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2017年07月31日(月)
星が死に存在しなくなった後も、その姿を見続ける。

映画「ある天文学者の恋文」(ジュゼッペ・トルナトーレ 監督)から。
どうしても、有名な天文学者とその教え子との恋愛に目がいってしまい、
不倫関係に嫌悪感を示す人も多いが、だからこそ、
この作品を通して、監督が伝えたかったことを探りたくなった。
ヒントは、主人公の彼女が書き上げた論文のタイトル。
「客星から超新星へ:死せる星との対話」
「客星」とは「常には見えず、彗星や新星など一時的に現れる星」
それは「星の不滅性」について触れている。
今現在、私たちが見上げている星の光も、
実はもう何年も、いや何億年前に死んでいる星の光かもしれない。
天文学者は、それヒントに、愛する彼女に対して
人間の世界でもどれくらい生きていると思わせることが出来るか、を
実行していたに違いない。
ちょっと長いが、彼女の論文の一部を何度も巻き戻しメモしたので、
書き記しておきたい。
「別の状況で間違いを恐れずに言うなら、天体物理学の歴史において、
宇宙に対する知識は「死ぬる星」の研究によって得られた。
星の最後に起きる大参事は、超新星爆発であれ、重力崩壊であれ、
極超新星であっても同様だが、それらによって理解できるのは、
星の不滅性というものは、想像を超えて遥かに不可解であるということだ。
数千億もの恒星の地球からの距離と、光の速度との関係によって、
星が死に存在しなくなった後も、その姿を見続ける。
それこそがまさに、星の悲惨な最後であると言える。
その姿が見えるのは、数世紀、数か月、または数秒間。
それは数十億年前に起きた、死の顕れ(あらわれ)なのである。
科学者の研究とは、もはや存在しないものとの対話である」
死んで、彼女の想い出に残るだけではなく、できることなら
いつまでも一緒に時を過ごしたい、と願う気持ちが伝わってきた。
星好きの私にとっては、ちょっぴり切ない映画だったなぁ。



2017年07月30日(日)
日本は、自動販売機で迷うよね。

ある外国人と話していて、文化の違いの話題になった。
特に「自動販売機」のネタは、話が尽きないらしい。
まず、すぐそこにコンビニがあるのに、
その近くに清涼飲料水の自動販売機がある光景に驚くようだ。
また、国を挙げて温暖化防止といいつつ、
高熱を発する大型冷蔵庫を、屋外に大量に設置する不思議さ、
悪さをする外国人には、盗んでください、壊してください、と
言われているくらいの無防備さ。(汗)
でも、一番盛り上がったのは、飲み物の種類が多いこと。
私たち日本人でも、どれにしようか迷うくらい種類が多い。
だから、彼らからしてみれば驚きを通り越して、
どうしてこんなに種類があるの?ということらしい。
言葉にすると「日本は、自動販売機で迷うよね」。
これって、どれも美味しいから迷うんだろうなぁ、きっと。



2017年07月29日(土)
糸をつなげることも、人をつなげることも、時間が流れることも

映画「君の名は。」(新海誠監督)から。
映画レビューの記念すべき1000作品目をこの映画に決め、
DVD発売まで、しばらく映画を観ない期間があったからか、
何気に目にした作品に関する前提知識が溢れてしまい、
真っ白な状態で鑑賞ができなかったのは残念であった。
予告編の数々を始め、多くの断片的な映像がイメージとなり、
それが、本編ではどう繋がっているか、の確認になってしまったから。
それでも「ムスビ」に関しては、メモが増えた。
主人公「三葉」の祖母「一葉」、彼女の言葉が説明している。
「土地の氏神様をな、古い言葉で産霊(ムスビ)って呼ぶんやさ。
この言葉には、ふか〜い意味がある。糸をつなげることもムスビ。
人をつなげることもムスビ。時間が流れることもムスビ。
全部神様の力や。わしらの作る組紐も、せやから神様の技。
時間の流れ、そのものを表わしとる。
より集って形をつくり、ねじれて、からまって、時には戻って途切れ、
またつながり、それがムスビ、それが時間。」
中島みゆきさんの歌「糸」が思い出されたのは私だけではないだろう。
あの歌をモチーフに、物語(ドラマ)にすると、こんな感じかな?
そんな感想を待って観終わった。

P.S.
客観的には、Z会のCM「クロスロード」を思い出された。
「言の葉の庭」の雪野先生が、ユキちゃん先生として登場していて、
嬉しかったなぁ。



2017年07月28日(金)
現場をそのまま「展示館」にしてしまう発想

ビジターセンター先進地視察で、北陸の地に足を運んだ。
初日は「魚津埋没林博物館」(富山県魚津市)。
「埋没林」とは、文字通り地中に埋もれた林のこと。
かつての森林の様子を現在に伝える貴重な資料として、
工夫の凝らされた展示方法に、メモは増えた。
圧巻は「水中展示館」と称する「埋没林水中展示」。
「ここは2,000年前に巨木がそびえていた場所。
出土した場所そのままに、発掘現場に地下水を満たして保存」
そう文字で説明されてもイメージができなかったが、
地下水の中で、保存されている巨木の埋没林を目にしただけで、
久しぶりに「感動する光景」として記憶された。
多くの方に見せたい貴重な「埋没林」を、
「発掘・保存・(博物館に)移動・展示」という順ではなく、
現場をそのまま「展示館」にしてしまう発想。
これは、非常に新鮮であり、その光景は目に焼き付いた。
柿田川の魅力も、作られた展示ではなく、本物をみせる、
それこそ、私たちに与えられた課題なのかもしれない。



