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2017年01月31日(火) ■ |
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時々、感覚を戻すために「参勤交代」 |
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(CCRCキックオフミーティングの基調講演会) 講師「養老孟司」氏、演題「現代の参勤交代のすすめ」から。 「8割が都会に住んでいる」とデータを示し、 「感覚を押し殺した世界が、都会です」と話し始めた。 「感覚と理性のバランスが崩れたから、少子化になった」と 現代の抱える課題の原因を、サラッと言い放った。 その上で、解決策として「時々、感覚を戻す『参勤交代』」を 提言している。 要は、人間が生きていくには、感覚と理性のバランスが大切、 都会に興味を持つのはわかる。ただ、黒山の人だかりに疲れたり、 つまらないとわかったら帰っておいで、ということだろう。 都会で息が詰まったら、地方の自然を味わうのもよい。 江戸時代は「地方から江戸へ」参勤交代をして刺激を受けたが、 現代はその逆で「江戸から地方へ、感覚を取り戻しに向かう」。 江戸時代の取り組みを真似て、国の政策として、 強制的にある一定期間、地方へ住むことを義務付ける。 そんなたとえ話が、私には引っ掛かった。 「教養とは、人の心がわかる心」と定義した彼は、 やはり「感性」を大切にしている学者さんだったなぁ。
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2017年01月30日(月) ■ |
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「PR」と「マーケティング」の違い |
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書籍「観光立国の正体」 (藻谷浩介・山田桂一郎共著・新潮新書刊・265頁)から。 ある観光の会議で「この本は、目から鱗でした」と紹介され、 さっそく読んでみたら、確かに「目から鱗」だった。(汗) 時間をかけて書き記したメモを、丁寧に読み直す限り、 今後も何度か、この「気になる一言」に登場するだろう。 まず最初にメモしたのは「PR」と「マーケティング」の違い。 「『PR』とは、自分たちのやり方を変えないままで、 どれだけ多くの人に、自分たちを知ってもらうかという活動。 一方『マーケティング』とは、 自分の商品の中身を作り変えるということです」 今まで、自分たちの中身(やり方)を作り変えることをせずに、 人が集まらない理由を、やれ「マンネリだ」、 やれ「予算がつかなかった」と騒いでいるに過ぎなかった。 ターゲット層に合わせて、自分たちのやり方を変えることを 受け入れることができれば、一歩進むことになる。 主催者の都合ではなく、来場者(観光客)に合わせる、 こんな簡単なことなのに、時々、自分たちの都合に合わせていた。 わかっているつもりだったけど、わかってなかったなぁ。(汗)
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2017年01月29日(日) ■ |
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若い子を育てるのは面白いですよ |
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以前、経済産業省「はばたく中小企業300社」に選ばれた (株)エステック社長(清水町)、鈴木誠一氏が、 表敬訪問で役場を訪れた時のメモが残っていた。 「たまたまです」と照れ笑いながらも、とても嬉しそうだった。 「うちは、たまたまが多いんです」と何度も繰り返しているが、 社長の座右の銘が「努力は嘘をつかない」という言葉であることを 私は何度かお会いして知っている。 その後、受賞した会社の概要などに話すのかと思っていたら、 人材育成について、その想いを熱く熱く語ってくれた。 私たちに向かって「若い子を育てるのは面白いですよ」と、 本当に嬉しそうに話したのが印象的だった。 「そういえば・・」と呟いた後「久しぶりに社員を怒った」と言い、 何かを頼んだら「考えさせてください」という答えが返ってきたので、 「やる前に考えるなんて、うちの会社ではありえない」と言い、 まずは試してみる、行動してみることの大切さを伝えたようだ。 こんなに「人材育成」を楽しんでいるトップは、なかなかいない。 これが会社の気風(社風)に繋がっているんだな、きっと。 私も定年まであと2年、若い中間管理職の人たちに向かって 「若い子を育てるのは面白いですよ」って自信をもって言いたいな。
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2017年01月28日(土) ■ |
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ディレクターが終了と言うまで、カメラは回す |
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映画「マネーモンスター」(ジョディ・フォスター監督)から。 原題と同じ「マネーモンスター」は、テレビ番組名。 財テク・株情報を提供し、視聴者に稼いでもらう番組なのか、 それを信じて株を購入し、大損した若者が番組をジャックする。 その原因を探りながら、隠れた秘密を暴いていく。 ストーリー的には、そんなに目新しいものでもないが、 いつ爆発するかわからない爆弾がそばにある恐怖の中、 その事件の一部始終を撮影し続けたカメラマンが、 事件解決後に、インタビューに答えた台詞がカッコよかった。 「失礼、逃げられたのに、なぜ残ったんです?」 「ディレクターが終了と言うまで、カメラは回す」 映画だから、こんな台詞がサラッと言えるんだ、とも言えるが、゜ カメラマンのプロ意識を感じた台詞だった。 ディレクターとカメラマンの信頼関係こそ、良い番組を作るには 欠かせない要素であろう。 このインタビューシーンを作品のラストに加えたのは、 監督自らの意図だろうか、やはり気になるなぁ。
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2017年01月27日(金) ■ |
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「眺め」とは、若い人がみるべきなのだろう。 |
