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2017年01月31日(火)
時々、感覚を戻すために「参勤交代」

(CCRCキックオフミーティングの基調講演会)
講師「養老孟司」氏、演題「現代の参勤交代のすすめ」から。
「8割が都会に住んでいる」とデータを示し、
「感覚を押し殺した世界が、都会です」と話し始めた。
「感覚と理性のバランスが崩れたから、少子化になった」と
現代の抱える課題の原因を、サラッと言い放った。
その上で、解決策として「時々、感覚を戻す『参勤交代』」を
提言している。
要は、人間が生きていくには、感覚と理性のバランスが大切、
都会に興味を持つのはわかる。ただ、黒山の人だかりに疲れたり、
つまらないとわかったら帰っておいで、ということだろう。
都会で息が詰まったら、地方の自然を味わうのもよい。
江戸時代は「地方から江戸へ」参勤交代をして刺激を受けたが、
現代はその逆で「江戸から地方へ、感覚を取り戻しに向かう」。
江戸時代の取り組みを真似て、国の政策として、
強制的にある一定期間、地方へ住むことを義務付ける。
そんなたとえ話が、私には引っ掛かった。
「教養とは、人の心がわかる心」と定義した彼は、
やはり「感性」を大切にしている学者さんだったなぁ。



2017年01月30日(月)
「PR」と「マーケティング」の違い

書籍「観光立国の正体」
(藻谷浩介・山田桂一郎共著・新潮新書刊・265頁)から。
ある観光の会議で「この本は、目から鱗でした」と紹介され、
さっそく読んでみたら、確かに「目から鱗」だった。(汗)
時間をかけて書き記したメモを、丁寧に読み直す限り、
今後も何度か、この「気になる一言」に登場するだろう。
まず最初にメモしたのは「PR」と「マーケティング」の違い。
「『PR』とは、自分たちのやり方を変えないままで、
どれだけ多くの人に、自分たちを知ってもらうかという活動。
一方『マーケティング』とは、
自分の商品の中身を作り変えるということです」
今まで、自分たちの中身(やり方)を作り変えることをせずに、
人が集まらない理由を、やれ「マンネリだ」、
やれ「予算がつかなかった」と騒いでいるに過ぎなかった。
ターゲット層に合わせて、自分たちのやり方を変えることを
受け入れることができれば、一歩進むことになる。
主催者の都合ではなく、来場者(観光客)に合わせる、
こんな簡単なことなのに、時々、自分たちの都合に合わせていた。
わかっているつもりだったけど、わかってなかったなぁ。(汗)



2017年01月29日(日)
若い子を育てるのは面白いですよ

以前、経済産業省「はばたく中小企業300社」に選ばれた
(株)エステック社長(清水町)、鈴木誠一氏が、
表敬訪問で役場を訪れた時のメモが残っていた。
「たまたまです」と照れ笑いながらも、とても嬉しそうだった。
「うちは、たまたまが多いんです」と何度も繰り返しているが、
社長の座右の銘が「努力は嘘をつかない」という言葉であることを
私は何度かお会いして知っている。
その後、受賞した会社の概要などに話すのかと思っていたら、
人材育成について、その想いを熱く熱く語ってくれた。
私たちに向かって「若い子を育てるのは面白いですよ」と、
本当に嬉しそうに話したのが印象的だった。
「そういえば・・」と呟いた後「久しぶりに社員を怒った」と言い、
何かを頼んだら「考えさせてください」という答えが返ってきたので、
「やる前に考えるなんて、うちの会社ではありえない」と言い、
まずは試してみる、行動してみることの大切さを伝えたようだ。
こんなに「人材育成」を楽しんでいるトップは、なかなかいない。
これが会社の気風(社風)に繋がっているんだな、きっと。
私も定年まであと2年、若い中間管理職の人たちに向かって
「若い子を育てるのは面白いですよ」って自信をもって言いたいな。



2017年01月28日(土)
ディレクターが終了と言うまで、カメラは回す

映画「マネーモンスター」(ジョディ・フォスター監督)から。
原題と同じ「マネーモンスター」は、テレビ番組名。
財テク・株情報を提供し、視聴者に稼いでもらう番組なのか、
それを信じて株を購入し、大損した若者が番組をジャックする。
その原因を探りながら、隠れた秘密を暴いていく。
ストーリー的には、そんなに目新しいものでもないが、
いつ爆発するかわからない爆弾がそばにある恐怖の中、
その事件の一部始終を撮影し続けたカメラマンが、
事件解決後に、インタビューに答えた台詞がカッコよかった。
「失礼、逃げられたのに、なぜ残ったんです?」
「ディレクターが終了と言うまで、カメラは回す」
映画だから、こんな台詞がサラッと言えるんだ、とも言えるが、゜
カメラマンのプロ意識を感じた台詞だった。
ディレクターとカメラマンの信頼関係こそ、良い番組を作るには
欠かせない要素であろう。
このインタビューシーンを作品のラストに加えたのは、
監督自らの意図だろうか、やはり気になるなぁ。



