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しもさんの「気になる一言」
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2018年01月31日(水)
輪がふたつ赤銅色の月を待つ

今朝の柿田川公園は、寒さで震えた。
もちろん、寒いからこそ目に出来る「毛嵐」は、
「どうだ!!、写真や動画、いくらでも撮ってくれ」とばかり、
私に囁いてきて、仕方なく「手袋」を外し、スマホを取り出し、
急速に耗るバッテリーを気にしながら、シャッターを押す。
「舟付場」と呼ばれる湧き間でも、白い水蒸気が立ちこめ、
思わず、温泉の湯気?と勘違いするほどの勢いがあった。
ファインダーの中は、大小のふたつの湧き間がレイアウトされ、
「あれ、地球と月みたいな関係だな」と感じた途端、
頭の中に、(俳句らしき)一句が浮かんだ。
それが「輪がふたつ赤銅色の月を待つ」
ちょうど今晩、楽しみにしていた「皆既月食」が起きるので、
この、丸い輪の中に「赤銅色の月」が写っていたら、
どんなに幻想的だろう・・と、素直に思ったからだ。
結局、季語が浮かばず、俳句はできなかったけれど、
こんな感覚で、柿田川と自然を、17文字にしていければ幸せ、
そしていつの日か、写真と俳句をセットにした作品を作り、
額にいれて、じっと眺めていたいな。

P.S.
管理しているFacebookページ「柿田川evol.」に投稿しました。
https://www.facebook.com/kakitagawa.evol/



2018年01月30日(火)
「赤銅色」(しゃくどういろ)の月

明日、2018年1月31日は、楽しみな「皆既月食」。
「皆既月食」とは、太陽からの光によってできた地球の影の中を
月が通過するときに見られる現象。
言い方を変えると「太陽、地球、月が一直線に並んだとき、
月が地球の影に完全に入り込み、普段見ることのない現象」が起きる。
時間帯も、月の位置も、さらに日本全国で観られるなど、
申し分のない、絶好の観測条件であり、今からワクワク。
これからも、何度も皆既月食を見る機会はあるけれど、
「部分食の始めから終わりまで見ることができる皆既月食」は、
また何年も待たなくてはならないくらい珍しいのだから、
明日の夜だけは、テレビもパソコンも電源を切って、
ネットで配信されるリアル動画ではなく、寒さに震えながらも、
本物の「皆既月食」を自分の目で確かめて欲しい。
普段、パソコン、スマホなどで下ばかり向いている私達にとって、
夜空を見上げるという行為こそ、人間性回復に繋がると信じている。
1人でもじっと眺めるもよし、親しい仲間と飲みながら観るもよし、
とにかく「『赤銅色』(しゃくどういろ)の月」(赤黒い色の月)と、
自分たちの住んでいる「地球の影」を、脳裏に焼き付けて欲しい。
あとは天気を祈るのみ。
私は、いろいろなことを考えながら、じっくり眺めたいな。



2018年01月29日(月)
行政視察は、全員タブレット持参の時代

最近、わが課が所管している事業「ゆうすいポイント」で、
行政視察を受けることが増えてきた。
(先進事例でもなんでもないのだが・・(汗))
概要説明・質疑応答、という視察の流れは変わらないが、
以前の視察と大きく変わったのは、インターネットの活用。
今回などは、議員の視察ということもあるだろうが、
来町の10人全員ともに、タブレットを持参し、
テーブルの上で操作し、質問をしてくるのには驚いた。
事前に、わが町のこともインターネットで調べているし、
こちらの情報たっぷり、で勉強してくるケースも多い。
そうなると、視察を受けるこちらの対応も変えなければなぁ、
というのが、本音である。
いつまでも、パワーポイントを駆使して、町の紹介をするのも、
限られた時間の中では、勿体ないのかな、
それよりも、インターネットでは得られない情報を、
現地に出向いた視察でしか得られない情報として提供する方が、
今後の役に立つのかな、と説明内容を変えてみた。
高齢者でも、タブレットを使いこなす時代なのだから、
当然と言えば当然なんだよなぁ。



2018年01月28日(日)
「13カ国のコイン」がお賽銭箱に

柿田川公園・芝生広場の南側に位置する「貴船神社」。
京都・貴船神社の分社として、水の神が祀られ、
併せて「縁結びの神」としても、脚光を浴びてきた。
とは言うものの、社も小さく、お賽銭箱もミカン箱くらい。
その中身(金額)は気になるところだが、それはさておき、
ある方が、国際交流で使えそうな情報を提供してくれた。
それが「『13カ国のコイン』がお賽銭箱に入っていた」。
順不同で列挙すると、タイ、インドネシア、イギリス、
ユーロ、キューバ、カナダ、韓国、シンガポール、中国、
チェコ、アメリカ、オーストラリア、ブラジルの国々のコイン。
こんな小さな神社に、外国人が訪れ、何を祈るんだろうか、
そんなことに興味が湧いた。
もう一つの関心事は、日本円にしたら幾らくらいなんだろうか、
生活基準がわからないけれど、チップを払う習慣のある国は、
そんな感覚なのだろうか、なんて想いを巡らせた。
言語や肌の色なんかよりも、よっぽど「国際化」を感じた情報、
面白いものだよなぁ。



2018年01月27日(土)
小さい腕輪のいいなり?