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映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」 (リチャード・ロンクレイン監督)から。 ニューヨークのアパート最上階に住む主人公の老夫婦。 エレベータがないため、辛くなってきたのを妻が気遣い、 売りに出すことにしたのだが、どうしても名残惜しい。 そんな自分を納得させるために、 夫役のモーガン・フリーマンが呟くシーンがある。 「どんなにバカらしくみえても、我が家以上の眺めはない。 だがおそらく、必要な眺めは見尽くした。 『眺め』とは、若い人がみるべきなのだろう」と。 画家の役らしい台詞だな、とメモをした。 自分たち夫婦は、結婚当初から40年この景色を眺めてきた。 2人の想い出がつまった風景は、何事にも変えがたい。 しかしこの素晴らしい眺めを、自分たちだけで楽しむには もう充分、歳を重ねてきた。 ここらで、この「眺め」を若い人たちに譲ろう・・ そして、何かに気付き、前に進んで欲しい、 そんな気持ちが伝わってくる台詞であった気がする。 いつまでも「特等席」を独り占めするのではなく、 この素晴らしい環境を、次の世代に繋げたいと感じる、 その懐の広さが気に入った。 久しぶりに、ホッとさせられる作品であったなぁ。
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2017年01月26日(木) ■ |
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この「ちょっとした」と言う言葉を捨てた |
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書籍「まにまに」(西加奈子著・KADOKAWA刊・268頁)から。 昨日紹介した、彼女のエッセイ集だが、もう1つ残したい。 季節の変わり目、なぜか、部屋の片付けをしたくなる。 また、PCの中に残された文書などの雑文も削除したい。 そう思うのだが、なかなか「断捨離」が出来ない私に、 彼女のエッセイは、なるほど・・と気付かせてくれた。 「捨てようとする際、ある言葉が頭をよぎるのである。 『ちょっとした』だ。 『これ、ちょっした小物を入れるのに使えるかも』 『ちょっとした旅行に使えそうだわ』 ないよ。ちょっとしたシチュエーションなんてないよ。 私はまず、この『ちょっとした』と言う言葉を捨てた。 そうすると、とても気持ちがよかったのである。」 この感覚が、とても好きだし、実際に試してみたら、 意外とスムーズに捨てられることがわかった。 片付けのテクニックや、整理整頓のハウツー本ではなく、 西加奈子さんのエッセイを読んで、片付くなんて面白い。 文字好きには、どんなアドバイスよりもわかりやすかった。
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2017年01月25日(水) ■ |
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成功の美酒に酔う、という言葉を知っているのにだ |
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書籍「まにまに」(西加奈子著・KADOKAWA刊・268頁)から。 さすが、と言うべきが、当然、と言うべきか迷ったが、 彼女の作品は小説でハマり、読み続けているうちに、 エッセイにまで辿り着いた。(笑) もちろん表現技術は雲泥の差があるが、気になる視点は、 私の感覚と似ているなぁ、と身近に感じて一気に読み終えた。 ある文筆家にこう言われた・・と綴っている。 「"濡れた"という言葉を頭につけると、 なんでもいやらしくなるのだ。やってみろ』と言った。 濡れた短歌、と言ってみた。本当だ、すごくいやらしかった。 濡れた体は、普通にいやらしいだけだ」 たぶん、私もいろいろ試してみて、本当だ、と大喜びをする。 また「いつか肴に」というフレーズにも反応している。 「『失敗しても、いつかそれを肴に酒を飲もう』という言葉に 助けられてきたのだった。 成功の美酒に酔う、という言葉を知っているのにだ」 これまた、私も「酒の肴に・・」と頻繁に口にする。 そして最後に、ちょっとひねりを加えて、にやっとさせるから、 もう楽しくて仕方がない。 彼女のエッセイをもっともっと、出来ることなら毎日読みたい。 もしかしたらだけど「川柳」も得意かもな。
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2017年01月24日(火) ■ |
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子どもや孫が、何十年後に発見したらどう思うかな |
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S.N.S花盛りの現代、各々が記者となり、毎日もの凄い量の記事が インターネット上にアップされ続けている。 このインターネットという、情報検索・発信システムが、 これから先、どれほど続くのかは予想できないが、 私が怖いのは、自分は削除したつもりでも、どこかに記録が残り、 何十年も放置されるということ。 例えば、個人の公開範囲が「友達限定」であったとしても、 その友達にシェアされたりすれば、全国に向けて、 いや全世界に向けて、プライベート情報を発信していることに 変わりない、といつも思っているのだが・・。 一番、気になっているのは、子どもや孫の記事や写真を、 可愛いでしょ?とばかり、全国に向けて投稿していること。 撮影場所や撮影時間など、いろいろな情報が記録されている 写真投稿は、犯罪者にとっては、とてもありがたい情報となるし、 もっと気になっているのは、投稿されている子どもや孫が、 何十年後に(その投稿を)発見したらどう思うかな、 ということである。 彼らの知らないところで、自分の赤ちゃん時代の写真などが、 世界に向けて発信されていることに、違和感を覚えてしまった。 自分の写真なら、まだ諦めがつくけれど・・ 子どもや孫たちの肖像権は、どうなるんだろうって。 考え過ぎかもしれないが、ネットは便利だけど怖いものでもある。
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2017年01月23日(月) ■ |
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予測不能な人間でいたいのだ。 |
