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しもさんの「気になる一言」
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2017年12月31日(日)
今年は柿田川の話題、多かったですね

ある読者から、メールをいただいた。
その一節が「今年は柿田川の話題、多かったですね」だった。
自分では、あまり意識していなかったが、気になった。
こんな時のために・・と「気になる一言INDEX」で
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/40832/
「柿田川」のキーワードで検索してみると、
「単語」で引っかかったのはなんと「50件」
そのうち「話題」として書いているのは「30件」。
2017年01月04日(水) 「あんなきれいだったら魚も楽しいだろうね」
の「嵐ツボ」なる番組に紹介された時から始まり、
2017年12月23日(土) 「水温15度は温かいなぁ」まで。
1年「365フレーズとの内「30フレーズ」というのは、
確かに多かったなぁ・・と、振り返った。
それだけ「柿田川」のことを考えていたことの証拠である。
facebookでは「柿田川evol.」と称したfacebookページで、
ほぼ毎日「写真と動画」(直訳の英語付(笑))を投稿し続けたし、
iMovieで「柿田川物語」と題したCMも作った。
今年は「柿田川三昧」だったなぁ、さて、来年は。

P.S. 
私の中では恒例になっている
「大晦日の夕陽に向かって手を合わせ、今年他界した人を偲ぶ」
(残念ながら、今年は夕陽が見えませんでしたが・・・)
今年は9人。
親戚、隣組、一緒に活動した人など、身近な人が亡くなった。
あらためて「ありがとうございました」そして「お疲れ様でした」



2017年12月30日(土)
我が町は「さわやか」ではなく「びっくりドンキー」だから

年末、お誘いを受ける飲み会は、面白いネタがいっぱい。
酔っぱらっているからか、産業観光に関するローカルネタは、
尽きる事を知らない。(汗)
その中で一番面白かったのは、ハンバーグチェーン店の話題。
「さわやか」という大人気店が、隣接の市町に進出してきたからか、
「我が町にも『さわやか』誘致しましょうよ」という要望が多かった。
それを、チャンポンで酔っぱらっている私が答えると、
「我が町は『さわやか』ではなく『びっくりドンキー』だから」。
(「びっくりドンキー」も、ハンバーグの美味しいお店です)
ただなんとかく答えたフレーズが、妙にウケたので、気になる一言。
申し訳ない、只今、思考回路が壊れているので、
明日、読み直したら、この一言は削除されているかもしれないが、
とにかく、帰宅後、私のスマホにメモされていたのでご紹介。
この一年を振り返りながら、今年は「さわやか」より「びっくり」、
そう思っていたからだろうか、記録として残したくなった。
分かる人には分かる、ほとんどローカルネタだけれど、
これもまた、私の自分史として、残ることになるのだから。
何年後かに、あいつ、くだらないこと言ってたなぁ、と
言われるかもなぁ。(ごめん、もう寝ます・・・)



2017年12月29日(金)
だんだん剥がれていく感じだよ

昨日28日の仕事納め式(御用納め)、ちょうど横に並んだ、
来年3月末で定年退職する先輩らに、
「最後の仕事納め式ですね」と声を掛けたら、
「しも、1年が本当にあっという間だぞ」と口を揃えたように言い、
「本当に、速いよなぁ」と、先輩同士で認めあった。
「それって、どんな感じですか?」と訊き返したら、
「だんだん剥がれていく感じだよ」との表現で納得した。
いろいろな場面で重荷を降ろしていくという意味で、
「船底についた藤壺などの貝を少しずつ剥がしていく感じですか?」と
訊ねたら「そうそう、そんな感じ」と、にこやかに笑っていた。
一番プレッシャーのかかる「定例議会」も、残すところあと1回だし、
「仕事納め式」も例年より楽しんでいるように感じた。
そういう私も、来年4月に入ると、定年退職まで1年を切る。
それ以後の会議、事業の全てが「最後の〜」となり、
その度に、だんだん剥がれていく感じを味わうんだろうな、と
今まで味わったことのない感覚を楽しみにしている。
さて、新しい手帳の移行作業を続けようっと。



2017年12月28日(木)
「私」は本の友人、というあり方です

書籍「読書からはじまる」(長田弘著・NHK出版刊・201頁)から。
以前「友人としての本」という表現を紹介したら、
読者からの反応が大きかったので、懲りずに続けたい。
著者の視点は「私」が「本」を友人と定義するのではなく、
「本」が「私」を友人として加えてくれるか、にある気がした。
「正月がくるたび、ある本を読むと決める。
それだけでも、心の置きどころができるのが本です」
「読書というのは『私』を探している本に出会うという経験です。
どんなときも、わたしたちにとって、未知の親しい友人である本。
のぞむべきは、本は『私』の友人、というあり方でなく、
『私』は本の友人、というあり方です。」
そんなことどちらでもいいんじゃないの?と思うかもしれない。
いやいや、感覚の問題なのかもしれないが、
このニュアンスは、僅かながら違うと理解している。
私のボキャブラリーが少なく、うまく説明できないが、
相手から「友人」と認めてもらえる感覚は、
自分が「あいつは俺の友人」と決めるよりも嬉しいはず。
誰か、この感覚の違い、説明してくれないかなぁ。