映画「ワンダーウーマン」(パティ・ジェンキンス監督)から。
今までに何度か観てきた「女性のヒーロー」とは違い、
女性ならではの色気を保ちながら、スカッとする戦いぶり、
私好みの主人公、ダイアナだった。
女しかいない島で育った、という設定には無理があるが、
男のことを知らない訳ではなく、勉強しながら
「生殖に男は必要だけど、快楽に必要ない」と言い切る姿が
やけに面白かった。
その割には、島に不時着したパイロットのスティーブと、
初めてのダンスを踊りながら、
「すごく近い」「それがいいんだ」「そうね」
「戦争がない時は、みんなこうするの?」「あぁ」と、
初めて異性の魅力に触れた会話が、色っぽかった。
しかし、今回私が選んだ「気になる一言」は、
これまた初めて目にした「腕時計」に興味を示し、
スティーブが、腕時計の機能を、
「時間を告げる。食事、寝る、起きる、働く」と説明したら
「小さい腕輪のいいなり?」と言い返した台詞。
私たちは、産まれてから死ぬまで、知らず知らずのうちに、
「時間」というものに追われて、人生を過ごすのだが、
常に時間を意識し確認できる便利な道具「腕時計」に対して、
あなた達は、その腕時計(腕輪)の命令により、行動しているの?、
そう問われた気がした。
自由に生きるとは、時間に縛られない生き方なのかもなぁ。



2018年01月26日(金)
いろいろな言語で「マイウェイ」

先日、参加した「国際交流イベント」でのメモ。
会場内にたった一人しかいなかった日本人の私を無視した(笑)
スペイン語の司会や踊り、日本語全くなしのイベントが、
なぜかとっても居心地が良かった話を、以前に書いた。
その会場でメモしたフレーズを整理したら、
「マイウェイ」(スペイン語・タガルグ語・英語・日本語)
と残されていた。
実は、コンサートの後半、「マイ・ウェイ」が演奏され、
シンガーは「(たぶん)スペイン語」で歌っていたのだが、
会場内にいた多国籍の人々が、自分の国の言葉で、
「マイ・ウェイ」を歌っていることに気付いた。
(もちろん、私も日本語と英語を駆使して、口ずさんだ・・)
もしかしたら「マイ・ウェイ」って「万国共通曲?」と
勘違いするほど、多言語が耳から入ってきた。
これは、国際交流の大きなヒントかもしれない。
今度、カラオケBOXで確認してみようかな。



2018年01月25日(木)
標語「575」から、俳句「575」へ

柿田川の写真・映像を、facebookで発信はじめて、約3年半。
毎日となると、撮影場所、撮影時間を明記するのが面倒くさく、
2年ほど前から写真にあった表現を「575」で表わすことが、
とても楽だと気付いて、標語に近いキャプションを添えている。
しかし、ほとんど自然の風景なので、俳句と勘違いする人も多く、
「季語が重なってますよ」「字余りになってませんか?」など、
指摘されることもあり、その関心の高さに驚いている。
確かにこの川の四季折々を歳時記として「俳句」で表現できたら、
私の拙い写真や映像も、作品になるかな、と思い始めた。
ただ、毎日の投稿が基本なので、躊躇しているのも事実。
そんな簡単に写真にあった「俳句」が浮かぶとは思えないし、
基本的なルールを学ばなければ、いけないだろうから。
それでも、いつの日か、いや近い将来、必ず、
「俳句」の世界に飛び込みたいと思っている。
わが町出身の女優・冨士眞奈美さんから戴いた本を読み直すと、
(書籍「身ひとつの今が倖せ」(知恵の森文庫刊・229頁))
サブタイトル「俳句のある人生」が示すとおり、
(俳句は)「手帳と筆記用具と歳時記があれば、
いつどこでもひとりで楽しむことができる」と、
その魅力を紹介し、私の背中を押してくれている。
定年退職まで、あと1年数ヶ月に迫った今だからこそ、
少しずつ「俳句」の勉強を始めてみようかな。



2018年01月24日(水)
戦略とは組織論。戦術は方法論。

書籍「野村の金言」(野村克也著・セブン&アイ出版刊・189頁)から。
タイトルを書き出すだけでも、メモで溢れた。
しばらく、この「金言」からの一言が増える予感がするが、
まずはじめに選んだのは「戦略とは組織論。戦術は方法論」
戦い・競争が生じると必ず「戦略」「戦術」という単語が飛び交うが、
果たして私たちは、しっかり理解しているだろうか?と感じていたので、
この説明がわかりやすかった。
「戦略とは、長期的視野をもってチームをどう編成し、
強化していくのかという組織論である。
一方の戦術は、場面ごとにどのような作戦を用い、
どう戦うのかといった方法論。」
全く違う単語を、私たちは「戦略・戦術」と一括りにして使い、
あたかも「戦略・戦術のプロ」みたいな評価をするが、
それは、大きな間違いだと気付いた。
戦国時代、名参謀と呼ばれていた「竹中半兵衛」「黒田官兵衛」
「島左近」らは、「組織論、方法論」、両方に長けていたことなのか、
もう一度、歴史を振り返りながら、再評価してみたい。
戦略(組織論)のプロ、戦術(方法論)のプロを抱えながら、
その業界で戦って行くことが必要だとも言える。
さすが、野村監督だなぁ。