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書籍「ドナルド・トランプ全語録」 (手嶋龍一監修・セプン&アイ出版刊・189頁)から。 第45代アメリカ合衆国大統領となった彼が、 どんな人間なのか、誰もが気になるところだが、 私は、彼の発した言葉を少しずつメモしていたら、なんと コンビニで、この本を見つけて、衝動買いをしてしまった。 そして、一気に読み終えた感想は、私を驚かせている。 なんと「やばい、何度も頷いてしまった」だったから。 暴言王なのか、戦略家なのか、まだまだ分からないけれど、 大統領選の予備選、本戦と勝ち抜いた事実だけは残っている。 本当に「ウツケ」なのか、これも「演技」なのか、 私たち日本人が大好きな戦国武将「織田信長」の匂いがする。 彼の残虐性を嫌う人もいるが、秀吉、家康よりも人間味があり、 好きだと言う人もいる。(汗) 私たちは、「大統領という枠」に入り切らない型破りな人物に、 行動が読めないから「危険」とレッテルを貼っている気もするし、 本当に、まだまだ判断を下すには情報が少なすぎる。 もし、このトランプ語録から、1つピックアップするとしたら 「私は自分がしていること、考えていることを、 人々に把握されることを好まない。予測不能な人間でいたいのだ。」 今の彼の発言、行動の元は、この考え方だな、きっと。
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2017年01月22日(日) ■ |
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「おまえ達」ではなく「おまえ」が大切なんだ |
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映画「日本一幸せな従業員をつくる! ホテルアソシア名古屋ターミナルの挑戦」(岩崎靖子監督)から。 1時間半に渡り、総支配人(GM)柴田秋雄氏の講演を拝聴した、 そんな感じで、メモが溢れた。 会社(リーダー)が従業員(スタッフ)を守り、 会社に大切にされていると感じた従業員が会社を守る。 その関係があるからこそ、お客も温かいおもてなしを感じ、 ホテルの応援団が、どんどん増えていったに違いない。 多くのメモから、私が選んだのは、総支配人の一言。 「『おまえ達』ではなく『おまえ』が大切なんだ」 スタッフは、きっとこう感じているに違いない。 「(彼は)ひとりひとりを、ちゃんと見ていてくれる」と。 これって、とても大切なことだな、とつくづく思う。 中間管理職の私にとって、上司からはこう言われたいし、 部下にはこう伝えたい、と感じるからだ。 「みんな」とか「あなたたち」といった、複数の単語ではなく、 「あなた」「おまえ」「(名前)」が大切なんだ、必要なんだ、 そう言われたら、やっぱり頑張ってしまいそうだから。 作品冒頭、こんなフレーズから始まる。 「なぜか何度も来たくなる場所」とナレーターが呟いたあと、 「どうも従業員に秘密があるらしい」・・なるほどなぁ。
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2017年01月21日(土) ■ |
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「読書感想文、好きな人?」「は〜い」(汗) |
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地元の本屋さんと、子育てサークルの女性たちが、 コラボレーションで始めた「ビブリオバトル」イベント、 「本が好きな子、この指と〜まれ!」の第1回。 簡単に言えば「本の紹介コミュニケーションゲーム」。 私は3年ほど前、図書館長の時にこのゲームを知り、 何人かに声を掛けたが、お薦めの本を持ち寄ることは出来ても、 なかなか「ゲーム」としては実現に至らなかった記憶がある。 今回はそんな経験も活かし、何かお手伝いすることがあれば、と、 仲間に入れてもらった。 冒頭主催者から「読書感想文、好きな人?」と言われ、 思わず「は〜い」と手を挙げてしまった私であるが、 周りをみると、手を挙げてる子が誰もいない。(汗) 本は好きだけど、読書感想文は、ちょっと・・というのも分かる。 けれど、この「ビブリオバトル」を何回か経験すれば、 その本を読んだきっかけや、その本の好きな部分、好きな言葉、 さらには、その本で自分がどんな気持ちになったかなどを みんなに紹介することになるから、簡単に読書感想文が出来上がる。 それを前提に「だから、みんなに読んで欲しい」と纏めれば、 「書評」「読書レビュー」の完成となる。 著者の想い・企画とは違っても、それはそれでいいんじゃないかな。
P.S. キャッチコピーは「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」 3年前の私の日記(参考になりませんが・・) http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=40832&pg=20131106
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2017年01月20日(金) ■ |
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こんな街で死ぬとは・・ |
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映画「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」 (ピーター・ランデズマン監督)から。 ジャーナリストとして長年活動してきた監督だったからか、 「綿密な取材に基づき描いた」感じがして、物語性は不明。(汗) ドキュメンタリー映画に分類したほうが、分かりやすい。 だからこそ、1つひとつの台詞にも、本当にこんなことを言ったかも ・・と思わせるリアル感が伝わってきた。 特に、タイトルとなっている「パークランド病院」内の手術の様子は、 「脈はない、心拍はあるぞ」の台詞で、即死じゃなかったんだと知り、 「それは?」「コルセット?」「何のために?」「どうでもいい、外せ」 など、短い台詞が当時の緊張感を表現していた。 印象的だったのは「許可なく、テキサス州から(遺体を)動かすな」と テキサス州の法律に従うよう関係者が主張して、国と地方が小競り合う、 そんな時、連邦警察(FBI)かシークレットサービスの誰かが、 「こんな街で死ぬとは・・」と呟いた台詞。 ワシントン(首都)だったら、こんな面倒くさいことはないのに・・ そう言いたげな態度が、面白かった。
P.S. 大統領暗殺犯とされる、リー・H・オズワルドが兄に語った台詞。 「『証拠』とやらを信じちゃいけない」 やっぱりこのフレーズが、一番意味深だったなぁ。
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2017年01月19日(木) ■ |
