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2018年07月31日(火)
夏休みの課題「異常気象と火星大接近」

「火星が地球に15年ぶり大接近」と言う記事をみつけた。
15年ぶりに、6000万キロを切り、5759万キロまで近づくらしい。
国立天文台天文情報センターによると、
7月31日、午後4時50分に地球に最も近づく、と発表している。
次回、地球との距離が6000万キロを切るのは、2035年9月、
今から17年後だから、夏休みの宿題として「火星観測」は面白い。
しかし、もっと面白そうなのが、最近の異常気象との関係。
仮設を立てて、それを説明していくのが論文なのだから、
私なら「最近の異常気象は、火星の接近が原因」とし、
前々回の大接近から、今回の大接近までの間に起こった異常気象との
関連性を書き出してみると、意外なことがわかるかもしれない。
いや異常気象に限らず、人類の歴史、世界の動きと比較してもいいかも。
こんなワクワクするような題材が、自分の身近に起きているのだから、
想像を膨らませて欲しい。
それが「夏休みの研究」だとしたら、素晴らしいではないだろうか。
まずは「火星観測」から始めてみよう。



2018年07月30日(月)
「チャンポン」は「醸造」と「蒸留」が混ざることだよ

毎年恒例の「沼津の花火大会」を観ながらの宴席は、
「花火打ち上げ」が台風の影響で2日間とも延期されたので、
今年はどうするのか迷っていたら、宴席だけは予定どおり、
場所を変えてやるよ、とラインで連絡があった。
仕事の関係でやや遅れたが、気のおけない仲間たちと、
無事に合流して、いつもながらの楽しい時間を過ごせた。
最近の私は、以前のように何でもOKとはいかず、
アルコールと言えど、チャンポンは翌日に響くから、と
少しsaveしようとしたら、悪友たちの攻撃にあった。(笑)
「ビールと日本酒は、チャンポンとは言わないんだ」と言い、
「チャンポンは「醸造」と「蒸留」が混ざることだよ」と
解説してくれた後「ワイン、ビール、日本酒」は「醸造」
「焼酎、ブランデー、ウィスキー」は「蒸留」だから、
彼らの定義によると「ビールと焼酎はチャンポン」らしい。
「まぁ、俺にとっては、どれを飲んでも同じようなもの。
リキュールやウォッカと一緒に呑んだらチャンポンだけどな」
と、酔いながら説明してくれた奴もいたけれど。(笑)
仕事もそうだけど、一緒に飲むメンバーによって、
酔い方が違うかもね、と私なりにまとめてみた。(汗)
悪友たちの宴席は、やっぱり楽しいなぁ。

P.S. 参考になるかわかりませんが・・
日本酒(お米→醸造→日本酒)
ワイン(果実→醸造→ワイン)
ビール(麦→醸造→ビール)
焼酎(お米→醸造→日本酒→蒸留→米焼酎)
ブランデー(果実→醸造→ワイン→蒸留→ブランデー)
ウイスキー(麦→醸造→ビール→蒸留→ウイスキー)



2018年07月29日(日)
「○暑」を考えてみました

毎日のように新聞紙上を賑わせている「暑さ」の表現。
「猛暑」「酷暑」は、もう手垢がついた単語になってきた。
辞書では「大暑、極暑、酷暑、炎暑、残暑」などが代表的だが、
もっと違う、異常気象を表す「暑さ」の単語をストックしたい。
漢字を見ただけで「うぁ〜、暑そうだな」と感じるものを。
そこで、思いついたものを列挙してみた。
「蒸暑」「厳暑」「照暑」「汗暑」「灼暑」
「苦暑」「死暑」「焼暑」「粘暑」「焼暑」
「耐暑」「焦暑」「熱暑」「圧暑」「暴暑」
「堪暑」「嘆暑」「茹暑」「逃暑」「火暑」
「滅暑」「激暑」「痛暑」・・・・・・・
まだまだあるような気がするが、私の五感からすると
気温の暑さではなく、じと〜っとした蒸し暑さの方が、
肌にまとわりつく、何とも言えないベトベト感とともに、
今年の「あつ〜い」を表現している気がする。
言葉遊びのように思われるかもしれないが、
こんなことを話題に、想像力を働かせる訓練にもなるな、
そう思っている。
「32度」で、今日はなんだか涼しいね、と口にする日本人、
感覚まで麻痺してきてしまったのかなぁ。