2017年01月27日(金)
「眺め」とは、若い人がみるべきなのだろう。

映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」
(リチャード・ロンクレイン監督)から。
ニューヨークのアパート最上階に住む主人公の老夫婦。
エレベータがないため、辛くなってきたのを妻が気遣い、
売りに出すことにしたのだが、どうしても名残惜しい。
そんな自分を納得させるために、
夫役のモーガン・フリーマンが呟くシーンがある。
「どんなにバカらしくみえても、我が家以上の眺めはない。
だがおそらく、必要な眺めは見尽くした。
『眺め』とは、若い人がみるべきなのだろう」と。
画家の役らしい台詞だな、とメモをした。
自分たち夫婦は、結婚当初から40年この景色を眺めてきた。
2人の想い出がつまった風景は、何事にも変えがたい。
しかしこの素晴らしい眺めを、自分たちだけで楽しむには
もう充分、歳を重ねてきた。
ここらで、この「眺め」を若い人たちに譲ろう・・
そして、何かに気付き、前に進んで欲しい、
そんな気持ちが伝わってくる台詞であった気がする。
いつまでも「特等席」を独り占めするのではなく、
この素晴らしい環境を、次の世代に繋げたいと感じる、
その懐の広さが気に入った。
久しぶりに、ホッとさせられる作品であったなぁ。



2017年01月26日(木)
この「ちょっとした」と言う言葉を捨てた

書籍「まにまに」(西加奈子著・KADOKAWA刊・268頁)から。
昨日紹介した、彼女のエッセイ集だが、もう1つ残したい。
季節の変わり目、なぜか、部屋の片付けをしたくなる。
また、PCの中に残された文書などの雑文も削除したい。
そう思うのだが、なかなか「断捨離」が出来ない私に、
彼女のエッセイは、なるほど・・と気付かせてくれた。
「捨てようとする際、ある言葉が頭をよぎるのである。
『ちょっとした』だ。
『これ、ちょっした小物を入れるのに使えるかも』
『ちょっとした旅行に使えそうだわ』
ないよ。ちょっとしたシチュエーションなんてないよ。
私はまず、この『ちょっとした』と言う言葉を捨てた。
そうすると、とても気持ちがよかったのである。」
この感覚が、とても好きだし、実際に試してみたら、
意外とスムーズに捨てられることがわかった。
片付けのテクニックや、整理整頓のハウツー本ではなく、
西加奈子さんのエッセイを読んで、片付くなんて面白い。
文字好きには、どんなアドバイスよりもわかりやすかった。



2017年01月25日(水)
成功の美酒に酔う、という言葉を知っているのにだ

書籍「まにまに」(西加奈子著・KADOKAWA刊・268頁)から。
さすが、と言うべきが、当然、と言うべきか迷ったが、
彼女の作品は小説でハマり、読み続けているうちに、
エッセイにまで辿り着いた。(笑)
もちろん表現技術は雲泥の差があるが、気になる視点は、
私の感覚と似ているなぁ、と身近に感じて一気に読み終えた。
ある文筆家にこう言われた・・と綴っている。
「"濡れた"という言葉を頭につけると、
なんでもいやらしくなるのだ。やってみろ』と言った。
濡れた短歌、と言ってみた。本当だ、すごくいやらしかった。
濡れた体は、普通にいやらしいだけだ」
たぶん、私もいろいろ試してみて、本当だ、と大喜びをする。
また「いつか肴に」というフレーズにも反応している。
「『失敗しても、いつかそれを肴に酒を飲もう』という言葉に
助けられてきたのだった。
成功の美酒に酔う、という言葉を知っているのにだ」
これまた、私も「酒の肴に・・」と頻繁に口にする。
そして最後に、ちょっとひねりを加えて、にやっとさせるから、
もう楽しくて仕方がない。
彼女のエッセイをもっともっと、出来ることなら毎日読みたい。
もしかしたらだけど「川柳」も得意かもな。



2017年01月24日(火)
子どもや孫が、何十年後に発見したらどう思うかな

S.N.S花盛りの現代、各々が記者となり、毎日もの凄い量の記事が
インターネット上にアップされ続けている。
このインターネットという、情報検索・発信システムが、
これから先、どれほど続くのかは予想できないが、
私が怖いのは、自分は削除したつもりでも、どこかに記録が残り、
何十年も放置されるということ。
例えば、個人の公開範囲が「友達限定」であったとしても、
その友達にシェアされたりすれば、全国に向けて、
いや全世界に向けて、プライベート情報を発信していることに
変わりない、といつも思っているのだが・・。
一番、気になっているのは、子どもや孫の記事や写真を、
可愛いでしょ?とばかり、全国に向けて投稿していること。
撮影場所や撮影時間など、いろいろな情報が記録されている
写真投稿は、犯罪者にとっては、とてもありがたい情報となるし、
もっと気になっているのは、投稿されている子どもや孫が、
何十年後に(その投稿を)発見したらどう思うかな、
ということである。
彼らの知らないところで、自分の赤ちゃん時代の写真などが、
世界に向けて発信されていることに、違和感を覚えてしまった。
自分の写真なら、まだ諦めがつくけれど・・
子どもや孫たちの肖像権は、どうなるんだろうって。
考え過ぎかもしれないが、ネットは便利だけど怖いものでもある。



2017年01月23日(月)
予測不能な人間でいたいのだ。

書籍「ドナルド・トランプ全語録」
(手嶋龍一監修・セプン&アイ出版刊・189頁)から。
第45代アメリカ合衆国大統領となった彼が、
どんな人間なのか、誰もが気になるところだが、
私は、彼の発した言葉を少しずつメモしていたら、なんと
コンビニで、この本を見つけて、衝動買いをしてしまった。
そして、一気に読み終えた感想は、私を驚かせている。
なんと「やばい、何度も頷いてしまった」だったから。
暴言王なのか、戦略家なのか、まだまだ分からないけれど、
大統領選の予備選、本戦と勝ち抜いた事実だけは残っている。
本当に「ウツケ」なのか、これも「演技」なのか、
私たち日本人が大好きな戦国武将「織田信長」の匂いがする。
彼の残虐性を嫌う人もいるが、秀吉、家康よりも人間味があり、
好きだと言う人もいる。(汗)
私たちは、「大統領という枠」に入り切らない型破りな人物に、
行動が読めないから「危険」とレッテルを貼っている気もするし、
本当に、まだまだ判断を下すには情報が少なすぎる。
もし、このトランプ語録から、1つピックアップするとしたら
「私は自分がしていること、考えていることを、
人々に把握されることを好まない。予測不能な人間でいたいのだ。」
今の彼の発言、行動の元は、この考え方だな、きっと。