2017年07月27日(木)
6歳の誕生日は一生に1回だけだよ

映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」(トム・ムーア監督)から。
アニメと言えば、ディズニー、ジブリを中心に、
そして、最近では新海誠作品ばかり観ていた私にとって、
外国のアニメは、予想以上に面白かった。
それも「製作国」が「アイルランド・ルクセンブルク・ベルギー・
フランス・デンマーク合作」と知り、興味が沸いた。
ヨーロッパ5つの国の合作の意味を考えながら、
最初のナレーションをメモして読み直した。
「人間の子よ 行きなさい。海と自然の中へ
妖精と手を取り合って この世界は涙で満ちあふれているから・・」
さらに、母親から伝えられる「海のうた」の一節。
「この場所からこの瞬間にかけて 北から南にかけて」
「東から西にかけて 時間から空間にかけて」
このあたりに、ヨーロッパ諸国の親が子どもたちに伝えたい、
子育てのヒントが隠されている気がした。
それは「親子愛」「兄弟愛」の大切さを中心に、
「冒険」のドキドキ感、「涙・苦しみ」に対する考え方など、
「絵本の読み聞かせ」に近い形で、伝えられているのだろう。
しかし、私が今回選んだのは、ちょっと違う。(汗)
孫の誕生日を祝う、おばあさんの台詞。
「誕生日にそんな格好じゃみっともないよ。
6歳の誕生日は一生に1回だけだよ。きちんとした服を着なきゃね」
この考え方、日本でも伝えていかなくちゃ・・と感じたから。
作品全体を包み込む、リズムとトーンが心地よかったなぁ。



2017年07月26日(水)
映画レビュー1000作品目は「君の名は。」

以前書いた私の「気になる一言」を覚えていてくれたのか、
「1000作品目、どの映画にしましたか?」のメールが届いた。
実は、まだ「999作品」で止まっている。(意識的に・・)
もちろん1000作品目も、単なる通過点ではあるけれど、
やはり3桁から4桁への通過は、感慨深いものがある。
中学生から大学生時代、若い頃に鑑賞して、
まだ、レビューを書いていない作品も多々あり、迷った。
例えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
「フィールド・オブ・ドリームス」
「フォレスト・ガンプ 一期一会」
「ゴースト ニューヨークの幻」なども書いていない。
しかし、ここは記念すべき新しい作品で、と心に決め、
選んだのが、なんとアニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)。
昨年あれだけ話題をさらった作品だったのに、
なぜか、映画館に足を運ばなかった。(これも意識気に・・)
もしかすると、1000作品目のために残しておいたのかも、
今思えば、そんな気さえする巡り合わせ。
そして今日、7月26日(木)「君の名は。」は、
「Blu-ray&DVDの発売日」
今から「ドキドキ・ワクワク」を楽しみにしている。
レビューは、また後ほど。乞うご期待!!。



2017年07月25日(火)
ボウフラも 蚊になるまでの 浮き沈み

大学のクラブ同窓会で、後輩と酒を酌み交わした時の会話。
単身赴任の生活が長く、家族と一緒にいる時間が少ないんです、
そんな話を聴いて「お前も大変だなぁ」と慰めたら、
「『ボウフラも 蚊になるまでの 浮き沈み』ですから」と
ニコニコしながら答えてくれた。
帰宅後、気になって、意味を調べたら、
映画「座頭市」の撮影時、森重久弥さんがアドリブで口にした台詞。
勝新太郎さんが好きな言葉で、よく色紙に書いていたらしい。
(実際は、戦前の蚊取り線香のCMだったようだ)
都々逸には「ボウフラが 人を刺すよな 蚊になるまでは 
泥を噛み噛み 浮き沈み」というフレーズかあり、
川柳として「ボウフラも 蚊になるまでの 浮き沈み」を見つけた。
「蚊は嫌われ者だが、彼らとて苦難を経て一人前になる。
人を刺して美味しい血が吸えるようになるには、
いやでも泥水の中で暮らしていかなければならない。
苦しんで、もがいて、辛酸なめて、ようやく一人前の蚊となる」
そんな意味を見つけながら、なるほどなぁ・・とメモをした。
人生、そんなにうまくいくことばかりじゃない。
「平々凡々な人生」と言えども、ずっと同じはありえない。
今、実感している苦労も、浮き上がるための沈み。
そう考えれば、なんとか乗り切れそうになるしなぁ。