2018年01月23日(火)
「外来種駆除」「柿田川ビジターセンター」「水みくじ」

先日、同日に、新聞・ラジオなど、マスコミを通じて、
「柿田川(公園)」に関する記事が、3件も同時に採り上げられた。
「外来種駆除」「柿田川ビジターセンター」「水みくじ」
いろいろな角度から「柿田川」という河川に関心が集まっているのは、
単なる「自然」ではなく「文化・教育・観光」などの要素があるから。
富士山の「世界遺産」が「自然遺産」ではなく「文化遺産」として
登録されたのと同様に、その富士山の恵みを受けている「柿田川」も、
「文化遺産」として、その価値を磨いていきたい、と思う。
ほぼ毎日、柿田川公園を中心に、柿田川の様子を撮影しているが、
不思議なことに、飽きることはない。
四季折々、天候、時間帯によっても、私に見せてくれる景色が違うし、
広角・ズームなど、カメラのレンズによっても、雰囲気が変わる川。
植物、生物などの知識はほとんどないから、風景写真のみだけど、
それでも、毎日ワクワクする風景が撮れる川。
その場所へ毎日歩いて行ける私は「幸せ者」、心からそう思う。
「柿田川」は「ただの川」ではなく「ただならぬ川」、
昨年より感じていたことを、再認識できた出来事であったな。



2018年01月22日(月)
シフトダウンして生きる

書籍「孤独のすすめ」(人生後半の生き方)
(五木寛之著・中公新書ラクレ刊・181頁)から。
ある講演会で、講師から紹介されたものは、
出来る限り、手に取って読んでみることにしている。
今回は「静岡ガス・前会長・岩崎 清悟氏」の紹介。
予想どおり、今の私にピツタリの内容であり、
以前読んだ「下山の思想」((五木寛之著)の姉妹篇とも言えそうだ。
これまた、紹介したいフレーズが溢れていたので、
何回かに分けて、気になる一言に採り上げていこうと思う。
「歳を重ねれば重ねるほど、人間は孤独だからこそ、
豊かに生きられると実感する気持ちがつよくなってきました」と語り、
もうすぐ還暦を迎える私の心に引っかかったのは、
「シフトダウンして生きる」ということ。
車を運転しない人には分かりにくいかもしれないが、
この「シフトダウン」という運転操作は、
ブレーキを踏んで減速するのとは、ちょっと訳が違う。
「スピードは落としても、トルクは落とさない。
加齢とともに、社会生活や身体的行動は減速しても、
むしろ心のトルクは高まっていく。回転を上げつつ、減速して生きる」
言い換えれば、夢中になれるものに見つけて、
それに集中できる時間がたっぷり使い、心豊かに人生を楽しむ。
そんな生き方はどうですか?、と著者からのメッセージである。
歳を重ねてきた人たちへのアドバイスとして、心に刻みたい。



2018年01月21日(日)
恥を知りなさい、声援も送れないの?

映画「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」
(スティーブン・フリアーズ監督)から。
主人公は、実在の人物でストーリーも実話だというから、
さすが、アメリカ・・と拍手をしたくなる物語。
「音痴のソプラノ歌手、フローレンス・ジェンキンスが
カーネギーホールでコンサートを開催した」という事実を知り、
日本だったらどうだったろうか?と考えてしまった。
作品中(たぶんこれは脚色だと思うが・・)
アメリカ兵士をこのコンサートに招待し、
彼らを励ますつもりで歌い出したにも関わらず、
あまりの音痴に、笑い出す人あり、ざわつきはじめた時、
コンサートには不釣合いな服装で席についた若い女性が、
観客に向かってこう叫ぶ。
「静かに!、力の限り歌ってるのよ」
それでも「やめろ」「警察を呼べ」「引っ込め」等の
野次が止まらず、さらにもっと大きな声で、彼女はこう叫んだ。
「恥を知りなさい、声援も送れないの?」
これには、大騒ぎのアメリカ兵士も反省したのか、
会場は大きな拍車に包まれる、このシーンが一番好きだ。
上手い下手に関わらず、一所懸命の人を応援すること、
それが大人の対応なんだと知らされた。
作品の最後、フローレンス・ジェンキンスがこう呟く。
「ひどい悪声だと非難されても、歌った事実は消せないわ」と。
彼女は自分の音痴を知っていたのかな?



2018年01月20日(土)
誰もやったことがないことをやり遂げたい

MLBのロサンゼルス・エンゼルスに入団した大谷翔平選手。
目指すは、御存知、投手と野手の二刀流。
本当に達成できるのだろうか?という私の心配を察してか
先輩大リーガーの石井投手が、あるテレビ番組を通じて、
彼の、熱い想いを教えてくれた。
それが「誰もやったことがないことをやり遂げたい」
単に、小さい頃からの夢だった大リーグに挑戦したい、
そんな想いではなく、もっともっと大きな夢。
いや「夢」というより「目標」に近い気がするのは、
出来ることなら・・というレベルの想いではなく、
必ずやり遂げるという決意に似たものを感じるからだ。
野茂投手が、当時難しかった大リーグでのプレーに挑戦し、
パイオニアとしてやり遂げたのに似ている。
あの時も、けっこうバッシングの嵐だったのに、
成功したら、掌を返したように、称賛する関係者たち。
まちづくりでも同じ様なシステムが存在し、
中央・世界で成功してから「実は、わがまち出身です」と
いうケースを何度もみてきた。(汗)
結果的にうまくいくかどうか、ではなく、無名の時から
こういう若者の心意気、応援してやらなくちゃなぁ。