2018年07月28日(土)
「きのう」「きょう」「あした」に日付と曜日

異例な動きをする、台風12号の動きが気になり、
テレビの情報たげてなく、インターネットで何度も検索している。
今では、ほんの少し前に放映された各局のニュースなども、
You-Tubeなどを通じて再生されるため、便利なことは便利だけれど、
ニュースそのものを流しているので、いつ放送したものかわからない。
きのうの台風の動き、きょうの各地の様子、あしたの天気予報など、
当然と言えば当然たけど、ネットでも再生されることを意識して、
きのう(7月27日(金))とか、きょう(7月28日(土))など、
いつ、誰が、どこから視聴してもいいような工夫が欲しい。
今では、世界の各地から日本に住む家族の安否を気にして、
災害情報を検索する人がいることも知った。
そこで必要なのは、その情報が「いつ時点」なのか、ということ。
テレビのニュースは、一方通行の放映されただけの情報ではなく、
アーカイブ記録としても活用されるのだから、
スピーチ(音は「きょう」でも、画面表示は「きょう(7月28日(土))」
そんな工夫があると、ネットの情報をもっと活用出来る。
ネット情報が「ただしいのか・正しくないのか」という判断も必要だが、
「古いのか、新しいのか、最新なのか」という判断できる情報が、
どこかに表示されていると、便利なのだが・・。
もちろん、放送時間もあったら、情報としてはもっと嬉しいなぁ。



2018年07月27日(金)
「temperature / 平穏」

以前、同級生の女性が沼津市の御用邸で個展を開いている、
と耳にして、会場に足を運んだ。
言葉に敏感な私の悪い癖で、飾られた作品よりも、
その作品につけられたタイトル(題名)が気にかかる。(汗)
今回も「英語・日本語」と併記された、白い紙を真っ先に読む。
「numerous green / 多くからなる緑」「puzzled / とまどい」
「fondness / 慈しむもの」、これくらいなら私にも分かるけど、
「favor / 親切な行為と、その思い」となると、
「その想い」というフレーズに、作者の気持ちが入ってくる。
さらに注目したのは「temperature / 平穏」
どんなに辞書を開いても、インターネットで探しても、
「temperature」と「平穏」が結びつかない。
「temperature」とは、(温度計で測られた)温度、気温、体温、
高熱、発熱状態、(心情の)強さ、熱度」
そこが、作者の思いを知る機会となる気がした。
「温度」ではなく「平穏」、素敵な訳である。
「temperature」から「平穏」を連想したのか、
「平穏」から「temperature」を連想したのか、
今度会った時に、訊いてみようっと。
でも、彼女は今、カナダ・トロントに住んでいるんだよなぁ。



2018年07月26日(木)
「お前」「に」「会え」「て」「うれ」「しい」

映画「アルマゲドン」(マイケル・ベイ監督)をもう一度観た。
以前から気になっていた字幕を、DVDを借りて確認した。
なんとか小惑星に辿り着いたが、掘削作業はピンチの連続。
とうとう、掘削機まで壊れてしまった矢先、
もう1台の掘削機が登場し、苦難を乗り越えることになる。
その時、発した英語は、
「I got just five words for ya. Down glad to see ya,, boy!! 」
「That’s six words.」
それを、無理やり和訳するから字幕は
「お前に言いたい言葉は5つ、
『お前』『に』『会え』『て』『うれ』『しい』」  
「6語だ」
なんともも間の抜けた字幕が飛び込んできた。
もう少し、気の利いた「6語」にならなかったものだろうか。
または、直訳せずに、その雰囲気が伝わる訳でも構わないのに。
こういった指摘、ちょっと意地悪だったかなぁ。(汗)



2018年07月25日(水)
(目標) 汗をかくこと

肌身離さず持ち歩いている、私の手帳に書き込まれた、
今週の目標。「汗をかくこと」
(毎週、日曜日の夜、決めていることなのだが・・)
こういう時期だからこそ、選んだ目標でもある。
この酷暑をどうやって乗り切っていくか、を考えたら、
しっかり水分補給をし、汗をかくことだった。
暑いから、とクーラーの効いた部屋に閉じこもっていると、
人間本来の持つ体温調整機能が徐々に退化し、
夏なのに寒い、冬なのに暑い、という感覚麻痺も心配される。
誰かが「あつ〜い」と口にしたら「夏だからね」と答え、
「さむ〜い」と震えていたら「冬だから仕方ないよ」と言う。
「春夏秋冬」という四季折々の景色を味わえるのも、
日本という国に生まれ育ったからだと思えれば、
この暑さも「夏を味わう」と解釈できよう。
少しずつではあるが「季節」がズレていることは、
「俳句の季語」を眺めていると、実感できる。
まだ7月なのに「酷暑」、
う〜ん、8月はなんと呼ぶことになるのやら。