2017年12月27日(水)
もし漏れた場合は、それ相当の責任をとってもらう

映画「アンフェア the answer」(佐藤嗣麻子監督)から。
篠原涼子さん演じる、女刑事・雪平夏見が、
「連絡殺人にみせかけた、予告殺人」に巻き込まれていく。
そんな事件のたびに警察は動揺し、捜査を指揮する
阿部サダヲさんが演じる、警察の上層部の台詞が面白い。
雪平夏見の夫が殺人容疑者となった時、
「現役刑事の近親者だ。マスコミには絶対漏らすな、以上」
そして、彼女本人が殺人容疑者の時は
「もし漏れた場合は、それ相当の責任をとってもらう」
私が知りたかったのは、ストーリーとは無関係だけど、
「それ相当の責任」って、どれくらいの処罰なんだろうか、
そんなことが気になって仕方がなかったので、メモをした。
監督が伝えたかったことは、きっとこのフレーズだろう。
「世の中には、フェアなことなんて何もない。
目には目を、復讐には復讐を、アンフェアにはアンフェアを」
このフレーズ、どこかで使えるかもな、使いたくないけど。



2017年12月26日(火)
年末になって、ポッカリ心に穴が空いてしまった

事情は詳しくは書けないが、昨日からなんだかぼ〜っとしている。
年末になって、ポッカリ心に穴が空いてしまった、というか、
「抜け殻」はオーバーな表現だけど、ちょっと脱力感が・・。(汗)
気分転換に「400ml献血」や「ポケモンGO」で歩き回ったり、
「映画鑑賞」「読書」「やけ酒」など試してみたけど、
やっぱり、いつものようなポジティブな発想になれない。
人間って、こうやって落ち込んで、鬱になっていくのかな?、
そんなことまで感じながら、1日を過ごした。
こんな私を癒してくれたのは、やはり「柿田川の清流」と、
私のボヤキをただ「うん、うん」と聞いてくれる人達だった。
いつもの時間とは違う、第1展望台から眺める柿田川の湧き間は、
富士山からおよそ40キロの距離を、約28年ほどかけて辿り着いた、
自然の懐の広さを感じさせ、私にこう諭しているようだった。
「大きな時間の流れから考えれば、あなたの悩みなんて、
ほんのひと握りにも満たない、ちっちゃなことですよ」と。
知らず知らずに、そして何も変化がない「湧き間」を、
写真も撮らずに、10分程眺めていたら、少し気が落ち着いた。
さらに夕方からは、急遽決まった、忘年会と称する飲み会。
いつもなら、楽しく大騒ぎするメンバーが、
珍しく私のボヤキを、黙って聞いてくれていた。
(これは、本当にありがたかった)
私は「柿田川」という大自然と、気の置けない仲間たちに恵まれ、
あと僅かな年末を、もがきながらも必死に過ごしている。
残された数日で、この悩みを出来る限り払拭し、
新年には、また新しい気持ちでスタートしたいなぁ、と思う。



2017年12月25日(月)
あなたに逢えてよかった

沼商吹奏楽部の定番ソング「あの鐘を鳴らすのはあなた」の出だし、
「あなたに逢えてよかった」のフレーズで毎回涙が出そうになるのは、
定年退職をを1年3ヶ月後に控え、人生を振り返ることが多くなったから。
毎日、コツコツ書き貯めて「生きた証」は残してきたつもりだけど、
やはり「人間は1人では生きられない・・」と思っている。
この時代、この国に生まれ、なにかの縁で私と繋がり、
少なからず、その人の人生の一部と交錯することで、
私という人間を成長させていただいた。
人生を振り返るにはまだ早い、と思うかもしれないが、
この曲を耳にするたびに、いろいろな人が思い浮かび涙腺が緩む。
特に最近、私の人生に影響を与えてくれ人たちが、
少しずつであるが他界していく事実を感じながら、
そのたびに「あなたに逢えてよかった。お疲れ様でした」と、
亡骸に対して合掌することにしている。
「誰かの人生に影響を与えたい」、そんな高飛車ではなく、
「あなたに逢えてよかった」と言われるような生き方をしたい。
そう思うようになってきた最近の私である。



