018年12月19日(水)
丸いケーキを5等分するには?

年末に向けて忘年会が続くと、いろいろな企画が登場する。
誕生日に近い人がいれば、ケーキなのだけれど、
先日も5人で1個のケーキを分けることにした時のこと。
どうやって分けるのかな?と楽しみにしていたら、
まぁ、きっちりのような、おおまかな5等分が出来た。
分度器持ってきて、72度ずつに分けたら?とか、
文系、理系の分け方があって面白かった。
そんな様子を、ビールとワインを抱えて眺めていたら、
「しもさんならどう分ける?」と聴かれたので、こう答えた。
「まずは、ケーキいらない人?、ケーキ嫌いな人?って訊く。
1人いれば、4等分だから簡単だし、誰も文句が出ない。
それとも、ジャンケンして、勝った人から、
好きな分だけ食べれる、というルールを決める」と答えた。
要は、丸いケーキを正確に分けることが目的ではなく、
誰からも文句が出ないように分配すればいいのだから、
そんなもんじゃないのかな?(汗)



2018年12月18日(火)
12月12日は「十二国記の日」

私の2013年を代表する熟語に選んだ「十二国記」、
作家・小野不由美さんが執筆する、一応「ファンタジー」。
私にとっては「まちづくりのお手本」だったり、
「リーダー学」だったり、多角的に参考になるケースが多い。 
私たちでは発想できない、壮大なスケールに感動しながら、
シリーズ次回作を楽しみにしていたが、なかなか情報がない。
もしかしたら、このまま終わってしまうのかな?と
「十二国記」オタクの仲間たちと話していたら、
とても嬉しい情報が、12月12日のfacebookにアップされた。
「新作の第一稿が出版社に届いた」というお知らせ。
ファンにとっては、待ちに待った作品と言っても過言ではない。
これで「2019年刊行」の期待が深まった。
今回の気になる一言は、その吉報をお知らせする情報の冒頭、
「「十二国記の日」に、嬉しいお知らせがあります。」と。
あっ、それは知らなかった・・とさっそくメモをした。
「12月12日は『十二国記の日』」
ということは、もしかしたら刊行は、来年の12月12日?
「十二国記の日」、新しい手帳にメモしたのは言うまでもない。



2018年12月17日(月)
トルコ政府は今日までこの罪を認めていない

映画「THE PROMISE 君への誓い」(テリー・ジョージ監督)から。
監督が手掛けた映画「ホテル・ルワンダ」も衝撃的だったけれど、
今回も、ドキュメント作品と間違えるほど緊迫した様子が描かれている。
作品概要では「150万人が犠牲となったオスマン帝国による
アルメニア人大量虐殺事件を題材に、
事件に翻弄された3人の男女を描いたヒューマンドラマ」とあったが、
映画のラストに、こんなメッセージが表示されて驚いた。
「1915年9月12日
フランス海軍は4000人以上のアルメニア人をモーセ山から救出した。
20世紀初の大虐殺で150万人のアルメニア人が命を落とした。
トルコ政府は今日までこの罪を認めていない」
製作国が「スペイン・アメリカ合作」とあり、何か意図的なモノを感じた。
日本といえば「トルコ」とは、親交が深いはず。
第二次世界大戦でも、日本に対して軍事行動を一切行わなかったし、
戦後も、日本に対して賠償金その他の請求を一切行わなかった、
さらに、1985年イラン・イラク戦争でのイラン在留邦人の救出に
トルコ航空機が出動、200名以上が救出されたことも記憶に新しい。
だからこそ、このメッセージが気にかかったのかもしれない。



2018年12月16日(日)
写真は「記録・投稿・個展・商品」

同じ「写真」に関しても、その扱い方により大きな差がある。
そんなことを実感したので、記録として残しておきたい。
まずは、柿田川の定点観測ではないが、日課として「記録」する。
次に、記録写真を「投稿」作品のレベルにまで引き上げる。
ただ何も考えず、撮影してSNSに投稿するだけではなく、
誰からも「作品」として認められるまで、試行錯誤する。
実は、このレベルが、けっこうハードルが高いことを知った。
これほ乗り越えると、あとは数を集めて、いや、数を絞って、
他人に見せても恥ずかしくない、と自分で納得したら
数年に一度「個展」を企画してみることも、楽しいかもしれない。
しかし、単に見てもらうことを意識した写真と、
「商品」として、販売を意識した写真とは、格が違うようだ。
何を撮影したのかわからないような、芸術作品ではなく、
誰が見てもわかりやすいものだったり、
キャッチコピーをいれられるスペースを確保した構図だったり。
でも、調べれば調べるほど、奥が深い写真。
それを「スマホ写真」で挑戦しようとしている私がいる。
私らしいと言えば私らしいけれど。(汗)