2018年07月24日(火)
女心を歌う男性歌手

テレビで「女心を歌う男性歌手」という特集があった。
紹介されていたのは「朝が来たのね」(美川憲一)、
「雨」(三善英史 )、「うそ」(中条きよし)、
「バスストップ」(平浩司)、「夜と朝の間に」(ピーター)など。
驚いたことに、私がカラオケでよく歌う曲も入っている。
歌のパターンは、いろいろある。
「男心を歌う男性歌手」「女心を歌う男性歌手」
「女心を歌う女性歌手」「男心を歌う女性歌手」・・
どれが一番売れるかは別問題として「女心を歌う男性歌手」は、
今でも人気があると言う。
逆に一番難しいのは「男心を歌う女性歌手」だろうか。
これからは、両性の気持ちが分かる「LGBT」の人たちの歌が、
流行るのかもしれないなぁ。
と、いいつつ、う〜ん、歌詞が思いつかない。(汗)



2018年07月23日(月)
伝説のフルコース「大日本帝国食菜全席」

映画「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」(滝田洋二郎監督)から。
主人公は、依頼人の「人生最後に食べたい料理」を再現して
高額の報酬を得る「最後の料理人」。
実は、その設定に「?」が付いてしまったから、
あまり真剣にストーリーを楽しめなかったかもしれない。
料理とは、本当に正確にレシピどおりに作ったとしても、
本人の体調、その時の天候や温度といった自然環境、
もちろん、その土地独自の風土や、誰と一緒に食べたか等、
いろいろな要素が加味され、美味しかった、と思うはず。
だから冒頭の「料理を再現する」という設定に疑問符をつけた。
物語の軸となっている、1930年代に、満州という地で作られたとされる、
伝説のフルコース「大日本帝国食菜全席」も、
現代、日本の地で食べて美味しいかどうか、それさえわからない。
一度食べればどんな味でも再現できる絶対味覚「麒麟の舌」って、
私もそんな舌が欲しい、と思わなかったからかな、
あまり夢中になれなかった気がする。
テーマは何だったのか、周りを囲む人たちの温かさだけが
妙に引っかかった作品だったなぁ。



2018年07月22日(日)
お年寄りは、クーラーがあっても付けないんだよ

酷暑の今年、熱中症で亡くなる高齢者が増えている、
そんな記事を読みながら、結果より原因が知りたくなる。
原因を解決しないと、結果は変わらないからだ。
その原因の一つは、高齢者にはクーラーを付ける習慣がない。
特に、地方の田舎では、夜でも鍵を閉めず、
自然の風が一番涼しい・・とばかり、窓は開けっ放し。
息子たちが、気にしてクーラーを取り付けてあげても、
よほどのことがないと、電気代がもったいない、とばかり
あっても付けようとしない。
「お年寄りは、クーラーがあっても付けないんだよ」
そんな話を耳にして、なるほどなぁ、とメモをした。
戦争を体験した高齢者の、忍耐強さ、我慢強さが、
この時にもなぜか、ここぞとばかり発揮される、というわけだ。
「電気代より命の方が大事でしょ?」という無茶苦茶な話を
真剣に説明しなければならない時代がやってきている。
不思議だよなぁ、「地球」という惑星の大きな流れでは、
地球は氷河期に向かっているはずなんだけどなぁ。



2018年07月21日(土)
こんなにまばゆい青を 私は知らない

柿田川公園、第2展望台から見える「青色の湧き間」
季節によって、時間によって、その色も僅かに違うし、
見るたびに、その感じ方が違う、不思議な青色。
だからこそ、その違いを上手く表現できないものかな、と
思っていたら、こんな表現にぶつかった。
「こんなに豊かな青を こんなに悲しい青を
こんなにまばゆい青を 私は知らない」
たぶん、見ている景色は同じ青色なのに、
私の気持ち・気分の持ち方によって、微妙に変化している。
だから、この表現が腑に落ちた。
「こんなに『自分の気持ち』+『青』」というフレーズは、
・こんなにワクワクする青を ・こんなに寂しい青を
・こんなに楽しい青を こんなに興奮した青を
・こんなに頭にきた青を こんなに嬉しい青を
限りなく増え続ける予感さえする。
毎日、この青の湧き間を見つめる時間が、私は好きだ。