2017年12月24日(日)
クリスマス・プレゼントに「大人の深夜メドレー」

年末恒例となっている、私の「クリスマス・イベント」は、
地元、沼津商業高校吹奏楽部の定期演奏会(第57回)。
第1部は吹奏楽らしい曲で(笑)、演奏レベルの高さを知り、
第2部のオリジナルステージ「ライオンキング」(前編)では
楽器演奏だけでなく、歌唱力、演技力も披露してくれ、
若さって素晴らしいなぁ、と拍手を送った。
今年、私の注目は「第3部」のステージ。
やはり、クリスマスソングはクリスマスイブに聴くのが最高、と
納得してしまった「Xmas Swinginコレクション」。
「昭和70年代ヒットソングメドレー」では、
「異邦人」や「木綿のハンカチーフ」をはじめ、
大好きだったキャンディーズの「年下の男の子」(振り付き)など、
私の青春時代にピッタリの選曲で、一緒に口ずさんでしまった。
さらに「大人の深夜メドレー」で演奏された曲で、胸が熱くなった。
「ジェットストリーム」「タモリ倶楽部」「オールナイトニッポン」
「MUSIC FAIR」など、曲を聴いただけで、あの当時の様子が浮かび、
音楽ってこんな力があるんだな、と妙に感心してメモをした。
特に「オールナイトニッポン」は、なぜか受験勉強のBGMとして、
ラジオから常に流れていたのを思い出し、笑ってしまった。
(夕食後、1度寝て、午後10時頃起きて勉強を始めたっけ・・)
あと半年で60歳という大台にのることもあったのか、
彼らが一所懸命演奏してくれる吹奏楽に、涙腺が緩んだ。
今回の定期演奏会は、私の世代への「クリスマス・プレセント」、
何年たっても思い出せるように
「クリスマス・プレゼントに『大人の深夜メドレー』」を、
気になる一言に残しておこうっと。

P.S.
定期演奏会が2日間(24日/25日)に及ぶ高校の吹奏楽部って、
全国広しと言えども、なかなか無いんじゃないかな。



2017年12月23日(土)
水温15度は温かいなぁ

今年最後の、柿田川外来種駆除作業のボランティア。
ここ数ヶ月はイベントと重なり不参加だったので、
久し振りに、柿田川に触れる機会とあって前日からソワソワ。
天気は快晴、さらに無風で絶好の天気だったが、
やはり風は冷たく、防寒対策バッチリで臨んだ。
今日は水中の外来種、オオカワヂシャではなく、
土手沿いに繁茂している、ノハカタカラクサ(常盤露草)を、
丁寧に根こそぎとる作業は、意外と楽しかったが、
作業終了後の柿田川撮影タイム、少しくらい水中映像を、と
柿田川にカメラを浸けた瞬間、感じたのは「温かさ」だった。
夏に「冷た〜い」と感じた「水温15度」は、冬には「温か〜い」、
これが「全て湧水の川」である「柿田川」の魅力である。
次に柿田川に入るのは、3月だけど、今日肌で感じた「15度」を
「水温15度は温かいなぁ」のメモで残したい。



2017年12月22日(金)
「北の空で1番明るい星よ」「カリーナか」

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」
(ヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ監督)から。
「シリーズ第5弾」だからなのか、前作の知識がないと、
なかなか楽しめた、という感想が持てる作品ではなかった。
強いて上げれば、孤独な天文学者カリーナが、
本当の父(たぶん名付け親)と会話をするシーン。
「あんたは孤児か、名前は何と言う?」
「北の空で1番明るい星よ」「カリーナか」
「カリーナ・スミス、星に詳しいの?」
「俺は船長だ、星をたどり帰途に就く」
海賊の船長が、自分の娘に星の名前を付ける設定は、
ちょっと涙腺が緩んだ。
ただ「北の空で一番明るい星」って定義には、
季節や時間によって変わってくるだろうし、わかりにくい。
特に、カリーナ(Carima)とは「りゅうこつ座」のα星。
「りゅうこつ」とは「船の竜骨(キール)」のこと。
また星座の「りゅうこつ座」は、もともとは
「アルゴー船」という巨大な星座の一部であり、
現在は「とも座」「ほ座」「りゅうこつ座」に分かれている。
名前の由来が、そんなことまで繋がっていけば、
父娘の関係が、より際だって良かった気がするのだが・・。
まぁ、シリーズ作品は、これからは注意しようっと。



2017年12月21日(木)
不意の難に番をするものあり。これを『奴雁』という。

11月議会が終わる頃(例年12月20日前後)、
私は決まって、新しい手帳を買うことにしている。
ちょっと遅いかも知れないが、これが私の「恒例行事」。
新しい手帳に前年12月の予定を書き込み始めると、
私の目指す「手帳を使い切る」ことが出来なくなるから。
12月31日まで、古い手帳を軸に毎日書き込みをして、
新しい手帳へ、私の想いを引き継いでいくのが嬉しい。
一年ずつ、確実に使い切って保存していく愉しみは、
手帳自体が、自分の「自分史」になっているからである。
昨年の今頃、何していたのかな?というデータにもなるし、
今年知り合った人達、他界した人達を振りかえりながら、
自分の人間関係の加除も、年末の作業となる。
一番好きなのは、真新しい手帳の1ページ目に書きこむ、
自分の生き方を支えている「奴雁の哲学」。
(今まで全文を紹介したことがなかったので、ご紹介)
「奴雁の哲学」
「群れを成す雁、野にありて、餌を啄ばむ時、