2018年12月15日(土)
あなたの愛は昨日の新聞みたい

映画「ナチュラルウーマン」(セバスティアン・レリオ監督)から。
自分らしさを守るために行動した、トランスジェンダーの女性、
その主人公マリーナ役を自身もトランスジェンダーの歌手が演じた。
話題性としては面白いが、物語としては今ひとつだった。
それでも気になる一言は、その彼女が冒頭に歌った歌詞から。
「あなたの愛は昨日の新聞みたい。
誰ひとりもう読みたくない。朝刊を見た時は衝撃的だった。
お昼にはみんなに知れ渡り、午後にはもう忘れ去られた。
あなたの愛は昨日の新聞みたい。
一面には見出しがいっぱい、あなたはどこでも人気者。
私はあなたの名前を切り抜いて、忘却のあるばむに貼り付ける。
あなたの愛は昨日の新聞みたい。
昨日の新聞を読んでどうする?、ニュースはみんな知っている。
もう読みたくない。
あなたは役立たずよ、ベイビー。ゴミ箱にポイ。
あなたを愛して支えてきた、だけどもう愛してない」
この例えは、なかなか新鮮で、私のメモは溢れた。
「あなたの愛と掛けて、昨日の新聞と説く。
その心は「あなたは役立たず、ゴミ箱にポイ」ってことなんだろうな。



2018年12月14日(金)
きっとあなたの「楽しい」が見つかる!

ウォーキングで街を徘徊していると、いろいろ看板に書かれた
キャッチコピーが私を立ち止らせてくれる。(汗)
今回は「スポーツジム」の前に書かれていたフレーズ。
「きっとあなたの『好き』が見つかる!」
何かを始める前に、躊躇するのは「続くかな?」という不安と、
どんなスポーツなんだろう?という知識不足からくる不安。
そんな心配を吹っ飛ばしてくれ、後ろから背中を押してくれる、
キャッチコピーを見つけると、なんだか嬉しくなる。
そのうえで、私なら・・というフレーズを創るのも好きだ。
今回の場合なら、上達のレベルに照らし合わせると
「詳しい」より「好き」、「好き」より「楽しい」と思える方が
モノゴトは上達するって耳にしたことがあるから、
「きっとあなたの『楽しい』が見つかる!」かな。
これ「柿田川大学」のポスターに使おうかなぁ。



2018年12月13日(木)
獲らないってば・・撮るけど。(録るけど)

先日まで、アユの大群を狙って、ダイサギ・アオサギ・カワウなどが
食べ放題・入れ食い状態で、岸近くまで押し寄せていた。
私は、その様子を撮ろうと、そ〜っと近づくのだが、バタバタと逃げられる。
さすがに、鳥は音とか人の気配に敏感だな、と気付かされる。
(アオサギは鈍感なのか、近付いても反応が遅いけれど・・(汗))
こんな市街地で、鉄砲で撃つことはないけれど、
やはり、人の気配などにも敏感で、警戒心が強いことには違いない。
私のカメラが、望遠レンズ付きの一眼カメラなら、
遠くから撮影出来るのかもしれないが、変なこだわりがあり、
スマホ撮影(私の場合「iPhone-SE)に挑戦している。
だから、どうしても泥棒のように「抜き足、差し足、忍び足」、
あと少しのところで、大群に逃げられると、
「獲らないってば・・撮るけど。(録るけど)」と叫びたくなる。
鳥たちには、漢字変換機能が備わってないから、わからないな。
いやいや、その前に、日本語通じないから・・(酔)



2018年12月12日(水)
飲み放題「焼酎割・ワイン」、どれがワイン?