2017年01月22日(日)
「おまえ達」ではなく「おまえ」が大切なんだ

映画「日本一幸せな従業員をつくる! 
ホテルアソシア名古屋ターミナルの挑戦」(岩崎靖子監督)から。
1時間半に渡り、総支配人(GM)柴田秋雄氏の講演を拝聴した、
そんな感じで、メモが溢れた。
会社(リーダー)が従業員(スタッフ)を守り、
会社に大切にされていると感じた従業員が会社を守る。
その関係があるからこそ、お客も温かいおもてなしを感じ、
ホテルの応援団が、どんどん増えていったに違いない。
多くのメモから、私が選んだのは、総支配人の一言。
「『おまえ達』ではなく『おまえ』が大切なんだ」
スタッフは、きっとこう感じているに違いない。
「(彼は)ひとりひとりを、ちゃんと見ていてくれる」と。
これって、とても大切なことだな、とつくづく思う。
中間管理職の私にとって、上司からはこう言われたいし、
部下にはこう伝えたい、と感じるからだ。
「みんな」とか「あなたたち」といった、複数の単語ではなく、
「あなた」「おまえ」「(名前)」が大切なんだ、必要なんだ、
そう言われたら、やっぱり頑張ってしまいそうだから。
作品冒頭、こんなフレーズから始まる。
「なぜか何度も来たくなる場所」とナレーターが呟いたあと、
「どうも従業員に秘密があるらしい」・・なるほどなぁ。



2017年01月21日(土)
「読書感想文、好きな人?」「は〜い」(汗)

地元の本屋さんと、子育てサークルの女性たちが、
コラボレーションで始めた「ビブリオバトル」イベント、
「本が好きな子、この指と〜まれ!」の第1回。
簡単に言えば「本の紹介コミュニケーションゲーム」。
私は3年ほど前、図書館長の時にこのゲームを知り、
何人かに声を掛けたが、お薦めの本を持ち寄ることは出来ても、
なかなか「ゲーム」としては実現に至らなかった記憶がある。
今回はそんな経験も活かし、何かお手伝いすることがあれば、と、
仲間に入れてもらった。
冒頭主催者から「読書感想文、好きな人?」と言われ、
思わず「は〜い」と手を挙げてしまった私であるが、
周りをみると、手を挙げてる子が誰もいない。(汗)
本は好きだけど、読書感想文は、ちょっと・・というのも分かる。
けれど、この「ビブリオバトル」を何回か経験すれば、
その本を読んだきっかけや、その本の好きな部分、好きな言葉、
さらには、その本で自分がどんな気持ちになったかなどを
みんなに紹介することになるから、簡単に読書感想文が出来上がる。
それを前提に「だから、みんなに読んで欲しい」と纏めれば、
「書評」「読書レビュー」の完成となる。
著者の想い・企画とは違っても、それはそれでいいんじゃないかな。

P.S.
キャッチコピーは「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」
3年前の私の日記(参考になりませんが・・)
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=40832&pg=20131106



2017年01月20日(金)
こんな街で死ぬとは・・

映画「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」
(ピーター・ランデズマン監督)から。
ジャーナリストとして長年活動してきた監督だったからか、
「綿密な取材に基づき描いた」感じがして、物語性は不明。(汗)
ドキュメンタリー映画に分類したほうが、分かりやすい。
だからこそ、1つひとつの台詞にも、本当にこんなことを言ったかも
・・と思わせるリアル感が伝わってきた。
特に、タイトルとなっている「パークランド病院」内の手術の様子は、
「脈はない、心拍はあるぞ」の台詞で、即死じゃなかったんだと知り、
「それは?」「コルセット?」「何のために?」「どうでもいい、外せ」
など、短い台詞が当時の緊張感を表現していた。
印象的だったのは「許可なく、テキサス州から(遺体を)動かすな」と
テキサス州の法律に従うよう関係者が主張して、国と地方が小競り合う、
そんな時、連邦警察(FBI)かシークレットサービスの誰かが、
「こんな街で死ぬとは・・」と呟いた台詞。
ワシントン(首都)だったら、こんな面倒くさいことはないのに・・
そう言いたげな態度が、面白かった。