2018年07月20日(金)
現役中学生の私が思う『将来の自分へ贈る絵本』

最近、仕事の帰り道、いつものように柿田川公園を抜けて、
大型商業施設に店舗を構える、長倉書店に寄り道することが多い。
目的は、本好きの心をくすぐる企画コーナーである。
ここ最近の企画でお気に入りだったのは
「現役中学生の私が思う『将来の自分へ贈る絵本』」
(〜ふとした日常の中で思い出してほしい〜)
中学2年生の彼女がオオスメする絵本の数々、
その推薦文(手書きポップ)を読むだけで、中身を見ることなく、
読んでみたいな、と思ってしまうのは、読み込んでいる証拠。
これが、今流行りの「ビブリオバトル」の原型であり、
夏休みの宿題になる、読書感想文を書くコツでもある。
自分が気になったこと、心に残ったフレーズを書き留めて、
そこから、拡げていくなり、深く掘り下げていけば、
文字を埋めるために、あらすじを延々と書くこともない。
こうした企画を、地元の本屋さんで企画してくれたのが嬉しい。
行政の図書館と、上手く連携していくことで、
本や映画を題材に、ワクワクしたまちづくりが出来るな、
そんなことを考えながらの、寄り道が楽しくて仕方がない。



2018年07月19日(木)
異常気象が叫ばれた。「異状」なのに楽観視した

映画「ジオストーム」(ディーン・デブリン監督)から。
このままでは地球が破滅してしまうという設定、
危機回避のスイッチは手動でしか作動せず、
残り1秒で目的達成、地球各地で大喜びシーンなどを始め、
もちろん、父娘との親子愛も組み込まれていて
「アルマゲドン」のリメイク?としか思えなかった。(汗)
しかし、世界中が異常気象や大災害が前提だったし、
兄弟愛なども加えて、楽しむことはできた。
印象に残ったのは、作品冒頭のフレーズ。
「誰も警告を聞かなかった。
気温が上昇し、海流が変化し、極地の氷が溶けた。
異常気象が叫ばれた。「異状」なのに楽観視した」
特に「『異状』なのに楽観視した」という言葉は、
胸に刺さった。
最近の私たちは「気象」に限らず「異常」という単語を
頻繁に使うにも限らず、処置を施そうとしない。
小さな芽のうちに摘んでおけばいいのに、
問題が大きくなってから、右往左往する姿が眼に浮かぶ。
原因の元を突き止めて「異常を正常に戻す」ことこそ、
私たちがしなければいけないことなんだよなぁ。



2018年07月18日(水)
山本リキンダでしたね

すみません、咄嗟にメモしたので、久しぶりの情報源不明。
たぶん、サッカー・ワールドカップの試合解説か、
野球の解説者、ゴルフの開設者が口にした台詞だったと思う。
とにかく、誰がみていても絶好のチャンスに、
シュートミスか、凡打か、ミスショットをしたのを見て、
解説者がこう呟いた。「山本リキンダでしたね」
インパクトが強過ぎて、他の解説は全て忘れてしまった。
こんなオヤジギャグも、解説者が公共の電波に載せると、
なるほど・・と頷いてしまう私がいたことを告白したい。
このギャグを使えるのも「山本リンダ」さんを知らないと
どうしようもないのであるが・・。
この名前だけで笑わせるセンスは、実は磨きようがない。
どれだけのボキャブラリーを持っているか、
それをタイミングよく使えるか、どうか。
そういう意味では、お笑い芸人の才能って、限りないな。



2018年07月17日(火)
わかるでしょ 言葉で伝えなくても

映画「シェイプ・オブ・ウォーター」
(ギレルモ・デル・トロ監督)から。
とても切ない「ファンタジー・ラブストーリー」だった。
幼少期のトラウマで声が出せない主人公の彼女「イライザ」と、
摩訶不思議な生き物(人魚の男性版?)の「彼」が、
言葉という手段を使わずに、愛を育んでいく過程に、
もどかしさを感じながらも、これが本当の愛なんだな、と
ちょっぴり涙腺を緩めながら観終わった。
何度となく登場し、作品の「キーワード」とも思える
「あなたには決して分からない」という歌が印象的だった。
作品冒頭、TVから流れてくる曲は、
「あなたには決して分からない、私がどんなに寂しいか・・
あなたには決して分からない、どれほど深く私が想っているか」
そして、なぜか2人のダンスシーン。(この場面だけ???)
「あなたには決して分からない、私がどんなにあなたを愛してるか
あなたには決して分からない、どれほど深く私が想っているか、
隠そうとしてもあふれてしまう、あなたへの熱い想い」
さらに「わかるでしょ、言葉で伝えなくても。
あなたの行く所に私の心もついていく。
あなたのことはいつも祈ってる、他に方法があればいいのに、
愛を証明したいのに、どうしていいか、私には分からない、
永遠にこのままよ、今あなたが気付いてないなら」と続く。
しかし、ラストシーン、このフレーズに変わる。
「あなたの姿がなくても、気配を感じる。
あなたの愛が見える。愛に包まれて私の心は優しく漂う」
うまく言えないけれど「愛」って、こういうことかな。