2017年07月24日(月)
映画製作は、駅馬車の旅と似ている。

映画「映画に愛をこめて アメリカの夜」
(フランソワ・トリュフォー監督)から。
映画好きの私にとっては、映画製作の現場を題材に、
物語が展開されていくので、感激があるわけではないが
楽しく観ることが出来た。
そこで選んだ台詞は、映画製作に関するフレーズ。
「映画製作は、駅馬車の旅と似ている。」
そして「期待が消え、結局は目的地に着くことだけになる。」
完成品だけを観ている私たちは、その過程は意識しないが、
キャストやスタッフの、アクシデントやトラブルをはじめ、
製作予算が途中で足りなくなったり、懸案問題は山積み。
はじめは、新しい作品に期待いっぱいであるが、
途中から、なんとか完成までたどりつきたい、と気持ちが変わる。
そんな気持ちが伝わってきた台詞である。
「映画監督とは、あらゆる質問を浴びる人種である」
「映画俳優は傷つきやすい」
「恋は映画の敵だ」など、映画ネタは尽きなかった。
「映画を通じ人生を豊かにすることが出来る」ことは確かなようだ。



2017年07月23日(日)
「増えること」をモチベーションに、行動は「シンプル」で。

私が生まれて初めて夢中になったスマホゲーム
「ポケモンGO」を始めてから、ちょうど1年が経った。
【祝「ポケモンGO」私の1周年記念】
「えっ、まだやってるの?」「もう流行ってませんよ」
そんな声を何度も耳にしながらも、なぜか続けている。
正直、ジムで戦うわけでもないし、ただ歩きながら、
目の前に現れたポケモンをゲットするだけ。
(時には、レアなポケモン求めて彷徨い歩くけれど・・)
それでも続けてこれたのは何か、と考えてみたら、
私の生き方の一つである「増えていくもの」が好きだからだ。
毎日、少しずつだが増えていく、ポケモンのアメを眺めながら、
ささやかな幸福感を味わっている。(汗)
しかしながら、ここに「継続」の極意が隠れている気がする。
「増えること」をモチベーションに、行動は「シンプル」で。
それも自分だけで完結できる。
困っていることは一つ。「止めるきっかけ」が見つからない。

P.S. 一応データとして、2017.7.22現在。
レベル33。 675,918/1,000,000XP
アンノーンとキリンリキが未捕獲。(捕獲可能なポケモン内)
始めた日 2016/07/23 トータルXP 4,425,918



2017年07月22日(土)
忘れないために覚えないことにしています

先日、最近物忘れがひどいことを書いたら、
ある方から、なるほど・・と思うメッセージが届いた。
「私もすぐ忘れるので」とタイトルが付いていて、
開いたら「忘れないために覚えないことにしています」の
ワンフレーズだけが書かれていた。
さらに、感想を述べながらメッセージをやり取りしたら、
「忘れないようにと、いくら抗っても負けてしまうので、
抵抗はやめました。覚えるから忘れるので、
覚えなければ忘れることもできないという悟りです(笑)」と。
私も早くこの境地に入りたいものだと、感心させられた。
しかし、最後に一言、こう書かれていた。
「歳をとると自分を守るためのへ理屈を思いつくものです」
さすが・・としか言いようがないオチ。
この発想、参考にさせても〜らおうっと。



2017年07月21日(金)
フェイスブックと酔った前妻は相性が悪い。

映画「ガール・オン・ザ・トレイン」(テイト・テイラー監督)から。
「世界中でベストセラーとなった同名のミステリー小説の映画化」
という解説を読んで、楽しみに観始めたが、
ストーリーとしては、よくわからなかった。(汗)
見ず知らずの「夫婦」を勝手に自分で「理想の夫婦」と決めつけ、
毎朝通勤電車の窓から見える、2人の様子を観察していただけなのに、
「私に分かるのは、2人には愛があること」と言い切る。
その場面設定に、なにか違和感を覚えていたら、
案の定、理想の妻が他の男性といる場面を目撃しただけで、
「不倫」の決めつけるなど、アルコール中毒にありがちな行動に走る。
見ず知らずの「理想夫婦」の夫が、フェイスブックに幸せそうな写真を
見つけただけでも、過激に反応する始末。
「彼、また赤ん坊の写真を投稿した。可愛い写真」
そんな彼女の姿を見て、別れた夫が呟いた。
(すみません、もしかしたら、彼女の母だったかも・・)
「フェイスブックと酔った前妻は相性が悪い」
フェイスブックに投稿した人は、そんなつもりがなくても、
観る側の人の精神状態によって、こんな感想を持たれることを、
監督が伝えたかったこととは違うかもしれないが、
この作品は、教えてくれた気がする。気をつけなくちゃなぁ。



2017年07月20日(木)
先に言えば「説明」、後から言うと「言い訳」

目から鱗状態だった「「A4」1枚アンケート広告作成」の講師で、
誰よりも、このノウハウを全国に伝えようとしている方の日記で、
このフレーズを見つけた。(講演会ではないので、名前は伏せますが・・)
「先に言えば『説明』、後から言うと『言い訳』」
このインパクトある1行は、当たり前のように単純だけど、
実は、私たちの行動全般に通じることとして、私のメモ帳に記録された。
それは、時によって、物事の必要性・重要度よりも優先される。
「言った、言わない」「聞いた、聞いてない」は、日本人にとって、
相手を尊重したか、軽視したか、に等しいと感じるようだ。
それだけ「説明」と「言い訳」には、大きな差が生じる。
さらに、私たちが胆に命じておきたいことは、
「説明」という行為を、何度も何度もしていても、
相手に伝わらなければ、言わなかったのと同じ、ということ。
その関係を理解しておかないと、お互い自己主張しながら
「言いましたよ」「いや、聞いてない」が繰り返されることになる。
このフレーズを知って、一番最初に私がしたことは、
今まで「言い訳」してきた自己の反省と、
今、一緒に仕事している課員全員への回覧メールだった。
この考え方の共通認識って、とても大切な気がしたから・・。(汗)