最近、宴会と言っても、飲み放題付きが多く、
飲み物は「飲み放題メニュー」から選ぶことが多い。
忘年会の回数が多いと、ついつい比較してしまう私。
その中でも一番笑ったのが、今回の「気になる一言」。
「サワー」「生ビール」「ハイボール」「果実酒」
「紹興酒」「梅酒」「日本酒」「焼酎割・ワイン」
「ソフトドリンク」「ノンアルコールビール」・・
おぉ〜、凄い種類が豊富だな、と驚いていたのもつかの間、
気になる項目を見つけた。
それが「焼酎割・ワイン」のメニュー。
「黒霧島」「いいちこ」「あしたか割り(緑茶ハイ)」
「ウーロンハイ」(各グラス450)、「魔王」(800)。
あれっワインがないぞ、と他を探したけれど、やはりない。
でも「ワイン」と書いてあるけどなぁ、と頭をひねった。
普通なら「グラスワイン(赤・白)」なんて書いてあるんだけど。
もしかしたら「黒霧島」の他に「赤霧島」「白霧島」?
たしかに「赤・白」だからなぁ。



2018年12月11日(火)
自殺対策の基本は「日記」(業務報告)

数年前から始めた、課員全員が全員に宛てた「業務報告」。
以前配属された課で実施して、その成果を実感したので、
新しい課(生涯学習課)でも続けている。
狙いは「誰がどんなことをしたか」という情報共有ばかりではなく、
個人の心の内を、課員全員に吐き出すことで、
溜めがちなストレスなどを軽くする効果も期待している。
それを「単なる業務報告」と勘違いして、そこまでしなくても、と
勝手に決めつけてしまっては、もったいない。(汗)
先日開催された「自殺防止対策」(認知行動療法)を紹介する
「こころの健康づくり講演会」でも、
表現は違えど、同じことを訴えていた気がする。
演題は「こころの不安・モヤモヤを解消する方法」
(〜重たいこころが軽くなるコツ〜)
そのコツは「思考記録表」と呼ばれる「振り返り」にあり、
自分の行動や思考を文字にすることで、いろいろな効果が得られる。
それを講師は「こころを元気にする4つのステップ」として
「(1) 変化に気付く (2) ひと息入れる (3) 考えを整理する
(4) 期待する現実に近づく」と、その効果を解説してくれた。
それは「職場」でも同じことが言えて「業務報告」というよりも
「個人の日記」に近い「書き方自由」が功を奏していると思える。
スタッフの「今日は失敗してしまった」という報告を読みながらも、
最後に「明日は頑張ります」なんて文字を見つけると、
「その調子、その調子。頑張れよ」と頷いてしまう私がいる。
公務員最後の年に、職員管理のコツを掴んだのかもしれないな。



2018年12月10日(月)
髪の毛を洗うのではなく、毛穴を洗うのです

何気なく眺めていたテレビに、天皇陛下の髪を洗う方が出演していた。
あれっ、そんなゆっくり?と思うほど、丁寧に指を動かし、
地肌マッサージをしている様子だった。
少しずつ、泡立ち始め、柔らかなクリーミーな泡が髪に溢れた。
彼の説明は端的で説得力があった。
「髪の毛を洗うのではなく、毛穴を洗うのです」
何度も耳にしたテクニックだけど、なかなか実行しなかったのも事実。
そこで今晩、お風呂に入った時に、試してみた。
なるほど・・おしゃる通り。(汗)
ということは、髪の毛に限らず、
体を洗うということは、体毛の毛穴を洗うってこと、と気付いた。
そうか・・耳も、鼻も、もしかしたらお尻も(汗)、
体臭や汗が出るのも、脂や埃が溜まるのも、全て「穴」ってこと。
今更ながら、面白い発見が出来たなぁ。



2018年12月09日(日)
私の気持ちが書かれているから読んで

書籍「脳が壊れた」(鈴木大介著・新潮新書刊・233頁)から。
若くして脳梗塞になったライターが、自分の文章力を活かして、
本当に切実な想いを文字にした、言わばドキュメンタリー。
この本を渡されたのは、私の妻。
伝えたいことが上手く伝えられない、頭の中のモヤッとした感覚、
そんな「コミュニケーション能力」が、チョッピリだけ壊され、
見た目だけでは、脳梗塞になったことすらわからないことが、
どれほど、多くの方の誤解を招いているか、など、
彼女がいつも抱えている不安を、見事に表現しているようだ。
「私の気持ちが書かれているから読んで」
読後の感想は、もう少し早く読むことが出来れば、
もっと妻の気持ちを理解してやれたのになぁ、という後悔と、
それでも、この時点で読むことができたので、
少しだけでも、その辛さに寄り添えることが出来ると安堵した。
今回は、メモした内容ではなく、それを渡してくれた妻の一言。
夫婦である2人にとって、大切な本だったかもしれないな。