2018年01月19日(金)
愚かさに、ハッと気付いてあげましょう。

書籍「しない生活」(煩悩を静める108のお稽古・
小池龍之介著・玄冬舎刊・241頁)から。
最近、心がざわついていたからか、背表紙のタイトルを目にして、
何気なく手に取り読み始めたら、夢中になってしまった。(汗)
特に、仕事柄「クレーマー」と称される方々とも、
接しなくてはならず、その対応に声を荒げることも、しばしば。
相手を興奮させることに長けている、クレーマーの誘いに乗らず、
こう考えたらいかが?というアドバイスともとれる。
「相手を屈服させて自分の価値を実感するという愚かしさ」
学校や企業へのクレームは、される側は失うものが多いため、
ほんのちょっとした過ちでも『すみません、不手際でした』と
屈服せざるを得ないですからね。
必ず勝てるのがきまった、つまらない戦いなのです。
そんなひきょうな戦いを挑みたくなるほど心が惨めになる前に、
自分の価値をつりあげたくてしょうがない愚かさに、
ハッと気付いてあげましょう」という表現を見つけて、
なるほどなぁ、とメモをした。
クレーマーと同じ土俵で戦うのではなく、こちらが逆らわない、
という前提でクレームをつけてくる相手に対して、
その愚かさに気付いてあげるやさしさで接したいものである。



2018年01月18日(木)
やりたいことをやりたいやつが提案し、言い出しっぺが実行する

書籍「稼ぐまちが地方を変える。誰も言わなかった10の鉄則」
(木下斉著・NHK出版新書・201頁)から。
縮小時代にまちづくりを推進する私たちにとって、
「バイブル」と言っても過言ではない内容に、メモは増えた。
まずは著者が「今でも私の基本となっている考え方です」と、
1番最初に紹介しているフレーズが、
「小さく始めて大きく育てる」であった。
著者が、学生の頃から、試行錯誤して得られた、
まちづくりのノウハウは、示唆に富んだ指摘が多い。
イベントにしても、組織にしても、行政の補助金を当てにして
大々的に打ち上げ花火をあげて失敗してきた例を、
何ども目にしているからだろうか、最初から同感であった。
つまり「やりたいことをやりたいやつが提案し、
言い出しっぺが実行する」程度の規模感で始める。
そうすれば、仮にうまく機能しなかったり、失敗しても、
やりたいと思った、言い出しっぺが責任をとれる範囲だろうし、
損害も最小限に留められる。
逆にうまくいったら、少しずつ拡大していく楽しさがある。
右肩上がりの時代と同じ感覚で、風呂敷を拡げ過ぎ、
にっちもさっちもいかなくなることは避けたい。
それは消極的考え方ではなく、時代の潮流を読んだ考え方として、
私も「基本のき」として、心に留めておきたいと思う。



2018年01月17日(水)
それって、チロリン村に失礼だよ

夕食に鍋を囲みながら、私の仕事の話をしている時だったかな。
「どうして、こんなことが出来ないの?」とか、
「えっ、それって他のまちではやってるよ」とか言われ、
ムッとしながらも、うまく言い返せなくて、ついつい
「どうせ、チロリン村だから」と口にしたら、またまた突っ込まれた。
「それって、チロリン村に失礼だよ」
そう言えば、私たち地方の行政職員って、仕事がうまく進まなかったり、
問題解決に広い視点で考えられなかった時など、自分のまちを卑下して
「どうせ、チロリン村だから」と言うことがある。
(この例えも、私だけだったら、すみません(汗))
よく考えると、その「チロリン村」について、私たちは何も知らない。
調べてみると「チロリン村」は、1956年から1964年まで、
NHKで放送されていた「チロリン村とくるみの木」の人形劇だった。
お馴染みの「ひよっこりひょうたん島」や「プリンプリン物語」の原型、
そう評価してもいいほどの名作は、黒柳徹子さんら多くのキャストで構成され、
どうして「チロリン村」という単語だけが一人歩きしているのか、
正直、私にも分からない。
「ピーナッツのピー子」「タマネギのトン平」「クルミのクル子」などの
果物や野菜を擬人化したキャラクターと「もぐらのモグモグ」
「ねずみのタコチュー」などの小動物が暮らしているチロリン村、
そこで起こる珍騒動の数々が「チロリン村」のイメージを膨らませて
大きな都市では起こりえない騒動が起きることの例えとして
「チロリン村」と呼んでいるのかもしれない。
そう考えたら確かに「チロリン村に失礼」だよなぁ。

P.S.
まさか・・サイコロ賭博の「チンチロリン」から派生して
「チロリン村」じゃないよね。(汗)



2018年01月16日(火)
「日本に住んでいる外国人50人」と「外国に住んでいる外国人50人」

昨日紹介した「外国人の外国人による外国人のためのイベント」、
あれからず〜っと考えているが、分からないことだらけ。
特に「99.9パーセント外国人の中で、たった一人で座っていても、
ドキドキするような、不安を一切感じなかった」こと。
これが「異国の地でのイベントで、たった一人だったら、
不安を通り越して、落ち着いて座って居られなかった」に違いない。
このあたりに、国際交流の楽しみ方のヒントが隠されている、
そんな気になって仕方がなかった。
それが「ホーム」と「アウェイ」の違いなのか、
一度も「日本語」を耳にしなかったにもかかわらず、
自分でも信じられないくらい、異文化を楽しむことが出来た。
正直、今でもなにが違うのか、はっきりした答えは見つからないけれど、
「日本に住んでいる外国人50人」と「外国に住んでいる外国人50人」、
そんな彼らが醸しだす、独特の雰囲気みたいなものなのかも知れない。
日本に住んでいる外国人50人に囲まれても、不安はないけれど、
異国の地に住んでいる外国人50人に囲まれたら、
きっと、不安だらけで落ち着かないんだろうなぁ。