P.S.
大統領暗殺犯とされる、リー・H・オズワルドが兄に語った台詞。
「『証拠』とやらを信じちゃいけない」
やっぱりこのフレーズが、一番意味深だったなぁ。



2017年01月19日(木)
そこかしこで 何かしら しゃべってる

最近、年齢を重ねたこともあり、視力が落ちないうちに、と
「映画鑑賞」や「読書」に時間を使うことが増え、
SNSから、少し距離を置いている。(笑)
普段ご無沙汰している友人たちの行動がわかっていいけれど、
とりわけ、知らなくても困らない情報も溢れている。
多くの人たちが喫茶店で雑談しているようだな、と感じていたら、
ある人が、SNSの頭文字を使ってこう表現していた。
S (そこかしこで) N (何かしら) S (しゃべってる)
そうそう、そんな感じです・・と「いいね」を押した。
と言うことは、投稿した本人はけっこう真面目に書いても、
受け手は、そばで雑談を聞いている程度にしか思っていない。
本当に興味のある人たちは「ホームページ」を基本に、
同じ方向性を持つ人たちとグループを組みながら、
SNS以外の場所で、しっかり活動しているということだろう。
誰かが、最近見つけた面白いことについて話している程度の
「何かしら」は、いつまで続くのだろうか?
「友達の数」イコール「読んでる人の数」ではないことは、
誰もがわかっているだろうけれど、誰にも読まれていない、
そんなこともありえるかもしれない。
まぁ、投稿自体が、自己満足の世界だからなぁ。



2017年01月18日(水)
話を聞いてもらわなきゃ人の心をつかめない

映画「帰ってきたヒトラー」(デビッド・ベンド監督)から。
ナチスドイツ時代からタイムスリップした、ヒトラー本人が、
現代の社会でも、若者を始め、多くの国民に受け入れられ、
皆がその魅力に惹かれていく様子が、妙に理解できた。
その基本は、より多くの国民の声に耳を傾けるヒトラーであり、
それを情報として、課題を見つけ、分析し、解決策を指示する。
そこには、ヒトラーのイメージに付きもののカリスマ性はない。
どんな人にでも丁寧に傾聴するリーダーの姿がそこにあった。
そして、自分の主張をどう聴いてもらえるか、に知恵を絞った。
人の心を掴むためには、立派な意見が必要ではなく、
聴いてもらえるかどうか、が大切だと言いたげだった。
「(道化)役に満足で?」と問いにも
「何の役でもいい。話を聞いてもらわなきゃ人の心をつかめない。
道化役も喜んでやる」と言い切るシーンが心に残る。
さらに「1933年の当時、大衆が(私に)扇動されたわけではない。
彼らは計画を明示した者を指導者に選んだ。私を選んだのだ」とも。
今のリーダーに足りないのは、
「確固たる世界観で、常に正しい結論が出せる」能力なのだろう。
なぜ、ドイツ国民が当時、ヒトラーを選んだのか、
ちょっぴりだけど、わかる気がしてきた。(汗)



2017年01月17日(火)
ジョギング1000km歩いた!

今年は「1000」という数字が、キーワードかな。
正月に「映画レビュー1000作品を目指す」と宣言し、
少しずつ観ているのだが、それよりも先に達成したのが
「ジョギング1000km歩いた!」という勲章。
なにを隠そう「ポケモンGOのメダル」の1つであり、
毎日毎日歩いている私が、一番欲しかった記録。
GPSを利用してのゲームだからこそカウントできた数字。
ゲームを始めたのが、昨年(2016年)7月23日だから、
6ケ月を待たずに、約1000キロ歩いたことになる。
「ポケモン図鑑」は、まだコンプリートしていないが、
これもまた、相棒を連れて歩くことによりアメをゲットし、
さらに進化を繰り返し、1つずつ埋めていきたいと思う。
あとは、無理をせず、メダルを増やしていけたら、
このゲームがなくならない限り、続けている気がする。(笑)
このシステムを参考にして、面白いことやろうっと。

P.S.(ちなみに・・)
2012.1.1から今日まで歩いた歩数は、20,169,226歩。
60㎝/歩で、12,102㎞。フルマラソンでは、286.8回分。
2017年は、2,620㎞。フルマラソンでは、62.1回分。
私って、本当に、貯まる数字が好きだよなぁ。



2017年01月16日(月)
一緒にいると刺激を受けるの

映画「ヤング・アダルト・ニューヨーク」
(ノア・バームバック監督)から。
40代の熟年夫婦が、20代のカップルと知り合って、
いかに自分たちが、デジタル世界にハマっているか反省する。
そして、若い人たちと行動を共にしながら、
本当に大切なものは何かを、少しずつ気付いていく。
今の中年・高齢者たちは、必死にデジタル社会を取り入れ、
流行にも敏感でありたいと、SNSにも挑戦している。
それに比べ、若い世代は、デジダル・アナログを使い分ける、
そんなライフスタイルを楽しんでいるようだ。
それを象徴するように、画面にはいろいろなシーンが流れる。
中年層が、調べものもゲームもテレビも、ネットを活用し、
健康のためにと、トレーニングジムで汗を流す。
一方若者は、レコード、ビデオテープ、本、タイプライターなど、
良いものは、アナログでも工夫して使うし、
ゲームは大勢でワイワイできるボードゲームなども取入れる。
運動も、わざわざジムに行かず、外で仲間とバスケットボール。
そんな生活を垣間見て、熟年夫婦が同世代の友達夫婦に呟く台詞が
「一緒にいると刺激を受けるの」
刺激とは、何でも新しいものを受け入れることではなく、
縁がないと感じていた世代の人たちとのコミュニケーションかも。