2018年12月08日(土)
「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」のは高齢者の特権

以前紹介した書籍「定年前後の『やってはいけない』
(郡山史郎著・青春出版社刊・189頁)から。
多くの「やってはいけない」ことを列記してくれて、
定年前後の私にとって、ピッタリの内容であったが、
その中で、逆に「やってみましょう」とまでは言わないが、
お薦めの行動が書かれていた。(汗)
現役時代より収入が少なくなる分、支出も減らす、
その当たり前のことが意外と出来ないことを挙げながら、
こう考えてみたらどうだろうか?と提案されていたのが、
「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」こと。
言い換えると、たぶんこういうことだろう。
仕事上のお付き合いだった「冠婚葬祭」や「年賀状」、
「お中元・お歳暮」などは、断捨離しましょう、ということ。
なるほど、うまいこと言うなぁ、とメモをした。
「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」のは高齢者の特権。
覚えておこうっと。(笑)



2018年12月07日(金)
値段を見極めるために人は苦労するんだ

映画「ゲティ家の身代金」(リドリー・スコット監督)から。
冒頭「実話に基づく物語」と表示されて、ドキュメントに近いのかと
思っていたら、けっこう脚色されている気がした。
(まぁ、それは映画だから、それはそれで良しとして・・)
まだ事件が起きるだいぶ前、アメリカの大富豪ジャン・ポール・ゲティと、
その孫が、初めて出会うシーン。
さりげなく、そしていて事件のキーワードどもいえる、
「モノの価値」について、語る台詞があった。
「どんな物にも値がある。値段を見極めるために人は苦労するんだ」
このフレーズは、孫の命の価値ともいえる、誘拐犯の身代金でも同じ。
それが「高いのか、安いのか」の判断は、その人の考え方次第だ。
特に「人の命」(それも孫)となると、その見極めは難しい。
だからこそ、この2人のはじめての会話が、のちに輝いてくる。
冒頭のナレーションで、誘拐された本人(孫)がこう呟く。
「ゲティ家の者は一般人とは違う、祖父が僕にそう言ってた」と。
だから僕が誘拐され身代金を要求しても、祖父は応じないかも知れない、
そんな思いがあったのかもしれない。
人の命だけでなく、絵画などの美術品、彫刻等の芸術作品でも同じこと。
「本当にそれ相当の価値があるのか」は、常に念頭に置いているはずだ。
言い換えれば「値段を見極めなければ、人は苦労しない」とも言える。
さて、どんな生き方がいいものやら・・。



2018年12月06日(木)
いつまで続くんだろうね、アユの産卵。(汗)

11月1日に確認した、アユの産卵シーンは、
誰もが予想できなかった大量の数とともに、この産卵シーンを
目の前で見られる期間にも驚かされている。
例年なら、11月下旬から目にする光景が、
なんと今年は11月上旬から12月上旬まで、衰えることなく、
いや、かえって、増え続けている気さえする。
始まりが1ケ月ほど早かったから、終息も1ヶ月ほど早い?と
予想したが、見事に裏切ってくれた。
お陰で、毎日の定点観測の写真や動画も増え続け、
PCの容量オーバーにならないか、そんなことが気にかかるほど。
ほんの短い間だけしか見られないんですよ、と説明していたのに、
今年は、1ヶ月を超える期間で目にすることが出来ている。
気温が15度以下になり、水面には「毛嵐(けあらし)」と呼ばれる
川霧も発生し始めた。
毎日、柿田川から目が離せなくなってきたから、
私の嬉しい悲鳴を、気になる一言に残すことにした。
「いつまで続くんだろうね、アユの産卵。(汗)」



2018年12月05日(水)
みんな、手を挙げなくちゃダメですよ

もう一つ、先日の地域防災訓練の1コマから。
地震を知らせるサイレンの後、ご近所で集まり、
指定された避難所へ集まる訓練だったろうか。
小さい子から高齢者まで、老若男女が一緒に歩く様子を
久しぶりに見て、微笑ましい光景だな、と思っていたら、
幼い子どもの声が響き渡った。
「みんな、手を挙げなくちゃダメですよ」
それは、信号機のない横断歩道を渡ろうとしているシーン。
一番小さな女の子に言われて、その場に居たメンバーは
照れくさそうに、手を挙げて道路を渡った。
「そうだよね。ごめん、ごめん」と謝る若い夫婦、
「手を挙げて横断歩道を渡るなんて、何十年ぶりだろう」と
ちょっぴり戸惑いながらも、みんな嬉しそうだった。
一番、交通ルールは知っているのは、幼い子どもたちかもなぁ。
ここに、交通安全のヒントが隠されているかも・・。