2017年07月19日(水)
バックネット裏、年間予約シート購入だよ

週末、職場の後輩たちから、野球の試合のお知らせがあった。
野球好きの私にとって、夏の高校野球(予選)も始まったし、
そろそろ、野球観戦を・・と思っていたので、嬉しかった。
今年は、どこかのプロ野球チームではないが、
「大型補強をしたため、期待がもてますよ」のお誘いに、
わくわくしながら、町営野球場に足を運んだ。
陣取ったのは、もちろん「バックネット裏の一番いいところ」。
(ほとんど観客はいないので、どこでもよかったのだが(笑))
プロ野球チームが使用する球場なら、目が飛び出るほど高くて、
考えられないシートであるが、そこは地元の野球場。
私の姿を見つけ、挨拶に来た後輩たちにこう言い返した。
「バックネット裏、年間予約シート購入だよ」と。
職場が違えば、ほとんど顔を合わすことのない新人と、
こうして会話ができるのも私の楽しみの1つ。
そして、後輩たちの数々の珍プレー、好プレーに、
一喜一憂している自分が、とても楽しい。
さて、何回、このシートに座ることができるか、
そればかりは、彼らの活躍に頼るしかないなぁ。



2017年07月18日(火)
ニワトリは3歩、カエルはジャンプすると忘れる

「暑気払い」「情報交換会」と称する飲み会は、
私の笑いのツボにハマるフレーズが溢れている。
先日も、定年間近で思い出せないことが増えた、
大事なことを忘れてしまって困る、みたいな話をしたら、
メンバーの一人が、すかさずこう返してくれた。
「下山さん、大丈夫ですよ」と前置きしながら、
「ニワトリは3歩歩くと忘れると言いますから・・」と。
さらに他のメンバーが、そう言えば・・と笑いながら
「カエルはジャンプすると忘れるって言われてます」。
それって、フォローにもなんにもなってないし・・と
苦笑いしながら、黙って飲んでいたが、
今度は、誰かが「忘れっぽくて・・」と嘆いたら、
すかさず、慰めてやろうと思う。
「ニワトリは3歩歩くと忘れるし、
カエルはジャンプすると忘れるそうですよ」と。
それを聞いた相手の反応が楽しみだなぁ。



2017年07月17日(月)
死刑は社会による復讐です

映画「理由(1995)」(アーネ・グリムシャー監督)から。
観終わってメモを眺めていたら、一番最初にメモしたフレーズ、
「死刑は社会による復讐です」が主張していた。
「いかなる神や政府であれ、復讐を認めるような思想を私は信じない、
でも、犯人の死によるむごい償いを望みはしない」
ショーン・コネリー扮する、死刑反対論者のハーバート大学の
法学部教授、ポール・アームストロングは、学生たちにこう言い放つ。
しかし物語は、その後、急展開し、意外な結末で終わる。
彼は、猟奇殺人の真相を追い求め、解決したけれど、
この事件を終えてからも、ハーバート大学の教壇に立ち、
同じフレーズを口に出来るだろうか、そんなことが気にかかる。
そもそも「死刑反対論者」として、続けていくのだろうか。
「総論賛成、各論反対」・・
社会的には死刑は反対だが、いざ自分の身内に降り掛かったら、
あんな犯罪者は死刑にすべきだ、と主張する気がしてならない。
人間が人間を裁くって、本当に難しい。



2017年07月16日(日)
鉄道の話題が「気になる一言」を埋めるかもなぁ

静岡県東部に住んでいる私にとって、
今回の北陸や四国への移動は、いろいろな手段が考えらた。
全県各地に配置されている飛行場を活用し、
短時間で目的地に着く方法が1つ。
実際に四国からの帰路は、松山空港から羽田空港までの空路。
(静岡空港でないところが痛いところだが・・(汗))
やはり、体への負担は、少ない気がする。
もうひとつは、一番利用した「新幹線・特急」の組み合わせ。
北陸の行きは「東京駅から北陸新幹線と特急(はくたか)」
帰りは「福井駅から特急(しらさぎ)・東海道新幹線」
四国の行きは「三島駅から東海道新幹線・特急(宇和海など)」。
(宇和海は、2両編成のディーゼルの特急列車で、
1両の半分が自由席、半分が指定席、という変わり種?)
さらに移動手段として「自動車・バス」という選択肢もある。
(さすがに「船」は、選択肢になかったけれど・・)
学生時代の「周遊券片手に、鈍行列車・急行」を思い出しながら、
私にとって鉄道の移動が最適、と改めて実感した。
最近の鉄道は、ハード・ソフトが充実していて、
鉄道オタクではないけれど、記念写真を撮りたくなるほど。
これからしばらくの間は、
鉄道の話題が「気になる一言」を埋めるかもなぁ。