2017年01月15日(日)
「三厄揃い踏み」の厄除祈願

三嶋大社の初詣では、あまりの人の多さに躊躇い、
13日の金曜日を横目で見ながら、大安吉日の今日、
寒風で凍えるような中、三嶋大社に家族で出かけた。
理由は、以前から気になっていた「厄除」。
妻が「前厄」、私が「本厄」、娘が「後厄」、
家族3人とも「厄年」とあって、何かあってでは遅いから、
早いうちにお祓いしなくちゃ、となった。
題して「『三厄揃い踏み』の厄除祈願」(汗)。
こういう「厄除」は「神頼み」に限る。
なぜか、キリストではなく、仏様でもないところが日本人。
何か事が起きると「厄年なのに厄除しないから」と不安になり、
傷か小さければ「厄除していたからこの程度でよかった」と、
安堵する。また、悪い事が続くと「お祓いに行ってこいよ」と、
誰彼となく口にする。
しかし、不思議なもので「厄除祈願」を終えた途端、
なんとなく「今年はこれで安心だ」と思うところが小市民。
昨年「前厄」だったのも知らずに1年を過ごしたのに、
いい気なものだと我ながら思うけれど、これで一安心だな。
帰宅して、ホットワインなんか飲みながら書いている私、
今年は「本厄」だってことをもう忘れている。(笑)



2017年01月14日(土)
ポケモンに 「今年も宜しく」と 声を掛け

若者たちにとって、もう流行が過ぎたのか、
スマホ片手に街中を歩き回っているのは、中年と高齢者。
そんな話を耳にしても、私の中では「マイブーム」(汗)
知らず知らずに、歩行距離が延びているし、
平日の通勤と休日の散歩には、欠かせないアイテムとなった。
ただ、スマホに向かって、独り言が多くなった気がする。
「よ〜し、ラッキー」の時もあれば「いい加減にしろよ」、
「くそっ、ふざけんな」と、普段使わないような言葉も、
画面の中のポケモンに向かって、呟いている自分が可笑しい。
時々「ポケモンGO」をネタにした「5・7・5」を作っては、
手帳にメモして遊んでいる。
今回の「気になる一言」も、その1つ。
■ポケモンに 「今年も宜しく」と 声を掛け
■新年の サンタピカチュウ 相手せず
■年下を 「師匠」と仰ぎ 指導受け
■この歳で 千本デビュー ワクワクし
■走らない ポッポマラソン 息切れず
わかる人にしかわからない(笑)、標語みたいなものだけど、
若者たちとも共通の話題が出来て、これはこれで楽しいな。 



2017年01月13日(金)
「後悔しない」と「後悔したと言わない」

映画「ある愛の詩」(アーサー・ヒラー監督)から。
この名作のレビューは、ちょっと勇気がいる。(笑)
あまりに有名であるのと、鑑賞した時期・年齢によって、
感想がまるっきり違うからだ。
それは、映画「道」(フェデラー監督)の感想と似ている。
「えっ、こんなシーンあったっけ?」という呟きとともに、
若い頃に感じた感想とはまったく違った印象が残ったから。
この映画の有名な台詞(たぶん3回くらい繰り返された)
「Love means never having to say you’re sorry.」が、
「愛とは決して後悔しないこと」と訳すよりも、
「愛とは決して『後悔した』と言わないこと」と訳した方が、
この物語には、ぴったりあっているような気がした。
(以前、そんな話を耳にしたので、確かめたくて・・)
「パリや音楽を私から奪ったと思う?」
「私は平気よ、信じられないなら、死ぬ前に出てってよ」
「信じるよ、心から・・」「それでいいわ」
こんな会話をメモしていたからだろうか。
たとえ心の内では「後悔」していても、愛する人には
「後悔したと言わない」ことが、本当の愛だ、と感じる。
やっぱり「ラブ・ストーリー」、奥が深いな。



2017年01月12日(木)
沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない

映画「ザ・ブリザード」(クレイグ・ギレスピー監督)から。
「事実に基づいた物語」の表示で始まる作品は、
どうしても、事実にどれだけ忠実なのか、さらに、
監督はこうした事件・事故のどこにスポットを当てて、
視聴者の私たちに、何を伝えたいのかが知りたくなる。
実は、この作品も同じだった。
夜の海、それも大荒れの海が舞台だから、画面全体が暗い。
陸上や部屋の中のシーンでさえ、明るい映像は少なかった。
その中でメモした台詞は、監督の伝えたかったことなのか?
そんな疑問まで持ちながらの鑑賞となってしまった。
選んだ台詞は、実際にあった話として
「沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない」。
ただ、こんな大きな事故ではないにしても、
毎年、毎月、海の上の事故は発生しているだろうから、
その度に危険を承知で行動し、陸上の消防士と同じように、
家族は常に、ハラハラドキドキの日々を過ごしている。
仕事に真摯に向き合っている夫(恋人)を誇りに感じながらも、
何もあなたが無理しなくても、という感情が入り乱れる様子は、
こういったドラマにはつきものだ。
消防や救急、自衛隊(海外では兵隊)がドラマになりやすいが、
海上の沿岸警備隊も、頑張ってますよね、監督。(笑)



2017年01月11日(水)
箱根5区は、箱根駅伝で1番輝く場所だ

毎年、楽しみにしている正月の箱根駅伝。
毎年、その区間の走り方を参考にして、1年の過ごし方を決め、
20年間(10区×前半・後半)を過ごしてきたが、
昨年「気になる一言」の小冊子(10冊=10区)を発行した時点で、
その楽しみ方も、コールを迎えた。
では、これからは・・と考えたとき、放送の中で耳にする
「監督のアドバイス」をメモしてみよう、と思った。
定年まであと2年に控え、後輩たちを育てなくては・・と、
真剣に感じているからだ。
走っている選手も「監督の声が力になる」と言い切っている。
テレビを観ながらメモした台詞は、頷くことばかりだった。
「箱根5区は、箱根駅伝で1番輝く場所だ」
「風が強いのは、みんな一緒なんだ」
「キャプテンがチームで一番情熱をもっていなければいけない」
「いい感じ、いい感じ、ここからだぞ」
(もしかすると、監督の台詞じゃないかもしれないが・・)
それを仕事に応用して、使うことだって出来る。
「産業観光課は、行政の仕事で1番輝く場所だ」(笑)
あっ、わが課のスタッフに言い返されるかもなぁ。
「課長がチームで一番情熱をもっていなければいけない」。
さぁ、もう少し、お仕事、頑張ろうっと。(汗)



2017年01月10日(火)
「おんな城主 直虎」は「生きる勇気」を届けます!