2018年01月15日(月)
外国人の外国人による外国人のためのイベント

昨年予定していた、国際交流イベントが、
台風の接近で中止になったのは、たしか衆議院選挙の日。
それでも、どうしてもやりたいと言いだしたのは、外国人の人達。
今までは、日本人の私たち(行政と国際交流協会)が企画運営し、
在住の外国人の人たちに参加してもらう形の「国際交流フェスタ」、
それをまるっきり視点を変えて、企画運営も近隣市町の在住外国人、
ターゲットも近隣市町の在住外国人で、文字どおりの
「外国人の外国人による外国人のためのイベント」を開催したら、
私の予想よりはるかに多くの外国人が集まり、まさに異国ムード。
それも、私の耳に入って来る言葉は「英語」ではなく、
「スペイン語」だったり「タガルグ語」が溢れかえった。
屋外では「多国籍の料理ブース」が所狭しと並び、
屋内のステージでは、これまた「多国籍のミュージック」が流れ、
さらに「多国籍のダンス」が披露された。
私以外、すべてが外国人の時間帯もあったけれど、
時には、輪になって一緒に踊り、楽しい時間を過ごすことが出来た。
何にも分からない言葉だと、理解しようとか、聴き取ろうなんて、
そんな気も起きず、ただただ、その場の雰囲気を味わったにすぎない。
だけど、今までとは違う何かを感じて、帰路についた。
その理由は分からないけれど、とにかく楽しかったなぁ。



2018年01月14日(日)
なんとかやっていける時です

やっと初詣に三島大社に足を運び「後厄」の厄除祈願をした後、
いつものように、一年を占う、年頭のお御籤は「吉」。
そこに書かれていたことで、思わず吹き出してしまった。
「総評」では「難しい問題や困難に立ち向かう時は、
心理的に不安な状態が続くものだが」と始まり、
とりあえず「目的は達成される」と書いてある。
また「仕事・交渉・取引」の運勢は、
「心配するような事があるかも知れないが」と前置きして、
「なんとかやっていける時です。何事にも積極的な姿勢が必要」
その「なんとかやっていける時です」という神のお告げに、
ダメならダメ、イイならイイ、とはっきりして欲しかったのに、
「なんとか」という曖昧な言葉をどう解釈したらいいのか、
定年までの一年、かえって不安になった、と記しておこう。(汗)
笑えたのは「愛情・縁談・恋愛」の運勢は、
「道ならぬ恋に発展する場合もありそう。
話は内密に進める方が有利。派手な行動はつつしめ」かな。
妻の目を盗んで、そんなことをメモする59歳ってどうなんだ。(笑)
さて、今年もいろいろありそうだけど、
なんとかやっていけそうだ、神が教えてくれたから信じようっと。



2018年01月13日(土)
インフルエンザ感染の「自分事化」

今年は、インフルエンザが大流行しているらしい。
特に、私の住む静岡県は、感染が急激に広がったようだ。
全国では「A型」のインフルエンザが流行しているが、
なぜか県内では「B型」の患者が過半数を占めていて、
複数のウイルスが感染を拡大させている理由らしい。
感染を広げない対応は、徹底した「危機管理」しかない。
実は、私のまわりでも身近な人が感染したけれど、
自分は熱も出ていないし咳もない、ネットで調べたら、
潜伏期間は短いというし、(たぶん)大丈夫だろう、という、
その「たぶん」が一番危ない、ことも実は知っている。
知っていて対応しなかったら、それは知らなかった、と同じ。
実は、今年も2018年が始まり10日ほど過ぎたので、
新年会を始め、多くの楽しそうな宴席のお誘いを受けている。
以前の私なら「たぶん大丈夫」とばかり参加していたが、
私の身勝手な(美味しいお酒が呑みたいという)判断で、
多くの他人に、それも料理人などに感染させたら、
それこそ取り返しがつかなくことも、頭に浮かんだ。
まさしく年頭に決意した「自分事化」として、
泣く泣く(汗)、キャンセルの電話を入れることに・・。
受験生を抱える家庭も同じかもしれない。
わが子(孫)のため、ほんの少しの我慢が出来るか出来ないか、
これが試されている、インフルエンザに対する危機管理である。
「インフルエンザ感染の『自分事化』」として、
記録に残しておこうっと。



2018年01月12日(金)
世界が知らない日本の地方が旅の目的地になる

数年前から、機会ある毎に撮影している「柿田川」の四季。
自分自身が「柿田川」の魅力に惹かれ、
その一部を一人でも多くの人に知ってもらいたくて始めた、
Facebookでの写真・映像投稿であるが、
最近、素材提供の依頼を受けることが増えてきた。
その中でも一番嬉しかったのは、
Facebookページ(約139万いいね!)を誇る
「ZEKKEI Japan」からのメッセージだった。
その組織のキャッチフレーズというか、テーマというか、
私の伝えたいこととピッタリだったので、紹介したい。
「世界が知らない日本の地方が旅の目的地になる」
写真家でもなく、ましてやスマホや格安の防水カメラで撮影した
素人の私の写真・動画を見て「ここに行ってみたい」と
思ったいただけたら、これ以上の幸せはない。
基本的には同じ場所から撮影する「人間定点カメラ」であったり、
今しか撮れない風景を撮影する「人間ライブカメラ」として、
これからも続けていきたい、と思う。
こういった有名サイトで紹介されるという、ご褒美。
私にとっては、還暦を迎える新年の「お年玉」だよなぁ。(嬉)