P.S.
しかし・・四国までの鉄道は、特急を乗り継いで、約9時間。
こればかりは、体力的に辛かった気がする。



2017年07月15日(土)
定年後の自分のライフワークになると信じて・・

水曜日から木曜日は、富山県、福井県にいた。
そして金曜日から日曜日までは、愛媛県。
どちらも「水」(柿田川)に関することで、足を運んだ。
59歳として疲れていない、と言ったら嘘になるけど、
移動中の時間の使い方も、なんとなくわかってきたし、
体力的な疲れとは別に、ストレスはあまり感じていない。
大学時代に、全国を旅してまわった経験が、
35年以上経った今、こんなところで活きている気さえする。
先日も書いたが、若い頃からのいろいろな経験が、
この時のために蓄積されていたのか、と嬉しくなった。
当初、2週に分けて予定されていたのだが、
来週に、どうしても外せない会議が入ったため、
今回のような、ハードスケジュールになったが、
それさえも、きっとなにかの「経験」と捉えたい、と思う。
周りは、そんなに無理をしなくても・・とか、
誰か、替わりの人を・・とアドバイスもいただいたが、
地方公務員として、私に残された時間は、あと僅か。
2年を切った退職のとき、後悔したくないから、
もう一踏ん張りして、全国を飛び回ってみたい。
その経験・気付きから、何かが掴めるような気がする。
定年後の自分のライフワークになると信じて・・。



2017年07月14日(金)
スマホ・バッテリーを使わなかった旅

7月最初の「東北・福島県(1泊)」から
「北陸・富山県・福井県(1泊)・「四国・愛媛県(2泊)」まで、
振り返ると、私の予想を完全に覆したのは、
「スマホ・バッテリーを使わなかった」ということ。
もちろん、列車の中や宿泊先では「充電」したけれど、
それでも移動中に、バッテリー切れが怖くて、
バックに忍ばせておいた、重たいスマホ・バッテリーは、
結局一度も使うことなく、存在感を発揮する場面がなかった。
私の予想以上に、充電する場所が増えているのと、
「ポケモンGO」を始めとした、GPSを使ったアプリを、
あまり起動しなかったことが理由だろう、と分析する。
旅行中は、文庫本などを読む、アナログの世界に浸るか、
車窓から眺める、四季折々の日本の季節を楽しむことが、
ストレスを貯めない方法だと再認識した。
まだまだ「電源を切る」まではいかないけれど、
そのうち、必要な時だけしか電源を入れないかもしれない。
退職したら、そんなスマホとのつき合い方も出来るんだよなぁ。



2017年07月13日(木)
前が見えないほどではなかったですね

昨日・今日の2日間、富山県魚津市、福井県大野市を訪ねた。
今、私たちが取り組んでいるある施設の先進地視察であるが、
さすが、私たちの発想にはなかった視点や、気付きも多く、
この内容は、機会を分けて報告していきたいと思う。
気になる一言は、夕方、新幹線で三島駅に着き、
タクシーで帰宅する際の、運転手さんとの会話の一部。
今や、スマホさえあれば、全国のどこで大雨が降ったか、
雨雲の様子で、一目瞭然になる時代であり、
福井市にいながら、静岡県東部の集中豪雨が気になっていた。
メールでは、妻に自宅周辺の様子を確認したが、
やはり、仕事柄か、豪雨による被害が気になり、
現地で一番天気にも敏感なタクシーの運転手さんに尋ねた。
「集中豪雨だったようですが、実際はどんな具合でしたか?」
返ってきた答えが「ワイパーをしても」と前置きをしながら、
「前が見えないほどではなかったですね」だった。
「ただ『三つ目ガード』は冠水したようですよ」など
やはり情報ネットワークをもっている業界らしい言葉だった。
インターネットではわからない、地元の(被害)状況は、
やはり、アナログで、聴き取りが一番だよなぁ。

P.S.
「北陸」から帰宅したばかりだが、明日からは2泊で「四国」へ。
また3日間、留守にします。「気になる一言」も順延です。(汗)



2017年07月12日(水)
除草剤「テデトール」が一番効くね

農家の人が集まった会合は、私の知らない世界で面白い。
今、全国で困っている鳥獣被害対策の話や、
取っても取っても成長著しい雑草に効く除草剤の話、
さらには、農作物泥棒の話まで。
残飯が残った袋をかぎ分け、ゴミ置き場を荒らすカラス、
これには困っています、と口火を切れば、
「ヒヨドリ、すずめは、カラスより悪い」と言い切る。
「除草剤はなにを使ってる?」などと話しながら、
自分が今使っている製品名をあげたかと思えば、
「いろいろな雑草に効く除草剤ってないですかね」と訊ねれば、
「『テデトール』が一番効くね」と真面目な顔をして答える。
あとで「手で取るのが一番だよ」と、種明かしをしながら。
さらには、夏野菜の時期になると、野菜泥棒が増えるらしい。
捕まえてみると、彼らのお決まりの台詞
「あんまり美味しそうだったので、ほんの出来心で・・」。
「真夜中に、ハサミとビニール袋を持ってても、こう言う」と
まるで、落語でも聞いているようにオチまである。
普段、一人仕事だから、こういう時は楽しくてね・・と呟いた
農家の人々、これからも、面白いネタお願いします。