今年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。
毎年「第1回」を観てから、感想を書いている気がするが、
その前に、気になるのは「制作意図」。
日曜日の夕方・夜、ほぼ毎回(50回)観るのだから、
この作品が、私に何を伝え、何を気付かせてくれるのか、
ホームページで確認してみたら、こう書いてあった。
「幼き日に交わした、いいなずけとの熱い約束を胸に、
ひたむきに道を切り開く直虎。その覚悟と行動力を目にして、
ばらばらな家臣団が頼れるチームに、政敵が最良の伴侶に、
ライバルが心許せる友にと変わってゆく。
この数奇な運命に翻弄された主人公の生きざまの中に、
天下人にはならないが、絶対滅びない『本当の強さ』を求めた
リーダーの知恵が満ちている。」と。
そして、最後に1行。
「一途な愛を貫き、熱くしたたかに生き抜く主人公の姿を通して、
『生きる勇気』を届けます!」
う〜ん、何となくわかりにくい「制作意図」だが、(汗)
女性主人公の大河ドラマの難しさを見た気がするなぁ。
今回のキーワードは意外と「竜宮小憎」だったりして・・(笑)



2017年01月09日(月)
どこに何があったか覚えておいてください

ドキュメント映画「千年の一滴 だし しょうゆ」を
地元の映画館で上映した際に、監督の柴田昌平さんと出会った。
そんな彼から、ある人を通じて、HELPのメッセージが届き、
休日だし、私でよければ・・と撮影の協力(雑役等)を申し出た。
私も若い頃、エキストラとして参加していた映画制作現場であるが、
キャストではなく、スタッフは初体験なので、非常に面白かった。
スタッフといっても、専門の知識はないし単なるお手伝いだが、
本番撮影前に、カメラアングルや照明の強弱を決めるために、
キャストが立つ位置に変わりに立ってみたり・・全てが新鮮だった。
映画って、撮影する前の準備(段取り)に時間のほとんどを要し、
本番の撮影時間は僅かであることも理解できた。
中でも、撮影画面に入る風景で、必要ないものを取り除く作業は、
ワンカットでも手を抜かない、制作スタッフの意気込みが伝わる。
余分なものを、画面からできるだけ取り除くことにより、
映したい対象物が、より鮮明に浮かび上がることも知ったが、
その作業で私に与えられた仕事が、一番面白かった。
それが「どこに何があったか覚えておいてください」。
撮影が終わったら、元の位置に戻さなければならないからだ。
紙切れに書かれたメモ、電話番号一覧表、カレンダーの位置、
意味もなく掲示されているのではなく、それぞれに意味がある。
撮影後、なんとなく以前と目の動きが変わってしまった、では、
だめなんだろうなぁ。

P.S.
準備から段取り、本番、片付けまで、勉強になりました、はい。



2017年01月08日(日)
天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ

映画「ジュラシック・パークIII」(ジョー・ジョンストン監督)から。
またまた「大丈夫よ、心配ないわ」という台詞から始まり、
「まさか、こんなことになるとは・・」が繰り返されてしまう。
「自業自得」という四字熟語が頭に浮かぶほど、
現代人の危機感のなさが、大きな事件に繋がってしまうことを、
この作品を製作する人たちは、伝えたかったのだろうか。
逆に「危険」と判っていても、時には足を踏み入れることが必要だ、と
メッセージを残しているのだろうか。
こんな会話をメモして、気になっている。
「男の子には、2つのタイプがある」という台詞で始まり、
「天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ」と続く。
そのあと「天文学者や古生物学者は、安全な場所で驚異の物を研究する」
「(でも)宇宙には行けない・・・」「そのとおり」
宇宙に行きたかったら、危険と隣り合わせの「宇宙飛行士」になるしかない。
恐竜について知りたかったら、今も恐竜が住む「ジュラシック・パーク」に
足を踏み入れるしかない・・と、若者の冒険心を煽っている気がする。
映画と判っているけれど、やはり「ジュラシック・パーク」は閉園。
恐竜たちは、絶滅させた方がいいな、と妙に真剣になってしまった。(汗)
シリーズ第一作に、こんな台詞があったのを記憶している。
「恐竜は、森林破壊やダム建設で絶滅したのではない。
地球上での生息期間を全うして、自然淘汰された生物だ」
この映画のコンセプト・軸は、どこを向いているのだろうか?