P.S.
▼1/7投稿
https://www.facebook.com/zekkeijapan.jp/posts/1114568935344906



2018年01月11日(木)
この町に来たんなら、遺跡は見ていった方がいいぜ

映画「劇場版ポケットモンスター 
アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ」(湯山邦彦監督)から。
主人公のサトシは、相棒のピカチュウらとともに、
大昔の神殿の遺跡が残る美しい町・ミチーナにたどり着く、という設定。
着いた途端、その町の住人「カンタ」が、声を掛けた。
「この町に来たんなら、遺跡は見ていった方がいいぜ」
「眺めも最高だぜ」「ん〜いいエネルギーが流れてる感じがする」
「たしかに・・気持ちいい」・・・
ストーリーとは関係ないけれど、この会話がとても気になった。
全国で「ふるさと創生、地域創生、まちづくり」の掛け声とともに、
我が町自慢が、これでもか、と繰り広げてられているが、
住んでいる子供たちが、見知らぬ来訪者に対して、
「せっかく、遠方からこの町に来たのなら、
○○は見ていった方がいいですよ」と自慢できること。
これこそが、まちづくりの基本中の基本。
それさえ見つかれば、あとはそれに磨きを掛けるだけ。
磨き方を知らないってのも、あるけれど・・。(汗)
ポケモンも、けっこう勉強になるなぁ。



2018年01月10日(水)
主人? そんなんじゃないよ。俺とピカチュウは友達さ

映画「劇場版 ポケットモンスター ミュウと波導の勇者 ルカリオ」
(湯山邦彦監督)から。
時代設定は「はるか昔・・まだモンスターボールがなかった時代」、
ポケモンは、その主人に仕えていた。(ようだ)
ピカチュウが行方不明になり、必死に探しまわっている、
主人公、サトシに、何百年もの間、主人アーロンに封印された、
と思いこんでいるアーロンの従者・ルカリオが、こんなことを訊ねる。
「おまえは、そのピカチュウの主人なのか?」
それに対して、サトシがサラッと答えて、会話が続く。
「主人? そんなんじゃないよ。俺とピカチュウは友達さ」
「友達?」「 友達がいなくなったら探しに行くだろ、お前だって」
この関係は「ポケモンGO」で遊んでいる私にも理解出来る。
まぁ「友達」というより「相棒」なのである。
「相棒」とは「2人組で何かをする時の相手のこと」
そこには「主従関係」は全くなく「対等」。
だから「友達」と表現したのかも知れない。
「ピカチュウ、10万ボルト」と攻撃を指示しているようだが、
実は、お互いの役割を果たしているに過ぎない。
サトシと私の違うところは「相棒」のポケモンが、
コロコロ変わるところかな。(笑)



2018年01月09日(火)
俺は巻き添えだ

映画「コラテラル」(マイケル・マン監督)から。
解説や誰かのレビューなどを読まずに鑑賞するのが、
私流の映画鑑賞なので、タイトルに惹かれた。
「コラテラル」どんな意味なんだろう?、
たぶん作品の中に単語として出てくるだろうか、と
字幕を丁寧に読みながら、メモを続けた。
作品、中盤、ジャズのシーンが終わった頃、
「俺は巻き添えだ」の字幕。
そして「巻き添え」の上に振られたルビに「コラテラル」。
そうか、なるほど・・と思いながらメモしたが、
さて本当の意味で「巻き添え」になったのは、
トム・クルーズ扮するプロの殺し屋ビンセントか、
たまたま乗ったタクシー運転手マックスか、で悩んだ。
実は、主人公がどちらかもわかりにくい。
トム・クルーズが悪役を演じて主役ならば、
冷酷な殺し屋が、タクシー運転手の影響を受けて、優しくなる。
それこそ「巻き添え」に他ならない。
ちなみに辞書によると「巻き添え」とは
「他人の起こした事件に引き込まれて損害をこうむること。
掛かり合い。ひきあい。そばづえ」
そう考えると、どうみても、タクシー運転手だな。
台詞の主も、たしか彼だった、と思うし・・。
ちょっと不安になるが、いいのかなぁ、こんな解釈で。(汗)



2018年01月08日(月)
世界にとっても大切な施設

「静岡県富士山世界遺産センター」の記事が、
オープンした昨年末から、頻繁に地元新聞を賑わせている。
これもまた、県民への周知のための広報戦略だと理解した。
ところで、私のメモは、オープニングを翌日に控えた、
記念式典でのそれぞれの挨拶に、その必要性を感じている。
川勝県知事は「世界にとっても大切な施設」と位置づけ
杉山県議会議長は「次世代に繋げていくのは、静岡県民の責務」と、
この建物の必要性を力強く語った。
文化庁長官は「素晴らしい、悔しい、やられた・・」と笑いを誘い
富士宮市長は「これを契機に、品格のあるまちづくりを」と、
この施設に相応しい景観形成や市の文化レベル向上を約束した。
そして設計者の伴茂氏は「愛される建物を意識した」と語り、
「市民から『きれいだね』と言われたのが、何よりも嬉しかった」
と纏めた。
それぞれが、それぞれの立場での挨拶であったが、
この建物の位置づけ、必要性、郷土愛の醸成などが理解できる。
「ハコモノ」って、文化がまちづくりに与える影響と同じで、
なかなか理解されにくいけれど、県民、市民が誇れる建物、
もしかしたら、それが一番大切なことなんじゃないかな。
そのためには・・・・・。



2018年01月07日(日)
携帯電話のキャリアメールは不必要?