そのうちに必ず1羽は、首を挙げて四方の様子を窺い、

不意の難に番をするものあり。これを『奴雁』という。」
来年も「奴雁」の役割をしたいなぁ。



2017年12月20日(水)
「楽しい!」で日本を元気にします。

事業名は「平成29年度清水町男女共同参画講演会」だが、
例年のように、この漢字ばかりの名称で、
なおかつ「男女共同参画」をテーマに本当に人が集まるのか?
という悩みを、若い職員の視点で変えてみた。
講師「佐竹美帆」氏(Spirity 代表取締役)
演題「自分『らしく』自分『のため』に生きる」
もちろんまだまだ満足のいく聴講者数ではなかったが、
それでも女子高校生らも参加し、今までとは違った講演会となった。
彼女の経歴で「(元)NFL Sun Francisco 49ers 専属チアリーダー」が
彼女たちに、話を聴いてみようっと思い立ったに違いない。
講演会は、町の広報誌やホームページで広く周知するのが基本だが、
今回の結果からも、ターゲットを絞り、ダイレクトに周知する方が、
より多くの方に集まってもらえると言えそうだ。
彼女の人生のターニングポイントの話から、帰国後、自分で起業し、
イベント会社を運営するまでになった話は、若い女性たちにとって、
刺激的な内容だったのではないだろうか。
彼女が代表を務める「(株)spirity」は、一言で表現すると、
「楽しくてわくわくするモノ・コトづくりをお手伝いする会社」、
また「理念とミッション」は「『楽しい!』で日本を元気にします」
「今一度日本を洗濯致し申し候」と言ったとされる、坂本龍馬、
「日本をリセットする」と言った、小池百合子東京都知事。
この国をどうしたい、という視点で「日本」を見ているんだなぁ。



2017年12月19日(火)
「気付いてから学ぶ」か「学んでから気付く」

最近、考えていること。
「気付いてから学ぶ」か「学んでから気付く」。
どちらが正しいと言うことでもないし、禅問答みたいなもの。
人間の意識の中で、どちらの過程の方が記憶に残るのか、
そんなことをずっ考えている。
「あれ、どうして?」「なんだか変だなぁ」「これってなに?」
そんな好奇心や違和感を感じてから「学ぶ」という行為に入る。
最初は何も教えず、興味を持たせて、自分で発見する楽しみ、
これは何事にも変えがたい。
ただし、気付くことができないと、何も学べないのも事実。
それとは逆に「最初、知識として学んでから、好奇心を伸ばす」
そのうち「わかった」という気分になるが、実はわかっていない。
考えれば考えるほど、わからなくなり、真っ白になる。
その経験をしたあと「あっ、わかった」となる「気付き」、
これは、データとしての「知識」が、自分の「知恵」になる、
これまた、楽しい瞬間である。
「柿田川」についても、同じことを考えている。
「気付いてから学ぶ」か「学んでから気付く」か。
両方に共通しているのは「自ら発見する」ということかな。



2017年12月18日(月)
1人の市民だ。それ以上でも以下でもない。

映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」(ケン・ローチ監督)から。
2016年6月24日、EU離脱が国民投票によって正式決定した、
イギリスの市民感情が知りたくて、この作品を観たくなった。
2016年・第69回カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞したのも、
偶然とは思えず、ますます興味関心が膨らんた。
冒頭からメモは増えたが、やはり主人公が最後に
(朗読するはずたった)「申立書」の全文が、全てを表現している。
「私は依頼人でも、顧客でも、ユーザーでもない。
怠け者でも、たかり屋でも、物乞いでも泥棒でもない。
国民保険番号でもなく、エラー音でもない。
きちんと税金を払ってきた、それを誇りに思ってる
地位の高い者には媚びないが、隣人には手を貸す。施しは要らない。
私は、ダニエル・ブレイク。人間だ、犬ではない。
当たり前の権利を要求する、敬意ある態度というものを。
私は、ダニエル・ブレイク。1人の市民だ。
それ以上でも以下でもない。ありがとう。」
真面目に生活している人たちの、心の底からの叫びは、
単なるクレイマーの大声とは大きく違う。
作品の中で、主人公、ダニエル・プレイクは、
壁にこう落書きし、市民の多くから喝采をあびる。
「飢える前に申し立て日を決めろ。電話のクソなBGMを変えろ」
これが、今のイギリスの実体なのだろうか。
国民にとって「EU離脱」が何かを変えるのだろうか?