2017年01月07日(土)
構築にお金がかかっていないから、運用にお金を払わない

あるまちづくりの会議で、こんなコメントがあった。
「お金がかかっていないから、運用にお金を払わない」
全国のまちづくりの状況を知っている方からすれば、
伊豆の市町は、個々に自分たちの情報発信をしていて、
「伊豆全体の情報がない」と、嘆いていた。
また、行政のPR下手を指し「やりっぱなしのことが多い」と
辛口のコメントも、メモの対象となった。
しかも「どうしてやりっぱなしなのか?」という疑問には、
簡潔明瞭に答えてくれた。
「構築にお金がかかっていないから、運用にお金を払わない」
伊豆全体のサイトは、各市町の協力を得て情報を集め、
あまりお金をかけずに、出来上がってしまう。
しかし、お金をかけないから、その活用にもお金をかけない。
つまり「やりっぱなし」になってしまうということ。
自治体が「箱モノ行政」で批判を受けるのも、作って終わり、
運営・維持管理には予算をかけないから、と言われた気がした。
こういう視点は、とても参考になる。



2017年01月06日(金)
抜け駆けの功名は、手柄にならん

映画「七人の侍」(黒澤明監督)から。
遠い昔(笑)鑑賞したが、なぜか急に観たくなったのは、
映画「二つ星の料理人」で、主人公がこんな台詞を言う。
「『七人の侍』を観た?、あれは俺の理想だ」。
映画好きであり、好奇心旺盛の私にとって、
どの部分が理想なのか、知りたくなったからである。(汗)
言い争いのシーンにも、うぐいすの鳴き声や琵琶の音が
BGMに使われていて、そのギャップが妙だったが、
作品を貫いているものは、チームワークの大切さ。
仲間集めから始まる、強いチームの作り方も参考になったし、
一人ひとりは個性的だが、自分の与えられた役割を意識し、
たった七人で、40人近い野伏せに立ち向かう設定も面白い。
「抜け駆けの功名は、手柄にならん。
いいか、よく聞け。戦は一人だけでするものではない」
志村喬さん演じる、浪人の野武士が言い放つ。
強い相手に立ち向かっていくとき、必ずと言っていいほど、
個人成績より、チームの勝利が優先される。
それは、戦国時代の戦だけでなく、現代の野球やサッカー、
チームスポーツには欠かせない考え方となっている。
それはまさしく、三つ星の称号を手にいれる料理の世界も同じ。
いい映画を作るのも、やはりお互いを信じあえる団結力。
そして、それをまとめあげる「リーダーの先見性」。
学ぶべきことは、いっぱいあったなぁ。



2017年01月05日(木)
しもさんの「2016年(平成28年)の成果指数」(公表)

先日、少しずつ続けてきたものを止めていこうと思う、と書いたら、
同じ頃「しもさんへ、平成28年の集計できましたか?」という、
私の成果指標を楽しみにしてくれている人からメールが届いた。
そこで例年のように、自分の成績表として報告していた
「しもさんの2016年(平成28年)の成果指数」公表したい。
万歩計・4,365,843歩。(目標366万歩)
読書・29冊、映画・100作品、講演会・24回、コンサート等・16回、
美術館・7館、献血・5回、新聞投稿(掲載)・1回。
1年の成果としては、驚くほどの数字は残せなかったけれど、
成果指標の1つずつに対して、メモを取り整理してあるから、
読み返すだけで、その時の様子が甦ってくるから不思議だ。
もっと若い頃から、この成果指標を考え、コツコツ貯めていれば、
きっと今頃は、全国を講演して回っていたな。
「誰でも出来る事を誰でも出来ないくらい続ける」をテーマに。(笑)
それでも、今年は長期的目標にしていた、ある数字に届くチャンス。
それは、映画「累計1000作品」のレビュー。
観た映画作品の感想を「気になる一言」にしているだけだが、
現在952作品だから、あと48作品で1000作品となる。
月4作品のペースで鑑賞すれば、なんとか達成できそうだ。
さて、記念すべき1000作品目は、どんな作品になるだろうか。
これまた、今年の楽しみがひとつ増えたなぁ。

P.S.退職してからの楽しみは、
新聞投稿(掲載)100回。(現在85回) 献血100回。(現在62回)



2017年01月04日(水)
あんなきれいだったら魚も楽しいだろうね

仕事始めの今日、一番言われた台詞が「『嵐ツボ』見た?」。
1月3日の午後「嵐ツボ」なる番組で、柿田川が紹介されたらしい。
(御覧になった方、いるでしょうか?(汗))
それも「まだ決まっていないランキング」というコーナー、
「日本のきれいな川 水中絶景ランキング」1位だったようだ。
番組録画していた「嵐ファン」の妹が、DVDにして届けてくれた。
帰宅後、じっくり鑑賞したら、開始46分ころから始まり、
世界の水中を撮影しているプロのカメラマンが選び、紹介し、
その映像を見た「嵐」のメンバーが、コメントをしている。
3位「徳島県海部川」2位「熊本県矢形川」1位「静岡県柿田川」
どれもきれいだったが、わが町に流れる「柿田川」の水中を見て、
メンバーの会話が面白すぎた。
「川はあんまり見たことなかったけど、なにか、
いっぱいああいうの生えてるもんなんだね。緑っていうか」
「ああいうところに生えてるんだね」
「それもすごいし、あんなきれいだったら魚も楽しいだろうね。
何でも見えちゃうんでしょ、あれ」
「透明度がとっても高い川たちでした」・・・
「唯一魚の気持ちになって見てたんですね、VTRを」
「そうそうそう、あれは初めて見た」
どれが誰の発言なのか「嵐オンチ」の私には、わからないけれど、
「魚も楽しいだろうね」という発言は、嬉しかった。
観光客の視点ではなく、魚の視点って、とても大切だと思うから。
鮎などの魚たちは、この絶景を見ながら楽しみながら泳ぎ、
カワセミなどの鳥は、この川に首を突っ込みエサを採るんだよなぁ。