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そこかしこで 何かしら しゃべってる |
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最近、年齢を重ねたこともあり、視力が落ちないうちに、と 「映画鑑賞」や「読書」に時間を使うことが増え、 SNSから、少し距離を置いている。(笑) 普段ご無沙汰している友人たちの行動がわかっていいけれど、 とりわけ、知らなくても困らない情報も溢れている。 多くの人たちが喫茶店で雑談しているようだな、と感じていたら、 ある人が、SNSの頭文字を使ってこう表現していた。 S (そこかしこで) N (何かしら) S (しゃべってる) そうそう、そんな感じです・・と「いいね」を押した。 と言うことは、投稿した本人はけっこう真面目に書いても、 受け手は、そばで雑談を聞いている程度にしか思っていない。 本当に興味のある人たちは「ホームページ」を基本に、 同じ方向性を持つ人たちとグループを組みながら、 SNS以外の場所で、しっかり活動しているということだろう。 誰かが、最近見つけた面白いことについて話している程度の 「何かしら」は、いつまで続くのだろうか? 「友達の数」イコール「読んでる人の数」ではないことは、 誰もがわかっているだろうけれど、誰にも読まれていない、 そんなこともありえるかもしれない。 まぁ、投稿自体が、自己満足の世界だからなぁ。
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2017年01月18日(水) ■ |
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話を聞いてもらわなきゃ人の心をつかめない |
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映画「帰ってきたヒトラー」(デビッド・ベンド監督)から。 ナチスドイツ時代からタイムスリップした、ヒトラー本人が、 現代の社会でも、若者を始め、多くの国民に受け入れられ、 皆がその魅力に惹かれていく様子が、妙に理解できた。 その基本は、より多くの国民の声に耳を傾けるヒトラーであり、 それを情報として、課題を見つけ、分析し、解決策を指示する。 そこには、ヒトラーのイメージに付きもののカリスマ性はない。 どんな人にでも丁寧に傾聴するリーダーの姿がそこにあった。 そして、自分の主張をどう聴いてもらえるか、に知恵を絞った。 人の心を掴むためには、立派な意見が必要ではなく、 聴いてもらえるかどうか、が大切だと言いたげだった。 「(道化)役に満足で?」と問いにも 「何の役でもいい。話を聞いてもらわなきゃ人の心をつかめない。 道化役も喜んでやる」と言い切るシーンが心に残る。 さらに「1933年の当時、大衆が(私に)扇動されたわけではない。 彼らは計画を明示した者を指導者に選んだ。私を選んだのだ」とも。 今のリーダーに足りないのは、 「確固たる世界観で、常に正しい結論が出せる」能力なのだろう。 なぜ、ドイツ国民が当時、ヒトラーを選んだのか、 ちょっぴりだけど、わかる気がしてきた。(汗)
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2017年01月17日(火) ■ |
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ジョギング1000km歩いた! |
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今年は「1000」という数字が、キーワードかな。 正月に「映画レビュー1000作品を目指す」と宣言し、 少しずつ観ているのだが、それよりも先に達成したのが 「ジョギング1000km歩いた!」という勲章。 なにを隠そう「ポケモンGOのメダル」の1つであり、 毎日毎日歩いている私が、一番欲しかった記録。 GPSを利用してのゲームだからこそカウントできた数字。 ゲームを始めたのが、昨年(2016年)7月23日だから、 6ケ月を待たずに、約1000キロ歩いたことになる。 「ポケモン図鑑」は、まだコンプリートしていないが、 これもまた、相棒を連れて歩くことによりアメをゲットし、 さらに進化を繰り返し、1つずつ埋めていきたいと思う。 あとは、無理をせず、メダルを増やしていけたら、 このゲームがなくならない限り、続けている気がする。(笑) このシステムを参考にして、面白いことやろうっと。
P.S.(ちなみに・・) 2012.1.1から今日まで歩いた歩数は、20,169,226歩。 60㎝/歩で、12,102㎞。フルマラソンでは、286.8回分。 2017年は、2,620㎞。フルマラソンでは、62.1回分。 私って、本当に、貯まる数字が好きだよなぁ。
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2017年01月16日(月) ■ |
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一緒にいると刺激を受けるの |
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映画「ヤング・アダルト・ニューヨーク」 (ノア・バームバック監督)から。 40代の熟年夫婦が、20代のカップルと知り合って、 いかに自分たちが、デジタル世界にハマっているか反省する。 そして、若い人たちと行動を共にしながら、 本当に大切なものは何かを、少しずつ気付いていく。 今の中年・高齢者たちは、必死にデジタル社会を取り入れ、 流行にも敏感でありたいと、SNSにも挑戦している。 それに比べ、若い世代は、デジダル・アナログを使い分ける、 そんなライフスタイルを楽しんでいるようだ。 それを象徴するように、画面にはいろいろなシーンが流れる。 中年層が、調べものもゲームもテレビも、ネットを活用し、 健康のためにと、トレーニングジムで汗を流す。 一方若者は、レコード、ビデオテープ、本、タイプライターなど、 良いものは、アナログでも工夫して使うし、 ゲームは大勢でワイワイできるボードゲームなども取入れる。 運動も、わざわざジムに行かず、外で仲間とバスケットボール。 そんな生活を垣間見て、熟年夫婦が同世代の友達夫婦に呟く台詞が 「一緒にいると刺激を受けるの」 刺激とは、何でも新しいものを受け入れることではなく、 縁がないと感じていた世代の人たちとのコミュニケーションかも。
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2017年01月15日(日) ■ |
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「三厄揃い踏み」の厄除祈願 |