2018年07月16日(月)
調子が悪いのでとなりをご使用くださいませ

ある施設のトイレに入った。
小さいトイレだったので、男子トイレは小便器が3つ。
しかし、手前の二つに貼り紙が目に留まった。
一番手前の便器には、黒の背景に白抜き文字で、こう書かれている。
「すみません 調子が悪いのでとなりをご使用くださいませ」
真ん中の便器にも、手の込んだ白抜き文字で、こう書かれていた。
「すみません 故障中のため隣をご使用ください」
3つ目の小便器は使用できたからいいけれど、
これが2つだったら、久しぶりに「どっきりカメラか?」と疑い、
周りをキョロキョロするところだった。
いつから貼ってあるのか知らないけれど、
そんな貼り紙の文字に時間をかけるなら、修理しろよ」と
言いたくなるのは私だけではないだろう。
まぁ、可笑しくて写真を撮ったのは私だけかもしれないが。(笑)
そんなところから、利用者の不平不満がはじまるに違いない。
反面教師として、気をつけなくちゃなぁ。



2018年07月15日(日)
ホタルで有名な「柿田川湧水群」

富山県黒部市のホテルで見つけた「柿田川」の記事。
2007年(平成19年)5月23日(水)某新聞のトラベルコーナー。
見出しは「日本一の名水でのどを潤す」
マラソンランナー「谷川真理さん」が案内人となり、
案内人と決める「日本一」は。(回答総数2万172人)
1位 安曇野わさび田湧水群(長野) 7838人
2位 忍野八海(山梨) 4829人 
3位 黒部川扇状地湧水群(富山) 3095人
4位 柿田川湧水群(静岡) 3090人
5位 羊蹄のふきだし湧水(北海道) 2951人
10年以上の前の記事だし、順位にも文句はなし。
ただ、説明記事に驚いた。「1位に輝いたのは、
北アルプスのふもとに広がるあずみのわさび田湧水群。
全体の4割近い票を集めて圧勝した。2位には富士の御手洗と
いわれる「忍野八海」。
V字形の深い谷を流れてわき出る「黒部川扇状地湧水群」、
ホタルで有名な「柿田川湧水群」が続いた。」とある。
私の記憶するところ、柿田川がホタルで有名になったことは、
たぶんなかったと思う。
どこから、こんなフレーズが付いたのか、悲しくなった。
こういう記事をみて、ホタルを楽しみに観光客が訪れたとしたら、
がっかりさせることにもなりかねない。
柿田川のもつイメージをしっかり伝えること、
それこそ、そこに住む人たちの役割のようなきがする。
行政やマスコミに任せっぱなしにしないで・・(汗)



2018年07月14日(土)
どこに行っても面白い話が出来る場所

久し振りの旅行で、富山県のビシネスホテルに泊まった。
リニューアルされたのか、外観はオシャレで、
室内も期待したが、逆に残念な結果だった。
コンセントが極端に少なかったり、朝食のバイキングは
驚くほどのメニーの少なさで、笑うしかなかった。
実は、旅行して感じたことは、自分の住む町の参考になる。
素晴らしいおもてなしを受ければ、真似してみようと思い、
その逆なら、反面教師として、これだけはなくそう、と思う。
今回参考になったのは、観光ガイドの知識の豊富さ。
2日目の企画されていた「オプショナルツアー」は、
案内をしてくれる観光ガイドさんの善し悪しで、
その地域のイメージが決まってしまうほど、大切な役目だ。
「昭和の名水百選」は全て回ってみました・・と言い、
ツアーに参加した人の土地にある「名水」を思い出しながら、
案内の説明にいれるなどして私たちを喜ばせた。
「立山黒部ジオパーク協会」の所属しているという彼が、
「ここ黒部の魅力は?」と訊ねた私に対する答えは、
「どこに行っても面白い話が出来る場所」
その答えどおり、バスの車窓から見える景色1つひとつに、
丁寧に説明してくれた。
自分の町のことだけでなく「伊豆・富士・箱根」の魅力を
伝えられる人にならなければなぁ。