P.S.
後から確認したら「大野君」の発言とのことでした。



2017年01月03日(火)
試してみたのは「1日10000歩を達成しないこと」

続けることには、何の抵抗もない私が、
いざ「止める」ことに対しては、けっこう努力がいる。(汗)
長年の経験から、なんでも「続けるコツ」を掴んでしまったのか、
一度、始めるとなかなか止められない現実が、私を苦しめている。
基本となるWEB日記「気になる一言」は、
2001年01月18日(木)から、ほぼ毎日(17年)続けているし、
その後友人の勧めで始めたメルマガも「5500号(15年)」を超えた。
数年前から、健康のために、と始めた、万歩計・1日10000歩以上も、
平日、往復4キロの徒歩通勤と、昼食後の散歩を兼ねた町内探検、
さらには、週末早朝の柿田川の写真・動画撮影が加わり、
最近では、あっという間に、10000歩に達成してしまう始末。
その上「ポケモンGO」を楽しみながら、ちょっと遠回りをすると、
知らない間に「万歩計」の数字は、驚く数字を表示している。
実は、1日10,000歩以上は、昨日(1/2)で、100日連続を達成。
(2017/9/25〜2018/1/2までの100日間、max 34,793歩)
そこで今日、試してみたのは「1日10000歩を達成しないこと」。
意識的に、続けないって、こんなに大変なんだ、と苦笑いしながら
「箱根駅伝のテレビ観戦」と「DVD映画鑑賞」に没頭している。
なんとか、目標が達成しそうだけれど、こうでもしなければ、
自分の体が悲鳴をあげているのも気付かず、続けてしまうから。
これから、少しずつ、続けてきたものを止めようと思う。
定年まで、あと2年。そんな「断捨離」を心掛けたいな。



2017年01月02日(月)
平成29年の書き初めは「一所懸命」

数年前から書き始めた「書き初め」。
上手、下手に関係なく、今年はどんな年にしたいか、
どんな気持ちで1年を過ごしたいか、なんて考えながら
その想いを、筆文字にしているのだが・・。(汗)
平成25年「日日是好日」、平成26年「自分に厳しく他人に甘く」
平成27年「刺激しあう」、平成28年「柿田川三昧」と、
年頭の行動宣言みたいなつもりで書き続けてきた。
そして、平成29年の書き初めは「一所懸命」。 
「一所懸命」とは「中世(鎌倉時代の頃)の武士たちが、
将軍様から預かったり先祖代々伝わっている所領(土地など)を
命懸けで守ったことに由来しているのは、ご承知の通り。
私にとっては「一生懸命」との違いなど、どうでもいい。
残された2年の公務員生活をどう過ごそうか、と考えた時に、
この「四字熟語」がばっと頭に浮かび、書き初めにした。
職場て与えられたポスト(役割)を自覚して、
守るところは守る、攻めるところは攻める、を念頭に置きたい。
(決して「守りに入る」と言うことではなく・・・)
ちなみに、辞書によると「懸ける」とは、
「大切なものを失う覚悟、強い決意で行動する」の意。
それくらい切羽詰まった状態に自分を追い込みながら、
適度なブレッシャーを感じながら、それを追い風としたい。
不思議なことだが、書き初めなど、何度も書き直し書いてみると、
自然と、自分の潜在能力が覚えているのかもしれない。
そのためには、どう行動すればいいのか、
きっと「改善点」ではなく「改善策」を書き出すことだな。



2017年01月01日(日)
「2016の熟語」・・「ポケモンGO」に決定

9年前から、年末恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、
プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。
元旦に、大晦日まで使いきった、昨年の手帳を開きながら書き出した、
2016年・月別の熟語は
1月・Family Drive (週末は、家族行動が多かった)
2月・iMovie (動画編集の面白さにハマった)
3月・団体・人間ウォッチング (一緒に行動するとわかることがある)
4月・切り株 (ブックフェス用の準備が楽しかった)
5月・ブックフェス (イメージどおりのイベントができた)
6月・映画「三島食堂」 (初めて制作したショートムービー)
7月・15万超えリーチ (柿田川evol.1本の動画アクセス数)
8月・ポケストップ巡り (楽しみながら清水町を知る機会)
9月・京都グリーン車旅行 (往復グリーン車、ゆったりした時間)
10月・ボケモンGO (1日平均15,000歩超、陰の立役者)
11月・北海道清水町災害復興支援 (毎週イベントで特産品販売)
12月・8/11 議会答弁 (11人中8人の質問に答弁。補佐に感謝)

選考委員長(私自身)の弁
一番驚いたことは、何気なく投稿した「柿田川」の1動画が、
「いいね」「シェア」の連続で、海外からもアクセスが続き、
最終的には、168,623のアクセスを受けた。
情報発信のヒント・コツを掴んだ気がした出来事であり、
その後も、毎日500〜1,000件のアクセスが続いている大ヒット。
しかし、2016年の熟語は「ボケモンGO」を選んだ。
たぶんスマホでゲームなどはしないと思っていた私が、
平日は、職場への通勤往復時に、週末は柿田川撮影の合間に、
スマホ片手に、楽しく町内を歩き回ったこともあるし、
そのお陰で、毎日計測している万歩計がグンと伸びて、
「1日平均15000歩超」という記録まで達成してしまった。
(実は12月は、1日平均17000歩超という、大記録まで・・)
まさしく、私のライフスタイルの変化をもたらした、
「ボケモンGO」を、1年間を代表する標語、として残したい。
「2017年」を代表する熟語は何だろうなぁ、
「ボケモンGO」、2連覇もありえるから、面白くなりそうだぞ。