年始の年賀状がわりに、私の手帳にメモされている、
知人・友人らの誕生日や結婚記念日に、
お祝いメールを送っているが、今年に入ってから、
届かなかったり、読まれていない、という現象が起きている。
長年利用してきたメールアドレスは、アプリの「LINE」だったり、
文字数の制限はあれど、携帯番号だけで出せる
「ショートメール」にとって変われたようだ。
さらに、SNSのfacebookのメッセージなどを利用すれば、
「携帯電話のキャリアメールは不必要?」と問いたくなる。
今までメールアドレス変更が面倒くさくて機種変更しなかったのに、
この理屈では、携帯の機種はどこでもよくなるってこと。
そうか、そんなに便利になったのか・・と驚くともに、
私の周りの多くの人達から勧められている「LINE」も、
「面倒くさいから『LINE』はやらない」と、
意地をはってる場合じゃないってことなんだろうな、と反省した。
(論語)「六十而耳順」(ロクジュウニシテミミシタガウ)
(修養が進み、聞く所、理にかなえば何らの障害なく理解しうる) は、
孔子が、長い経験の中で達成した境地だけれど、
60歳で人のことばに素直に耳を傾けることができるように なりたい、
というのは、私の今年のテーマの1つでもあるし、どうしようかなぁ。(汗)



2018年01月06日(土)
2018年・戌年は「束ねる年」

自分の干支「戌年」、さらに還暦60歳なので、いろいろ調べながら
何か年頭に残しておきたいな、と思いながら書いている。
動物の「犬」ではなく「戌」について、初めて知った事があった。
「戌」は「滅びる」を意味する「滅」で、
草木が枯れる状態を表しているという見方もあるが、実際は「守る」。
「植物が育っていき、花が咲き、実をつけ食べごろが過ぎた後、
自分の実を落として、本体の木だけは守る」という意味らしい。
 「戌」の本来の読みは「じゅつ」。
「戌」という漢字は「一印」と「戈(ほこ)」という漢字から成り立ち、
元は作物を刃物で刈り取り、一纏めに締めくくることを表した。
もともと十二支は人の栄枯盛衰、つまり成長の過程を表していて、
11番目である「戌」は、最終的な結実の年。
私達が知識として覚えている十二支の最後は「亥」(猪)。
しかし、その「亥」(猪)は「次の新しい12年のサイクルに向けて、
少しずつ助走を始める、という状態」という扱いなので、
11番目の「戌」が実質的な最終の年、ということらしい。
年頭に、この2つの意味を知ったことは、とても大きい。
仕事も、プライベートも「守る」べきものだけを残して
次の世代に、そして次の人生に繋げるため、
一度、今までにやってきたことを「束ねる年」にしようと決めた。
大切なことは、大切なもの・守るべきものだけを束ねるということ。
なんでもかんでも束ねたら、意味ないからなぁ。



2018年01月05日(金)
しもさんの「2017年(平成29年)の成果指数」(公表)

新年を元気よくスタートするのもよいが、
やはり、一生に1度しか経験出来ない「2017年」を、
最後まで一所懸命生き切ること、それが私のモットー。
そこで、例年のように、自分の成績表として報告している
「しもさんの2017年(平成29年)の成果指数」公表したい。
万歩計・4,728,253歩。(目標365万歩)
読書・22冊、映画・89作品、講演会・18回、コンサート等・7回、
美術館・19館、献血・2回、新聞投稿(掲載)・0回。(投稿せず)
こうして振り返ると、万歩計の数が突出している。
計測を始めてから、最高の数字。(1日平均・12,954歩)
これは土日を含む休日も、早起きをして「柿田川公園」に足を運び、
四季折々の風景を撮影した結果だな、と分析した。
成果指標にはしていないが、柿田川の写真と動画の数も、
保存に困るほどに、膨れあがった。
いろいろな分野の方から、柿田川の写真の提供依頼を受けたり、
それなりの効果が出始めている、と思う。
これからも自分信じて、コツコツ貯めていきたいな。



2018年01月04日(木)
正月休みは、前年を振り返り、自分を見つめる3日間

仕事始めの1月4日、意外とすんなり入っていけた。(笑)
年末から、やや落ち込み気味で、テンションは低下、
このままではまずいな、と大晦日の夜、ある決断をした。
大胆にも「正月3日間、一歩も外にでない」
(家族を三島駅まで車で送迎したけれど・・)
定年退職を1年3ヶ月後に控え、来年では遅いかな、と
この際、徹底的に生活を見直そうと思ったのは事実。
中毒気味になっていた「ウォーキング」と「ポケモンGO」
そして、何よりも夢中になっていた「柿田川撮影」を、
3日間、意識的に止めてみた。
どれも元旦(初日)は、歩きたくなり、捕まえたくなり、
撮影したくなったけれど、炬燵でミカン、
さらに、心静かに「読書」と「早寝」で乗り切ったし、
2日、3日は、午前中は「箱根駅伝」のテレビ観戦、
午後は「昨年の振り返り」をしながら、写真整理など、
のんびりと「思い出をカタチ」にして終えた。
この「昨年の振り返り」は、意外と楽しい作業で、
「2017年のケジメ」をしっかりつけた気がして、
どこか、モヤモヤが吹っ切れて楽になった。
昨年を引きずったまま、新年に飛び込むのは危険。
「正月休みは、前年を振り返り、自分を見つめる3日間」
さて、今日から新しい1年のスタートだな。