2017年12月17日(日)
あの苦しい時期があったから、今がある

アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝
「第72回甲子園ボウル」は、関学大の連覇を阻止し、
27年ぶりに、日大フェニックスが優勝した。
(関東勢の大学勝利も11年ぶりだと、解説で知ったのだが・・)
勝利監督のインタビューは、感極まったのか、涙で言葉が出ず、
大所帯のチームを引っ張ってきたキャプテンのコメントも
監督同様に、勝利の喜びというよりも、一年を振り返り、
こみ上げてきた感情の方が大きかったようだ。
短い言葉で「あの苦しい時期があったから、今がある」。
シーズン前、甲子園ボウルで優勝するなんて考えられないほど、
チームは低調で、たぶん私たちには想像出来ないほど、
自分たちに試練を与え、辛い練習に耐えてきた。
それは、体力的にも精神的にも自分たちを追い込んだに違いない。
このフレーズ、いろいろな場面で何度も耳にしてきたけれど、
頑固な肉体を持つ大男達が、涙ながらに呟いた台詞は、
久し振りに、心に響いたなぁ。



2017年12月16日(土)
課長、松坂牛のすき焼きは、怒りを和らげますね

昨晩は、職場の忘年会。
今年の夏は「暑気払い」をするのも忘れたくらい忙しかった。
その分、貯まった課内会費を一気に吐き出しちゃえ、とばかりに
普段、行ったことのないお店と料理を堪能した。
それが「松坂牛のすき焼き」(汗)
実は、仕事でどうしても納得のいかない「怒り」が収まらず、
課員には申し訳ないけれど、冷静になれない自分がいた。
この「怒り」を鎮めてくれたのが、なんとこの牛肉だった。
食べ物に対するボキャブラリーが貧困という事もあり、
「うま〜い」しか言葉が浮かばなかったけれど、
「美味しかったもの」ではなく「うっとりしたもの」として、
わたしの手帳にメモされることになった。
さきほどの仕事のイライラを忘れ、幸せ気分に浸っていたら、
そばにいた課員の1人が私に、こう囁いた。
「課長、松坂牛のすき焼きは、怒りを和らげますね」
これから「怒り」が込み上げてきたら、この肉だな、
と言いつつ、お財布の中身を気にする私が可笑しかった。



2017年12月15日(金)
「こんなにあった」続けていることリスト

沼津ロータリークラブに所属している親友からお誘いを受け、
例会の「卓話」の機会を与えていただいた。
テーマはなんでもいいよ、というので、思案した挙げ句
「しもさん流 続けるコツ」というタイトルで話すことにした。
当日、私の持論が伝わったかどうかは定かではないが、
こういう講演のチャンスをいただくことでありがたいのは、
自分の考えをあらためて見直す機会となることだ。
何気なく過ごしている自分の生活を知る絶好の機会でもある。
例えば、今回のレジメとは別に用意した参考資料、
「2017年年間365万歩挑戦記録」は数字だけが並び(笑)、
「書き出してみると『こんなにあった」続けていることリスト」は、
いわゆる私の「恒例行事」を書き出しただけだが、
手帳に書かれているイベントをメモしたら、出てくる、出てくる。
毎日続けていること、毎週、毎月、毎年、2年に一度・・・
よくもまぁ、こんなに続けるものがあったものだ、と呆れてしまった。
私の悩みは「続けられないこと」ではなく「やめられないこと」、
今回の卓話で、このフレーズが一番、受けた気がする。
定年退職を意識して、これから少しずつやめていかないとなぁ。



2017年12月14日(木)
土に立つ者は倒れず、土に活きる者は飢えず、土を護る者は滅びず

農業関連の会議、冒頭の挨拶でこんな話を聴いた。
話のもとは「日本の農学者・農業経済学者で、
東京帝国大学教授・東京農業大学初代学長である、
横井時敬(ときよし/じけい)氏」。
「稲のことは稲に聞け、農業のことは農民に聞け」という言葉は
有名であるが、この言葉も味わいがあるなぁ、とメモをした。
「土に立つ者は倒れず、土に活きる者は飢えず、土を護る者は滅びず」
私が感じたことより、もっと深い意味があるのだろうが、
とにかく「土」を意識した言葉には「大地からのエネルギー」、
そんなイメージがあり、農業の力強さを感じることができる。
農作物は、大地からの栄養分と、太陽からの光を吸収し、
人間の口から直接エネルギーを補給できるものとして、
これからも大切に守っていかなければならないと思う。
なぜか、合唱曲「大地讃頌」を思い出した。
「母なる大地のふところに われら人の子の喜びはある
大地を愛せよ 大地に生きる人の子ら その立つ土に感謝せよ」
また、歌いたくなっちゃったな。



2017年12月13日(水)
車へのお湯掛け、おもてなし

昨日は、伊豆の国市「おおとり荘」で宿泊研修のため、
「気になる一言」は書けず、翌日にこうして振り返っているが、
朝、9時解散で、資料や着替えなどの荷物を車に運んだら、
昨晩、雨が降ったのか、車全体が分厚い氷に覆われていて焦った。
あちゃ、これは溶けるまで、時間がかかるな、と思案していたら、
なんと、旅館の従業員さんたちが、1台ずつ丁寧に、お湯を掛け、
少しでも早く出発できるように、手を貸してくれた。
冬の朝の何気ない対応だけれど、私はとても感激したので、
「車へのお湯掛け、おもてなし」として、記録に残したい。
人間の私達は、久しぶりの温泉で、早朝から朝風呂に浸かり、
リラックス出来たのだが、自動車たちは、冬の雨に打たれ、
昨晩から氷結するほどの寒さの中を、じっと待っていてくれた、
そんなことを考えたら、スタッフの心遣いに感謝したくなった。
こんな何気ない心遣いが「おもてなし」として、利用者の心に響く、
それを教えていただいた気がする。
「サービス」ではなく「おもてなし」なんだよな、これって。