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三嶋大社の初詣では、あまりの人の多さに躊躇い、 13日の金曜日を横目で見ながら、大安吉日の今日、 寒風で凍えるような中、三嶋大社に家族で出かけた。 理由は、以前から気になっていた「厄除」。 妻が「前厄」、私が「本厄」、娘が「後厄」、 家族3人とも「厄年」とあって、何かあってでは遅いから、 早いうちにお祓いしなくちゃ、となった。 題して「『三厄揃い踏み』の厄除祈願」(汗)。 こういう「厄除」は「神頼み」に限る。 なぜか、キリストではなく、仏様でもないところが日本人。 何か事が起きると「厄年なのに厄除しないから」と不安になり、 傷か小さければ「厄除していたからこの程度でよかった」と、 安堵する。また、悪い事が続くと「お祓いに行ってこいよ」と、 誰彼となく口にする。 しかし、不思議なもので「厄除祈願」を終えた途端、 なんとなく「今年はこれで安心だ」と思うところが小市民。 昨年「前厄」だったのも知らずに1年を過ごしたのに、 いい気なものだと我ながら思うけれど、これで一安心だな。 帰宅して、ホットワインなんか飲みながら書いている私、 今年は「本厄」だってことをもう忘れている。(笑)
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2017年01月14日(土) ■ |
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ポケモンに 「今年も宜しく」と 声を掛け |
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若者たちにとって、もう流行が過ぎたのか、 スマホ片手に街中を歩き回っているのは、中年と高齢者。 そんな話を耳にしても、私の中では「マイブーム」(汗) 知らず知らずに、歩行距離が延びているし、 平日の通勤と休日の散歩には、欠かせないアイテムとなった。 ただ、スマホに向かって、独り言が多くなった気がする。 「よ〜し、ラッキー」の時もあれば「いい加減にしろよ」、 「くそっ、ふざけんな」と、普段使わないような言葉も、 画面の中のポケモンに向かって、呟いている自分が可笑しい。 時々「ポケモンGO」をネタにした「5・7・5」を作っては、 手帳にメモして遊んでいる。 今回の「気になる一言」も、その1つ。 ■ポケモンに 「今年も宜しく」と 声を掛け ■新年の サンタピカチュウ 相手せず ■年下を 「師匠」と仰ぎ 指導受け ■この歳で 千本デビュー ワクワクし ■走らない ポッポマラソン 息切れず わかる人にしかわからない(笑)、標語みたいなものだけど、 若者たちとも共通の話題が出来て、これはこれで楽しいな。
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2017年01月13日(金) ■ |
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「後悔しない」と「後悔したと言わない」 |
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映画「ある愛の詩」(アーサー・ヒラー監督)から。 この名作のレビューは、ちょっと勇気がいる。(笑) あまりに有名であるのと、鑑賞した時期・年齢によって、 感想がまるっきり違うからだ。 それは、映画「道」(フェデラー監督)の感想と似ている。 「えっ、こんなシーンあったっけ?」という呟きとともに、 若い頃に感じた感想とはまったく違った印象が残ったから。 この映画の有名な台詞(たぶん3回くらい繰り返された) 「Love means never having to say you’re sorry.」が、 「愛とは決して後悔しないこと」と訳すよりも、 「愛とは決して『後悔した』と言わないこと」と訳した方が、 この物語には、ぴったりあっているような気がした。 (以前、そんな話を耳にしたので、確かめたくて・・) 「パリや音楽を私から奪ったと思う?」 「私は平気よ、信じられないなら、死ぬ前に出てってよ」 「信じるよ、心から・・」「それでいいわ」 こんな会話をメモしていたからだろうか。 たとえ心の内では「後悔」していても、愛する人には 「後悔したと言わない」ことが、本当の愛だ、と感じる。 やっぱり「ラブ・ストーリー」、奥が深いな。
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2017年01月12日(木) ■ |
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沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない |
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映画「ザ・ブリザード」(クレイグ・ギレスピー監督)から。 「事実に基づいた物語」の表示で始まる作品は、 どうしても、事実にどれだけ忠実なのか、さらに、 監督はこうした事件・事故のどこにスポットを当てて、 視聴者の私たちに、何を伝えたいのかが知りたくなる。 実は、この作品も同じだった。 夜の海、それも大荒れの海が舞台だから、画面全体が暗い。 陸上や部屋の中のシーンでさえ、明るい映像は少なかった。 その中でメモした台詞は、監督の伝えたかったことなのか? そんな疑問まで持ちながらの鑑賞となってしまった。 選んだ台詞は、実際にあった話として 「沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない」。 ただ、こんな大きな事故ではないにしても、 毎年、毎月、海の上の事故は発生しているだろうから、 その度に危険を承知で行動し、陸上の消防士と同じように、 家族は常に、ハラハラドキドキの日々を過ごしている。 仕事に真摯に向き合っている夫(恋人)を誇りに感じながらも、 何もあなたが無理しなくても、という感情が入り乱れる様子は、 こういったドラマにはつきものだ。 消防や救急、自衛隊(海外では兵隊)がドラマになりやすいが、 海上の沿岸警備隊も、頑張ってますよね、監督。(笑)
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2017年01月11日(水) ■ |
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箱根5区は、箱根駅伝で1番輝く場所だ |