2018年07月13日(金)
高低差 4,000m 水のめぐみ 次世代へ

昨年に引き続き「名水サミット」に参加している。
正式には「全国水環境保全市町村連絡協議会全国大会」
場所は「富山県黒部市」、回数も32回を数えた。
私が気になったのは、昨年の開催都市「愛媛県西予市」が
今回の大雨被害で、多数の被害者を出し、
昨年、訪れたとき、大変お世話になった市長をはじめ、
西予市の人たちに会えなかったこと。
「昭和の名水百選」「平成の名水百選」(環境省選)に選ばれた
全国の市町村がこの団体を構成しているが、
「名水」と呼ばれるには、水がキレイだけではなく、
それなりに「水を活かしたまちづくり」が共通話題である。
だからこそ「水の恵み」に感謝するとともに、
「水の恐さ」も体験している、と言ってもいいのかも知れない。
今回訪れた「黒部扇状地湧水群」も、長い歴史の中で、
何度も何度も繰り返されてきた、黒部川の氾濫によって、
出来上がった扇状地であるからこそ、こうして選ばれている。
記録として、今回の大会テーマ
「高低差 4,000m 水のめぐみ 次世代へ」を残しておきたい。



2018年07月12日(木)
これって、旅行・研修ではなく修行ですね

バス旅行のお楽しみは、朝から飲めること、
そういう人もいるが、さすがに朝7時から・・は辛い。(笑)
座った場所によっては、パワーバランスを考えると
断ることはできない、自分のペースで飲むなんて無理。
しかし、それをどうかわしていくか、もまた面白いこと。
缶ビールを渡され、飲まないでいると、すかさず
「缶ビールは開けてなければ飲めないでしょう。
開け方を教えてあげる。こうして開けるんだよ」と
笑いながら「プシュ」とプルタブを開けてくる。(汗)
こちらも負けずに、言い返す。
「これって、旅行・研修ではなく修行ですね」と。
相手も酔っ払いながら「そう、修行だから・・」。
この会話を、笑いながら楽しめるかどうか、
こればっかりは、そういった人たちと信頼関係を築き、
少しずつ歳を重ねないと出来ない修業かも。
それにしても、約8時間のバス内宴会・・楽しかったな。
帰りを考えるとゾッとするけど・・(汗)



2018年07月11日(水)
下山イズム(ism)ですね

定年を間近に控えて、頑固になってきたのか、
自分の主張、流儀等を貫くことが増えてきた気がする。(汗)
それは、相手がどんなに目上の人でも、ダメなものはダメ、
おかしいことはおかしい、と突っぱねる行動が、
部下たちには、不思議に映るのかもしれない。
それを察してか、「下山イズム(ism)ですね」と言われた。
「イズム(ism)」とは、
1 主義。主張。学説。「イズムを異にする」「イズムにとらわれる」
2 多く固有名詞の下に付いて、特有な主義・流儀・傾向などの意を表す。
「早稲田イズム」「三菱イズム」
「イズム(ism)」と言われるほど、主張はしていないけど、(笑)
悪い習慣は、私の代で断ち切って次世代に手渡そう、とは思う。
そんな行動、発言が「下山イズム」と呼ばれるのなら、
それはありがたく受け入れて、貫き通していきたいな。
「イズム(ism)」は続けないと意味がないからなぁ。

PS.
明日から2泊3日で旅にでます。
いや、3日間、行方不明になりますので、宜しく。



2018年07月10日(火)
つながらないっていうのは、切ないね

書籍「長いお別れ」(中島京子著・文藝春秋刊・263頁)から。
認知症が少しずつ進む父親の変化を、娘はしっかり見つめていた。
初めは、お父さん、どうしちゃったの?、しっかりしてよ、とか、
こんな忙しいときにまったく、いい加減にしてよ、と思いながら、
接していたに違いない。
その接し方が、すこしずつ変わり始め、この病気に対して、
しっかりとした捉え方をしているな、と嬉しくなった。
「おそらくは、何か言いたいことがあって、
言えないもどかしさもあるだろうと想像するのだが、
まるで聞いたことのない言葉を繰り返す老人の前に、
何一つしてあげられなくて困っていると、
相手は悲しげに伝えることを諦め、あるいは忘れて、
ますますここではないどこかへ帰りたがってしまうのだ
ねぇ、お父さん。つながらないっていうのは、切ないね」
認知症という病気は、少しずつ記憶を失くして、
ゆっくりゆっくり遠ざかっていくから、
「長いお別れ」(ロンググッパイ)と呼ぶことを知った。
一番辛いのは、やっぱり本人なんだろうなぁ。



2018年07月09日(月)
「伝える施設」ではなく「伝わる施設」

観光地に行くと、今でも気になる「ビジターセンター」。(汗)
建物の基本コンセプトや展示内容をはじめ、いろいろな角度から、
この施設は「何を伝えたいのだろう?」を探りたくなる。
そんな話をしていたら、ある方から、アドバイスをいただいた。
確かに、建築する側としては「○○の魅力を伝える施設」という
表現を使いたくなるが、それはちょっと視点が違うのではないか、
「伝える」のが目的ではなく「伝わる」のが目的でなくてはならない。
「情報発信」を意識するようになった頃から、いつも念頭にあるのは、
「周知する」のではなく「届ける」という視点。
ターゲット(相手)に、伝えたいことがしっかり届いているか、
もし届いていないとしたら、それは、周りに対して、
情報発信しています、というアピールと、自己満足に過ぎない。
だから、施設に関しても「○○の魅力が伝わる施設」という視点、
確実に「伝わった」と確認できる何かが欲しい、という指摘。
まさに、私が悩んでいる1つの「情報発信下手」解決策かもしれない。