2018年12月04日(火)
でかい声を出す人がいないとまとまらない

12月の最初の日曜日は、地域防災訓練だった。
基本的には、突発型の地震を想定しての訓練だが、
訓練方法も、地域によって工夫を凝らしていて興味深い。
行政の災害対策本部の運営訓練も、以前とだいぶ変わってきた。
災害情報を逐次判断し、支援の優先順位を決めたり、
的確な判断をし、他の係に速やかに指示を出す訓練など、
緊張した雰囲気の中で行なわれている。
最近では、避難所や災害現地からの状況報告を無線だけでなく、
LINE電話を活用して、現地の様子を映像で知ることもできる。
近い将来、南海トラフをはじめ、大地震が想定される中、
「防災訓練」で一番大切なことはなにかな?と考えていたら、
ある方が、こう呟いた。
「防災訓練は、でかい声を出す人がいないとまとまらない」。
もちろん、最新技術を駆使するのも大切だけれど、
パニックになっている住民を落ち着かせるには、
「でかい声を出す人」の存在が必要のようだ。
まちづくりでは「でかい声を出す人」は煙たがられるけれど、
こういう時は「でかい声を出す人」、必要だな。



2018年12月03日(月)
「不要になった社員に退場してもらう」ための制度

先日紹介した書籍「定年前後の『やってはいけない』
(郡山史郎著・青春出版社刊・189頁)から。
最近、書店でもどうしても「定年」に関する書籍に目がいきがちで
「定年」対する定義も増えてきたけれど、どれも優しく書かれ、
グサッと来る定義がなかったが、この著者はバッサリと言い切った。
さすが、人材派遣、就職相談に対応してきただけあるな、とメモ。
「定年とは要するに」と前置きをしたあと、
「『不要になった社員に退場してもらう』ための制度である」と。
さらに「別のいい方をするなら『これまでと同じ給料を払ってまで、
会社にいてもらいたい人材ではない』と判断されたということ」と。
もちろん、そこまで言わなくても・・という思いはあるが、
それが現果なんだと、認識するところから始まる気もする。
それを、単刀直入に表現してくれたので、腑に落ちた。
「計算力や暗記力のピークは18歳〜25歳で40代以降は低下していく」
そんなデータ紹介にも納得してしまう自分がいた。



2018年12月02日(日)
人は3つのことから学ぶ

ある講演会で講師から紹介された、人間の学び。
(情報源は、ライフネット生命保険の創業者、出口治明氏らしい)
今まで、生涯学習の分野での仕事が多かったので、
いろいろなことで「学び」について書いてきたが、
どれも、すぐに思い出せるか?と言われたら自信がない。
今回の「学び」は、短くてわかり易かったので、ご紹介したい。
「人は3つのことから学ぶ」
人は「本」から学ぶ。人は「旅」から学ぶ。人は「人」から学ぶ。
なるほど、とメモをしたのは、私だったら何から学ぶだろうか、と
考える機会を与えてくれたからだ。
人それぞれの学びの場があってもいい。
「人」を「私」に置き換えて考えてみることにより、
自分にあった学びのスタイルが浮かび上がってくる。
「私は3つのことから学ぶ」
私は「本(映画)」から学ぶ。私は「自然」から学ぶ。
私は「人」から学ぶ。かな。



2018年12月01日(土)
祝!! 準優勝 「準」←そのうち取れる

第19回を迎えた「しずおか市町対抗駅伝」が開催された。
わが町は、レース前の予想をよい意味で覆す結果に沸いた。
町の部「2位」という結果は、19回では「初」の快挙。
あの佐藤悠基さんが中学生の頃、出場したときでも「3位」、
何度も何度も、この壁に押し戻されては、悔しい思いをした。
だからこそ悲願の成績が「2位・準優勝」だった気がする。
地元では、例年通りの「慰労会」が準備されたが、
今年は、正面のホワイトボードに「祝!! 準優勝」の文字。
その「準」の文字の下には矢印で「そのうち取れる」と表示、
私は思わず、メモしてしまった。(笑)
「2位・準優勝」の成績で喜ぶのではなく、
やはり「1位・優勝」が現実に手の届く成績として、
選手それぞれにの胸に刻まれたに違いない。
欲を言えば「そのうち」ではなく「来年」としたいところだが、
その謙虚さが妙に嬉しかった。
19年掛けて「2位」という成績を掴み取った選手の口からは、
「お疲れ様」よりも「来年こそ」という単語が溢れていた。
来年は20回大会かぁ、また楽しみが増えたなぁ。