2017年07月11日(火)
1万円で、こんな遠くまで来れるのかぁ

今月は、仕事、プライベートを含め、
県外に出かけることが多く、意外な気付きが増えた。
今月初め、大学時代のクラブ同窓会で訪れたのは、
福島県いわき市の「スパリゾート・ハワイアンズ」。
驚いたのは、三島駅から東海道新幹線で品川駅、
品川駅から、常磐線(特急ひたち9号)で湯本駅。
時間にして、約3時間13分。(乗換は1回のみ)
まずは、こんなに近いのかぁ、と驚いたが、
福島県は東北、東北は、遠くてなかなかいけない・・が、
私の先入観にあったからだろう。
それよりも驚いたのは、運賃。
全て特急を利用し、快適な空間を味わいながら10,370円。
特急ひたちは、全席(指定席)で車内販売まであるし、
もちろん、全席、コンセント付きでスマホ充電OK。(笑)
普段、生活をしていると、いろいろな飲み会で、
祝儀も含め1万円、なんてことはよくあるけれど、
その額で福島まで行けると知って、ちょっと焦った。(汗)
今回の「福島県への旅」の気付きとして、
「1万円で、こんな遠くまで来れるのかぁ」を残したい。



2017年07月10日(月)
「無事、下山」なんて、誰が読む?三面記事だ。

映画「アイガー北壁」
(フィリップ・シュテルツェル監督)から。
ドイツ・オーストリア・スイス合作と知って、
へぇ、ヨーロッパもすごい作品をつくるな、と感激した。
前人未踏のアルプス連峰の難所・アイガー北壁に挑んだ若者が、
途中のアクシデントで、登頂を断念して下山することに・・。
それを知った途端、マスコミは取材をやめ撤退を指示して叫ぶ。
「記事になるのは、栄光か、悲惨な結末だ。
『無事、下山』なんて、誰が読む?三面記事だ」と。
しかし、下山にも登山に匹敵する真のドラマが待っていた。
マスコミ関係者の上司は、登山が始まる前、部下にこう言う。
「(我々が)悲しいのは、真のドラマはみられないってことだ。
記者や読者の宿命だ。我々は、登頂前の騒ぎを報道する。
登頂後も同様だ。しかし、肝心の中身は、想像するしかない」
その真のドラマを「下山」という地味な行程の中で見せつけられ、
その、生死をかけた生きざまに、愕然とさせられることに・・。
悲しい結末に胸が締め付けられて、息苦しくなるほどの緊迫感、
今回ばかりは「無事、下山」という記事が読みたかったなぁ。

P.S.
ラストシーン「ベルリンへ戻ろう」と声を掛けられた主人公の女性、
さっきまでの悲しみをすぐ忘れてしまう上司に向かい、ピシャリ。
「もう戻りません、たくさんです、あなたみたいな人たちは」
この台詞で、胸がす〜っとしたことを付け加えておきたい。



2017年07月09日(日)
想いが時間や距離を超えることだってあるかもしれない。

映画「ほしのこえ」(新海誠監督)から。
作品に関する前提知識なしで鑑賞するのが、私流であったが、
この作品だけは「監督が個人制作したフルデジタルアニメーション」
という情報を知った上での鑑賞となった。
このわずか「25分」という長さに、彼がどんな想いを詰め込んだか、
それが知りたくて、映画「君の名は」を除く全ての作品を観てから、
何回もDVDを停めながら、丁寧にメモを取った。
その中で、浮かび上がった台詞は
「想いが時間や距離を超えることだってあるかもしれない」。
もう少し詳しく書くと「ねえ、ノボルくん。
私たちは、とおくとおく、すご〜くとおく離れてるけど、
でも、想いが時間や距離を超えることだってあるかもしれない。
ノボルくんは、そういうふうに思ったことはない?」
今回は、メールの送受信が、何日も何年もかかる「宇宙」の距離。
そして、これに続く新海作品を振り返ると、
彼の根底を流れている、アニメを通じて表現したいものは、
「想い」「時間」「距離」に集約されている気がしてならない。
どの作品でも、どの主人公が口にしても通じるフレーズが、
「想いが時間や距離を超えることだってあるかもしれない」。
今考えると、自分が拘っている考え方とピッタリだったから、
こんなにも、アニメ映画にす〜っと入り込めたのかもしれないな。
いや「アニメ映画」というより「新海作品」が好きなんだ、きっと。