2018年01月03日(水)
平成30年の書き初めは「自分事化」

数年前から書き始めた「書き初め」。
上手、下手に関係なく、今年はどんな年にしたいか、
どんな気持ちで1年を過ごしたいか、なんて考えながら
その想いを、筆文字にしているのだが・・。(汗)
平成25年「日日是好日」、平成26年「自分に厳しく他人に甘く」
平成27年「刺激しあう」、平成28年「柿田川三昧」
平成29年「一所懸命」
と年頭の行動宣言みたいなつもりで書き続けてきた。
そして、平成30年の書き初めは「自分事化」。
初めてのこの「単語」を知ったときは、そんな言葉あるの?
という程度の興味だったが、調べれば調べるほど、関心に変わった。
辞書によると「自分事化」(自分ごと化・自分ゴト化)とは、
当事者意識を持って すべて自己責任で捉え、
自分で考えて仕事に取り組めるかということ。
どうやらビジネス用語のようだけれど、これを応用して、
仕事だけでなく、人間関係全般に活用できる。
判断の基準を自分中心に置かず、相手だったらどう感じるだろうか、
相手の気持ちになって考えてみるその先に、
「思いやり」や「忖度」が生まれると思うのだが・・。
書初めはあまり得意じゃないけれど、
年頭の「一年の計」を考えるには良い機会だと思うな。

P.S.
本来なら、昨年の「一所懸命」がしっかり実行出来たか、
振り返ってから、書くべきなんだろうなぁ。(汗)



2018年01月02日(火)
心静かに年が明けて、心静かに新年の計を立てる

元旦の新聞は、新春を飾るに相応しい言葉が並び、
普段の紙面とは違った雰囲気が漂っているので、好きだ。
今年選んだのは「Panasonic」の「日に新た」と題する
松下幸之助さんの「この日この朝」より。
書き始めは「心静かに年が明けて、心静かに新年の計を立てる。
まずはめでたい新春の朝である」
そのあとも、落ち着いた文字が並んでいて、癒やされた。
最近の自分の生活を振り返ると「心がざわつき」、
「心静かに」の境地には、ほど遠かったけれど、
テレビを消し、ネットも繋がず、本当にひとり静かな環境で
この言葉を読んだら、少しだけれど、心が落ち着いてきた。
これこそ「言葉の力」。
音楽や写真、映像でも得られない、魔法の力とも言える。
今年は、意識的に「心静か」になれる環境を作って、
「読書」「コンサート」「美術館」など、
以前のアナログ生活を思い出しながら、
日々を落ちついて過ごす時間を増やしたいな、と思う。
まさしく「一年の計は元旦にあり」だな。



2018年01月01日(月)
「2017の熟語」・・「(仮称)柿田川ビジターセンター」に決定

11年前から、年末恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、
プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。
元旦に、大晦日まで使いきった、昨年の手帳を開きながら書き出した、
2017年・月別の熟語は
1月・動画sample(動画図鑑sample作りに夢中)
2月・(仮称)柿田川ビジターセンター(鮮烈デビュー?)
3月・映画「言の葉の庭」(映画Best5に入るアニメ作品)
4月・わくら柿田川(イメージどおりの観光案内所設置)
5月・TATSU’S GALLERY(宮西達也さんのギャラリー)
6月・Voice Tra (スコーミッシュ市長にスマホ翻訳アプリ大活躍)
7月・東北・北陸・四国 (同窓会・視察・研修、全国の旅)
8月・野球部練習参加 (やっぱり、野球は楽しい)
9月・星野リゾート (今年の家族旅行「青森」)
10月・イベント判断 (天候は予測出来る判断要素)
11月・デジタル体調管理 (血圧・体重をスマホで管理)
12月・(仮称)柿田川ビジターセンター(話題の中心?)

選考委員長(私自身)の弁

2017年は「(仮称)柿田川ビジターセンター」で始まり、
「(仮称)柿田川ビジターセンター」で終わった1年だった。
土日などの休日を利用しては、近隣のビジターセンター巡り勉強、
家族旅行で出掛けた「東北・青森」でも、家族の理解を得て、
十和田湖や奥入瀬のビジターセンターにも足を運んだ。
仕事として任された以上、中途半端なことはしたくない、と思い、
定年退職直前、最後の大仕事、と頭を切り替えて、毎日を過した。
柿田川の写真・動画撮影と併せて、私の貴重な知識(データ)として、
「ビジターセンター」という項目が加わった。
実は、自宅の私の部屋も「柿田川」の資料・写真で溢れている。
まさしく「(仮称)柿田川ビジターセンター」と言ってもいい。(汗)
だからこそ、1年間を代表する熟語、として残したい。
さて「2018年」を代表する熟語は何だろうな、楽しみである。