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毎年、楽しみにしている正月の箱根駅伝。 毎年、その区間の走り方を参考にして、1年の過ごし方を決め、 20年間(10区×前半・後半)を過ごしてきたが、 昨年「気になる一言」の小冊子(10冊=10区)を発行した時点で、 その楽しみ方も、コールを迎えた。 では、これからは・・と考えたとき、放送の中で耳にする 「監督のアドバイス」をメモしてみよう、と思った。 定年まであと2年に控え、後輩たちを育てなくては・・と、 真剣に感じているからだ。 走っている選手も「監督の声が力になる」と言い切っている。 テレビを観ながらメモした台詞は、頷くことばかりだった。 「箱根5区は、箱根駅伝で1番輝く場所だ」 「風が強いのは、みんな一緒なんだ」 「キャプテンがチームで一番情熱をもっていなければいけない」 「いい感じ、いい感じ、ここからだぞ」 (もしかすると、監督の台詞じゃないかもしれないが・・) それを仕事に応用して、使うことだって出来る。 「産業観光課は、行政の仕事で1番輝く場所だ」(笑) あっ、わが課のスタッフに言い返されるかもなぁ。 「課長がチームで一番情熱をもっていなければいけない」。 さぁ、もう少し、お仕事、頑張ろうっと。(汗)
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2017年01月10日(火) ■ |
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「おんな城主 直虎」は「生きる勇気」を届けます! |
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今年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。 毎年「第1回」を観てから、感想を書いている気がするが、 その前に、気になるのは「制作意図」。 日曜日の夕方・夜、ほぼ毎回(50回)観るのだから、 この作品が、私に何を伝え、何を気付かせてくれるのか、 ホームページで確認してみたら、こう書いてあった。 「幼き日に交わした、いいなずけとの熱い約束を胸に、 ひたむきに道を切り開く直虎。その覚悟と行動力を目にして、 ばらばらな家臣団が頼れるチームに、政敵が最良の伴侶に、 ライバルが心許せる友にと変わってゆく。 この数奇な運命に翻弄された主人公の生きざまの中に、 天下人にはならないが、絶対滅びない『本当の強さ』を求めた リーダーの知恵が満ちている。」と。 そして、最後に1行。 「一途な愛を貫き、熱くしたたかに生き抜く主人公の姿を通して、 『生きる勇気』を届けます!」 う〜ん、何となくわかりにくい「制作意図」だが、(汗) 女性主人公の大河ドラマの難しさを見た気がするなぁ。 今回のキーワードは意外と「竜宮小憎」だったりして・・(笑)
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2017年01月09日(月) ■ |
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どこに何があったか覚えておいてください |
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ドキュメント映画「千年の一滴 だし しょうゆ」を 地元の映画館で上映した際に、監督の柴田昌平さんと出会った。 そんな彼から、ある人を通じて、HELPのメッセージが届き、 休日だし、私でよければ・・と撮影の協力(雑役等)を申し出た。 私も若い頃、エキストラとして参加していた映画制作現場であるが、 キャストではなく、スタッフは初体験なので、非常に面白かった。 スタッフといっても、専門の知識はないし単なるお手伝いだが、 本番撮影前に、カメラアングルや照明の強弱を決めるために、 キャストが立つ位置に変わりに立ってみたり・・全てが新鮮だった。 映画って、撮影する前の準備(段取り)に時間のほとんどを要し、 本番の撮影時間は僅かであることも理解できた。 中でも、撮影画面に入る風景で、必要ないものを取り除く作業は、 ワンカットでも手を抜かない、制作スタッフの意気込みが伝わる。 余分なものを、画面からできるだけ取り除くことにより、 映したい対象物が、より鮮明に浮かび上がることも知ったが、 その作業で私に与えられた仕事が、一番面白かった。 それが「どこに何があったか覚えておいてください」。 撮影が終わったら、元の位置に戻さなければならないからだ。 紙切れに書かれたメモ、電話番号一覧表、カレンダーの位置、 意味もなく掲示されているのではなく、それぞれに意味がある。 撮影後、なんとなく以前と目の動きが変わってしまった、では、 だめなんだろうなぁ。
P.S. 準備から段取り、本番、片付けまで、勉強になりました、はい。
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2017年01月08日(日) ■ |
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天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ |
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映画「ジュラシック・パークIII」(ジョー・ジョンストン監督)から。 またまた「大丈夫よ、心配ないわ」という台詞から始まり、 「まさか、こんなことになるとは・・」が繰り返されてしまう。 「自業自得」という四字熟語が頭に浮かぶほど、 現代人の危機感のなさが、大きな事件に繋がってしまうことを、 この作品を製作する人たちは、伝えたかったのだろうか。 逆に「危険」と判っていても、時には足を踏み入れることが必要だ、と メッセージを残しているのだろうか。 こんな会話をメモして、気になっている。 「男の子には、2つのタイプがある」という台詞で始まり、 「天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ」と続く。 そのあと「天文学者や古生物学者は、安全な場所で驚異の物を研究する」 「(でも)宇宙には行けない・・・」「そのとおり」 宇宙に行きたかったら、危険と隣り合わせの「宇宙飛行士」になるしかない。 恐竜について知りたかったら、今も恐竜が住む「ジュラシック・パーク」に 足を踏み入れるしかない・・と、若者の冒険心を煽っている気がする。 映画と判っているけれど、やはり「ジュラシック・パーク」は閉園。 恐竜たちは、絶滅させた方がいいな、と妙に真剣になってしまった。(汗) シリーズ第一作に、こんな台詞があったのを記憶している。 「恐竜は、森林破壊やダム建設で絶滅したのではない。 地球上での生息期間を全うして、自然淘汰された生物だ」 この映画のコンセプト・軸は、どこを向いているのだろうか?