2018年07月08日(日)
肌の色は変えられません、だから前例になるしかないのです

映画「ドリーム」(セオドア・メルフィ監督)から。
1960年代の米ソの宇宙開発戦争を題材にしてはいるものの、
根底にあるのは「人種差別撤廃」のメッセージかな、と思う。
黒人・更に女性であるというだけで理不尽な境遇に立たされるが、
NASAの歴史的な偉業に、彼女たち3人の能力は不可欠だった。
自分たちでも、それを信じていたからこそ、どんな苦境にも
真っ向から立ち向かって、その扉をこじ開けた気がする。
黒人女性が、白人専用の学校に通うこすら許されなかった。
というより、そんな前例がなかった、というべきなのだろう。
でもNASAで働くためには、その学校で学ばなければならなかった。
そのために、州判事に詰め寄るシーンが印象に残っている。
「前例となることの重みは誰よりもご存知のはず。
宇宙に行ったアメリカ人もいなかった。
そして初の宇宙飛行士になったシェパードは、
前例をつくり名を残します。
肌の色は変えられません、だから前例になるしかないのです。
判事のお力が必要です」
その強い想いと信念が、判事の心を動かすことになる。
「前例になること」の大変さは、私も何度も経験しているが、
一度、経験してしまうと、それはそれで意外と楽しい。(笑)
「前例がない」と言われたら「それでは仕方ない」と諦めるか、
「前例になるしかない」と思えるか、それだけなんだよなぁ。



2018年07月07日(土)
ゆるキャラダンス選手権

ネットでいろいろな情報を集めていたら、
「ゆるキャラダンス選手権」なる大会を見つけた。
「ゆるキャラ」と言えば、投票で順位を決める
「ゆるキャラグランプリ」しか浮かばなかったが、
それから派生してか、多彩なイベントがあることを、
今更ながら知って、恥ずかしくなった。
前述の「ゆるキャラダンス選手権」をはじめ、
「ゆるキャラ運動会」などのイベント、
はたまた「ドラムさばきが凄い」とか、
特技が披露され、脚光を浴びていることも知った。
Youtubeなどでも、けっこう投稿されている。
このゆるキャラの使い道、アイデア次第で、
まだまだ市町村のPRに使えそうだな。
子どもたちに人気の・・とか、そういうものではなく、
ゆるキャラのイメージをぶち破るような仕掛け、
話題になることを考えたいなぁ。



2018年07月06日(金)
私がもってる長所は全部パパから

映画「アルマゲドン」(マイケル・ベイ監督)から。
聖書に記す「アルマゲドン」(世界の終焉)ではなく、
やっぱり父と娘との親子愛の物語、と再認識した。
それは、映画のようにドラマチックでなくとも、
ちょっと照れるが、いつの世でも、どこの国でも、
父親が娘を想う気持ちは、同じなんだと嬉しくなった。
やはり選んだのは、最後の別れのシーン。
(父)「グレース、元気? 戻ると約束したが・・
(娘)「何なの?」(父)約束は守れない。
(娘)「私もパパに嘘を・・。
私はパパと違う・・なんて言ったけど、何も違わないわ。
私がもってる長所は全部パパから。パパを愛してるわ」
普段あまり話す機会がない娘から、こう言われたら、
もう死んでもいい・・と思うのかも知れない。
地球を救う、人類を救う、なんて大きなことではなく、
自分が犠牲になることで、愛する娘が救われるのなら、
という気持ちが伝わってきて涙腺が緩んだ。
娘が成長すればするほど、この気持ちがわかってくる。
そんなものなのかなぁ、父親って。



2018年07月05日(木)
ビジネスは、忙しくてはいけない

「ビジネス」というと「忙しい」というイメージが刷り込まれ、
朝から晩まで、飛び回っている感じがするが、
ある本で見つけた定義が面白かったので、ご紹介。
(ビジネスマンにとっては「えっ、今頃?」的な情報かも・・)
「ビジネスとは『忙しい』という意味の英語buzyに、
nessをつけて名詞にしたものであるということです」
だから「ビジネスは、忙しくてはいけない」と解釈した。
手垢のついた表現として、よく使われる
「忙しい」の「忙」は「心を亡くす」というフレーズよりは、
ちょっぴり新鮮な表現だったなぁ、と思う。
ただ現実は、ビジネスはボランティアではないんだ、
忙しくなければ、ビジネスとは言えない、という反論もわかる。
この話題、飲んだ時だけにしようかなぁ。