2017年07月08日(土)
「制限」の中に「自由」を探す楽しみ方

最近、柿田川について、多くの方と話す機会が増えている。
どの方も「柿田川」という資源をどう扱うべきか、
(なぜか)私に、訴えかけてくる人が多くて嬉しい。(笑)
「自然保護・保全のために手を付けない方がいい」
「観光資源として、もっともっと活用すべきだ」
どちらも極端すぎて、やや違和感があるのも事実だ。
「護るところは護る」「活用できるところは活用する」
そんな中途半端な・・と思うかもしれないが、
ほぼ毎日、写真・動画を撮影している私が感じることは、
「活用に制限」があるからこそ楽しい、と思う。
「いつでも、どこでも、誰でも入っていい」という自由でなく、
「いつでも、どこでも、誰でも入れないからこそ」の楽しみ方、
それを模索していると言ってもいい。
長い歴史を持つ、俳句や短歌、川柳、都々逸のように、
字数という「制限」があるからこそ、その中で表現しようとする、
その楽しみ方と、似ている気がする。
文字遊びとして「折り句」(あいうえお作文)や「はめ字文」など、
制限があればあるほど、人は夢中になる。
そう言った意味では「『制限』の中に『自由』を探す楽しみ方」、
今の私の心境にピッタリしたフレーズだよなぁ。



2017年07月07日(金)
ごめ〜ん、明日、イベントだから・・ポケモンの。

昨晩のこと。
ある仕事で激論を交わし、気付いたら8時過ぎていたので、
夕食も兼ねて、情報交換会と称した「飲み会」となった。
そこでも夢中になって話していたら、10時半を回っていた。
そろそろ切り上げよう、と思い、私の口から出たのは、
「明日はイベントだから早く寝なくちゃ」。
以前、飲み会の切り上げ方として、
「ごめ〜ん、明日、ロケだから・・、台詞はないけど」
「ごめ〜ん、明日『地引網』なんだ・・」
「ごめ〜ん、『時差ボケ』だから・・」など、
多くの「ごめ〜ん」を考えてきたが、また新しい一言。
「ごめ〜ん、明日、イベントだから・・」
「7月7日(七夕)」のイベントと言えば、夜だし、
変なこと言うな・・と思ったかもしれない。
しかし、本当に、1周年イベント第2弾の開始がある。
「海外の情報によると日本時間の7/7(金)朝5時からリリース」
この記事を見つけて、言い訳にした。
だから「ごめ〜ん、明日、イベントだから・・ポケモンの」
当然「え〜、まだやってる人、いたんだ」「朝5時から?」と
の驚きの声に包まれて、帰路についた。
私が「ポケモンGO」を始めたのは「昨年の7月23日」だから、
まだ1年も経っていないのに・・と、ほろ酔い気分で床についた。
「ポケモンGO」は、言い訳には向いてないなぁ。(笑)



2017年07月06日(木)
施設に愛着を感じてくれ、リピーターが多いんです

土日などの休日、近隣市町のヒジターセンター見学をしている。
話を伺ったのは「環境省・田貫湖ふれあい自然塾」(富士宮市)
チーフインタープリター・通称「チョビ髭」こと、小野塾長。
彼のアドバイスは「建物を建ててからこうしよう、ではなく、
こういうものを見せたいから、こういう建物」という視点。
「施設に愛着を感じてくれ、リピーターが多いんです」
嬉しそうに語った後「場があるからなんです」と纏めた。
「環境共生型」の施設らしく「建物が地味すぎて目立たない」と
これまた困ったようにしながらも、楽しそうだった。
注目は、この施設の大事にしているステップ。
「自然の価値に気付く」「自然の理解を深める」
そして「人の暮らしと自然のかかわりを知る」を説明してくれた。
一言でいえば「環境教育」を通しての「意識改革」のようだ。
「ターゲットは、次世代を担う子どもだけではない」と言い、
「子育ては親の影響が大きい。親子で参加できるプログラムを」と
ソフト事業の充実を訴えていた。
とにかく愛着を感じるためには、そこに触れる回数以外ない。
年に1度、月に1度、1週間に1度、そして毎日・・・。
良きにつけ、悪きにつけ、関わっている頻度が愛着に繋がる。
そう教えられた気がして、ハッとさせられた。



2017年07月05日(水)
「私に才能があるなら」「それは他人が教えてくれる」

映画「キャロル」(トッド・ヘインズ監督)から。
設定は、女性同士の同性愛の話だけど、
作品を通じて感じたのは「予告編」で見つけたフレーズ
「心に従って生きなければ、人生は無意味よ」
しかしながら、この1行では、この作品を思い出せない。
だから選んだ台詞は、まだ出会ったばかりの2人の会話から。
「あなたの夢なの? 写真家が」
「そうです、私に才能があるなら」
「それは他人が教えてくれる。あなたは努力し続ければいい。
正しいと思うことをやり、流れに任せて」
「そうですね」・・・の一部を拝借した。
誰でも「目指す分野で、自分に才能があるか、どうか」は、
気になるところであるが、短い人生の中で迷い悩む時間は勿体ない。
もし才能があれば、知らずと他人が評価してくれて、
気がついた時は、注目を浴びているはずだから、
始めたばかりで、才能があるか、ないかを心配するよりも、
とにかく、夢中になり続けなさい、とアドバイスしている。
あなたのとった行動が、世間の常識と違ったっていい、
歳を重ねて人生を振り返った時に、後悔しないためにも、
その時その時に、自分の心に従ったか、を判断基準としたい。
最近、同じようなことを考えていたので、妙に心に残った。