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2017年01月07日(土) ■ |
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構築にお金がかかっていないから、運用にお金を払わない |
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あるまちづくりの会議で、こんなコメントがあった。 「お金がかかっていないから、運用にお金を払わない」 全国のまちづくりの状況を知っている方からすれば、 伊豆の市町は、個々に自分たちの情報発信をしていて、 「伊豆全体の情報がない」と、嘆いていた。 また、行政のPR下手を指し「やりっぱなしのことが多い」と 辛口のコメントも、メモの対象となった。 しかも「どうしてやりっぱなしなのか?」という疑問には、 簡潔明瞭に答えてくれた。 「構築にお金がかかっていないから、運用にお金を払わない」 伊豆全体のサイトは、各市町の協力を得て情報を集め、 あまりお金をかけずに、出来上がってしまう。 しかし、お金をかけないから、その活用にもお金をかけない。 つまり「やりっぱなし」になってしまうということ。 自治体が「箱モノ行政」で批判を受けるのも、作って終わり、 運営・維持管理には予算をかけないから、と言われた気がした。 こういう視点は、とても参考になる。
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2017年01月06日(金) ■ |
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抜け駆けの功名は、手柄にならん |
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映画「七人の侍」(黒澤明監督)から。 遠い昔(笑)鑑賞したが、なぜか急に観たくなったのは、 映画「二つ星の料理人」で、主人公がこんな台詞を言う。 「『七人の侍』を観た?、あれは俺の理想だ」。 映画好きであり、好奇心旺盛の私にとって、 どの部分が理想なのか、知りたくなったからである。(汗) 言い争いのシーンにも、うぐいすの鳴き声や琵琶の音が BGMに使われていて、そのギャップが妙だったが、 作品を貫いているものは、チームワークの大切さ。 仲間集めから始まる、強いチームの作り方も参考になったし、 一人ひとりは個性的だが、自分の与えられた役割を意識し、 たった七人で、40人近い野伏せに立ち向かう設定も面白い。 「抜け駆けの功名は、手柄にならん。 いいか、よく聞け。戦は一人だけでするものではない」 志村喬さん演じる、浪人の野武士が言い放つ。 強い相手に立ち向かっていくとき、必ずと言っていいほど、 個人成績より、チームの勝利が優先される。 それは、戦国時代の戦だけでなく、現代の野球やサッカー、 チームスポーツには欠かせない考え方となっている。 それはまさしく、三つ星の称号を手にいれる料理の世界も同じ。 いい映画を作るのも、やはりお互いを信じあえる団結力。 そして、それをまとめあげる「リーダーの先見性」。 学ぶべきことは、いっぱいあったなぁ。
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2017年01月05日(木) ■ |
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しもさんの「2016年(平成28年)の成果指数」(公表) |
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先日、少しずつ続けてきたものを止めていこうと思う、と書いたら、 同じ頃「しもさんへ、平成28年の集計できましたか?」という、 私の成果指標を楽しみにしてくれている人からメールが届いた。 そこで例年のように、自分の成績表として報告していた 「しもさんの2016年(平成28年)の成果指数」公表したい。 万歩計・4,365,843歩。(目標366万歩) 読書・29冊、映画・100作品、講演会・24回、コンサート等・16回、 美術館・7館、献血・5回、新聞投稿(掲載)・1回。 1年の成果としては、驚くほどの数字は残せなかったけれど、 成果指標の1つずつに対して、メモを取り整理してあるから、 読み返すだけで、その時の様子が甦ってくるから不思議だ。 もっと若い頃から、この成果指標を考え、コツコツ貯めていれば、 きっと今頃は、全国を講演して回っていたな。 「誰でも出来る事を誰でも出来ないくらい続ける」をテーマに。(笑) それでも、今年は長期的目標にしていた、ある数字に届くチャンス。 それは、映画「累計1000作品」のレビュー。 観た映画作品の感想を「気になる一言」にしているだけだが、 現在952作品だから、あと48作品で1000作品となる。 月4作品のペースで鑑賞すれば、なんとか達成できそうだ。 さて、記念すべき1000作品目は、どんな作品になるだろうか。 これまた、今年の楽しみがひとつ増えたなぁ。
P.S.退職してからの楽しみは、 新聞投稿(掲載)100回。(現在85回) 献血100回。(現在62回)
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2017年01月04日(水) ■ |
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あんなきれいだったら魚も楽しいだろうね |
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仕事始めの今日、一番言われた台詞が「『嵐ツボ』見た?」。 1月3日の午後「嵐ツボ」なる番組で、柿田川が紹介されたらしい。 (御覧になった方、いるでしょうか?(汗)) それも「まだ決まっていないランキング」というコーナー、 「日本のきれいな川 水中絶景ランキング」1位だったようだ。 番組録画していた「嵐ファン」の妹が、DVDにして届けてくれた。 帰宅後、じっくり鑑賞したら、開始46分ころから始まり、 世界の水中を撮影しているプロのカメラマンが選び、紹介し、 その映像を見た「嵐」のメンバーが、コメントをしている。 3位「徳島県海部川」2位「熊本県矢形川」1位「静岡県柿田川」 どれもきれいだったが、わが町に流れる「柿田川」の水中を見て、 メンバーの会話が面白すぎた。 「川はあんまり見たことなかったけど、なにか、 いっぱいああいうの生えてるもんなんだね。緑っていうか」 「ああいうところに生えてるんだね」 「それもすごいし、あんなきれいだったら魚も楽しいだろうね。 何でも見えちゃうんでしょ、あれ」 「透明度がとっても高い川たちでした」・・・ 「唯一魚の気持ちになって見てたんですね、VTRを」 「そうそうそう、あれは初めて見た」 どれが誰の発言なのか「嵐オンチ」の私には、わからないけれど、 「魚も楽しいだろうね」という発言は、嬉しかった。 観光客の視点ではなく、魚の視点って、とても大切だと思うから。 鮎などの魚たちは、この絶景を見ながら楽しみながら泳ぎ、 カワセミなどの鳥は、この川に首を突っ込みエサを採るんだよなぁ。