2017年12月12日(火)
今だけ、金だけ、自分だけ

以前、観光のキーワードは「今だけ、ここだけ、あなただけ」、
そんな話を、この「気になる一言」に書いた。
この3つの条件を組み合わせて、他にはない「特別感」を出すこと、
このフレーズはリズムもいいし、覚えやすいから、愛用している。
しかし、先日、これに似たフレーズを見つけて、
これまたなるほどなぁ・・とメモをした。
それが「今だけ、金だけ、自分だけ」
人間の生き方として、これはダメだ、という3要素だった。
今だけよければいい、金だけあればいい、自分だけよければいい、
そんな生き方はしてはいけませんよ・・そんな記事だった。
「今だけ、ここだけ、あなただけ」「今だけ、金だけ、自分だけ」
ゆっくり読めば、その違いは明白だけど、リズム的には似ているので、
これを対比して紹介するのも面白いな、とメモをした。
前者は「大切にしたい考え方」、後者は「大切にしてはいけない考え方」、
だからこそ、使い方を間違えないようにしなくちゃなぁ。(笑)



2017年12月11日(月)
あなたが欲しい、お金が欲しい

先日、久しぶりにカラオケに行って、ある女性が歌った
高橋真理子さんの「For You」(フォー・ユー)
御存知の方は、多いと思うが、さびの部分で
「あなたが欲しい」のフレーズを繰り返す箇所がある。
私も好きな曲なので、画面に映る字幕を見ながら、
一緒に歌っていたら、見事に外された。
「あなたが欲しい」を「お金が欲しい」に替えて、
歌われたから、笑いのツボにはまってしまった。
スナック系では、良く使われる笑いネタなのだろうが、
歌った女性が、そんなことを歌う人だと思わなかったから、
完全に裏をつかれ、参った。
当分はこの歌を耳にすると「お金が欲しい」と心の中で
歌っているに違いない。
やっと「蕾」(コブクロ)の歌詞の一部
「きっと、きっと、きっと」を
「キット・カット・一個」の呪縛から抜けたと思ったのに(笑)
でも、この手のギャグ、大好きだな、私は。



2017年12月10日(日)
変わる(=カールニ)らしい(=カーラン)

映画「あらうんど四万十 カールニカーラン」(松田大祐監督)から。
「四万十市出身の監督の呼びかけの下、キャスト・スタッフに
地元の方々、東京をはじめ大都市圏で活躍する高知県出身者、
県ゆかりの著名人が多数集結」して作ったことに価値があり、
申し訳ないけど・・・映画って感じがしなかった。(汗)
たぶん「高知色」にこだわり過ぎて、他県の人が観た時のことは
二の次になっている気さえした。
タイトルからして、よくわからない。
主役の「アラフォー世代の4人」と「あらうんど四万十」は、
なんとなく関連性はわかるけれど、
「カールニカーラン」とは、土佐弁で
「変わる(=カールニ)らしい(=カーラン)」の意味だと、
観賞後に、ホームページで調べてわかった。
まちづくりの起爆剤として、地域発の映画製作を取入れるのを
否定しているわけではないが、(成功事例もたくさんあるので)
その前提には、伝えたいものがあり、しっかりとした脚本があり、
会話も方言ばかりでは、そちらが気になって入り込めない。
高知県のイメージアップに繋がったかどうかも定かではないし、
「日本三大清流の四万十川」がもう少し観たかったなぁ。



2017年12月09日(土)
写真「15000枚」、動画「5000本」以上の柿田川

柿田川の魅力を全国に向けてお裾分けしたい、と始めた
Facebookページ「柿田川evol」を開設してから、
2年半が過ぎ、フォロワーがなんと、950人を超えた。
アップしているのは、いろいろな角度から撮影した写真と動画のみ。
それも、本格的なデジタルカメラではなく、
風景は「iPhone5S」、水中は市販の手頃な「防水カメラ」で
誰もがちょっと工夫すれば撮影できる景色を基本としている。
数にして、写真「15000枚」、動画「5000本」以上の柿田川は、
様々な表情を私に見せてくれる。
それも、晴天ばかりではなく、時にはこんな日に?と思うような時に、
柿田川から、私の姿を撮ってください、と言われているな、と
感じる時もあり、台風以外は公園に足を運ぶ。(汗)
そんな私の最近の悩みは、このままではPCの容量オーバーと、
欲しい時に思うようなデータが取り出せなくなること。
昔の写真は出来る限り整理しようと思っているのだが、
数年前と現在との景色の比較が面白く、それさえも出来ずにいる。
誰か良いアドバイスをしてくれませんか?