2017年07月04日(火)
鳴き声のサンプルは外では聴かないルール

週末の楽しみの一つに、近隣市町に設置されている
ビジターセンター訪問が加わっているが、
最近の施設は、図鑑やパンフレットだけでなく、
鳥の名前をペンタッチするだけで、鳴き声が聴ける。
私は、柿田川公園内を通勤路にしているため、
毎日、季節に応じた、鳥の声を耳にしているので、
今度は、そのシステムを使って、鳥の名前を調べようかな、
と考えていたら、環境に詳しい方に止められた。
「実は、暗黙の了解かもしれないが・・」と前置きをして、
「鳴き声のサンプルは外では聴かないルール」を教わった。
「えっ、どうしてですか?」、私の疑問は膨らんだが、
野外で鳴き声のサンプルを聴くと、野鳥が本物と勘違いして、
近寄らなくなったり、意外な行動をする可能性がある。
だから、野鳥の生態系を崩すことになりかねない、と。
なるほどなぁ、便利になっても、してはいけないこと。
人間の興味関心だけで、動植物の生態系を壊してはいけない。
そんなことを学んだ「自然界のルール」である。



2017年07月03日(月)
1人に憧れていたのに・・つまんない。

映画「ロスト・バケーション」
(ジャウム・コレット=セラ監督)から。
監督は、この作品を通じて、何を伝えたかったのか、
正直、わからなかった。(汗)
前半は、美人のサーフィン映像満載でウキウキし、
後半は映画「ジョーズ」を彷彿させる、
海、サメの恐怖なんだろうけど、ドキドキしなかった。
満潮・干潮の時間を意識し、サメの動きを観察しながらも、
岩礁の上で、一人ぼっちの夜を過ごす主人公の心の変化が、
遺書とも思えるビデオレターに込められている。
「パパ、クロエ(妹)」と画面に向かい話し始め、
出来るだけ人との接点を避けていた彼女が呟いた、
「1人に憧れていたのに・・つまんない」と。
「本当は一人じゃないわ、カモメが友達になってくれた」とも。
若い人たちは時には「家族」「恋人」「兄弟姉妹」「友人」などの
人間関係が煩わしく感じられて、1人になりたがる。
それを否定するつもりは毛頭ない。
しかし、最後には「人間は一人では生きられない」と気付く。
この作品は、その気付きだけで、いいのかもしれない。

P.S.
あんな怖い目にあったのに「1年後、テキサス」で、
「父親の見守る中、妹と波乗りに海に向かうシーン」に、
一気に冷めてしまった私がいる。リアル感ないなあ。



2017年07月02日(日)
ハワイアンズで遊んで来ました。

楽しかった「大学時代のクラブ同窓会」、
いろいろなことをメモしたので、気付いたことはまた後日。(汗)
ちょっとほろ酔い気分で書いている「気になる一言」は、
週末に遠出ししたので、課員へのお土産を選んでいる時だった。
福島名物の特産品もいっぱいあったし、試食もさせていただき、
課員の数も数えながら、決め手となったのは、
包装紙のキャッチコピー。「ハワイアンズで遊んで来ました。」
施設概要とフラガールの写真とシルエット。
明日、職場へ持参し「はい、お土産」というに相応しい気がした。
実は、お土産を選ぶヒントとして、味はもちろんだけど、
どこへ行ってきたのか、説明がいらないフレーズが好きだ。
「ディズニーランドへ行ってきました」
「東京ドームへ行ってきました」などと書かれた包装紙に弱い。
実は、そこから会話が続くし、雰囲気がわかるから。
特に今回は「行ってきました」たではなく「遊んで来ました」。
それだけで「楽しかったんだろうなぁ」と想像できるから。
これをわが町の柿田川に当てはめると、
単なる「柿田川に行ってきました」という報告ではなく
「柿田川で癒されてきました」「柿田川で元気になりました」
みたいな、感性に訴える言葉が浮かんできた。
何度も言うけど「味はどうでもいい」というわけではないが、
その雰囲気が伝わる、お土産のキャッチコピーって、いいなぁ。



2017年07月01日(土)
もしかして、俺の知ってる下山か?

大学時代、ユースホステルクラブに所属していた私は、
平日は、大学の学食等でアルバイトをし、お金を貯め、
長期休暇となると、バックパックを背負い、
日本全国を、ユースホステルなどの安宿に泊まりながら旅していた。
その仲間のひとりが、大学卒業後、連絡先はぷっつり途絶え、
消息不明だったが、ある日突然、
「もしかして、俺の知ってる下山か?」とfacebookにメッセージが届き、
その後、チャット状態でメッセージの送受信をしながら、
お互いの無事を確認して、35年ぶりの(PC上の)再会を喜んだ。
それからというもの、当時のクラブ仲間にも声を掛け、
facebookのグループを開設し、ネットでの会話を楽しんでいる。
ニュージランドに拠点を置き、世界を飛び回っている彼に、
日本に来ることがあったら会おうよ、と約束したら、これまた偶然、
6月下旬から日本に来ることになったらしく、遂に、温泉に浸かりながら、
昔話に花を咲かせることになった。
場所は、これまた当時の仲間の1人が手配してくれた、(福島県)
スパリゾート・ハワイアンズ。(昔の「常磐ハワイアンセンター」)
さて、どんな話が飛び出すことやら。今から楽しみである。

P.S.
そんな訳で、7月1日〜2日は、留守にします。