P.S. 後から確認したら「大野君」の発言とのことでした。
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2017年01月03日(火) ■ |
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試してみたのは「1日10000歩を達成しないこと」 |
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続けることには、何の抵抗もない私が、 いざ「止める」ことに対しては、けっこう努力がいる。(汗) 長年の経験から、なんでも「続けるコツ」を掴んでしまったのか、 一度、始めるとなかなか止められない現実が、私を苦しめている。 基本となるWEB日記「気になる一言」は、 2001年01月18日(木)から、ほぼ毎日(17年)続けているし、 その後友人の勧めで始めたメルマガも「5500号(15年)」を超えた。 数年前から、健康のために、と始めた、万歩計・1日10000歩以上も、 平日、往復4キロの徒歩通勤と、昼食後の散歩を兼ねた町内探検、 さらには、週末早朝の柿田川の写真・動画撮影が加わり、 最近では、あっという間に、10000歩に達成してしまう始末。 その上「ポケモンGO」を楽しみながら、ちょっと遠回りをすると、 知らない間に「万歩計」の数字は、驚く数字を表示している。 実は、1日10,000歩以上は、昨日(1/2)で、100日連続を達成。 (2017/9/25〜2018/1/2までの100日間、max 34,793歩) そこで今日、試してみたのは「1日10000歩を達成しないこと」。 意識的に、続けないって、こんなに大変なんだ、と苦笑いしながら 「箱根駅伝のテレビ観戦」と「DVD映画鑑賞」に没頭している。 なんとか、目標が達成しそうだけれど、こうでもしなければ、 自分の体が悲鳴をあげているのも気付かず、続けてしまうから。 これから、少しずつ、続けてきたものを止めようと思う。 定年まで、あと2年。そんな「断捨離」を心掛けたいな。
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2017年01月02日(月) ■ |
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平成29年の書き初めは「一所懸命」 |
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数年前から書き始めた「書き初め」。 上手、下手に関係なく、今年はどんな年にしたいか、 どんな気持ちで1年を過ごしたいか、なんて考えながら その想いを、筆文字にしているのだが・・。(汗) 平成25年「日日是好日」、平成26年「自分に厳しく他人に甘く」 平成27年「刺激しあう」、平成28年「柿田川三昧」と、 年頭の行動宣言みたいなつもりで書き続けてきた。 そして、平成29年の書き初めは「一所懸命」。 「一所懸命」とは「中世(鎌倉時代の頃)の武士たちが、 将軍様から預かったり先祖代々伝わっている所領(土地など)を 命懸けで守ったことに由来しているのは、ご承知の通り。 私にとっては「一生懸命」との違いなど、どうでもいい。 残された2年の公務員生活をどう過ごそうか、と考えた時に、 この「四字熟語」がばっと頭に浮かび、書き初めにした。 職場て与えられたポスト(役割)を自覚して、 守るところは守る、攻めるところは攻める、を念頭に置きたい。 (決して「守りに入る」と言うことではなく・・・) ちなみに、辞書によると「懸ける」とは、 「大切なものを失う覚悟、強い決意で行動する」の意。 それくらい切羽詰まった状態に自分を追い込みながら、 適度なブレッシャーを感じながら、それを追い風としたい。 不思議なことだが、書き初めなど、何度も書き直し書いてみると、 自然と、自分の潜在能力が覚えているのかもしれない。 そのためには、どう行動すればいいのか、 きっと「改善点」ではなく「改善策」を書き出すことだな。
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2017年01月01日(日) ■ |
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「2016の熟語」・・「ポケモンGO」に決定 |
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9年前から、年末恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、 プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。 元旦に、大晦日まで使いきった、昨年の手帳を開きながら書き出した、 2016年・月別の熟語は 1月・Family Drive (週末は、家族行動が多かった) 2月・iMovie (動画編集の面白さにハマった) 3月・団体・人間ウォッチング (一緒に行動するとわかることがある) 4月・切り株 (ブックフェス用の準備が楽しかった) 5月・ブックフェス (イメージどおりのイベントができた) 6月・映画「三島食堂」 (初めて制作したショートムービー) 7月・15万超えリーチ (柿田川evol.1本の動画アクセス数) 8月・ポケストップ巡り (楽しみながら清水町を知る機会) 9月・京都グリーン車旅行 (往復グリーン車、ゆったりした時間) 10月・ボケモンGO (1日平均15,000歩超、陰の立役者) 11月・北海道清水町災害復興支援 (毎週イベントで特産品販売) 12月・8/11 議会答弁 (11人中8人の質問に答弁。補佐に感謝)
選考委員長(私自身)の弁 一番驚いたことは、何気なく投稿した「柿田川」の1動画が、 「いいね」「シェア」の連続で、海外からもアクセスが続き、 最終的には、168,623のアクセスを受けた。 情報発信のヒント・コツを掴んだ気がした出来事であり、 その後も、毎日500〜1,000件のアクセスが続いている大ヒット。 しかし、2016年の熟語は「ボケモンGO」を選んだ。 たぶんスマホでゲームなどはしないと思っていた私が、 平日は、職場への通勤往復時に、週末は柿田川撮影の合間に、 スマホ片手に、楽しく町内を歩き回ったこともあるし、 そのお陰で、毎日計測している万歩計がグンと伸びて、 「1日平均15000歩超」という記録まで達成してしまった。 (実は12月は、1日平均17000歩超という、大記録まで・・) まさしく、私のライフスタイルの変化をもたらした、 「ボケモンGO」を、1年間を代表する標語、として残したい。 「2017年」を代表する熟語は何だろうなぁ、 「ボケモンGO」、2連覇もありえるから、面白くなりそうだぞ。
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