2018年07月04日(水)
「ガビチョウ」という外来種なんだよ

毎朝、通勤路に入っている「柿田川公園」(第1展望台)で、
いい声で鳴く鳥がいる。
しかし、野鳥に詳しくない私は、自然保護の人に訊ねた。
「最近、この鳴き声が聴こえますが、なんという鳥ですか?」
「あっ、これは、ガビチョウという外来種なんだよ。
本来は籠の中で飼う鳥なんだけど・・」と話し始め、
「23年前の阪神淡路大震災、多くの中国人が飼っていた鳥が逃げて
遠く離れたここでも、野生化して鳴いているらしい」と加え、
「朝からいい声で鳴くんだけどね」と残念がった。
外来種は、私たちが駆除している植物だけではない。
動物も、昆虫も、もしかしたら魚なども混じっているかも。
この川の環境が気に入って、繁殖する動植物なら、
例え外来種と言えども、可愛がってやりたくなるな。(笑)
在来種との共存共栄の道、探ればいいのになぁ。
(日本の課題となっている移民問題の話ではありません(汗))



2018年07月03日(火)
空いたスペースへの飛び出し

サッカー・ワールドカップ(ロシア大会)のテレビ観戦で、
多くの解説者が何度も口にしたフレーズ、
「空いたスペースへの飛び出し」が気になっていた。
得点に繋げるための、戦術とでも言えばいいのだろうか。
選手にとっては、まず、空いたスペースを探す能力が必要になる。
そして、そのスペースに走りこむこと。
この時に大切なのは「飛び出すこと」らしい。
交通ルールでは、飛び出しは危険行為だけど、(笑)
こういうスポーツでは、相手の意表を付く感じで飛び出すこと。
その「飛び出し」がうまくいけばいくほど、
「ノーマーク」となり、チャンスを広げることとなるようだ。
今、全国各地で繰り広げられている、賑わいのイベントも、
どこでもやっているようなことをするのではなく、
空いたスペース(どこもやっていないようなイベント)を探し、
周りが驚くような「飛び出し」で開催する。
これが、ポイントをあげることであり、成功の秘訣かもしれない。
それにしても、賑わいを目的としたイベント、多いよなぁ。



2018年07月02日(月)
天才には、そんな権利はありません

映画「ラフマニノフ/ある愛の調べ」(パーベル・ルンギン監督)から。
ストーリーとは、関係ないのかもしれないが、
天才ピアニスト、セルゲイ・ラフマニノフは、
ある女学校で、教鞭をとることになる。(音楽の先生?)
生徒たちに「気楽に・・」と指導したところ、生徒の一人が声を発する。
「気楽にしていてはダメです。」と前置きをして、
「天才には、そんな権利はありません」と言い切るシーンが記憶に残る。
天才には「のんびり」とか「気楽に」という言葉が似合わない。
そんな気持ちが伝わってきた。
天才として、この世に生を受けたからには、一気に駆け抜けて下さい、
そんな心の叫びまで聞こえてきそうな台詞だった。
彼にとって、その台詞がどう影響したのか・・ちょっぴり気になる。
しかし、最後には「天才作曲家」としても成功を収めるのだから、
「天才には、そんな権利はありません」は、インパクトがあったなぁ。
ロシア映画とフランス映画は、どことなく似ている。
私の勘違いだろうか?



2018年07月01日(日)
ボールを持ってないときの動きこそ重要

「日本VSポーランド戦」はもまだ納得していないが(汗)
4年に1度、にわかのサッカーファンになる私は、
これは仕事でも同じ事が言えるな、と思うフレーズに出会う。
今回、インターネットで見つけたのは、
「サッカーでは、オフ・ザ・ボール、
ボールを持ってないときの動きこそ重要なんです」。
それは「ボールを持ったときだけ仕事をしてもダメ」ということ。
ボールを持たない場面でも、相手の動きを身体を張って封じたり、
いつボールが来ても対応出来るよう、しっかり準備をする。
そんな動きを見ているから、仲間からボールが回ってくる。
サッカーでは、信頼されなければボールは回ってこないらしい。
そして、何よりもチームのために、全力で走りきれるか、
それが大切のようだ。
こういう目立たないけれど、常にチームのために動いている人、
育てていきたいなぁ、と思う、今日この頃である。