2017年12月08日(金)
お薬手帳を持参しないとお薬代が変わります

2016年4月から、制度が変わったらしいけれど、
薬屋さんのカウンターでみつけた周知看板のメッセージ。
「お薬手帳は、処方箋と一緒にお出しください、
お薬手帳を持参しないとお薬代が変わります」
毎回、忘れている私にとっては、あまり面白くない。(笑)
お薬手帳に、最新の飲んでる薬のシールを張る、
そのメリットもわからないわけではないけれど、
薬代にまで影響がある、となると話は変わってくる。
JAFF会員カードなども、スマホのアプリになっているのだから、
お薬手帳もアプリにならないだろうか、と感じてしまう。
とにかく、鞄に多くのものを積み込めたくないのが本音だし、
やはり、持参していないというだけでお金が取られる感覚が残る。
持参すれば、薬代が安くなるというのなら、
忘れたのだから自分が悪い、仕方ないと諦めるのだが・・。
加算されるのか、割引になるのか、たとえ料金が同じでも、
イメージが全然違うから可笑しい。
「お薬手帳を持参しないとお薬代が変わります」というフレーズと
「お薬手帳を持参するとお薬代が安くなります」
あなたなら、どっちのフレーズにむっときますか?
そんなもんなんだよなぁ、人間の心理なんて。(笑)



2017年12月07日(木)
敵を味方にする力にしないとな

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」も、そろそろ大詰め。
こちらも、溜まったメモの整理が必要となってくるが、
このフレーズは、どこかで使えるな、と感じたのでご紹介。
阿部サダヲさん演じる、徳川家康が望む戦い方は、
敵も味方も傷つけず、戦わずに降参させる、無血開城。
その敵も、徳川家で召し抱えることまで考えていた。(らしい)
それをメモした台詞から拾うと、
「それができるようにならんとな。
敵を叩き潰す力ではなく、敵を味方にする力にしないとな」
降伏してきた敵を、立ち上がれなくなるくらい叩き潰す、
それも1つの戦い方だけど、それではいつまでも戦いは続く。
恨みつらみが晴らされるまで、戦いは永遠と続く。
争いごとは、戦国時代だけでなく、いつの時代にもあるし、
それを止めるには、この考え方ができるリーダーが必要だ。
組織の要となるリーダーが、敵を味方にする力を付けることこそ、
組織が大きく飛躍するのだと確信した。
実は、これが一番、大切なんだよなぁ、難しいけれど。



2017年12月06日(水)
遺体に残った破片は手ががりだから動かせない

映画「パトリオット・デイ」(ピーター・バーグ監督)から。
2013年に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件を題材に、
どこまで実話に基づいているのか、気になって仕方なかった。
特に考えさせられたのは、爆弾の犠牲になった子供の遺体について
「遺体に残った破片は手ががりだから動かせない」とばかり、
冷静沈着な指示を出すFBIらしい対応と、
「『路上に放置する』と親に言うのか?」とやや感情的な、
地元警察の対応が、大きなギャップとなって緊迫感を醸しだし、
「ドキュメンタリー」と言っても過言ではない場面展開に、
思わず引きこまれてしまった。
しかし2時間の作品の中で一番印象に残ったシーンは、
その爆弾で死亡したその子どもの遺体の側に、長い時間付き添い、
指示・命令とは言え、何もできない無念さを心に秘め、
唇を噛みながら、ず〜っと、ず〜っと「敬礼」していた、
地元警官の表情が忘れられない。
単なる一場面のはずなのに、こんなに印象的なのは珍しい。
いや、このシーンを通じて、監督は何かを伝えたかったに違いない。
そう思わずにはいられないほどの場面設定だった。お見事。



2017年12月05日(火)
メス多く、オスが足りない、舟付場

この季節、私の楽しみは、柿田川に遡上してくる鮎の群れ。
遠くから眺めているだけで、自然の面白さを味わうことができ、
さらに運がよければ、目の前(真下)で、産卵シーンも目にできる。
(「単なる魚のセックスシーンでしょ?、という人もいるが・・(笑))
例年、11月中旬頃に「第1展望台」(柿田川最上流部)に、
オスが大軍で押し寄せ、それから10日〜15日後に、
メスが遡上してきて、それを受けて、オスがやや川を下りながら、
「舟付場」という湧き間周辺で、産卵が始まるのだが、
今年は、なぜかおかしいことばかりが起きている。(天変地異?)
オスが最上流部まで遡上してこない、柿田川の水量が極端に少ない、
そして、産卵場所周辺には、小さめのメスばかりが溢れ、
卵に精子をかける役割のオスが、ほんの僅かという状況が続いている。
いつもならオスがメスを追っかけ回し、早く卵を産めとばかり、
執拗に寄り添っているのに、今年は皆無。
逆に、オスが少なく、メスがイライラしているようだ。(汗)
産卵したいけど、子孫繁栄に必要なオスがいない。
子どもが欲しい女性は多いけれど、結婚したがる男性が減った、
日本の現状と同じかもなぁ。それにしても、何かがおかしい。



2017年12月04日(月)
ただ今、柿田川公園、アユ遡上情報、発信中

全国の柿田川ファンが、アユの遡上について関心を持っている。
誰に訊いたら、現在の最新情報が分かるのか、そんな疑問の答えが、
毎朝、職場の通勤時に柿田川公園を通ってくる私だったのか、
最近、妙に「柿田川の今」に関する問合せが多い。
もちろん「柿田川の魅力をお裾分け」をコンセプトに、
facebooのページ「柿田川evol」で情報発信しているのだから、
こんな問合せは大歓迎、それが私の役目と認識している。
ただし動植物や昆虫・魚などの情報は、まったくわからない。(汗)
今は「アユの遡上情報」、6月頃には「ホタル情報」「サワガニ情報」
他にも「真夏と真冬の川霧(けあらし)情報」「紅葉情報」など、
一年中、季節を通じて「今、どんなですか?」の問合せが増えてきた。
だからこそ、これからも自称「柿田川人間ライブカメラ」となって、
柿田川の魅力を伝えていきたいな、とあらためて思う。
でも、こんなに直接、問い合わせが来るということは、
facebookページ「柿田川evol」が知られてないってことでもある。
もっともっと「今だけ、ここだけ、あなただけ」の情報を、
柿田川ファンに向けて、情報発信しなくちゃなぁ。



2017年12月03日(日)
感動する話をしてみて

「暇な時は、SIriと会話してみると面白いよ」(iPhoneの場合)
職場の先輩に、そう教えられて試してみることにした。
「感動する話をしてみて、と言ったみたら、
つまらない話を延々と話されたよ(笑)」というので、
どんな話なのか興味があり同じことを、Siriに指示してみた。
私「感動する話をしてみて」
Siri「前にもお話ししませんでしたっけ」
私「話してませんよ」
Siri「昔むかしあるところに、おじいさんとおばあさんが・・
おっと、話を間違えました」
私「真面目に話してください」
Siri「すみませんが、それはできません」
私「だから、感動する話をして・・」
Siri「きっと涙が止まらなくなるので、また今度にしましょう」
私「本当は知らないんだね」
Siri「知らなくても、たいしたことじゃありません」
私「わかりました、もういいです」
Siri「わかっていただいてよかったです」
AI(人工知能)をからかってやろうと思っていたのに、
なんだか反対に簡単にあしらわれた気がした。
たしかにSiriとの会話、面白いな、これだけで小説が書けそうだ



2017年12月02日(土)
読んでよかったと、自分で自分に言える経験をする

書籍「読書からはじまる」(長田弘著・NHK出版刊・201頁)から。
私の「気になる一言」の読者から、
「上手な読書の仕方ってありますか?」というメールが届いた。
たしか、そんな話もこの本に書いてあったような・・と、
以前の読書メモを探したが、なかなか見つからなかったので、
読み直してみたら、しっかり書かれていた。
ここでもまた、私たちが本に求めている視点ではなく、
本の視点から考えた私たちへの提言であったりする。
「本が本を読むものに求めているのは、
本を読むって、カッコいいなと思えるような本と付きあう姿勢を
日常にたもつということです」と表現し、お尋ねの質問に対して
ピッタリの回答が書かれていた。
「上手に読むというのは、読んでよかったと、
自分で自分に言える経験をするということです」
すごい、というより、目から鱗の回答でまたメモが増えた。
良い本というのは、何度読み直しても、新しい発見がある。
どうしてこのフレーズをメモしなかったのだろうか、と悩むより、
また、ワクワクしながら読み直せばいいんだよなぁ、きっと。



2017年12月01日(金)
リンゴは「くし切り」より「輪切り」(スターカット)

以前テレビで紹介していた、リンゴの栄養分を無駄にしない
切り方を試してみた。
それは「リンゴは『くし切り』より『輪切り』」
中心の種は毒性があるので取り除くけれど、
輪切りなら、面倒くさがりの私でもできそうだ。
気に入ったのは、その種の部分が「星形」になること。
これを「スターカット」と呼ぶらしい。
実は私、形だけで言えば「ハート型」より「星形」の方が好き。
(顔や体型は、丸形だけど・・(笑))
だから、この切り方に興味を持った。
考えてみれば、リンゴ以外のフルーツは「輪切り」が多い。
身が柔らかいモモや、メロンなどは「くし切り」だけど、
レモンでも、キウイでも、パイナツプルでも「輪切り」かな。
若い頃から、リンゴの食べ方は「丸かじり」が多かったから、
その切り方の違いは私にはわからない。
だけど「スターカット」という呼び名が気に入った。
これからは、ちょっと意識して、スターカットのリンゴ、
食べてみようかな。